JPH0325145B2 - - Google Patents

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JPH0325145B2
JPH0325145B2 JP61177314A JP17731486A JPH0325145B2 JP H0325145 B2 JPH0325145 B2 JP H0325145B2 JP 61177314 A JP61177314 A JP 61177314A JP 17731486 A JP17731486 A JP 17731486A JP H0325145 B2 JPH0325145 B2 JP H0325145B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rice
shaped container
vertical
vertical cup
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61177314A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63112958A (ja
Inventor
Mitsuyuki Tabuchi
Nobuhiro Wakihara
Koichiro Hosai
Masahiro Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Food Products Co Ltd
Original Assignee
Nissin Food Products Co Ltd
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Application filed by Nissin Food Products Co Ltd filed Critical Nissin Food Products Co Ltd
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Publication of JPS63112958A publication Critical patent/JPS63112958A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、即席おにぎりの製造方法に関する。
[従来技術] 従来、即席おにぎりの製造方法に係るものとし
ては「冷凍インスタント握飯」(特公昭55−2262)
がある。これは少量の大豆蛋白を混入した米によ
つて飯粒の表面に大豆蛋白の被膜を形成し、その
米飯により任意形状の握飯を作つて、その表面全
体に小麦粉と鶏卵を水に溶いた溶液を塗布し、そ
の塗布した溶液に大豆粉、又はパン粉等を付着し
て、フライ用衣を形成し、以上の様に形成した握
飯を冷凍、又は冷蔵して、必要に応じて油で揚げ
て食用し得るようにした、冷凍インスタント握飯
である。
[本発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の従来技術によるものは、
冷凍品であるため、輸送、保存時において、冷凍
設備を必要とし、取扱いに不便、且つ高コストで
ある。又、喫食に際してはフライする必要があり
簡便性に問題がある。又、表面に大豆粉あるいは
パン粉等を付着したものをフライするために、で
き上がつた握飯は一般に言う握飯とは言い難いも
のである。
本発明は、以上の様な問題点を解決するために
成されたもので、復元前の状態では、常温で長期
間保存可能であり、携帯性に優れたものであり、
且つ喫食に際しては、短時間で簡単においしいお
にぎりを製造することのできる方法を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 以下、本発明の構成について説明する。即ち、
本発明の構成要旨とするところは、常法により膨
化したウルチ米略一食分を縦型容器に収納し、熱
湯を注加して復元させた後、該縦型容器内で振と
うすることを特徴とする、おにぎりの簡便な製造
方法である。
又、振とうについては、おにぎり1個分に相当
する量の原材料膨化ウルチ米に対し、約1〜3
倍、好ましくは約1〜2倍の容量の適当な縦型容
器内で、膨化ウルチ米を熱湯で復元させた後、前
後左右上下に適宜振とうする。
次に、本発明の具体的態様の一例を添付図面に
より説明する。
第1図は、膨化ウルチ米を縦型カツプ状容器内
に入れた、復元前の状態を示す一分切欠断面図で
ある。ここで、1は市販のカツプ入り即席ライス
商品等で使用されている様な、縦型カツプ状容器
であり、2は、該カツプ状容器に入つた膨化ウル
チ米である。又、3は排湯用孔4が設けられた中
蓋である。そして、5は着脱自在の上蓋である。
かくの如く、膨化ウルチ米は、縦型カツプ状容
器などに装填され、この様な容器内で容易におに
ぎりを製造することができるが、その製造手順を
例示すると次の様である。
まず、上蓋5を外して、縦型カツプ状容器1内
へたつぷり熱湯を注ぎ、すぐさまカツプ状容器1
を傾斜して、中蓋3の排湯用孔4から排湯する。
そして、中蓋3を取り外し、上蓋5を被せてか
ら、縦型カツプ状容器1を逆さまに静置し、約5
分間ほど蒸らす。その後、縦型カツプ状容器1を
再び常態にして上蓋5を取り外し、カツプ状容器
1の口部に、前記上蓋5、中蓋3、もしくは上蓋
5と中蓋3の両者を被せるか、又は皿などで押さ
えて、全体を適当に前後左右上下に振とうした
後、必要に応じて、ふりかけ等の粉末調味料7を
該復元膨化ウルチ米にかけ、再度軽く振とうする
と、第2図に示す様な所望とするおにぎり6を製
造することができる。本発明において縦型カツプ
を用いるのは、振とう操作によつて、復元後のウ
ルチ米を充分に結着させるとともに、おにぎり様
の形状とするために最適な形状であるからであり
ます。
尚、上記膨化ウルチ米は、例示の様にあらかじ
め縦型カツプ状容器に装填された形態にしておけ
ば、本発明を実施する際の製造簡便性は非常に向
上する。しかしながら、本発明は必ずしもこのよ
うな態様に限定されるものではなく、例えば、バ
リア性良好な包装材料等でパツクされた市販の膨
化ウルチ米を使用し、喫食に際して、この膨化ウ
ルチ米を別に準備された断熱性縦型容器、又は家
庭内にある縦型容器に入れた後、前述の様な本発
明の方法を実施することもできる。又更には、内
蓋として網状のものを使用したり、上蓋として皿
などを代用したり等、使用する蓋材は、充分に膨
化ウルチ米の復元が達成され、振とう時に脱洩を
