JPH03209768A - イメージセンサ製造方法 - Google Patents

イメージセンサ製造方法

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JPH03209768A
JPH03209768A JP2002589A JP258990A JPH03209768A JP H03209768 A JPH03209768 A JP H03209768A JP 2002589 A JP2002589 A JP 2002589A JP 258990 A JP258990 A JP 258990A JP H03209768 A JPH03209768 A JP H03209768A
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JP
Japan
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layer
thin film
electrode
wiring group
receiving element
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Application number
JP2002589A
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English (en)
Inventor
Yasumoto Shimizu
清水 安元
Hisao Ito
久夫 伊藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019910000040A priority patent/KR940005901B1/ko
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Publication of JPH03209768A publication Critical patent/JPH03209768A/ja
Priority to US08/221,541 priority patent/US5360744A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers

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  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリやスキャナ等に用いられるイメー
ジセンサの製造方法に係り、特に読み出し信号を正確に
出力できるマトリックス形状の配線群を有する簡易なイ
メージセンサ製造方法に関する。
(従来の技術) 従来のイメージセンサにおいて、特に密着型イメージセ
ンサは、原稿等の画像情報を1対1に投影し、電気信号
に変換するものである。この場合、投影した画像を多数
の画素(受光素子)に分割し、各受光素子で発生した電
荷を薄膜トランジスタスイッチ素子(T P T)を使
って特定のブロック単位で配線群の線間容量に一時蓄積
して、電気信号として数百KH2から数MH2までの速
度で時系列的に順次読み出すTPT駆動型イメージセン
サがある。このTPT駆動型イメージセンサは、TPT
の動作により単一の駆動用ICで読み取りが可能となる
ので、イメージセンサを駆動する駆動用ICの個数を少
なくするものである。
TPT駆動型イメージセンサは、例えば、その等価回路
図を第7図に示すように、原稿幅と略同じ長さのライン
状の受光素子アレイ11と、各受光素子11′に1:1
に対応する複数個の薄膜トランジスタTl、j (J−
1〜N、j−1−++)がら成る電荷転送部12と、配
線群13とから構成されている。
前記受光素子アレイ11は、N個のブロックの受光素子
群に分割され、一つの受光素子群を形成するn個の受光
素子11′は、フォトダイオードPDi、j (1−1
〜N、j−1〜n)により等価的に表すことができる。
各受光素子11′は各薄膜トランジスタTi、、1のド
レイン電極にそれぞれ接続されている。そして、薄膜ト
ランジスタTi、jのソース電極は、マトリックス状に
形成された配線群13を介して受光素子群毎に共通信号
線14(6本)にそれぞれ接続されている。各薄膜トラ
ンジスタTI、jのゲート電極には、ブロック毎に導通
