JP2659966B2 - 圧電信号発信装置 - Google Patents

圧電信号発信装置

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JP2659966B2
JP2659966B2 JP62223847A JP22384787A JP2659966B2 JP 2659966 B2 JP2659966 B2 JP 2659966B2 JP 62223847 A JP62223847 A JP 62223847A JP 22384787 A JP22384787 A JP 22384787A JP 2659966 B2 JP2659966 B2 JP 2659966B2
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    • G—PHYSICS
    • G08—SIGNALLING
    • G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00—Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10—Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission

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  • Electromagnetism (AREA)
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、圧電変換器を備えた圧電信号発生装置に関
し、特に、音響発生装置に用いることができる圧電信号
発生装置に関する。
（従来の技術） 圧電変換器を備えた音響発生装置は、状態変化を報知
するために広く用いられており、例えば、コンピュー
タ、検出器、特殊電子機器、生産機械等の多くの電子シ
ステム及び他のシステムにおいて、電圧の変化を検出し
て警報等を発生するために用いられている。このような
音響信号発生装置を用いてるシステムが増加するに連
れ、該音響信号発生装置が、種々の電圧範囲で作動でき
るようにすることが重要となっている。
このような音響信号発生装置には、圧電変換器に振動
を生じさせて十分に測定可能な音響信号を発生するため
の駆動電圧範囲が指定されている。この電圧範囲は、該
電圧範囲中の最低電圧が、圧電変換器の起動電圧、すな
わち、圧電変換器に振動を生じさせることができる電圧
の最低の電圧である起動電圧よりも高くなるように設定
されている。したがって、あるシステムにおいて、圧電
変換器を駆動するに十分に高い電圧を発生することがで
きない場合には、該システムにおいては該圧電変換器を
備える音響信号発生装置を全く駆動することができない
が、システムが該起動電圧よりも高い「オフ電圧（過電
圧）」を有している場合には、その音響信号発生装置は
該システムにおいて動作可能であり、該システムの電圧
がオフ電圧以上になると、音響信号を発生して警報を発
生することができる。
例えば、従来例の典型的な音響信号発生装置は、0.6V
の起動電圧を有しているが、この起動電圧を有する音響
信号発生装置は、オフ電圧が0.6Vより高い論理回路には
適用不可能であり、さらに、電圧供給ライン上のノイズ
が0.6Vよりも高くなってしまうような状況下での用途に
も、0.6Vの起動電圧の音響信号発生装置を採用すること
ができない。
したがって、起動電圧を所望の電圧に予め適宜設定で
きるように構成された圧電変換器を備えた圧電信号発生
装置の実現が、強く要望されている。さらにこのとき、
電子システムの系統的及び小型化、並びにコストの低減
化に伴い、圧電信号発生装置の起動電圧を予め設定する
手段は、装置のサイズ及びコストを大幅に増大すること
がないものであることが重要である。
（発明の概要） 本発明の目的は、圧電変換器の起動電圧を予め設定す
ることができ、それにより、装置に供給される電圧が所
定値以上のときに圧電信号を発生することができる圧電
信号発生装置を提供することである。本発明の別の目的
は、このような音響信号発生装置を、小型で安価に提供
することである。
上記した目的を達成するために、本発明の圧電信号発
生装置においては、 第１の電圧入力端子にコレクタが接続されたトランジ
スタと、 第２の電圧入力端子に接続された第１の抵抗と、 トランジスタのエミッタと上記第１の抵抗との間に接
続されたツェナーダイオードと、 第１の電圧入力端子に接続された第１の電極と、第１
の抵抗と上記ツェナーダイオードとの接続点に接続され
た第２の電極と、第１の電圧入力端子に第２の抵抗を介
して接続され、かつトランジスタのベースに第３の抵抗
を介して接続された帰還電極とを備えた圧電変換器と を備えており、第１及び第２の電圧入力端子の間の電圧
が所定値以上になったときに圧電信号を発生することを
特徴としている。
本発明の別の形態の圧電信号発生装置においては、 第１の電圧入力端子にコレクタが接続されたトランジ
スタと、 第２の電圧入力端子とトランジスタのエミッタとの間
に接続された第１の抵抗と、 トランジスタのベースに接続されたツェナーダイオー
ドと、 第１の電圧入力端子に接続された第１の電極と、第１
の抵抗とトランジスタのエミッタとの接続点に接続され
た第２の電極と、記第１の電圧入力端子に第２の抵抗を
介して接続され、ツェナーダイオードに第３の抵抗を介
して接続され、第２の電圧入力端子に第４の抵抗を介し
て接続された帰還電極とを備えた圧電変換器と を備えており、第１及び第２の電圧入力端子の間の電圧
が所定値以上になったときに圧電信号を発生することを
特徴としている。
（実施例の説明） 図１には、本発明の一実施例の圧電信号発生装置の電
気回路図が示されており、該回路は、圧電変換器10、及
びトランジスタ21と３つの抵抗22、23、24とを含む増幅
器20を備えている。該回路はさらに、トランジス21のエ
ミッタ26に接続されたツェナーダイオード30を備えてい
る。
圧電変換器10は、帰還電極12と、電極14、15と、圧電
結晶17とからなり、電極（正電圧供給電極）14と電極
