JPH0321382A - 選別装置 - Google Patents

選別装置

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JPH0321382A
JPH0321382A JP15656289A JP15656289A JPH0321382A JP H0321382 A JPH0321382 A JP H0321382A JP 15656289 A JP15656289 A JP 15656289A JP 15656289 A JP15656289 A JP 15656289A JP H0321382 A JPH0321382 A JP H0321382A
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弘 前田
Yasutsugu Oobuchi
大渕 泰告
Kazuo Haraguchi
和男 原口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、選別装置に係り、更に詳しくは複数の選別コ
ンベアから仕分けられる例えば青果物等の物品を同一作
業部に合算して排出することのできる選別装置に関する
. 〔従来の技術〕 従来、例えば青果物等の選別装置の代表的なものとして
は、第15図に示す如く、青果物を搬送する途中に階級
別に搬送路の側方へ仕分け排出する方式の選別コンベア
を等級ごとに所要条数並設した選別装置がある. 青果物の等級は、青果物の種類,作柄,収穫時期等によ
って夫々等級比率が異なるため、従来の選別装置は、選
別コンベアを等級比率に応じて所要条数並設されている
ものである.第15図に示す選別装置は、一例として五
条型を示すものであるが、一条目と五条目を秀.二条目
と四条目を優,三条目を良に指定している. このように選別コンベアが多条の場合、青果物を供給す
る選果人の手の届く範囲は、手前から略三条目位までで
あり、全条に渡って同一選果人が供給できない.このた
め、選果人は選別装置の両側方に配置されて、例えば進
行方向の左側の選果人は一条〜三条目を受け持ち、また
右側の選果人は三条〜五条目までの供給を受け持つよう
にする.このようにして供給された青果物は、計測部で
計測検査されたのち仕分け排出部において条毎に階級別
に仕分けられている. そして、仕分け排出された青果物は、選別コンベアの側
方に設けられた受箱等に等級別,階級別に貯溜されて箱
詰め作業が行われている.〔発明が解決しようとする課
題〕 しかしながら、従来の選別装置によれば、一条〜三条目
までを受け持つ選果人(等級判定人〉と三条〜五条目ま
でを受け持つ選果人とは夫々異なると共に、各条に供給
された青果物は条毎の仕分け排出口から仕分けられて夫
々貯溜されているため、同一の仕分け区分であっても左
排出されて箱詰めした製品と右排出されて箱詰めした製
品とは等級の均一性に欠ける欠点を有していた.更に、
同一の仕分け区分であっても異なる位置(左側または右
側)で夫々別々に貯溜されているため、貯溜装置や箱詰
め用の装置や資材等を夫々別々に配置する必要があり、
特に、分布率が低くまばらにしか排出されない仕分け排
出口に夫々別々にブール装置や人員等を配置することは
設備費用と稼動効率から考えて不経済である.また、同
一の仕分け区分の青果物が左右側に分割されて排出され
るので、夫々の位置には排出される量が少なくなり自動
箱詰めvt置を導入することができなかった. この発明が解決しようとする課題は、複数条の選別コン
ベアを用いて仕分け区分の同一なものは同一個所へ合算
排出して、品質の均一性を高めると共に、施設の稼動効
率を高め、且つ自由な箱詰め配置を行って箱詰め効率を
高めるようにすることである. 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明の選別装置は、物品
を載せて搬送し、搬送路の途中の仕分け排出部において
該物品を所定の仕分け区分別に搬送路の側方へ排出する
