JPH0319822B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319822B2 JPH0319822B2 JP58147388A JP14738883A JPH0319822B2 JP H0319822 B2 JPH0319822 B2 JP H0319822B2 JP 58147388 A JP58147388 A JP 58147388A JP 14738883 A JP14738883 A JP 14738883A JP H0319822 B2 JPH0319822 B2 JP H0319822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- rack shaft
- housing
- stopper member
- steering device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 13
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- LQIAZOCLNBBZQK-UHFFFAOYSA-N 1-(1,2-Diphosphanylethyl)pyrrolidin-2-one Chemical compound PCC(P)N1CCCC1=O LQIAZOCLNBBZQK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D3/00—Steering gears
- B62D3/02—Steering gears mechanical
- B62D3/12—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/1967—Rack and pinion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20582—Levers
- Y10T74/2063—Stops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ラツクピニオン型舵取装置に係り、
特に操向車輪に操舵力を伝達するトラツクロツド
がラツク軸の中央部に連結されているセンター・
テイクオフ・タイプのラツクピニオン型舵取装置
に関するものである。
特に操向車輪に操舵力を伝達するトラツクロツド
がラツク軸の中央部に連結されているセンター・
テイクオフ・タイプのラツクピニオン型舵取装置
に関するものである。
一般に、センター・テイクオフ・タイプのラツ
クピニオン型舵取装置は、ラツク軸の往復動を伝
達して操向車輪を転向させるトラツクロツドをラ
ツク軸両端面に連結せず、ラツク軸の中間部に、
ラツクハウジングに形成した長孔を介してボルト
等により連結したものであり、このラツク軸の軸
方向の移動端を規制するために、トラツクロツド
を連結するための一対のボルトによつてラツク軸
上にストツパ部材を固定し、このストツパ部材の
端面を上記ラツクハウジングの長孔端面に干渉さ
せてラツク軸を停止させるようにしていた。
クピニオン型舵取装置は、ラツク軸の往復動を伝
達して操向車輪を転向させるトラツクロツドをラ
ツク軸両端面に連結せず、ラツク軸の中間部に、
ラツクハウジングに形成した長孔を介してボルト
等により連結したものであり、このラツク軸の軸
方向の移動端を規制するために、トラツクロツド
を連結するための一対のボルトによつてラツク軸
上にストツパ部材を固定し、このストツパ部材の
端面を上記ラツクハウジングの長孔端面に干渉さ
せてラツク軸を停止させるようにしていた。
このような従来の舵取装置は、ラツクハウジン
グが金属から構成され、ストツパ部材としては金
属又は樹脂製のいずれかのものが用いられてい
た。そのストツパ部材が金属製の場合には、充分
な強度を有しているので、ストロークを制限する
機能には信頼性があるが、金属同士の大きな衝突
音が発生し好ましくない。又、樹脂製ストツパの
場合には、衝突音を減少させるという効果はある
が、ストローク制限機能には充分な信頼性を得る
ことができないという欠点があつた。
グが金属から構成され、ストツパ部材としては金
属又は樹脂製のいずれかのものが用いられてい
た。そのストツパ部材が金属製の場合には、充分
な強度を有しているので、ストロークを制限する
機能には信頼性があるが、金属同士の大きな衝突
音が発生し好ましくない。又、樹脂製ストツパの
場合には、衝突音を減少させるという効果はある
が、ストローク制限機能には充分な信頼性を得る
ことができないという欠点があつた。
