JPH08123425A - ブザー駆動回路 - Google Patents
ブザー駆動回路Info
- Publication number
- JPH08123425A JPH08123425A JP6264955A JP26495594A JPH08123425A JP H08123425 A JPH08123425 A JP H08123425A JP 6264955 A JP6264955 A JP 6264955A JP 26495594 A JP26495594 A JP 26495594A JP H08123425 A JPH08123425 A JP H08123425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- buzzer
- voltage
- pulse signal
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 基本クロック信号に従ってパルス発生回路２
で所望の周波数のパルス信号を発生し、このパルス信号
Ｐａをゲート回路５を介して圧電ブザー４の一端子に印
加し、一方ゲート回路５から出力されたパルス信号Ｐａ
を反転ゲート回路６を介して反転し、この反転されたパ
ルス信号Ｐｂと０レベル信号（電圧）とを電圧選択回路
７でＣＰＵからの制御信号で選択して圧電ブザー４の他
端子に印加する。 【効果】 単一電源で且つ複数のパルス発生源の回路を
有することなく、設計，商品化が容易で音量調整が可能
となる。
で所望の周波数のパルス信号を発生し、このパルス信号
Ｐａをゲート回路５を介して圧電ブザー４の一端子に印
加し、一方ゲート回路５から出力されたパルス信号Ｐａ
を反転ゲート回路６を介して反転し、この反転されたパ
ルス信号Ｐｂと０レベル信号（電圧）とを電圧選択回路
７でＣＰＵからの制御信号で選択して圧電ブザー４の他
端子に印加する。 【効果】 単一電源で且つ複数のパルス発生源の回路を
有することなく、設計，商品化が容易で音量調整が可能
となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧電ブザーを使用する種
々の電子機器のブザー駆動回路に関するものである。
々の電子機器のブザー駆動回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】圧電ブザーは、薄型で消費電流が小さく
電子回路への電気的影響が小さいので、種々の電子機器
で使用されている。例えば、電子手帳のキータッチ音や
電子時計のアラーム音，カメラ等の状態確認音，警報器
等の警報音の手段等として広く使用されている。
電子回路への電気的影響が小さいので、種々の電子機器
で使用されている。例えば、電子手帳のキータッチ音や
電子時計のアラーム音，カメラ等の状態確認音，警報器
等の警報音の手段等として広く使用されている。
【０００３】圧電ブザーは、圧電素子によって形成され
た薄金を金属振動体等に貼り合わせた振動子を直接発音
体とするものであり、可聴周波数の交流電圧で駆動され
ることにより鳴動する。したがって、圧電ブザーを鳴動
させるには、何等かの方法で圧電ブザーに正弦波電圧や
矩形波電圧を与えなければならない。ところで、圧電ブ
ザーの音量は通常単一とされているが電子機器によって
は音量を変えられる必要があるものも多数ある。例え
ば、室内と屋外の両方で使用する場合が考えられる機器
や有効キーと無効キーのキー音の区別等である。圧電ブ
ザーはその名の示すとおり印加電圧、つまり駆動電圧を
変えることによって音圧が変わり音量を変える事ができ
る。
た薄金を金属振動体等に貼り合わせた振動子を直接発音
体とするものであり、可聴周波数の交流電圧で駆動され
ることにより鳴動する。したがって、圧電ブザーを鳴動
させるには、何等かの方法で圧電ブザーに正弦波電圧や
矩形波電圧を与えなければならない。ところで、圧電ブ
ザーの音量は通常単一とされているが電子機器によって
は音量を変えられる必要があるものも多数ある。例え
ば、室内と屋外の両方で使用する場合が考えられる機器
や有効キーと無効キーのキー音の区別等である。圧電ブ
ザーはその名の示すとおり印加電圧、つまり駆動電圧を
変えることによって音圧が変わり音量を変える事ができ
る。
【０００４】従来の圧電ブザーの駆動回路として、その
１例に、パルス発生回路から出力される圧電ブザーの共
振周波数と同じ周波数のパルス信号によってエミッタ接
地トランジスタをオン，オフ駆動することにより、圧電
ブザーをその共振周波数で駆動する構成において、互い
に電源電圧の異なる複数の電源を用意し、これらの電源
をスイッチにより択一的に圧電ブザーに接続して鳴動さ
せるようにしたものがある。
