JPS5853774Y2 - 車載機器プロセツサのリセツト装置 - Google Patents

車載機器プロセツサのリセツト装置

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Publication number
JPS5853774Y2
JPS5853774Y2 JP3985078U JP3985078U JPS5853774Y2 JP S5853774 Y2 JPS5853774 Y2 JP S5853774Y2 JP 3985078 U JP3985078 U JP 3985078U JP 3985078 U JP3985078 U JP 3985078U JP S5853774 Y2 JPS5853774 Y2 JP S5853774Y2
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JP
Japan
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processor
voltage
reset
diode
battery
Prior art date
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Expired
Application number
JP3985078U
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English (en)
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JPS54143107U (ja
Inventor
滋 三堀
Original Assignee
京セラ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 京セラ株式会社 filed Critical 京セラ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は操作プログラムを命令コードに従って受信機、
録音再生装置等を自動制御するプロセッサ付き車載電子
機器の電源電圧の急低下に伴なうプロセッサの誤動作を
防止することを目的としたリセット装置に関する。
近時、放送周波数や録音テープの頭出しプログラム等を
記憶させておいて、放送番組を自動選局するプロセッサ
を備えた電子機器を車両に塔載する機会が多くなりつつ
あるが、通常、プロセッサに組込1れたメモリ、演算回
路には正常な動作電圧が規定されているので、印加電源
電圧が異常に低下すると誤動作又は動作不能に陥る。
殊に車両の始動時に蓄電池の端子電圧は急激な放電によ
る急降下が生じ、更に冬期の気温低下や、電池機能の障
害によっても異常な電圧降下を招来することがあるため
、電装機器の起動に支障を生じるばかジか、ラジオ、ス
テレオ等を制御するプロセッサは電源投入時にこれまで
の演算、メモリ途中にある状態を一旦クリアしてスター
トに戻すようになっている。
従って、この電源電圧の異常降下でプロセッサを11セ
ツトできないときは、電池出力端子と常時接続されてい
るプロセッサの電源入力端子を一端外して再度正規電圧
を印加するための接ぎ直しをなくしてはならない煩わし
さがある。
例えば第1図に示す従来回路は、車載機器2を自動制御
するプロセッサ1の電源入力端子Sに対して蓄電池端子
Bから逆流阻止ダイオードDを介して常時電源電圧が印
加され放しになっており、バックアップ端子T1と接地
との間のコンデンサC1を充電しておいて、車両エンジ
ン始動時の過渡電圧の降下を軽減させているが、リセッ
ト端子Rに接がる回路の時定数が大きいために電池電圧
の降下から急峻な上昇回復に対して追従し得す緩慢にな
り1タイミングによってコンデンサC2からのリセット
パルス送出に失敗するか、パルス送出があってもリセッ
トできない障害を内蔵している。
本考案は上記のようにプロセッサの最低動作電圧以下に
電源印加電圧が一旦降下した後、正規の電池電圧に回復
する時間的経過中に必ずリセットパルスを送出させるこ
とによってプロセッサの誤動作を防止することのできる
リセット装置を提供するものである。
以下図面により本考案の実施例について詳述する。
第2図において使用する符号のうち第1図と同等部には
同一記号をもって示しである。
DzはコンデンサC1の逆流阻止ダイオードDの陰極に
接がれて、プロセッサが作動することのできる最低電圧
EPM にそのツェナ電圧を選んだ定電圧素子、rl、
rl及びr3.r4は第1及び第2の分割抵抗器、Ql
、Qlは夫々トランジスタ、C2゜γ6は微分回路で
ある。
電池電圧EBとプロセッサの印加電圧Esの時間経過を
説明する第3図九Bとともに動作を説明すると、先づ同
図Aに示すように、a点にかいてエンジンキイを投入し
てダイナモを起動させると、正規の電池電圧ENは急激
に降下し、エンジンが作動しはじめるとb点で正規の電
池電圧の近辺まで回復するが、エンジンが何等かの原因
で停止したときC点で再びエンジンキイを投入してもダ
イナモが起動しないと、電池電圧が降下しキイのオンオ
フを繰り返しているうちにエンジンがd点で再始動する