選別コンベアを複数有する選別装置であって、前記複数
の選別コンベアのうち、少なくとも二条の選別コンベア
の仕分け排出部は、夫々同一の仕分け区分品の排出口を
有し、且つ上下方向に所定間隔を隔てて並設され、前記
同一の仕分け区分品の排出口は上下で対応してなるもの
である. 物品は、青果物が用いられ、特に傷み易い軟弱な果実は
転動させないように受皿に載せて搬送すると共に、青果
物を載せた受皿を搬送路の側方へ仕分け排出する如く選
別コンベアを構戒する.この各条の選別コンベアは、仕
分け排出部の上流側に物品を計測検査する計測手段を搬
送路の途中に有している.この計測手段は選別するもの
が青果物であるとき、形状寸法や重量等の大きさの階級
判定要素を計測する如く構或する場合と、この階級判定
要素と外観表面状態等の等級判定要素とを合わせて計測
する如く構威する場合とがあり青果物の種類に応して適
宜構戒する. 前記上下方向に所定間隔を隔てて並設された少なくとも
二条の選別コンベアの同一の仕分け区分品の排出口には
、搬出合流手段を夫々隣接して設け、物品を同一箱詰め
部へ合算する如く構成する.この搬出合流手段は、例え
ば、駆動式のヘルトコンベアやローラコンベアまたは滑
走台等の搬出装置が用いられ、この搬出装置の終端部に
はアキュームレート可能なローラコンベア等の貯溜装置
を隣接して設け、同一の仕分け区分の物品を合算合流す
る如く構威する. また、前記複数の選別コンベアは、水平および垂直方向
へ曲線状に走行回転する如く水平.垂直屈曲自在なコン
ベアチェン等を用いて構或する.この曲線状に走行回転
する複数の選別コンベアは、仕分け排出部の上流側の供
給部で各条同一高さに並設し、該部から進行するに従い
、前記同一の仕分け区分品の排出口を有する各選別コン
ベア同志を上下方向に所定間隔を隔てて並設する如く構
或する. 更に、この複数の選別コンベアは、供給部.曲線部,傾
斜部.直線走行部等の各部分毎に異なるコンベアを接続
して構威することもできる.〔作用〕 以上の如く横戒された本発明の選別装置によれば、複数
の選別コンベアに夫々載せられた物品は、搬送される途
中に計測手段により該物品の大きさ等を計測されて計測
信号が出力される.そしてこの計測信号に基づき物品を
排出する仕分け排出部では、前記同一の仕分け区分品の
排出口を有する選別コンベアが、排出口を上下で対応さ
せて並設されており、上下で搬送されて同じ仕分け区分
の物品は、上下の排出口から同じ方向に向けて排出し、
同一箱詰め部で収容する如く作用する.このように、同
一の仕分け区分の物品は、別々の異なる選別コンベアか
ら排出されても上下に対応する排出位置であるために同
一場所の箱詰め部に容易に合算することができる.ff
jち、各条の選別コンベアから排出される同一の仕分け
区分の物品は合算排出されるので、条毎の品質のバラツ
キが均一化される.また、分布率が少なくまばらにしか
排出されない仕分け区分品は、合算排出することにより
所定量に留まる時間が早まり、機械効率を高めて貯溜す
ることができる. 〔実施例〕 《実施例1〉 実施例1を図面(第1図〜第8図)に基づいて説明する
. 第1図は本発明の選別装置を示す平面図、第2図は一部
破断した同側面図、第3図は第1図A一Aに沿った断面
図である. 図において全体の概要を説明すれば、1は物品としての
青果物100を一個ずつ載せるための受皿、2は受皿l
を搬送する選別コンベアであり図面では四条型に構戒さ
れている.この選別コンベア2は、上流側に青果物10
0を供給するための供給部3.3を有すると共に該部か
ら下流側の所定位置に計測部4と仕分け排出部5とを夫
々有している.前記四条型の選別コンベア2は、第2図
,第3図によく示す如く仕分け排出部5において上下方
向に四段で平面視一列の一列四段に構威している.仕分
け徘出部5は同一の仕分け区分品(等級別.階級別〉の
排出口を、夫々上下方向に対応して設けており、この排
出口には排出装置51が夫々配置されている.6は同一
