JPH03232481A - フレーバ送出物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気加熱フレーバ送出物品に関し、さらにこの
物品からフレーバを送出するためフレーバ源を電気的に
加熱する方法および装置に関する。

加熱して煙草その他の化合物からフｌ／−ツクを放出す
るため電力を利用する喫煙物品は在来の喫煙物品に優る
若干の利点を有する。例えば電気加熱喫煙物品は煙草を
燃焼させずに喫煙の味と感覚を出す。また、電気加熱喫
煙物品は煙草を吹かす間に目に見えるエアロゾルを発生
しない。しかし、電気加熱の物品に以前から種々の技術
的問題がある。

煙草をろ吹かしし次の一吹かしするまでの間フレーバを
比較的持続的に放出するため動作中は喫煙物品を実質的
に一貫性のある温度に維持することが望ましい。喫煙物
品は速かに作動温度に達することが必要で、過熱があっ
てはならないし指定のフレーバ　蒸気およびエアロゾル
（以下「フレーバ成分」と称す）を発生／放出するだけ
の長さの時間動作温度を維持していなければならない。

喫煙物品はまた電力消費の点からも効率のよいことが必
要である。

叙上の事実に鑑みて、本発明はフレーバ成分を発生する
ための電気加熱装置を提供することを目的としている。

本発明は加熱するとフレバ成分を発生／放出することが
できるフレーバ発生媒体と、加熱素子と、電源と、フレ
ーバ発生媒体の温度、または加熱素子に加えられる電力
量を調整する制御装置とを有する電力装置を提供せんと
するものである。

本発明によれば、フレーバ発生媒体と熱接触している電
気加熱素子と、電気エネルギを電気加熱素子に送出して
加熱素子をしてフレーバ発生媒体を加熱させてこの媒体
からフレーバ成分を放出させる装置と、エネルギ送出し
装置によって送出された電気エネルギ量を調整する調整
装置とよりなるフレーバ発生媒体からフレーバを引出す
装置が提供される。

本発明を実施してなる物品は燃焼副産物を減少または除
去する電気加熱物品を提供する利点を有する。本発明の
物品はフレーバ成分が一吹しから一吹しの間一定して放
出される別の利点をも有する。本発明の物品のさらに別
の利点はフレーバ成分の送出が最小量の入力エネルギで
制御できることである。本発明の一実施例が加熱素子の
温度を予報的に制御する受動装置の利点を有する。

本発明の好ましき実施例に従って造られた物品は制御量
のフレーバ成分を放出する。加熱素子はフレーバ発生媒
体の温度を燃焼が始まる温度以下である所定の温度まで
上昇させる。例えば、非燃焼物品は加熱されるべきフレ
ーバ発生媒体で正温度係数サーミスタを包み、材料およ
び加熱素子をチューブ（典型的には箔裏打ちとすること
ができる）内に捕捉しフィルタを取付け、外側包装体を
物品に与えることによって形成される。フレーバ発生媒
体は電気エネルギをサーミスタに与えることによって加
熱される。

サーミスタはサーミスタの温度をある所定の「転移」温
度まで上昇させる電流を引出す。この転移温度はサーミ
スタの組成物によって決まる公知の価で、この価で装置
の温度は安定する。

別の実施例では、制御装置は予め決められた時定の電圧
サイクルを加熱素子に与えるか、またはフレーバ発生媒
体に温度サイクルを与え、媒体の温度を好ましき温度に
律動的に送りフレーバ成分を発生する。この多段動作が
電力消費削減となる理由はフレーバ発生装量が極く短時
間だけ上昇温度にあるからである。

慰安のためにフレーバ成分を提供することに加えて、本
発明により造られた物品はこの物品により発生されたフ
レーバ成分の送出を調整する装置を提供する。フレーバ
発生媒体から放出されるフレーバ量はフレーバ媒体が加
熱される場合の温度次第で変化する。加熱素子、電源、
および適正な動作特性を有する制御装置を選択すること
によって種々異なる送出の物品が製造できる。

本発明の実施例を添付の図面を参考に以下に例として説
明する。

さて図面について述べると、第１図は参照符号１０によ
り全体的に示す物品を示す。物品１０は典型的にはフレ
ーバ発生媒体１２と、加熱素子１４と、電源１６とを含
み、これらは外側チューブまたは上包み体１８で包まれ
ている。フレーバ媒体１２は典型的には包まれたベツド
の形でまたは加熱素子１４の周りに配置された押出棒と
して形成され、次いで内部が断熱されたチューブ２０に
入られるのが典型的である。フレーバ発生媒体１２は穴
あきの前側クリップ２２および後側クリップ２４によっ
てチューブ２０内に捕捉される。電源１６からの電気エ
ネルギはフレーバ発生媒体を加熱してフレーバ成分を発
生する加熱素子１４の抱子に与えられる。空気孔２６は
外部包み紙１８に設けられて外気をフレーバ発生媒体内
に引込ませる。外気はフレーバ成分と混合し、この混合
物は使用者がこの物品を吸込むと前側クリップ２２およ
びフィルタ２８を通って吸込まれる。喫煙物品１０は断
面線Ａ−Ａに沿って分離可能であるので使用者は使用済
みのフレーバ発生媒体および沖過材料を取替えて電源に
接続できる。

第２図はエネルギが内部電源１６からよりもむしろ外部
電源から加熱素子１４へ供給される場合の喫煙物品１０
の別の実施例である。電気エネルギはコネクタピン３０
を介して加熱素子１４の接点に伝達される。チューブ２
０内に一部分が延びて（１）るヒータ基部３２はコネク
タピン３０を支えこれを適正に位置決めする。電気エネ
ルギは外部電源へ延びる線を介してコネクタピン３０に
供給されて電源に接続されている間は物品１０は動作加
能である。あるいはこれに代って、物品１０を加熱の間
は直接外部電源のプラグに差込み、使用のための電源か
ら取外すこともできる。当業技術者は本文に記載の物品
の各実施例を改変して内部電源を利用するかまたは外部
電源を利用することができる。

フレーバ発生媒体１２は典型的には加熱素子１４の周り
に配置される。また別の方法としては、加熱素子でフレ
ーバ発生媒体を囲繞することもできる。媒体１２の温度
が約１００℃乃至５００℃に上昇した場合にフーバ成分
は媒体から放出される。フレーバ成分を発生する好まし
き温度範囲は１２０℃乃至４００℃で、最も奸才しき範
囲は２００℃乃至３５０℃である。物品１０が発生する
フレーバ成分量は、従って放圧フレーバ童はフレーバ発
生媒体１２の温度、童、濃度の如何により変化する。フ
レーバ発生媒体１２は１９８８年７月２２日出願の米国
特許申請書番号０７／２２２８３１号に開示されその全
体を参考のためここに引用するフレーバベレットと同類
のものであってもよい。フレーバ発生媒体１２は煙草ま
たは煙草ｌこ由来する材料を含むことができる。あるい
はこれに代って、媒体１２ははつか、果実フレーバ、あ
るいはその他同類のフレーバにすることもできる。

加熱素子１４は穐々の材料を使用して形成することがで
きる。好ましき実施例では加熱素子１１１は典型的には
紙、箔、カーボン、プラスチフクまたはガラスとするこ
とができる絶縁性チューブ内に配置された抵抗線コイル
（例えば、タングステン、タンタルム、またはニクロム
など）である。またこれきは違って、ヒータを黒鉛また
はセラミンクスで形成し、これらの材料で造られた保護
鞘で形成されている。

