JP2604613Y2 - ウエザーストリップ - Google Patents

ウエザーストリップ

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JP2604613Y2
JP2604613Y2 JP1992093866U JP9386692U JP2604613Y2 JP 2604613 Y2 JP2604613 Y2 JP 2604613Y2 JP 1992093866 U JP1992093866 U JP 1992093866U JP 9386692 U JP9386692 U JP 9386692U JP 2604613 Y2 JP2604613 Y2 JP 2604613Y2
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JP
Japan
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weather strip
door
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door glass
hollow
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Inventor
伸 吉岡
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オープンカータイプの
自動車における幌と上下に開閉するドアガラスとの間を
シールするため幌に取付けたウエザーストリップトップ
サイド及びウエザーストリップボディサイドよりなるウ
エザーストリップに関するものであって、ドア閉時の閉
力を低減するよう改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。
ープンカーで、運転席及び助手席上を覆う逆U形フレー
ムを設けたものがある。逆U形フレームの左右鉛直部
は、四ド ア車のセンターピラーに該当する。このタイプ
のオープンカーは、サッシュレスサイドドアの昇降ドア
ガラス10を上昇させたとき、ドアガラス10上縁後端
と接触するウエザーストリップを前方に向かって片持式
に突出させている。このウエザーストリップはウエザー
ストリップボデーサイド30と呼ばれている。そしてオ
ープンカーの幌を広げたとき、幌の骨組に取付けたウエ
ザーストリップが前記ウエザーストリップボデーサイド
30を上から下に向かって変位して前記ウエザーストリ
ップボデーサイド30に接触する。この幌の骨組に取付
けたウエザーストリップは、ウエザーストリップトップ
サイド20と呼ばれている。幌を広げたとき、ウエザー
ストリップボデーサイド30よりも前側に位置するウエ
ザーストリップトップサイドは、フロントピラーの上端
まで達しており、上昇したドアガラス10の上縁と接触
してシールを保つようになっている。そして、従来、オ
ープンカータイプの自動車において、幌とドアガラス1
0の間をシールするため幌に取付けたウエザーストリッ
プトップサイド20及び中空状ウエザーストリップボデ
ィサイド30よりなるウエザーストリップとして、ウエ
ザーストリップトップサイド20の下面とウエザースト
リップボディサイド30の上面が平面的接触状態Pにな
るものが使用されている。なお、図中×は接触面を示し
ている。
【0003】しかしながら、ドア閉時、両ウエザースト
リップ20,30に対するドアガラス10の荷重Wの分
散がうまく行かず、ドアを閉めるためのドア閉力が高く
なり、そのためドアが半ドア(半開き)状態のままにな
るか、もしくはウエザーストリップが大きく変形且つ移
動しシール性が損なわれるかのいずれかになると言う問
題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップは、ドアガラス1
0の荷重の分散がうまく行かず、ドアを閉めるためのド
ア閉力が高くなって、そのためドアが半ドア(半開き)
状態のままになったり、ウエザーストリップが大きく変
形且つ移動しシール性が損なわれたりすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図4乃至図7を参
考にして説明する。本考案は、オープンカータイプの自
動車において、幌とドアガラス10の間をシールするた
めに幌に取付けたウエザーストリップトップサイド20
及び中空状ウエザーストリップボディサイド30よりな
るウエザーストリップにおいて、中空状ウエザーストリ
ップボディサイド30の上端を、ドアガラス後方の上部
縦方向Yに対して、ドアガラス後方の上部水平方向Xに
しかも車体前方に向けて延設させ、その上面の断面形状
を凹の略円弧状にすると共に、中空部側内面の車幅方向
の両コーナーにノッチ31,31を付け、さらにウエザ
ーストリップトップサイド20の下面の断面形状を前記
ウエザーストリップボディサイド30上面を覆う、下向
き凸の略円弧状に形成し、而も取付ける前のゼロタッチ
状態においては、ウエザーストリップトップサイド20
と中空状ウエザーストリップボディサイド30の車外側
の外側リップ部32との間に隙間Sが生じる如く構成
し、また取付完了状態でドアを閉めた際においては両ウ
エザーストリップの車幅方向の中央がラップに基づく変
状態で接触すると共に外側リップ部32がウエザース
トリップトップサイド20の略円弧状面に近接又は圧接