が電池電圧の回復には時間がかかる。
このように電池電圧が降下した時をリセットパルス送出
の検出タイミングに選ぶと、プロセッサの最低動作電圧
を規制する回路がない限シ電圧降下の度にプロセッサの
作動中でもリセットがかかう却って障害を多発させるこ
とになるので、同図Bのようにプロセッサの入力電源電
圧が急激に落ち込んだd点からe点の期間に最低動作電
圧EPMを超える過程でリセットパルスを送出するよう
にすれば、このEPM以下の電圧降下以外のとき即ち正
常な作動状態ではプロセッサがリセットされないために
メモリ、演算回路の誤動作による放送波の受信障害など
を惹起することが防止できる。
従って定電圧素子のツェナ電圧とトランジスタQ1のベ
ース・エミッタ間の降下電圧との和をプロセッサの最低
動作電圧EPMに選ぶとこのEPM以下に一旦降下し、
上昇回復してEPMを超えると、Qlのベースに急峻に
電流が通流して導通し、Qlをも導通するため、Qlの
コレクタ端子の電位が急昇しコンデンサC2を介してプ
ロセッサのリセット端子Rに図示の如きパルスを送出す
る。
かくして本考案装置はプロセッサの最低動作電圧を正確
に規定して、この値を一旦割シ込んで電圧回復する過程
でないとリセットがかからない構成なため電池電圧の異
常低下状態以外はプロセッサを正常作動させることがで
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプロセッサリセット回路図、第2図は本
考案実施例の回路結線図、第3図は電池電圧及びプロセ
ッサ印加電圧のタイムチャートである。 B・・・・・・蓄電池端子、S・・・・・・プロセッサ
電源入力端子、R・・・・・・リセット端子、D・・・
・・・逆流阻止ダイオード、Dz・・・・・・定電圧素
子、11.12及びr3、r4・・・・・・分割抵抗器
、Ql 、Ql・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池出力端子から導出した常時通電ラインが上記電池へ
    の逆流阻止ダイオードを介して接続される電源入力端子
    を有し、予め組込んだプログラムを指令コードによう自
    動制御するプロセッサを備えた車載電子機器に釦いて、
    上記ダイオードの陰極が、コンデンサと上記プロセッサ
    の動作最低電圧が決める定電圧素子及び第1の分割抵抗
    器とを介して夫々接地されるとともに、上記第1の分割
    抵抗器の中間接続点にベース極が接がれ、そのコレクタ
    極が第2の分割抵抗器を介して前記ダイオードの陰極に
    接続される第1のトランジスタと、上記第2の分割抵抗
    器の中間接続点にベース極が接がれそのエミッタ極が前
    記ダイオードの陰極に接続される第2のトランジスタと
    を有し、上記第2のトランジスタのコレクタ極よジ微分
    回路を介して導出したパルス出力端子を前記プロセッサ
    のリセット入力端子に結線して成り、電池電圧がプロセ
    ッサの動作電圧以下に降下後、この動作電圧を越える上
    昇過程にかいてプロセッサをリセットするようにしたこ
    とを特徴とする車載機器プロセッサのリセット装置。
JP3985078U 1978-03-28 1978-03-28 車載機器プロセツサのリセツト装置 Expired JPS5853774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3985078U JPS5853774Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 車載機器プロセツサのリセツト装置

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JP3985078U JPS5853774Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 車載機器プロセツサのリセツト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54143107U JPS54143107U (ja) 1979-10-04
JPS5853774Y2 true JPS5853774Y2 (ja) 1983-12-07

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JP3985078U Expired JPS5853774Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 車載機器プロセツサのリセツト装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810924A (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 初期状態設定回路

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JPS54143107U (ja) 1979-10-04

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