JPH03215211A - ブラシ用剛毛域又は刷毛用剛毛束の製法と製造装置 - Google Patents

ブラシ用剛毛域又は刷毛用剛毛束の製法と製造装置

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JPH03215211A
JPH03215211A JP2164351A JP16435190A JPH03215211A JP H03215211 A JPH03215211 A JP H03215211A JP 2164351 A JP2164351 A JP 2164351A JP 16435190 A JP16435190 A JP 16435190A JP H03215211 A JPH03215211 A JP H03215211A
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bristle
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    • A46D3/045Machines for inserting or fixing bristles in bodies for fixing bristles by fusing or gluing to a body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
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    • A46D1/08Preparing uniform tufts of bristles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46DMANUFACTURE OF BRUSHES
    • A46D3/00Preparing, i.e. Manufacturing brush bodies
    • A46D3/08Parts of brush-making machines
    • A46D3/082Magazines for bristles; Feeding bristles to magazines; Knot picking

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブラシ用の剛毛域又は刷毛用の剛毛束の製法
、それも、先ず、剛毛ストックから個々の剛毛房を分離
することにより、個々の剛毛から剛毛房を形成し、次い
で剛毛を房ごとに空気流にのせて型に供給し、型の孔内
へ差込む形式のものに関する。
本発明は、更に、ブラシ用rI411毛域又は刷毛用剛
毛束の製造装置、それも、剛毛房の個々のプラスチック
製剛毛端部が、互いに、かつまた(もしくは)隣接の房
端部と融着され、更に、複数の孔を有する型が備えられ
ており、この型の孔内へそれぞれ1つの剛毛房が差込ま
れ、更にまた型への供給導管が備えられており、充填さ
れる各孔へ1本の供給導管が通じており、これらの導管
には、型への空気流を生ぜしめる手段ノ・:接続可能で
ある形式のものに関する。
公知技術 DE−PS 8459 3 3により既に公知の形式で
は、剛毛房の剛毛が、それぞれ連続的にロープとしてス
トックから引出され、型半部の貫通孔内へ導入される。
のちに融着される固定端部と反対側で、このロープが所
定長さの作毛にカントされる。そのさい、このカット個
所が、のちに剛毛の使用端部となる。このために、この
使用為部の先端が鋭くカットされておシ、たとえば歯、
ブラシに使用する場合などには、歯肉を2 knる危険が生じる。また、ヘアブラシとじて用いる場
合には、頭皮が傷けられるおそれがある。プラスチック
製岡14毛の使用端部を1つの房の内部で特別の幾何形
状に構成しようとする場合、要するに個々の房を、たと
えば円錐形、半円錐形、傾斜状にして、たとえば歯をみ
がくさいに歯間によりよく届くようにした場合には、前
記の危険は、一層大きくなる。
このため、カットしたPllj毛は、あとで加工して、
のちに使用端部となる個所を、多少の差はあれ丸くする
必要があった。しかし、こうした加工は、剛毛域全体が
平らの場合にしか可能ではなく、しかもその場合にも十
分には加工できない。
DE−OS2335468により公知の形式では、クラ
ンプ穴を有する取出し手段を用いて、剛毛ストックから
詠:毛を、そのっど房状に取出し、小管状の{fill
別型へ導くようにされている。この個別型の配置は、取
出し小管の配置と精確に合致しなければならない。この
場合、著しい問題となるのは、一方では、取出し小管の
縁が、他方では、個別型の縁部が、いくぶん側方へ突出
する岡:毛が圧縮され、この結果、短時間では、剛毛マ
ガジンや岡・,毛ストック内での剛毛の精確な平行姿勢
は、もはや可能でな〈な9、房が不完全になる。加えて
、加工に著しく時間がががシ、操作の厄介な、機械式に
要求の多い装置が、型への両1」毛の装入に必要とされ
るので、この公知の装置では、合理的な廉価な型で、と
りわけ、出米るだけ迅速に剛毛を向1j毛域にまとめる
目的は達せられない。
更に、DE−OS3405001による、冒頭に述べた
形式の方法と装置の場合、既述の空気流が圧縮空気で造
出される。このため、剛毛は、型へ搬送される前に、房
として分割されるのみでなく、互いに融着されねばなら
ない。なぜなら、融着しない房を圧縮空気で導管内を搬
送すれば、剛毛が乱れて、同時に型に到着することはで
きないからであり、加えて、とりわけ導管の湾曲部のと
ころで、剛毛が引っ掛がって、渋滞する危険があるから
である。
このため、まず、剛毛を房に分け、融着してから、圧縮
空気で型へ送り、そこで再び融着端部を改めて処理する
という手の混んだことをやらねばならない。
したがって、剛毛域及びブラシ又は刷毛の合理的かつ、
とクわけ迅速な製造は、この公知形式によっても倉せら
れない。
発明が解決しようとする課題 このため、次のような課題か存在する。すなわち、冒頭
に挙げた形式の方法と装置を前提として、簡単かつ合理
的に個々の剛毛及び岡11毛房からlIlij毛域を形
成できるようにし、更に、flilt+毛房と全剛毛域
には、個別阿リ毛の使用自由端部の任意な畑何的配置が
可能になるようにし、した在 かって個のk’J毛房の端部を、球状、円錐状、尖頭状
、傾斜状等にすることができるようにし、しかも、剛毛
房娼部のそのような幾何形状にもかかわらず、個々の剛
毛端部は丸くされるようにするという課題である。
課題を解決するための手段 この課題は、本発明の方法の次のような特徴によって解
決された。すなわち、剛毛房を搬送する空気流を負圧に
より造出し、かつまた、のちに使用端部となる端部とは
反対側の障]毛為部を、型孔内へ剛毛を装入したあとで
駕着するようにするのである。
したがって、のちに使用端部となる外部は、型へ装入さ
れる前に丸くしておくことができる。
従来の剛毛取出し・融着形式と比較して、著しく迅速に
、未融着の剛毛房が負圧により型へ送ることができ、型
内で融着と結合を行なうことができるので、生産速度を
高めることが可能である。加えて、型への剛毛搬送が、
よシ良好かつ迅速に行なうことができる。比較的長い搬
送距離も、以上のようにして克服可能である。搬送空気
流が、従来のように空気やガスの過圧によらず、負圧で
造出されるため、流れ状態が改善され、剛毛が乱れるこ
とも、詰まることも防止できる。
剛毛は、ほぼ垂直に方向づけられて型に装入できる。こ
れにより、型への剛毛導入を重力で補助する利点が得ら
れる。
特に目的に適う点は、剛毛房が、型の上に載置された、
型と合致する孔を有する同定板を貫通するようにした点
であり、固定板を貫通したのち、剛毛のこれから融着さ
れる端部が、固定板から突出するか、又は少なくとも、
固定板上側方向へ拡大された孔区域内へ突出し、引続い
て、これらの剛毛が、互いに、かつまた(もしくは)固
定板と融着されたり、あるいは又、固定版から剛毛の突
出端部と等方向に突出する突起や、場合によっては隣接
剛毛房端部と融着される点である。
この種の固定板ないしはアダプタ板によp、型への岡1
j毛房の吸入は、次の点で改善される。
すなわち、とりわけ、この固定板の、吸込み方向とは逆
方向に拡太された孔が、個々の剛毛房を確実に型半部の
孔へも剛毛を誘導し、導入する点で改善される。同時に
、これにより、融着される眞I毛房端部が、よくまとめ
られ、その端部に加えられる融着熱が、融着されてはな
