JPH069174Y2 - 重ね葺き式外装用金属パネル - Google Patents

重ね葺き式外装用金属パネル

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JPH069174Y2
JPH069174Y2 JP1986160233U JP16023386U JPH069174Y2 JP H069174 Y2 JPH069174 Y2 JP H069174Y2 JP 1986160233 U JP1986160233 U JP 1986160233U JP 16023386 U JP16023386 U JP 16023386U JP H069174 Y2 JPH069174 Y2 JP H069174Y2
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roof
panel
rising
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弘 志田
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スカイアルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建築の屋根または外壁等を板状瓦のように
葺くにの用いる外装用の金属パネルに関するものであ
る。
従来の技術 建築の屋根等に用いられる従来の板状瓦としては例えば
スレート瓦がある。第10図ないし第12図は一般的に
使用されているスレート瓦およびその施工状態を示すも
ので、頂点1aと両肩1b,1bを有する板状五角形に
形成されたスレート瓦1は、頂点1aと少なくとも一方
の肩1bとを葺き上げ用位置合せに使用して、各スレー
ト瓦1の上部で他のスレート瓦が重ねられる重ね部Aに
複数形成された釘孔2に釘3を打って屋根の野地板4あ
るいは垂木5に固定して屋根勾配下方から上に向けて順
次葺き上げられ、各スレート瓦1の下部の露出部Bが葺
き上げ後も露出して美しい外観を呈するようになってい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、スレート瓦を使用する場合は一般に重量が重い
ため建物の梁や柱等の構造材として強度の大きな材料が
必要とされ、建築コストを高くする原因となっていた。
またスレート瓦は割れ易いため、屋根葺き時あるいは施
工後の屋根面歩行等により簡単に割れてしまう恐れがあ
った。またスレート瓦は比較的高い吸水性(約9%)を
有しているため経時劣化してさらに脆くなるという問題
点があった。
また前記スレート瓦1の場合には、釘孔2の位置が屋根
の野地板4等から離れて浮いた状態(第12図参照)で
釘止めするため釘打ち時に破損し易く、施工に熟練を要
するとともに、釘孔から雨漏りし易いという問題点があ
った。
さらに、前記スレート瓦1の場合には、重ね部Aの上に
別のスレート瓦が密着し、この重ね部Aの部分の隙間が
毛細管現象を起して雨漏りの原因となり易く、そのため
屋根勾配を大きくする必要があるという問題点があっ
た。
また、毛細管現象の発生を防止するため、重ね部に凸条
(実開昭55−62719号)や小さい溝を形成した屋
根材があるが、これも長期的には凸条や溝の部分に塵埃
等がたまってしまい、その結果毛細管現象が生じて雨漏
りの原因となっていた。
この考案は上記の問題点に鑑みなされたもので、軽量で
あり、破損しにくくかつ耐久性に富み、また毛細管現象
等の原因による雨漏りの発生を防止した重ね葺きタイプ
の外装用金属パネルの提供を目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段としてこの考案に係る
重ね葺き式外装用金属パネルは、建築の屋根あるいは外
壁等に水勾配下方から水勾配上方へ向けて一部が重なる
ようにして順次葺き上げる外装用金属パネルであって、
かつ上面側に重ねられる別の金属パネルの側縁部同士が
下面側の金属パネルにおける水勾配方向に対し直交する