１例に、パルス発生回路から出力される圧電ブザーの共
振周波数と同じ周波数のパルス信号によってエミッタ接
地トランジスタをオン，オフ駆動することにより、圧電
ブザーをその共振周波数で駆動する構成において、互い
に電源電圧の異なる複数の電源を用意し、これらの電源
をスイッチにより択一的に圧電ブザーに接続して鳴動さ
せるようにしたものがある。
【０００５】また他の例に、例えば特開平２−９３５９
５号公報には、この公報の第１図において、基本クロッ
ク信号に従って圧電ブザー（３１）の共振周波数より高
く互いにデューティの異なるパルス信号を発生する複数
のパルス発生回路（２３，２４，２５）と、このパルス
発生回路（２３，２４，２５）の出力を選択するパルス
選択回路２６と、上記基本クロック信号に従って圧電ブ
ザー（３１）の共振周波数と同じ周波数のパルス信号を
発生するパルス発生回路（２２）とを設け、一方エミッ
タ接地トランジスタ（３０）のコレクタに上記圧電ブザ
ー（３１）を介して単一の電源（３３）を設けた構成に
おいて、パルス選択回路２６から択一的に選択されたパ
ルス信号と、上記パルス発生回路２２のパルス信号とを
アンド回路（２８）でゲートし、この出力でトランジス
タ（３０）をオン，オフ駆動して圧電ブザー（３０）を
鳴動させるようにしたものがある。即ち、前者は電圧の
異なる複数の電源、後者は電源は単一であるが複数のパ
ルス発生回路を有することで音量を変えることができ
る。
５号公報には、この公報の第１図において、基本クロッ
ク信号に従って圧電ブザー（３１）の共振周波数より高
く互いにデューティの異なるパルス信号を発生する複数
のパルス発生回路（２３，２４，２５）と、このパルス
発生回路（２３，２４，２５）の出力を選択するパルス
選択回路２６と、上記基本クロック信号に従って圧電ブ
ザー（３１）の共振周波数と同じ周波数のパルス信号を
発生するパルス発生回路（２２）とを設け、一方エミッ
タ接地トランジスタ（３０）のコレクタに上記圧電ブザ
ー（３１）を介して単一の電源（３３）を設けた構成に
おいて、パルス選択回路２６から択一的に選択されたパ
ルス信号と、上記パルス発生回路２２のパルス信号とを
アンド回路（２８）でゲートし、この出力でトランジス
タ（３０）をオン，オフ駆動して圧電ブザー（３０）を
鳴動させるようにしたものがある。即ち、前者は電圧の
異なる複数の電源、後者は電源は単一であるが複数のパ
ルス発生回路を有することで音量を変えることができ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のブザー駆動
回路では、原理的な構成が簡単なわりには複数の電源が
必要なため、コスト等の面から実際の設計，商品化が困
難であるという問題があった。また、後者のブザー駆動
回路では、電源こそ単一であるものの複数のパルス発生
回路を有するため、コスト面で問題があった。本発明の
目的は、複数の電源や複数のパルス発生回路を有するこ
となく、単一電源で回路構成が単純且つ安価に圧電ブザ
ーの音量を調節することにある。
回路では、原理的な構成が簡単なわりには複数の電源が
必要なため、コスト等の面から実際の設計，商品化が困
難であるという問題があった。また、後者のブザー駆動
回路では、電源こそ単一であるものの複数のパルス発生
回路を有するため、コスト面で問題があった。本発明の
目的は、複数の電源や複数のパルス発生回路を有するこ
となく、単一電源で回路構成が単純且つ安価に圧電ブザ
ーの音量を調節することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のブザー駆動回路
は、上記のような課題を解決するため、基本クロック信
号を発生する基本クロック発生回路と、この基本クロッ
ク信号に従って所望の周波数のパルス信号を発生するパ
ルス発生回路と、このパルス信号をゲートしブザーの一
端子に駆動電圧として印加するゲート回路と、このゲー
ト回路から出力されたパルス信号を反転する反転ゲート
回路と、この反転ゲート回路で反転された反転パルス信
号電圧と０レベル電圧のどちらかを選択し上記ブザーの
他端子に印加する電圧選択回路と、からなるものであ
る。
は、上記のような課題を解決するため、基本クロック信
号を発生する基本クロック発生回路と、この基本クロッ
ク信号に従って所望の周波数のパルス信号を発生するパ
ルス発生回路と、このパルス信号をゲートしブザーの一
端子に駆動電圧として印加するゲート回路と、このゲー
ト回路から出力されたパルス信号を反転する反転ゲート
回路と、この反転ゲート回路で反転された反転パルス信
号電圧と０レベル電圧のどちらかを選択し上記ブザーの