の仕分け区分品の排出口に夫々設けられた搬出合流手段
であり、前記俳出装置5lにより排出された同一の仕分
け区分のの青果物100を、夫々同一個所へ向けて搬出
する如くなしている.7は前記搬出合流手段6か一夫々
搬出される同一の仕分け区分の青果物100入り受皿1
を、同一個所で貯溜するための貯溜装置である.以下、
更に詳細に説明すると、受皿1は第4図に示す如く上面
には青果物100を安定した状態で載せるため、中央部
に凹状の載部101を形成している.この載部101の
形状は、載置する青果物100の形状,大きさ.重さ等
に応して最適な形にすることが好ましく、図面では三つ
または四つ(図面では四つ)の支持面l2を突出させて
載部101を横戒している.13は受皿lの進行方向の
両側下部に設けた周壁であり、この周壁13の内面を後
述する排出装置51の係合部材512 と係合する係合
部131 としている* 14a, b, cは青果物
100の等級を表示させる等級表示装置であり、押相等
が用いられ、等級に応じて必要な個数設置し、予め゜等
級指定した等級表示装置14を作動することにより等級
表示を行う.図面では受皿lの両側部に同じ等級表示装
置14を夫々配置し、受皿1を挟む両側位置から操作可
能になしている.また、この受皿1では、三個とも操作
しない場合を一等級の表示と指定し、三個の等級表示装
i!14で四等級の等級を表示する如く設定する.また
、この受皿lは本出願人が先に特願昭63−21805
号にて提案しているものを用いることができる. 選別コンベア2は、受皿lが一個載る程度の幅の搬送面
を有するチェンコンベアやローラコンベア,ベルトコン
ベア等を組み合わせて用いることができる.この選別コ
ンベア2は計測部4で平面視四条型に構或されているが
、該計測部4の上流側では供給部3が二個所に分岐され
全体として二条二系列の選別装置を構威している. 前記各選別コンベア2は、計測部4を通過したあと進行
するに従い各選別コンベア2同志を上下方向に所定間隔
を隔てて並設し、仕分け排出部5で一列四段に構威して
いる.即ち、この各選別コンベア2は、計測部4を通過
して仕分け排出部5に達する搬送路が、水平および垂直
方向へ曲線状に走jテすることのできる屈曲自在なコン
ベアで措威され、各条を夫々所定の角度で傾斜させて上
下方向に所定間隔隔てて並べると共に、各条を一列に寄
せ合わせる如くなして一列四段に並設する.またこの選
別コンベア2は、供給部3から仕分け排出部5までの全
行路を屈曲自在なコンベアで一ラインで構威するかまた
は、曲線走行路において屈曲自在なコンベアを用いる外
、傾斜部.水平部.仕分け部等には夫々各種のコンベア
を組み合わせて構成することもできる. 計測部4は第2図に示すように、選別コンベア2の搬送
路上方所定位置にカメラ!J l!ff.41と照明装
置42とを組み合わせて光学式計測装置を構成している
.更に、この計測部4には受皿1の等級表示装置14a
. b, cから、等級を検出するための光電スインチ
や近接スイッチ等からなる等級検出装置(図示せず)が
配置されている.このように構威した計測部4を、青果
物100入り受皿1が通過するとき、等級検出装置(図
示せず)により受皿1の等級表示装ifl4から等級を
検出して等級信号を前記図示しない演算処理装置へ出力
する.また、カメラ装置41が青果物100の形状寸法
(大きさ)を計測し、計測信号を図示しない演算処理装
置へ出力する.そして、演算処理装置(図示せず)はこ
の等級信号と前記計測信号とに基づいて仕分け排出信号
を該当する徘出H W. 5 1へ出力するようになっ
ている. この計測部4は、異なる他の構戒として、例えば公知の
ロードセル等の秤量装置(図示せず)を用いて青果物1
00の重量(大きさ〉を計測することもできる. 排出装置5lは等級別.階級別の排出口に夫々設けられ
ており、第7図.第8図を用いて説明する.尚、第8図
は第7図B−Bに沿った断面図である.501 は回転
テーブル、511a. b, c・・・は突出可能な係
