JPH03204970A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JPH03204970A
JPH03204970A JP2108920A JP10892090A JPH03204970A JP H03204970 A JPH03204970 A JP H03204970A JP 2108920 A JP2108920 A JP 2108920A JP 10892090 A JP10892090 A JP 10892090A JP H03204970 A JPH03204970 A JP H03204970A
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Tsutomu Abe
勉 安部
Hiroyuki Miyake
弘之 三宅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリやスキャナ等に用いられるイメー
ジセンサに係り、特に配線相互間における電気的影響を
小さくした配線構造を有するイメージセンサに関する。
(従来の技術) 従来のイメージセンサで、特に密着型イメージセンサは
、原稿等の画像情報を1対1に投影し、電気信号に変換
するものがある。この場合、投影した画像を多数の画素
(受光素子)に分割し、各受光素子で発生した電荷を薄
膜トランジスタスイッチ素P(TPT)を使って特定の
ブロック単位で配線間の容量に一時蓄積して、電気信号
として数百KH2から数MH2までの速度で時系列的に
順次読み出すTPT駆動型イメージセンサがある。
このTPT駆動型イメージセンサは、TPTの動作によ
り単一の駆動用ICで読み取りが可能となるので、イメ
ージセンサを駆動する駆動用ICの個数を少なくするも
のである。
TPT駆動型イメージセンサは、例えば、その等価回路
図を第13図に示すように、原稿幅と略同じ長さのライ
ン状の受光素子アレイ51と、各受光素子51′に1:
1に対応する複数個の薄膜トランジスタ(Ti、j、 
1−1−N、 j=L 〜n)から成る電荷転送部52
と、マトリックス状の多層配線53とから構成されてい
る。
前記受光素子アレイ51は、N個のブロックの受光素子
群に分割され、一つの受光素子群を形成するn個の受光
素子51′は、フォトダイオード(Pi、j、 1=L
−N、 j−1〜n)により等価的に表すことができる
。各受光素子51′は各薄膜トランジスタ(Ti、j)
のドレイン電極にそれぞれ接続されている。そして、薄
膜トランジスタ(Ti、j)のソース電極は、マトリッ
クス状に接続された多層配線53を介してブロック内の
受光素子群毎にn本の共通信号線54にそれぞれ接続さ
れ、更に共通信号線54は駆動用I C55に接続され
ている。
各薄膜トランジスタ(TI、j)のゲート電極には、ブ
ロック毎に導通するようにゲートパルス発生回路56に
接続されている。各受光素子51″で発生する光電荷は
一定時間受光素子の寄生容量と薄膜トランジスタのドレ
インφゲート間のオーバーラツプ容量に蓄積された後、
薄膜トランジスタ(ri、j)を電荷転送用のスイッチ
として用いてブロック毎に順次多層配線53の配線容量
(Ci、 i−1〜n)に転送蓄積される。
すなわち、ゲートパルス発生回路56からゲト信号線(
Gl、 1=l−n)を経由して先ずはゲートパルスφ
Glが伝達され、第1のブロックの薄膜トランジスタT
l、1−T1.nをオンにし、第1のブロックの各受光
素子51′で発生した電荷が各配線容量Ctに転送蓄積
される。そして、各配線容量Ctに蓄積された電荷によ
り各共通信号線54の電位が変化し、この電圧値を駆動
用IC55内のアナログスイッチ(SWi、i=1〜n
)を順次オンして時系列的に出力線57に抽出する。
そして、ゲートパルスφG2〜φGnにより第2〜第N
のブロックの薄膜トランジスタT2,1−T2nからT
N、1−TN、nまでがそれぞれオンすることによりブ
ロック毎に受光素子側の電荷が転送され、順次読み出す
ことにより原稿の主走査方向の1ラインの画像信号を得
、ローラ等の原稿送り手段(図示せず)により原稿を移
動させて前記動作を繰り返し、原稿全体の画像信号を得
るものである(特開昭63−9358号公報参照)。
上記マトリックス状の多層配線53の構成は、その平面
説明図を第14図に、断面説明図を第15図に示すよう
に、多層配線53は、基板21上に下層信号線31.絶
縁層33.上層信号線32を順次形成して構成されてい
る。下層信号線31と上層信号線32とは、互いに直交
するように配列され、上下の信号線相互間を接続するた
めにコンタクトホール34が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような従来のイメージセンサの構
成では、多層配線部分がマトリックス状となっており、
上下層の信号線が第15図の多層配線の断面説明図に示
すように絶縁層33を介して交差するようになるため、
下層信号線31と上層信号線32の交差部分にカップリ
ング容量(結合容量)が存在し、その結果、信号線同士
の交差部分において、一方の信号線からの出力が他の信
号線からの出力との電位差によって影響を受けてクロス
トークが発生し、正確な電荷が読み取れず、イメージセ
ンサにおける階調の再現性を悪くするという問題点があ
った。
また、上記従来のイメージセンサは、白黒のイメージセ
ンサに関するものであったが、マトリックス状の多層配
線を有するTPT駆動型カラーイメージセンサについて
も、やはり同様の問題点がある。
ここで、マトリックス状の多層配線を有するTPT駆動
型カラーイメージセンサについて、その構成と動作を第
16図のカラーイメージセンサの等価回路図を用いて説
明する。尚、第13図と同様の構成をとる部分について
は、同一の符号を使って説明する。
第16図に示すように、このカラーイメージセンサは、
ガラス等の絶縁性の基板上に併設されたn個のサンドイ
ッチ型の受光素子(フォトダイオードP)51’を1ブ
ロックとし、このブロックをN個有してなる受光素子ア
レイ51.(PL、l〜PN、n)とし、この受光素子
アレイ51を副走査方向に受光素子アレイ51a、51
b、51cと3本配置して受光素子アレイ列を形成し、
受光素子アレイ51aには赤(R)色光を透過させるフ
ィルタが設けられ、受光素子アレイ51bには緑(G)
色光を透過させるフィルタが設けられ、受光素子アレイ
51cには青(B)色光を透過させるフィルタが設けら
れ、各受光素子51′に接続された薄膜トランジスタ(
T1.l〜TN、n)の電荷転送部52と、マトリック
状の多層配線53と、電荷転送部52から多層配線53
を介して設けられたブロック内の受光素子群毎に対応す
る0本の共通信号線54と、共通信号線54が接続する
駆動用IC55内のアナログスイッチ(SWI〜5Wn
)とから構成されている。
各受光素子51′の一端は各受光素子アレイ列毎の共通
電極からVBI、 VB2、VB3の電圧が印加され、
第1列の受光素子アレイ51a内の受光素子51′にそ