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、ラツ
クハウジング内に往復動自在に支持されたラツク
軸と、このラツク軸に噛合されステアリングハン
ドルの回転によつて回転されてラツク軸を移動さ
せるピニオンと、上記ラツク軸に螺合されて、上
記ハウジングに形成された軸方向長孔から突出す
るとともにその突出部に、操向車輪を転向させる
一対のトラツクロツドがそれぞれ連結された一対
のボルトと、上記ラツク軸上にこれらボルトを介
して固定され、ラツク軸の移動時に上記ハウジン
グ長孔の軸方向端面に干渉してラツク軸の往復動
を規制するストツパ部材とを備えたラツクピニオ
ン型舵取装置において、上記ハウジング長孔の軸
方向端面を円弧状面に形成するとともに、これに
円弧状端面で干渉する上記ストツパ部材を金属材
により形成し、このストツパ部材と上記長孔端面
とが接触する円弧状面のいずれか一方の側の一部
分に、両者の干渉時の衝撃を吸収する弾性体をそ
の先端円弧状面が上記接触面よりも外方へ突出す
るように埋設したことを特徴とし、これにより衝
突音を減少させつつストローク制限機能を確保す
ることができるラツクピニオン型舵取装置を提供
するものである。
クハウジング内に往復動自在に支持されたラツク
軸と、このラツク軸に噛合されステアリングハン
ドルの回転によつて回転されてラツク軸を移動さ
せるピニオンと、上記ラツク軸に螺合されて、上
記ハウジングに形成された軸方向長孔から突出す
るとともにその突出部に、操向車輪を転向させる
一対のトラツクロツドがそれぞれ連結された一対
のボルトと、上記ラツク軸上にこれらボルトを介
して固定され、ラツク軸の移動時に上記ハウジン
グ長孔の軸方向端面に干渉してラツク軸の往復動
を規制するストツパ部材とを備えたラツクピニオ
ン型舵取装置において、上記ハウジング長孔の軸
方向端面を円弧状面に形成するとともに、これに
円弧状端面で干渉する上記ストツパ部材を金属材
により形成し、このストツパ部材と上記長孔端面
とが接触する円弧状面のいずれか一方の側の一部
分に、両者の干渉時の衝撃を吸収する弾性体をそ
の先端円弧状面が上記接触面よりも外方へ突出す
るように埋設したことを特徴とし、これにより衝
突音を減少させつつストローク制限機能を確保す
ることができるラツクピニオン型舵取装置を提供
するものである。
以下、図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。第１図はセンター・テイクオフ・タイプのラ
ツクピニオン型舵取装置を示し、ラツクハウジン
グ１内に摺動自在に支持されたラツク軸２の一端
部にはラツク歯３が形成され、他方端には一対の
ボルト４，５が螺合されラツクハウジングに設け
られた長孔６から突出している。このボルト４，
５にはそれぞれラツク軸２の軸方向に沿つて延び
るトラツクロツド（図示せず）が連結され、これ
らトラツクロツドの他方端部に連結された一対の
操向車輪は、ラツク軸２の往復動に伴なつて左右
いずれかの方向に転向される。また、上記ラツク
歯３には図示しないステアリングハンドルによつ
て回転されるピニオン７が噛合され、ステアリン
グハンドルの回転をピニオン７およびラツク軸２
を介して操向車輪の左右方向への偏位として伝達
する従来周知のラツクピニオン型舵取装置が構成
されている。
る。第１図はセンター・テイクオフ・タイプのラ
ツクピニオン型舵取装置を示し、ラツクハウジン
グ１内に摺動自在に支持されたラツク軸２の一端
部にはラツク歯３が形成され、他方端には一対の
ボルト４，５が螺合されラツクハウジングに設け
られた長孔６から突出している。このボルト４，
５にはそれぞれラツク軸２の軸方向に沿つて延び
るトラツクロツド（図示せず）が連結され、これ
らトラツクロツドの他方端部に連結された一対の
操向車輪は、ラツク軸２の往復動に伴なつて左右
いずれかの方向に転向される。また、上記ラツク
歯３には図示しないステアリングハンドルによつ
て回転されるピニオン７が噛合され、ステアリン
グハンドルの回転をピニオン７およびラツク軸２
を介して操向車輪の左右方向への偏位として伝達
する従来周知のラツクピニオン型舵取装置が構成
されている。
上記ラツクハウジングの長孔６は、ラツク軸２
が軸方向に移動可能な長さに亘つて穿設されてお
り、この部分のラツクハウジング１外周はハウジ
ング内に異物が侵入するのを防止するための可撓
性材料からなるブーツ８によつて覆われている。
ラツク軸２上には上記一対のボルト４，５によつ
てストツパ部材９が固定されており、ラツク軸２
の左右方向への移動量は、このストツパ部材９が