方向の中央部で互いに接して並べられるようにした外装
用金属パネルにおいて、上面側に別の金属パネルが重ね
られる重ね部の周縁にはこの周縁部を上方へほぼ直角に
折曲形成した立上りリブを、また葺き上げ後も露出する
露出部の周縁にはこの周縁部を下方にほぼ直角に前記立
上りリブと等高となるように折曲形成した下がりリブ
を、それぞれ一定の高さで連続して形成し、かつ前記重
ね部の水勾配方向への長さが、露出部の水勾配方向への
長さよりも大きくなるように設定して、重ね部の中央部
の水勾配方向上端部分の立上りリブの上端に、上面側の
別の金属パネルの重ね部の側縁部の立上りリブに相当す
る部分のパネル裏面が接するように構成したことを特徴
としている。
作用 上記のように構成することにより、金属パネルの重ね部
の周縁の立上りリブおよび露出部の周縁の下がりリブが
補強リブの役割を果たして、パネル板面に補強効果が与
えられるばかりでなく、重ね葺きされる金属パネル間
(上面側の金属パネルと下面側の金属パネルとの間)
に、下面側の金属パネルの重ね部の周縁の立上がりリブ
と上面側の別の金属パネルの露出部の周縁の下がりリブ
とによって完全に取囲まれる密閉空間が、一定の充分な
間隔をもって形成されて、上下に重なり合う金属パネル
間での毛細管現象の発生を防止できると同時に、その密
閉空間内への雨水の侵入を防止でき(1次防水)、さら
にはその密閉空間内に仮に雨水が侵入したとしても、そ
の密閉空間から金属パネルの下側の屋根基板側への雨水
の漏出を防止でき(水切り;2次防水)、雨漏りの発生
を確実に防止することができる。
すなわち、この考案の金属パネルにおいては、重ね部の
水勾配方向への長さが、露出部の水勾配方向への長さよ
り大きくなるように設定して、重ね葺きした状態で下面
側の金属パネルにおける重ね部の中央部の上端部分(水
勾配上下方向の上端部分;頂部)の立上りリブの上端
に、上面側の別の金属パネルの重ね部の側縁部の立上り
リブに相当する部分のパネル裏面が接するように構成し
ているため、重ね葺きされた上面側、下面側の金属パネ
ルの間には、下面側の金属パネルの周縁部の立上りリブ
と、上面側の金属パネルの周縁部の下がりリブとによっ
て周囲全体が途切れなく包囲される空間が形成される。
そして立上りリブ、下がりリブは、その高さが相等し
く、しかもそれぞれ連続して一定の高さで形成されてい
るため、立上りリブの上端、下がりリブの下端がそれぞ
れ別の金属パネルの板面(それぞれ裏面および表面)に
当接して密着するから、その空間は上下に一定かつ充分
な間隔を保った密閉された空間となる。このような密閉
空間の存在によって、上面側、下面側の金属パネル間へ
の毛細管現象に起因する雨水の侵入が防止される。一方
下がりリブそれ自体は、水勾配下方からの風雨の吹上げ
により前記密閉空間内に雨水が侵入することを阻止する
役割(1次防水)を果たす。そして仮に風雨の吹上げに
より雨水が密閉空間内に侵入してしまったとしても、立
上りリブが水切壁となるため、金属パネル下側の屋根基
板側へ雨水が漏出することが防止され、その結果、屋根
における雨漏りの発生を確実に防止できるのである。
実施例 以下この考案の実施例を第1図ないし第9図に基づき説
明する。
第1図ないし第4図はこの考案の第1実施例に係る重ね
葺き式外装用の金属パネルを示すもので、金属パネル1
1は、アルミ合金等の金属板をプレス成形し表面処理し
て耐食性を持たせるとともに着色を施した製品で、頂点
11aと両肩11b,11bを有する五角形に形成され
ており、頂点11aと少なくとも一方の肩11bとを葺
き上げ用位置合せの基準として使用する。
また一枚の金属パネル11は、パネル上部の前記頂点1
1aおよび両肩11b,11bを含む部分で、他の金属
パネル11が上方から重ねられる重ね部Aと、葺き上げ
後も露出するパネル下部の露出部Bとからなる。ここ
で、重ね部Aの水勾配方向への長さ(第1図において
“A”と示した長さ)は、露出部Bの水勾配方向への長
さ(第1図において“B”と示した長さ)よりも大きく
