JPH0317475Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317475Y2
JPH0317475Y2 JP18735884U JP18735884U JPH0317475Y2 JP H0317475 Y2 JPH0317475 Y2 JP H0317475Y2 JP 18735884 U JP18735884 U JP 18735884U JP 18735884 U JP18735884 U JP 18735884U JP H0317475 Y2 JPH0317475 Y2 JP H0317475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
power supply
reset pulse
signal input
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18735884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61103929U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18735884U priority Critical patent/JPH0317475Y2/ja
Publication of JPS61103929U publication Critical patent/JPS61103929U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317475Y2 publication Critical patent/JPH0317475Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案はマイクロコンピユータを使用した電子
機器、特に、電源が頻繁に断続したり電圧が降下
することがある車載用機器に適するリセツトパル
ス発生回路に関する。
(従来技術) 近年の車載用電子機器、例えばパーソナル無線
やカーステレオ等には、動作制御用のマイクロコ
ンピユータを備えたものが多いがこの種電子機器
のマイクロコンピユータは外来ノイズや静電気等
によつてプログラム内容に瑕疵が発生し易く、こ
れによつて電子機器が誤動作することがある。
このため、従来は第2図に示すように、スイツ
チSが閉状態(電源投入)と同時に電源Bの電圧
を、コンデンサC1を介してマイクロコンピユー
タMのリセツトパルス入力の端子Pに供給して、
マイクロコンピユータM内のプログラムをリセツ
トするようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した従来のものにおいては、例
えば、エンジン始動時等のように、供給電圧が一
時的に低落し、始動後再度電圧が復帰した場合で
もリセツトパルスが発生するためその都度電子機
器が初期状態にリセツトされてしまい頗る不便で
あつた。例えば、パーソナル無線においてはモニ
ター中にリセツトされた場合、元の受信周波数に
復帰させることができなくなるという問題を生
じ、また、カーステレオにおいては再生曲順のメ
モリーが消えてしまう等の問題があつた。
本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、エンジンの始動時の如く、電源
の一時的な断続や電圧降下によつてはプログラム
がリセツトされることなく、電子機器の設定状態
を維持することができるようにしたリセツトパル
ス発生回路を提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るリセツトパルス発生回路は、電子
機器内の制御用マイクロコンピユータのプログラ
ムリセツト信号入力端子に電源投入と同時にパル
ス信号を与えることによりプログラムを初期状態
にリセツトするようになつているリセツトパルス
発生回路であつて、 リセツト信号入力端子と共通電源端子間に並列
に接続されると共にそのカソード側に抵抗を介し
て電源が供給されるようになつているツエナーダ
イオード等の電圧制限素子と、該電圧制限素子を
短絡し得るスイツチング素子と、該スイツチング
素子の制御端子と電源端子との間に介挿され、時
定数を有するバイアス回路とを備えている。
(作用) 電源投入と同時にリセツト信号入力端子に電源
電圧が印加され、バイアス回路で設定された時定
数後にスイツチング素子がオン状態となり、リセ
ツト信号入力端子の電圧が低下する。次に、電源
電圧が急減した場合、上記バイアス回路によつて
スイツチング素子のオン状態が数秒間保持される
から、この間に電源電圧が復帰してもリセツトパ
ルスは発生しない。
(実施例) 本考案に係るリセツトパルス発生回路の実施例
を第1図に基づいて説明する。
図中、1は電圧制限素子たるツエナーダイオー
ドであつて、リセツト信号入力端子Pと共通電源
端子Vss間に並列に接続されると共にそのカソー
ドK側に抵抗R1を介して電源Bが供給されるよ
うになつている。2は上記ツエナーダイオード1
を短絡し得るスイツチング素子たるトランジスタ
であつて、そのコレクタがツエナーダイオード1
のカソードに、そのエミツタが共通電源端子Vss
に夫々接続されている。3は上記トランジスタ2
の制御端子(ベース)4と電源端子Vとの間に介
挿され、時定数を有するバイアス回路であつて、
実施例では直列に介挿された抵抗R2,R3と、
その中点と共通電源端子Vssとの間に接続された