らないFljj毛区域から止め板によって阻止される。
加えて、この固定板は、のちにブラシ体となる部分との
結合を改善したり、事情によっては、直接に同定板自体
がブラシ体となることもできる。
たとえば、固定板を引続いてなおスプレー塗装する場合
にも、スプレー材料の溶解物が個々の剛毛の間に達して
、それにより剛毛房が、必要V上の長さにわたって接着
され、結合するようなことが防止される。したがって、
剛毛房の各個の卯』毛も隣接岡11毛から独立したまま
なので、個々の剛毛は、固定板の上方又は固定板内では
融着・結合されていても、固定板下方では、弾力性を維
持することができる。
固定板からの突出部を、同じように、はじめそこから突
出している剛毛端部と融着すると、岡14毛域内で、す
べての剛毛と固定板との極めて安定的な結合が得られる
個々の両毛同志を、又は剛毛と固定板とを互いに結合す
る本発明による方法の別の改良点は、次のようにして、
型への剛毛装入に負圧を利用することで達成された。す
なわち、剛毛端部を融着したのち、未だ軟かな、こね粉
状の溶融部を圧力下、特に負圧下に置き、それによって
、少なくとも部分的に固定板内にある回毛間の、および
(又は)四毛と固定板との間の中間スイースが圧縮ない
し吸引されるようにするのである。溶融部は、このよう
にして、固定板内部にある剛毛区域を更に安定化し、と
りわけ、通常は剛毛の間にある隙間をシールして、バク
テリアや歯みがき剤が侵入するのを防止する。そのさい
、有利には、型への供給時に役立つ負圧を利用すること
ができる。
剛毛の融着後、固定板をブラシ体と結合できる。結合に
は、特に溶接、高周波溶接、接着、永久係止、ねじ止め
のいずれかを用いることができる。端部の融着によって
のみ結合され、固定板に対しては未だ移動可能であった
4j毛束も、この固定板との結合により、加圧時の軸方
向変位を防止される。
固定板を結合したのち、引続いて、剛毛域を固定板と一
緒に、又はブラシ体と一緒に型から投出することかでき
る。
負圧を用いて剛毛を型へ装入することによυ、いくつか
の利点が得られる。すなわち、圧縮空気による搬送と異
なり、事実上、支障が生じることがない。しかも、未融
着の剛毛房を搬送できるだけでなく、別の性質の剛毛を
同一の両毛域に組合せることも可能である。たとえば、
軟かな剛毛を堅い剛毛と絹合せて−任意の剛毛像を造出
できる。その場合には、吸込み導管の一部を、軟かな岡
II毛房のストック個所へ通じるようにし、他方、別の
ストックから堅い剛毛を、付加吸込み導管を介して、同
じ型の、別の孔へ導入するようにすることができる。同
じ剛毛域内に異なる着色の剛毛束を装入することも可能
なので、ブラシ・メーカーは、色の異なる障』毛束を用
いて、美的な効果を与えることもできる。
たとえば、1つの剛毛束だけを、他の剛毛束と別のカラ
ーにして、自社製品の特Wとすることもできる。
更にまた、負圧を用いることにより、作業速度、特に型
への充填速度が低下することもない。
剛毛房を型へ送るのに機械式搬送手段は用いず、負圧に
より発生する気体流を用いるので、渋滞や圧縮なしに搬
送でき、たとえば導管湾曲部や型孔への入口のところで
It’ll毛が横になることもない。これは、特に、型
のところに負圧がかけられているためであり、この結果
、剛毛は自動的に型内へ向けられ、それにより、かつま
た、1つの岡lj毛域のすべての剛毛を同時に、相応の
平行配置された負圧導管を介して型に充填することがで
きることにより、極めて高い作業速度が達成される。
冒頭に述べた形式の、本発明による装置は、次の特徴を
有する手段により、課題を解決するものである。すなわ
ち、供給導管の出口と型とが、互いに相対的に可動であ
るようにし、かつまた、型が、個々の孔へ負圧をかける
ための接続部を有するようにしたのである。
負圧が、型の孔にかけられるため、供給導管の出口を、
孔の入口又は固定板の入口と接続すると、孔内まで、途
切れのない負圧空気路が造出され、この結果、個々の導
管から詠・毛が確実に孔内へ装入される。その場合、剛
毛束の搬送中に、束のうちの或る岡毛が他の剛毛より速
く搬送されるようなことがあっても、何ら問題は生じな
い。どの剛毛も、予定通り1つの孔に到着し、孔内では
孔の形状に従って所定の束形状をとることになるからで
ある。導管出口と型とは相対的に可動であるので、特に
、導管出口は型のところから移動可能であるので、一面
では、異なる複数のは]毛域を形成でき、他面では、融
着装置を導入することができる。この装置は、引続き剛
毛同志を、かつまた(もしくは)剛毛と固定板とを融着
する装置である。導管出口と型の双方が可動である結果
、型は、たとえば、あとで説明する形式で、充填後に融
着ステーションへ送ることができ、他方、新しい型を導
管出口の区域へ導入することができる。
供給導管の入口端部一剛毛を吸込む口−は、互いに間隔
をおいて配置されるか、もしくは、間隔を互いに調節で
きるようにされている。この間隔で、剛毛束は型へ送ら
れる前に用意される。導管の出口は、使用位置では、型
及び(又は)固定板の孔配置に合致する間隔と配置に調
節司能である。各剛毛束が、剛毛ストックからル、出さ
れ束にされたのち、型の相応の孔へ向う固有の供給導管
で送られるため、剛毛束を互いに任意の幾何的配置で形
成でき、任意の型に装入できる。供給導管は、それぞれ
任意の型の上へ据えることができるからである。
本発明による製造装置の有オリな1構成によれば、少な
くとも1つの同1j毛マガジンが備えられ、そのなかに
個々の剛毛を往復動式及び(又は)回転式取出しスライ
ダに抗して押付けておき、かつまた、取出し方向と直角
方向に可動の取出しスライダが、互いに間隔をおいて配
置された切欠きを有している。この切欠きは、剛毛を束
ねるための切欠きで、剛毛ストックに向いて開いている
。ヌライダは、この切欠きを有する区域を、剛毛マガジ
ンから導管の個々の入口の下まで移動もしくは回転させ
ることができる。したがって、極めて簡単に取出しスラ
イダを介して、それぞれの剛毛束を形成し、供給導管の
入口区域へ移動させることができる。取出しスライダの
、岡l」毛ストック側の縁部には、両1」毛房の形状や
寸法に合致した切欠きが設けられている。
糺毛マガジンから出たのち、相応の対応保持体が、個々
の岡1」毛房を有する切欠きを閉じるようにする。供給
導管の個々の入口は、その場合、スライダを介して取出
されたのち、剛毛房が位置する場所へ簡単に向けること
ができる。このスライダの簡単かつ迅速な往復動は、個
々の岡I]毛のストックから所望の剛毛房を形成し、既
述のように型に吸込まれるように位置せしめるのに十分
なものである。
供給導管としては、ホース及び(又は)管を用いること
ができ、特に入口及び(又は)出口の区域では、この区
域を調節可能にするために、導管をフレキシブルに構成
しておく。こうすることにより、特に出口区域で、既述
の調節と運動が容易となる。
供給導管の、特にその入口や出口の構成は、請求項11
及び12に記載してある。そこに挙げた措置は、一面で
は、剛毛房のすべての剛毛を確実に吸込むことを容易に
し、他面では、固定板配属とその孔の像である。
個々の剛毛を型の孔へ装入する作業を更に改善し、特に
、その孔へ出来るだけ多くの岡I」毛を密に充填し、し
かも、“最後に“到着する剛毛が、既に孔内に入ってい
る剛毛を押しつぶすことがないようにするには、次のよ
うにするのが好都合である。すなわち、供給導管の出口
が先細部分又は狭窄部分一インチュリ・ノズルの形式で
ーに続いて末広部分を有するようにすることによって、
岡1,毛の導入速度を高めるようにするのである。この
様な狭窄部分のところで、負圧により生じる空気流又は
気体流の速度が、狭窄度に応じて高められ、この結果、
剛毛は、相応に高い速度でかつまた相応に高いパルスで
、型の孔内へ達し、予め丸められた端部により、すでに
孔内に到着しでいる剛毛の間へ割p込むことができる。
そのさい、何本かのli’l’i毛が孔内に達しなくと
も、続く一看過程には、むしろ有利となることがある。
なぜなら、その場合、充填された剛毛の、融着される突
出端部と一緒に融看されるからである。
本発明による装置の別の構成によれば、剛毛房を受容す
る型の孔は袋孔であり、その底部又は内端部は、それぞ
れの岡:・毛束の端部を成形するための母型又は負の輪
郭を有しておシ、たとえば中空円錐形、尖頭形、中空半
球形、傾斜形、平面状、これら中空形状の組合せのいず
れかとして構成されている。したがって、剛毛束を吸込