加熱素子はフレーバ発生媒体１２を直接加熱するか、ま
たは素子を媒体１２内に引込んで通す以前に外気を加熱
する様に設計されている。

さて第３図について述べると、物品３４はフレーバ発生
媒体１２と接触する第１加熱素子１４と、基板１２に入
る以前にチューブ２０内に引込まれた空気を予熱するた
めの第２加熱素子１４′七を含む。フィルム２８で−吹
かしする七、外気は外部包み体１８に形成された空気孔
２６内に吸込まれる。空気は外部包み体１８と断熱チュ
ーブ２０との間にスペーサリング３８および４０により
形成された通路３６内に引込まれて通り抜ける。空気は
通路３６を出て空気孔４２を経てチューブ２０に這入り
、ヒータ１４′を通り過ぎ、加熱されたフレーバ発生媒
体内を通り抜ける。加熱空気とフレーバ成分との混合物
（ｉ使用者用のフィルタ２Ｂ内ｌこ吸込まれて通り抜け
る。

制御されたフレーバ発生媒体温度（または低加熱装置内
の一定加熱温度）がフレーバ成分の実質的に一定の放出
／発生を保証するために必要である。フレーバ発生媒体
１２は典型的には制御装置によって制御温度に維持され
る。本発明に使用するのに適した制御装置は「受動」装
置か、あるいは「能動」装置かのどちらでもよい。受動
装置は加熱素子１４または電源１６そのものを用いてフ
レーバ発生媒体の温度を調整するか、または加熱素子に
加えられる電力量を調整する装置である。能動制御装置
はフレーバ発生媒体をろ定に加熱するために電子制御回
路などの追加の構成部品を用いるか、または使用者が参
加して自らの操作によって一定に加熱することを必要と
する装置である。

本発明の好ましき実施例においては、物品１０は加熱過
程を制御しフレーバ成分の発生量を制御するため受動的
組合せ装置を利用している。

この組合せ装置における成分の特性は全動作を通じてフ
レーバ発生媒体１２を制御温度に維持するように選ばれ
ている。この組合せ装置の重要な構成部品はフレーバ発
生媒体１２、加熱素子１４および電源１６を含む。この
形式の組合せ装置は内蔵電源を有する物品において最も
効果的である。

組合せ装置は次のごとく作動する。電源１６は電気エネ
ルギを加熱素子１４に放出する。加熱素子１４は放出さ
れた電気エネルギを熱に変換する。加熱素子１４および
フレーバ発生媒体１２の熱質量および材料特性は速かに
熱を吸収し喫煙物品１０の過熱を防止する。電源１６を
完全に充電した場合には初動保時にはより多くのエネル
ギが放出される。短い動作期間後は、電源１６からの電
力出力が減少するのは電源がその位置エネルギの大部分
を放電したため並びに電源１６の内部抵抗が上昇する（
自己加熱特性の故に）ためである。電源１６の放電特性
は加熱素子へのエネルギの放電の故に、また電源の内部
損の故に変化する。フレーバ発生媒体１２および加熱素
子１４が電源１６の初期の高エネルギ放電中に発生する
熱を保持するために、フレーバ発生媒体１２の温度は、
ちょうど電源１６の電気エネルギ出力が減少する時に、
実質的には不変である。電源１６の電気エネルギが補充
される場合には、フレーバ発生媒体１２は取外されて新
たな材料に取替えられ、電源１６は再使用に先だち再充
電される。

組合せ装置のいずれか一つの構成部品に変化があると、
他の構成部品の機能は影響を受ける。

フレーバ発生媒体１２と、加熱素子１４と電源１６とは
物品１０の所望動作温度を選ぶために経験的に順応され
なければならない。例えば、低い抵抗およびロワーマス
（Ｌｏｗｅｒ　ｍａｓｓ　）を有する加熱素子ならもつ
と多くの電流が流れることを可能にするだろうし、また
フレーバ発生量１２がもつ乏速かに加熱されることを可
能にするたろう。さら；こ、フレーバ発生媒体１２の熱
特性はフレーバ発生媒体を形成するベレットの寸法およ
び壜と共に変化する。ベレット寸法をより小さくしたこ
とから生ずる表面積の増加は加熱素子および隣接の粒子
との接触をより多くすることによってフレーバ発生媒体
１２がより速い速度で熱エネルギを吸収することができ
る。

与えられたフレーバ発生媒体から放出される全体の粒状
物質（ＴＰＭ　）の童はこの媒体の時間温度歴史（ｔｉ
ｍｅ　ｔｅｍｐｅｒａｔｕｒｅ　ｈｉｓｔｏｒｙ　）に
比例する。例えば１００〜の材料サンプルを１２０℃で
加熱すると典型的には所与の時間で２−のＴＰＭが放出
される。同じサンプルを２８０℃で同じ時間食加熱する
と２２呵のＴＰＭが放出される。このように、物品１０
の送出は予め決められた温度を達成するため組合せ装置
の構成部品を選ぶことによって調整できる。

上記同様の好ましき実施例において、加熱素子１４は正
温度係数のサーミスタである。サミスタは受動温度制御
を提供する温度感知抵抗器である。サーミスタは予め決
められた温度（即ち、サーミスタの所謂「転移温度」　
）に達すると、その電気抵抗は大きく増加し、サーミス
ターを通る電流の流れを減少し、従って加熱を減少させ
る。サーミスタ温度が減少すると、電気抵抗もまた減少
し、追加の電流を流れさせて加熱を増加させる。サーミ
スタはサーミスタ温度（およびフレーバ発生媒体温度）
に応えて電流の流量を絶えず調整することによって一定
のベツド温度を維持する。本発明に用いるために適した
正温度係数のサーミスタは市販されていて、例えばジョ
ーシア州３００５０（サミスタバートムＰＴＨ４２０Ａ
（）　１０　ＯＮＯ３２）スマーナトクパーク２２０、
ムラタエリー北アメリカから市販されている。

第４図は典型的正温度係数サーミスタの温度特性のグラ
フである。適当なサーミスタを選ぶことによって転移ま
たは安定温度が選ばれて物品に対する所望のフレーバ強
度を達成することができる。第４図はサーミスタの急速
な加熱能力を説明する。正温度係数サーミスタはその化
学成分の故に、自己調整加熱装置の役目をする。

在来の抵抗ヒータよりもサーミスタで物品を加熱するこ
とには幾つかの利点がある。サーミスタを有する物品は
過熱を防止するためサーモスタットまたは制御回路を必
要としないし、周囲の条件には関係なく制御された表面
温度を提供し、且つ供給電圧とは殆ど関係なく安定温度
を提供する。これらの特徴がこの装置を物品内のフレー
バ発生媒体を加熱するための優れた選択とさせる理由は
煙草の−吹かしから次の−吹かしまで使用者は比較的に
一定したフレーバの送出しを与えるからである。

第５図は第４図に示した温度を発生するためにサーミス
タが消費する電力のグラフである。

本発明を実施した物品は動作を調整するため能動制御装
置を利用することができる。一つの好ましき装置は第６
図に示すヒータ／パルスの複式設計である。第１加熱素
子１４はフ［／−バ発生媒体１２の温度を実質的には不
変の温度に維持、即ち）１／−バ発生媒体１２が所望の
エアロゾルを発生するために加熱されなければならない
場合の温度以下に維持する。第２加熱素子１４′は電気
エネルギを律動的に送られて媒体の温度を気化温度以上
に上昇させ所望のフレーバ強度を発生する。