するようにゲートパルス発生回路(図示せず)が接続さ
れている。各受光素子11′で発生する光電荷は一定時
間受光素子の寄生容量と薄膜トランジスタのドレイン・
ゲート間のオーバーラツプ容量に蓄積された後、薄膜ト
ランジスタTi、、tを電荷転送用のスイッチとして用
いてブロック毎、仲順次配線群13の線間容量Cjに転
送蓄積される。すなわち、ゲートパルス発生回路からの
ゲートパルスφGlにより、第1のブロックの薄膜トラ
ンジスタTl、1−Tl、nがオンとなり、第1のブロ
ックの各受光素子11′で発生して蓄積された電荷が各
線間容量Cjに転送蓄積される。そして、各線間容量C
jに蓄積された電荷により各共通信号線14の電位が変
化し、この電圧値を駆動用ICl3内のアナログスイッ
チSWnを順次オンして次系列的に出力線16に抽出す
る。そして、ゲートパルスφG2〜φGnにより第2〜
第Nのブロックの薄膜トランジスタT2,1〜T2.n
からTN、1〜TN。
nまでがそれぞれオンすることによりブロック毎に受光
素子側の電荷が転送され、順次読み出すことにより原稿
の主走査方向の1ラインの画像信号を得、ローラ等の原
稿送り手段(図示せず)により原稿を移動させて前記動
作を繰り返し、原稿全体の画像信号を得るものである(
特開昭63−9358号、特開昭63−67772号公
報参照)。
上記の従来のマトリックス形状の配線群13の具体的構
成は、第8図にその断面説明図を示すように、基板21
上に下部配線31、絶縁層33、上部配線32を順次形
成した構成となっている。
下部配線31と上部配線32とは、互いに直交するよう
に配列され、上下の配線相互間を接続するためにコンタ
クトホール34が設けられているのが一般的な例であっ
た。
また、マトリックス形状の配線群13の構成について、
上下の配線の直交する部分で発生するクロストーク(信
号線が立体交差する部分では、容量が存在するため、一
方の信号線の電位が変化すると、その変化が容量を介し
て他方の信号線に伝えられ、他方の信号線の電位を変化
させるという現象)の問題を解決するために、第9図の
断面説明図に示すように、上下配線の間に絶縁層33a
1アース線に接続するアースシート35、絶縁層33b
を設け、アースシート35にてクロストークの発生を防
止していたものがあった(特開昭62−67864号公
報参照)。
しかし、上記のアースシートを設けた配線群の構造では
、配線とアースシートの間で大きな寄生容量が生じたり
、アースシートが反ってイメージセンサ全体が反ってし
まうなどの問題点があり、第10図の断面説明図に示す
ように、アースシートを改良し、上下の配線の直交する
部分を中心さして網目等の形状のアース部材を使ったア
ース層36を設けるようにして上記問題点を解決するも
のがあった(特開昭64−5057号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような受光素子、薄膜トランジス
タスイッチ素子、網目状等のアース層を有する配線群を
同時に効率良く同一基板上に形成するイメージセンサの
製造方法は考えられておらず、製造工程が複雑になって
してしまうとの問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、イメージセ
ンサの製造方法において、読み出し信号を正確に出力で
きるマトリックス形状の配線群を有する簡易なイメージ
センサ製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記従来例の問題点を解決するための本発明は、金属電
極、光導電層、透明電極を順次積層して成る受光素子と
、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極を有する薄膜
トランジスタスイッチ素子と、上下配線層の間にアース
層が設けられ、上下配線がマトリックス形状である配線
群とを、同一基板上に形成するイメージセンサ製造方法
において、前記受光素子の金属電極部分と、前記薄膜ト
ランジスタスイッチ素子のソース電極部分、ドレイン電
極部分と、前記配線群のアース層部分を同時に同一金属
で着膜し、バターニングを行うことを特徴としている。
(作用) 本発明によれば、受光素子、薄膜トランジスタスイッチ
素子、アース層を有する配線群を同時に効率良く同一基
板上に形成するイメージセンサの製造方法において、受
光素子の金属電極部分と、前記薄膜トランジスタスイッ