む場合、すぐにその束の、後の使用端部の幾何的形状も
造出できるので、剛毛域をまとめたのちに、障]毛束の
使用端部をカントする必要もなく、したがって、個々の
四毛の使用端部は予め丸くしておくのである。
型の孔はすべてから、それぞれその底部の上方から1本
の吸込み通路が横方向へ、場合によっては直角方向へ分
岐しており、これらの通路は吸込み接続部へ通じて、ま
とめておくことができる。これにより、型の孔内部まで
吸込み圧が維持でき、しかも、個々のliii11毛が
吸込み通路に吸込まれることもない。吸込み通路が、型
の孔の延長上に設けられている場合には、往々にして剛
毛が吸込まれることがある。
この吸込み通路の別の構成の場合、型の孔底部が、多孔
性挿入体、特にセラミック製又は焼結物製の挿入体、更
にはシーブ、フェルト、その他のいずれかに設けられる
ようにし、その下に、真空接続部と接続された、もしく
は真窒接続部を備えた室の類が配置されている。この場
合、負圧は、直接に個々の孔の延長部にかけることがで
きる。この多孔性揶入体の孔は、個々の剛毛の直径より
、はるかに小さいからである。
各剛毛房が型に充填されたのちに、確実に所望の幾何的
構成を得、とりわけ、その縦方向で適正な位置に来るよ
うにするには、個々の孔の底部が、砲側から孔内を移動
可能なプランノヤにより形成されるようにし、この突き
棒を、充填時には、剛毛融着時よりも低い位置に配置し
ておき、精確な剛毛房長さに合致する高さに、場合によ
っては、孔の吸込み通路を介して上昇可能にしておくの
である。このため、吸込み通路は、比較的低い位置に設
けることができ、この結果、剛毛は相応に孔の深いとこ
ろへ吸込まれる。しかし、吸込み通路は、孔の底部から
一定の間隔のところに位置することから、剛毛の若干は
、はじめはこの底部に到達しないことがある。その場合
には、底部を引続いて持ち上げることで、底部に到達さ
せることができる。
本発明の別の構成によれば、型の孔の底部を波形、みぞ
形、ザラ付きのいずれかに構成しておき、一部の岡11
毛が、それぞれ、前記構成のさいに生じる高い個所の上
に載れば、他の剛毛は、間の低い個所に載る結果、剛毛
房の個々の剛毛は、その使用為部が僅かに異なる長さを
もつことになる。この種の歯ブラシを用いれば、著しく
良好な清浄成績が得られることが判明した。
この種の歯ブラシの場合、全剛毛束の使用端部が好都合
な幾何形状をもつのみでなく、1つの岡・』毛束の個別
両毛のすべてが精確にこの幾何形状の表面に揃えられて
いるのではなく、そのうちの何本かは長さが異なるので
、隣接の剛毛より僅かに突出する状態となる。このよう
にするには、先述のような措置を取って、型の孔の底部
に波形やみそやザラ付きを設けておけばよい。
こうすることにより、型への充填時に既に剛毛使用端部
の所望の配置が可能になる。これを特に迅速かつ容易に
行なうには、型への吸込み後、特に引続き底部を最終的
な高さへ移動させるようにするのがよい。
本発明の装置の、このほかの構成は、請求項18から2
5に記載の通シである。
謂求項18に記載の構成は、同時に複数の型に、同じよ
うに有利な形式で厨]毛を装入できるもので、したがっ
て、一層合理的かつ迅速なプラン製造が可能である。
請求項19の措置も、そのようなブラシ製造に寄与する
ものだが、加えて、この場合は、同一の閂1,毛域に異
なる剛毛及び(又は)剛毛房を配置することができる。
請求項20は、簡単かつ目的に適った構成を示したもの
で、1つだけのスライダで、すでに著しく多い数の剛毛
房や、場合によっては異なる剛毛をも用意できる。この
項に記載のマガジンには、異なる剛毛を用意できるから
である。
請求項21は、製造を更に迅速にし、合理化し、しかも
、異なる剛毛や剛毛房の形を組合せる可能性を拡大した
ものである。
請求項23は、全装置を次のように構成したものである
。すなわち、型の充填、これに続く融着、ブラシ体との
結合などの個々の作業ステップを、そのつどほぼ同時に
行ないうるようにしたのである。
請求項25には、製造装置の重要な構成が示してある。
すなわち、この場合は、既述の固定板兼導入板が、はじ
めは装置の一部であるが、後には、製造されたブラシの
一部となるようにされてある。したがって、型への充填
前には、そのつど新しい固定板が用意される。そのため
、請求項24によるチェーン・ベルトには、型充填ステ
ーション前方に、型にその種の止め板を載せる作業ステ
ーションが設けられている。
剛毛の導入改善や、とりわけ融着後、場合によっては融
着剛毛端部のエクストルージョンコーティング時に、剛
毛房をよ9良くまとめておくことと並んで、この固定板
は、付加的利点を有している。すなわち、ブラシ・メー
カーに対して、たとえば、この固定板をブラシ本体と異
なるカラーにする可能性を提供している点である。固定
板の孔は、いくぶん円錐形にしておけ、げ、いわゆる開
放剛毛束が生じ、その場合、個々の剛毛は止め金でまと
められていす、ばらばらなので、より良い清浄成績が得
られる。
負圧で型充填を行な葛ことの重要な利点は、次の点にあ
る。すなわち、剛毛端部のところに付着している、端部
を丸めたさいの研摩ダストの残シが完全に除去されるこ
とである。これまで従来の押ぬき法では、この研摩ダス
トは、ほとんど除去できず、新しい歯ブラシには、この
種の研摩ダストがかなりの量で付着していたのである。
ーり毛が吸引され、融着により固定板に固定されるので
、従来の止め具による、みぞを介した固定は不要である
。このみそは、従来、剛毛域に応力ひび割れを生じさせ
ることが往々あった。
融着固定することにより、個々の剛毛が、止め具のみそ
から、はみ出して、個々に突出することも防止される。
この場合、これらのすべての利点は、とりわけ、既述の
、請求項に含まれた諸特徴や諸措置を組合せて、極めて
合理的かつ迅速な製造を行なうことで達せられる。この
ような製造に当っては、剛毛域のすべての剛毛が同時に
型内に充填することができる。
個々の剛毛房の岡1j毛は融着されるが、剛毛房同志は
同時には結合されない場合には、この融着されて剛毛束
になった剛毛房は、有利には、刷毛を製造するのに用い
ることができる。その場合、有利な形式で個々の陣」毛
束の製造が、高い作業速度と精度で、しかも同時にjt
(Ij毛束の高い堅牢度をもって、可能になる。
回定 剛毛域を、剛毛房を結合し安定させる4へ板を有する剛
毛房で形成しようとする場合、次のようにするのが好都
合である。すなわち、固定板の孔が、剛毛の使用端,部
と反対側の上側に皿穴部分を有している。この部分は、
個々の剛毛房の剛毛融着端部を受容し、場合によっては
、固定板上面の下方で、画定板の孔に縁部が移行してい
る。
更に、被融着剛毛が突出している固定板兼導入板の上側
の、孔の間のスK−スに、高くした所、突出部、突起な
どのいずれかが突出している。これらのものの材料は融
着可能である。相応の融着部材が十分に下方へ移動して
、これらの突出部分に接触し、融解し、同時に圧縮する
ようにすることで、突出している剛毛を、これら突出部
分を介して融着することが可能である。
剛毛端部と固定板のこれら突出部分とにより形成される
融着部は、互い双方の部分が混り合っており、いわば溶
接状態が、とりわけ次の場合に発生せしめられる。すな
わち、剛毛と固定板との材料が合致する場合である。し
かし、また、異なる材料の場合も、剛毛と固定板との間
には緊密な結合が生じる。
固定板は、そのさいフランノ又はシールリップを有する
ようにし、ブラシ体凹所内へ固定板が受容されたのち、
このフランジが凹所縁部にかぶさるようにする。こうす
ることにより、たとえば洗浄剤が徐々に凹所に浸入し、
ブラシの外観を悪くし、次第にこの部分の結合がゆるむ
のが防止される。
請求項29と30には、同じく、課題解決に適した製造
装置が記載されている。その特籠は次の通クである。す
なわち、型とその孔への月υ毛供給が導管なしで行なわ
れるが、型の孔内への剛毛導入には有利な形式で負圧を
用いるのである。この形式の装置では、剛毛房の分離ス
ライダが、直接に型の、もしくはその下の固定板の開口
上方へ移動することができる。
請求項32及び33は回転式の取出しスライダに関して
おシ、該スライダによれば作業工程及び剛毛の供給を著
しく速めることができる。
それというのはこの回転可能な取出しスライダは常に同
じ方向に連続的に回転するから、往復動式の取出しスラ
イダの場合における空行程に要する時間、即ち該スライ
ダが単数又は複数の両11毛マガジンヘ書ひ戻るために
要する時間が不要になるからである。