フレーバ発生媒体１２はチューブ２０内に捕捉される。

チューブ２０は金属その他、熱伝導性容器であればよい
。チューブの内容物を加熱するため加熱要素１４（まチ
ューブ２０を囲みチューブと熱接触状態にしておくこと
ができる。

加熱素子１４は好ましくは空気がチューブ２０内に吸込
まれる以前に通路３６を通って吸込まれた空気を加熱す
る。典型的にはフレーバ発生媒体１２内に配置される加
熱素子１４′は電源１６からの電気エネルギで所定時間
だけ活動して−吹かしｌこ対してフレーバ成分を発生／
′放出する。

第６図のヒータ／パルスの複式設計は二つの明確な利点
を提供する。第１は、電源１６からはより少いエネルギ
しか用いずに恒温装置と同じ７レ一バ発生能力を提供す
る。フレーバ発生媒体が動作期間の大部分′の間、より
低い温度で維持される。高温度は維持されない。フレー
バ発生媒体１２は短い期間だけより高い温度に活動され
るので、エネルギの消費が小さい。第２は、フレーバ成
分は−吹かしする直前、および（または）−吹かし動作
中の短い時間発生する。

名目量のフレーバ成分は各−吹かしするととの間に蓄積
される。これがフレーバ成分の送出しを改良することに
なる。

物品１０のもう一つの好ましき実施例はフレーバ発生媒
体１２と接触する単一加熱素子のみを含む。この加熱素
子は各−吹かしする間の一定した低レベル加熱と各−吹
かしに必要な高温パルスとの両方を提供する。

第７図の喫煙物品４４に示される第２形式の能動制御装
置は単一加熱素子１４に送出される電力を調整する電子
制御回路４６である。電子制御回路４６は加熱素子１４
に電圧および電流を与え、従ってフレーバ発生媒体１２
の温度を制御するための予報方法を提供する。制御回路
４６は効率的な電力の使用に対する二つの操作方式を持
っている。即ち、各吹かし間では所定の低レベル温度（
気化温度以下）にフレーバ発生媒体１２を維持するため
の「低電力」方式と、加熱素子１４をその好ましきより
高い動作温度に速かに上昇させるための「高電力」方式
とである。回路４６は典型的には頻繁な高電力動作によ
ってフレーバ発生媒体工２が不用意に過熱されるのを防
止するため高電力動作間に固定ロンクアウト時間を提供
する。

回路４６は図示の「オフ」位置に示す二極形双投スイッ
チ４８により電源１６に接続されている。スイッチ４８
を「オン」位置にすると、電源１６の正端子は抱子は電
圧調整器５６および５８の入力端子（ピン１）に接続さ
れる。電圧調整器５６および５８は標準形市販の集積回
路（例えばチクサス州フォートワース在のタンデイ社の
レイヂオシャツクから販売のモデル７５０８およびＬＭ
　３１７　Ｔのごとき）である。

電源１６の負端子は回路に対する接地基準を形成してい
る。

喫煙物品４４を操作するためには、使用者は電力スイッ
チ４８を「オン」位置にする。物品４４は先ず初めに高
電力方式において動作する。

フレーバ発生媒体１２は急速にその好ましきより高い温
度まで加熱されて、使用者が喫煙物品４４をろ服吹かす
ことができる。この高電力方式用の時間間隔が過ぎると
、制御回路４６が低電力方式にはいってフレーバ発生媒
体１２を低くした温度に維持する。使用者は所定のロッ
クアウト時間の間だけ高電力方式を始めるのが阻止され
て喫煙物品の過熱するのを防止する。ロックアウト時限
が過ぎると、使用者はスイッチ５０を作動させて高電力
方式に再びはいる。このサイクルはスイッチ５０を作動
させる度に繰返えされる。使用者が操作を終了すると、
消費されたフレーバ発生媒体は本装置の次回の使用に備
えて取替えることができる。

回路４６は二つの時限回路６０および６２を含み、これ
らの回路は標準（電力）集積回路（ＩＣ）のタイマ（６
４）および（６６）（例えば、レヂオシャツク社から市
販もされているＴＬＣ５５５型など）に基くものである
。時限回路６０および６２はそれぞれ低電力および高電
力動作方式を制御する。電圧調整器５６はピン３を接地
して高電力ロックアウト期間の継続を決定する抵抗器−
コンデンサ（Ｒｏ）の回路網への電圧を調整する。

抵抗器６８は電圧調整器５８の出力および電圧調整ピン
（それぞれピン２および３）を接続し、回路４６が低電
力方式において動作する時に調整器５８に電流制限器の
役目をさせる。調整器５８の出力には高電力方式にある
間はバイパスがつけられる。

電圧調整器５６の調整された出力電圧（ピン２）はタイ
マ６４の正電力端子（ピン８）に接続されると共にＲＣ
回路網に接続される。タイマ６４の負電力端子（ピン１
）は接地される。ＲＣ回路網は可変抵抗器７０、固定抵
抗器７２、およびコンデンサ７４を含む。タイマ６４（
ピン３）の出力はＲご回路網によって制御され、スイッ
チ５０を介して接地ピン２によって生起されるピン２に
おける負パルスによって駆動される。

充電時間は抵抗器７０および７２とコンデンサ７４との
数値によって決定され、この数値は約５乃至３０秒、好
ましくは１０乃至２０秒、最も好ましくは１５秒の範囲
にあることができる充電時間を得るために選ばれる。

スイッチ５０は一側が抵抗器７２とコンデンサ７４との
間のＲＳ回路網に接続され、他側か接地されている。ス
イッチ５０は作動時はコンデンサ７４を放電し、回路６
０の充電時間をゼロにし、タイマ６４のピン３において
出力を発生する。コンデンサ７４の電圧が供給電圧の子
を超過すると、高電力ロックアウト期間が過ぎ、使用者
は再び回路を高電力方式（フレーバ成分を発生するため
）に入らせることができる。

調整器５６のピン２（調整された出力電圧）は継電器７
６の常時開接点を介して時限回路６２に接続している。

タイマ６４のピン３からの出力が高いと、継電器７６の
コイルが通電され、継電器接点は閉じられる。次いで電
力は時限回路６２に供給される。時限回路６２はタイマ
６６および第２　ＲＣ回路網を含み、この回路網は可変
抵抗器７８、固定抵抗器８０、およびコンデンサ８２を
含む。この第２　ＲＣ回路網の充電時間は抵抗器７８お
よび８０とコンデンサ８２の数値によって決定され、こ
の数値は典型的には約０．２乃至４．０秒、好ましくは
０．５乃至２．０秒、且つ最も好ましくは１２乃至１６
秒の範囲内にすることができる充電時間を得るために選
ばれる。

この充電時間は高電力方式の継続を制御する。

タイマ６６（ピン３）の出力は第２　ＲＣ回路網によっ
て制御され、タイマ６６のピン２における電圧が供給電
圧の十以下に低下すると、高くなる。タイマ６４のピン
７はコンデンサ８２に放電路ヲ提供してタイマ６６のピ
ン３における出力を誘発し時限回路６２を再セントする
。

可変抵抗器７０および７８１−！それぞれ時限回路６０
および６６に対する充電時間の調整を可能にする。別の
実施例では、抵抗器７０および７２と抵抗器７８および
８０とはそれぞれ単一固定抵抗器と取替えられている。

もし所望の充電時間がわかり固定されているなら各対に
対し単一固定抵抗器を用Ｇ）で回路４６の寸法と複雑性
を減少するこ七が有利である。

タイマ６６（ピン３）の出力は継電器８６のコイルに接
続されているので、継電器８８のコイルの両側での圧力
を制御する。継電器８８は加熱素子１４が低電力方式で
加熱しているか高電力方式で加熱しているかを出力端子
９０の両側での電圧を制御することによって制御する。

