JPH078273Y2 - オープンカーのシール構造 - Google Patents

オープンカーのシール構造

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JPH078273Y2
JPH078273Y2 JP1988101480U JP10148088U JPH078273Y2 JP H078273 Y2 JPH078273 Y2 JP H078273Y2 JP 1988101480 U JP1988101480 U JP 1988101480U JP 10148088 U JP10148088 U JP 10148088U JP H078273 Y2 JPH078273 Y2 JP H078273Y2
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JP
Japan
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roof
pillar
weather strip
vehicle body
open car
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JP1988101480U
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JPH0223220U (ja
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定 西口
浩之 茶堂
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ルーフ部を開閉すべくルーフ部材が着脱自在
とされたオープンカーにおける該ルーフ部材と車体との
間のシール構造に関する。
(従来の技術) 近年においては、乗員の要望に応じてルーフ部を開閉し
得るように構成された所謂オープントップ型の自動車が
知られている。
例えば、実開昭61−172813号公報においては、両脚部が
回動可能に支持された可倒ピラーと、この可倒ピラーに
一端が、また車体後部に他端がそれぞれ取り付けられた
幌とが備えられたオープントップ型の自動車が示されて
おり、上記可倒ピラーを回動操作することにより、該可
倒ピラーに一端が取り付けられた幌を車体後部を覆う装
着状態と、車体後部に折り畳まれた収納状態とに移動さ
せることにより、ルーフ部を開閉するように構成されて
いる。そして、上記可倒ピラーの下面には、シール部材
が装着されており、幌を装着状態とすべく可倒ピラーを
回動させて起立状態とした場合において、該倒ピラー下
面と車体との間を確実にシールするように構成されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のように可倒ピラーの回動操作により幌
を装着状態と収納状態とに移動させてルーフ部を開閉す
るようにしたオープンカーや、車体に対して着脱自在と
されたルーフ部材によりルーフ部を開閉し得るように構
成されたオープンカーにおいては、上記可倒ピラーやル
ーフ部材におけるピラー部の下面にシール部材が装着さ
れて、これら可倒ピラーのルーフ部材のピラー部が支持
されるリヤフェンダパネルとの間をシールするように構
成されているのであるが、上記可倒ピラーやルーフ部材
のピラー部とリヤフェンダパネルとの合わせ面の一端が
ドア開口部に位置されることになり、このため、ドア開
口部側より上記合わせ面間に雨水等が侵入する虞があっ
た。従って、上記のようなオープンカーにおいては、可
倒ピラーや着脱自在とされたルーフ部材のピラー部とリ
ヤフェンダパネルとの合わせ面のシール性、特に、ドア
開口部に位置する上記合わせ面のシール性を如何向上さ
せるかが課題とされていた。
そこで本考案は、ルーフ部を開閉すべくルーフ部材が着
脱自在とされたオープンカーにおいて、上記ルーフ部材
のピラー部と該ピラー部が支持されるリヤフェンダパネ
ルとの間のシール性、特に、ドア開口部に位置する上記
ピラー部とリヤフェンダパネルとの間のシール性を向上
させて、確実にシールすることのできるオープンカーの
シール構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的と達成するために、本考案は次のように構成
したことを特徴とする。
即ち、ルーフ部を覆った装着状態とルーフ部を開放すべ
く非装着状態とに着脱自在とされたルーフ部材が備えら
れていると共に、このルーフ部材におけるリヤフェンダ
パネル上端部に支持されるピラー部の前面から該ルーフ
部材の上部下面に沿ってドアガラスとの間をシールする
ウェザストリップが装着されたオープンカーにおいて、
上記ウェザストリップをピラー部前面より該ピラー部の
下面に沿って車体後方に延長して延長部を形成すると共
に、この延長部と上記ピラー部下面からルーフ部材の後
端縁下面にかけて装着されて車体との間をシールするリ
ヤウェザストリップの前端部とを上下に重合させたこと
を特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、ルーフ部材におけるピラー部の前
面に装着されてドアガラスとの間をシールするウェザス
トリップの下端部に、ピラー部の前面より該ピラー部の
下面に沿って車体後方に延長されて延長部が形成されて