れぞれ接続する電荷転送部52の薄膜トランジスタ(T
 F T)のソース電極から導かれる配線は、第2列、
第3列の受光素子アレイ51b、51c内の受光素子5
1′にそれぞれ接続する薄膜トランジスタのソース電極
へと接続する構成となっており、共通の配線としてマト
リックス状の多層配線53に接続し、受光素子アレイ5
1のブロック内の受光素子51′の数の共通信号線54
に接続するものである。また、受光素子アレイ51間の
薄膜トランジスタのゲート電極はそれぞれブロック単位
に接続され、従って、受光素子アレイ51a、51b、
51cに対応してゲト端子GRI〜GRN、 GGI−
GGNSGBI〜GBNが設けられている。
次に、このカラーイメージセンサの駆動方法について説
明する。受光素子アレイ51上に配置された原稿(図示
せず)に光源(図示せず)からの光が照射されると、そ
の反射光が各受光素子アレイ列の受光素子51′ (フ
ォトダイオードP)に照射し、原稿の濃淡及び色彩に応
じた電荷を発生させ、受光素子51′の寄生容量とTP
Tのドレイン・ゲート間のオーバラップ容量に蓄積され
る。
各受光素子アレイ51a、51b、51cには、特定の
色(赤、緑、青)の波長のみを通過させるフィルタが設
けられているため、第1の受光素子アレイ51aでは赤
色に反応して電荷を発生し、第2の受光素子アレイ51
bでは緑色に反応して電荷を発生し、第3の受光素子ア
レイ51cでは青色に反応して電荷を発生させるように
なっている。
ゲートパルス発生回路(図示せず)からゲートパルスφ
Gに基づきTPTかオンの状態になると、フォトダイオ
ードPと共通信号線54側を接続し、寄生容量等に蓄積
された電荷を多層配線53の配線容量C1−Cnに転送
蓄積される。具体的には、第1の受光素子アレイ(赤色
反応)51aにおける第1ブロックのフォトダイオード
P1,1〜Pl。
nに電荷が発生した場合、ゲートパルス発生回路からゲ
ートパルスφGlが印加されると、TPTのTI、1〜
TI、nかオンの状態になり、PL、l −PL、nに
発生した電荷がマトリックス状の多層配線53における
配線容量CI−Cnに転送蓄積される。この後、TPT
のT1,1〜TI、nがオフの状態になる。上記の場合
、フォトダイオードPの寄生容量に比べ、配線容量(C
1)の方が100倍以上大きいので、フォトダイオード
Pのリセットは不要となる。
次に、タイミング発生回路(図示せず)は、駆動用I 
C55の読み出し用のスイッチSW1〜SWnに読み出
しスイッチング信号φs1〜φsnを順次印加するとと
もに、これに1タイミングづつ遅れて駆動用I C55
のリセット用スイッチング素子R3I−R8nにリセッ
トスイッチング信号φR1〜φRnを順次印加する。こ
れにより、配線容量にCI−Cnに蓄積されている電荷
は画像信号として出力(COM)される。そして次のブ
ロックのフォトダイオードPに発生している電荷の転送
が行われる。第1の受光素子アレイ(赤色反応)51a
の読み取りが終了すると、上記同様に、第2の受光素子
アレイ(緑色反応)51bの読み取りを行い、そして、
第3の受光素子アレイ(青色反応)51Cの読み取りを
行う。
読み取られた第1〜第3の受光素子アレイ51a〜51
)の画像信号(画像データ)をセンサ外部のメモリ(図
示せず)に収納し、各受光素子アレイの間隔を計算して
画像データを合成することになる。
従って、マトリックス状の多層配線を有するTPT駆動
型カラーイメージセンサについても、やはり同様に多層
配線部分の上下信号線の交差部分においてクロストーク
が発生し、正確な電荷が読み取れず、イメージセンサに
おける階調の再現性を悪くするという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、モノクロイ
メージセンサ及びカラーメージセンサにおいて、信号線
同士を交差させない配線構造とすることにより、配線間
に生じるクロストーク等の問題を解決し、信号線からの
電荷を正確に出力できるイメージセンサを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記従来例の問題点を解決するための請求項1記載の発
明は、複数の受光素子を1ブロックとして複数ブロック
を主走査方向にライン状に配列して成る受光素子アレイ
と、前記受光素子で発生した電荷をブロック毎に転送す
る複数のスイッチング素子と、前記電荷を画像信号とし
て出力する駆動用ICとを有するイメージセンサにおい
て、前記受光素子アレイにおけるブロック内のスイッチ
ング素子と隣接するブロック内のスイッチング素子とを
それぞれ距離の近い順に配線で接続し、前記受光素子ア
レイにおけるブロック内のスイッチング素子から両隣り
のブロック内のスイッチング素子への配線は前記受光素
子アレイの主走査方向に対して互いに反対側に位置する
ように接続し、前記接続された配線の長さの短い順に前
記配線を前記受光素子アレイに近い順で配置したことを
特徴としている。
上記従来例の問題点を解決するための請求項2記載の発
明は、複数の受光素子を1ブロックとして複数ブロック
を主走査方向にライン状に配列して成る受光素子アレイ
を副走査方向に複数列並設した受光素子アレイ列と、前
記受光素子で発生した電荷をブロック毎に転送する複数
のスイッチング素子と、前記電荷を画像信号として出力
する駆動用ICとを有するイメージセンサにおいて、前
記1列の受光素子アレイのスイッチング素子と別列の受
光素子アレイのスイッチング素子とをブロック単位に副
走査方向に対応するよう接続して共通の配線とし、前記
受光素子アレイ列の副走査方向に対応するブロック内の
スイッチング素子を接続する前記共通の配線と隣接する
ブロック内のスイッチング素子を接続する前記共通の配
線とをそれぞれ距離の近い順に配線で接続し、前記受光
素子アレイ列におけるブロック内のスイッチング素子に
接続する前記共通の配線から両隣りのブロック内のスイ
ッチング素子に接続する前記共通の配線への配線の接続
は前記受光素子アレイ列の主走査方向に対して互いに反
対側に位置するように接続し、前記接続された配線の長
さの短い順に前記配線を前記受光素子アレイ列に近い順
で配置したことを特徴としている。
(作用) 請求項1記載の発明によれば、TPT駆動型のモノクロ
イメージセンサにおいて、従来受光素子アレイの主走査
方向に対して受光素子アレイの片側にのみ配線構造を設
けていたものを、受光素子アレイの両側に配線構造を設
けることとし、そして受光素子アレイ内の複数の受光素
子を分割して1ブロックとし、受光素子アレイにおける
ブロック内の受光素子にそれぞれ接続するスイッチング
素子と隣接するブロック内のスイッチング素子とを接続
する配線は前記ブロック内のスイッチング素子と隣接す
るブロック内のスイッチング素子との距離の近い順に接
続し、更にブロック内のスイッチング素子と隣接するブ
ロック内のスイッチング素子とを接続する配線はブロッ
ク単位に受光素子アレイの主走査方向に対して交互に配