合部材512を有する保合装置であり、回転テーブル5
01 の回転軸513を中心として該回転テーブル50
1の周縁部に所定数均等に配設している.係合部材51
2は、一側を支点ピン514によって回転テーブル50
1 の一部に軸支された作動杆515の他側に突出して
設けられている.516は鉛直方向に設けられたロソク
ロソドであり、スプリング517を介してホルダー51
8に上下自在に貫通している.このロンクロッド516
の下部は連結ピン519により前記作動杆515 と連
結されている.520はラフチアームであり、前記ホル
ダー518の一部にネジリスブリング521を介して支
点ピン522によって軸支され、非作動時は前記ロック
ロッド516 の係止部516aと該ラッチアーム52
0 の係止部520aとが噛み合う如くなして、前記作
動杆515を想像All(二点鎖線)の位置で待機させ
ている. 523は係合作動装置であり、,ソレノイド524 と
作動レバー525 とを組み合わせて構威しており、こ
の作動レバー525の先端部525aは、前記ラ・2チ
アーム520の7部に接触する如くソレノイド524の
位置が設定されている.526は支持軸であり、前記ソ
レノイド524が受け台524aを介して取り付けられ
ると共に、前記回転テーブル501を軸受け527を介
してブラケット528に固定されている.図において5
29は駆動装置であり、モーター等が用いられベル} 
530等を介して前記回転テーブル501を回転駆動さ
せている.そしてこの回転速度は、前記選別コンベア2
の搬送速度と回転テーブル501 の周速とが略同速に
なるように設定されている. 531 は保合解除レールであり、前記回転テーブル5
01が回転する途中の所定位置に、前記ロックロンド5
16の一部に接触して前記係合部材512を定位i!(
下降した位W)に復元する如く、受皿1との係合を解除
させる位置に設けられている.この排出装置5lによる
と、仕分け排出信号によりソレノイド524が通電され
ると、作動レバー525が下方へ押されてランチアーム
520の一部を叩き、ロソクロッド516 と咳ラッチ
アーム520 との保合を解放する.そして、保合が解
放されたロックロソド516がスプリング517により
上方へ突出すると、このロックロンド516に連結した
作動杆515の係合部材512が受皿1の周壁13内側
に突出して係合部131 と係合する.そして係合され
たままの受皿1は、回転テーブル501 の回転力によ
り選別コンベア2から後述する搬出コンベア55上へ排
出され、搬出コンベア55上に受皿1が乗り移ったとき
係合解除レール531 により前記受皿1の保合が解放
されて、受皿1は搬出コンベア55で所定方向へ運ばれ
る. この排出装置51は、この実施例に限定するものではな
く、例えばシリンダやソレノイド等を用いて受皿lを直
接側方へ押し出す方式やまたは切り換えレバーやアーム
式分岐装置等公知の仕分け装直を用いることができ、選
別コンベア2の処理盪や青果物100の種類に応じて適
宜設置することが好ましい. 図において55は搬出コンベアであり、前記排出装置5
1により選別コンベア2上から仕分け排出された青果物
100入り受皿lを、第5図.第6図に示す如く搬出合
流手段6上へ移送するための接続コンベア用として設け
られている.このコンベアは、チェンコンベアやローラ
コンベア等を用いることができる. 搬出合流手段6は、同一の仕分け区分品を排出する各段
の排出装置5lに夫々対応して設けられ、各段の排出装
151から別々に排出される同一の仕分け区分の青果物
100入り受皿lを、同一面の貯溜装置7上で貯溜する
ため、夫々を異なる下り傾斜で形成して終端部6aを同
一高さに揃えている.この搬出合流手段6は、ローラコ
ンベア,ベルトコンベア,滑走台等が用いられるが、選
別コンベア2が多段に構戒されるとき、特に上段位置か
ら搬出される受皿1が転勤しない角度に設定することが
好ましい.更に、シュート,滑り台等の自走式の滑走台
