JPH0711218Y2 - 重ね葺き用面構造 - Google Patents

重ね葺き用面構造

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JPH0711218Y2
JPH0711218Y2 JP1988070897U JP7089788U JPH0711218Y2 JP H0711218 Y2 JPH0711218 Y2 JP H0711218Y2 JP 1988070897 U JP1988070897 U JP 1988070897U JP 7089788 U JP7089788 U JP 7089788U JP H0711218 Y2 JPH0711218 Y2 JP H0711218Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は建築物や構築物の屋根面に用いられる重ね葺き
用面構造に関する。
[従来の技術] 従来、金属を使用した屋根としてカラートタンを用いた
瓦棒工法が知られているが、これは屋根の外観が単調で
あるという欠点がある。一方、外観上の優美さを有する
ものとして石綿系スレートを用いて重ね葺きを行ったも
のが知られているが、これは割れ易いとともに接続部分
から雨漏りを生じ易いという欠点があった。
そこで金属製からなる面材として実公昭48−40571号公
報には、金属板面材の左右側縁にそれぞれ左右係合縁を
折り曲げ形成して左右の金属板を接続すると共に、上下
係合縁を係合して上下に接続する金属板葺屋根が提案さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] 上記金属板葺屋根は金属製からなるため、割れる虞はな
いものの、外観が単調になる面があり、また、上係合縁
に係合した下係合縁の下面が、下側の面材の表面に直接
当接する構造であるため、雨水がその当接箇所から毛細
管現象などにより面材の裏面に回り込む虞などがあり、
また、左右係合縁の接続箇所も露出する構造であるた
め、雨漏り防止効果に劣る面があった。
そこで本考案は外観上優美で強度的に優れているととも
に雨漏りを良好に防止できる重ね葺き用面構造を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の考案は、下側の台形状部と上側の長方形状部
とを一体に有する金属製の重ね葺き用面材を形成し、前
記台形状部の周縁には、裏面側に傾斜した傾斜壁面を折
り曲げ形成し、前記長方形状部の左右側縁の一方を裏面
側に折り曲げて係合部を形成すると共に、他方を表面側
に折り曲げて係合受部を形成し、左右に並ぶ重ね葺き用
面材の長方形状部の左右側縁を前記係合部と前記係合受
部との係合により接続し、前記長方形状部の下側縁で前
記台形状部に連続していない部分に、横方向の水平部を
設けると共に、この水平部に連続して該水平部の上側の
長方形状部の裏面に沿って係止部を折り曲げ形成し、こ
の係止部の上側縁に連続して先端が上側向きで断面L字
形状の下側壁面を設け、下側の重ね葺き用面材の長方形
状部の表面に、上側の重ね葺き用面材の前記下側壁面の
先端裏面を当接すると共に、下側の重ね葺き用面材の前
記係合部を、上側の重ね葺き用面材の前記台形状部によ
り覆うようにして重ね葺き用面材を屋根面の軒先側から
上側へと重ね葺きし、かつ上側の重ね葺き用面材の傾斜
壁面の下側端縁を上側向きに折り曲げ形成した周側壁面
を、下側の重ね葺き用面材の前記係止部に係合するもの
である。
請求項2の考案は、前記長方形状部の左右側部には、前
記係合部と前記係合受部の近傍にそれぞれ凹条の補強リ
ブを形成したものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図は屋根面の場合を示す本考案の第1実
施例であり、1は金属製の重ね葺き用面材であり、この
重ね葺き用面材1は下側の台形状部2と上側の長方形状
部3とを一体に有しており、その台形状部2の上側の底
辺より長方形状部3の下側の長辺が長く形成されて台形
状部2の上側両端に横方向の水平部4,4を有するように
構成されている。また、前記台形状部2の周縁には裏面
側に傾斜して折り曲げ形成された傾斜壁面5と、この傾
斜壁面5の端縁に折り曲げ形成された断面L字形状の周
側壁面6とが設けられている。また、前記長方形状部3
の上縁には断面L字形状の上側壁面7が形成され、また
長方形状部3はその左右側縁の一方を裏面側にほぼV字
状に折り曲げて係合部8を形成しているとともに、他方
を表面側にほぼV字状に折り曲げて係合受部9を形成し
ている。そして、係合部8と係合受部9は長方形状部3
の左右側縁の全長にわたり形成されている。また、前記
水平部4,4には裏側に折り曲げてなる係止部10と、この