線を配置するようにし、接続した配線は短い方の配線を
受光素子アレイ側に順に配置するようにしているので、
信号線同士が交差することがなく、そのため配線が相互
に影響し合うことがなく、配線の配線容量に蓄積された
電荷を正確に読み出すことができる。
請求項2記載の発明によれば、TPT駆動型のカラーイ
メージセンサにおいて、従来受光素子アレイ列の主走査
方向に対して受光素子アレイ列の片側にのみ配線構造を
設けていたものを、受光素子アレイ列の両側に配線構造
を設けることとし、そして受光素子アレイ内の複数の受
光素子を分割して1−ブロックとし、1列の受光素子ア
レイの各受光素子に接続するスイッチング素子と別列の
受光素子アレイにおけるスイッチング素子とをブロック
単位に副走査方向に対応するように配線で接続するよう
にして共通の配線とし、副走査方向に対応するブロック
内のスイッチング素子を接続する共通の配線と隣接する
ブロック内のスイッチング素子を接続する共通の配線と
を接続する配線は前記ブロック内のスイッチング素子と
隣接するブロック内のスイッチング素子との距離の近い
順に接続し、更にブロック内のスイッチング素子を接続
する共通の配線と隣接するブロック内のスイッチング素
子を接続する共通の配線とを接続する配線はブロック単
位に受光素子アレイ列の主走査方向に対して交互に配線
を配置するようにし、接続した配線は短い方の配線を受
光素子アレイ列側に順に配置するようにしているので、
信号線同士が交差することがなく、そのため配線が相互
に影響し合うことがなく、配線の配線容量に蓄積された
電荷を正確に読み出すことができる。
(実施例) 本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する
第1図は、本発明の一実施例に係るイメージセンサ(モ
ノクロイメージセンサ)の等価回路図、第2図は、本発
明の一実施例に係るイメージセンサの受光素子、電荷転
送部、それに配線構造の一部の平面説明図である。
イメージセンサは、ガラス等の絶縁性の基板上に並設さ
れたn個のサンドイッチ型の受光素子(フォトダイオー
ドP)11’を1ブロックとし、このブロックをN個有
してなる受光素子アレイ11 (PL、l −PN、n
 )と、各受光素子11′にそれぞれ接続された薄膜ト
ランジスタ(T1.1−TN、n )の電荷転送部12
と、隣接するブロック内の電荷転送部12相互を接続す
る配線群13と、電荷転送部12から配線群13を介し
てブロック内の受光素子群毎に対応するn本の共通信号
線14と、共通信号線14が接続する駆動用ICl3と
、駆動用ICl3内でn本の共通信号線14の電位を出
力線17 (COM)に時系列的に抽出するためのアナ
ログスイッチ(SWI〜5Wn)とから構成されている
受光素子11′は、第2図及び第3図に示すように、ガ
ラス等の基板21上に受光素子11′の下部の共通電極
となるクロム(C「)等による帯状の金属電極22と、
各受光素子11′毎(ビツト毎)に分割形成された水素
化アモルファスシリコン(a−5i:H)から成る光導
電層23と、同様に分割形成された酸化インジウム・ス
ズ(ITO)から成る上部の透明電極24とが順次積層
するサンドイッチ型を構成している。
尚、ここでは下部の金属電極22は主走査方向に帯状に
形成され、金属電極22の上に光導電層23が離散的に
分割して形成され、上部の透明電極24も同様に離散的
に分割して個別電極となるよう形成されることにより、
光導電層23を金属電極22と透明電極24とで挟んだ
部分が各受光素子11′を構成し、その集まりが受光素
子アレイ11を形成している。そして、金属電極22に
は、一定の電圧VBが印加されている。
また、離散的に分割形成されたそれぞれの透明電極24
の一端にはアルミニウム等の配線30aの一方が接続さ
れ、その配線30aの他方が電荷転送部12の薄膜トラ
ンジスタ(Ti、j )のドレイン電極41に接続され
ている。また、受光素子11′において、水素化アモル
ファスシリコンの代わりに、CdSe (カドミウムセ
レン)等を光導電層とすることも可能である。このよう
に、光導電層23と透明電極24を個別化したのは、a
Si :Hの光導電層23が共通層であると、特定の受
光素子11″で起こる光電変換作用が隣接する受光素子
11′に対して干渉を起こすことがあるので、この干渉
を少なくするためである。
更に、受光素子11′の光導電層23にa−Si:H,
p−1−nを用いてもよいし、a−SiC,a−3iG
eを用いてもよい。また、上記受光素子11′はフォト
ダイオードであるが、フォトコンダクタ、フォトトラン
ジスタであっても構わない。
また、電荷転送部12を構成する薄膜トランジスタ(T
i、j)は、第2図及び第4図に示すように、前記基板
21上にゲート電極25としてのクロム(Crl)層、
ゲート絶縁膜としての絶縁層26の窒化シリコン(S 
i Nx )膜、半導体活性層27としての水素化アモ
ルファスシリコン(a−5i:H)層、ゲート電極25
に対向するよう設けられたトップ絶縁層29としての窒
化シリコン(SiNx)Ill、オーミックコンタクト
層28としてのn十水素化アモルファスシリコン(n 
+ a−3i:H)層、ドレイン電極41部分とソース
電極42部分としてのクロム(Cr 2)層、その上に
ポリイミド等の絶縁層を介して配線層としてのアルミニ
ウム層30とを順次積層した逆スタガ構造のトランジス
タである。
ここで、オーミックコンタクト層28はドレイン電極4
1に接触する部分28a層とソース電極42に接触する
部分28b層とに分離して形成され、その上のクロム(
Cr 2)層もドレイン電極41とソース電極42とに
分離して形成されている。そして、ドレイン電極41に
は受光素子11′の透明電極24からの配線30aが接
続され、ソース電極42には配線群13の共通信号線1
4であるアルミニウムの配線30bが接続される構成に
なっている。
また、上記半導体活性層27としてpolySi等の別
の材料を用いても同様の効果が得られる。また、ドレイ
ン電極41とソース電極42のクロム層の代わりに電食
に強いタンタル(Ta)を用いることも考えられる。
更に、第1図から第5図を参照しながら配線群13の構
成を詳細に説明する。
配線群13の構成は、例えば第1図に示すように、第1
ブロックの下側に位置する駆動用ICl5aから共通信
号線14(信号線1′〜n/)が導き出され、当該信号
線1′〜n′には途中第1ブロックの薄膜トランジスタ
”ri、t〜TL、nのソス電極42がそれぞれ接続し
、第2図の受光素子と薄膜トランジスタ、それに配線群
の一部の平面説明図に示すように、受光素子11′と隣
接する受光素子11′の間をポリイミド等の絶縁層の上
をアルミニウム(AI)の金属配線で信号線1〜n′を
通過させ、受光素子アレイ11の上側を第2ブロック方
向に信号線1′〜n′が延び、更に再び受光素子11′
と隣接する受光素子11′の間をポリイミド等の絶縁層
の上をAtの金属配線で信号線1′〜n′を通過させ、
途中第2ブロックの薄膜トランジスタT2.n−T2.