なるように定められている。さらにこの五角形の金属パ
ネル11の上部の重ね部Aの周縁には、この逆V字形の
周縁部を一定の幅で上面側にほぼ直角に折曲して、前記
頂部11aと両肩11b,11bを含む部分に立上りリ
ブ12が形成されている。また下部の露出部Bの周縁に
は、コ字形の周縁部を一定の幅で下面側にほぼ直角に折
曲して下がりリブ13が前記立上りリブ12と等しい高
さでかつその立上りリブ12と逆向きに形成されてい
る。
さらに、金属パネル11の前記重ね部Aには、ほぼ両肩
11b,11bを結ぶ線上の両端近傍と中央を外して中
間部に2箇所の合計4箇所に円筒状のボス部14がそれ
ぞれ形成されている。このボス部14は、バーリング加
工あるいはハーフピアス加工等により前記立上りリブ1
2と同様に上向きに突出するようにプレス成形され、各
ボス部14の上端には釘孔15がそれぞれ形成されてい
る。また、金属パネル11の周縁に形成された前記立上
りリブ12および下がりリブ13はそれぞれほぼ直角に
かつ互いに同じ高さで折曲されるとともに、立上りリブ
12はほぼ逆V字状に一連に一定の高さで連続し、下が
りリブ13はコ字状に一連に一定の高さで連続するよう
にそれぞれ形成されている。
そして、前記金属パネル11により屋根を葺く際には、
各金属パネル11の重ね部Aに複数形成された円筒状の
ボス部14の釘孔15に釘16を打ち付けて、該金属パ
ネル11を屋根の野地板17あるいは垂木18に固定
し、次の金属パネル11の下部により重ね部Aの上面を
覆うようにして屋根勾配下方から上に向けて順次葺き上
げられる(第2図〜第4図参照)。このとき、上面側の
金属パネルは、左右の金属パネルの側縁部同士が下面側
の金属パネルの中央部(水勾配方向に対し直交する方向
の中央部)において互いに接するように並べられる。そ
して第2図に詳細に示すように、下面側の金属パネル1
1の重ね部Aの水勾配方向上端部分(頂部11a)の立
上りリブ12の上端には、上面側の別の金属パネル11
の重ね部Aの側縁部(左右のパネルの互いに接する部
分)の立上りリブ12に相当する部分のパネル裏面が接
する。なお各金属パネル11の下部の露出部Bは葺き上
げ後も露出して美しい屋根の外観を呈するようになって
いる。
したがって、この第1実施例の金属パネル11を使用し
て葺き上げた屋根は、各金属パネルの露出部Bの周縁に
形成された下がりリブ13の下端が下面側に配設された
別の金属パネル11の上面に連続して当接し、また各金
属パネル11の重ね部Aの周縁に形成された立上りリブ
12の上端が上面側に配設された別の金属パネル11の
裏面に連続して当接して、上下の各金属パネル11の間
に、立上りリブ12と下がりリブ13によって周囲が包
囲される密閉空間が一定の間隔で形成され、この密閉空
間の存在により、上下間での金属パネル11同士の密着
による毛細管現象の発生を防止し、毛細管現象による雨
漏りを防いでいる。
また、下がりリブ13が露出部Bの下端から密閉空間内
への雨水の吹込みを防止(1次防水)し、さらに、仮に
露出部Bの下端から密閉空間内へ雨水が吹込んでも、下
面側に葺かれた金属パネル11の立上りリブ12が水切
り壁となって雨水等の屋根裏への浸入を防止(2次防
水)する。なお、釘孔15を円筒状のボス部14の上端
に形成したので、露出部Bの下端から雨水等が吹込んで
も釘孔15から雨漏りすることはない。
第5図は、この考案の第2実施例を示すもので、金属パ
ネル21は、第1実施例と同様のアルミ合金等の金属板
をプレス成形した製品で、蒲鉾の断面形状とほぼ同形に
形成されており、該金属パネル21は、上部(第5図に
おいて上側)の重ね部Aと下部(第5図において下側)
の露出部Bとからなり、重ね部Aの水勾配方向への長さ
は、露出部Bの水勾配方向への長さよりも大きくなるよ
うに定められている。
そして重ね部Aの周縁には、この周縁部を一定の幅で上
面側にほぼ直角に折曲して、一定の高さで連続する立上
りリブ22が円弧状に形成されている。また下部の露出
部Bの周縁には、コーナにRを持たせたコ字形の周縁部
を一定の幅で下面側にほぼ直角に折曲して下がりリブ2