係止部10の上側縁に連続して先端11Aが上側向きで断面
L字形状に折り曲げ形成してなる下側壁面11とが設けら
れている。また、前記重ね葺き用面材1の裏面側にはそ
の周面に形成された前記壁面6,7,11内に位置させて、ウ
レタン等の断熱材12又は防火材を固着しているとともに
その断熱材12又は防火材の裏面には防火材13が固着され
ている。この場合断熱材12には防火材を混入してもよ
い。
そして、第2図で示すように左右に並ぶ重ね葺き用面材
1,1相互の左右側縁を、一方の面材1の係合部8を他方
の面材1の係合受部9に表面上方から係合させて左右に
接続し、屋根面の軒先側から上側へと上下方向に並ぶ重
ね葺き用面材1,1は第3図のように上側の重ね葺き用面
材1の台形状部2が下側の重ね葺き用面材1の長方形状
部3の接続部分である前記係合部8を中心に被うように
して重ね合わせ、下側壁面11の先端11Aの裏面を、下側
の重ね葺き用面材1の長方形状部2の表面に当接し、さ
らに傾斜壁面5の下側端縁に形成された断面L字形状の
周側壁面6を係止部として前記水平部4の係止部10に係
合させて上下方向に重ね葺きするものである。この場
合、重ね葺き用面材1は上側の重ね葺き用面材1で被わ
れる部分の長方形状部3を釘等の止着部材14で固定する
ため止着部材14は表面に表われない。15は軒先側におい
て最下側の重ね葺き用面材1の台形状部2の裏面側に重
ねて設けられる長方形状の面材であり、左右は第2図と
同様に接続して構成され下側縁は第3図で示すように台
形状部2の周側壁面6に係入されている。16は断面L字
状の受材である。
このように本実施例においては、重ね葺き用面材1の重
ね葺き状態がほぼ六角形の連続状態として表われ、外観
上優美であり商品価値が高められる。また、上下および
左右に並ぶ重ね葺き用面材1,1相互は第2図および第3
図で示すように左右側縁の係合部8と係合受部9との係
合状態および周側壁面6と係止部10との係合状態でそれ
ぞれ馳組接続するため強風に対する充分な耐力が得ら
れ、がたつきを生じる心配がない。また第2図で示すよ
うに重ね葺き用面材1の左右側縁はその全長にわたり裏
面側に折り曲げて形成された係合部8と表面側に折り曲
げて形成された係合受部9との係合によって馳組接続さ
れるため雨水は係合受部9で内部への浸入が阻止される
ため雨漏の心配がない。また雨水は第1図の矢印のよう
に重ね葺き用面材1上面を流れて軒先側の図示しない樋
によって排出され、前記係合受部9内の雨水も同様に第
1図の矢印のように下側端から下側の重ね葺き用面材1
上を流れて同様に樋により排出される。また重ね葺き用
面材1の下側である台形状部2の周縁には傾斜壁面5が
設けられているため雨水が滞留して回り込む心配がなく
漏水を良好に防止できる。また重ね葺き用面材1は金属
板の裏面に断熱材12を一体化しているため強度的に優れ
た積雪荷重あるいは人が上った場合の荷重に対し充分耐
えられ変形する心配がない。なお、上記係合状態におい
て断熱材は柔らかいため容易に切断され係合の邪魔にな
ることはない。
さらに下側の重ね葺き用面材1の左右の接続部分を、上
側の重ね葺き用面材1の台形状部2で覆うことにより、
その接続部分への雨水の侵入を防止し、また重ね葺き用
面材1の上下の係合箇所は、長方形状部3の下側縁に水
平部4を設け、この水平部4の上側の長方形状部3の裏
面側に沿って折り曲げ形成した係止部10に、上側の重ね
葺き用面材1の周側壁面6を係合することにより、係止
部10と周側壁面6との係合は、下側の重ね葺き用面材1
の表面から離れた上方位置にて行われるため、その係合
部分に雨水が昇って侵入する虞がなく、さらにその係止
部10の上側縁に連続して先端11Aが上側向きで断面L字
形状の下側壁面11を設け、この下側壁面11の先端11Aの
裏面を、下側の重ね葺き用面材1の長方形状部3の表面
に当接したため、その下側壁面11は係止部10の裏面側下
方に隠れ、重ね葺き用面材1を流れる雨水が、その下側
壁面11を伝わって直接的に流れ落ちることがなくなり、
しかも台形状部2の周縁に傾斜壁面5を形成することに
より、前記先端11Aの当接箇所への雨水の回り込みを効
果的に防止し、これにより雨水がその当接箇所を伝わっ
て長方形状部3の上側縁から重ね葺き用面材1の裏面側
に侵入することを防止することができる。
第5図は面材形状が異なる場合の屋根面を示し、第5図
では台形状部2の下側周縁の長さと水平部4,4の長さを
等しくした場合であり、屋根面の模様形状を六角形の連
続状態にできる。
第6図乃至第9図は本考案の第2実施例であり、21は金
属製の重ね葺き用面材であり、この重ね葺き用面材21は
下側の台形状部22と上側の長方形状部23とを一体に有し
ており、その台形状部22の上側の底辺より長方形状部23