（負電圧供給電極）15との間に供給される電圧により、
圧電結晶が駆動される。電極14は正電圧入力端子に接続
され、また、抵抗22は電極14と帰還電極12との間に接続
され、抵抗23は帰還電極12とトランジス21のベース27と
の間に接続されている。抵抗24は負電圧入力端子と電極
15との間に接続され、ツェナーダイオード30は、電極15
とトランジス21のエミッタとの間に接続されている。ト
ランジス21のコレクタ28は正電圧入力端子に接続されて
いる。
ツェナーダイオード30は、起動電圧を設定するための
ものであり、そのツェナー電圧は、圧電信号発生装置を
適用するシステムの「オフ電圧」に応じて、予め設定さ
れる。
図２には、本発明の別の実施例の電回路図が示されて
いる。この電気回路においては、トランジスタ45のベー
ス50と抵抗49との間にツェナーダイオード40が接続さ
れ、抵抗47が帰還電極48と負電圧入力端子との間に接続
され、そして、負側の電極52がトランジスタ50のエミッ
タ53に直接接続されている。その他の構成は、図１の回
路構成と同一である。
抵抗22、23、24、47及び49はそれぞれ、例えば、47K
Ω、1KΩ、1.5KΩ、120KΩ、及び1KΩのものが採用され
る。
図１の回路において、28VのDC電圧が供給される場
合、例えば、ツェナーダイオード30としてツェナー電圧
が2.5Vのものを採用すれば、圧電変換器10の電極12と電
極15との間の電圧が3.8V以上のときに、該圧電変換器10
は振動を生じることができ、したがって、3.8Vの起動電
圧を得ることができる。また、ツェナー電圧が6.5Vのも
のを採用すれば、7.5Vの起動電圧を得ることができる。
図２の回路においては、例えば、2.5Vのツェナー電圧を
有するツェナーダイオード40を選択すると、3.3Vの起動
電圧が得られる。
このように、ツェナーダイオードのツェナー電圧及び
抵抗値を適宜選択することにより、所望の起動電圧に設
定することができる。これにより、図１及び図２に示さ
れる圧電信号発生装置の正電圧入力端子及び負電圧入力
端子の間に供給される電圧を監視して、該電圧が、設定
された起動電圧に対応するオフ電圧に上昇した場合に、
圧電変換器10が振動を開始して警報信号を発生すること
ができる。さらに、本発明の技術的思想の範囲内で種々
の変形変更が可能であることは、当業者にとって明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
第１図は、トランジスタのエミッタにツェナーダイオー
ドを接続した、本発明の圧電信号発生装置の一実施例の
回路図、第２図は、トランジスタのベースにツェナーダ
イオードを接続した、本発明の圧電信号発生装置の他の
実施例の回路図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】第１及び第２の電圧入力端子を有する圧電
    信号発生装置において、 上記第１の電圧入力端子にコレクタが接続されたトラン
    ジスタと、 上記第２の電圧入力端子に接続された第１の抵抗と、 上記トランジスタのエミッタと上記第１の抵抗との間に
    接続されたツェナーダイオードと、 上記第１の電圧入力端子に接続された第１の電極と、上
    記第１の抵抗と上記ツェナーダイオードとの接続点に接
    続された第２の電極と、上記第１の電圧入力端子に第２
    の抵抗を介して接続され、かつ上記トランジスタのベー
    スに第３の抵抗を介して接続された帰還電極とを備えた
    圧電変換器と を備えており、上記第１及び第２の電圧入力端子の間の
    電圧が所定値以上になったときに圧電信号を発生するこ
    とを特徴とする圧電信号発生装置。
  2. 【請求項２】第１及び第２の電圧入力端子を有する圧電
    信号発生装置において、 上記第１の電圧入力端子にコレクタが接続されたトラン
    ジスタと、 上記第２の電圧入力端子と上記トランジスタのエミッタ
    との間に接続された第１の抵抗と、 上記トランジスタのベースに接続されたツェナーダイオ
    ードと、 上記第１の電圧入力端子に接続された第１の電極と、上
    記第１の抵抗と上記トランジスタのエミッタとの接続点
    に接続された第２の電極と、上記第１の電圧入力端子に
    第２の抵抗を介して接続され、上記ツェナーダイオード
    に第３の抵抗を介して接続され、上記第２の電圧入力端
    子に第４の抵抗を介して接続された帰還電極とを備えた
    圧電変換器と を備えており、上記第１及び第２の電圧入力端子の間の
    電圧が所定値以上になったときに圧電信号を発生するこ
    とを特徴とする圧電信号発生装置。
JP62223847A 1986-12-10 1987-09-07 圧電信号発信装置 Expired - Lifetime JP2659966B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/940,251 US4935909A (en) 1986-12-10 1986-12-10 Piezoelectric signaling device
US940251 1986-12-10

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JPS63156405A JPS63156405A (ja) 1988-06-29
JP2659966B2 true JP2659966B2 (ja) 1997-09-30

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EP (1) EP0271267A3 (ja)
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JPS63156405A (ja) 1988-06-29
EP0271267A3 (en) 1990-03-07
US4935909A (en) 1990-06-19
EP0271267A2 (en) 1988-06-15

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