JPS6215091Y2 - - Google Patents

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JPS6215091Y2
JPS6215091Y2 JP11507882U JP11507882U JPS6215091Y2 JP S6215091 Y2 JPS6215091 Y2 JP S6215091Y2 JP 11507882 U JP11507882 U JP 11507882U JP 11507882 U JP11507882 U JP 11507882U JP S6215091 Y2 JPS6215091 Y2 JP S6215091Y2
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JP
Japan
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pad
deformable member
spokes
reinforcing ring
attached
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JP11507882U
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JPS5918664U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用のステアリングホイールに関
する。
従来、車両のかじ取装置に使用されるステアリ
ングホイールには、その中心部に位置するステア
リングシヤフト取付用ボス部の上部に、エネルギ
ー吸収パツドを取りつけたものがある。そして、
この場合ステアリングホイールはそのリム部に人
体が衝突した時、リム部とボス部とを連結するス
ポーク部が動いて人体に対する衝突時のシヨツク
を緩和するために、スポーク部はボス部に固着さ
れた変形容易な変形部材に取りつけられる構造に
なつている。そして、エネルギー吸収パツドが人
体の衝突のエネルギーを吸収するようになつてい
る。
従来のステアリングホイール31は第3図に示
すような構造をしており、人体がステアリングホ
イール31のリム部32にその下方から(矢印A
方向)衝突すると、スポーク部33はそのボス部
34側端部がボス部34の上部に取りつけられた
エネルギー吸収パツド35の下部を押しあげて、
このパツド35を変形させるので、エネルギー吸
収パツド35のエネルギー吸収量が少くなるとい
う不具合があつた。
この考案は上記にかんがみ、人体がリム部に衝
突したことにより、スポーク部がエネルギー吸収
パツドを変形させる方向へ傾動しても、スポーク
部によりエネルギー吸収パツドが変形させられる
ことのないステアリングホイールの提供を目的と
するものである。
つぎに、この考案を図面に示す実施例にもとづ
いて説明する。
第1図、第2図において、車両用ステアリング
ホイール1のボス2はその下部が大径部2aにな
つており、またその上部は小径部2bになつてい
る。そして、ボス2はステアリングシヤフト16
の先端部に締付ナツト17により取りつけられて
いる。変形部材3はその下部がボス2の大径部2
aの上部外周面に固着された下部円筒部3aにな
つており、その上部は下部円筒部3aの直径より
大きい直径を有する上部円筒部3bになつてい
る。変形部材3は衝撃荷重をうけた時変形可能な
材料でできており、その上部円筒部3bの外周面
には補強環4が固着されている。補強環4はその
上部が外周方向へ円弧状に湾曲した湾曲部4aに
なつており、この湾曲部4aの上端は変形部材3
の上部円筒部3bの上端より高くなつている。そ
して、補強環4の外周部の一側には、上端部がリ
ム5に固着されたスポーク6,6の下端部6a,
6aが固着されている。そして、スポーク6,6
の下端部6a,6aは補強環4の外周に一部そつ
ており、その先端は第1図に示すように、補強環
4の直径D(以下この直径を直径線という。)上
に位置している。
パツド取付部材7は剛性の高い材料からできて
おり、その上面8の中央部に、補強環4の直径線
D上に中心を有する凹部9が形成されている。こ
の凹部9はその周壁9aがステアリングシヤフト
16の締付ナツト17を取り囲む形に形成されて
おり、その底板9bの中心部にあけた穴部がボス
2の小径部2bの上端外周部に固着されている。
パツド取付部材7は両スポーク6,6の下端部6
a,6aが補強環4に固着された箇所における側
辺8a,8aが、補強環4の直径線Dに対して接
線状になつている。パツド取付部材7の上面8は
両側辺8a,8aと平行を維持しつつ、スポーク
6,6と反対方向へ伸びており、その端部8b
(以下上端部という。)は補強環4の外周附近に位
置し、かつ直径線Dに対して平行になつている。
パツド取付部材7は上端部8bの中央から凹部9
方向へ向けて台形の切込み10があり、この切込
み10の両側が上部ストツパ11,11になつて
いる。パツド取付部7は直径線Dに対して切込み
10と反対側に所定の幅を有する下部ストツパ1
2が形成されている。この下部ストツパ12はそ
の外側端12aが補強環4の外周より突出してお
り、その内側端部12bは変形部材3の上部円筒
部3bよりその中心方向に位置している。そし
て、直径線Dに対して上部ストツパ11と反対方
向へ僅かに伸びたパツド取付部7の両側辺8a,
8aの端部と下部ストツパ12の内側端部12b
とは傾斜辺8c,8cにより連結されている。
そして、パツド取付部材7の上部には、略箱形
をした内側保持板14と、この保持板14の外側
に一体的に取りつけられ、かつ柔軟な合成樹脂等
により形成されたパツド材15とよりなるエネル
ギー吸収パツド13が取りつけられている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
車両の走行中において、ステアリングホイール
1のリム5に人体が衝突して、スポーク6,6を
押し上げる方向(第2図のA方向)の力が作用す