他端子に印加する電圧選択回路と、からなるものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明によるブザー駆動回路は、上記のような
構成であるから、ゲート回路と電圧選択回路を有するだ
けで、ブザーに反転後の信号電圧を印加する場合と０レ
ベル電圧を印加する場合を択一することで単一電源でブ
ザー音量を変え得るものである。
構成であるから、ゲート回路と電圧選択回路を有するだ
けで、ブザーに反転後の信号電圧を印加する場合と０レ
ベル電圧を印加する場合を択一することで単一電源でブ
ザー音量を変え得るものである。
【０００９】
【実施例】本発明のブザー駆動回路を図面と共に以下に
説明する。図１において、符号１は基本クロック信号を
発生する基本クロック発生回路である。２は基本クロッ
ク信号に従って圧電ブザー４の共振周波数とほぼ同じ周
波数のパルス信号Ｐａを発生するパルス発生回路であ
る。５は中央処理回路（ＣＰＵ）３からの制御信号でパ
ルス信号Ｐａを圧電ブザー４の端子Ａに印加するか否か
を択一するゲート回路で、６はゲート回路５の出力のパ
ルス信号Ｐａを反転する反転ゲート回路で、７は反転ゲ
ート回路６で反転したパルス信号Ｐｂと０レベル電圧の
どちらかを圧電ブザー４の端子Ｂに印加するための電圧
選択回路である。８はパルス信号Ｐａが印加されない時
に端子Ａが０レベル電圧に保つためのプルダウン抵抗で
ある。
説明する。図１において、符号１は基本クロック信号を
発生する基本クロック発生回路である。２は基本クロッ
ク信号に従って圧電ブザー４の共振周波数とほぼ同じ周
波数のパルス信号Ｐａを発生するパルス発生回路であ
る。５は中央処理回路（ＣＰＵ）３からの制御信号でパ
ルス信号Ｐａを圧電ブザー４の端子Ａに印加するか否か
を択一するゲート回路で、６はゲート回路５の出力のパ
ルス信号Ｐａを反転する反転ゲート回路で、７は反転ゲ
ート回路６で反転したパルス信号Ｐｂと０レベル電圧の
どちらかを圧電ブザー４の端子Ｂに印加するための電圧
選択回路である。８はパルス信号Ｐａが印加されない時
に端子Ａが０レベル電圧に保つためのプルダウン抵抗で
ある。
【００１０】上記の構成のブザー駆動回路において、ま
ずＣＰＵ３からの制御信号がゲート回路５に印加され、
ゲート回路５が所要時間開き、パルス発生回路２の図２
（ａ）に示すパルス信号Ｐａがゲート回路５を介して圧
電ブザー４の端子Ａに駆動電圧として印加される。この
とき、同時にＣＰＵ３からの制御信号が電圧選択回路７
に印加され、反転ゲート回路６の図２（ｂ）に示すパル
ス信号Ｐｂを選択した場合、上記パルス信号Ｐａの反転
したこのパルス信号Ｐｂが圧電ブザー４の端子Ｂに印加
される。これを動作Ａとする。
ずＣＰＵ３からの制御信号がゲート回路５に印加され、
ゲート回路５が所要時間開き、パルス発生回路２の図２
（ａ）に示すパルス信号Ｐａがゲート回路５を介して圧
電ブザー４の端子Ａに駆動電圧として印加される。この
とき、同時にＣＰＵ３からの制御信号が電圧選択回路７
に印加され、反転ゲート回路６の図２（ｂ）に示すパル
ス信号Ｐｂを選択した場合、上記パルス信号Ｐａの反転
したこのパルス信号Ｐｂが圧電ブザー４の端子Ｂに印加
される。これを動作Ａとする。
【００１１】また他の動作として、ＣＰＵ３からの制御
信号が電圧選択回路７に印加され、０レベル電圧を選択
した場合、この０レベル電圧が圧電ブザー４の端子Ｂに
印加される。これを動作Ｂとする。
信号が電圧選択回路７に印加され、０レベル電圧を選択
した場合、この０レベル電圧が圧電ブザー４の端子Ｂに
印加される。これを動作Ｂとする。
【００１２】上記動作Ａのときは、パルス信号ＰａとＰ
ｂとが圧電ブザー４の両端Ａ，Ｂ間に重畳されて印加さ
れ、従って図２（ｃ）に示す電位が印加されることにな
る。また、動作Ｂのときは、図２（ａ）に示すパルス信
号Ｐａの電位が印加されたことになる。本ブザー駆動回
路は、上記のように動作するものであるから、動作Ａの
ときは動作Ｂのときに比べ、より大きな音量で鳴動させ
ることができる。
ｂとが圧電ブザー４の両端Ａ，Ｂ間に重畳されて印加さ
れ、従って図２（ｃ）に示す電位が印加されることにな
る。また、動作Ｂのときは、図２（ａ）に示すパルス信
号Ｐａの電位が印加されたことになる。本ブザー駆動回
路は、上記のように動作するものであるから、動作Ａの
ときは動作Ｂのときに比べ、より大きな音量で鳴動させ
ることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によるブザー駆動回路は、単一電
源で且つ複数のパルス発生源の回路を有することなく、
音量調節が可能なブザー駆動回路の設計，商品化を容易
に安価で実施することができる。
源で且つ複数のパルス発生源の回路を有することなく、
