JPH0499380A - イメージセンサの配線構造 - Google Patents

イメージセンサの配線構造

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JPH0499380A
JPH0499380A JP2217664A JP21766490A JPH0499380A JP H0499380 A JPH0499380 A JP H0499380A JP 2217664 A JP2217664 A JP 2217664A JP 21766490 A JP21766490 A JP 21766490A JP H0499380 A JPH0499380 A JP H0499380A
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light receiving
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JP2217664A
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Yoshihiko Sakai
義彦 酒井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリやスキャナ等に用いられ、各受光
素子に接続された引き出し配線相互間における電気的影
響を小さくした構造のイメージセンサに係り、特に前記
構造をとることによるイメージセンサの製造歩留りの低
下を防止することができる配線構造に関する。
(従来の技術) 従来、ファクシミリ等には、例えば原稿等の画像情報を
1対1に投影して電気信号に変換する密着型イメージセ
ンサが使用されている。そして、投影した画像を多数の
画素に分割し、画素に対応する各受光素子で発生した電
荷を薄膜トランジスタ(T P T)で構成されたスイ
ッチング素子を使って特定のブロック単位で配線間の容
量に一時蓄積して、電気信号として数百KHzから数M
Hzまでの速度で時系列的に順次読み出すTPT駆動型
イメージセンサが提案されている。このTPT駆動型イ
メージセンサは、TFTによるマトリックス動作を行な
うことにより単一の駆動ICで複数のブロックの受光素
子の読み取りが可能となるので、イメージセンサを駆動
する駆動ICの個数を少なくすることができる。
TPT駆動型イメージセンサは、例えば、その等価回路
図を第5図に示すように、複数の受光素子P k、nを
一列にライン状に配設し原稿幅と略同じ長さとした受光
素子アレイ51と、前記各受光素子P k、nに1:1
に対応する個数のスイッチング素子Tk、nから成る電
荷転送部52と、マトリックス状の多層配線53とを具
備して構成されている。
前記受光素子アレイ51は、K個のブロックの受光素子
群に分割され、一つの受光素子群を形成するn個の受光
素子P k、nは、フォトダイオードと寄生容量により
等価的に表すことができる。各受光素子P k、nは各
スイッチング素子Tk、nのドレイン電極にそれぞれ接
続されている。そして、スイッチング素子T k、nの
ソース電極は、マトリックス状に接続された多層配線5
3を介して受光素子群毎に共通信号線54(0本)にそ
れぞれ接続され、更に共通信号線54は駆動I C55
に接続されている。各スイッチング素子Tk、nのゲト
電極には、ブロック毎に導通するようにゲートパルス発
生回路56に接続されている。
各受光素子P k、nて発生する光電荷は一定時間受光
素子P k、nの寄生容量とスイッチング素子Tk、n
のドレイン電極・ゲート電極間のオーバーラツプ容量に
蓄積された後、スイッチング素子Tk。
nを電荷転送用のスイッチとして用いてブロック毎に順
次多層配線53の配線容量CLに転送蓄積される。すな
わち、ゲートパルス発生回路56からゲート信号線Gk
を経由して伝達されたゲートパルスφGlが、第1のブ
ロックのスイッチング素子TI、1〜Tl、nをオンに
し、第1のブロックの各受光素子Pk、nで発生した電
荷か各配線容量CLに転送蓄積される。そして、各配線
容量CLに蓄積された電荷により各共通信号線54の電
位が変化し、この電圧値を駆動IC55内のアナログス
イッチSWnを順次オンして時系列的に出力線57に抽
出する。そして、ゲートパルスφG2〜φGkにより第
2〜第にのブロックのスイッチング素子T2,1〜T2
