JP2759597B2 - 衝撃緩衝機構付きの減速装置 - Google Patents

衝撃緩衝機構付きの減速装置

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JP2759597B2 JP15622193A JP15622193A JP2759597B2 JP 2759597 B2 JP2759597 B2 JP 2759597B2 JP 15622193 A JP15622193 A JP 15622193A JP 15622193 A JP15622193 A JP 15622193A JP 2759597 B2 JP2759597 B2 JP 2759597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
される電装品に用いることができる衝撃緩衝機構付きの
減速装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種減速装置のなかには、モータ駆動力が伝達される
ウオームギアに噛合のウオームホイールから動力取出し
軸に至る動力伝動経路中にゴムダンパを設けて衝撃吸収
をするようにしたものがあり、この様なものとしては、
特開昭60−73982号公報や実開昭62−8245
7号公報に示される如きものが知られている。そしてこ
れらのものは、互いに間隙を存して対向する一対のホイ
ール間にゴムダンパを介装し、これらゴムダンパとホイ
ールとの対向面を一体的に貼着することで構成してい
た。しかしながらこのものは、ゴムダンパを軸方向の両
端側で捻る構成であるため、両プレートとゴムダンパと
の接着が不充分であるとゴムダンパがホイールから剥離
してしまう惧れがある許りでなく、これらホイール自
体、強度的に強い金属板を採用する必要があるうえ、動
力取出し軸も専用の軸受を介してケーシングに支持する
等、軽量化を損う要因になつている。
【0003】これに対し、本発明の出願人は、先に実願
平3−55728号(実開平5−1054号)を提唱
し、前記従来のものが有する欠点を解消することができ
た。ところでこのものは、軸方向に対向する一対のホイ
ールにそれぞれ押圧辺を対向方向に向けて突設し、該押
圧辺同志を軸回り方向に間隙を存して齟齬状に配設せし
め、これら間隙にゴムダンパを介装する構成にし、これ
によつて、押圧辺でゴムダンパを軸回り方向に押圧して
衝撃緩衝をするようにしている(この場合、一方のホイ
ールに突設される押圧辺をダンパを押圧する押圧部とす
ると、他方のホイールに突設される押圧辺は押圧された
ダンパを受ける受圧部となる)。そして、この様な減速
装置についても軽量小型化の要求があり、それに対応す
る必要がある。ところがこのものを、単にそのまま小型
化すると、ゴムダンパが小さくなつて衝撃緩衝力が低下
してしまううえ、ゴムダンパが圧縮する際に、該圧縮し
たゴムダンパの逃げ代を確保して破断を回避する必要が
あり、この分、さらに小型化の妨げとなる。そのうえこ
のものは、いま、一方の押圧辺からの負荷が他方の押圧
辺に対して時計回り方向の負荷が働くとしたときに、一
方の押圧辺の反時計周り方向側のゴムダンパには負荷が
働くことがなく、時計回り方向側のゴムダンパのみが押
圧されることに基づく衝撃緩衝作用しか享受できないこ
とになつて、実質上、半分のゴムダンパが衝撃緩衝作用
を呈するのみで、衝撃緩衝効率も低く無駄の多いもので
あつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる減速装置
における緩衝構造を提供することを目的として創案され
たものであつて、モータ出力軸のウオームギアに噛合す
るウオーム歯が外筒部に形成された第一ホイールと、動
力取出し軸に一体的に組付けられる第二ホイールと、軸
方向に間隙を存して対向するよう両ホイールに形成され
たデイスク部間に介装される衝撃緩衝用のゴムダンパと
を備えて構成される衝撃緩衝機構付きの減速装置におい
て、前記第二ホイールのデイスク部には、第一ホイール
のデイスク部に近接対向するよう軸方向に突出し、か
つ、軸芯側が幅広で先端側が幅狭になる状態で、先端が
第一ホイール外筒部と間隙を存する中間位置となるよう
外径方向に突出する受圧部を軸回り方向に複数形成し、
第一ホイールのデイスク部には、前記受圧部と第一ホイ
ール外筒部とのあいだの間隙に位置して、第二ホイール
デイスク部に対向近接するよう軸方向に向けて突出する
押圧部を受圧部に対応して形成して、互いに隣接対向す
る受圧部同志および押圧部同志と第一ホイール外筒部と
のあいだに、軸芯側が要となる略扇形状のダンパ収容部