音量調節が可能なブザー駆動回路の設計，商品化を容易
に安価で実施することができる。
【図１】本発明のブザー駆動回路の構成回路図である。
【図２】本発明のブザー駆動回路の圧電ブザーに印加さ
れるパルス電圧の波形図である。
れるパルス電圧の波形図である。
１ 基本クロック発生回路 ２ パルス発生回路 ３ ＣＰＵ ４ 圧電ブザー ５ ゲート回路 ６ 反転ゲート回路 ７ 電圧選択回路
Claims (1)
- 【請求項１】 基本クロック信号を発生する基本クロッ
ク発生回路と、該基本クロック信号に従って所望の周波
数のパルス信号を発生するパルス発生回路と、該パルス
発生回路で発生したパルス信号をゲートしブザーの一端
子に印加するゲート回路と、該ゲート回路から出力され
たパルス信号を反転する反転ゲート回路と、該反転ゲー
ト回路で反転された反転パルス信号電圧と０レベル電圧
のどちらかを選択し上記ブザーの他端子に印加する電圧
選択回路とを有することを特徴とするブザー駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264955A JPH08123425A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ブザー駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264955A JPH08123425A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ブザー駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08123425A true JPH08123425A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17410529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6264955A Pending JPH08123425A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ブザー駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08123425A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8023671B2 (en) | 2007-04-06 | 2011-09-20 | Premier Image Technology(China) Ltd. | Piezoelectric buzzer driving circuit |
| CN102243868A (zh) * | 2010-05-11 | 2011-11-16 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 压电式蜂鸣片驱动电路 |
| CN102376301A (zh) * | 2010-08-18 | 2012-03-14 | 无锡华润矽科微电子有限公司 | 一种蜂鸣器驱动电路及其计算器电路 |
| CN105287226A (zh) * | 2015-10-26 | 2016-02-03 | 捷荣科技集团有限公司 | 一种智能奶瓶套及其查询方法 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6264955A patent/JPH08123425A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8023671B2 (en) | 2007-04-06 | 2011-09-20 | Premier Image Technology(China) Ltd. | Piezoelectric buzzer driving circuit |
| CN102243868A (zh) * | 2010-05-11 | 2011-11-16 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 压电式蜂鸣片驱动电路 |
| CN102376301A (zh) * | 2010-08-18 | 2012-03-14 | 无锡华润矽科微电子有限公司 | 一种蜂鸣器驱动电路及其计算器电路 |
| CN105287226A (zh) * | 2015-10-26 | 2016-02-03 | 捷荣科技集团有限公司 | 一种智能奶瓶套及其查询方法 |
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