いると共に、この延長部と上記ピラー部の下面からルー
フ部の後端縁下面沿って装着されて車体との間をシール
するリヤウェザストリップの前端部が上下に重合されて
いるので、ドア開口部に位置するピラー部と車体との間
のシール性を一段と向上させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1、2図はそれぞれ本考案に係るオープンカーのシー
ル構造が適用された自動車の全体概略側面図および全体
概略平面図であって、この自動車1は、ルーフ部2を形
成するハードルーフ3が着脱自在として装備されおり、
該ハードルーフ3の前端縁3aが当接するフロントヘッダ
部4の下面側(車室内側)における車幅方向の所定位置
には、左右一対のストライカ5、5(第2図参照)は固
設されていると共に、該ハードルーフ前端縁3aの内面側
(車室内側)における車幅方向の所定位置には、上記各
ストライカ5、5に係合して該ハードルーフ前端縁3aを
車体に固定する左右一対の前部ロック機構6、6(第2
図参照)が設けられている。また、上記ハードルーフ3
の後端縁3bにおける車幅方向の所定位置には、該ハード
ルーフ後端縁3bを車体に固定する左右一対の後部ロック
機構7、7が設けられていることにより、ハードルーフ
3が、図示のように、ルーフ部2を閉じた装着状態で固
定されるように構成されている。
従って、上記前部ロック機構6、6および後部ロック機
構7、7によりハードルーフ3を装着状態で車体に固定
し、あるいは上記各前後部ロック機構6、6、および
7、7によるハードルーフ3の固定を解除して該ハード
ルーフ3を取り外すことによりルーフ部2を乗員の要望
に応じて開閉し得るように構成されている。
次に、本実施例の特徴部分である上記ハードルーフ3と
車体との間のシール構造について説明すると、第3、4
図に拡大して示すように、アウタパネル3cとインナパネ
ル3dとから形成された上記ハードルーフ3におけるピラ
ー部3e(第2、3図参照)の前面から該ハードルーフ3
の上部下面および前端縁3a(第1、2図参照)の下面に
沿ってドア開口部Aの周囲に位置するようにトップウェ
ザストリップ8が連続的に装着されている。このトップ
ウェザストリップ8は、第5、6図に示すように、ハー
ドルーフ3を形成する上記インナパネル3dの前面部3d1
に沿って配設され、且つ固定部材9により固設されたリ
テーナ10を介して該前面部3d1に固定されており、左右
のサイドドア11、11に上下動自在に支持された各ドアガ
ラス12、12(第1、2図参照)との間をシールするよう
になっている。
また、上記ハードルーフ3におけるピラー部3eの下面か
ら該ハードルーフ3の後端縁3bの下面に沿って車体後部
側面を形成する左右のリヤフェンダパネル13、13および
これに両端部がそれぞれ接合されたリヤデッキパネル14
(第2図参照)との間をシールするリヤウェザストリッ
プ15が装着されており、このリヤウェザストリップ15
は、第8図に示すように、上記ハードルーフ3のインナ
パネル3dの下面3d2に一体的に形成されて下方に突出す
る突片部3d3に係止された本体部15aと、該本体部15aに
一体的に形成されて側方に突出状に形成された側片部15
bとから構成され、この側片部15bが、アウタパネル13a
とインナパネル13bとにより形成された上記リヤフェン
ダパネル13の上端縁に装着されたモール部材16に圧接さ
れることにより、該リヤフェンダパネル13とハードルー
フ3との間をシールするように構成されている。
そして、本実施例においては、第5、7図に示すよう
に、上記トップウェザストリップ8の下端部が、ハード
ルーフ3のピラー部3eの下面に沿って車体方向に延長さ
れて延長部8aが形成されていると共に、上記リヤウェザ
ストリップ15における本体部15aの前端部が、扁平状に
車幅方向に拡張さった扁平部15a′とされ、且つ側片部1
5bの前端部が、前方に延長されて上記扁平部15a′と連
続した筒状部15b′(第7図参照)とされている。そし
て、上記扁平部15a′がトップウェザストリップ8の延
長部8aの上面とインナパネル3dの下面3d2との間に介装
されると共に、該インナパネル3dの下面3d2において上
記延長部8aと扁平部15a′とが複数の固定部材17、17に
より固着されて上下に重合された状態で固着されてい
る。
更に、第5、7図に示すように、上記リヤフェンダパネ
ル13を形成するアウタパネル13aの前端部が車幅方向に
屈曲された屈曲部13a1とされていると共に、該屈曲部13
a1の上端部13a2が車体後方に折り返された形状とされて
おり、該上端部13a2の上面にベルトラインカバー18が固
設されている。そして、第7図に示すように、該ベルト
ラインカバー18における車幅方向に一体的に形成されて
一段と高くされた左右の棚部18a、18b間に上記トップウ
ェザストリップ8の延長部8aが位置されると共に、一方
の棚部18bとハードルーフ3を形成するインナパネル3d
の下面3d2との間で上記筒状部15b′が圧接されている。
上記の構成によれば、第5、7図に示すように、ハード
ルーフ3おけるピラー部3eの前面に装着されてドアガラ
ス12との間をシールするトップウェザストリップ8の下
端部が、ピラー部3eの前面より該ピラー部3eの下面に沿
って車体後方に延長されて延長部8aが形成されていると
共に、この延長部8aと上記ピラー部3eの下面からハード
