JP2574000B2 - アルファ米を使用したおにぎりセット - Google Patents

アルファ米を使用したおにぎりセット

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルファ米を使用したおにぎりセットに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、例えばアルファ米を使用して「おにぎり」を作
る場合には、まずアルファ米に水又は湯を注加し所定時
間静置することで飯米に復元し、これを両手で握るとか
あるいは成形容器に入れて押圧した後型から外して取出
すなどの、通常の御飯を用いて「おにぎり」を作るのと
同じ方法が行なわれている。
また上記アルファ米とは異なるが、冷凍乾燥米飯(い
わゆるフリーズドライ米飯)も市販されている。これは
冷凍乾燥米飯を袋に入れたままで熱湯に入れ、「おにぎ
り」状の飯米に復元させる形式のものである。
(発明が解決しようとする課題) ところでアルファ米を使用して「おにぎり」を作る場
合、上記したような従来の方法では、単に水又は湯を注
加するのみで飯米に復元できるアルファ米の特徴を生か
すことができない。
一方、上記フリーズドライ米飯では、これを包装のま
ま熱湯に入れて「おにぎり」状の飯米を復元できるので
その簡便性が生かされるが、しかしそのテクスチャーが
十分でないことが指摘されている。例えばフリーズドラ
イ米飯は袋から取出す時に崩れ易く、またフリーズドラ
イ米飯は吸水して復元しても、通常の御飯,アルファ米
とはそのテクスチャーは全く相違したものであり、その
簡便性があるにもかかわらず広く普及するには至つてい
ない。
本発明は以上のような現状に鑑み、アルファ米の優れ
たテクスチャーを活し、しかもその飯米への復元が簡易
に行なえるという簡便性を生かした「おにぎり」を提供
することを目的としてなされたものである。
また本発明の別の目的は、保存性に優れたアルファ米
の特徴を生かし、緊急時の優れた保存食品として有効な
「おにぎり」セットを提供するところにある。
更に本発明の他の目的は、ハイキング,登山,海外旅
行等の際の携帯食品として優れた保存,携帯食品を提供
するところにある。
(課題を解決するための手段) 而して、かかる目的の実現のためになされた本発明よ
りなるアルファ米を使用した「おにぎり」セットの特徴
は、おにぎり一個分に相当するアルファ米が充填され、
このアルファ米が吸水膨潤した時にこれを封止内包でき
る内容積をもつ内部空間が偏平な「おむすび」型三角形
状に形成されている保型性のあるプラスチック製の容器
と、このプラスチック製の容器がその三角形の一頂点を
底部とした姿勢で差し込み嵌挿可能であり、かつ開口縁
が嵌挿された該容器に接することで該容器を載置支持す
る矩形開口をもつ紙製の台との組合せを有していて、上
記容器は、三角形の上記一頂点を底部としかつ該頂点に
対向する面が開閉可能な開口とされた容器本体と、この
容器本体の該開口に開閉可能に被嵌される蓋とにより構
成したところにある。
アルファ米に対して注入すべき熱湯あるいは冷水の量
は、アルファ米の約1.6倍程度が適当である。熱湯を注
入した場合には通常15分程度で適度なアルファ米の膨潤
が得られ、また冷水の場合には40〜50分程度の放置が必
要となる場合が普通である。
本発明の「おにぎり」セットを構成するための容器
は、偏平な三角形状のプラスチック製の剛性容器として
与えられる。この剛性容器は、該容器の三角形の一辺部
分に設けた開閉可能の開口に対向する一頂部とその近傍
には、容器内部への押込み変形が可能な易変形性を付与
することが好ましい。このようにすれば膨潤したおにぎ
りを容器から取出すときにその変形容易な部分を押すこ
とで容易な取出しができるからである。
また本発明においては、上記容器と共に、該容器を縦
置きするための台を組合せて一つのセットとするので、
容器内部に水等を注水した際の静置姿勢を水漏れのない
状態で与えることができる。更にこのような容器に、お
にぎりに巻付ける海苔を添付したり、いわゆるふりかけ
を添付したりすることも、おにぎりの味付けをする上で
特に好ましい。これらの海苔,ふりかけ等は適宜の包装
体として添付すればよい。
容器を保型性を有する剛性容器は、概ね「おむすび」
形状をなす容器本体と、これの一端開口を関塞する蓋と
から構成されるが、該容器本体と蓋とは連続成形された
一体型のものとしてもよいし、別体のものとしてもよ
い。
(作用) 本発明は前記の構成をなすことによって、アルファ米
の優れた簡便性、テクスチャーを生かしつつ、簡単かつ
