JPS646720Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646720Y2 JPS646720Y2 JP1985117581U JP11758185U JPS646720Y2 JP S646720 Y2 JPS646720 Y2 JP S646720Y2 JP 1985117581 U JP1985117581 U JP 1985117581U JP 11758185 U JP11758185 U JP 11758185U JP S646720 Y2 JPS646720 Y2 JP S646720Y2
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- JP
- Japan
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- sake
- skin
- blowfish
- epidermis
- dermis
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本案はふぐの皮酒に関するものである。
このふぐの皮酒はふぐのひれ酒の代用として賞
味されるものであり香、味、色とも決してひれ酒
よりも優るとも劣らないものであり、極めて優良
な品質を持つものである。
味されるものであり香、味、色とも決してひれ酒
よりも優るとも劣らないものであり、極めて優良
な品質を持つものである。
従来ふぐのひれ酒は、ふぐ料理店は於いて賞味
がほとんどであり、一般家庭に於ける賞味は、ほ
んのごく一部程のものであります。
がほとんどであり、一般家庭に於ける賞味は、ほ
んのごく一部程のものであります。
それと云うのもふぐひれのそのものの量が少
く、ふぐ料理店を除いて出廻るふぐのひれは、そ
の大半がふぐの干物、漬物等の加工により産ずる
ものよりなく、量的にも少く、品質も劣る種類の
ふぐのひれが多く、一般家庭に於いて専門店の味
が出ないと云うのが実状で有り、一般家庭への普
及はなかなかむづかしいものである。
く、ふぐ料理店を除いて出廻るふぐのひれは、そ
の大半がふぐの干物、漬物等の加工により産ずる
ものよりなく、量的にも少く、品質も劣る種類の
ふぐのひれが多く、一般家庭に於いて専門店の味
が出ないと云うのが実状で有り、一般家庭への普
及はなかなかむづかしいものである。
それに加えて、ひれの焼き加減、焼き方、ひれ
の大小、ひれの量に対する酒の量、酒の温度等専
門店の味を出すには様々な要素があるわけであ
る。
の大小、ひれの量に対する酒の量、酒の温度等専
門店の味を出すには様々な要素があるわけであ
る。
除毒解体后のふぐの皮は、、背皮、腹皮と二枚
の皮に分けられます。(3図説明) どちらの皮も4図の如く、表皮、真皮、とうと
うみの三層より成り立つてます。
の皮に分けられます。(3図説明) どちらの皮も4図の如く、表皮、真皮、とうと
うみの三層より成り立つてます。
このうち、とうとうみ部分は包丁でしごきなが
ら手により、はぎとられます。
ら手により、はぎとられます。
残つた表皮、真皮の二層の皮は図5の如く、表
皮、真皮の間に静かに出刃包丁を入れ、とげつき
表皮、とげなし真皮の図6の如く分けられます。
皮、真皮の間に静かに出刃包丁を入れ、とげつき
表皮、とげなし真皮の図6の如く分けられます。
分けられたとうとうみ、真皮の二つが湯通后に
食用とされるものである。
食用とされるものである。
残されたとげつき表皮部分は、ふぐ百年の歴史
に於いて商品価値のないものとされ、現在も廃業
処分とされているものである。
に於いて商品価値のないものとされ、現在も廃業
処分とされているものである。
この表皮部分はふぐのひれに対するとその年間
生産量は莫大な量のひれに匹敵するものでありま
す。
生産量は莫大な量のひれに匹敵するものでありま
す。
本案は、表皮+真皮の二層の皮も含めてこの商
品価値のないとされているとげつき表皮部分を中
心として、この皮を加工し食用に供することので
きるようにし、一般家庭に於けるひれ酒の代用と
してのふぐの皮酒の普及をはかる目的で考案され
たものであり、ふぐの業界に於いても実に有用な
考案である。
品価値のないとされているとげつき表皮部分を中
心として、この皮を加工し食用に供することので
きるようにし、一般家庭に於けるひれ酒の代用と
してのふぐの皮酒の普及をはかる目的で考案され
たものであり、ふぐの業界に於いても実に有用な
考案である。
このふぐ皮(表皮と表皮+真皮)を水洗し、塩
水に半日浸し、ふぐの皮に少量の塩分を注入しま
す。(塩分を注入しないでそのままやる方法もと
ります。) 上記の二通りの皮を天日又は機械にて完全乾燥
の状態に干し上げます。
水に半日浸し、ふぐの皮に少量の塩分を注入しま
す。(塩分を注入しないでそのままやる方法もと
ります。) 上記の二通りの皮を天日又は機械にて完全乾燥
の状態に干し上げます。
乾燥されたふぐ皮を素焼し、粉末とした皮酒材
を和紙パツク詰としたものである。(1図) 従来、皮酒、ひれ酒とも少量の塩分を加えると
味にうまみが出るものであるが、塩の加減はむづ
かしく、粉末后にまぜ合せるのは尚もむづかしい
ためあらかじめ塩分を含ませた皮を干す方法で、
塩が均一にむじむ方法をとり入れてます。
を和紙パツク詰としたものである。(1図) 従来、皮酒、ひれ酒とも少量の塩分を加えると
味にうまみが出るものであるが、塩の加減はむづ
かしく、粉末后にまぜ合せるのは尚もむづかしい
ためあらかじめ塩分を含ませた皮を干す方法で、
塩が均一にむじむ方法をとり入れてます。
本案は上記のような構造であり、この作用を述
るにふぐ皮を素焼、乾燥し粉末とし和紙パツク詰
とされていることにより、 皮酒を得るには単に皮酒材入和紙パツクを熱燗
中に投入するだけの方法と(7図)、耐熱性のお
燗器に酒を注ぎ、皮酒材入和紙パツクを投入し、
これを熱燗につけて(直火でガラス容器が便利)
賞味する方法と(8図)二通りの賞味方法が出来
るものである。
るにふぐ皮を素焼、乾燥し粉末とし和紙パツク詰