ルーフ3の後端縁3bの下面沿って装着されてリヤフェン
ダパネル13との間をシールするリヤウェザストリップ15
の前端部に形成された扁平部15a′が、上下に重合され
ているので、第3図に示すように、ドア開口部Aに位置
するピラー部3eとリヤフェンダパネル13との間のシール
性を一段と向上させることができる。
なお、本実施例においては、ドアガラス12との間をシー
ルすべくハードルーフ3におけるピラー部3eの前面に予
め装着されたトップウェザストリップ8の下端部を、車
体後方に延長して延長部8aを形成しただけの極めて簡素
な構成により、ドア開口部に位置するピラー部3eとリヤ
フェンダパネル13との間を確実にシールすることが可能
となり、新たにシール部材を用意する必要がなく、部品
点数を徒に増加させることがない。
(考案の効果) 以上のように、本考案に係るオープンカーのシール構造
によれば、着脱自在とされたルーフ部材のピラー部前面
に装着されてドアガラスとの間をシールするウェザスト
リップの下端部に、ピラー部の下面に沿って車体後方に
延長された延長部が形成されていると共に、この延長部
と上記ピラー部の下面に沿って装着されて車体との間を
シールするリヤウェザストリップとが上下に重合されて
いるので、上記ピラー部と車体との間のシール性、特に
ドア開口部に位置するピラー部と車体との間のシール性
が一段と向上し、該部を確実にシールすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1、2図はそれ
ぞれ本実施例に係るオープンカーのシール構造が適用さ
れた自動車の全体概略側面図および全体概略平面図、第
3図はサイドドアを取り外した状態で一部を破断して示
す自動車の要部拡大側面図、第4図は第3図のIV矢視に
よる要部拡大正面図、第5は第4図におけるV−V線断
面図、第6図は第5図におけるVI−VI線断面図、第7、
8図はそれぞれ第5図におけるVII−VII線断面図および
VIII−VIII線断面図である。 1…オープンカー、2…ルーフ部、3…ルーフ部材、3e
…ピラー部、8…ウェザストリップ(トップウェザスト
リップ)、8a…延長部、13…リヤフェンダパネル、15…
リヤウェザストリップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ部を覆った装着状態とルーフ部を開
    放すべく非装着状態とに着脱自在とされたルーフ部材が
    備えられていると共に、このルーフ部材におけるリヤフ
    ェンダパネル上端部に支持されるピラー部の前面から該
    ルーフ部材の上部下面に沿ってドアガラスとの間をシー
    ルするウェザストリップが装着されたオープンカーにお
    いて、上記ウェザストリップの下端部をピラー部前面よ
    り該ピラー部の下面に沿って車体後方に延長して延長部
    を形成すると共に、この延長部と上記ピラー部下面から
    ルーフ部材の後端縁下面にかけて装着されて車体との間
    をシールするリヤウェザストリップの前端部とを上下に
    重合させたことを特徴とするオープンカーのシール構
    造。
JP1988101480U 1988-07-30 1988-07-30 オープンカーのシール構造 Expired - Lifetime JPH078273Y2 (ja)

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JP1988101480U JPH078273Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 オープンカーのシール構造

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JP1988101480U JPH078273Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 オープンカーのシール構造

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JPH0223220U JPH0223220U (ja) 1990-02-15
JPH078273Y2 true JPH078273Y2 (ja) 1995-03-01

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JP1988101480U Expired - Lifetime JPH078273Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 オープンカーのシール構造

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JP2006335238A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Nishikawa Rubber Co Ltd コンバーチブル車の幌周縁におけるシール構造

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JPH0223220U (ja) 1990-02-15

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