チ素子のソース電極部分、ドレイン電極部分と、前記配
線群のアース層部分を同時にクロム等の金属で着膜する
ようにし、それぞれの部分のパターンを形成するように
バターニングするようなイメージセンサ製造方法とした
ため、受光素子の金属電極部分と、前記薄膜トランジス
タスイッチ素子のソース電極、ドレイン電極部分と、前
記配線群のアース層部分を同時に形成することができる
ので、効率的な製造工程で簡易に製造することができる
(実施例) 本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する
第1図は、本発明の一実施例に係るイメージセンサ全体
の外観断面説明図、第2図(a)(b)は、それぞれ本
実施例の受光素子(フォトダイオードPD)の平面説明
図と断面説明図、第3図(a)(b)は、それぞれ本実
施例の薄膜トランジスタスイッチ素子(T P T)平
面説明図と断面説明図、第4図(a)(b)は、それぞ
れ本実施例のマトリックス状の配線群の平面説明図と断
面説明図である。また、本発明の一実施例に係るイメー
ジセンサの等価回路は、第7図と同じであり、同様の構
成をとる部分については同一の符号を使って説明する。
イメージセンサは、ガラス等の絶縁性の基板21上に並
設されたn個のサンドイッチ型の受光素子(フォトダイ
オードPD)11’ を1ブロツクとし、このブロック
をN個有してなる受光素子アレイ11 (PDI、1〜
PDN、n )と、各受光素子11′にそれぞれ接続さ
れた薄膜トランジスタT1、L 〜TN、nの電荷転送
部12と、アース層36を含むマトリックス状の配線群
13と、電荷転送部12から配線群13を介してブロッ
ク内の受光素子群毎に対応するn本の共通信号線14と
、共通信号線14が接続する駆動用ICl3内のアナロ
グスイッチS Wl = S Wnとから構成されてい
る。
第2図(a)は、本実施例の受光素子11′の平面説明
図であり、第2図(b)は、第2図(a)のA−A’層
部分断面説明図である。
受光素子11′は、第2図(b)の断面説明図に示すよ
うに、ガラス等の基板21上番ご下部の共通電極となる
クロム(Cr)等による帯状の金属電極22と、各受光
素子11′毎に分割形成された水素化アモルファスシリ
コン(a−8i:H)から成る光導電層23と、同様に
分割形成された酸化インジウム・スズ(ITO)から成
る上部の透明電極24とが順次積層するサンドイッチ型
を構成している。尚、ここでは下部の金属電極22は主
走査方向に帯状に形成され、金属電極22の上に光導電
層23が離散的に分割して形成され、上部の透明電極2
4も同様に離散的に分割して個別電極となるよう形成さ
れることにより、光導電層23を金属電極22と透明電
極24とて挟んだ部分が各受光素子11′を構成し、そ
の集まりが受光素子アレイ11を形成している。また、
離散的に分割形成された透明電極24の一端にはアルミ
ニウム等の配線30aの一方が接続され、その配線30
aの他方が電荷転送部12の薄膜トランジスタTi、j
のドレイン電極41に接続されている。また、受光素子
11′において、水素化アモルファスシリコンの代わり
に、CdSe (カドミウムセレン)等を光導電層とす
ることも可能である。このように、光導電層23と透明
電極24を個別化したのは、a−3i:Hの光導電層2
3が共通層であると、その共通層のために隣接する電極
間の干渉が起こるので、この干渉を少なくするためであ
る。
さらに、受光素子11′の光導電層23にa〜St :
H,p−1−nを用いてもよいし、a−3ic、a−8
iGeを用いてもよい。また、上記受光素子11′ は
フォトダイオードであるが、フォトコンダクタ、フォト
トランジスタであっても構わない。
また、第3図(a)は、本実施例の電荷転送部12の薄
膜トランジスタの平面説明図であり、第3図(b)は、
第3図(a)のB−B’層部の断面説明図である。
電荷転送部12を構成する薄膜トランジスタTN、nは
、前記基板21上にゲート電極25としてのクロム(C
r)層、ゲート絶縁層26としての窒化シリコン(S 
iNx )膜、半導体活性層27としての水素化アモル
ファスシリコン(a−5iH)層、トップ絶縁層29と
しての窒化シリコン膜、オーミックコンタクト層28と
してのn十水素化アモルファスシリコン(n” a−S
 i : H)層、ドレイン電極41部分とソース電極
42部分としてのクロム(Cr)層、その上に配線層と