.nからTk、l 〜Tk、nまてがそれぞれオンする
ことによりブロック毎に受光素子側の電荷が転送され、
順次読み出すことにより原稿の主走査方向の1ラインの
画像信号を得、ローラ等の原稿送り手段(図示せず)に
より原稿を移動させて前記動作を繰り返し、原稿全体の
画像信号を得るものである(特開昭63−9358号公
報参照)。
上記マトリックス状の多層配線53は、その平面説明図
を第6図に、断面説明図を第7図に示すように、複数の
下層信号線61.絶縁層62.複数の上層信号線63を
ガラス基板71上に順次形成して構成されている。下層
信号線61と上層信号線63とは、互いに直交するよう
に配列され、絶縁層62に設けられたコンタクトホール
64により、下層信号線61と上層信号線63とが接続
されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のようなイメージセンサの構成では
、多層配線53部分がマトリックス状となっており、上
下層の信号線(下層信号線61及び上層信号線63)が
第7図の多層配線の断面説明図に示すように絶縁層62
を介して交差するようになるため、下層信号線6]と上
層信号線63の交差部分にカップリング容量Cc(結合
容量)が存在し、その結果、信号線同士の交差部分にお
いて、一方の信号線からの出力が他の信号線との電位差
の変化によって影響を受けるクロストークが発生する。
そのため、信号線から正確な電荷が読み取れず、イメー
ジセンサにおける階調の再現性を悪くするという問題点
があった。
そこで、第4図に示すように、第1ブロック内の各スイ
ッチング素子T1.nと第2ブロック内の各スイッチン
グ素子T 2.nとを、各スイッチング素子に接続され
た受光素子同士間の主走査方向(受光素子アレイ51の
長尺方向)の距離の近い順に反スイッチング素子領域(
第4図において受光素子アレイの上側)でそれぞれ接続
し、第2ブロック内の各スイッチング素子T2.nと第
3ブロック内の各スイッチング素子T 3.nとを上記
同様にスイッチング素子領域(第4図において受光素子
アレイの下側)で接続する。以下同様にして第に一1ブ
ロック内の各スイッチング素子Tk−1,nと第にブロ
ック内の各スイッチング素子T k、nとを順次接続す
ることにより、各スイッチング素子間を受光素子Pの主
走査方向(受光素子アレイ5〕の長尺方向)に蛇行して
接続する0本の信号配線1群を形成する。
そして、例えば前記各信号配線1の一端部を駆動I C
55に接続し、ゲート信号線Gkにパルスが印加するこ
とによりスイッチング素子T k、nかオンし、ブロッ
ク毎に受光素子Pk、nから信号配線1に電荷が転送さ
れる。転送された電荷は、奇数ブロックから転送された
場合は受光素子Pk、1から受光素子P k、nに向か
って(右側から左側)、偶数ブロックから転送された場
合は受光素子Pk。
nから受光素子に、lに向かって(左側から右側)、駆
動IC55でそれぞれ対応する電荷を時系列的に読み出
すようになっている。従って、偶数ブロックの場合は読
み取り方向が逆になるので、外部記憶回路を設けて一旦
信号を記憶し、読み出し順序を逆にする必要がある(特
願平2−126975号参照)。
上記構成によれば、第5図におけるマトリックス状の多
層配線53で構成されていた部分を、蛇行する信号配線
1群で構成したので、信号配線1同士が交差することか
なく、従来信号線間に生していたクロストークの発生を
防止し、画像信号を正確に抽出することができる。
しかしながら、上記のような構成のイメージセンサであ
ると次のような問題点があった。
すなわち、前記した信号配線1は1ブロックのビット数
(n個)と同数であり、1本の信号配線1には受光素子
アレイ51のブロック数(K個)と同数のスイッチング
素子Tk、nが接続されている。従って、信号配線1の
一部に断線が生じた場合、断線箇所を境に反駆動IC5
5側に接続されたスイッチング素子T k、nからの信
号は全て読み取り不可能となる。また、断線箇所を境に
駆動IC55側に接続されたスイッチング素子Tk、n
からの信号も、断線による配線容量の変化により異常な
出力を示す場合がある。
特に、上記構造のイメージセンサにおいては、信号配線
1は受光素子アレイ51と交差して形成されているので
、信号配線1は受光素子アレイ51全体を覆うポリイミ
ド上に形成する必要がある。