継電器８８は出力４子９０ｉこ対し電圧調整器５８（低
電力方式）の調整された電流出力かまたは電源１６の正
電圧かのどちらへもスイッチする。

継電器８８の接点は継電器５８の調整された電流出力（
ピン２）に接続された端子）ζζ常時スイッチされてい
る。継電器８８の端子すは電力スイッチ４８を介して電
源１６の正端子に接続されている。継電器８６が通電さ
れると、電流は電源１６から継電器８６を通って流れ、
継電器８８のコイルを励磁する。そうすると、継電器８
８の接点が端子すに切換る。ＬＥＤ　５．４　ｉｉ継電
器８８の共通接点を並列抵抗器９２（抵抗器の第２洩子
は接地されている）ｌこ接続する。抵抗器９２はＬＥＤ
　５４が、高電力方式に入っている間だけ、発光するよ
うに選ばれている。

制御回路４６のいずれかの構成部品を変えると回路全体
の性能が影響され、従って物品４４の動作が影響される
。特に、時限回路６０および６２の第１および第２Ｒ２
回路網を形成する抵抗器およびコンデンサの数値を変え
ることはこれらの回路の充電回数を変え、従って、高電
力動作の継続を変え且つ高電力ロックアウト期間の継続
を変える。各時間間隔の最適の継続はフレーバ発生媒体
１２と加熱素子１４との特性によって主として決定され
る。例えば、低電気抵抗を有する加熱素子ならより多く
の電流の流れを可能にするし、フレーバ発生媒体がより
速く加熱されるこ七を可能にするであろう。このことが
、今度；ま、高電力動作期間を短かくすることを可能に
するであろう。

第３型式の能動制御装置ではフレーバ発生媒体１２）ζ
加えられる加熱サイクルを制御するため温度感知フィー
ドバックループが用いられる。

例えば、廿−モカブル、サーミスタ、ＲＴＤなどの温度
感知装置を用いて温度を感知し、所定の温度を維持する
ため加熱素子に流れる電力を調整することができる。こ
の制御装置の図示の実＋１に儀１＾イ矯Ｑ、研Ｉｆ　＝
Φ栖アさて第８ａ図につ（７）て述べると、加熱素子目
は電圧源に直結され、単極双投継を器接点８１の常時閉
接点を介して接地される。この継電器はピン９を介して
切換圧力設定値制御装置（ｓｗｌｔｃｈｅｄ　ａｕもｐ
昭ｓ＝ｔ　ｐｏｉｎｔｃｏｎｚｒｏｌＴ−ｅｒ）　８３
（マサチュセツツ州ノーアウツドのアナログデバイセス
社製造のＡＤ　５９５型）の制御下で作動される。制御
装置８３はピン１］を介して電圧源に接続され、ピン１
．４．７および１３を介して接地される。「Ｋ」型サー
モカプラ８５；オ鉄ピンおよびコンヌタンタンピンを有
し、これらのピンはそれぞれ制御装置８３のピンｌおよ
び１４に接続されている。制御装置８３は電圧調整器８
７（マサチュセツツ州ノーアウツドのアナログデバイセ
ス社製造のＡ、Ｄ　５８０型）のピン２からの約２．５
　Ｖの出力電圧に（ピン８）に接続されている。電圧調
整器８７（ｉピン１を介して電圧源に接続され、ピン３
を介して接地されている。

とデ卸六ｔど雪層りどスイ゛ソ壬め（入スル　電喘ｌ峠
電圧基準（ピン８において）によって設定された所定の
温度に達するまで、ヒータ内を流れる。

もし電圧基準が２．５　Ｖであれば、目標値温度は２５
０℃（この温度設定値はボルト当り約１００℃に相当す
る）である。いったん設定値に達すると、制御装置８３
の出力は供給電圧お等しくなり、継電器は通電される。

この時点で、常時閉継電器接点は開き、ヒータを流れる
電流を停止トさせる。そうすると温度は設定値温度以下
に低下し、継電器を死なせ、常時閉接点を閉じる。

このフィードバックサイクルは継続し、ヒータ温度を約
設定値温度に維持する。

第８ａ図の回路の設定値温度は制御装置８３のピン８に
おける設定値電圧を変えることによって変化する。この
回路の構成部品を変えて同じ目標を達成することもでき
る。例えば、継電器８１の代りにソリッドステート継電
器またはトランジスタを用いることもできよう。また、
個別回路に機能の全てを組入れるカスタムＩＣを造るこ
ともできよう。この型式の回路を修正してＲＴＤその他
の温度センサおよびトランスデユーサをサーモカプル８
５に代えて使用するこさもできよう。

本発明の物品への給電は種々の方法でおこなうことがで
きる。大別して、電源１６は内部電源でも、あるいは外
部電源でもよい。内部電源は物品内に配置でき（第１図
参照）、内蔵装置の創出である。外部電源は物品より外
部に配置され、典型的には接続ピン３０を介して物品（
第２図）に接続される。

内部電源１６が典型的には再充電可能なニッケルカドミ
ウム（ＮｉＣｄ　）電池であるのはＮｊＣｄ電池がその
全放電サイクルを通じて比較的不変的に放電するからで
ある。しかし、電源１６は再充電可能なリチウム二酸化
マンガン電池、または使い捨てアルカリ電池といったど
のような再充電可能なまたは使い捨て可能な電池でもよ
い。電源１６は典型的には２０〜５００　ｍＡＨの電力
を供給し２．４　Ｖの電圧を発生させるに足るだけの容
量を有する。好ましき実施例では各１２Ｖ　８Ｑ　ｍＡ
　７１１池を二個直列接続したものである。

この容量の電池は一本の「１０回吹かし」の物品に給電
するこおができる。これらの電池は約５分間の動作に対
し十分なエネルギを供給する。

符号９５で全体的に示し第９図に示した喫煙物品の別の
実施例では、電源１６はコンデンサ９．１およびこのコ
ンデンサを充電するための電池９６を含む。電池９６は
各吹かしの期間中ではゆっくり放電してコンデンサ９４
を充電することもできる。コンデンサとは違って、電池
は蓄電エネルギを急速に放電することには十分に適して
いない。電池９６は急速に放電するよりはむしろ徐々に
放電する時の方が吹かし回数を著しく多くする給電力を
有する。電池／コンデンサの組合せによって寸法および
容量のより小さい電池の使用が可能になり、使用者はコ
ンデンサのない場合はど頻繁に電池の充電をしなくてす
む。

また今一つの別の実施例では　磁気誘導また（ま電磁誘
導によってエネルギは物品に連結され、コンデンサを充
電するより前に整流され調整される。外部電源は典型的
には磁気エネルギまたは電磁エネルギを物品に連結する
ため適当な発電機および誘導子を含む特別設計の灰皿で
あってもよい。

コンデンサ９４は所定ｌのエネルギを加熱素子１４に送
出して−吹かしに対し制御された送出をおこなう。コン
デンサ９４は各吹かし間に再充電して必要な充電の蓄電
容量を畢小限ζこする。コンデンサ９４は放電サイクル
において早い時期に最大エネルギを放電し、フレーバ発
生媒体１２の温度を活動温度まで急速に上昇させる。コ
ンデンサ９４が放電するにつれて、コンデンサの動作電
圧は低下し、これに対応したエネルギ放出の低下をおこ
す。この低下したエネルギの放出で加熱素子の温度が維
持されフレーバ成分の発生が維持される。