上記長孔６の軸方向端面６ａ，６ｂに干渉するこ
とによつて規制される。
が軸方向に移動可能な長さに亘つて穿設されてお
り、この部分のラツクハウジング１外周はハウジ
ング内に異物が侵入するのを防止するための可撓
性材料からなるブーツ８によつて覆われている。
ラツク軸２上には上記一対のボルト４，５によつ
てストツパ部材９が固定されており、ラツク軸２
の左右方向への移動量は、このストツパ部材９が
上記長孔６の軸方向端面６ａ，６ｂに干渉するこ
とによつて規制される。
このストツパ部の構造について、第２図〜第４
図により詳細に説明する。ストツパ部材９は、そ
の本体１０が金属素材から成り、長手方向両端面
の下部には樹脂等の弾性体１１，１１が取り付け
られている。これら弾性体１１，１１は、第３図
及び第４図に示すように、金属本体１０の高さｈ
の略1/2の高さh′を有する半円弧状に形成され、
両端には内方へ折曲された一対の係合部１１ａ，
１１ａが設けられている。又、円弧状の外周面上
部には突出部１１ｂが形成されている。
図により詳細に説明する。ストツパ部材９は、そ
の本体１０が金属素材から成り、長手方向両端面
の下部には樹脂等の弾性体１１，１１が取り付け
られている。これら弾性体１１，１１は、第３図
及び第４図に示すように、金属本体１０の高さｈ
の略1/2の高さh′を有する半円弧状に形成され、
両端には内方へ折曲された一対の係合部１１ａ，
１１ａが設けられている。又、円弧状の外周面上
部には突出部１１ｂが形成されている。
一方、金属本体１０は、両端部外周１０ａが半
円弧状に形成され、さらにその外周部１０ａの下
半分は、上記弾性体１１の内径と略一致する外径
を有する小径部１０ｂとなつている。又、その半
円弧状小径部１０ｂの両端は内方へ切り欠かれ１
０ｃ，１０ｃ、上記係合部１１ａ，１１ａと係合
して弾性体１１が本体１０から脱落するのを防止
するようになつている。
円弧状に形成され、さらにその外周部１０ａの下
半分は、上記弾性体１１の内径と略一致する外径
を有する小径部１０ｂとなつている。又、その半
円弧状小径部１０ｂの両端は内方へ切り欠かれ１
０ｃ，１０ｃ、上記係合部１１ａ，１１ａと係合
して弾性体１１が本体１０から脱落するのを防止
するようになつている。
ストツパ部材が以上のように構成されているの
で、操舵角を大きくとつた場合、ラツク軸２がピ
ニオン７を介して軸方向に移動され、ストツパ部
材９が上記長孔の端面６ａ，６ｂに干渉してスト
ロークを制限する際に、低荷重の場合であれば、
上記弾性体１１の上方突出部１１ｂのみが端面６
ａ，６ｂに接触するので衝突音が発生することが
なく、又、中〜大荷重時には、先ず弾性体１１の
突出部１１ｂが上記端面６ａ，６ｂに接触し、次
いでこの突出部１１ｂが徐々に圧縮されつつ運動
エネルギーを吸収し、ストツパ部材９とハウジン
グ１との衝突速度を下げることにより衝突音をな
くし、最終的には金属本体１０の上方外周部１０
ａが長孔の端面６ａ，６ｂに干渉してストローク
制限機能を果たすので、信頼性の高いストローク
制限機能と、衝突音の発生防止という２つの要求
を同時に達成することができる。
で、操舵角を大きくとつた場合、ラツク軸２がピ
ニオン７を介して軸方向に移動され、ストツパ部
材９が上記長孔の端面６ａ，６ｂに干渉してスト
ロークを制限する際に、低荷重の場合であれば、
上記弾性体１１の上方突出部１１ｂのみが端面６
ａ，６ｂに接触するので衝突音が発生することが
なく、又、中〜大荷重時には、先ず弾性体１１の
突出部１１ｂが上記端面６ａ，６ｂに接触し、次
いでこの突出部１１ｂが徐々に圧縮されつつ運動
エネルギーを吸収し、ストツパ部材９とハウジン
グ１との衝突速度を下げることにより衝突音をな
くし、最終的には金属本体１０の上方外周部１０
ａが長孔の端面６ａ，６ｂに干渉してストローク
制限機能を果たすので、信頼性の高いストローク
制限機能と、衝突音の発生防止という２つの要求
を同時に達成することができる。
第５図〜第８図は、ストツパ部材９の金属本体
１０に取り付けられる弾性体１１の他の例を示す
もので、第５図は弾性体１１の突出部１１ｂが波
状に形成されたものであり、第６図は突出部１１
ｂが平面状に形成されたものである。又、第７図
ａ，ｂは略直方体状の弾性体１１をその一部を外
部に露出させて本体１０の端部内に埋め込んだも
のであり、第８図はＯリング状の弾性体１１を両
端部だけが外部に露出するようにして本体１０の
外周に嵌着したものである。尚、弾性体１１の形
状はこれらのものに限らず、本体１０の長手方向
両端部に一部を突出させるようにして埋め込ま
れ、ストロークエンドにおいて、ハウジングに先
ず弾性体１１が接触した後金属本体１０が接触し
