JPS62215363A - 液体調味料の収納体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、液体調味料の収納体に関する。

従来、折詰弁当等に於て、副食品の調味料として、ネジ
蓋のついた小容器に醤油を入れたものが入っていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、これの使用に際して、醤油は液体だから
副食にかけても大半は、その副食品より流れて弁当容器
の底にたまってしまい、醤油の実使用量は少く、不経済
であり、塩気好きの人には不満もあった。折詰弁当等は
限られたスペースであるから、その容器を大きくするこ
ともできない。

又、従来醤油以外の液体調味料も容器の都合上添付され
ることが少かった。

（問題点を解決するための手段） 以上の欠点を除くため、本発明は液体調味料をスポンジ
に吸収させるようにしたものである。

（作　用） およそではあるが、２ｃｍ立方程度のスポンジ１には約
４〜５９程度の醤油を吸収させることができ、゛スポン
ジ１の最大の吸収量よりゃ＼少なめ（例えば９０％程度
）にしておけば、折詰弁当の中へ入れた時、弁当容器が
多少振動しても醤油の表面張力の理で、連孔性の空間に
醤油が保持される。

（実施例） 本、発明に係る液体調味料の収納体Ａの実施例を図面に
基づき詳しく説明する。

第１図は本発明の第１実施例である。吸水性を有する連
孔性のスポンジ１を立体的に成形し、”大きさは、一般
的な折詰弁当の場合、２　ｃｍ立方程度でよいが、調味
料の種類や弁当の大きさによって大きさは適宜法めれば
よい。形状は、立方体、円柱体、球体、ドーナツ型、ハ
ート型、その他動植物形等々、適宜選択設定すればよい
。又、当初から調味料の種類と形状を決めておけば、消
費者もまごつかずに使用することができる。

第２図示は本発明の第２実施例であり、前記第１実施例
と異なるところは、スポンジ１の上面ニ適宜形状のカバ
ー２を被ぶせたものとしたところである。その他は前記
第１実施例と同様である。

カバー２の形状や色は料理品を引立てる役目をするので
、例えばレモンの形状゛をしたカバー２の場合は、レモ
ン果汁やドレッシング等を吸収保持させておくものによ
い。又、アルミ箔のカバー２を被ぶせると、日本人が割
箸を好むのは、バージン性を好むからで、それと同様に
この調味料を吸収保持させたスポンジ１に、一度使うと
しわが元に戻らないアルミ箔のカバー２なので、バージ
ン性の証明になる。アルミ箔以外のものでも、しわを発
生するものであれば、アルミ箔に限定しない。

第３図示は本発明の第３実施例であり、前記第１実施例
と異なるところは、スポンジ１の一側面或いは相対する
二側面に薄板３を設うけたところである。その他は前記
第１実施例と同様である。

箸で、この薄板３部分をつまんだり指でしぼるように押
圧すると、吸収保持されている液体調味料が、よくしぼ
り出せる。

第４図示は本発明の第４実施例であり、前記第１実施例
と異なるところは、スポンジ１の一側面に棒４を設けた
薄板５が接着されているところであり、その他は前記第
１実施例と同様である。

この実施例の収納体Ａζは、箸のよく使えない子供や、
外国人或いは身体障害者などには、棒４を指先で下に押
し付けると吸収保持されていた液体調味料が薄板５に押
されて流れ出る。折詰弁当の場合は、棒４は例えば２〜
３　ｃｍ程度の短めがよく、その他の場合は７〜８　ｃ
ｍ程度が好ましいと思うが、しかし、長さは前記に限定
するものではない。

使い方は、折詰弁当以外にも、例えば握り寿司等の場合
、従来はその握り寿司を指先又は箸でつかんで、小皿の
醤油をつけて食べているが、この実施例のスポンジ１で
握り寿司の具に醤油をつけた後で、指又は箸で寿司を食
べる方が食べ易いとともに、醤油のための小皿がなくて
も使用できる。

又、コーヒーや紅茶の調味料として、ミルク、レモン果
汁、シロップ等をスポンジ１に吸収保持させて提供すれ
ば、この棒付きのスポンジ１はコーヒー等の攪拌に役立
つ。

第５図示は本発明の第５実施例であり、前記各実施例の
収納体Ａに液体調味料を吸収保持させたものをビニ−小
袋６に密封したものである。このビニール小袋６の大き
さや形状或は色彩は、食物関係にふされしいものであれ
ば適宜選択設定すればよい。又、収納体Ａを１個入り、
或いは複数個入りなど、用途に合せたものを作ればよい
。

ビニール小袋６に入れたものは、衛生的、かつバージン
性もあるので業者側も使い易く、食べる人も安心である
。又、折詰弁当や握り寿司に限らず、丼物など出前物や
一般家庭でも、ピクニックなど携帯用としても大変便利
である。

（効　果） 本発明の効果は、 （イ）吸水性を有する連孔性のスポンジを立体的に形成
しているので液体調味料を吸収保持させると、表面張力
でスポンジ内の液体調味料は、最大吸収量の９０％程度
にしておくと、直接食物の上に置いても流れ出ない。

（ロ）箸などでつまむ力を加減することで使いたい量だ
けしぼり出すことができ、仮にしぼり出し過ぎてもスポ
ンジで吸い取ることもできる。

（ハ）液体調味料をしぼり流しかけるだけでなく、刷毛
のように塗り付けることもできる。

等々、大変便利な液体調味料の収納体である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明第１実施例の各（イ）（ロ）（ハ）の斜
視図。 第２図は本発明第２実施例の各（イ）（ロ）の正面図。 第３図は本発明第３実施例の斜視図。 第４図は本発明第４実施例の斜視図。 第５図は本発明第５実施例の斜視図。 第６図は本発明の説明拡大図。 Ａは収納体 １はスポンジ ２はカバー ３は薄板 ４は棒 ５は薄板 ６はビニール小袋 １ａは連孔 Ｂは液体調味料

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吸水性を有する連孔性スポンジを立体的に形成し、この
   スポンジに液体調味料の表面張力を利用して吸収保持さ
   せる液体調味料収納体。