コンデンサ９４は一回の吹かしに対し加熱パルスを供給
するに十分なエネルギを蓄えるだけの充分なキャパシタ
ンスを持たなければならない。加熱素子１４のキャパシ
タンスと抵抗とは所望のコンデンサ放電時定数を確立す
るために選ばれなければならない。本発明によれば使用
するに適したコンデンサは次式により選ばれる。

Ｃ＝２Ｅ／ｖ” 上記式においてＣはコンデンサ９４のキャパシタンス、
Ｅは所定の吹かし数をおこなう電力を供給するに必要な
所定のエネルギ量、■は所定の電池電圧である。

加熱素子１４の適正な抵抗は所望の時定数（コンデンサ
９４の放電率）をコンデンサ９４のキャパシタンスで割
ることによって得られる。

第９図および１０図について述べると、電池９６はコン
デンサ９４を充電する。制御回路９８（第１０図）は典
型的にはコンデンサ９４、電池９６、および加熱素子１
４を制御スイッチ１００を介して接続している。スイッ
チ１００を先づ初めに作動させると、スイッチはポール
ｂおよびＣを接続してコンデンサ９４を充電する。スイ
ッチ１００は同時にポールａおよびｄを接続し電流また
は電圧制御装置を介して電池を加熱素子１４に接続して
ヒータ温度を上昇させる。加熱素子１４はフレーバ発生
媒体１２の温度をフレーバ成分発生用の好ましき温度を
超えない待機低温度まで上昇させる。

喫煙物品９５を吹かすためには、使用者はスイッチ１０
０を操作してポール３およびｄとポールｂおよびＣとを
切断すればよい。スイッチ操作は吹かしの始まりを感知
する圧力センサまたは流１センサによって吹し動作中に
自動的に始めることができる。そうすると、スイッチ１
００はポールＣおよびｄを接続してヒータ１４を介しコ
ンデンサ９４を放電する。物品９５は典型的にはコンデ
ンサの放電が加熱素子１４の電気的必要条件と調和する
ようｊこ設計されていて、所望の加熱は別に余分の制御
回路構成部品を設けずに達成される。しかしながら、追
加の電力制御また；ま整形回路構成部品をポールＣとｄ
間に挿入してコンデンサの放電特性を修正することもで
きる。コンデンサ９４が放電されると、ポールＣおよび
ｄは切断され、ポールａおよびｂが再びポールｄおよび
Ｃにそれぞれ接続される。

第１０図の回路には抵抗器、ヒユーズ、才たはスイッチ
などの追加素子を含めて回路内のエネルギ移動を修正ま
たは制御することもできる。

例えは、抵抗器１０２を電池９５とボール５間に直列に
、またポールａに対しリードと並列に接続して回路のコ
ンデンサ充′電特性を改変することもできる。抵抗器１
０２は充電回路の時定数を増加するように選ばれている
ので、コンデンサ９．↓の充電率を低下させる。ヒュ°
−ズ１０４は加熱素子１４とスイッチ１００のポールｄ
との間に配置されて過剰なエネルギレベルが加熱素子に
送出されないことを保証することができる。使用者操作
のスイッチ１０６を電池９５に接続して電池からの不用
意な放電を防止することができる。

物品９５の送出はいくつかの方法（先きに述・・、た方
法に加えて）で調整される。コンデンサの再充電のレベ
ルが調整できるので、加熱素子１４に利用できるエネル
ギを制御する。またこれとは別な方法として、コンデン
サに流れまたはコンデンサから出る電流または全電力を
調整するのに制御回路構成部品を用いることができる。

第１１図は電源１６（例えば、第１Ｍの物品用）の電池
を充電するため用いられる図示の実施例を示す。参照符
号１０８で全体的に示す充電装置はケース１１４内に配
置された電池１１０および制御回路１１２を含む。制御
回路１１２は電池１１０から電源１６へ送出されるエネ
ルギ量を調整する。充電装置１０８はまた使用者が充電
装置１０８の動作を手動で制御できるようにしたスイッ
チ１１６を含む。

ケース１１４内には充電のために物品の一部分（例えば
電源１６）を受容するために凹陥部１１８が設けられて
いる。凹陥部１１８への入口における縁部は典型的には
通路内に物品を位置決めするのをし易くするため斜面に
されている。物品１０は電気１１０の正１子が電源１６
の圧端へ電気的に接続されるように方向づけされること
が必要である。凹陥部１１８は物品が充電のため凹陥部
に配置されると物品の適正な方向づけを確実にする装置
が設けられている。

図示の実施例では、凹陥部１１ＥＩ：物品とには視覚的
マーキングが設けられている。この視覚的マーキングが
正しく整合されると、電源１６は充電のため正しく位置
決めされる。

装置１０８の電池１１０は充電接点１２０および１２２
と直例に電気的に接続されている。

接点１２０および１２２は電源１６の接点に電気が流れ
るための通路を提供する。電池１１０は典型的にはこれ
が再充電または取替えを必要とする以前に１０乃至２０
の物品に電力を供給するための十分な容１を有する（即
ち、電池１１０は１０乃至２０回電源１６の電池を再充
電する十分な容量を有する）。電池１１０は電源１６を
急速な再充電をし易くするための高電圧を有する。電池
１１０は典型的には再充電可能なりチュウムまたはニッ
ケルカドミウム電池である。

使用者が装置１０８内に喫煙物品の電源部分を正しく位
置決めすると、電源１６は充電し始める。最適の充電を
達成するため、充電率および回路構成部品は充電中の特
定の電源の特性に合されなければならない。使用者の待
ち時間と不便を少なくするために、充電率の速いことが
望ましい。本発明の好ましき実施例では、電池１１０は
容量率の約＋で（即ち、２５０　ｍＡＨの電池パックに
対し８３　ｍＡの率で）電源１６を充電する。この速い
率、あるいはもつと早い率（適当な制御回路を備えた場
合は可能）においてでも充電することは電源１６の過充
電と損傷を防止するため制御回路構成部品の使用が必要
になる。

制御回路１１２は電池１１０から電源１６へ移送される
電気エネルギを調整する。回路１１２は電源１６（例え
ば、ニッケルカドミウム電池）が高速で充電されること
を可能にする。回路１１２は穐々の方法に動作する。一
実施例では回路１１２は電源１６が所定のレベルまで充
電されると接点１２０および１２２への給電を切断する
か、あるいは細流充電へ切換り完全充電を維持する継を
器を含む。電源１６は最大容量よりは・」・さい、典型
的には容量の約９０％であるレベルまで充電される。別
の実施例では、回路１１２は過剰な電気エネルギを熱エ
ネルギに変換する（即ち、回路１１２は熱カツトオフの
役目をする）。本発明に使用するのに適した他の制御回
路は本文に参考として組入れた三洋カドニカ・テクニカ
ル・データ・パブリケーションＮＯ，ＳＦ　６２３５の
３５〜４０頁に記載されている。

第１２図に示される本発明の別の実施例では充電装［１
０８はケース１１４の外部に配置された外部充電接点１
２４および１２６を含む。

接点１２４および１２６は電池をケースから外さずに電
池１１０の充電を可能にしている。充１装蓋１０８はま
たケース１１４の外面に配置されたクリップ１２８を含
む。クリップ１２８はこれを例えばポケット、ベルトま
たはポケットフックに取付けることによって喫煙者が充
電装置１０８を奇行することを可能にする。