Iのソス電極42がそれぞれ接続するようになっている
具体的には、信号線1′には第1ブロックの薄膜トラン
ジスタTI、lのソース電極42が接続し、そして第2
ブロックの薄膜トランジスタT 2.nのソース電極4
2が接続し、また信号線2′には第1ブロックの薄膜ト
ランジスタTI、2のソース電極42が接続し、第2ブ
ロックの薄膜トランジスタT2.n−1のソース電極4
2が接続するように、隣接するブロックにおいて遠い順
に薄膜トランジスタTのソース電極42同士が信号線を
経由して接続し、そして信号線n′には第1ブロックの
薄膜トランジスタT l、nのソース電極42が接続し
、第2ブロックの薄膜トランジスタT2,1のソース電
極42が接続することとなる。逆に言えば、隣接するブ
ロック間において距離の近い薄膜トランジスタTのソー
ス電極42同士が信号線で順次接続されるようにする。
この場合、第5図の配線群の概略図に示すように、接続
した信号線の配線は、その距離が短い順に受光素子アレ
イ11に沿って(主走査方向に)、受光素子アレイ11
に近づけて受光素子アレイ]1の上側に配置するように
する。つまり第1ブロックと第2ブロックの間で具体的
に説明すると、最も短い信号線n′が受光素子アレイ1
1に最も近くに配置され、次に信号線n′−1が受光素
子アレイ11に2番目に近く配置され、このようにして
最も長い信号線1′が配線群13の内で一番外側に配置
されることになる。以上のような構成になっているので
、第1ブロックと第2ブロックの間には信号線同士が交
差することがなく、クロストークの心配がない。
次に、第2ブロックと第3ブロックとの間の配線群13
の具体的構成を説明する。第2ブロックの薄膜トランジ
スタT2,1〜T2.nのそれぞれのソース電極42と
、第3ブロックの薄膜トランジスタT3.n−73,1
のそれぞれのソース電極42とは受光素子アレイ11の
下側に配置された信号線n′〜1′によってそれぞれ接
続されている。
具体的には、信号線n′には第2ブロックの薄膜トラン
ジスタT2,1のソース電極42が接続し、第3ブロッ
クの薄膜トランジスタT 3.nのソース電極42が接
続し、また信号線n  −1には第2ブロックの薄膜ト
ランジスタT2,2のソース電極42が接続し、第3ブ
ロックの薄膜トランジスタT3.n−1のソース電極4
2が接続する。このように隣接するブロックにおいて遠
い順に薄膜トランジスタTのソース電極42同士を信号
線で接続し、そして第2ブロックの薄膜トランジスタT
2.nのソース電極42と第3ブロックの薄膜トランジ
スタTLIのソース電極42とは信号線1′によって接
続されることになる。逆に言えば、隣接するブロック間
において距離の近い薄膜トランジスタTのソース電極4
2同士を信号線で順次接続されるようにする。
この場合、第5図に示すように、接続した配線は、その
距離が短い順に受光素子アレイ11に沿って(主走査方
向に)、受光素子アレイ11に近づけて受光素子アレイ
11の下側に配置するようにする。つまり第2ブロック
と第3ブロックの間で具体的に説明すると、最も短い信
号線1′が受光素子アレイ11に最も近くに配置され、
次に信号線2′が受光素子アレイ11に2番目に近く配
置され、このようにして最も長い信号線n′が配線群1
3の内で一番外側に配置されることになる。
以上のような構成になっているので、第2ブロックと第
3ブロックの間には信号線同士が交差することがなく、
クロストークの心配がない。
全体の様子を第5図の概略図を示すと、奇数ブロックか
ら偶数ブロックへと配線群13で接続する場合は、受光
素子アレイ11の上側に配置され、偶数ブロックから奇
数ブロックへと配線群13で接続する場合は、受光素子
アレイ11の下側に配置される。そのため、奇数ブロッ
クから偶数ブロックへの配線群13と偶数ブロックから
奇数ブロックへの配線群13とが交差することがなく、
クロストークの心配がない。
本実施例においては、第Nブロックを偶数ブロックであ
るとすると、第1ブロックの下側に駆動用IC15aを
設けたのと同様に、偶数ブロックの第Nブロックの下側
に駆動用IC15bを設ける。ここで、駆動用IC15
a内のアナログスイッチSWt〜SWnには、信号線1
′〜n′の順で接続されている。そして、第Nブロック
の薄膜トランジスタTN、1−TN、nのソース電極4
2がそれぞれ接続する信号線は駆動用IC15bに接続
されるが、駆動用IC15b内のアナログスイッチSW
1〜SWnには、駆動用IC15aから続いている信号
線が信号線n′〜1′の順でそれぞれ接続されることに
なる。
駆動用IC15a、15b内のアナログスイッチ5WI
−5Wnに接続されるn本の共通信号線14は、配線群
13から引き出され、この配線群13の信号線の配線中
に蓄積された電荷によって共通信号線14の電位が変化
し、この電位値をアナログスイッチの動作により出力線
17(COMl、2)に抽出するようになっている。こ
こで、駆動用IC1,5a、15bにおいては、アナロ
グスイッチSW1〜SWnの順で信号線の電位値を読み
出すこととなっている。
次に、カラーイメージセンサの等価回路図を第6図に示
し、その構成を説明する。第1図と同様の構成をとる部
分については同一の符号を使って説明する。
第6図に示すように、このカラーイメージセンサは、ガ
ラス等の絶縁性の基板上に併設されたn個のサンドイッ
チ型の受光素子(フォトダイオドP)11’を1ブロッ
クとし、このブロックをN個有してなる受光素子アレイ
11(PL、L〜PN、n)とし、この受光素子アレイ
11を副走査方向に受光素子アレイ11 a、 11 
b、 11 cと3本配置して受光素子アレイ列を形成
し、受光素子アレイllaには赤(R)色光を透過させ
るフィルタが設けられ、受光素子アレイ1]−bには緑
(G)色光を透過させるフィルタが設けられ、受光素子
アレイllcには青(B)色光を透過させるフィルタが
設けられ、各受光素子11′に接続された薄膜トランジ
スタ(T1.L〜TN、n)の電荷転送部12と、隣接
するブロック内の電荷転送部12相互を接続する配線群
13と、電荷転送部12から配線群13を介してブロッ
ク内の受光素子群毎に対応するn本の共通信号線14と
、共通信号線14が接続する駆動用ICl3と、駆動用
ICl3内でn本の共通信号線14の電位を出力線17
(COM)に時系列的に抽出するためのアナログスイッ
チ(S Wl −S Wn)とから構成されている。
各受光素子11′の一端は各受光素子アレイ列毎の共通
電極からVBI、VB2、VB3の電圧が印加され、第
1列の受光素子アレイllaの各受光素子11′に接続
する電荷転送部12の薄膜トランジスタ(T P T)
から導かれる配線は、第2列、第3列の受光素子アレイ
11b、11cに接続する薄膜トランジスタへ接続する
構成となっており、共通の配線として配線群13に接続
し、受光素子アレイ11のブロック内の受光素子11′
の数の共通信号線14に接続するものである。また、受
光素子アレイ11間の薄膜トランジスタのゲート電極は
それぞれブロック単位に接続され、ブロック毎にゲート
端子が設けられ、3列の受光素子アレイlla、llb
、llcに対応してゲート端子GRI−GRN、 GG
I〜GGNSGBI〜GBNが設けられている。
第7図にカラーイメージセンサの受光素子11′部分、
薄膜トランジスタ部分、それに配線群13の一部分の平
面説明図を示し、各構成部分を説明する。
受光素子11′の構成は、モノクロイメージセンサにお