従って、下地が軟らかいポリイミドであること、しかも
1本の信号配線1の長さが長いことに起因して信号配線
1の断線が生し易く、製造時の歩留りを低下させる大き
な原因となっていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、信号配線同
士を交差させない配線構造のイメージセンサにおいて、
信号配線の断線を防く構造を施すことにより歩留りの高
いイメージセンサを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記従来例の問題点を解決するため本発明は、複数の受
光素子を1ブロックとして複数ブロックを主走査方向に
ライン状に配列して成る受光素子アレイと、前記受光素
子で発生した電荷をブロック毎に転送する複数のスイッ
チング素子とを具備するイメージセンサにおいて、以下
に示す配線構造を有することを特徴とする。
前記ブロック内の各スイッチング素子と隣接ブロック内
の各スイッチング素子とを各スイッチング素子に接続さ
れた受光素子同士間の主走査方向の距離の近い順にそれ
ぞれ接続する信号配線を形成する。
この信号配線の主走査方向に沿って形成された部分を、
2種以上の金属で構成された積層構造とする。
(作用) 本発明によれば、信号配線の大部分を2種以上の金属で
構成された積層構造としたので、抵抗率の低い部材と硬
度の高い部材とを組み合わせることにより、断線が生じ
にくく且つ低抵抗の信号配線を形成することができる。
(実施例) 本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する
本実施例に係るイメージセンサは、第4図の等価回路に
示すように、n個の受光素子Pを1ブロックとし、この
ブロックをに個有して成る受光素子アレイ51(受光素
子P1..1〜Pk、n )と、各受光素子P k、n
にそれぞれ接続され、電荷転送部として機能するスイッ
チング素子Tk、nと、隣接するブロック内のスイッチ
ング素子Tk、n相互を接続する信号配線1群と、ブロ
ック内の各受光素子に対応して接続されるn本の共通信
号線54と、該各共通信号1s54の電位を出力線57
 (COM)に時系列的に抽出するよう駆動する駆動I
 C55とから構成されている。
すなわち、第1のブロックの受光素子P 1.1〜PL
、nからスイッチング素子TI、1〜T 1.nを介し
て共通信号線54が接続されている。そして、スイッチ
ング素子T 1,1〜TI、nのソース電極側は、それ
ぞれ信号配線11を介して第2のブロックのスイッチン
グ素子T2,1〜T 2.nにそれぞれ接続される。ス
イッチング素子T1,1〜T l、nとスイッチング素
子T2,1〜T 2.nとの接続は、各スイッチング素
子TI、nに接続された受光素子同士間の主走査方向の
距離の近い順にそれぞれ接続されている。そして、各信
号配線11は、接続距離が短い順に受光素子アレイP側
に近づけて配置されている。すなわち、第1ブロックと
第2ブロックの間で具体的に説明すると、最も短い信号
配線11.が受光素子アレイ51に最も近くに配置され
、次に信号配線11.が受光素子アレイ51に2番目に
近く配置され、このようにして最も長い信号配線11n
が一番外側に配置されることになる。
同様にして第2のブロックのスイッチング素子T2.1
−T2.nと第3のブロックのスイッチング素子T3.
1−T3.nとは、信号配線12を介して接続されてい
る。また、信号配線11群と信号配線12群とは、受光
素子アレイ51を中心として反対位置になるように形成
されており、以下節にブロックに至るまで交互に信号配
線が配置され、受光素子アレイ51の主走査方向に蛇行
するように形成されることにより、各信号配線1が互い
に重なり合わないように構成されている。
次に受光素子P1 スイッチング素子T、信号配線1の
具体的な構造について、第1図乃至第3図を参照しなが
ら説明する。
受光素子Pは、クロム(Cr)から成る金属電極31と
、水素化アモルファスシリコン(a−5i:H)から成
る光導電層32と、酸化インジウム・スズ(ITO)か
ら成る透明電極33とをガラス基板21上に順次積層し
て成るサンドイッチ構造で構成されている。金属電極3
1は主走査方向(第1図の左右方向、第2図及び第3図
の表裏方向)に帯状に形成され、光導電層32及び透明
電極33は各受光素子P毎(ビット毎)に個別に分割形