を用いる場合、加速された受皿1を制動させるブレーキ
装置(図示せず)等を配置することが好ましい。図面で
は下り傾斜で搬出合流手段6を構威したが、貯溜装置7
の高さに応じては異なる上り傾斜にすることもできる. 貯溜装置7は前記搬出合流手段6により夫々搬出された
同一仕分け区分の青果物100入り受皿lを、同一個所
で貯溜する如くアキュームレート可能なローラコンベア
やチェンコンベア等を用い二構戒する.第6図において
7lは前記貯溜装置7の下流側に設けられたエンドスト
ッパーであり、後述する空受皿搬出装置72上へ受皿1
を貯溜装置7上に並ぶ幅方向に一列ごと切り離して送り
出す如く、シリンダやソレノイド等のアクチュエータを
組み合わせて構戒している.72は空受皿排出装置であ
り、前記貯溜装置7の下流側端7aに隣接して設けられ
ている.この空受皿排出装置72は、受皿lが一個載る
長さで所定輔の載部721 を有し、この載部721の
長さ方向の終端側を支点として他側にシリンダ722等
を組み合わせて載部721を下方へ傾動自在に構威して
いる.そしてこの載部721はローラを並設して構成さ
れている. 8は空受皿プール装置であり、前記貯溜装置7と、搬出
合流手段6とを含む下方に設けられ、前記空受皿排出装
置72により排出された空の受皿1を多数貯溜可能に構
成している.実施例では、駆動式のローラを多数並設し
た駆動式ローラコンベア8lを、やや下り傾斜に配置し
ている。この下り傾斜の角度は貯溜装置7の高さによっ
て決められるが、角度によってはフリーのローラコンベ
アを用いることができる.即ち、傾斜の度合や空受皿の
大きさ(重さ)等によって、ベルトコンベアやローラコ
ンベア等の駆動搬送式またはフリー滑走式を適宜使い分
けして用いることが好ましい.82はストンパーであり
、前記ローラコンベア8lの終端部81aに、エアシリ
ンダ82a等によりコンベア面に出没式に設け、ローラ
コンベア8l上の受皿1を一列毎に切り離して空受皿合
流搬送コンベア9上に合流排出する如く、合流待ち制御
回路(図示せず)により作動するようになっている.空
受皿合流搬送コンベア9は、前記選別コンベア2の下方
に搬送方向を逆にして設けられ、終端部9bは前記選別
コンベア2の始端部2aに接続されて空受皿1の自動回
収ラインが構威されている.この空受皿合流搬送コンベ
ア9は、ベルトコンベア,ローラコンベア.チェンコン
ベ7等公知の技術を用いて横戒することができる. lOは前記貯溜’JiW1に隣接して設けられた自動箱
詰め部であり、分布率が多く集中して仕分けられる仕分
け区分には大量に箱詰めすることができる自動箱詰め装
置を配置するのが効果的である.この自動箱詰め装置は
、例えば本出願人が先に提案している特願昭63−34
557号の装置を用いることができる. l1は手詰め部であり、前記自動箱詰め部10に対し比
較的分布率が少ない仕分け区分に箱詰め台111等を配
置して人手による箱詰め部を横或している. この両箱詰め部10. 11の配置は、選別コンベア2
を一列多段型に横威したことにより、第1図に示す如く
進行方向の左側に自動箱詰め部10、右側に手詰め部l
1を夫々まとめて配置することができる.このことは施
設の稼動効率を計る点で有利となる.即ち、一列多段型
に構威すれば排出方向が左または右に任意に設定できる
ところに特徴を有するので箱詰めレイアウト等を自由に
行うことができる. 《実施例2〉 実施例2を第9図,第lO図を用いて説明する。
これは、前記第1実施例と同様の四条型の選別コンベア
2を、仕分け排出部5において二列二段に構成し、同一
の仕分け区分品の排出装置5lを上下段で対応させ、こ
の排出装置51. 51から排出された夫々の青果物1
00入り受皿lを同じ貯溜装置7で貯溜する如く構成し
ている. この二列二段の選別コンベア2.2の左右両側には、前
記同様の箱詰め部10. 11が混在して左右対称に配
置されている.そして、荷口Aの青果物100を進行方
向の左側(図中上側)へ仕分けると共に、荷口Bの青果