する如く構成してある。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10はドアガラ
ス、20は幌に取付けたウエザーストリップトップサイ
ドであって、その下面の断面形状を下向き凸の略円弧状
に形成してある。30は中空状ウエザーストリップボデ
ィサイドであって、上端は、ドアガラス後方の上部縦方
向Yに対して、ドアガラス後方の上部水平方向Xにしか
も車体前方に向けて延設されており、ウエザーストリッ
プトップサイド20の下面に対応して、前方、延設部分
の上面を凹の略円弧状にすると共に、上面の中空部側内
面の車幅方向の上部両コーナーにノッチ31,31を形
成し、而も幌を完全に取付ける前のゼロタッチ状態で
ドアを閉めた際においては図4に示す如く、ウエザース
トリップサイド20と中空状ウエザーストリップボディ
サイド30の車外側の外側リップ部32との間に隙間S
が生じる如く構成し、また幌の取付完了状態においては
図5に示す如く両ウエザーストリップ中央がラップに基
づく変位量Lで接触すると共に外側リップ部32がウエ
ザーストリップトップサイド20の略円弧状面に近接又
は圧接するように構成してある。
【0007】作用について説明すると、幌と共にウエザ
ーストリップトップサイド20がウエザーストリップボ
ディサイド30に向かって下降して弾接しても、ウエザ
ーストリップボディサイド30上面がウエザーストリッ
プトップサイド20の下面を包み込み、確実にドアガラ
ス10との間をシールするため、ドア閉時にドアガラス
10をウエザーストリップボディサイド30及びウエザ
ーストリップトップサイド20に弾接させた場合、両ウ
エザーストリップ20,30へのドアガラス10の荷重
が断面略円弧状の上下面で吸収されて分散され、ドア閉
力が著しく低減される。又、隙間Sは、シール面凹部、
凸部のラップにより、凹部の外側リップ部32が確実に
凸部のシール面に、密着されるため、幌の左右のバラツ
キによる外側リップ部32が、折れ曲がる可能性がなく
なる。これにより、外観見栄えも良くなる。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
ドア閉時にドアガラス10をウエザーストリップボディ
サイド30、ウエザーストリップトップサイド20に弾
接させた場合、両ウエザーストリップ20,30へのド
アガラス10の荷重が断面略円弧状の上下面で吸収され
て分散され、ドア閉力が著しく低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】オープンカータイプのウエザーストリップを示
す斜視図である。
【図2】従来例のドア開時の状態を示す図1のA−A断
面図である。
【図3】従来例のドア閉時の状態を示す図1のA−A断
面図である。
【図4】本考案の実施例におけるウエザーストリップト
ップサイドとウエザーストリップボディサイドの取付け
る前のゼロタッチ状態における図1のA−A断面相当図
である。
【図5】本考案の実施例のドア開時の状態を示す図1の
A−A断面図である。
【図6】本考案の実施例のドア閉時の状態を示す図1の
A−A断面図である。
【図7】本考案の実施例のドア閉時の状態を示す図1の
B−B断面図である。
【符号の説明】
10 ドアガラス 20 ウエザーストリップトップサイド 30 ウエザーストリップボディサイド 31 ノッチ 32 外側リップ部 S 隙間 W 荷重
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンカータイプの自動車において、
    幌とドアガラス(10)の間をシールするために幌に取
    付けたウエザーストリップトップサイド(20)及び中
    空状ウエザーストリップボディサイド(30)よりなる
    ウエザーストリップにおいて、中空状ウエザーストリッ
    プボディサイド(30)の上端を、ドアガラス後方の上
    部縦方向に対して、ドアガラス後方の上部水平方向にし
    かも車体前方に向けて延設させ、その上面の断面形状を
    凹の略円弧状にすると共に、中空部側内面の車幅方向の
    両コーナーにノッチ(31,31)を付け、さらにウエ
    ザーストリップトップサイド(20)の下面の断面形状
    を前記ウエザーストリップボディサイド(30)上面を
    覆う、下向き凸の略円弧状に形成し、而も取付ける前の
    ゼロタッチ状態においては、ウエザーストリップトップ
    サイド(20)と中空状ウエザーストリップボディサイ
    ド(30)の車外側の外側リップ部(32)との間に隙
    間(S)が生じる如く構成し、また取付完了状態でドア
    を閉めた際においては両ウエザーストリップの車幅方向
    の中央がラップに基づく変位状態で接触すると共に外側
    リップ部(32)がウエザーストリップトップサイド
    (20)の略円弧状面に近接又は圧接する如く構成して
    なるウエザーストリップ。
JP1992093866U 1992-12-28 1992-12-28 ウエザーストリップ Expired - Fee Related JP2604613Y2 (ja)

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JPH0653238U JPH0653238U (ja) 1994-07-19
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