JPH09319375A - ウォーニングブザー音圧調整方法 - Google Patents

ウォーニングブザー音圧調整方法

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JPH09319375A
JPH09319375A JP8136916A JP13691696A JPH09319375A JP H09319375 A JPH09319375 A JP H09319375A JP 8136916 A JP8136916 A JP 8136916A JP 13691696 A JP13691696 A JP 13691696A JP H09319375 A JPH09319375 A JP H09319375A
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JP
Japan
Prior art keywords
buzzer
sound pressure
duty ratio
pulse
changing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8136916A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Nagasawa
一美 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH09319375A publication Critical patent/JPH09319375A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウォーニングブザーの製品検査で音圧が規格外
れである場合に、規格内品とするためにはブザー交換す
る作業が必要があったが、このブザー交換作業をなくす
ることを可能とする。 【解決手段】ブザーを駆動するパルス信号のデューティ
比を変更することにより音圧を変化させる。そのために
デューティ設定用のジャンパー線端子を予め設け、検査
結果によりジャンパー線を取り付けて、簡単に規格内の
音圧になるように調整できるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の報知装置に
使用されるブザーの音圧を調整する方法に関し、特に自
動車用の各種警報装置(例えばイグニションキーの抜き
忘れ、テールランプの消し忘れ等)のユニットにおい
て、ブザーの音圧が規格値を満足しない場合にブザーを
交換することなく、簡単な調整で規格値を満たすように
する調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の報知装置に使用されるウ
ォーニングブザー(以下ブザーと称する)は図3に示さ
れるようにマイコンを用い、このマイコンから出力され
るパルスをデューティ比50%のパルスにしてトランジ
スタTをオン・オフし、これによってブザーBZを駆動
していた。また、他の技術としては図4に示すように、
コントローラとしてカスタムICを使用してデューティ
比50%の減衰パルスを発生させて、この減衰パルスで
トランジスタTを駆動することによりブザーBZに減衰
音を発生させるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなマイコンやカスタムICを使用した従来のブザー駆
動方法では、ブザー単体の特性のばらつきや検査の際の
測定誤差のために、製品としての検査段階で音圧が規格
値からはずれてしまう場合がある。そのような場合に
は、たとえ規格値からのずれが僅かでも、ブザーを交換
して再度製品検査を行うが、再び規格値外となる場合も
あり、作業効率が悪かった。そこで部品の交換作業をし
なくても音圧を調整できる方法が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するもので、本発明によれば、ブザーに供給するパル
スのデューティ比を変更することによりブザーの発する
音圧が変化することを利用して、ブザー音圧の調整を行
うようにしたものである。具体的にはマイコンを用い、
このマイコンの出力ポートの出力をブザーに供給するパ
ルスとし、該パルスのデューティ比を変更することによ
りブザーの発する音圧を変化させている。また、マイコ
ンの入力ポートへの入力により前記パルスのデューティ
比の制御を行うようにし、そのマイコンの入力ポートに
ジャンパ線を複数個設け、該ジャンパ線の接続・不接続
の組み合わせによりパルスのデューティ比の制御を行う
ようにすると良い。
【0005】このように構成することによって、報知装
置の製品検査段階でブザーの音圧が規格値からはずれて
いた場合にも、ブザーに供給するパルスのデューティ比
を変更することで、ブザーの音圧を調整することがで
き、ブザー交換の作業をすることなく、規格値の音圧を
得ることができるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を図1
及び図2にしたがって説明する。図1において、マイコ
ンは内部にCUPの他にROM、RAMを有し、Nビッ
トの入力ポート(I1 、・・・、IN )と少なくとも1
ビットの出力ポート(Out1)を有する1チップマイ
コンであり、出力ポート(Out1)の出力は抵抗器を
介してブザー(BZ)を駆動するトランジスタ(TR)
のベースに入力される。トランジスタ(TR)のコレク
タにはブザー(BZ)が接続され、出力ポート(Out
1)のパルス出力の有無に応じてブザー(BZ)が駆動
される。また、入力ポート(I1 、・・・、IN )のす
べての入力端子は抵抗によりプルダウンされ、各入力端
子とVDD電位間はジャンパー端子(JP1 、・・・、J
PN )が設けられるようになっている。製品の初期設定
においては、すべてのジャンパー端子はジャンパー線な
しとされている。その結果、パルス出力はデューティ比
50%のパルスが出力ポート(Out1)から出力され
る。
【0007】従来、ブザーに供給するパルスは交流とし
ての実効値が最大となるデューティ比50%の場合が最
大音圧を与えると思われていた。しかしながら、個々の
ブザーの固有共振周波数のばらつきや電流特性の非対称
性などのため、すべてのブザーに対してデューティ比5
0%の場合が最大音圧を与えるものではなく、図2のよ
うな特性をもつものがあることがわかった。本願発明は