の下側の長辺が長く形成されて台形状部22の上側両端に
水平部24,24を有するように構成されている。また、前
記台形状部22の周縁には裏面側に傾斜して折り曲げ形成
された傾斜壁面25と、この傾斜壁面25の端縁に折り曲げ
形成された断面L字形状の周側壁面26とが設けられてい
る。そして、台形状部22の下側端縁の周側壁面26の中央
には水平部24の2倍の長さの間隔で一対の切欠溝26Aが
形成されている。また、前記長方形状部23の上側縁には
断面コ字形状の上側壁面27が形成され、この上側壁面27
の端部に上向でかつ下側に傾斜する係合部27Aが折曲形
成されている。また、長方形状部23はその左右側縁の一
方を裏面側にほぼU字状に折り曲げて係合部28を形成し
ているとともに、他方を表面側にほぼU字状に折り曲げ
て係合受部29を形成している。そして、係合部28と係合
受部29は長方形状部23の左右側縁の全長にわたり形成さ
れている。また、長方形状部23の左右側部には係合部28
と係合受部29の近傍にこれと平行して凹条の補強リブ30
が形成されている。また、前記水平部24,24には切欠溝3
1Aを介し裏側に折り曲げてなる係止部31と、この係止部
31の上側縁に連続して先端31Cが上側向きで断面L字形
状に折り曲げ形成してなる下側壁面31Bとが設けられて
いる。また、前記重ね葺き用面材21の裏面側にはその周
面に形成された前記側壁面26,27,31B内に位置させて、
ウレタン等の断熱材32又は防火材を固着している。
そして、第7図で示すように左右に並ぶ重ね葺き用面材
21,21相互の左右側縁を、一方の面材21の係合部28を他
方の面材21の係合受部29に表面上方から係合させて左右
に接続し、この状態で各重ね葺き用面材21,21の上側縁
の各係合部27Aに吊子33の爪片33Aを係合し、この吊子33
の取付部33Bを釘34などにより固着する。さらに屋根面
の軒先側から上側へと上下方向に並ぶ重ね葺き用面材2
1,21は第9図のように上側の重ね葺き用面材21の台形状
部22が下側の重ね葺き用面材21の長方形状部23の接続部
分である前記係合部28を中心に被うようにして重ね合わ
せ、台形状部22の傾斜壁面25の下側端縁に形成された断
面L字形状の周側壁面26を係止部として前記水平部24の
係止部31に切欠溝26A,31Aを介し係合させて上下方向に
重ね葺きした後その係合部27Aを吊子33により係着固定
するものである。35は軒先側において最下側の重ね葺き
用面材21の台形状部22の裏面側に重ねて設けられる長方
形状の面材であり、左右は第7図と同様に接続して構成
され下側縁は第9図で示すように台形状部22の周側壁面
26に係入されている。36は断面L字状の受材である。ま
た、上側壁面27の端部に傾斜させて設けた係合部27Aの
両端は長方形状部23の両側端から突出するように形成さ
れ、この突出片27Bは係合部27A内に係入されるようにな
っている。また、係合受部29側の下側壁面31Bは外方に
突出するように形成され、この突出片31Cは係合部28側
の下側壁面31Bに係入するようになっており、雨漏りを
一層良好に防止している。
このように本実施例においては、重ね葺き用面材21の重
ね葺き状態がほぼ六角形の連続状態として表われ、外観
上優美であり商品価値が高められる。また、上下および
左右に並ぶ重ね葺き用面材21,21相互は第7図乃至第9
図で示すように係合部28と係合受部29との係合状態およ
び周側壁面26と係止部31との係合状態でそれぞれ馳組接
続するため強風に対する充分な耐力が得られ、がたつき
を生じる虞れがない。また各重ね葺き用面材21は上側端
縁に係合部27Aを有し、この係合部27Aに吊子33を係合固
定しているため、重ね葺き用面材21自体に釘孔をあける
必要がなくそれだけ外観上良好でかつ漏水を防止でき
る。また第7図で示すように重ね葺き用面材21の左右側
縁はU字状の係合部28と係合受部29との係合によって接
続されるため雨水は係合受部29で内部への浸入が阻止さ
れるため雨漏の心配がない。また重ね葺き用面材21の下
側である台形状部22の周縁は傾斜壁面25が設けられてい
るため雨水が滞流して回り込む心配がなく漏水を良好に
防止できる。また重ね葺き用面材21は金属板の裏面に断
熱材32を一体化しているため強度的に優れ積雪荷重ある
いは人が上った場合の荷重に対し充分耐えられ変形する
心配がなく、また係合部28と係合受部29に沿って形成さ
れた補強リブ30によって一層強度的に優れたものにな
り、係合部28と係合受部29との良好な係合状態を保つこ
とがでる。なお、上記係合状態において断熱材は柔らか
いため容易に切断され係合の邪魔になることはない。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本