いて説明したものと同様で、モノクロイメージセンサと
異なる部分は、受光素子アレイ11を副走査方向に受光
素子アレイlla、llb。
11cと3本配置して受光素子アレイ列が形成される。
透明電極24上の位置には、画像情報を色分離するカラ
ーフィルタ(図示せず)が配置されている。つまり、各
受光素子アレイ11で異なる色を読み取ることができる
カラーフィルタが設けられ、例えば、受光素子11′a
上には赤(R)色を読み取るフィルタが、受光素子11
′b上には緑(G)色を読み取るフィルタが、受光素子
ll I c上には青(B)色を読み取るフィルタが配
置されている。
また、電荷転送部12を構成する薄膜トランジスタ(T
I=j)の構成は、モノクロイメージセンサにおいて説
明した薄膜トランジスタと同様である。
ここで、第1列の受光素子アレイllaの各受光素子1
1′に接続する電荷転送部12の薄膜トランジスタと、
第2列の受光素子アレイllbにおける薄膜トランジス
タと、それに第3列の受光素子アレイllcにおける薄
膜トランジスタとの間の接続関係について第7図を使っ
て説明する。第1列〜第3列の受光素子アレイlla〜
llc内の電荷転送部12の薄膜トランジスタのソース
電極42は、ブロック単位に副走査方向に対応するよう
に、それぞれ共通信号線14となるアルミニウムの配線
30bで接続されている。つまり、共通信号線14が薄
膜トランジスタのソース電極42に接続しながら通過(
−でいく形となっている。
カラーイメージセンサにおける配線群13の構成は、モ
ノクロイメージセンサにおいて説明した配線群13と同
様である。但し、共通信号線14は、受光素子アレイ列
のブロック単位に受光素子アレイllaの薄膜トランジ
スタのソース電極42、受光素子アレイ11bの薄膜ト
ランジスタのソース電極42、受光素子アレイllcの
薄膜トランジスタのソース電極42を接続するような共
通の配線となっている。
次に、本発明に係る一実施例のイメージセンサの製造方
法について使い説明する。
まず、検査、洗浄されたガラス等の基板21上に、ゲー
ト電極25となる第1のクロム(Cr 1)層をDCス
パッタ法により750A程度の厚さで着膜する。次にこ
のCrlをフォトリソ工程とエツチング工程によりバタ
ーニングする。そしてBHF処理およびアルカリ洗浄を
行い、Crlパターン上に薄膜トランジスタ(T P 
T)部の絶縁層26とその上の半導体活性層27とまた
その上の絶縁層29を形成するために、窒化シリコン膜
(SiNx)を300OA程度の厚さで、水素化アモル
ファスシリコン(a−5i:H)を500A程度の厚さ
で、窒化シリコン膜(SiNx)を150OA程度の厚
さで順に真空を破らずにプラズマCVD (P−CVD
)により着膜する。ここで、TPTにおける下層のゲー
ト絶縁層26をbo t t om−S i Nx (
b−5i Nx)とし、上層のトップ絶縁層29をto
p−5iNx (tSiNx)とする。真空を破らずに
連続的に着膜することでそれぞれの界面の汚染を防ぐこ
とができ、S/N比の向上を図ることができる。
b−5iNx膜をP−CVDで形成する条件は、基板温
度が300〜400℃で、SiH,とNHlのガス圧力
が0. 1〜0. 5Torrで、SiH。
ガス流量が10〜505cco+で、NH8のガス流量
が100〜300 secmで、RFパワーが50〜2
00Wである。
a−5i:H膜をP−CVDて形成する条件は、基板温
度が200〜300℃で、S i H,のガス圧力が0
. 1〜0. 5Torrで、SiH,ガス流量が10
0〜300SCCI11で、RFパワーが50〜200
Wである。
t−5iNx膜をP−CVDて形成する条件は、基板温
度が200〜300℃で、SiH,とNH3のガス圧力
が0. 1〜0. 5Torrで、S i H。
ガス流量が10〜50secmで、NH3のガス流量が
100〜300secmで、RFパワーが50〜200
Wである。
次に、ゲート電極25に対応するような形状でトップ絶
縁層29を形成さるために、トップ絶縁層29の上にレ
ジストを塗布し、そして基板21の裏方向からゲート電
極25の形状パターンをマスクとして用いて裏面露光を
行い、現像して、レジスト剥離を行ってトップ絶縁層2
9のパターンを形成する。
さらにBHF処理を行い、その上にオーミックコンタク
ト層28としてn串型のa−3i:HをP−CVDによ
り100OA程度の厚さで着膜する。次に、TPTのド
レイン電極41とソース電極42および受光素子11′
の下部の金属電極22となる第2のクロム(Cr 2)
層をDCマグネトロンスパッタにより150OA程度の
厚さで着膜し、受光素子11′の光導電層23となるa
Si :HをP−CVDにより1300OA程度の厚さ
で着膜し、受光素子11′の透明電極24となるITO
をDCマグネトロンスパッタにより600A程度の厚さ
て着膜する。この時、それぞれの着膜の前にアルカリ洗
浄を行う。
この後、受光素子11″の透明電極24の個別電極を形
成するために、ITOをフォトリソ工程とエツチング工
程でバターニングする。次に同一のレジストパターンに
より光導電層23のa−3i:Hをドライエツチングに
よりバターニングする。ここで金属電極22のクロム(
Cr 2) 層は、a−8i:Hのドライエツチング時
にストッパとしての役割を果たし、バターニングされず
に残ることになる。このドライエツチング時において、
光導電層23のa−5i:H層には、サイドエッチが大
きく入るため、レジストを剥離する前に再度ITOのエ
ツチングを行う。すると、ITOの周辺裏側からさらに
エツチングされて光導電層23のa−5i:H層と同し
サイズのITOが形成される。
上記のa−8i:H層をP−CVDで形成する条件は、
基板温度が170〜250℃で、SiH4のガス圧力が
0.3〜0.7Torrで、SiH。
ガス流量が150〜3008ccI11で、RFバワー
カ100〜200Wである。
また、上記のITOをDCスパッタで形成する条件は、
基板温度が室温で、ArとO7のガス圧力が1.5X1
0−3Torrで、Arガス流量が100〜150se
cmで、0.ガス流量が1〜28ccIIで、DCパワ
ーが200〜400Wである。
次に、受光素子11′の金属電極22のクロム層とTP
Tのドレイン電極41とソース電極42のクロム層とな
るCr2をフォトリソ工程とエツチング工程でバターニ
ングし、同一レジストパターンを用いて受光素子11′
の金属電極22のクロム層の下層となるn+型のa−3
t:H層とTPTのオーミックコンタクト層28のn串
型のa−3i:H層をエツチングする。
次に、TPTのゲート絶縁層26のパターンを形成する
ために、b−5iNxをフォトリソエツチング工程によ
りバターニングする。そして、イメージセンサを覆うよ
うに絶縁層のポリイミドを1.1500A程度の厚さで
塗布し、プリベークを行って、各コンタクト部分を形成
するためにフォトリソエツチング工程を行い、再度ベー
キングする。更に第2の絶縁層のポリイミドも同様に1
1500A程度の厚さで塗布し、ベーキング、フォトリ
ソエツチング、ベーキングを行う。これにより、受光素
子11′においては金属電極22に電源を供給するコン
タクト部分と透明電極24から電荷を取り出す部分、T
PTにおいては受光素子11′で生じた電荷を転送する
配線30aが接続するコンタクト部分と配線群13へと
電荷を導き出すコンタクト部分が形成される。この後に
、コンタクト部分等に残ったポリイミドを完全に除去す
るために、02でプラズマにさらすDescumを行つ