を形成し、該ダンパ収容部に略同形状のゴムダンパを介
装して、押圧部によるゴムダンパ押圧力を、第一ホイー
ル外筒部に向く外径方向から周回り方向に隣接する受圧
部方向に向けて分散するように構成したことを特徴とす
るものである。
【0005】そして本発明は、この構成によつて、衝撃
緩衝効率を大幅に向上できながら小型化を可能にしたも
のである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は正逆駆動する電動モータ2
からの動力を減速するための減速装置を内装するケーシ
ングであつて、該ケーシング1には、第一ホイール3の
ボス筒部3aが回動自在に軸支されているが、第一ホイ
ール3に形成される外筒部3bの外周面には、電動モー
タ2の出力軸2aに一体的に設けたウオームギア2bが
噛合するホイールギア3cが刻設されている。尚、3d
は第一ホイール3のボス筒部3aと外筒部3bとの間に
形成される筒底状のデイスク部である。一方、4はケー
シング1に回動自在に軸支される動力取出し軸であつ
て、該動力取出し軸4の先端には出力ギア4aが形成さ
れている。また、5はボス部5aが前記動力取出し軸4
に一体的に組込まれる第二ホイールであつて、該第二ホ
イール5には、前記第一ホイールデイスク部3dに軸方
向間隙を存して対向するようデイスク部5bが形成され
ており、これらデイスク部3d、5b間に本発明が実施
されている。
【0007】つまり、第二ホイール5のボス部5aとデ
イスク部5bとのコーナー部には、都合八つ(この数に
ついては、必要において増減することは自由である)の
筒状をした受圧部5cが一体的に突出形成されるが、さ
らに詳しくは、受圧部5cは、軸方向については第一ホ
イールデイスク部3dに近接対向する位置まで突出し、
径方向については第一ホイール外筒部3bと間隙を存し
て対向する中間位置まで突出し、さらに軸回り方向につ
いてはボス部5a側ほど幅広で外径方向先端側ほど幅狭
となるように形成されていて、その軸回り方向両側面に
は、後述する第一ホイール押圧部3eによつて押圧され
たゴムダンパ6を受けるための受圧面5dが形成されて
いる。一方、第一ホイール3のデイスク部3dには、都
合八つづつの押圧部3eとストツパ部3fとが軸方向第
二ホイールデイスク部5b側に向けて一体的に突出形成
されるが、押圧部3eは、前記受圧部5cの先端と第一
ホイール外筒部3bとのあいだの間隙に配されており、
そして、受圧部5cの先端とは当接するか僅かな間隙を
存する状態で対向しており、また第一ホイール外筒部3
bの内周面とは、後述するゴムダンパ6の連結辺6aが
嵌合するための間隙を存するようにして形成されてい
る。さらに、押圧部3eの軸回り方向両側面3gは前記
受圧面5dの延長線に略一致するように設定されてお
り、これによつて、軸回り方向に隣接対向する各受圧面
5d、押圧部3e同志と、第一ホイール外筒部3bの内
周面とのあいだには、軸芯側が要となる扇形状のダンパ
収容部7が形成されている。尚、前記ストツパ部3f
は、受圧部5cに形成される筒部5eの内側に遊嵌状に
貫通しており、そして、第一ホイール3と第二ホイール
5とは、ストツパ部3fが筒部5eの内側面に当接する
範囲で軸回り方向に相対回動できるように設定されてい
る。これに対し、前記ゴムダンパ6は、前記ダンパ収容
部7に嵌合すべく扇形状になつているが、互いに隣接対
向するゴムダンパ6の外周コーナー端同志は、連結辺6
aを介して一連状に連結されている。そしてゴムダンパ
6は、第一ホイール3と第二ホイール5とが軸回り方向
に相対回動する負荷が働いた場合に、押圧部3eによつ
て図1の矢印で示すように周回り方向に隣接対向する受
圧部5cおよび第一ホイール外筒部3bの内周面方向に
向けて弾圧されるようになつている。
【0008】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、電動モータ2が駆動した場合に、該駆動力は、
出力軸2aに設けたウオームギア2b、第一ホイール
3、ゴムダンパ6、第二ホイール5を経由して動力取出
し軸4に伝達されることになり、この場合に、ゴムダン
パ6によつて衝撃緩衝がなされることになる。
【0009】この様に、本発明が実施されたものでは、
ゴムダンパ6によつて衝撃緩衝された状態での動力伝動
がなされるが、該ゴムダンパ6は、第二ホイール5側の
受圧部5cと第一ホイール3側の押圧部3eとが径方向
に並んでおり、しかも、押圧部3eは、第一ホイール外
筒部3bに向く外径方向から周回り方向に隣接する受圧
部5c方向に向けてゴムダンパ6を押圧するようになつ
ていて、ゴムダンパ6は、押圧部3eから負荷を受けた