実施例 次に本発明の実施例を図面につき詳説する。
符号lで示したのが、とりわけ第1図、第4図、第14
図、第15図に示された、剛毛域2(たとえば第8図か
ら第10図と比較せよ)又はブラシ(第9図,第10図
)を製造する装置である。第5図又は第6図の勲毛房5
0個々のプラスチック製剛毛4の端部は、互いに、かつ
1た(もしくは)隣接の房と融着されている。
製造装置lには、第1図、第4図の場合は、孔6を有す
る型7が備えられている。この型は型半部であり、その
孔6は袋孔である。これらの孔6には、それぞれ1つの
剛毛の房5が装入されるが、融看される剛毛4の端部8
は、第1図に見られるように突出している。
第1図、第4図、第14図では、装置lに属する型7は
、個々の孔6へ負圧を加える接続部又は接続はめ管9を
有しておシ、かつまた供給導管10(以下では単に導管
と呼ぶ)が備えられ、各充填孔6へ導管10が通じてい
る。導管10の直径は、それぞれ1つの剛毛房5を搬送
できる寸法である。導管10の出口11と型7とは、互
いに相対移動可能である。これが、第1図と第14図で
は、開口11について両方向矢印Pf1で示され、第4
図では、型7について矢印2で示してある。
導管10の導入端部12のところでは、導管10が、互
いに間隔をおいて配置されるか、もしくは、場合によっ
ては、第1図及び第2図の型7へ房5を導入する前に房
5が用いされる問題に調節可能にしておく。第1図に示
したようK、導入端部12が、導入板13により形成さ
れるか、又はまとめて保持されている。導管10の出口
又は開口11は、第1図では使用位置にある。すなわち
、たとえば第3図に見られる、型7又は固定板14の孔
配置に合致する間隔と配置にあるか、もしくはその間隔
と配置に調節可能である。したがって、剛毛は、接続部
9からの負圧を受けて、導入端部又は入口12から吸込
まれ、導管10内を通り孔6内へ装入される。そのさい
、出口11は、型7ないし固定板14の上に下降するか
、又は型7が上昇する。
第1図、第2図、第4図、第14図、第15図の装置は
、少々〈とも1つの剛毛マガジン15を有している。図
示の実施例では、2つのマガジン15が、互いに向い合
った取出し個所16を有し、これらの取出し個所には、
それぞれ反対11111から、矢印Pf3の方向で圧力
がかけられている。このため、なかの剛毛4は常に取出
し個所のほうへ押動かされている。このため、剛毛4は
、取出しスライダ17に対し押付けられ、スライダ17
は、これらの取出し個所16のところで醜]毛ストック
を、それぞれ限界づけている。堆出し個所l6に対し直
角方向に可動の取出しスライダ17は、第2図では、切
欠き18を有している。これらの切欠き18は、互いに
間隔をおいて虻置され、それぞれ剛毛ストックに向いて
開かれておシ、剛毛房5を形成するのに役立っている。
取出しスライダ17は、また、切欠き18を有する区域
が、マガジン15から導管10の入口12の下へ移動可
能であり、図は、この移動位置をボしている。
導管10としては、ホース及び(又は)管を用い、特に
入口12及び(又は)出口11の区域は、調節運動を行
なうためフレキシブルに構成しておく。
導入端部12は、図示の実施例では、既述の導入板13
として構成されている導入ヘッドと結合されるか、固定
されるかしている。そのさい、導入開口19は、図示の
実施例では、ホッパ状に大きな横断面から導管の横断面
へと先細になるように構成されている。この結果、相応
に大きな確実さで、房50個々の剛毛4をすべて吸込み
、房単位で搬送することができる。
図示の実施例では、更に、導管10の出口は、互いに結
合され、出口板20のところに固定されている。個々の
開口11の配属を、剛毛像の変化に合わせて変える場合
には、場合によっては、出口板20を交換することもで
きる。
第1図、第4図、第5図、第6図、第14図、第15図
には、型7の孔6が袋孔であることが示されている。こ
の孔6の底部21又は内端側は、各剛毛房5の端部を成
形するための母型又は負の輪郭を有しており、たとえば
中空円錐形又は中空尖頭形、中空半球形(第6図)、傾
斜形、平面形(第5図の中央の2つの房)、これら中空
形の組合せのいずれかとして構成されている。剛毛房5
の吸込み時には、それゆえ、同時に房の使用端部が所望
の形状に成形され、あとからカットする必要がない。個
々の剛毛端部は予め丸めておく。
型7の孔6は、すべて、底部21の上方から横へ、場合
によっては直角方向へ分岐する吸込み通路を有し、これ
らの通路は、吸込み接続部9に通じているか、まとめら
れている。
第1図、第14図、第15図の実施例には、しかし、別
の解決策が示されている。すなわち、型の孔6の底部2
1は、多孔性挿入体22、たとえば焼結物製又はセラミ
ック製の挿入体のなかに設けられている。この挿入体2
2の下には、真空接続部9を有する室23が設けられて
いる。
このようにすることにより、吸込み流が、剛毛4の導入
方向に孔6の最深部まで達することができる。
第10図から第12図の構成では、剛毛の房5の個々の
剛毛4が、2つの異なる長さを有するようにして、よシ
良い清浄効果が得られるようにされている。この構成は
、詳細には図示されていない形式で、次のようにするこ
とで達せられる。すなわち、孔6の底部に波形、みそ、
ザラ伺きのいずれかを設けて、個々の岡1」毛4が、底
部の高・低部分に載る結果、Mfi毛房5の使用端部の
剛毛4の高さが、特に第12図に見られるように、僅か
に異なるようにするのである。
同様に、図面には詳細に示されていないが、孔6の底部
21は、孔6内をその都度しゆう動可能なプランノヤの
端面によって形成することができる。このプランジャは
、剛毛充填時には、剛毛融着時より低い位置にされ、精
確な剛毛房長さに相当する高さへは、場合によっては孔
6から分岐する吸込み通路を介して上昇可能である。こ
うすることによ9、個々の剛毛及び剛毛房の所望最終長
さが、たとえば次のような場合にも、高い確実性をもっ
て実現される。たとえば、剛毛房の吸込み時に、若干の
剛毛が孔6内で他の剛毛にいくぶん取シ残されている場
合である。このようなケースは、吸込み通路が孔から横
方向へ分岐する形式の場合には、完全には防止できない
更に言及すべき点は、装置1に備えられる剛毛房5の供
給導管1 d12)<は、個々の型7が有する孔6の数
よシ多〈することができる点である。
この結果、複数の型が1つの剛毛域を形成する場合、同
じに複数の型に剛毛を装入でき、これによって、生産速
度が著しく増大する。
第2図の構成の場合、剛毛房5を分離するスライダ17
は、剛毛マガジン15から剛毛4を取出す場合、異なる
剛毛房5を形成するため、特に、異なる太さ及び(又は
)異なる横断面形状の剛毛房5を形成するため、種々異
なる切欠き18を有している。第3図から分かる点は、
剛毛房5の横断面が、円形のものもあれば、方形のもの
もあり、長円形のものも考えられる点である。加えて、
横断面寸法も種々であってよい。
切欠き18の横断面積は、これに相応して構成する。個
々の剛毛房の横断面形の成形は、型7及び(又は)固定
板14内で行なうことができる。
第2図の実施例では、向い合った剛毛マガジン15が備
えられ、マガジン及びそのなかの剛毛4とに直角方向に
位置し、かつ移動可能なスライダ17が、その長手側の
両側に、剛毛房5を分離する切欠き18を有しているの
で、剛毛域2及び(又は)ブラシ3を製造のさい、li
ll]毛も、太さ、品質、可とう性、色彩を異にしたり
、これらを組合せることができる。このように互いに異
なる剛毛房の配属状態も、そのさい、取出しスライダ1
7のところの切欠き18の数の違いにより予め選定して
おくことができる。
言うまでもなく、剛毛マガジン15は複数又は対であっ
てもよく、これに付属する取出しスライダ17を、導管
10の入口ヘッド13のところに設けて、生産率を更に
高くし、更に多くの型7に同時に装入できるようにする
こともできる。
ここで言及する必要があるのは、スライダ17から型7
へ剛毛房5を送る導管10は、約1龍から1011mの
直径を有し、個々の剛毛房5の太さに応じて、たとえば
2朋とか5闘の内径にすることができる。導管10の長
さは、約1mから10mの範囲、たとえば5mとするこ
とができる。この範囲であれば、実験で明らかとなった
通り、吸込まれた剛毛の何本かが導管10内に残ること
がない。したがって、生産工程にとって最適の、型7に
対するマガジン15の配属を選ぶことができる。