本発明のさらに別の実施例では第１３図および１４図に
示す器具型給電ユニット１３０を用いて充電されるかま
たは電力供給を受けることができる。電源ユニット１３
０は典型的には物品内の電池またはコンデンサを充電す
るか、またはショックの危険を防止するため適当な隔離
技術を用いて物品の加熱素子に直接給電することができ
る。これにはざらに誘電結合によるか、または加熱素子
が到達した温度のキュリー点制御の利用によりエネルギ
を移動する技術を含めることもできよう。電源ユニツｈ
１３０は例えば集会室において、卓上において、または
何処でも携行を必要としない所において用いることがで
きる。電源ユニット１３０は電源１６かまたは物品の接
続ピン３０（それぞれ第１図および２図）を受入れるた
めの一つ以上の凹陥部１３２を有する。あるいはこれに
代って、電源１３０はこれに喫煙物品を（ビン３０を介
して）電気接続するための導線１３４を含む。導線１３
４は使用者が喫煙物品を吹かしている間これに電気を送
る。

電源ユニット１３０のスイッチ１３６は物品への電力の
接続および切断をおこなう。電源ユニット１３０への電
力供給は在来の１２０■電源から在来の電気コードおよ
びプラグ１３８を介しておこなわれる。電源ユニット１
３０は変圧器および在来の電圧調整の回路構成部品を含
み物品へ適当な電圧および電気出力を供給する。

電源ユニット１３０は凹陥部１３２において物品を過充
電することを防止するために回路１１２に同様な制御回
路構造部品を含むことができる。

所望によっては、本発明の物品はフレーバ発生媒体１２
がその有効期限の終了に達したので取替える必要のある
ことを示す装置を含むことができる。この表示装置は装
置の終了を示すため所定の色に変化する色表示器であっ
てもよい。

またこれに代って、表示装置は所定の動作期間（好まし
くはフレーバ発生媒体１２の有効寿命に相当する）後に
は溶けて加熱素子１４への電力供給を切断する易融性リ
ンクにしてもよい。

第１５図は本発明の物品のさらに別の実施例を示す。喫
煙物品１３つは金属カニスタ１４３に付属したチューブ
１４１およびフィルタ２８を含む。好ましくはアルミニ
ュウムよりなるカニスタ１４３はフレーバ発生媒体１２
が充填され、有孔金属クリップ１４０によって一部分が
閉じられている。チューブ１４１およびカスニス１４３
は形が円筒状である。カニスタは末端に孔があけられて
いてこれらの孔から空気が９込まれてチューブ内に入り
フィルタ２８から出てゆく。金属カニスタ金属容器の縁
は典型的には第１６図の加熱装置内へ物品を差込む場合
に使用者の助けになるように斜角がつけられている。

喫煙物品１３９は加電素子を含まず、物品は動作中は第
１６図の加熱装置内に保持されるように設計されている
。フレーバ発生媒体１２は金属カニメタ１４３内に捕捉
されていて加熱素子とフレーバ発生媒体との間の熱移動
を容易にしている。

チューブト１１は典型的にはカードボードなどの断熱性
硬質材料で構成されている。チューブは典型的）こは動
作中フｌ／−バが逃げるのを防止するため箔で裏打され
ている。空間１４２によって空気は加熱されたフレーバ
発生媒体中に吸込まれて通り使用者の口に入る前には受
容できる温度；こまで冷却される。

第１６図は第１５図の物品１３９を加熱するため（こ使
用される装置の図示の実施例である。

装置は空気が物品１３９へ流れるための通路をつくるた
ぬケース１４４を通る管状通路１４６および１！８を有
するケース１４４を含む。この装置はまた加熱素子１５
０を含み、この素子は典型的には中空で形は円筒形であ
る。加熱素子１５０は自己調整の正温度係数サーミスタ
または在来の抵抗素子である。ケース１４４に装着され
たスイッチ１５２は電気エネルギを電源１５４から加熱
素子へ選択的に加えるように設けられてし）る。別の実
施例（第１７図−と示す）ではスイッチ１５２は物品を
通路１４６に挿入すると電源１５４によって加熱素子１
５０が自動的に通電されるように通路１４６内に配置さ
れた圧力作動スイッチとすることもできる。また別の実
施例では、物品１３４のカニスタ１４３は物品が通路１
４６内に正しく位置決めされると電力が加熱素子に流れ
るための導電通路を提供する。

スイッチ１５２が閉じられると、電源１５４、スイッチ
１５２および加熱素子１５０間に導電線１５６を介して
電気回路が形成される。物品１３４の金属カニスタ１４
３は通路１４６内ｔこ在ってカニスタをして加熱素子１
５０の内面に接触させて、カニスタ１４３およびフレー
バ発生媒体１２を所定温度まで加熱する。物品１３９の
送出は加熱素子１５０の温度を変化させることによって
調整できる。しかしながら、特に物品が熱源を含まない
場合の実施例においてはフレーバ発生媒体の量または成
分を変えることによってフレーバの強度を調整すること
が好ましい。

物品１３９は通路１４６内に受入れられて加熱され、全
動作中この通路内に残る。典型的には通路１４６より小
さい直径を有する通路１４８は通路１４６をケース１４
４の外側に接続している。通路１４８は空気が物品中に
引込まれるための通路を創出しこの結果を達成するどの
ような形をも取ることができる。通路１４６と加熱素子
１５０の内部とは典型的には効果的な熱移動を得るため
金属カニスタ１４３の周りにきちんとはまり込む寸法に
つくられているが通路１４６は好ましくは寸法が通路１
４８とは僅かに異なり、金属力ニスタ１４３を加熱素子
に対して適正な位置決めを保証する。加熱装置は空気が
通路１４８内に吸込まれる際にこれを予熱するために第
２加熱素子１５６（第１７図）を含むことができる。加
熱素子１５６は任意所望の形または寸法にすることがで
き通路１４８内の任意の便利な個所に配置することがで
きる。

前記の説明は本発明の原理を単に説明したに過ぎず、当
業技術者には本発明の範囲を逸脱することなく種々の改
変が可能であることは理解されよう。例えば、物品１０
（第２図）はヒータの基部３２の外面に配置され周面に
延ひる充電接点を介して電力供給することもできよう。