場合に、隣接押圧部3eの内径側に位置する受圧部5c
と外径側に位置する第一ホイール外筒部3bの内周面と
の広い範囲で弾性的に受け止められることになる。この
結果、従来のように受圧部と押圧部とを軸回り方向に交
互に配設したもののように、半分のゴムダンパによる衝
撃緩衝作用しか受けないことはなく、全てのゴムダンパ
6が押圧されることによる衝撃緩衝作用を受けることと
なつて、衝撃緩衝力が広い範囲に分散され、もつて、第
一ホイール3に形成される受圧部5cは実質的な受け面
積が小さいものであつても充分であつて、優れた衝撃緩
衝能力を発揮することとなり、これに伴い、個々のゴム
ダンパ6を実質上小さくできることも相俟つて、小型軽
量化が計れることになる。
【0010】そのうえ、ゴムダンパ6が受圧部5cの一
方の受圧面5dによつて押圧された場合に、該受圧部5
cに形成される他側の受圧面5dは、押圧方向に移動す
ることになつて該部位に隙間が形成され、ここが弾性変
形しようとするゴムダンパ6の逃げ代(変形代)となる
ため、該逃げ代を確保するためのスペースをいちいち確
保する必要がなく、これによつて更なる小型軽量化を達
成できる。しかもこのゴムダンパ6は、連結辺6aによ
つて一連状に連結されているため、取扱いやすいことに
なるが、さらには、連結辺6aが、第一ホイール外筒部
3bの内周面と押圧部3eとのあいだの間隙に嵌合する
構造となつていて、第一ホイール外筒部3bの内周面
は、押圧部3eによつて途中を分断されることのない連
続した円周面として形成することができるから、第一ホ
イール3を成形する際に真円度を高く確保できて高精度
のものにできるという利点もある。
【0011】また、本実施例のように、第一ホイール3
と第二ホイール5との相対的な回動量は、第一ホイール
3に形成のストツパ部3fが第二ホイール5に形成の受
圧部5cの筒部5e内に当接する範囲に制限される構成
としたものでは、動力取出し軸4側がロツクされた場合
のようにゴムダンパ6に最大負荷が働く場合に、この負
荷の一部を、ストツパ部3fが受圧部5cの筒部5e内
面に当接することで受止められることになつて、ゴムダ
ンパ6が大きく弾性変形して早期のうちに弾性復元力を
喪失したり破断したりするような不具合を有効に回避で
きることになる。 しかもこのものでは、ストツパ部3
fが受圧部5cの筒部5e内に配設されているから、ス
トツパ部3fを配設するためのスペースを両デイスク3
d、5b間に確保する必要がない。
【0012】本発明を実施するに当たり、ゴムダンパ6
スリツト状の貫通孔を穿設することができ、この場合
に、図8に示す第二実施例のように周回り方向を向くも
のと径方向を向くものの二つのスリツト状貫通孔6bで
略T字形に穿設したものを採用しておけば、押圧部3e
からゴムダンパ6に押圧力が働いた場合に、ゴムダンパ
6は、初めは貫通孔6b部位が主に変形することになつ
て、一次的な変形をして衝撃緩衝作用を呈した後、ゴム
ダンパ6自身が全体として変形することになつて、受圧
部5cおよび第一ホイール外筒部3bの内周面で広く受
けることになり、この結果、穏やかな衝撃緩衝能力が発
揮されると共に、受圧部5cの小型化にも寄与できると
いう利点がある。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、モータ出力軸からの動力は、ゴム
ダンパによる衝撃緩衝された状態での動力伝動がなされ
ることになるが、この場合に、第一、第二ホイールのデ
イスク部間には、軸芯側が幅広で先端側が幅狭になる状
態で径方向に一列状に並ぶ第二ホイール側の受圧部およ
び第一ホイール側の押圧部と第一ホイール外筒部とによ
つて略扇形状のダンパ収容部が形成されて、ここに略同
形状のゴムダンパが収容されており、この結果、押圧部
から負荷を受けたときに、全てのゴムダンパは、隣接押
圧部の内径側に位置する受圧部と外径側に位置する第一
ホイール外筒部の内周面との広い範囲で弾性的に受け止
められることになつて、従来の受圧部と押圧部とを軸回
りに交互に配設したもののように、半分のゴムダンパに
よる衝撃緩衝作用しか受けられないことはなく、全ての
ゴムダンパによる衝撃緩衝作用を受けることとなつて、
優れた衝撃緩衝能力を発揮することになる。そのうえ、
ゴムダンパが一方の押圧部によつて押圧されたときに、
その他側の押圧部は、押圧方向に退避することになつて
該部位に隙間が生じ、ここを弾性変形しようとするゴム
ダンパの逃げ代とすることができ、この結果、逃げ代を
確保するためのスペースを非押圧状態においてもいちい
ち確保しておく必要がなく、このことと前記全てのゴム
ダンパによる優れた衝撃緩衝能力を発揮できることとが