防止し得るものであれば、適宜、従来品を使用す
ることができる。
[発明の効果] 本発明は、以下の様な優れた効果を奏する。
(A) 原材料に膨化ウルチ米を使用するため、復元
前では常温で長期間の保存が可能であり、又常
温輸送が可能である。従つて、輸送、保存時に
於いて冷凍装置等の設備を必要としないため、
低コストである。
(B) 原材料に膨化ウルチ米を使用するため、軽量
であり、携帯性に優れる。
(C) 喫食に際しては、炊飯、油揚げ等複雑な調
理、および調理器具を必要とせず、また、炊飯
米の温度が、ある程度下がるまで待つてから一
旦『手』に移しかえて握りしめるということも
不要であり、一連の操作で、素早く、且つ、簡
単に、出来立ての美味しいおにぎりを製造する
ことができる。
本発明は、以上の様な効果を奏するため、食生
活上極めて有用なものである。
[実施例] 実施例 1 ウルチ精白米を、水洗、浸漬した後、シヨ糖エ
ステルをウルチ精白米1Kgに対し3g添加混合
し、2.0Kg/cm2の蒸気圧で4分間蒸煮、次いで80
℃の熱風で米粒水分を25%とし、ロール間隙0.1
mmの一対のロール間を強通させ、再度熱風で米粒
水分を15%とし、250℃の熱風で膨化させ、見掛
け比重0.14g/mlの膨化ウルチ米を得た。
以下の製造手順を添付図面により説明すると、
上述の様にして得られた膨化ウルチ米270gを、
540ml容縦型カツプ状容器1に入れ、中蓋3、上
蓋5を設置した状態にする。喫食に際しては、上
蓋5を取り除き、中蓋3の上から熱湯をたつぷり
注いた後、すぐさま縦型カツプ状容器1を傾斜し
て、中蓋3の排湯用孔4から排湯する。そして、
中蓋3を取り除き、上蓋5を被せてから、縦型カ
ツプ状容器1を逆さまに静置し約5分間蒸らす。
その後、縦型カツプ状容器1を、再び常態にして
上蓋5を取り外し、縦型カツプ状容器1の口部を
皿で押えて、全体を適当に前後上下左右に振とう
した後、ふりかけ等の粉末調味料7をかけ、再度
軽く振とうしたところ、おいしいおにぎりができ
た。
実施例 2 ウルチ精白米を常法により炊飯した後、モノグ
リセライドをウルチ精白米1Kgに対し5g添加混
合し、80℃の熱風で水分を14%とし、250℃の熱
風で膨化させ、見掛け比重0.24g/mlの膨化ウル
チ米を得た。
次ぎに、この膨化ウルチ米70gを540ml容縦型
カツプ状断熱性容器に入れ、熱湯をたつぷり注い
だ後、縦型カツプ状容器口部を、家庭内にある網
状の調理器具、例えば、網じやくし、ざる等で蓋
をし、余剰の熱湯を捨てる。次ぎに、網じやく
し、ざる等に代えて、皿で蓋をした状態で縦型カ
ツプ状容器を逆さまに静置し、5分間蒸らす。そ
の後、縦型カツプ状容器を再び常態にして、縦型
カツプ状容器口部を皿で押さえたまま、適当に前
後上下左右に振とうしたところ、おいしいおにぎ
りができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による膨化ウルチ米を縦型カ
ツプ状容器内に入れた復元前の状態を示す一部切
欠断面図、第2図は、同じく復元後の状態を示す
一部切欠断面図である。 1……縦型カツプ状容器、2……膨化ウルチ
米、3……中蓋、4……排湯用孔、5……上蓋、
6……おにぎり、7……ふりかけ等の粉末調味
料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 常法により膨化したウルチ米略一食分を縦型
    容器に収容し、熱湯を注加して復元させた後、該
    縦型容器内で振とうすることを特徴とするおにぎ
    りの簡便な製造方法。
JP61177314A 1986-07-28 1986-07-28 おにぎりの簡便な製造方法 Granted JPS63112958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61177314A JPS63112958A (ja) 1986-07-28 1986-07-28 おにぎりの簡便な製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61177314A JPS63112958A (ja) 1986-07-28 1986-07-28 おにぎりの簡便な製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63112958A JPS63112958A (ja) 1988-05-18
JPH0325145B2 true JPH0325145B2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=16028814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61177314A Granted JPS63112958A (ja) 1986-07-28 1986-07-28 おにぎりの簡便な製造方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574000B2 (ja) * 1988-06-07 1997-01-22 尾西食品株式会社 アルファ米を使用したおにぎりセット
JP4789983B2 (ja) * 2008-07-22 2011-10-12 愛知県経済農業協同組合連合会 すし飯の製造方法
JP6960888B2 (ja) * 2018-06-26 2021-11-05 日清食品ホールディングス株式会社 即席食品の調理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840057A (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 ハウス食品工業株式会社 食品の減圧膨化乾燥法
JPS5931659A (ja) * 1982-08-17 1984-02-20 House Food Ind Co Ltd 即席乾燥米の製造法
JPS6158548A (ja) * 1984-08-31 1986-03-25 House Food Ind Co Ltd 電子レンジ用容器入り食品

Patent Citations (3)

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JPS63112958A (ja) 1988-05-18

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