容易に「おにぎり」を作ることができる。
(実施例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
実施例1 第1図に示した比較的剛性の高い保形成を有する概ね
「おにぎり」形状をなす容器本体10と、その一端開口11
を閉塞する蓋体12とによって「おにぎりセット」のため
の容器が構成される。この容器本体11は、上部側の厚み
が例えば0.45mmで、底部の厚みが0.08mm、内容積120ml
のポリブロピレン容器とした。この容器本体11において
底部17の厚みを薄くしたのは、膨潤後のアルファ米の取
り出しを容易とするためのである。
また蓋体12は容器本体内に若干埋めこみ嵌合する形式
のものが適当である。このようにすることで膨潤したア
ルファ米を軽く内部に押し込んで「おにぎり」の握つた
状態を作り出すことができるからである。
上記の容器10に40gのアルファ米を秤量して充填し、9
5℃の熱湯を64ml注入して蓋をした後、所定時間放置し
て吸水膨潤した「おにぎり」を得た。
そして本実施例においては、厚紙で矩形筒状の台16を
組合せ、この台16の上部開口に容器10を差し込み嵌挿す
ることで直立姿勢の保持ができるようにした。
実施例2 本例においては、容器本体11の上部側の厚みを0.45m
m、底部の厚みを0.15mm、内容積150mlのポリプロピレン
容器とし、充填アルファ米の量を50gとし、15℃の冷水
を80ml注水した他は実施例1と同様にした。
実施例3 本実施例は、剛性容器の容器本体13の開口部の縁から
蓋体14が一体に延出された形式のものを示している。こ
のような容器を使用した場合にも実施例1と同様の効果
を得ることができる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明よりなる「おにぎり」セッ
トによれば、アルファ米の優れたテクスチャーを生かし
つつ、飯米への復元が簡易に行なえるという簡便性を発
揮させて容易に「おにぎり」を作ることができるという
効果が得られる。
特にアルファ米の保存性に優れた特徴を生かして、緊
急時の優れた保存食品として、あるいはハイキング,登
山,海外旅行等の際の携帯食品として優れた保存,携帯
食品を提供できるという効果がある。
また、紙製の台を組合わせていることにより、注水し
た水,湯の水漏れを招くことのない安定した姿勢で載置
支持できるので、アルファ米が飯米に復元するまでの時
間放置しておくことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、本発明よりなる「おにぎりセット」の実
施例1を説明するものであり、容器および支持載置台の
組を展開して示した図、第2図(a),(b)は実施例
3の容器を示したものであり、同図(a)は斜視図、同
図(b)は側面図である。 10:剛性容器 11:開口、12:蓋体 13:剛性容器、14:蓋体 16:台、17:底部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】おにぎり一個分に相当するアルファ米が充
    填され、このアルファ米が吸水膨潤した時にこれを封止
    内包できる内容積をもつ内部空間が偏平な「おむすび」
    型三角形状に形成されている保型性のあるプラスチック
    製の容器と、このプラスチック製の容器がその三角形の
    一頂点を底部とした姿勢で差し込み嵌挿可能であり、か
    つ開口縁が嵌挿された該容器に接することで該容器を載
    置支持する矩形開口をもつ紙製の台との組合せを有し、
    上記容器は、三角形の上記一頂点を底部としかつ該頂点
    に対向する面が開閉可能な開口とされた容器本体と、こ
    の容器本体の該開口に開閉可能に被嵌される蓋とにより
    構成したことを特徴とするアルファ米を使用したおにぎ
    りセット。
JP63139622A 1988-06-07 1988-06-07 アルファ米を使用したおにぎりセット Expired - Fee Related JP2574000B2 (ja)

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JPS4937580U (ja) * 1972-07-08 1974-04-03
JPS63112958A (ja) * 1986-07-28 1988-05-18 Nissin Food Prod Co Ltd おにぎりの簡便な製造方法

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