同様に、充電装置１０８の接点１２０および１２２を物
品１０の外面の環状充電接点に接触するようにしたばね
クリップと取替えることもできよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理に従って製造された非燃焼性物品
の説明的実施例の部分断片的斜視図、第２図は第１図の
非燃焼性物品の別の実施例、第３図は本発明により構成
の非燃焼性物品の別の説明的実施例の縦断面図、第４図
は本発明の非燃焼性物品用の熱源として用いられる典型
的なサーミスタの温度特性のグラフ、第５図は第４図に
示した温度を達成し維持するためサーミスタにより消費
される電力を示すグラフ、第６図は本発明により構成さ
れた非燃焼性物品の別の説明的実施例の縦断面図、第７
図は本発明に従って構成され能動制御回路を有する非燃
焼性物品の説明的実施例の部分断片的縦断面図、第８図
は第７図の物品の能動的制御回路の説明的実施例、第８
ａ図は別の能動的制御回路の概略図、第９図はコンデン
サおよび電源としてバラチリを用いる非燃焼性喫煙物品
の説明的実施例の縦断面図、第１０図は第９図の物品用
の電気接続の概略図、第１１図は本発明の物品に電気エ
ネルギを供給するため本発明に従って構成された装置の
部分的概略図、第１２図は第１１図の装置の別の実施例
、第１３図および１４図は本発明の物品に電力エネルギ
を供給する器具型装置の斜視図、第１５図は本発明の非
燃焼性物品の別の実施例の縦断面図、第１６図は第１５
図の物品を加熱する装置の部分的概略図、および第１７
図は第１６図の装置の別の実施例である。 なお図において、符号１２はフレーバ発生媒体、１４は
電気加熱素子、１６は電気エネルギ送出装置、または電
池、２０は中空チューブ、２８は沖過装置、４６は調整
装置、４８はスインチ装置、５４は表示装置、５６は高
電圧付与装置、５８は低電圧付与装置、７２　、８４．
９４はコンデンサ、８５は温度感知装置、１１０１３０
は電気エネルギを蓄積しこのエネルギを加熱装量に付与
する装置、１１４は電気エネルギ蓄積装置を含むための
装置、１０６は圧力作動装置、１２０．１２２は電気接
点をつくる装置、１３９は非燃焼喫煙物品、１４１は中
空チューブ、１４４は加熱装置、１４３は熱伝導捕捉装
置、１４６は捕捉用の凹陥部、１５０は加熱素子、１５
２．１５４はフレーバ発生媒体に電気エネルギを選択的
に付与する装置である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　フレーバ発生媒体と熱接触している電気加素子（１
   ４）と、電気エネルギを該加熱素子に付与して加熱素子
   がフレーバ発生媒体を加熱してそこからフレーバ成分を
   放出させる装置（１６）と、該エネルギ付与装置によつ
   て付与された電気エネルギ量を調整する調整装置（４６
   ）とよりなるフレーバ発生媒体（１２）からフレーバを
   送出する装置。 ２、前記エネルギ調整装置が前記エネルギ付与装置をし
   て前記加熱素子にエネルギを選択的に送出させる請求項
   １に記載の装置。 ３、フレーバ発生媒の温度を感知する装置（８５）より
   なり、前記エネルギ付与装置が該感知装置に応えてフレ
   ーバ発生媒体の加熱を制御するようにした請求項１また
   は２に記載の装置。 ４、前記エネルギ付与装置が電気エネルギを蓄積すると
   共に、前記加熱素子が比較的低温を有し該加熱素子が比
   較的高温を有するときは該素子により小さいエネルギが
   付加されるように該加熱素子に電気エネルギを付加する
   装置（１１０、１３０）よりなり、これによつてフレー
   バ発生媒体を加熱し該フレーバ発生媒体を比較的一定し
   た温度に維持してフレーバ成分を実質的に恒常的に放出
   するようにした請求項１乃至３のいずれかに記載の装置
   。 ５、前記加熱装置が正温度係数サーミスタ（１４）であ
   る前記いずれかの請求項に記載の装置。 ６、電気エネルギが前記サーミスタの温度をその転移温
   度まで上昇させる請求項５に記載の装置。 ７、前記加熱素子がフレーバ発生媒体の温度を約１００
   ℃乃至約５００℃の温度に上昇させる前記いずれかの請
   求項に記載の装置。 ８、前記加熱素子がフレーバ発生媒体の温度を約１２０
   ℃乃至約４００℃の温度まで上昇させる請求項７に記載
   の装置。 ９、前記２００℃乃至約３５０℃の温度まで上昇させる
   請求項８に記載の装置。 １０、フレーバ発生媒体を加熱させる第２加熱素子（１
   ４１）よりなる前記いずれかの請求項に記載の装置。 １１、前記第２加熱素子がフレーバ発生媒体と熱接触し
   ている請求項１０に記載の装置。１２、前記第２加熱素
   子がフレーバ発生媒体を渡つて吸込まれる空気を予熱す
   る請求項１０に記載の装置。 １３、さらに、空気およびフレーバ成分をろ過する装置
   （２８）よりなる前記いずれかの請求項に記載の装置。 １４、前記フレーバ発生媒体（１２）が草煙のフレーバ
   源である前記いずれかの請求項に記載の装置。 １５、前記第１加熱素子が前記フレーバ発生媒体を第１
   所定温度まで上昇させ、第２加熱素子が前記フレーバ発
   生媒体の温度を第２所定温度に上昇させる請求項１２乃
   至１４のいずれかに記載の装置。 １６、前記第１所定温度が周囲温度以上で前記フレーバ
   発生媒体がフレーバ成分を発生する温度以下である請求
   項１５に記載の装置。 １７、前記第２所定温度が前記フレーバ発生媒体がフレ
   ーバ成分を発生する温度以上でフレーバ発生媒体の燃焼
   温度以下にした請求項１５または１６に記載の装置。 １８、前記電気エネルギが前記第１加熱素子に実質的に
   連続的に加えられ、該電気エネルギが前記第２加熱素子
   に選択的に付与される請求項１５、１６または１７に記
   載の装置。１９、加熱素子に送出すための電気エネルギ
   を蓄積する装置よりなる前記いずれかの請求項に記載の
   装置。 ２０、前記電気エネルギを蓄積する装置が電池（１６）
   よりなる請求項１９に記載の装置。 ２１、前記電池が約２０乃至約５０ｍＡＨのエネルギを
   供給できる請求項２０に記載の装置。 ２２、前記電池が再充電可能にした請求項２０または２
   １に記載の装置。 ２３、前記電気エネルギ蓄積装置がコンデンサ（７２、
   ８４、９４）よりなる請求項１９または２１に記載の装
   置。 ２４、前記フレーバ発生媒体および加熱素子が中空のチ
   ューブ（２０）内に配置されて非燃焼加熱物品を形成す
   る前記いずれかの請求項に記載の装置。 ２５、前記チューブが箔で裏打ちされている請求項２４
   に記載の装置。 ２６、前記蓄積装置は物品の一部を形成する請求項１９
   乃至２３のいずれかに依存する請求項２４または２５に
   記載の装置。 ２７、前記蓄積装置が中空チューブ内に配置された請求
   項２６に記載の装置。 ２８、前記チューブがその長さに沿つて第１および第２
   部分へ分離可能で、該第１および第２部分がそれぞれ前
   記フレーバ発生媒体と電気エネルギを蓄えるための装置
   とを含む請求項２６または２７に記載の装置。 ２９、前記チューブの前記第１部分は前記フレーバ発生
   媒体を代替可能とするため開閉自在にした請求項２８に
   記載の装置。 ３０、前記チューブの少なくとも一部分を熱絶縁する装
   置よりなる請求項２８または２９のいずれかに記載の装
   置。 ３１、前記熱絶縁装置が前記チューブの少なくとも前記
   一部分を共心的に囲撓する上包みと、該チューブと該上
   包みとの間に配置された空気層とよりなる請求項３０に
   記載の装置。 ３２、さらに、前記加熱素子を外部電源に接続するため
   の電気接点よりなる請求項２４に記載の装置。 ３３、さらに、前記フレーバ発生媒体がその有効寿命の