してのアルミニウム層30とを順次積層した逆スタガ構
造のトランジスタである。そして、ドレイン電極41に
は受光素子の透明電極24からの配線30aが接続され
ている。ここで、オーミックコンタクト層28はドレイ
ン電極41に接触する部分28a層とソース電極42に
接触する部分28b層と分離して形成されている。また
、ドレイン電極41部分とソース電極42部分としての
クロム(Cr)層はそのオーミックコンタクト層28a
と28bを覆うように形成されている。
また、上記半導体活性層27としてpoly−3i等の
別の材料を用いても同様の効果が得られる。
次に、14図(a)は、本実施例の配線群13の平面説
明図であり、第4図(b)は、第4図(a)のc−c’
線部分断面説明図である。
第4図に示すように、マトリックス状の配線群13の構
成を説明する。
配線群13の構成は、多層配線構造となっており、下部
配線31(縦配線)をクロム層で、上部配線32(横配
線)をアルミニウム層で形成され、上部配線31と下部
配線32の間に窒化シリコン(S i NX )から成
る第1の絶縁層33a1薄膜トランジスタにおける半導
体活性層27として用いられた水素化アモルファスシリ
コン(a−5i:H)層、薄膜トランジスタにおけるト
ップ絶縁層29として用いられた絶縁層(S i Nx
 ) 、薄膜トランジスタにおけるオーミックコンタク
ト層28としてのn十水素化アモルファスシリコン(n
”a−8i:H)層、クロム層から成るアース層36、
それにポリイミドから成る第2の絶縁層33bを介して
、配線層がマトリックス状に配置されている。クロム層
から成るアース層36は、配線交差部でのクロストーク
を低減させるためである。そして、上下配線の接続部分
は、コンタクトホール34で接続されている。また、本
実施例においては、平行に配列された信号線の配線の間
にアース線43を配置しており、これにより隣接する配
線間におけるクロストークの発生を防止するようになっ
ている。
また、上下信号線の間に形成するアース層36の具体的
な構成は、第4図に示すように、網目状のパターンとな
っており、上下信号線が立体交差する部分およびその近
傍に網目状の交差部分が位置するように形成されている
。また、アース層36の構成を、第5図に示すジグザグ
形状としても、第6図に示す打ち抜き六37を有する打
ち抜き形状としても、網目形状のアース層と同様の効果
が得られる。但し、第5図、第6図は、説明を簡単にす
るために、上下の配線をそれぞれ例示的に1本ずつだけ
示している。
このようにして作成された配線群13の上には保護膜が
形成される。
n本の共通信号線14は、配線群13の上部配線32(
横配線)の一部から構成され、駆動用ICl3内のアナ
ログスイッチ5WI−SWnに接続するよう構成されて
いる。そして配線群13の線間容量C1−Cnに蓄積さ
れた電荷によって共通信号線14の電位が変化し、この
電位値をアナログスイッチSWnの動作により出力線1
6(第7図)に抽出するようになっている。
次に、本発明に係る一実施例のイメージセンサの製造方
法について説明する。
まず、検査、洗浄されたガラス等の基板21上に、ゲー
ト電極25と配線群13の下部配線31となる第1のC
r層CrlをDCスパッタ法により750A程度の厚さ
で着膜する。次にこのCr1をフォトリソ工程により、
そして硝酸セリウムアンモニウム、過塩素酸、水の混合
液を用いたエツチング工程によりバターニングして、ゲ
ート電極25のパターンと配線群13の下部配線31の
パターンを形成し、レジストを剥離する。Crlパター
ン上に薄膜トランジスタスイッチ素子(TFT)部のゲ
ート絶縁層26とその上の半導体活性層27とまたその
上のトップ絶縁層29を形成するために、5iNxを3
00OA程度の厚さで、a−3i:Hを500A程度の
厚さで、SiNxを150OA程度の厚さで順に真空を
破らずにプラズマCVD (P−CVD)により着膜す
る。真空を破らずに連続的に着膜することでそれぞれの
界面の汚染を防ぐことができ、S/N比の向上を図るこ
とができる。ゲート絶縁層26の絶縁膜は、同時に配線
群13における第1の絶縁層33aをも形成するもので
ある。
ゲート絶縁層26の絶縁膜(b−SiNx)をP−CV
Dで形成する条件は、基板温度が300〜400℃で、
SiH,とNH,のガス圧力が0゜1〜0. 5Tor
rで、SiH,ガス流量が10〜50 secm+で、