製造装置1の別の有利な構成を示したのが第4図である
。この場合、型7は、コンベアベルト又はチェーンベル
トの類の送り手段24の上に配置され、このベルトの上
側車間部分の上方に、矢印2で示した送り方向で導管1
oの開口11が前後して配置されている。これと並んで
、剛毛端部を融着する加熱又は融着ステーション25と
、場合によっては再び送り方向にブラシ体26用供給装
置及び(又は)超音波溶接装置23又は接着装置が配置
されている。ベルト24の下側車間部分には、出来上っ
たブラシ3の投出ステーション28が設けられている。
既述のように、型7の充填時には、型7と出口11との
間には、固定板兼導入板14が配置されている(第14
図)。この固定板14は、貫通孔6aを有している。こ
れらの孔6aは、複数の剛毛房5が1つの剛毛域にまと
められ、型に装入された剛毛4が、融着を行なうさいに
、その端部を突出させるような構成配置にされている。
型7の上に載置可能な固定板14は、その場合、ブラシ
体26と等しい材料から成っているの7で、ブラシ体2
6との溶接又は接着が簡単かつ永続的に可能である。第
8図は溶接又は接着前の状態を示し、第10図は溶接又
は接着後の状態を示したものである。
第4図から分かるように、型7への剛毛4の充填ステー
ションの前方には、もう1つの作業ステーション29が
設けられている。このステーション29には、固定板1
4が供給され、型7に載せられる。
第8図からは、そのさい、更に次の点が分かる。すなわ
ち、この固定板14が、有利には、周囲にシールフラン
ジ30を有するようにすることができる。このフランノ
3oは、同定板14と、ブラシ体26の凹所31との間
の継ぎ目を、結合後に力・々一し、ブラシの寿命を、と
りわけ、このブラシが歯ブラシとして用いられる場合に
、更に長くするのに役立つ。薗みがき剤などの侵入を防
止するからである。
第1図、第6図、第14図、第15図から分かるように
、固定板14の孔6aは、剛毛4の使用端部と反対側の
上側に皿穴部分6bを有し、したがって、この上側の孔
は外方へ拡大している。この拡大部又は孔6aの皿穴部
分6b内には、第6図による融着後、個々の剛毛房の剛
毛4の融着端部8がおさまる。第6図からは、加えて、
次のことが分かる。すなわち、これら皿穴部分6bは、
固定板表面下では、互いに向き合った端部が互いに移行
し合うようにすることができ、この結果、融着剛毛端部
は、第7図に見られるように、部分的に、それぞれ隣接
の房の端部と結合され、融着されるようにすることがで
きることである。第6図、第10図から分かる点は、隣
接の孔6aの間に残る、固定板のウエプは、全固定板厚
よシは薄くなっており、したがって、このウェブ部分で
は、剛毛房5の1411毛4だけが互いに融着されるの
ではなく、隣接する房5も互いに融着されることができ
る点である。それゆえ、この解決策では、個々の剛毛房
が既に十分に旋回を防止されている結果、個々の剛毛4
だけがなお、その弾性にもとづき十分にしなうことがで
きる。
剛毛4の端部8の融着開始後、同時に、未だ軟かな、又
はこね粉状の融触部に、型7への剛毛4の搬送にも役立
つ負圧をかけると、この融着部は、部分的に固定板14
内にある剛毛の隙間内へ吸入されるので、固定強度は更
に改善される。
第14図、第15図から、そのさい更に分かる点は次の
点である。すなわち、剛毛4の端部が突出している固定
板14の側には、孔6aの間に隆起部、突出部、突起3
3その他類似部のいずれかが突出しているようにするこ
とができる点である。この突出部は、融解可能な料製で
あり、剛毛の融解と同時に融解され、剛毛と融着できる
ので、固定板14との結合が一層密接に改善される。こ
のことは、固定板14を剛毛4と等しい材料製とした場
合や、別の材料製にしても、47毛材料と全体的に、も
しくは部分的に混合できて、全体として剛毛4の安定的
な固定が生じうる場合にも、言うことができる。
前記付加突起33が一緒に融着される場合、第7図に、
融着区域の間に認められる隙間も、同様に、融解され再
び硬化されたプラスチック●コンノξウンドで充填され
ることができる。
第9図は次の点を示している。すなわち、固定板14自
体もブラシ体となることができ、そのブラシ体内へ剛毛
房5を差込み、融着でき、その場合には、この融着部を
備えた側は、カバー板32で閉じるのが有利だという点
である。
特に、剛毛房5の剛毛4のみが互いに融着され、隣接房
同志は融着されない場合(第5図)には、有利である。
既述の装置1を用いて、ブラシ3又は剛毛域2を製造す
ることができる。この場合、剛毛束又は剛毛房5は、型
7の孔6に充填され、次いで、のちに使用端部となる端
部とは反対側の端部8が、第5図又は第6図に見られる
ような形式で一着される。第5図の場合は、各剛毛房5
単位で陶り毛4が融着されているだけだが、第6図と第
7図の場合は、隣接剛毛房5同志も融されている。この
場合には、まず、個別剛毛4から房5が形成される。す
なわち、剛毛ストックが個々の剛毛房5に分けられて、
房ごとに型7の孔6内へ吸込まれ、融着される。そのさ
い、型への供給と充填は、一方の作業ステーションで、
引続き行われる融着は隣接作業ステーションで行われる
ので、剛毛の融着の間には、既に次の型7への充填工程
を開始することができる。
剛毛房5は、そのさい、図示の実施例では、固定板14
を貫通して吸込まれる。固定板14ぱ型7上に載せられ
、孔6と合致する孔6aを有している。融着される剛毛
端部8は、固定板14から突出するか、もしくは少なく
とも、固定板14の上方へ拡大した皿穴部分6b(第6
図)内へ突入するようにする。引続き、剛毛4は、互い
に融着され、場合によっては、隣接房の剛毛とも、固定
板14の突起33とも融着される。固定板14は、剛毛
4の融着後、ブラシ体26と、特に溶接又は接着により
結合される。
この工程は、送り運動ののち、別の作業ステーションで
行なうことができる一方、先行の作業ステーションでは
、そのつど平行して、同時的に前述の処理ステップが後
続の型を用いて行うことができる。最後には、剛毛域が
、剛毛の融着により固定板と結合され、もしくはブラシ
体26と結合されたのち、型7から投出される。
この方法及びその個々の処置は、同時に、それぞれ異な
る作業ステーションで、かつまた場合によっては同時に
複数の型で行うことができるので、もはや、剛毛房5を
個々に1つのブラシ体の孔へ詰める必要はない。このた
め、従来のブラシ製造法に比して、著しく生産速度が高
められる。同時に、融着による剛毛の好都合な固定や、
ブラシ体との有利な結合も可能となる。
必要な場合には、異なる硬さや形状の剛毛4のみでなく
、異なるカラーや異なる配置の剛毛も、その使用端部の
ところに組合せることができる。
ブラシ又はブラシ域を製造する場合、剛毛房5は、個々
の剛毛4から形成され、房ごとに型半部7の孔6へ充填
され、引続き固定端部8が融着される。この作業は、次
のようにして行なうのが好都合である。すなわち、相応
の剛毛ストックを有する剛毛マガジン15から剛毛4を
取出し、房5を形成し、次いで、房5に個々に配属され
た導管10を介して、房ごとに型7に供給される。その
さい、剛毛の房5は固定板14から突出するようにされ
る。固定板14は、型7に載置されるか、型7に設けら
れた凹所内にはめ込まれるかする。即]毛は、続く融着
工程で固定板14と結合されるので、剛毛とブラシ体2
6との結合が著しく簡単化される。このような固定板1
4は、ブラシ体26と溶接又は接着させるのによく、あ
るいはまたブラシ体自体として構成することもできる。
ここで言及しておく必要があるのは、次の点である。す
なわち、第5図に示したように、それぞれ個々の剛毛房
を融着するだけの場合には、固定板14を介して剛毛域
へ結合される代りに、刷毛の製造時に刷毛の構成要素と
して用いられる個々の剛毛束が得られる点である。した
がって、既述の処理形式及び既述の装置に加え、これか
ら説明する装置変化形は、刷毛用の剛毛束を製造にも利
用でき、そのさいには、短時間で多くの個数の製造が可
能である。
第14図に示した装置1は、主な部分が、第1図の装置
と合致しておシ、それゆえ、大部分の部品、たとえば型
7や導管10には、等しい符号を用いてある。剛毛房5
の分離も、既述のように行われる。加えて、この場合も
、剛毛房5は、複数もしくは単数の型7へ空気流により
送られる。空気流は、型7に負圧をかけることで発生す
る。この実施例の場合、導管10の出口11は、先細又
は狭窄の部分34とこれに続く末広の部分35とを有し