成されることにより、光導電層32を金属電極31と透
明電極33とで挟んだ部分が各受光素子Pを構成し、そ
の集まりが受光素子アレイ51を形成している。このよ
うに、光導電層32と透明電極33を個別化したのは、
光導電層32が共通層であると、特定の受光素子Pで起
こる光電変換作用が隣接する受光素子Pに対して干渉を
起こすことがあるので、この干渉を少なくするためであ
る。また、金属電極31には、一定のバイアス電圧VB
が印加されている。また、前記光導電層32において、
水素化アモルファスシリコンの代わりに、カドミウムセ
レン(CdSe)等を使用してもよい。
電荷転送部として機能するスイッチング素子Tは、クロ
ム(C「)で形成されたゲー ト電極41、窒化シリコ
ン膜で形成されたゲート絶縁層42、水素化アモルファ
スシリコン(a−3i:H)で形成された半導体活性層
43、ゲート電極41(二対向するよう設けられ窒化シ
リコン膜で形成された上部絶縁層44、n生水素化アモ
ルファスシリコン(n” a−5i : H)で形成さ
れたオーミックコンタクト層45、クロム(Cr)で形
成されたバリヤメタル層46を前記ガラス基板21上に
順次積層して構成されている。オーミックコンタクト層
45及びバリヤメタル層46は、それぞれドレイン電極
り、ソース電極Sを構成している。
前記受光素子Pの透明電極33は、アルミニウムで形成
された引き出し配線48を介してスイッチング素子Tの
ドレイン電極りに接続されている。
また、スイッチング素子Tのソース電極Sは、信号配線
1を介して、隣接するブロック内の一つのスイッチング
素子Tのソース電極Sに接続されている。この信号配線
1は、上述したように受光素子アレイ51の主走査方向
を中心として蛇行するように形成され、受光素子アレイ
51と交差する部分は前記各受光素子Pと重なり合わな
いように、光導電層32及び透明電極33の間に配設す
るようにしている。また、信号配線1は、受光素子P及
びスイッチング素子Tを保護するポリイミド膜47上に
アルミニウムで形成された上層部1aと、クロムで形成
された下層部1bとから構成されている。信号配線1は
、ポリイミド膜47が着膜されていない領域、すなわち
主として主走査方向に沿って形成された部分において、
上層部1aと下層部1bとの積層構造で形成されている
。従って、信号配線]の大部分を積層構造で形成するこ
とができる。
次に上記配線構造を有するイメージセンサの製造方法に
ついて説明する。
まず、検査、洗浄されたガラス基板21上に、スイッチ
ング素子Tのゲート電極41となる第1のクロム(Cr
 1)層を、DCスパッタ法により約150℃の温度で
750A程度の膜厚に着膜する。
次に、クロム(Crl)層をフォトリソ工程と、硝酸セ
リウムアンモニウム、過塩素酸、水の混合液を用いたエ
ツチング工程によりバターニングしてゲート電極41を
形成し、その後レジストを剥離する。
次にアルカリ洗浄を行い、前記ゲート電極41のクロム
パターンを覆うように、スイッチング素子Tのゲート絶
縁層42となるシリコン窒化膜(SiNx)を300O
A程度の膜厚で、半導体活性層43となる水素化アモル
ファスシリコン(a−3i:H)層を500A程度の膜
厚で、上部絶縁層44となるシリコン窒化膜(SiNx
)を150OA程度の膜厚でそれぞれ順に真空を破らず
にプラズマCVD (P−CVD)により連続着膜する
。真空を破らずに連続的に着膜することてそれぞれの界
面の汚染を防くことができ、薄膜トランジスタの特性の
安定化を図ることができる。
前記シリコン窒化膜(ゲート絶縁層42)は、P−CV
D法により基板温度が300〜400℃で、5iH,と
NH,のガス圧力が0.1〜0.5Torrで、SiH
,ガス流量が10〜508cc11テ、NH,のガス流
量が100〜3008cCImで、RFパワーが50〜
200Wの条件下で形成する。
前記水素化アモルファスシリコン層(半導体活性層43
)は、P−CVD法により基板温度が約200〜300
℃で、SiH,のガス圧力が0゜1〜0 、 5 To
rrで、SiH,ガス流量が100〜300 secg
+で、RFパワーが50〜200Wの条件下で形成する
前記シリコン窒化膜(上部絶縁層44)は、P−CVD
法により基板温度が約200〜300℃で、SiH,と
NH,のガス圧力が0.1〜0゜5 Torrで、Si
H,ガス流量が10〜50scclIで、NH,のガス