NH,のガス流量が100〜300scC1で、RFパ
ワーが50〜200Wである。
a−8i:H膜をP−CVDで形成する条件は、基板温
度が200〜300℃で、SjH,のガス圧力が0.1
〜0. 5Torrで、SiH,ガス流量が100〜3
00 sec+++で、RFパワーが50〜200Wで
ある。
トップ絶縁層29の絶縁膜(t−8i Nx)をP−C
VDで形成する条件は、基板温度が200〜300℃で
、SiH,とNH,のガス圧力が0゜1〜0. 5To
rrで、SiH,ガス流量が10〜50scclで、N
H,のガス流量が100〜300sc側で、RFパワー
が50〜200Wである。
次に、ゲート電極25に対応するような形状でトップ絶
縁層29のパターンを形成するために、また受光素子1
1′の金属電極22の下部の絶縁層部分のパターンと配
線群13の第1絶縁層33aのパターンを形成するため
に、レジストを塗布し、フォトリソマスクを用いて露光
、現像して、エツチングを行いレジスト剥離を行う。こ
れによりトップ絶縁層29のパターン、受光素子11′
の金属電極22の下部の絶縁層部分のパターン、それに
配線群13の第1絶縁層33aのパターンが形成される
さらにBHF処理を行い、その上にオーミックコンタク
ト層28としてn中型のa−8i:HをSiHとPH,
の混合ガスを用いたP−CVDにより100OA程度の
厚さで着膜する。次に、TPTのドレイン電極41とソ
ース電極42、受光素子11′の下部の金属電極22お
よび配線群13部分のアース層36となる第2のCr層
Cr2をDCマグネトロンスパッタにより150OA程
度の厚さで着膜し、受光素子11′の光導電層23とな
るa−3i:)IをP−CVDにより1300OA程度
の厚さで着膜し、受光素子11′の透明電極24となる
ITOをDCマグネトロンスパッタにより700A程度
の厚さで着膜する。この時、それぞれの着膜の前にアル
カリ洗浄を行う。
上記のa−5i:H膜をP−CVDで形成する条件は、
基板温度が170〜250℃で、SiH4のガス圧力が
0.3〜0.7Torrで、3iH。
ガス流量が150〜300 see■で、RFパワーが
100〜200Wである。
また、上記のITOをDCスパッタで形成する条件は、
基板温度が室温で、ArとO3のガス圧力が1. 5X
10−’ Torrで、A「ガス流量が100〜150
secLmで、02ガス流量が1〜28ccmで、DC
パワーが200〜400Wである。
この後、受光素子11′の透明電極24の個別電極を形
成するために、ITOをフォトリソ工程と、塩化第2鉄
と塩酸の混合液を用いたエツチング工程でバターニング
する。次にレジスト剥離を行わず、同一のレジストパタ
ーンをマスクとして光導電層23のa−3i+HをCF
、と0.の混合ガスを用いたドライエツチングによりバ
ターニングする。ここで金属電極22のCrJICr2
は、a−Si+Hのドライエツチング時にストッパとし
ての役割を果たし、バターニングされずに残ることにな
る。このドライエツチング時において、光導電層23の
a−3t:8層には、サイドエッチが大きく入るため、
レジストを剥離する前に再度ITOのエツチングを行う
。すると、ITOの周辺裏側からさらにエツチングされ
て光導電層23のa−St:8層と同じサイズのITO
が形成される。
次に、受光素子11′の金属電極22のCr層、TPT
のドレイン電極41とソース電極42のCr層、それに
配線群13のアース層36のCr層となるCr2をフォ
トリソ工程により、そして硝酸セリウムアンモニウム、
過塩素酸、水の混合液を用いたエツチング工程でバター
ニングしてレジストを剥離し、金属電極22のパターン
、ドレイン電極41とソース電極42のパターン、アー
ス層36のパターンを形成する。受光素子11′部分と
TPT部分をHF4とO7の混合ガスを用いてエツチン
グすると、Cr2とS i Nxのない部分がエツチン
グされ、つまりa−8i:I(層とn”a−5i:8層
のパターンが形成される。これにより、受光素子11′
の金属電極22のCr層の下層となるn中型のa−Si
:8層およびa−5i:8層、それにTPTのオーミッ
クコンタクト層28のn中型のa−SiyH層および半
導体活性層27のa−8i:8層がエツチングされる。
但し、配線群13部分については、別のフォトリソマス
クを用い、コンタクトホール34が形成されるようなパ
ターンにて配線群13部分のa−5i;8層とn”a−