〇 次に、アルミニウム(AI)をDCマグネトロンスパッ
タによりイメージセンサ全体を覆うように15000A
程度の厚さで着膜し、所望のパターンを得るためにフォ
トリソエツチング工程でバターニングする。これにより
、受光素子11′においては、金属電極22に電源を供
給する配線部分と、透明電極24から電荷を取り出し、
TPTのドレイン電極41に接続する配線30a部分と
、TPTのソース電極42に接続する構成の配線群13
の配線のパターンが形成される。
最後に、バシベーシざン層(図示せず)となるポリイミ
ドを塗布し、プリベークを行った後にフォトリソエツチ
ング工程でバターニングを行い、さらにベーキングして
パシベーション層を形成する。この後、Deseumを
行い、不要に残っているポリイミドを取り除く。
そして、カラーイメージセンサの場合は、各受光素子ア
レイ11上にカラーフィルタを形成し、例えば、第1の
受光素子アレイllaに赤色を通過させるフィルタを、
第2の受光素子アレイ11bに緑色を通過させるフィル
タを、第3の受光素子アレイ11. cに青色を通過さ
せるフィルタを設ける。その後、駆動用ICl3等を実
装し、ワイヤボンディング、組み立てが為され、イメー
ジセンサが完成する。
上記配線群13は、TPTのソース電極42に接続する
構成で、受光素子アレイ11又は受光素子アレイ列を蛇
行するパターンにて全体をアルミニウム(AI)で形成
しているため、配線群13全体の抵抗値を下げることが
可能となる。
また、別の配線群の構成として、配線群13の縦配線部
分で、特に受光素子11′と隣接する受光素子11′と
の間を通過させる配線部分のみをゲート電極25を構成
するクロム(Crl)のパターンを形成するのと同時に
形成し、他の配線群の部分は絶縁層26にコンタクトホ
ールを設けてアルミニウムで形成するようにし、配線群
13の横配線部分のパターンと縦配線部分であっても受
光素子11′と隣接する受光素子11′との間を通過さ
せる配線部分以外のパターンをアルミニウムで形成する
ようにすることも考えられる。このような構成にすると
、受光素子11′と隣接する受光素子11′との間の間
隔が充分広く取れない場合であっても、Crlを用いて
配線を構成すれば受光素子11′と隣接する受光素子1
1′との間に配線を形成することがてき、更に受光素子
1コ−′の金属電極22に一定のバイアス電圧が掛って
いるため、隣接する受光素子の電圧変化の影響(クロス
トーク)がCrlの配線に及ぶのを、この金属電極22
でシールドする効果がある。
更に、別の配線群の構成として、ゲート電極25のクロ
ム(Crl)を形成するのと同時に配線群13全般をC
r1−で形成することも考えられる。
次に、本発明に係る一実施例のイメージセンサの駆動方
法について説明する。
受光素子アレイ11上に配置された原稿(図示せず)に
光源(図示せず)からの光が照射されると、その反射光
が受光素子(フォトダイオードP)に照射【7、原稿の
濃淡に応じた電荷を発生させ、受光素子11′の寄生容
量等に蓄積される。ゲートパルス発生回路(図示せず)
からゲート信号線Giを経由して伝達されたゲートパル
スφGに基づき薄膜トランジスタTがオンの状態になる
と、フォトダイオードPDと共通信号線14側を接続し
て受光素子・11′の寄生容量等に蓄積された電荷を配
線群13の配線容量に転送蓄積される。
具体的に第1ブロックのフォトダイオードPI。
1〜Pi、nに電荷が発生した場合について説明すると
、ゲートパルス発生回路からゲートパルスφG+が印加
されると、薄膜トランジスタTI、1〜T1、nがオン
の状態になり、フォトダイオードP11−PI、nに発
生した電荷か配線群13全般に均一に分散して転送蓄積
される。つまり、フォトダイオードP1.Iの電荷は信
号線1′全般の配線容量へ、フォトダイオードP1,2
の電荷は信号線2′全般の配線容量へ、そしてフォトダ
イオードP1、nの電荷は信号線n′全般の配線容量へ
と転送蓄積される。
次に、第1図と第5図に示すように、本実施例では2個
の駆動用IC15a、]、5bを設けているため、2個
の駆動用IC15a、15b相互の動作関係を説明する
。2個の駆動用IC15a、15bは、第8図に示すよ
うにそれぞれ接続されていて、駆動用IC15aには外
部より配線容量に生じる電位の読み出しを開始するスタ
ート信号φSを読み込む構成となっており、スタート信
号φSを信号読み込み端子STIで読み込むと、第1ブ
ロックに関する配線容量の電位を駆動用IC15a内に
読み込み、駆動用IC15a内のスイッチSWI〜SW
nを順次オンにして第1ブロックのフォトダイオードP
i、1−P1..nで発生し、信号線1′〜n′の配線
容量に蓄積された電荷をCOMIより読み出すこととな
る。
第1ブロックの読み出しが終了した場合、信号が駆動用
IC15a内の信号発生端子CRIから駆動用IC15
b内の信号読み込み端子ST2及びC32に伝達され、
当該信号を受は取った駆動用IC15bは、駆動用IC
15b内のスイッチSW1〜SWnを順次オンにして第
2ブロックのフォトダイオードP2,1〜P 2.nで
発生し、信号線1′〜n′の配線容量に蓄積された電荷
をC0M2より読み出すこととなる。端子ST2と端子
C32は、内部でOR回路に接続されているため、いず
れか一方に信号が人力されると、駆動用IC1、5 b
が動作可能な状態となり、1ブロック(ここでは第2ブ
ロック)の電荷を読むよう作動する。
さらに、第2ブロックの読み出しが終了した場合、信号
が駆動用IC15b内の信号発生端子CR2から駆動用
IC15a内の信号読み込み端子C81に伝達され、当
該信号を受は取った駆動用IC15aは、第3ブロック
に関する電荷をC0M1より読み出すこととなる。端子
C3Iも端子C32と同様に信号が伝えられると、1ブ
ロック(ここでは第3ブロック)の電荷を読むよう作動
する。
このようにして、受光素子アレイ11の第1ブロックか
ら第Nブロックまでの電荷を駆動用IC15aのCOM
Iと駆動用IC15bのC0M2から交互にCOMに読
み出すこととなっており、CRIから信号が発生した時
は、COMIからの出力はC5Iに信号が入るまでオフ
の状態になり、同様に、CR2から信号が発生した時は
、C0M2からの出力はCS2に信号が入るまでオフの
状態になる。
駆動用IC1,5a、15bには、外部から一定間隔で
クロックパルスφCkが送り込まれており、上記COM
IとC0M2からの交互の出力動作によって、第Nブロ
ックの電荷の読取りを行って、駆動用ICの動作が終了
し、原稿の1ラインの読取りが終了する。
そして、COMIとC0M2を連結させて、COMIと
C0M2から交互にCOMに出力された画像信号は、第
1ブロックから第Nブロックまでの全体の画像信号とな
る。
このように、駆動用IC15aで奇数ブロックに関する
電荷を読み出し、駆動用IC15bで偶数ブロックに関
する電荷を読み出すようにしているのは、第9図で示す
奇数偶数ブロックにおける電荷の読み出し順位(方向)
が反対になるからである。つまり、駆動用IC15aは
、信号線1′〜n′に蓄積された電荷をアナログスイッ
チSW1〜SWnで信号線1′〜n′の順で読み取り、
COMIより出力するようになっているので、第1ブロ
ック〜第Nブロックの電荷を読み出そうとすれば、奇数
ブロックではフォトダイオードPの1番目〜n番目の電
荷が信号線1′〜n′に蓄積されるため、信号線1′〜
n′の順で読み出すようになっているが、偶数ブロック