3が前記立上りリブ22と等しい高さで逆向きに連続し
て形成されている。
さらに、前記重ね部Aには、該金属パネル21の幅方向
(第4図において左右方向)両端近傍と中央を外した中
間部2箇所の合計4箇所に、円筒状のボス部24が前記
立上りリブ22と同様に上向きに突出形成されている。
以上のような第2実施例の金属パネル21を葺き上げる
にあたっては、第1実施例の金属パネル11の場合と同
様に、上面側の左右の金属パネルの側縁部同士が下面側
の金属パネルの中央部において互いに接するように並べ
られ、かつ下面側の金属パネルの重ね部Aの水勾配方向
上端部分の立上りリブ22の上端に、上面側の別の金属
パネルの重ね部Aの側縁部の立上りリブ22に相当する
部分のパネル裏面が接する。そして上面側の金属パネル
と下面側の金属パネルとの間に、下面側の金属パネルの
立上がりリブ22と上面側の金属パネルの下がりリブ2
3とによって周囲が完全に包囲される密閉空間が形成さ
れ、前記第1実施例の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができる。なおこの第2実施例の場合、金属パネル2
1のリブ22,23を形成する周縁部にまるみを持たせ
ることによりプレス成形性が高められ、コストダウンが
図れる。
第6図および第7図はこの考案の第3実施例を示すもの
で、この第3実施例の金属パネル51は、その下部の露
出部Bの下端の輪郭を円弧状にした点が第1実施例と異
なる。なおこの第3実施例においても、重ね部Aの水勾
配方向の長さは、露出部Bの水勾配方向の長さよりも大
きくなるように定められている。
この金属パネル51は、上部の重ね部Aの周縁には、こ
の周縁部を連続して一定の幅で上面側にほぼ直角に折曲
して立上りリブ52が逆V字状に形成されるとともに、
この逆V字状の立上りリブ52からほぼ等距離の位置に
は、上端に釘孔55を有する円筒状の4個のボス部54
が前記立上りリブ52と同様に上向きに突出形成され、
また下部の露出部Bの周縁には、この周縁部をリブ52
と等しい一定の幅で連続して下面側にほぼ直角に折曲し
て下がりリブ53が円弧状に形成されている。
以上のような第3実施例の金属パネル51を葺き上げる
にあたっては、第1実施例の金属パネル11の場合と同
様に、上面側の左右の金属パネルの側縁部同士が下面側
の金属パネルの中央部において互いに接するように並べ
られ、かつ下面側の金属パネルの重ね部Aの水勾配方向
上端部分の立上りリブ52の上端に、上面側の別の金属
パネルの重ね部Aの側縁部の立上りリブ52に相当する
部分のパネル裏面が接する。そして上面側の金属パネル
と下面側の金属パネルとの間に、下面側の金属パネルの
立上がりリブ52と上面側の金属パネルの下がりリブ5
3とによって周囲が完全に包囲される密閉空間が形成さ
れ、前記第1実施例の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができる。なおこの第3実施例の場合、この金属パネ
ル51により屋根を葺くと、露出部Bの円弧状の輪郭が
魚鱗状に現われ(第7図参照)、優れた屋根の外観を形
成することができる。
さらに第8図および第9図はこの考案の第4実施例を示
すもので、この第4実施例の金属パネル61は、その下
部の露出部Bの下端の輪郭をV字状とした点が第1実施
例と異なり、その他の点は第1実施例と同様である。こ
のような第4実施例の金属パネル61により屋根を葺く
と、露出部BのV字状の輪郭が菱鱗状に現われ(第9図
参照)、前記第3実施例の金属パネルと同様に優れた屋
根の外観を形成することができる。
なお、前記各実施例においては金属パネルを屋根葺き材
に使用した場合について説明したが、屋根以外の傾斜壁
等の外装材として使用することができる。また金属パネ
ルの材料としては、アルミニウム合金の他に、鋼板等の
鉄系金属や銅板等の非鉄系金属を使用することができ
る。
考案の効果 以上説明したようにこの考案に係る重ね葺き式外装用金
属パネル、建築の屋根あるいは外壁等に用いる重ね葺き