とされていることにより、 皮酒を得るには単に皮酒材入和紙パツクを熱燗
中に投入するだけの方法と(7図)、耐熱性のお
燗器に酒を注ぎ、皮酒材入和紙パツクを投入し、
これを熱燗につけて(直火でガラス容器が便利)
賞味する方法と(8図)二通りの賞味方法が出来
るものである。
前者の場合は器にフタをし、香味の移行を持つ
のである。後者の場合は燗がつくと同時に香味の
移行も完了し、すぐに召し上ることが出来るもの
である。
のである。後者の場合は燗がつくと同時に香味の
移行も完了し、すぐに召し上ることが出来るもの
である。
又、粉末とされているため皮より侵出する香
味、色とも早く、多く、その同一量に於いては粉
末材の方が約2倍の濃度となるものである。これ
を酒にて説明すれば、粉末材1gは二合の酒にて
使用できるが、粉末されてない皮酒材1gは一合
の酒で同程度の濃度しかならないものである。
味、色とも早く、多く、その同一量に於いては粉
末材の方が約2倍の濃度となるものである。これ
を酒にて説明すれば、粉末材1gは二合の酒にて
使用できるが、粉末されてない皮酒材1gは一合
の酒で同程度の濃度しかならないものである。
又、熱燗でなければ色と香味は出ないとされて
いたが、常温中の酒にこの皮酒材を詰めた和紙パ
ツクを3〜4時間浸しておきますと色、香、味と
もに充分に浸出するものでこれは今までのひれ酒
のイメージとは異なる賞味方法の冷たいひれ酒又
は皮酒が可能であり、今ブームである焼酎等の他
多種類のアルコール類に利用できるものでありま
す。冷たい酒中で香味、色の移行が可能なことに
より、酒造メーカーに於いての黄金色の皮酒が製
造されることも充分可能である。
いたが、常温中の酒にこの皮酒材を詰めた和紙パ
ツクを3〜4時間浸しておきますと色、香、味と
もに充分に浸出するものでこれは今までのひれ酒
のイメージとは異なる賞味方法の冷たいひれ酒又
は皮酒が可能であり、今ブームである焼酎等の他
多種類のアルコール類に利用できるものでありま
す。冷たい酒中で香味、色の移行が可能なことに
より、酒造メーカーに於いての黄金色の皮酒が製
造されることも充分可能である。
この皮酒材はひれ酒のイメージを一新し、産業
上常に大きな貢献を持つであろう有用な考案であ
る。
上常に大きな貢献を持つであろう有用な考案であ
る。
尚、このふぐの皮酒材は、完全無毒であり毒性
の心配は全くないものである。
の心配は全くないものである。
第1図は本案和紙パツク入ふぐの皮酒材の平面
図、1……ふぐ皮酒材、2……和紙パツク、第2
図は断面図、第3図は除毒解体后のふぐ皮。背
皮、腹皮、第4図は皮の断面図、イ……棘、ロ…
…表皮、ハ……真皮、ニ……とうとうみ、第5図
は皮ひき状態図、ホ……出刃包丁、第6図は皮ひ
き后の分離された表皮(上)、真皮(下)、第7図
は熱燗中に投入された皮酒材入和紙パツク、第8
図は常温中の酒に投入され、直火にて燗をされる
方法の皮酒材入和紙パツク。
図、1……ふぐ皮酒材、2……和紙パツク、第2
図は断面図、第3図は除毒解体后のふぐ皮。背
皮、腹皮、第4図は皮の断面図、イ……棘、ロ…
…表皮、ハ……真皮、ニ……とうとうみ、第5図
は皮ひき状態図、ホ……出刃包丁、第6図は皮ひ
き后の分離された表皮(上)、真皮(下)、第7図
は熱燗中に投入された皮酒材入和紙パツク、第8
図は常温中の酒に投入され、直火にて燗をされる
方法の皮酒材入和紙パツク。
Claims (1)
- とらふぐ、がとらふぐ、しまふぐ等食用に供す
ることのできる毒性のない皮を有する種類のふぐ
の皮に少量の塩分を含ませ乾燥し、素焼し粉末と
した皮酒材を和紙パツク詰して成るふぐの皮酒
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985117581U JPS646720Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985117581U JPS646720Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224700U JPS6224700U (ja) | 1987-02-14 |
JPS646720Y2 true JPS646720Y2 (ja) | 1989-02-21 |
Family
ID=31003231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985117581U Expired JPS646720Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS646720Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2577774B2 (ja) * | 1988-05-23 | 1997-02-05 | 白龍酒造株式会社 | いか酒の製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5064497A (ja) * | 1973-10-11 | 1975-05-31 | ||
JPS50101590A (ja) * | 1974-01-25 | 1975-08-12 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP1985117581U patent/JPS646720Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5064497A (ja) * | 1973-10-11 | 1975-05-31 | ||
JPS50101590A (ja) * | 1974-01-25 | 1975-08-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224700U (ja) | 1987-02-14 |
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