JPH0323854Y2 - - Google Patents

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JPH0323854Y2
JPH0323854Y2 JP1985138946U JP13894685U JPH0323854Y2 JP H0323854 Y2 JPH0323854 Y2 JP H0323854Y2 JP 1985138946 U JP1985138946 U JP 1985138946U JP 13894685 U JP13894685 U JP 13894685U JP H0323854 Y2 JPH0323854 Y2 JP H0323854Y2
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attached
hood member
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JP1985138946U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の幌部材のシール構造の改良に
関する。
(従来技術) 従来、車体ルーフの前側がハードトツプで形成
され、後側が幌部材(ソフトトツプ)で形成され
ていて、リンク部材によつて幌部材を車体後部に
折畳み、ハードトツプで幌部材を覆うようになつ
た、いわゆるオープントツプ形式の自動車が提案
されている(実開昭59−139419号公報参照)。
ところで、上記のような自動車において、起立
状態では車体後部のリヤデツキ部材の上面にほぼ
揃つている幌部材の下端部が、折畳み状態ではリ
ヤデツキ部材の下方に移動するようになつている
場合、起立時に幌部材の下端部とリヤデツキ部材
との間のシール性を向上させることが望ましい。
(考案の目的) 本考案は上記要望に応えるためになされたもの
で、幌部材の下端部とリヤデツキ部材との間のシ
ールが確実に行なえるようにすることを目的とす
るものである。
(考案の構成) このため本考案は、車体の客室後部を覆う幌部
材を備えたオープントツプ形式の自動車におい
て、上記幌部材の下端部には、該幌部材を外方向
に張るフオーミングバーが取付けれており、該フ
オーミングバーには、断面略U字状のレインレー
ルが取付けられていて、該レインレールには、幌
部材の後方に位置する車体のリヤデツキ部材に当
接する第1ウエザーストリツプが取付けられてお
り、該リヤデツキ部材の上端部には、幌部材の外
面に当接する第2ウエザーストリツプが取付けら
れていることを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、幌部材の下端部のフオーミン
グバーにレインレールを取付け、レインレール
に、リヤデツキ部材に当接する第1ウエザースト
リツプを取付け、リヤデツキ部材に幌部材に当接
する第2ウエザーストリツプを取付けたものであ
るから、リヤデツキ部材の上下位置で幌部材の下
端部が2重にシールされるようになり、雨水など
に対するシール性が向上するようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第2図に示すように、オープントツプ形式の自
動車10の車体ルーフ11は、前側が剛性のハー
ドトツプ12で形成され、後側が可撓性の幌部材
(ソフトトツプ)13で形成されていて、幌部材
13にはリヤウインド26が設けられている。
また、サイドドア14の後方の車体15には、
車幅方向に伸長する逆U字状の可倒ピラー16
が、車体15に対して略垂直に立上がる起立位置
U(第3図参照)と、車体15に対して略水平に
後倒する後倒位置D(第4図参照)とに揺動する
ように支軸17で枢着されていて、上記ハードト
ツプ12の後部12bがリンク18を介して可倒
ピラー16の前部に連結されるとともに、上記幌
部材13の前部13aが可倒ピラー16の後部に
連結されている。
上記可倒ピラー16は、第3図及び第4図に示
すように、リンク24を介して電動モータ25に
連結されている。
上記ハードトツプ12の前部12aは、フロン
トガラス19上方のルーフ前縁部11aに係脱可
能に連結されている。
上記幌部材13の中間部13b及び下端部13
cには、第5図にも示すように、幌部材13を外
方向に張るためのアツパフオーミングバー20及
びロアフオーミングバー21がそれぞれ取付けら
れ、各フオーミングバー20,21は上下揺動自
在に上記可倒ピラー16にピン22,23でそれ
ぞれ枢着されている。
上記幌部材13の下端部13cに取付けられた
ロアフオーミングバー21の下端側には、第1図
に示すように、断面略U字状のレインレール27
がボルトなどで取付けられている。
該レインレール27の立上がり後端部27aに
は、車体15のリヤデツキ部材28のレインフオ
ースメント29に下方から当接する第1ウエザー
ストリツプ30が嵌着されている。
また、リヤデツキ部材28とレインフオースメ
ント29の重ね合わされた上縁部28a,29a
には、幌部材13の外面に当接する第2ウエザー
ストリツプ31が嵌着されている。
上記のような構成であれば、第3図のように、
可倒ピラー16が起立位置Uにある場合、ハード
トップ12がルーフ前縁部11aに連結されて車
体ルーフ11の前側が形成されるとともに、幌部
材13がアツパ及びロアフオーミングバー20,
21で外方向に張られて車体ルーフ11の後側が
形成されている。
このとき、幌部材13の下端部13cは、リヤ
デツキ部材28の上面にほぼ揃うように上移動し
て、レインレール27の第1ウエザーストリツプ
30がリヤデツキ部材28のレインフオースメン
ト29に下方から当接すると同時に、リヤデツキ
部材28の第2ウエザーストリツプ31が展張さ
れた幌部材13の外面に当接する。
したがつて、リヤデツキ部材28の上下位置で
幌部材13の下端部13cが2重にシールされる
ことになるので、雨水などに対するシール性が向
上するのである。
つぎに、第4図のように、電動モータ25を駆
動して可倒ピラー16を後倒位置Dに後倒させる
と、アツパ及びロアフオーミングバー20,21
によつて幌部材13が車体後方へ偏平に折畳まれ
てゆき、ハードトップ12が折畳まれた幌部材1
3の上方を覆うようになる。
そして、幌部材13の外面が第2ウエザースト
リツプ31から離れ、第1ウエザーストリツプ3
0がレインフオースメント29から離れて、幌部
材13の下端部13cはリヤデツキ部材28の下
方に移動するようになる。
以上では、自動車の車体ルーフの前側がハード
トップで覆われた自動車に本考案を適用した実施
例について説明したが、本考案は、要するに、車
体の客室後部を覆う幌部材を備えたオープントツ
プ形式の自動車の幌部材のシール構造に適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る幌部材のシール構造を示
す第2図の−拡大断面図、第2図はオープン
トツプ形式の自動車の斜視図、第3図はルーフ閉
止時の自動車の側面図、第4図はルーフ開放時の
自動車の側面図、第5図は幌部材を省略した自動
車の後部斜視図である。 10……自動車、11……車体ルーフ、12…
…ハードトップ、13……幌部材、13c……下
端部、15……車体、16……可倒ピラー、21
……フオーミングバー、27……レインレール、
28……リヤデツキ部材、30……第1ウエザー
ストリツプ、31……第2ウエザーストリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の客室後部を覆う幌部材を備えたオープン
    トツプ形式の自動車において、 上記幌部材の下端部には、該幌部材を外方向に
    張るフオーミングバーが取付けられており、該フ
    オーミングバーには、断面略U字状のレインレー
    ルが取付けられていて、該レインレールには、幌
    部材の後方に位置する車体のリヤデツキ部材に当
    接する第1ウエザーストリツプが取付けられてお
    り、該リヤデツキ部材の上端部には、幌部材の外
    面に当接する第2ウエザーストリツプが取付けら
    れていることを特徴とする自動車の幌部材のシー
    ル構造。
JP1985138946U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0323854Y2 (ja)

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JPS6246221U JPS6246221U (ja) 1987-03-20
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JPS6246221U (ja) 1987-03-20

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