物100を進行方向の右側(図中下側)へ仕分けするよ
うに構成する.この荷口は同一荷口であっても別々であ
ってもよい.このように構成すれば荷口数が多い場合に
、荷日毎の切り換えによる約20〜30秒のロスタイム
が二系列に分散されるため機械の稼動効率を高めて選別
することができる.また、シーズン初期や末期の選別す
る量(収穫量)が少ない時期は、荷口A側ラインまたは
荷口B側ラインのどちらか一方の施設の稼動を休止し片
側だけで選別することもできるため、作業員の配置や動
力量を減少することができ合理的である. 尚、第1実施例および第2実施例の各部の構戒は同様で
あり、同じ符号を用いて説明を省略する。
《実施例3〉 実施例3を第11図,第12図を用いて説明する.図に
示す選別装置は、四条型の選別コンベア2が仕分け排出
部5において第12図に示す如く、中央の二条が上段に
、またこの二条の両外側の条が夫々下段に配置されてい
るものである. 即ち、選別コンベア2の夫々は、計測部4を通過したあ
と中央の二条のみが上り傾斜に配置されて仕分け排出部
5で上段に位置する一方、両外側の二条は計測部4から
同一高さで進行して下段に配置されているのである.尚
、その他の各部は第2実施例と同様であり説明を省略す
る.第l3図は三条二系列の選別コンベア2を仕分け排
出部5において、上下方向に二段に重ね合わせて構成し
た三列多段型の選別装置の実施例を示すものである.ま
た、図示しないが、複数の選別コンベア2を組み合わせ
て同様に四列多段型の選別装置を構成することができる
. 第14図の選別装置は四条の選別コンベア2を、仕分け
排出部5において一列四段に構或すると共に、計測部4
が青果物100の等級および階級を判定する機能を有す
るもので、例えば本出願人が先に提案している特開昭6
3−42411号公報に示される如きの検査装置を用い
て構威されている.この選別装置によると、選別コンベ
ア2の各条に夫々ランダムに載せられた青果物100が
計測部4を通過すると、青果物100の等級および階級
が同時に判定されて仕分け信号が、青果物100の移動
と同期して送られて仕分け排出部5の該当する排出装W
5lへ出力される.各段の排出装置51から排出された
青果物100入り受皿1は、同一の貯溜装i!(図示せ
ず)へ運ばれて該貯溜装置上で各条の同一仕分け品を合
流することができる.尚、以上述べてきた仕分け区分は
、等級別.階級別の仕分け区分に限定するものではなく
単に分類等でもよい. 上記の記述および添付する図面はいずれも実施の一例を
示すものであり、発明を制限するものではなく、特許請
求の範囲に記載した内容であれば他の形状,配置に適用
されることは勿論である.〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係る選別装置は、仕分け
排出部において同一の仕分け区分品の仕分け排出口を有
する選別コンベアが、該排出口を上下で所定間隔に対応
させて並設されており、上下方向で搬送される同じ仕分
け区分の物品は、上下の排出口から同じ方向に向けて排
出することができる.このため、選別コンベアが多数あ
っても上下方向に対応させるだけでよく、側方へ仕分け
る方式の選別コンベアにおいても同一個所へ合算排出す
ることができ、従来、側方へ排出する選別コンベアでは
できなかった選別施設のレイアウトを実現でき、その汎
用性は極めて大である.更に、条合算排出が実現されて
条毎の品質のバラッキが均一化し、選果場等においては
市場.消費者の評価が高まる効果がある. 更に、青果物の分布率が低くまばらにしか排出されない
区分は、合算排出することにより、箱詰めを集中させる
ことができて作業効率を高めることができると共に、箱
詰めを機械化して大量処理することができ省力.合理化
に効果がある.即ち、本発明の選別装置は同一の選果場
等における品質のバラツキの均一化を達成し、従来、実
現できなかった自由度が高く且つ機械の稼動効率のよい
選別装置を提供することができ、品質向上.人員削減.