うるものであれば良い。
１０に取り付けられる弾性体１１の他の例を示す
もので、第５図は弾性体１１の突出部１１ｂが波
状に形成されたものであり、第６図は突出部１１
ｂが平面状に形成されたものである。又、第７図
ａ，ｂは略直方体状の弾性体１１をその一部を外
部に露出させて本体１０の端部内に埋め込んだも
のであり、第８図はＯリング状の弾性体１１を両
端部だけが外部に露出するようにして本体１０の
外周に嵌着したものである。尚、弾性体１１の形
状はこれらのものに限らず、本体１０の長手方向
両端部に一部を突出させるようにして埋め込ま
れ、ストロークエンドにおいて、ハウジングに先
ず弾性体１１が接触した後金属本体１０が接触し
うるものであれば良い。
第９図〜第１１図は他の実施例を示すもので、
上記実施例と異なり、弾性体はハウジング側に設
けられている。第１０図に示すように、ハウジン
グ長孔の端面６ａ，６ｂの上半分には略半円弧状
の凹部１２が形成され、この凹部１２内に弾性体
１３が取付けられている。弾性体１９は上記凹部
１２の深さｄよりも大きい厚みｔを有する半円弧
状をなし（第１１図参照）、上記凹部１２内に取
付けられたときに、長孔の端面６ａ，６ｂの下部
６a′，６b′よりも内方へ突出するようになつてい
る。従つて、ラツク軸２のストロークエンドでス
トツパ部材９が長孔端面６ａ，６ｂに接触する場
合、先ず弾性体１３の突出部分１３ａがストツパ
部材９に当接した後、端面６ａ，６ｂ下部の金属
面６a′，６b′がストツパ部材９に接触してストロ
ークを確実に規制するので、上記第１の実施例と
同様に、ストロークを制限するという基本的機能
の信頼性を確保しつつ衝突音を和らげるという２
つの目的を同時に達成することができる。
上記実施例と異なり、弾性体はハウジング側に設
けられている。第１０図に示すように、ハウジン
グ長孔の端面６ａ，６ｂの上半分には略半円弧状
の凹部１２が形成され、この凹部１２内に弾性体
１３が取付けられている。弾性体１９は上記凹部
１２の深さｄよりも大きい厚みｔを有する半円弧
状をなし（第１１図参照）、上記凹部１２内に取
付けられたときに、長孔の端面６ａ，６ｂの下部
６a′，６b′よりも内方へ突出するようになつてい
る。従つて、ラツク軸２のストロークエンドでス
トツパ部材９が長孔端面６ａ，６ｂに接触する場
合、先ず弾性体１３の突出部分１３ａがストツパ
部材９に当接した後、端面６ａ，６ｂ下部の金属
面６a′，６b′がストツパ部材９に接触してストロ
ークを確実に規制するので、上記第１の実施例と
同様に、ストロークを制限するという基本的機能
の信頼性を確保しつつ衝突音を和らげるという２
つの目的を同時に達成することができる。
第１２図はハウジング１側に取付ける弾性体の
他の例を示す。この弾性体１４はＬ字状の金属片
１５に焼付け等により固定されており、この金属
片１５部分でビス１６によりハウジング１に取付
けられている。この例の弾性体１４の果たす機能
は上記各実施例と同様であるが、ハウジング１か
らの脱落を確実に防止することができる。
他の例を示す。この弾性体１４はＬ字状の金属片
１５に焼付け等により固定されており、この金属
片１５部分でビス１６によりハウジング１に取付
けられている。この例の弾性体１４の果たす機能
は上記各実施例と同様であるが、ハウジング１か
らの脱落を確実に防止することができる。
以上述べたように、本発明によれば、ハウジン
グ長孔の軸方向端面を円弧状面に形成するととも
に、これに円弧状端面で干渉する上記ストツパ部
材を金属材により形成し、このストツパ部材と上
記長孔端面とが接触する円弧状面のいずれか一方
の側の一部分に、両者の干渉時の衝撃を吸収する
弾性体をその先端円弧状面が上記接触面よりも外
方へ突出するように埋設しているので、円弧状面
で互いに干渉するストツパ部材とハウジング長孔
端面とは衝接時における両部材間の強度を充分確
保し得るとともに、衝接面での高い衝撃吸収能力
を保持し得られ、これにより信頼性のあるストロ
ーク制限機能を備えた上で、衝突音の発生するこ
とのないステアリング装置を得られる効果があ
る。
グ長孔の軸方向端面を円弧状面に形成するととも
に、これに円弧状端面で干渉する上記ストツパ部
材を金属材により形成し、このストツパ部材と上
記長孔端面とが接触する円弧状面のいずれか一方
の側の一部分に、両者の干渉時の衝撃を吸収する
弾性体をその先端円弧状面が上記接触面よりも外
方へ突出するように埋設しているので、円弧状面
で互いに干渉するストツパ部材とハウジング長孔
端面とは衝接時における両部材間の強度を充分確
保し得るとともに、衝接面での高い衝撃吸収能力
を保持し得られ、これにより信頼性のあるストロ