   終りに達したことを表示する装置よりなる請求項２４乃
   至３２に記載の装置。 ３４、さらに、所定の動作期間後に溶融して前記加熱素
   子を電気的に切断する溶断性リンクよりなる請求項２４
   乃至３２に記載の装置。 ３５、さらに、前記フレーバ発生媒体と接触する前記チ
   ューブに空気を通過させながら該チユーブ内に前記加熱
   素子と上記フレーバ発生媒体とを保持する装置よりなる
   請求項２４乃至３４に記載の装置。 ３６、前記調整装置が所定の温度サイクルを加熱素子に
   付与する装置よりなる請求項２に記載の装置。 ３７、前記調整装置は所定の電圧サイクルを加熱素子に
   付与する制御装置よりなる請求項２に記載の装置。 ３８、前記制御装置は前記所定電圧サイクルを開始する
   スイッチ装置（４８）と、第１所定時間間隔内に比較的
   高電圧を前記加熱素子に付与する装置（５６）と、第２
   所定時間間隔内に比較的高電圧を付与する上記装置が動
   作するのを抑止する装置とよりなる電子回路（４６）と
   した請求項３７に記載の装置。 ３９、前記比較的高電圧を前記加熱素子に付与すること
   によつて前記フレーバ発生媒体がフレーバ成分が発生す
   る温度と該フレーバ発生媒体の燃焼温度との間の範囲内
   温度にまで加熱される請求項３８に記載の装置。 ４０、前記第１所定時間間隔が約０．２秒乃至釣４．０
   秒とした請求項３８また３９に記載の装置。 ４１、前記第２所定時間間隔が約５秒乃至約３０秒とし
   た請求項３８、３９、または４０に記載の装置。 ４２、前記電子回路が、さらに、比較的高電圧を付与す
   る装置が動作していない場合に比較的低電圧を前記加熱
   素子に付与する装置（５８）よりなる請求項３８、３９
   、４０または４１に記載の装置。 ４３、前記比較的低電圧の付与は前記フレーバ発生媒体
   を周囲温度以上の温度であるが該フレーバ発生媒体がフ
   レーバ成分を発生する温度以下の温度に加熱する請求項
   ４３に記載の装置。 ４４、さらに、前記比較的高電圧が前記加熱素子に加え
   られている最中であることを表示する装置（５４）より
   なる請求項３８に記載の装置。 ４５、さらに前記比較的低電圧が前記加熱素子に加えら
   れている最中であることを表示する装置（５２）よりな
   る請求項３８に記載の装置。 ４６、温度サイクルを付与する装置が第１所定温度を付
   与する装置とフレーバ成分が発生する温度以上の温度お
   よび前記フレーバ発生媒体の燃焼温度以下の温度を付与
   する装置とよりなる請求項３６に記載の装置。 ４７、前記温度サイクル付与装置が第２所定温度を加熱
   素子に付与する前記装置と、周囲温度以上の温度で前記
   フレーバ発生媒体がフレーバ成分を発生する温度以下の
   温度を付与する装置とよりなる請求項３６乃至乃至４６
   のいずれかに記載の装置。 ４８、フレーバ発生媒体からフレーバを送出する装置に
   おいて、非燃焼性喫煙物品（１３９）および加熱装置（
   １４４）を組合してなり、喫煙物品が中空チューブ（１
   ４１）と、所定温度まで加熱されるとフレーバ成分を発
   生するフレーバ発生媒体（１２）と、フレーバ発生媒体
   を捕捉しそれと接触して空気を通し得るチューブに接続
   した熱伝導性捕捉装置（１４３）を有し、加熱装置が捕
   捉装置を受容するための凹部を有するハウジング（１４
   ４）と、捕捉装置が凹部に配置されたときフレーバ発生
   媒体と熱接触して配置されフレーバ発生媒体を加熱する
   ための加熱素子（１５０）と、フレーバ発生媒体に電力
   を選択的に印加し、これによつてフレーバ成分を放出さ
   せるための装置（１５２、１５４）を有する装置。 ４９、前記加熱素子がサーミスタで中空の開口端を有す
   る円筒体である請求項４８に記載の装置。 ５０、前記選択的に電力を付与する装置が電力を前記加
   熱素子に付与する圧力作動スイッチ（１０６）である前
   記いずれかの請求項に記載の装置。 ５１、電動フレーバ発生物品の電気接点に電気エネルギ
   を供給する装置において、電気エネルギを蓄積する装置
   （１１０）と、電気エネルギを蓄積する該装置を含む装
   置（１１４）と、電気エネルギを蓄積する前記装置と前
   記物品の電気接点との間に電気接点をつくる装置（１２
   ０、１２２）とよりなる装置。 ５２、さらに、前記物品に送出される電気エネルギ量を
   制御するための装置（１１２）よりなる請求項５１に記
   載の装置。 ５３、前記制御装置が前記物品内の電池の過充電を該電
   池が所定のレベルまで充電されるときに過剰の電気エネ
   ルギを熱に変換することによつて防止する請求項５２に
   記載の装置。 ５５、さらに、前記物品に電力を選択的に付与する装置
   よりなる請求項５１乃至５４のいずれかに記載の装置。 ５６、電気エネルギを蓄積する前記装置が公称１２０Ｖ
   電源から変圧器を介して電力を受取る請求項５１乃至５
   ５のいずれかに記載の装置。 ５７、フレーバ発生媒体からフレーバを引出す方法にお
   いて、加熱素子をフレーバ発生媒体に隣接して位置決め
   する工程と、該加熱素子に電気エネルギを付与してその
   温度を上昇させることによつてフレーバ発生媒体を加熱
   してフレーバ成分をこれから放出させる工程とよりなる
   方法。 ５８、さらに、前記加熱されたフレーバ発生媒体上を空
   気を通過させて該空気を放出されたフレーバ成分と混合
   し該放出されたフレーバ成分を上記空気と共に上記フレ
   ーバ発生媒体から運び去る工程よりなる請求項５７に記
   載の方法。 ５９、さらに、前記フレーバ発生媒体上を通過する空気
   の通路に別の発熱素子を位置決めする工程と、該別の発
   熱素子に電気エネルギを付与することによつて上記フレ
   ーバ発生媒体上を通過する空気を予熱する工程とよりな
   る請求項５８に記載の方法。 ６０、さらに、空気の混合物をろ過しフレーバ成分を放
   出する工程よりなる請求項５８または５９に記載の方法
   。 ６１、前記加熱素子は正温度係数サーミスタであり電流
   が該サーミスタの温度をその転移温度まで上昇させる請
   求項５７乃至６０のいずれかに記載の方法。 ６２、前記サーミスタの転移温度が約１００℃から約５
   ００℃の範囲内にある請求項６１に記載の方法。 ６３、前記フレーバ発生媒体が煙草のフレーバ源である
   請求項５７乃至６２のいづれかに記載の方法。 ６４、前記電気エネルギが所定のサイクルに従つて前記
   加熱素子に付与され、これによつてフレーバ発生媒体の
   温度と該媒体から放出されたフレーバ成分量とを制御す
   るようにした請求項５７乃至６３のいずれかに記載の方
   法。 ６５、電気エネルギを付与する前記工程が電気エネルギ
   を加熱素子に付与して第１時間間隔中は加熱素子の温度
   を前記フレーバ発生媒体からフレーバ成分を放出するに
   必要な温度以下である第１所定温度まで上昇させる工程
   と、前記加熱素子の温度を第２所定時間間隔中に第２所
   定温度まで上昇させてフレーバ成分を放出するよう電気
   エネルギを付与する工程とよりなる請求項５７乃至６４
   のいずれかに記載の方法。 ６６、前記第２所定温度がフレーバ成分を放出するのに
   必要な温度に等しいかまたは以上、および前記フレバ発
   生媒体の燃焼温度以下の温度である請求項６５に記載の
   方法。 ６７、電気エネルギを付与する前記工程が第１所定率で
   電気エネルギをエネルギ蓄積装置に充電する工程と、該
   エネルギを該エネルギ蓄積装置から前記加熱素子へ第２
   所定率で放出して該加熱素子を加熱する工程とよりなる
   請求項５７乃至６６のいずれかに記載の方法。