SL:8層をバターニングすることにする。
次に、TPTのゲート絶縁層26のパターンおよび配線
群13の第1の絶縁層33aにおけるコンタクトホール
を形成するために、b−3iNxをHF、とO7の混合
ガスを用いたフォトリソエツチング工程によりバターニ
ングする。そして、イメージセンサ全体を覆うように第
2の絶縁層33bとなるポリイミドを130OOA程度
の厚さで塗布し、160℃程度でプリベークを行ってフ
ォトリソエツチング工程でパターン形成を行い、再度ベ
ーキングする。これにより、受光素子11′においては
、金属電極22に電源を供給するコンタクト部分と透明
電極24から電荷を取り出す部分、TPTにおいては、
受光素子11′で生じた電荷を転送する配線が接続する
コンタクト部分と配線群13へと電荷を導き出す出口と
なるコンタクト部分、さらに配線群13にいて上下間の
配線を接続するコンタクトホール34が形成される。
この後に、ホール34等の残ったポリイミドを完全に除
去するために、0.でプラズマにさらすDescumを
行う◎ 次に、アルミニウム(AI)をDCマグネトロンスパッ
タによりイメージセンサ全体を覆うように100OOA
程度の厚さで着膜し、所望のパターンを得るためにフッ
酸、硝酸、リン酸、水の混合液を用いたフォトリソエツ
チング工程でバターニングしてレジストを除去する。こ
れにより、受光素子11′においては、金属電極22に
電源を供給する配線部分と、透明電極24から電荷を取
り出し、TPTのドレイン電極41に接続する配線30
a部分と、TPTのソース電極42から配線群13へと
電荷を導き出す配線30b部分と、さらに配線群13に
いて上部配線32とが形成される。
最後に、パシベーション層(図示せず)であるポリイミ
ドを厚さ3μm程度塗布し、125℃でプリベークを行
った後にフォトリソエツチング工程でバターニングを行
い、さらに230℃で90分間ベーキングしてパシベー
ション層を形成する。
この後、Descumを行い、不要に残っているポリイ
ミドを取り除く。
そして、上記イメージセンサにおいて、駆動用ICl3
等を実装し、ワイヤボンディング、組み立てが為され、
イメージセンサが完成する。
次に、本発明に係る一実施例のイメージセンサの駆動方
法について説明する。
受光素子アレイ11上に配置された原稿(図示せず)に
光源(図示せず)からの光が照射されると、その反射光
が受光素子(フォトダイオードPD)に照射し、原稿の
濃淡に応じた電荷を発生させ、受光素子11′の寄生容
量等に蓄積される。
ゲートパルス発生回路(図示せず)からゲートパルスφ
Gに基づき薄膜トランジスタTがオンの状態になると、
フォトダイオードPDと共通信号線14側を接続して寄
生容量等に蓄積された電荷を配線群13の線間容量Cj
に転送蓄積される。具体的に第1ブロツクのフォトダイ
オードPD1.1〜PDI、nに電荷が発生した場合に
ついて説明すると、ゲートパルス発生回路からゲートパ
ルスφG1が印加されると、薄膜トランジスタT1,1
〜T1、nがオンの状態になり、フォトダイオードPD
1.1〜PD1.nに発生した電荷がマトリックス状の
配線群13における線間容量C1〜Cnに転送蓄積され
る。この後、薄膜トランジスタT 1.1〜T 1.n
がオフの状態になる。
次に、タイミング発生回路(図示せず)は、駆動用IC
l3の読み出し用のスイッチSWI〜SWnに読み出し
スイッチング信号φs1〜φsnを順次印加するととも
に、これに1タイミングづつ遅れて駆動用ICl3のリ
セット用スイッチング素子R8I〜R3nにリセットス
イッチング信号φR1〜φRnを順次印加する。これに
より、線間容量C1〜Cnに蓄積されている電荷は画像
信号として出力(T out)される。そして次のブロ
ックの受光素子(フォトダイオードPD)に発生してい
る電荷の転送がおこなわれる。
本実施例のイメージセンサ製造方法によれば、受光素子
11′、電荷転送部12の薄膜トランジスタスイッチ素
子、アース層36を有する配線群13を同時に効率良く
同一基板21上に形成するイメージセンサの製造方法に
おいて、受光素子11′の金属電極22のCr層と、薄
膜トランジスタスイッチ素子のソース電極41とドレイ
ン電極42のCr層と、配線群のアース層36のCr層
を同時に着膜するようにし、それぞれの部分のパターン
を形成するようにバターニングするイメージセンサ製造
方法であるため、受光素子11′の金属電極22と、薄