ーク制限機能を備えた上で、衝突音の発生するこ
とのないステアリング装置を得られる効果があ
る。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
２図は第１図の要部の拡大図、第３図はハウジン
グ長孔とストツパ部材を示す説明図、第４図はス
トツパ部材を下面から見た斜視図、第５図〜第８
図は弾性体の他の例を示し、各図ａは斜視図、ｂ
は平面図、第８図ｃは第８図ｂのｃ−ｃ線に沿う
断面図、第９図〜第１１図は他の実施例を示し、
第９図は一部を拡大した断面図、第１０図はハウ
ジング長孔の平面図、第１１図は弾性体を示す斜
視図、第１２図は弾性体の他の例を示す断面図で
ある。 １……ラツクハウジング、２……ラツク軸、
４，５……ボルト、６……ハウジングの長孔、６
ａ，６ｂ……長孔の軸方向端面、７……ピニオ
ン、９……ストツパ部材、１０……ストツパの金
属本体、１１……ストツパの弾性体。
２図は第１図の要部の拡大図、第３図はハウジン
グ長孔とストツパ部材を示す説明図、第４図はス
トツパ部材を下面から見た斜視図、第５図〜第８
図は弾性体の他の例を示し、各図ａは斜視図、ｂ
は平面図、第８図ｃは第８図ｂのｃ−ｃ線に沿う
断面図、第９図〜第１１図は他の実施例を示し、
第９図は一部を拡大した断面図、第１０図はハウ
ジング長孔の平面図、第１１図は弾性体を示す斜
視図、第１２図は弾性体の他の例を示す断面図で
ある。 １……ラツクハウジング、２……ラツク軸、
４，５……ボルト、６……ハウジングの長孔、６
ａ，６ｂ……長孔の軸方向端面、７……ピニオ
ン、９……ストツパ部材、１０……ストツパの金
属本体、１１……ストツパの弾性体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ラツクハウジング内に往復動自在に支持され
たラツク軸と、このラツク軸に噛合されステアリ
ングハンドルの回転によつて回転されてラツク軸
を移動させるピニオンと、上記ラツク軸に螺合さ
れて、上記ハウジングに形成された軸方向長孔か
ら突出するとともにその突出部に、操向車輪を転
向させる一対のトラツクロツドがそれぞれ連結さ
れた一対のボルトと、上記ラツク軸上にこれらボ
ルトを介して固定され、ラツク軸の移動時に上記
ハウジング長孔の軸方向端面に干渉してラツク軸
の往復動を規制するストツパ部材とを備えたラツ
クピニオン型舵取装置において、上記ハウジング
長孔の軸方向端面を円弧状面に形成するととも
に、これに円弧状端面で干渉する上記ストツパ部
材を金属材により形成し、このストツパ部材と上
記長孔端面とが接触する円弧状面のいずれか一方
の側の一部分に、両者の干渉時の衝撃を吸収する
弾性体をその先端円弧状面が上記接触面よりも外
方へ突出するように埋設したことを特徴とするラ
ツクピニオン型舵取装置。 ２ 弾性体がストツパ部材の両端部に設けられて
いる特許請求の範囲第１項記載のラツクピニオン
型舵取装置。 ３ 弾性体がハウジング長孔の軸方向両端面に設
けられている特許請求の範囲第１項記載のラツク
ピニオン型舵取装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58147388A JPS6038262A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | ラツクピニオン型舵取装置 |
| DE19843429597 DE3429597A1 (de) | 1983-08-12 | 1984-08-10 | Zahnstangen-lenkapparat |
| US06/861,743 US4709591A (en) | 1983-08-12 | 1986-05-07 | Rack and pinion steering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58147388A JPS6038262A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | ラツクピニオン型舵取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038262A JPS6038262A (ja) | 1985-02-27 |
| JPH0319822B2 true JPH0319822B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
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