流量が100〜3008ccIIで、RFパワーが50
〜200Wの条件下で形成する。
次に、ゲート電極41に対応するような形状で前記シリ
コン窒化膜のパターンを形成するために、シリコン窒化
膜の上にレジストを塗布し、そしてガラス基板21の裏
方向からゲート電極41の形状パターンをマスクとして
用いて裏面露光、現像。
IFとNH,Fの混合液でエツチングを行なって上部絶
縁層44を形成し、その後レジスト剥離を行なう。
さらにBHF処理を行い、その上にオーミックコンタク
ト層45となるn生型のa−5i:HをSiHとPH,
の混合ガスを用いたP−CVDにより100OA程度の
膜厚で約250℃程度の温度で着膜する。
次に、受光素子Pの下部の金属電極31及びスイッチン
グ素子Tのオーミックコンタクト層45を覆うバリヤメ
タル層46及び信号配線1の下層部1bとなる第2のク
ロム(Cr 2)層をDC7グネトロンスバツタにより
150OA程度の膜厚で着膜する。
次に、受光素子Pの光導電層32となる水素化アモルフ
ァスシリコン層を130OOA程度の膜厚に着膜し、受
光素子Pの透明電極33となる酸化インジウム・スズ層
を6OOA程度の膜厚で着膜する。この時、それぞれの
着膜の前にアルカリ洗浄を行う。
上記水素化アモルファスシリコン層(光導電層32)は
、P−CVD法ニヨり基板温度が170〜250℃で、
SiH,のガス圧力が0. 3〜0゜7 Torrで、
S i H,ガス流量が150〜300secmで、R
Fパワーが100〜200Wの条件下で形成する。
また、酸化インジウム・スズ層(透明電極33)は、D
Cマグネトロンスパッタにより基板温度が室温で、Ar
とO7のガス圧力が1.5X10−’ Torrで、A
rガス流量が100〜150sccmて、0、ガス流量
が1〜28ccIl!で、DCパワーが2゜O〜400
Wの条件下で形成する。
この後、酸化インジウム・スズ層をフォトリソ工程と、
希塩酸を用いたエツチング工程でバターニングして、各
受光素子P毎に分離するよう個別化された透明電極33
を形成する。
続いて、同一のレジストパターンにより水素化アモルフ
ァスシリコン層をC,CIF、とSF。
とO7の混合ガスを用いたドライエツチングによりバタ
ーニングして各受光素子P毎に分離するよう個別化され
た光導電層32を形成する。ここで、金属電極31のク
ロム(Cr2)層は、a−5iHのドライエツチング時
にストッパーとしての役割を果たし、バターニングされ
ずに残る二とになる。このドライエツチング時において
、光導電層32となるa−3i+H層には、サイドエッ
チが大きく入るため、レジストを剥離する前に再度!T
Oのエツチングを行なう。こうすることにより、ITO
の周辺裏側からさらにエツチングされて光導電層32と
同じサイズの透明電極33が形成される。
次に、第2のクロム(Cr 2)層をフォトリソ法によ
り露光、現像を行ってレジストパターンを形成し、硝酸
セリウムアンモニウム、過塩素酸と水の混合液を用いた
エツチング工程で、パタ一ニングして受光素子Pの金属
電極31、スイッチング素子Tのバリヤメタル層46、
信号配線1の下層部1bを形成し、その後レジスト剥離
を行なう。
信号配線1の下層部1bは受光素子Pの金属電極31や
スイッチング素子Tのバリヤメタル層46と完全に分離
するように形成されている。
次にHF、とO7の混合ガスてトライエツチングを行う
と、Cr2とSiNxのない部分がエツチングされ、つ
まり、a−5i:H層とn生型のa−3i:H層のパタ
ーンが形成される。これにより、受光素子Pの金属電極
31のクロム(Cr2)層の下層となるn生型のa−6
i:H層及びa−Si:H層、及びa−5i:H層、ス
イッチング素子Tのオーミックコンタクト層45のn生
型のa−3i:H層部分と半導体活性層43のa−3t
:H層部分がエツチングされる。これにより、半導体活
性層43のパターンが形成され、更にオーミックコンタ
クト層45も分割されてドレイン電極り及びソース電極
Sのパターンが形成される。
そして、受光素子P及びスイッチング素子T全体を覆う
ようにポリイミド膜47を130OOA程度の厚さで塗
布し、160℃程度でプリベークを行ってフォトリソエ
ソチング工程でパターン形成を行い、再度へ〜キングす
る。前記バター/ユングにより、受光素子Pの透明電極
33とスイッチング素子Tのドレイン電極りとを接続す
るコンタクトホール47a及びコンタクトホール47b