ではフォトダイオードPの1番目〜n番目の電荷が信号
線n 〜1′に蓄積されるため、信号線n′〜1′の順
で読み出すようになるので、偶数ブロックでは信号の読
み出し順序か逆になる。そこで、駆動用IC15aでは
奇数ブロックでの電荷のみを選択的に読み出すこととす
る。
その反対に、駆動用IC15bでは偶数ブロックでの電
荷を読み出しが正常に行われる。つまり、偶数ブロック
ではフォトダイオードPの1番目〜n番目の電荷が信号
線n 〜1′に蓄積されるが、駆動用I C]、 5 
bでは信号線n′〜1′の電荷の順で読み取り、C0M
2で出力するようになっているので、C0M2には、偶
数ブロックのフォトダイオードPの1番目〜n番目で発
生した電荷を画像信号として出力されることになる。逆
に、奇数ブロックにおいてはフォトダイオードPのn番
目〜1番目で発生した電荷を画像信号として出力される
ことになる。そのため駆動用IC15bでは偶数ブロッ
クでの電荷のみを選択的に読み出すこととする。
以上のように駆動用IC15a、15bがそれぞれ奇数
、偶数ブロックを選択的にCOMIとC0M2から出力
し、それらを交互に総合してCOMより出力すると、第
9図のCOMに示すように、第1ブロック〜第Nブロッ
クの画像信号を順次出力するができる。
本実施例によれば、複数の受光素子11′を1ブロック
とし、ブロック内の各受光素子1−1′に接続する薄膜
トランジスタのソース電極42と隣接するブロック内の
各受光素子11′に接続する薄膜トランジスタのソース
電極42との間の配線が、ブロック内の薄膜トランジス
タのソース電極42と隣接するブロック内の薄膜トラン
ジスタのソース電極42との距離の近い順に接続し、更
にブロック内の薄膜トランジスタのソース電極42と隣
接するブロック内の薄膜トランジスタのソースミ極42
との間の配線がブロック単位に受光素子アレイ11の主
走査方向に対して交互に配線を配置するようにし、接続
した配線は短い方の配線を受光素子アレイ11側に順に
配置するようにしているので、信号線同士が交差するこ
とがなく、配線群13か相互に影響し合うことがなく、
配線群13の配線容量に蓄積された電荷を正確に読み出
すことができ、クロストーク等の発生を防止して、イメ
ージセンサの階調の再現性を向上させる効果がある。
また、本実施例においては、駆動用ICを2個設けて、
一方の駆動用IC15aで奇数ブロックで発生した電荷
を読み出すようにし、他方の駆動用I C1,5bで偶
数ブロックで発生した電荷を読み出すようにして、両方
の駆動用ICからの出力を合成させて画像信号としてい
るので、1個の駆動用ICで画像信号を出力する場合よ
り出力処理が容易となる効果がある。
カラーイメージセンサの駆動方法は、基本的にはモノク
ロイメージセンサの駆動方法と同じで、複数の受光素子
11′を1ブロックとしてブロック単位で電荷を読み出
し、第1の受光素子アレイ11a(赤色反応)の読み取
りを行うと、次に第2の受光素子アレイ11b(緑色反
応)の読み取りを行い、そして第3の受光素子アレイ1
1C(青色反応)の読み取りを行う。読み取られた第1
〜第3の受光素子アレイ11. a〜11Cの画像信号
(画像データ)をセンサ外部のメモリ(図示せず)に収
納し、各受光素子アレイの配置されている間隔を計算し
て画像データを合成することになる。
このカラーイメージセンサの本実施例によれば、カラー
イメージセンサの副走査方向に3列並設した受光素子ア
レイ列について、複数の受光素子11′を1ブロックと
し、各列内の各受光素子11′に接続する薄膜トランジ
スタのソース電極42をブロック単位に副走査方向に対
応するように配線で接続して共通の配線とし、副走査方
向に対応するブロック内の薄膜トランジスタのソース電
極42を結ぶ共通の配線と隣接するブロック内の薄膜ト
ランジスタのソース電極42を結ぶ共通の配線との間の
配線が、ブロック内の薄膜トランジスタのソース電極4
2と隣接するブロック内の薄膜トランジスタのソース電
極42との距離の近い順に接続するようにし、更に受光
素子アレイ列においては隣接するブロック単位に主走査
方向に対して交互に配線を配置するようにし、接続した
配線は短い方の配線を受光素子アレイ列側に順に配置す
るようにしているので、信号線同士が交差することがな
く、配線群13が相互に影響し合うことかなく、配線群
13の配線容量に蓄積された電荷を正確に読み出すこと
ができ、クロストーク等の発生を防止して、イメージセ
ンサの階調の再現性を向上させる効果がある。
また、第10図の等価回路に示すように、1個の駆動用
ICで画像信号を出力処理することも可能である。この
場合、上述したように1個の駆動用ICで画像信号を出
力しようとすると、奇数ブロックと偶数ブロックにおけ
る電荷の読み出し順位(方向)が反対になるため、外部
回路のメモリ(図示せず)に−旦入力して、画像信号の
出力順位を変えて時系列的に出力することが必要である
この実施例によれば、駆動用ICが2個から1個に減少
するので、コスト低減、センサ部のスペース部分の縮小
、ワイヤボンディング数の減少による歩留りの向上が図
られる。
本実施例のイメージセンサは、第Nブロックが偶数であ
る場合であるが、別の実施例として、第Nブロックが奇
数である場合もある。この場合は、第11図に示すよう
に第N−1ブロックの薄膜トランジスタTN−1,1〜
TN−1,nの下側に駆動用IC15bを設けるように
し、第8図のように駆動用IC15aと駆動用IC15
bを接続すれば、駆動用IC15bのC0M2からは偶
数ブロックに関する電荷のみを選択的に出力することが
可能である。また、第12図に示すように第Nブロック
の薄膜トランジスタTN、l〜TN、nの上側に、駆動
用IC15bを配置するように設けて、第8図のように
駆動用IC15aと駆動用I C1,5bを接続すれば
、駆動用IC15bのC0M2からは偶数ブロックに関
する電荷のみを選択的に出力することが可能である。
上記第1−0図に示した駆動用ICl3が1個の構成、
または第11図及び第12図に示した第Nブロックが奇
数である場合の構成は、カラーイメージセンサにも応用
できるものである。
さらに、以上の構成に加えて、各々の信号線の間にグラ
ンド線を平行に配線するば、並列する信号線同士のクロ
ストークの影響もなくすことができ、また信号線におけ
る配線容量も増やすことが可能である。
(発明の効果) 請求項1記載の発明によれば、TPT駆動型のモノクロ
イメージセンサにおいて、受光素rアレイの主走査方向
に対して両側に配線構造を設けることとし、受光素子ア
レイ内の複数の受光素子を分割して1ブロックとし、受
光素子アレイにおけるブロック内の受光素子にそれぞれ
接続するスイッチング素子と隣接するブロック内のスイ
ッチング素子とを接続する配線は前記ブロック内のスイ
ッチング素子と隣接するブロック内のスイッチング素子
との距離の近い順に接続し、更にブロック内のスイッチ
ング素子と隣接するブロック内のスイッチング素子とを
接続する配線はブロック単位に受光素子アレイの主走査
方向に対して交互に配線を配置するようにし、接続した
配線は短い方の配線を受光素子アレイ側に順に配置する
ようにしているので、信号線同士が交差することがなく
、そのため配線が相互に影響し合うことがなく、配線の
配線容量に蓄積された電荷を正確に読み出すことかでき
、クロストーク等の発生を防止して、イメージセンサの
階調の再現性を向上させる効果かある。
請求項2記載の発明によれば、TPT駆動型のカラーイ