ている。要するに、出口11内には、一種のベンチュリ
・ノズルが配置されているのである。このノズル内では
、空気流が、この横断面縮少部により加速する。
実験が示すところでは、事情によっては、搬送の間に剛
毛房5が進行方向にずれてしまうことがある。これは、
はじめの中央の剛毛が管壁に近い剛毛より、いくぶん速
く運動することがあるためである。この現象を十二分に
利用して、型7の孔6と固定板14の孔6a内への導入
速度を、前記狭窄部34を介して高めることができる。
そのさい、この高めた導入速度は、個々の剛毛4の運動
エネルギーやイン・ξルスをも増大させるので、最後の
剛毛すらも、既に孔6内にある剛毛の間に、なおも導入
できる。言いかえると、いわば“撃ち込む“ことができ
る。剛毛供給のこのような有利な構成は、ほかでもない
負圧による搬送で可能になったのであり、従来のように
圧縮空気を用いたのでは、ノズル入口のところで剛毛が
いくぶん傾いて渋滞するおそれがある。
たとえ1、2本の剛毛が最後に完全に孔6内に入りきら
ず、固定板14の上側から一部又は全体がはみ出したま
までも、続く融着工程で一緒に融解されるので、剛毛房
5と固定板14とから成る剛毛域全体の強度を高めるの
に役立つのである。
第15図に示した装置1の場合も、また、型7が、孔6
を有し、突起33の形成された固定板14を備えている
。しかし、Plli毛ないし剛毛房5の供給形式が異な
っている。全体として記号37で示した供給装置が、そ
れぞれ孔6へ剛毛房5を掴み、搬送するために備えられ
ている。
この供給装置は、剛毛房5を個々に保持するスライダー
この場合は、既述の製造装置の場合にも触れた取出しス
ライダ17−と通し孔39を有する供給板38とを有し
ている。供給板38の上を、剛毛房5は、スライダ17
を介して、房5の充填方向に対して直角方向に移動可能
である。供給板38は、通し孔39を有し、この通し孔
39は、型7の孔6と整列させておくか、もしくは剛毛
房の分離及び供給の前に整列させるようにする。
したがって、この実施例の場合は、有利には取出しスラ
イダ17を介して、剛毛房5が形成されるのみでなく、
事実上、直接に型7に供給されることができる。
第15図からは、更に、次の点が明らかとなる。すなわ
ち、型7は、この場合も、負圧接続部9を有している。
接続部9は、孔6の端部を含む多孔性挿入体22の下方
に位置している。
このため、この場合も、負圧をかけることによって空気
流を生じさせることができる。この空気流は、型7の孔
6への装入に役立つか、もしくは装入を補助する。図示
の配置で一既述の実施例の場合同様−は、付加的に重力
が働く。
第1図、第4図、第14図による装置が、剛毛ストック
と型との間の大きな間隔をプリツジすることができるの
に対し、第15図の装置は所要ス被一スが僅かな構成を
可能にする。
更に言及すべき点は、剛毛房5が、種々の数の個々の剛
毛4から形成できる点であり、かつまた、極端なケース
では、1本だけの剛毛4を有することもでき、既述の形
式で型7と固定板14内へ搬送することができる。まさ
にそのさいに、第14図Kよる狭窄部34は、そのよう
な少数の、又は1本だけの剛毛4を加速するが−第14
図の実施例−また、それぞれの孔6内へ真中を通って導
入される。
型7の孔6内へ、そのつど1本だけの剛毛4を型7の孔
6内へ導入することは、とりわけ次の場合に好都合であ
る。すなわち、場合によってはブラシの使用端部が球形
の、比較的太い剛毛が望ましい場合である。このような
ブラシは、たとえばマッサージ効果を得ることが主眼と
なっているブラシである。このような単一の剛毛も、そ
の端部を融解により太くし、固定板14と結合すること
ができる。
この場合も、固定板14との融着は、剛毛と同一材料で
あれ、異なる材料であれ、固定板の突起33を介して行
なうのが有利であり、既述の実施例の場合のように、四
毛と固定板14との解離不能の結合が可能となる。
第16図には、取出しスライダ17の構成が第2図の場
合とは異なっている一実施例が示されている。この場合
しかし外的形状が異なっても共通する構成部分について
は共通の符号が付されている。この実施例では取出しス
ライダ17は回転可能であり、またこの取出しスライダ
17は、単数又は複数の剛毛マガヅン15からの剛毛の
取出しのさい及び導入孔12又は通し孔39への搬送の
さい並びにこれからさらに再び各剛毛マガジンへ運動す
るさいに常に同じ回転方向Pf4で回転し、要するに一
回転方向で回転する。従って第2図の往復動スライダ1
7の場合に必要とされた空行程、即ち該スライダ17の
切欠き18が剛毛マガジン15へ再び戻されるために必
要であった行程、が不要となる。
このような連続的な運動方向と作業形式並びに上記のよ
うな空行程による時間のロスがないことにより、動毛の
供給、ひいてはまた全作業工程が著しく加速される。
取出しスライダ17は、例えば90度の各剛毛取出し位
置間を回転するごとに、剛毛4の引渡しのため停止位置
をとる。第16図から判るように、取出しスライダ17
として役立つ回転円板は2つの、互いに反対側で向かい
合っているjllIH毛マガジン15から剛毛を供給さ
れており、この場合取出しスライダ17はその外周の4
個所に剛毛4のための開いた切欠き18を有しており、
従って席に、一方においてはこれらの切欠き18が剛毛
マガジン15の範囲にあり、他方では剛毛を型へ引渡す
ための引渡し範囲にある。この場合第2図の実施例の場
合と同様に、開いた切欠き18はスライダの回転経路の
一部分に亘って側方案内18aにより、剛毛保持のため
、閉じられている。
回転可能なこの取出しスライダ17ほこの場合中心に回
転中心軸線を有する回転円板であり、切欠き18はこの
回転円板の円形の外周に外側に向って開いた状態で配置
されている。既に述べたように、この場合2つの、必要
によっては例えば4つの、又は回転円板の外周が相応の
犬4 きさを有している場合にはさらに多くの剛毛マガジン1
5を相互に離して回転円板外周に沿って配置することが
でき、このようにした場合にも、たんに、これらの剛毛
マガジン15の相互間に、一半一′停止位置及び、型7
へそれぞれ通5じている導入孔12又は通し孔39へ岡
;]毛を引渡すだめの引渡し個所を設定するのに十分な
ス被−スが存在していればよい。またこの場合、端面側
で開いた切欠き18は、種々異なる形態の剛毛ふさを形
成することができるようにするために種々異なる輪郭及
び横断面形状を有していることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、剛毛ストック又は剛毛充填ボックスから取出
され房にまとめられた岡1』毛を、負圧に接続された型
へ供給導管を介して供給する、本発明による装置の部分
縦断面図、 第2図は、剛毛マガジンから−」毛を房として取出し、
供給導管の入口へ送るために、側緑部が開いた切欠きを
有する往復動可能に間に配置されたスライダを備えた剛
毛マガジン又は剛毛充填ゼツクスの平面図、 第3図は、可能な剛毛域像ないし相応の型の平面図で、
個々の孔が異なる横断面及び(又は)輪郭をもちうろこ
とを示した図、 第4図は、チェーンベルトと協働する第1に示した装置
の図であって、チェーンベルトが、剛毛を装入する型を
種々の作業ステーション、すなわち、供給導管を用いて
充填する第1図の充填ステーション、その前方の固定板
載置ステーション、充填ステーション後方の剛毛端部融
着ステーション、それに続くブラシ体鵬へ導く様子を示
した部分縦断面図、 第5図は、上方へ開いた凹所に固定板がはめ込まれ、突
出した剛毛端部が球形にされている型の部分縦断面図、 第6図は、固定板の孔が上面へ向って末広に形成され、
剛毛が固定板内に融着固定されることを示した、第5図
に相応する部分縦断面図、第7図は、剛毛房の端部を融
着した後の、第6図の配置の平面図、 第8図は、周囲にシールフランノを有し、剛毛が融着固
定された固定板の、ブラシ体にはめ込む前の状態を示し
た部分縦断面図、 第9図は、自体がブラシ体として構成され、岡i]毛が
融着された固定板に、剛毛房の融着区域を閉じるカバー
板をはめ込む前の状態を示した部分縦断面図、 第10図は、ブラシ体の凹所に固定板をはめ込んだ完成
ブラシの部分縦断面図、 第11図は、第10図のブラシと剛毛域の端側から見た
図、 第12図は、剛毛房の拡大図で、房の個々の岡{1毛の
使用端部が2種類の異なる長さを有している様子を示し
た図、 第13図は、第12図の剛毛房の平面図で、房の個々の