膜トランジスタスイッチ素子のソース電極41とドレイ
ン電極42と、配線群のアース層36を同時に形成する
ことができるので、受光素子11′、薄膜トランジスタ
スイッチ素子と配線群13を別々に形成する場合に比べ
て、一連の製造工程で作製することができるため、効率
的な製造工程で簡易に製造することができる効果がある
また、受光素子11′の金属電極22と、薄膜トランジ
スタスイッチ素子のソース電極41とドレイン電極42
と、配線群のアース層36をクロム(Cr)に代えてタ
ンタル(Ta)を用いれば、タンタルはクロムに比べて
電食に強いので、さらに信頼性の高いイメージセンサを
製造することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、受光素子、薄膜トランジスタスイッチ
素子、アース層を有する配線群を同時に効率良く同一基
板上に形成するイメージセンサの製造方法において、受
光素子の金属電極部分と、前記薄膜トランジスタスイッ
チ素子のソース電極部分、ドレイン電極部分と、前記配
線群のアース層部分を同時にクロム等の金属で着膜する
ようにし、それぞれの部分のパターンを形成するように
バターニングするようなイメージセンサ製造方法である
ため、受光素子の金属電極部分と、前記薄膜トランジス
タスイッチ素子のソース電極、ドレイン電極部分と、前
記配線群のアース層部分を同時に形成することができる
ので、効率的な製造工程で簡易に製造することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(よ本発明の一実施例に係るイメージセンサの外
観平面説明図、第2図(a)(b)はそれぞれ第1図の
受光素子部分の平面説明図と断面説明図、第3図(a)
(b)はそれぞれ第1図の電荷転送部の平面説明図と断
面説明図、第4図(a)(b)はそれぞれ第1図の配線
群の平面説明図と断面説明図、第5図はジグザグ形状の
アース層のパターンの平面説明図、第6図は打ち抜き形
状のアース層のパターンの平面説明図、第7図はは従来
のイメージセンサの等価回路図、第8図は従来の配線群
の断面説明図、第9図は従来のアースシートを有する配
線群の断面説明図、第10図は従来の網目状のアース層
を有する配線群の断面説明図である。 1・・・・・・受光素子アレイ 2・・・・・・電荷転送部 3・・・・・・配線群 4・・・・・・共通信号線 5・・・・・・駆動用IC 16・・・・・・出力線 21・・・・・・基板 22・・・・・・金属電極 23・・・・・・光導電層 24・・・・・・透明電極 25・・・・・・ゲート電極 26・・・・・・ゲート絶縁層 27・・・・・・半導体活性層 28・・・・・・オーミックコンタク 29・・・・・・トップ絶縁層 30・・・・・・アルミニウム層 31・・・・・・下部配線 32・・・・・・上部配線 33・・・・・・絶縁層 34・・・・・・コンタクトホール 35・・・・・・アースシート 36・・・・・・アース層 41・・・・・・ドレイン電極 42・・・・・・ソース電極 43・・・・・・アース枦 ト層 1i211 第3図 第4図 3 1 3 1 第511 1 第61

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属電極、光導電層、透明電極を順次積層して成る受光
    素子と、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極を有す
    る薄膜トランジスタスイッチ素子と、上下配線層の間に
    アース層が設けられ、上下配線がマトリックス形状であ
    る配線群とを、同一基板上に形成するイメージセンサ製
    造方法において、 前記受光素子の金属電極部分と、前記薄膜トランジスタ
    スイッチ素子のソース電極部分、ドレイン電極部分と、
    前記配線群のアース層部分を同時に同一金属で着膜し、
    パターニングを行うことを特徴とするイメージセンサ製
    造方法。
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US08/221,541 US5360744A (en) 1990-01-11 1994-04-01 Method of manufacturing image sensor

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