1ソース電極Sと信号配線lとを接続するコンタクトホ
ール47cを形成するとともに、受光素子P及びスイッ
チング素子Tを覆う領域A以外のポリイミドを除去して
前記工程で形成された信号配線lの下層部1bを露出さ
せる。更に、コンタクト部分に残ったポリイミド等を完
全に除去するために、0.でプラズマにさらすDe s
 c urnを行う。
次に、アルミニウム(A1)をDCマグネトロンスパッ
タによりイメージセンサ全体を覆うように100OOA
程度の厚さで約150℃程度の温度で着膜し、所望のパ
ターンを得るためにフッ酸、硝酸、リン酸、水の混合液
を用いたフォトリソエツチング工程でパターニングして
レジストを除去する。これにより、受光素子Pにおいて
金属電極31に電源を供給する配線部分(図示せず)、
透明電極33とスイッチング素子Tとを接続する引き出
し配線48及び信号配線1の上層部1aを形成する。信
号配線1の上層部1aは、ポリイミドが除去された領域
において、下層部1bのパターンと一致するように形成
されている。また、スイッチング素子Tにおいてa−5
i:H層の遮光用としてのアルミニウム層4つも同時に
形成される。
最後に、ポリイミドを3μm程度の厚さで塗布し、12
5℃程度でプリベークを行ってフォトリソエツチング工
程でパターン形成を行い、再度230℃程度で90分間
ベーキングしてパシベーション層(図示せず)を形成す
る。その後、Descumを行い、不要に残ったポリイ
ミドを取り除く。
上記実施例において、信号配線1の上層部1aはアルミ
ニウムで形成したが、Mo、Au、Ni。
Cu等の低抵抗の金属を使用してもよい。また、下層部
1bは、実施例で用いたクロムの他にTi。
Ta、W、TiW等の硬度の高い金属を使用してもよい
実施例においては、受光素子Pとしてショットキー構造
のフォトダイオードを用いたが、pin構造としてもよ
い。また、受光素子Pの光導電層32として、a−5i
以外の他の非晶質材料(例えばa−S i C,a−5
i Ge)を使用してもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、信号配線の大部分を2種以上の金属で
構成された積層構造としたので、抵抗率の低い部材と硬
度の高い部材とを組み合わせることにより、断線が生じ
にくく且つ低抵抗の信号配線を形成することができ、歩
留りの高いイメージセンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るイメージセンサの一部
平面説明図、第2図は第1図のイメージセンサのn−n
’線断面説明図、第3図は第1図のイメージセンサのm
−nr’線断面説明図、第4図は本実施例の構造が適用
されるイメージセンサの等価回路図、第5図は従来のマ
トリックス駆動型イメージセンサの等価回路図、第6図
は第5図のイメージセンサにおける多層配線構造の平面
説明図、第7図は第6図の多層配線構造の■−■′線断
面説明図である。 45・・・・・オーミックコンタクト層46・・・・・
バリヤメタル層 47・・・・・ポリイミド膜 1・・・・・・信号配線 1a・・・上層部 1b・・・下層部 1・・・・・・ガラス基板 1・・・・・・金属電極 2・・・・・・光導電層 3・・・・・透明電極 1・・・・・・ゲート電極 2・・・・・・ゲート絶縁層 3・・・・・半導体活性層 4・・・・・上部絶縁層 第 図 にブロック に−1ブロック 第6図 第7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の受光素子を1ブロックとして複数ブロックを主走
    査方向にライン状に配列して成る受光素子アレイと、前
    記受光素子で発生した電荷をブロック毎に転送する複数
    のスイッチング素子とを具備するイメージセンサにおい
    て、 前記ブロック内の各スイッチング素子と隣接ブロック内
    の各スイッチング素子とを各スイッチング素子に接続さ
    れた受光素子同士間の主走査方向の距離の近い順にそれ
    ぞれ接続する信号配線を形成し、該信号配線の主走査方
    向に沿って形成された部分を、2種以上の金属で構成さ
    れた積層構造としたことを特徴とするイメージセンサの
    配線構造。
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