ると、補強環4に固着されたスポーク6,6が変
形部材3を変形させて矢印A方向へ傾動する。こ
の場合、スポーク6,6の下端部6a,6aは補
強環4の湾曲部4aの下方にあるため、変形部材
3が変形して両下端部6a,6aが上昇すると、
補強環4の湾曲部4aは両下端部6a,6aによ
り押し上げられる。そして、直径線Dから最も離
れた位置にある湾曲部4aが最も上昇させられ
て、下部ストツパ12の下面に圧接する。このた
め、補強環4の動きが下部ストツパ12により止
められ、これと同時に変形部材3の変形が止まる
とともにリム5の動きも止まる。
また、人体がリム5に衝突することにより、ス
ポーク6,6が押し下げる方向の力を受けると、
スポーク6,6の下端部6a,6aは補強環4を
押し下げる。このため、変形部材3はスポーク
6,6が押し上げられた時と逆方向に変形して、
上部ストツパ11,11の下方側が上昇し、補強
環4の湾曲部4aが上部ストツパ11,11に圧
接させられる。湾曲部4aが上部ストツパ11,
11に圧接したことにより、変形部材3の変形が
止まり、リム5の動きも止まる。
すなわち、人体が衝突してステアリングホイー
ル1のリム5を押し上げまたは押し下げる方向の
力が作用して、スポーク6,6が変形部材3を変
形させることにより、リム5がある程度移動した
時、変形部材3に固着された補強環4がパツド取
付部材7の上部ストツパ11,11または下部ス
トツパ12に当接して、スポーク6,6の動きが
止められるので、パツド取付部材7の上部にある
エネルギー吸収パツド13がスポーク6,6によ
り変形させられることがない。従つて、エネルギ
ー吸収パツド13の吸収特性が悪くなるのを防止
できる。さらに、一方のスポーク6が上昇し、他
方のスポーク6が下降するように、リム5が動い
た場合も上記と同様である。
この考案は上記のように、スポークを取りつけ
るカツプ状の変形部材と、この変形部材の上部に
位置しエネルギー吸収パツドを取りつけるパツド
取付部材とをボス部に固着した車両用ステアリン
グホイールにおいて、パツド取付部材を剛性の高
い材料により形成し、かつパツド取付部材には変
形部材の筒状部上端との間に所定の間隙を有する
ストツパ部を形成したことにより、スポークの取
りつけられたリムに人体が衝突し、スポークを介
して変形部材が変形させられ、スポークがエネル
ギー吸収パツドを押しつぶす方向へ傾動しても、
変形部材の上部がパツド取付部材により動きを止
められて、スポークの傾きを止めることができる
ので、スポークがエネルギー吸収パツドを押圧し
て変形させ、そのエネルギー吸収特性を悪化させ
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示し、
第1図はステアリングホイールの中心部の平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
従来のステアリングホイールの第2図に対応する
図である。 1……ステアリングホイール、2……ボス、3
……変形部材、3b……上部円筒部、4……補強
環、5……リム、6……スポーク、6a……下端
部、7……パツド取付部材、11……上部ストツ
パ、12……下部ストツパ、13……エネルギー
吸収パツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リムと結合されたスポークの下端部を取りつけ
    る変形部材とこの変形部材の上部に位置しエネル
    ギー吸収パツドを取りつけるパツド取付部材とを
    ステアリングシヤフトの先端に取りつけられるボ
    ス部に固着した車両用ステアリングホイールであ
    つて、前記パツド取付部材は剛性の高い材料より
    なり、かつ変形部材上端との間に所定の間隙をお
    いてストツパ部が形成されていることを特徴とす
    る車両用ステアリングホイール。
JP11507882U 1982-07-28 1982-07-28 車両用ステアリングホイ−ル Granted JPS5918664U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507882U JPS5918664U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用ステアリングホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507882U JPS5918664U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用ステアリングホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5918664U JPS5918664U (ja) 1984-02-04
JPS6215091Y2 true JPS6215091Y2 (ja) 1987-04-17

Family

ID=30265770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11507882U Granted JPS5918664U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 車両用ステアリングホイ−ル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825458B2 (ja) * 1988-02-10 1996-03-13 日産自動車株式会社 自動車用ステアリングホイール

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Publication number Publication date
JPS5918664U (ja) 1984-02-04

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