勲毛が、すべて、全長にわたって固定板のところまで互
いに分離されていることを示した図、 第14図は、本発明による装置の変化形をボした第1図
に相応する部分縦断面図で、陶・.毛ストックから分離
され房にされたPili毛が、導管と導管に加えられる
負圧とにより、加速されて型へ供給される様子を示した
図、 第15図は、別の変化形の図で、剛毛ストックから分離
され房にされた障j毛が、実質的に1つのスライダと1
つの有孔供給板とから成る供給装置により、型へ供給,
され、型の孔の上方へ運ばれる様子を示した部分縦断面
図、 第16図は、往復動式のスライダの代わシに回転式スラ
イダとして構成されたスライダが設けられている装置の
、第2図に相応する平面図である。 1・・・剛毛域又は剛毛束の製造装置、2・・・剛毛域
、3・・・ブラシ、4・一個々の剛毛、5・・・剛毛の
房、6・・・型の孔、7・・型、8・・・使用端部、9
・・・真空接続管部、10・・・供給導管、11・・・
導管出口、12・・・導入孔ないし導入端部、l3・・
・導入板、14−・一固定板、15・・・剛毛マガジン
、l6・・・取出し個所、17・・往復勤式取出しスラ
イダ、18・・・切欠き、19・・・入口ないし導入口
、20出口板、2l・孔の底部、22 多孔性挿入体、
23・・・室、25・・・加熱●融着ステーション、2
6・・・ブラシ体、27・・・超音波溶接装置、28・
投出ステーション、29 ・作業ステーション、31・
・・凹所、33・・・突起、38・・・供給板、39・
・通し孔。 FIG.3 FIG.和 FIG.13 FIG.15 手続補正書,ヵよ、 平成 2年10月 19日 特 許 庁 長 官 殿 2. 発明の名称 ブラシ用則毛域又は刷毛用剛毛束の製法と製造装置氏名 フリツツ・リュープ 6. 補正の対象 (1)委任状 (2)図面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブラシ用剛毛域又は刷毛用剛毛束の製法であつて、
    剛毛房が型(7)の孔(6)に充填され、そのさい先ず
    個々の剛毛(4)から成る剛毛の房(5)が、剛毛スト
    ックから房(5)を分離することにより形成され、次い
    で剛毛(4)が房(5)ごとに空気流により型(7)へ
    案内され、型の孔(6)に入れられる形式のものにおい
    て、剛毛の房(5)を搬送する空気流が負圧によつて造
    出され、かつまた完成後に使用端部となる自由端部と反
    対側の剛毛端部(8)が、型(7)の孔(6)内へ房(
    5)が装入されたのちに融着されることを特徴とするブ
    ラシ用剛毛域又は刷毛用剛毛束の製法。 2、剛毛(4)が、ほぼ垂直に方向づけされて型(7)
    へ装入されることを特徴とする請求項1記載の製法。 3、剛毛の房(5)が、型と合致する孔(6a)を備え
    た、型(7)の上に載置される固定板(14)を通して
    吸込まれ、そのあと、剛毛(4)の融着端部(8)が、
    固定板(14)から突出するか、もしくは少なくとも固
    定板(14)の上側方向へ拡大した孔区域へ突出し、更
    に、引き続いて、これらの剛毛(4)が、互いに融着さ
    れ、かつまた(もしくは)固定板(14)、もしくは剛
    毛(4)の突出端部(8)と等方向に固定板(14)か
    ら突出する突起と融着され、場合によつては、隣接する
    剛毛房の端部(8)とも融着されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の製法。 4、剛毛(4)の端部の融着ののち、未だ軟かな、こね
    粉状の溶融部が、圧力下、特に負圧下に置かれ、それに
    よつて少なくとも部分的に、固定板(14)内部に残つ
    ている、剛毛の間の隙間内へ、かつまた(もしくは)剛
    毛と固定板(14)との隙間内へ、圧入又は吸入される
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記
    載の製法。 5、固定板(14)が、剛毛(4)の融着後、ブラシ体
    (26)と、特に溶接、高周波溶着、接着、永久係止、
    ねじ止めのいずれかにより結合されることを特徴とする
    請求項1から4までのいずれか1項記載の製法。 6、ブラシ用剛毛域(2)又は刷毛用剛毛束の製造装置
    であつて、剛毛房(5)の個々のプラスチック剛毛(4
    )の端部(8)が、互いに、かつまた(もしくは)隣接
    の房と融着され、更に、孔(6)を有する型(7)が備
    えられており、この型の孔(6)内へは、それぞれ1つ
    の剛毛の房(5)がはめ込まれ、そのさい、型(7)へ
    の供給導管(10)が設けられ、充填される孔(6)そ
    れぞれへ導管(10)が通じており、これらの導管(1
    0)には、型(7)への空気流を造出する手段を接続可
    能である形式のものにおいて、導管(10)の出口(1
    1)と型(7)とが相対的に互いに移動可能であり、か
    つまた、型(7)が、個々の孔(6)へ負圧を与える接
    続部を有していることを特徴とするブラシ用剛毛域又は
    刷毛用剛毛束の製造装置。 7、案内用の導管(10)が、その導入端部(12)の
    ところで相互に間隔を有しているか、もしくは、剛毛房
    (5)が型(7)内へ導入される準備をするさいの間隔
    に調節可能であり、かつまた、導管(10)の出口又は
    開口(11)が、使用位置では、型(7)及び(又は)
    固定板の孔配置に合致する間隔と配置で設けられている
    か、もしくはその間隔と配置に調節可能であることを特
    徴とする請求項6記載の製造装置。 8、少なくとも1つの剛毛マガジン(15)が備えられ
    ており、このマガジン内に剛毛(4)が、往復動式及び
    (又は)回転式取出しスライダ(17)に抗して押付け
    られており、かつまた、取出し個所(16)に対して直
    角方向に往復動可能の取出しスライダ(17)が、互い
    に間隔をおいて設けられている、剛毛房形成用の、剛毛
    ストックに向いて開かれた切欠き(18)を有しており
    、これらの切欠きを有するスライダ区域が、剛毛マガジ
    ン(15)から、導管(10)の導入孔(12)の下ま
    で移動可能又は回転可能であることを特徴とする請求項
    6又は7記載の製造装置。 9、導管(10)としてホース及び(又は)管が備えら
    れ、特に導入端部(12)及び(又は)出口(11)の
    区域では、これらの区域を調節可能にするため、ホース
    及び(又は)管がフレキシブルであることを特徴とする
    請求項6から8までのいずれか1項記載の製造装置。 10、導管(10)の導入孔(12)が、導入ヘッドと
    接続されるか、導入ヘッドに固定されるかしており、導
    管(10)の入口(19)が、ホッパ形状に横断面のよ
    り大きい部分から導管横断面へと先細に構成されている
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項記載の
    製造装置。 11、導管(10)の出口(11)が、互いに接続され
    、有利には、場合によつて交換可能の出口板(20)に
    固定しておくことを特徴とする請求項6から10までの
    いずれか1項記載の製造装置。 12、導管(10)の出口(11)が、先細部分又は狭
    窄部分(34)−有利にはベンチュリ・ノズル形式の−
    と、これに続く末広部分(35)とを有していることを
    特徴とする請求項6から11までのいずれか1項記載の
    製造装置。 13、剛毛の房(5)を受容する孔(6)が袋孔であり
    、その底部(21)又は内端部が、その時々の房(5)
    の端部に形態を付与するための母型又は負の輪郭を有し
    ており、たとえば中空円錐形ないし尖頭形、中空半球形
    、傾斜形、平面状、これら中空形状の組合せのいずれか
    に構成されていることを特徴とする請求項6から12の
    いずれか1項記載の製造装置。 14、型(7)のすべての孔(6)から、それぞれ孔の
    底部(21)の上方に、横方向に、場合によつては直角
    方向に吸気通路が分岐しており、これらの通路が吸気接
    続部に通じ、まとめられていることを特徴とする請求項