作業効率向上.省力化等に大きな効果が得られた.
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は第1実施例を示す図面であり、第1図
は選別装置の平面図、第2図は一部破断した同側面図、
第3図は第l図A−Aに沿った断面図、第4図は受皿の
斜視図、第5図は仕分け排出部の部分詳細図、第6図は
貯溜装置を説明する一部破断した側面図、第7図は排出
装置の平面図、第8図は第7図B−Bに沿った断面図.
第9図および第10図は第2実施例を示す全体平面図お
よび一部破断した同断面図. 第11図および第12図は第3実施例を示す全体平面図
および一部破断した同断面図. 第13図および第14図は他の実施例を示す説明図.第
15図は従来の選別装置を示す説明図.l・・・受皿 
     100・・・青果物101・・・載部 12・・・支持面 13・・・周壁      131・・・係合部l4・
・・等級表示vt置 2・・・選別コンベア 2a・・・始端部       3・・・供給部4・・
・計測部 4l・・・カメラ装置    42・・・照明装置5・
・・仕分け排出部 5l・・・排出装置 501・・・回転テーブル 511a. b, c−係合装置 512・・・係合部材    513・・・回転軸51
4・・・支点ピン     515・・・作動杆516
・・・ロックロンド  516a・・・係止部517・
・・スプリング    518・・・ホルダー519・
・・連結ビン 520・・・ランチアーム  520a・・・係止部5
21・・・ネジリスブリング522・・・支点ビン52
3・・・係合作動装置 524・・・ソレノイド   524a・・・受け台5
25・・・作動レバー   525a・・・先端部52
6・・・支持軸     527・・・軸受け528・
・・プラケ7 }    529・・・駆動装置530
・・・ベルト531・・・係合解除レール55・・・搬
出コンベア 6・・・搬出合流手段   6a・・・終端部7・・・
貯溜装置  ”   7a・・・下流側端7l・・・エ
ンドストッパー 72・・・空受皿搬出装置 721・・・載部722・
・・シリンダ 8・・・空受皿プール装置 8l・・・ローラコンベア 81a・・・下流側端82
・・・ストッパー    82a・・・エアシリンダ9
・・・空受阻合流搬送コンベア 9b・・・終端部 10・・・自動箱詰め部 11・・・手詰め部    111・・・箱詰め台他4

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品を載せて搬送し、搬送路の途中の仕分け排出
    部において該物品を所定の仕分け区分別に搬送路の側方
    へ排出する選別コンベアを複数有する選別装置であって
    、前記複数の選別コンベアのうち、少なくとも二条の選
    別コンベアの仕分け排出部は、夫々同一の仕分け区分品
    の排出口を有し、且つ上下方向に所定間隔を隔てて並設
    され、前記同一の仕分け区分品の排出口は上下で対応し
    てなる選別装置。
  2. (2)物品が青果物である請求項1記載の選別装置。
  3. (3)物品が青果物入り受皿である請求項1記載の選別
    装置。
  4. (4)前記選別コンベアは計測手段を有することを特徴
    とする請求項1、2または3記載の選別装置。
  5. (5)前記複数の選別コンベアは、水平方向および垂直
    方向へ曲線状に走行回転するものであることを特徴とす
    る請求項1〜4のうちいずれかに記載の選別装置。
  6. (6)前記複数の選別コンベアは、仕分け排出部の上流
    側の供給部で各条同一高さに並設したことを特徴とする
    請求項1〜5のうちいずれかに記載の選別装置。
  7. (7)前記少なくとも二条の選別コンベアの同一の仕分
    け区分品の排出口に、同一の仕分け区分の物品を同一収
    容手段上で収容するための搬出合流手段を設けたことを
    特徴とする請求項1〜6のうちいずれかに記載の選別装
    置。
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