考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。例えば金属材および断熱材あるいは防火材の材質お
よび一体化の手段は適宜選定すればよい。
[考案の効果] 請求項1の考案は、下側の台形状部と上側の長方形状部
とを一体に有する金属製の重ね葺き用面材を形成し、前
記台形状部の周縁には、裏面側に傾斜した傾斜壁面を折
り曲げ形成し、前記長方形状部の左右側縁の一方を裏面
側に折り曲げて係合部を形成すると共に、他方を表面側
に折り曲げて係合受部を形成し、左右に並ぶ重ね葺き用
面材の長方形状部の左右側縁を前記係合部と前記係合受
部との係合により接続し、前記長方形状部の下側縁で前
記台形状部に連続していない部分に、横方向の水平部を
設けると共に、この水平部に連続して該水平部の上側の
長方形状部の裏面に沿って係止部を折り曲げ形成し、こ
の係止部の上側縁に連続して先端が上側向きで断面L字
形状の下側壁面を設け、下側の重ね葺き用面材の長方形
状部の表面に、上側の重ね葺き用面材の前記下側壁面の
先端裏面を当接すると共に、下側の重ね葺き用面材の前
記係合部を、上側の重ね葺き用面材の前記台形状部によ
り覆うようにして重ね葺き用面材を屋根面の軒先側から
上側へと重ね葺きし、かつ上側の重ね葺き用面材の傾斜
壁面の下側端縁を上側向きに折り曲げ形成した周側壁面
を、下側の重ね葺き用面材の前記係止部に係合するもの
であり、外観上優美で強度的に優れているとともに雨漏
りを良好に防止できる重ね葺き用面構造を提供できる。
請求項2の考案は、前記長方形状部の左右側部には、前
記係合部と前記係合受部の近傍にそれぞれ凹条の補強リ
ブを形成したものであり、積雪荷重あるいは人が上った
場合の荷重に対し充分耐えられ変形することを防止で
き、外観上優美で強度的に優れているとともに雨漏りを
良好に防止できる重ね葺き用面構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は斜視図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第3
図は同B−B線拡大断面図、第4図は平面図、第5図は
他の実施例を示す平面図、第6図乃至第9図は本考案の
第2実施例であり、第6図は斜視図、第7図は第6図の
D−D線拡大断面図、第8図は裏面からみた斜視図、第
9図は第6図のE−E線拡大断面図である。 1,21……重ね葺き用面材 2,22……台形状部 3,23……長方形状部 4,24……水平部 5,25……傾斜壁面 6,26……周側壁面 8,28……係合部 9,29……係合受部 10,31……係止部 11,31B……下側壁面 11A,31C……先端 30……補強リブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側の台形状部と上側の長方形状部とを一
    体に有する金属製の重ね葺き用面材を形成し、前記台形
    状部の周縁には、裏面側に傾斜した傾斜壁面を折り曲げ
    形成し、前記長方形状部の左右側縁の一方を裏面側に折
    り曲げて係合部を形成すると共に、他方を表面側に折り
    曲げて係合受部を形成し、左右に並ぶ重ね葺き用面材の
    長方形状部の左右側縁を前記係合部と前記係合受部との
    係合により接続し、前記長方形状部の下側縁で前記台形
    状部に連続していない部分に、横方向の水平部を設ける
    と共に、この水平部に連続して該水平部の上側の長方形
    状部の裏面に沿って係止部を折り曲げ形成し、この係止
    部の上側縁に連続して先端が上側向きで断面L字形状の
    下側壁面を設け、下側の重ね葺き用面材の長方形状部の
    表面に、上側の重ね葺き用面材の前記下側壁面の先端裏
    面を当接すると共に、下側の重ね葺き用面材の前記係合
    部を、上側の重ね葺き用面材の前記台形状部により覆う
    ようにして重ね葺き用面材を屋根面の軒先側から上側へ
    と重ね葺きし、かつ上側の重ね葺き用面材の傾斜壁面の
    下側端縁を上側向きに折り曲げ形成した周側壁面を、下
    側の重ね葺き用面材の前記係止部に係合することを特徴
    とする重ね葺き用面構造。
  2. 【請求項2】前記長方形状部の左右側部には、前記係合
    部と前記係合受部の近傍にそれぞれ凹条の補強リブを形
    成したことを特徴とする請求項1記載の重ね葺き用面構
    造。
JP1988070897U 1988-05-28 1988-05-28 重ね葺き用面構造 Expired - Lifetime JPH0711218Y2 (ja)

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