コンデンサCとから構成されており、充電放電の
双方に時定数を有している。なお、5は定電圧回
路である。
上記した構成においてその動作例を説明する
に、先ず、スイツチSにより電源を投入すると、
電源電圧は抵抗R1を介してツエナーダイオード
1のツエナー電圧に制限された後、リセツト信号
入力端子Pに印加される。その後、抵抗R3及び
コンデンサCにより決定される時定数を以つてト
ランジスタ2がオン状態となり、リセツト信号入
力端子Pへの電圧供給は停止する。従つて、電源
オンの際には方形波状のリセツトパルスが入力さ
れることとなり所要のプログラムリセツトがなさ
れる。
次に、エンジンの再始動等により電源電圧が急
落した場合には抵抗R2及びコンデンサCにより
決定される時定数が経過する迄はトランジスタ2
がオフすることはなく、従つてこの間に電源電圧
が復帰した場合でもリセツト信号入力端子Pに電
圧(リセツトパルス)が印加されることはない。
このように一時的に電源電圧が急落してもマイ
クロコンピユータMは当初の状態を保持している
から、再度データを入力し直す手間は不用であ
る。
「考案の効果」 本考案に係るリセツトパルス発生回路によれ
ば、エンジン始動時のように電源電圧が瞬間的に
降下してもリセツト信号入力端子にリセツトパル
スが入力されることはないため、電子機器の動作
状態をそのまま維持することができる。また、実
施に際しても何等高価な部品を必要とせず、低コ
ストで実施することができる優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリセツトパルス発生回路
の実施例を示す回路図、第2図は従来のリセツト
パレス発生回路を示す回路図である。 1……ツエナーダイオード、2……トランジス
タ、3……バイアス回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器内の制御用マイクロコンピユータのプ
    ログラムリセツト信号入力端子に電源投入と同時
    にパルス信号を与えることによりプログラムを初
    期状態にリセツトするようになつているリセツト
    パルス発生回路であつて、 リセツト信号入力端子と共通電源端子間に並列
    に接続されると共にそのカソード側に抵抗を介し
    て電源が供給されるようになつているツエナーダ
    イオード等の電圧制限素子と、該電圧制限素子を
    短絡し得るスイツチング素子と、該スイツチング
    素子の制御端子と電源端子との間に介挿され、時
    定数を有するバイアス回路とを備えており、瞬間
    的な電源断続や電圧降下によつてはリセツト信号
    入力端にリセツトパルスが入力されないように構
    成されていることを特徴とするリセツトパルス発
    生回路。
JP18735884U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPH0317475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735884U JPH0317475Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735884U JPH0317475Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61103929U JPS61103929U (ja) 1986-07-02
JPH0317475Y2 true JPH0317475Y2 (ja) 1991-04-12

Family

ID=30744820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18735884U Expired JPH0317475Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0317475Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61103929U (ja) 1986-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0475121A (ja) 自動車用入力インターフエイス回路
JPH0317475Y2 (ja)
JP2548183B2 (ja) メモリ−カ−ド
JPS6010117Y2 (ja) Aft制御回路
JPS5933857B2 (ja) デンアツケンシユツカイロ
JPH018026Y2 (ja)
JPS626753Y2 (ja)
JPS5853774Y2 (ja) 車載機器プロセツサのリセツト装置
JP2659966B2 (ja) 圧電信号発信装置
JPS6023782Y2 (ja) テ−プレコ−ダにおけるキユ−信号発生装置
JPS6369415A (ja) 異常電圧保護回路
JP2551455Y2 (ja) 制御信号出力装置
JPH069553Y2 (ja) 電源回路
JPH0526810Y2 (ja)
JPH082894Y2 (ja) 電源スイッチ回路
JPS6145654Y2 (ja)
JPH0124800Y2 (ja)
JPS6214754Y2 (ja)
JPS5952327A (ja) マイクロコンピユ−タのリセツト回路
JPS6233398Y2 (ja)
JPH0115217Y2 (ja)
JPH0221797Y2 (ja)
JPH0540573Y2 (ja)
JPS643242Y2 (ja)
JPH0545003Y2 (ja)