この事実を利用し、デューティ比を変更することにより
ブザーの音圧を調整するようにしたものである。
【0008】そこでもし製品検査の段階でブザーの音圧
が規格値から外れていた場合には、入力ポートのジャン
パー端子にジャンパー線を取り付けることにより出力パ
ルスのデューティ比を変化させることができる。例え
ば、入力ポートが3ビットの場合を例にとると、下表に
示すようなジャンパー線の組み合わせにより10〜60
%までデューティ比を変化させることができる。
【0009】
【表1】
【0010】これにより、ブザーの音圧特性が図2に示
すような場合には、デューティ比50%の初期設定では
ブザーの音圧が高すぎる場合や少し低い場合など規格値
から外れている場合でも、ジャンパー線取り付けにより
音圧を変化させることで、規格値内の値にすることがで
きる。
【0011】このように、本発明によると、ブザーに供
給するパルスをマイコンの出力ポートの出力を使用する
ようにすることにより容易にデューティ比の変更が可能
となり、さらに、ブザーに供給するパルスのデューティ
比の変更はマイコンの入力ポートへの入力により行うよ
うにしてもよく、特に、入力ポートへの入力は入力ポー
トに設けられたジャンパ線の接続変更により行うように
することで容易な変更が可能となる。
【0012】以上の実施例ではブザーの種類、駆動パル
スの周波数(周期)について特に制限はない。しかし、
ブザーは電磁ブザー、圧電ブザー等パルスで駆動可能な
ものであればすべてが使用可能であり、スピーカーであ
ってもよい。また、駆動パルスの周波数は使用するブザ
ーあるいは目的に応じたものであればどのようなものに
対しても本願発明を適用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明によれば、パルス駆動のブ
ザーを使用するウォーニングユニットにおける該ブザー
に供給するパルスのデューティ比を変更することにより
ブザーの発する音圧を変化させるようにしたので、製品
検査の段階でブザーの音圧が規格値からはずれていた場
合には、そのパルスのデューティ比を変更することによ
って簡単に規格値とすることができるので、従来のよう
なブザーの交換作業をする必要がなく、作業効率をあげ
ることができる。さらにマイコンを使ってその出力ポー
トの出力をブザーに供給し、マイコンの入力ポートにジ
ャンパ線を複数個設けれるようにしてそのジャンパ線の
接続の組み合わせによりパルスのデューティ比の制御を
行うようにすると、ジャンパー線の接続により簡単にパ
ルスのデューティ比を変更することが可能となる。
【0014】また、たとえ製品検査の段階でブザーの音
圧が規格値内のものであってもジャンパー線により音圧
のばらつきを小さくすることができ、均一な特性の製品
を出荷することが可能となる。また、音圧規格が変更に
なった場合にも容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である1チップマイコンによ
るブザー駆動回路。
【図2】図1のブザー(BZ)を駆動するパルスのデュ
ーティ比と音圧の関係を表すグラフ。
【図3】従来のブザーのパルス駆動の回路図。
【図4】従来の別のパルス駆動の回路図。
【符号の説明】
IC : マイコン BZ : ブザー TR : トランジスタ I1、・・・、IN : 入力ポート端子 Out1 : 出力ポート端子 JP1 、・・・、JPN : ジャンパー線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス駆動のブザーを使用するウォーニン
    グユニットにおいて、該ブザーに供給するパルスのデュ
    ーティ比を変更することによりブザーの発する音圧を変
    化させることを特徴とするウォーニングブザー音圧調整
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウォーニングブザー音圧
    調整方法において、マイコンの出力ポートの出力をブザ
    ーに供給するパルスとし、該パルスのデューティ比を変
    更することにより、ブザーの発する音圧を変化させるこ
    とを特徴とするウォーニングブザー音圧調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のウォーニングブザー音圧
    調整方法において、前記マイコンの入力ポートへの入力
    により前記パルスのデューティ比の制御を行うようにし
    たことを特徴とするウォーニングブザー音圧調整方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のウォーニングブザー音圧
    調整方法において、前記マイコンの入力ポートにジャン
    パ線を複数個設け、該ジャンパ線の接続の組み合わせに
    よりパルスのデューティ比の制御を行うようにしたこと
    を特徴とするウォーニングブザー音圧調整方法。
JP8136916A 1996-05-30 1996-05-30 ウォーニングブザー音圧調整方法 Pending JPH09319375A (ja)

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JP8136916A JPH09319375A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 ウォーニングブザー音圧調整方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809634B2 (en) 2001-04-25 2004-10-26 Sumitomo Wiring Systems, Ltd Buzzer-driving apparatus
JP2013218075A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Nihon Ceratec Co Ltd 警報用ブザー
CN103676704A (zh) * 2012-09-26 2014-03-26 珠海格力电器股份有限公司 蜂鸣器输出控制方法及装置
CN111710323A (zh) * 2020-05-19 2020-09-25 深圳南云微电子有限公司 一种蜂鸣器控制方法及其控制电路

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