    6から13までのいずれか1項記載の製造装置。 15、型(7)の孔(6)の底部(21)が、多孔性の
    挿入体(22)、特にセラミック製や焼結物製の挿入体
    、シーブ、フェルト、繊維品その他のいずれかのなかに
    設けられており、この挿入体(22)の下に、真空接続
    部(9)を有する部屋(23)の類が設けてあることを
    特徴とする請求項6から14までのいずれか1項記載の
    製造装置。 16、個々の孔(6)の底部(21)が、孔(6)内を
    移動可能なプランジャの端側により形成され、これらの
    プランジャが、充填時には、剛毛(4)の融着時よりも
    低くなるように配置され、かつまた、精確な房長さに合
    致する高さに、場合によつては、孔(6)の吸気通路を
    介して上昇可能であることを特徴とする請求項6から1
    5までのいずれか1項記載の製造装置。 17、型(7)の孔(6)の底部(21)に、波形みぞ
    、刻み、ザラつきのいずれかを形成しておき、そのさい
    形成される高い個所の間と、高い個所の上とに、個々の
    剛毛(4)が、それぞれ位置せしめられ、この結果、剛
    毛の房(5)の個々の剛毛(4)は、使用側の自由端部
    が僅かに異なる長さを有することを特徴とする請求項6
    から16までのいずれか1項記載の製造装置。 18、型(7)が有する孔(6)の数より、剛毛の房(
    5)用の供給導管(10)の数が多ぐされており、この
    結果、1つの剛毛域を形成する型のいくつかに同時に剛
    毛の房(5)を供給できることを特徴とする請求項6か
    ら17までのいずれか1項記載の製造装置。19、剛毛
    の房(5)を分離するスライダ(17)が、異なる切欠
    き(18)を有し、これにより異なる剛毛房(5)が形
    成され、特に、異なる太さと(又は)異なる横断面形の
    房(5)が形成されることを特徴とする請求項6から1
    8までのいずれか1項記載の製造装置。 20、互いに向い合つた2つの剛毛マガジン(15)が
    備えられており、かつまた、これらマガジン(15)及
    びそのなかの剛毛(4)に対し直角方向に延びるスライ
    ダ(17)が、その2つの長手側に、剛毛の房(5)を
    分離する切欠き(18)を有していることを特徴とする
    請求項6から19までのいずれか1項記載の製造装置。 21、複数の剛毛マガジン(15)と、案内用の吸込み
    導管(10)の入口ヘッド(13)への剛毛取出しスラ
    イダ(17)が設けられていることを特徴とする請求項
    6から20までのいずれか1項記載の製造装置。 22、剛毛の房(5)をスライダ(17)から型(7)
    へ送る導管(10)が、ほぼ0.1mmから20mmの
    範囲の内径を有していることを特徴とする請求項6から
    21までのいずれか1項記載の製造装置。 23、型(7)が、コンベアベルト又はチェーンベルト
    (24)その他の送り手段の上に配置されており、この
    ベルトの上側車間部分上方に、送り方向で前後して、供
    給導管(10)の開口(11)、その隣りに剛毛端部を
    溶着する加熱又は溶融ステーション(25)、場合によ
    つては送り方向でその隣りにブラシ体(26)の供給装
    置及び(又は)超音波溶接装置(27)又は接着装置が
    配置されていることを特徴とする請求項6から22まで
    のいずれか1項記載の製造装置。 24、ベルト(24)その他の下側車間部分に、完成ブ
    ラシ(3)用の投出ステーション(28)が設け、られ
    ていることを特徴とする請求項6から23までのいずれ
    か1項記載の製造装置。 25、型(7)を充填するさい、型(7)と導管(10
    )の開口(11)との間に、剛毛(4)用の固定板兼導
    入板(14)が配置され、この固定板(14)に形成さ
    れた貫通孔(6a)の配置は、剛毛の房(5)が1つの
    剛毛域にまとめられ、型に差込まれた剛毛が、溶着時に
    場合によつて貫通孔から突出するようになされているこ
    とを特徴とする請求項6から24のいずれか1項記載の
    製造装置。 26、固定板(14)の孔(6a)は、剛毛(4)の使
    用端部と反対側の上側が皿穴状となつており、この皿穴
    状部(6b)は、個々の剛毛房(5)の剛毛(4)の融
    着端部(8)を受容し、場合によつては、互いに向い合
    つた縁部のところが止め板表面下方で互いに移行し合つ
    ていることを特徴とする請求項6から25のいずれか1
    項記載の製造装置。 27、固定板(14)が、フランジ(30)又はシール
    リップを有しており、このフランジ(30)が、固定板
    を受容する、ブラシ体(26)の凹所(31)内へ挿入
    されたのち、固定板(14)の縁部にかぶさることを特
    徴とする請求項6から26のいずれか1項記載の製造装
    置。 28、型(7)の上に載置可能の固定板(14)が、ブ
    ラシ体(26)の材料と等しい材料から成つているか、
    もしくは固定板(14)がブラシ体であることを特徴と
    する請求項6から27のいずれか1項記載の製造装置。 29、ブラシ(3)用剛毛域(2)又は刷毛用剛毛束の
    製造装置であつて、剛毛の房(5)の個々のプラスチッ
    ク剛毛(4)端部(8)が、互いに、かつまた(もしく
    は)隣接の房の端部と融着され、更に、孔(6)を有す
    る型(7)が備えられており、この孔(6)内へそれぞ
    れ1つの剛毛の房(5)がはめ込まれ、剛毛(4)の被
    融着端部が型(7)から突出する形式のものにおいて、
    剛毛の房(5)又は個々の剛毛(4)を掴み、搬送する
    供給装置(37)が、それぞれ、型(7)の孔(6)の
    ところへ向つて備えられ、この装置(37)は、剛毛の
    房(5)を個別に保持するスライダ(17)と、孔(3
    9)を備えた供給板(38)とを有しており、この供給
    板上を剛毛の房(5)が、スライダ(17)を介して剛
    毛(4)の方向と直角方向へ移動可能であり、更に、供
    給板(38)の孔(39)は、型(7)の孔(6)と整
    列配置しておくか、もしくは孔(6)と整列するように
    移動可能にされており、更にまた、型(7)が負圧接続
    部(9)を有することを特徴とする、請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の方法を実施するブラシ用剛毛域
    又は刷毛用剛毛束の製造装置。 30、型(7)のところの負圧接続部(9)が、孔(7
    )の端部を有する多孔性挿入体(22)の下方に設けら
    れていることを特徴とする請求項29記載の製造装置。 31、被融着剛毛(4)が突出する固定板兼導入板(1
    4)の側には、孔(6)の間に、隆起部、突出部、突起
    (33)等のいずれかが、融着可能の材料から突出して
    いることを特徴とする請求項6から30のいずれか1項
    に記載の製造装置。 32、回転可能な取出しスライダ(17)が剛毛マガジ
    ン(15)からの剛毛(4)の取出しのさい及び導入端
    部(12)又は通し孔(39)への剛毛の搬送のさい並
    びにここから再び各剛毛マガジン(15)へ運動するさ
    いに同じ回転方向で回転可能であり、かつ各取出し位置
    間の部分回転後に、例えば90度の回転後に、剛毛(4
    )引渡しのための停止位置をとることを特徴とする、請
    求項6から31までのいずれか1項記載の装置。 33、回転可能な取出しスライダ(17)が中心に回転
    中心軸線を有する回転円板であり、かつ切欠き(18)
    が側縁部が開いている切欠きとして上記回転円板外周に
    配置されており、かつ複数の剛毛マガジン(15)が上
    記回転円板外周に沿つて、剛毛マガジン相互間に間隔を
    おいて、配置されており、かつこれらの各剛毛マガジン
    間にそれぞれ、停止位置及び、導入端部(12)又は通
    し孔(39)への引渡し個所が設定されていることを特
    徴とする、請求項6から32までのいずれか1項記載の
    装置。
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