式の外装用金属パネルにおいて、金属パネルの重ね部の
周縁には上方へ折曲形成した立上りリブを、また露出部
の周縁には下方に折曲形成した下がりリブを互いに等し
い高さとなるように、連続して同じ高さで形成したので
軽量で破損しにくくかつ耐久性に富むことから施工性が
良く、また屋根を葺き上げた際に重なり合う金属パネル
間において、立上りリブの上端および下がりリブの下端
がそれぞれ別の金属パネルの上面もしくは下面(裏面)
に当接して密着され、その金属パネル間に、下面側の金
属パネルの立上りリブと上面側の金属パネルの下がりリ
ブとによって周囲が完全に包囲される一定かつ充分な間
隔を有する密閉空間が形成されるので、上下の金属パネ
ル間で毛細管現象が生じることがなく、したがって毛細
管現象に起因する雨水の侵入による雨漏りが防止され
る。また、露出部の周縁の下がりリブが下方からの雨水
の吹上げによる前記密閉空間内への雨水の侵入を防止
(1次防水)し、かつ仮に密閉空間内へ雨水が侵入した
としても、重ね部の立上りリブが水切り壁となって金属
パネルの下側の屋根基板側への雨水の侵入を防止(2次
防水)するため、雨漏りの発生を確実に防止することが
できる。
したがってこの考案の金属パネルによれば、雨漏りの発
生を確実かつ充分に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの考案の実施例を示し、第1図
ないし第4図は重ね葺き式外装用の金属パネルの第1実
施例を示すもので、第1図は金属パネルの斜視図、第2
図は上下の金属パネルの重ね合せ状態を示す斜視図、第
3図はその金属パネルを用いた施工状態を示す俯瞰図、
第4図は同じく施工状態を示す断面図、第5図は第2実
施例の金属パネルを示す平面図、第6図および第7図は
第3実施例を示すもので、第6図は金属パネルの斜視
図、第7図は同じく施工状態を示す俯瞰図、第8図およ
び第9図は第4実施例を示すもので、第8図は金属パネ
ルの斜視図、第9図は同じく施工状態を示す俯瞰図、第
10図ないし第12図は従来例を示すもので、第10図
はスレート瓦の斜視図、第11図は同じく施工状態を示
す俯瞰図、第12図は同じく施工状態を示す断面図であ
る。 11,21,51,61…金属パネル、12,22,5
2,62…立上りリブ、13,23,53,63…下が
りリブ、14,24,54,64…ボス部、15,2
5,55,65…釘孔、A…重ね部、B…露出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築の屋根あるいは外壁等に水勾配下方か
    ら水勾配上方へ向けて一部が重なるようにして順次葺き
    上げる外装用金属パネルであって、かつ上面側に重ねら
    れる別の金属パネルの側縁部同士が下面側の金属パネル
    における水勾配方向に対し直交する方向の中央部で互い
    に接して並べられるようにした外装用金属パネルにおい
    て、 上面側に別の金属パネルが重ねられる重ね部の周縁には
    この周縁部を上方へほぼ直角に折曲形成した立上りリブ
    を、また葺き上げ後も露出する露出部の周縁にはこの周
    縁部を下方にほぼ直角に前記立上りリブと等高となるよ
    うに折曲形成した下がりリブを、それぞれ一定の高さで
    連続して形成し、かつ前記重ね部の水勾配方向への長さ
    が、露出部の水勾配方向への長さよりも大きくなるよう
    に設定して、重ね部の中央部の水勾配方向上端部分の立
    上りリブの上端に、上面側の別の金属パネルの重ね部の
    側縁部の立上りリブに相当する部分のパネル裏面が接す
    るように構成したことを特徴とする重ね葺き式外装用金
    属パネル。
JP1986160233U 1986-10-20 1986-10-20 重ね葺き式外装用金属パネル Expired - Lifetime JPH069174Y2 (ja)

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