メージセンサにおいて、受光素子アレイ列の主走査方向
に対して両側に配線構造を設けることとし、受光素子ア
レイ内の複数の受光素子を分割して1ブロックとし、1
列の受光素子アレイの各受光素子に接続するスイッチン
グ素子と別列の受光素子アレイにおけるスイッチング素
子とをブロック)1を位に副走査方向に対応するように
配線で接続するようにして共通の配線とし、副走査方向
に対応するブロック内のスイッチング素子を接続する共
通の配線と隣接するブロック内のスイッチング素子を接
続する共通の配線とを接続する配線は前記ブロック内の
スイッチング素子と隣接するブロック内のスイッチング
素rとの距離の近い順に接続し、更にブロック内のスイ
ッチング素子を接続する共通の配線と隣接するブロック
内のスイッチング素子を接続する共通の配線とを接続す
る配線はブロック単位に受光素子アレイ列の主走査方向
に対して交互に配線を配置するようにし、接続した配線
は短い方の配線を受光素子アレイ列側に順に配置するよ
うにしているので、信号線同士が交差することがなく、
そのため配線が相互に影響し合うことがなく、配線の配
線容量に蓄積された電荷を正確に読み出すことができ、
クロストク等の発生を防止して、イメージセンサの階調
の再現性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るイメージセンサの等価
回路図、第2図は本発明の一実施例に係るイメージセン
サの受光素子、電荷転送部と配線群の一部の平面説明図
、第3図は第2図のA−A′の断面説明図、第4図は第
2図のB−B’の断面説明図、第5図は本発明の一実施
例に係るイメジセンサの配線群の概略図、第6図は本発
明の一実施例に係るカラーイメージセンサの等価回路図
、第7図は本発明の一実施例に係るカラーイメージセン
サの受光素子、電荷転送部と配線群の一部の平面説明図
、第8図は本発明の一実施例に係るイメージセンサの駆
動用ICの接続構成図、第9図は第8図の駆動用ICか
らの出力説明図、第10図は本発明の別の実施例に係る
イメージセンサの等価回路図、第11図は本発明の別の
実施例に係るイメージセンサの等価回路図、第12図は
本発明の別の実施例に係るイメージセンサの等価回路図
、第13図は従来のイメージセンサの等価回路図、第1
4図は第13図における多層配線構造の平面説明図、第
15図は第14図のc−c’の断面説明図、第16図は
マトリックス状の多層配線を有するTPT駆動型カラー
イメージセンサの等価回路図である。 11.51・・・・・・受光素子アレイ12.52・・
・・・・電荷転送部 13、・・・・・・・・・・・・配線群14.54・・
・・・・共通信号線 15.55・・・・・・駆動用IC 17,57・・・・・・出力線 21・・・・・・・・・基板 22・・・・・・・・金属電極 23・・・・・・・・光導電層 24・・・・・・・・透明電極 25・・・・・・・・・ゲート電極 26・・・・・・・・・絶縁層 27・・・・・・・・・半導体活性層 28・・・・・・・・・オーミックコンタクト層29・
・・・・・・・・トップ絶縁層 30・・・・・・・・アルミニウム層 31・・・・・・・・・下層信号線 32・・・・・・・・・上層信号線 33・・・・・・・・・絶縁層 34・・・・・・・・・コンタクトホール35・・・・
・・・・・信号線 36・・・・・・・・・コンタクト部 41・・・・・・・・・ドレイン電極 42・・・・・・・・・ソース電極 53・・・・・・・・・多層配線 [;−ニー) 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の受光素子を1ブロックとして複数ブロック
    を主走査方向にライン状に配列して成る受光素子アレイ
    と、前記受光素子で発生した電荷をブロック毎に転送す
    る複数のスイッチング素子と、前記電荷を画像信号とし
    て出力する駆動用ICとを有するイメージセンサにおい
    て、 前記受光素子アレイにおけるブロック内のスイッチング
    素子と隣接するブロック内のスイッチング素子とをそれ
    ぞれ距離の近い順に配線で接続し、前記受光素子アレイ
    におけるブロック内のスイッチング素子から両隣りのブ
    ロック内のスイッチング素子への配線は前記受光素子ア
    レイの主走査方向に対して互いに反対側に位置するよう
    に接続し、前記接続された配線の長さの短い順に前記配
    線を前記受光素子アレイに近い順で配置したことを特徴
    とするイメージセンサ。
  2. (2)複数の受光素子を1ブロックとして複数ブロック
    を主走査方向にライン状に配列して成る受光素子アレイ
    を副走査方向に複数列並設した受光素子アレイ列と、前
    記受光素子で発生した電荷をブロック毎に転送する複数
    のスイッチング素子と、前記電荷を画像信号として出力
    する駆動用ICとを有するイメージセンサにおいて、 前記1列の受光素子アレイのスイッチング素子と別列の
    受光素子アレイのスイッチング素子とをブロック単位に
    副走査方向に対応するよう接続して共通の配線とし、前
    記受光素子アレイ列の副走査方向に対応するブロック内
    のスイッチング素子を接続する前記共通の配線と隣接す
    るブロック内のスイッチング素子を接続する前記共通の
    配線とをそれぞれ距離の近い順に配線で接続し、前記受
    光素子アレイ列におけるブロック内のスイッチング素子
    に接続する前記共通の配線から両隣りのブロック内のス
    イッチング素子に接続する前記共通の配線への配線の接
    続は前記受光素子アレイ列の主走査方向に対して互いに
    反対側に位置するように接続し、前記接続された配線の
    長さの短い順に前記配線を前記受光素子アレイ列に近い
    順で配置したことを特徴とするイメージセンサ。
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US07/936,837 US5348892A (en) 1990-04-26 1992-08-28 Image sensor and method of manufacturing the same

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JP26629989 1989-10-16
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669486A (ja) * 1991-11-06 1994-03-11 Gold Star Co Ltd カラーコンタクトイメージセンサー及びその製造方法
US5814872A (en) * 1994-05-25 1998-09-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Integrated circuit and thin film integrated circuit
KR100383920B1 (ko) * 2000-09-01 2003-05-14 엘지.필립스 엘시디 주식회사 박막트랜지스터형 광센서
JP2010199710A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Canon Inc 固体撮像装置

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