相俟つて、個々のゴムダンパを実質上小さくできる等、
小型軽量化が有効に達成できる。
【0014】また、第一ホイールと第二ホイールとの相
対的な回動量を、第一ホイールに形成のストツパ部が第
二ホイールに形成の受圧部の筒部内に当接する範囲に制
限される構成としたものでは、動力取出し軸側がロツク
された場合のようにゴムダンパに最大負荷が働く場合
に、この負荷の一部を、ストツパ部が受圧部の筒部内面
に当接することで受止められることになつて、ゴムダン
パが大きく弾性変形して早期のうちに弾性復元力を喪失
したり破断したりするような不具合を有効に回避できる
ことになる。
【0015】さらに、ゴムダンパにスリツト状の貫通孔
を穿設したものを採用した場合には、押圧部からゴムダ
ンパに押圧力が働いた場合に、ゴムダンパは、初めは貫
通孔部位が主に変形することになつて、一次的な変形を
して衝撃緩衝作用を呈した後、ゴムダンパ自身が全体と
して変形することになつて、受圧部および第一ホイール
外筒部の内周面で広く受けることになり、この結果、穏
やかな衝撃緩衝能力が発揮されると共に、受圧部の小型
化にも寄与できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】減速装置の一部断面平面図である。
【図2】減速装置の縦断面図である。
【図3】第一ホイールの底面図である。
【図4】同上縦断面図である。
【図5】第二ホイールの平面図である。
【図6】同上縦断面図である。
【図7】ゴムダンパの平面図である。
【図8】第二実施例におけるゴムダンパの平面図であ
る。
【符号の説明】
2a 出力軸 2b ウオームギア 3 第一ホイール 3b 外筒部 3c ホイールギア 3d デイスク部 3e 押圧部 3f ストツパ部 4 動力取出し軸 5 第二ホイール 5b デイスク部 5c 受圧部 6 ゴムタンパ 6b 貫通孔 7 ダンパ収容部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ出力軸のウオームギアに噛合する
    ウオーム歯が外筒部に形成された第一ホイールと、動力
    取出し軸に一体的に組付けられる第二ホイールと、軸方
    向に間隙を存して対向するよう両ホイールに形成された
    デイスク部間に介装される衝撃緩衝用のゴムダンパとを
    備えて構成される衝撃緩衝機構付きの減速装置におい
    て、前記第二ホイールのデイスク部には、第一ホイール
    のデイスク部に近接対向するよう軸方向に突出し、か
    つ、軸芯側が幅広で先端側が幅狭になる状態で、先端が
    第一ホイール外筒部と間隙を存する中間位置となるよう
    外径方向に突出する受圧部を軸回り方向に複数形成し、
    第一ホイールのデイスク部には、前記受圧部と第一ホイ
    ール外筒部とのあいだの間隙に位置して、第二ホイール
    デイスク部に対向近接するよう軸方向に向けて突出する
    押圧部を受圧部に対応して形成して、互いに隣接対向す
    る受圧部同志および押圧部同志と第一ホイール外筒部と
    のあいだに、軸芯側が要となる略扇形状のダンパ収容部
    を形成し、該ダンパ収容部に略同形状のゴムダンパを介
    装して、押圧部によるゴムダンパ押圧力を、第一ホイー
    ル外筒部に向く外径方向から周回り方向に隣接する受圧
    部方向に向けて分散するように構成したことを特徴とす
    る衝撃緩衝機構付きの減速装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第二ホイールのデイ
    スク部に形成される受圧部は筒形状とし、その筒内に、
    第一ホイールのデイスク部から軸方向に突設せしめたス
    トツパ部を軸回り方向遊嵌状に挿通せしめ、第一ホイー
    ルに対する第二ホイールの回動量を、ストツパ部が受圧
    部内筒面に当接する範囲に制限したことを特徴とする衝
    撃緩衝機構付きの減速装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ゴムダンパには、ス
    リツト状の貫通孔が穿設されていることを特徴とする衝
    撃緩衝機構付きの減速装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、ゴムダンパに穿設さ
    れるスリツト状の貫通孔は、周回り方向を向く貫通孔と
    径方向を向く貫通孔とで略T字形をしていることを特徴
    とする衝撃緩衝機構付きの減速装置。
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