JP2564730B2 - エンベロープ信号発生回路 - Google Patents
エンベロープ信号発生回路Info
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- JP2564730B2 JP2564730B2 JP4060521A JP6052192A JP2564730B2 JP 2564730 B2 JP2564730 B2 JP 2564730B2 JP 4060521 A JP4060521 A JP 4060521A JP 6052192 A JP6052192 A JP 6052192A JP 2564730 B2 JP2564730 B2 JP 2564730B2
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- Japan
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- capacitor
- switching circuit
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンベロープ信号発生回
路に関するものである。
路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自然音により近い音を電子的に発
生させるために、所望の音の高さに対応した周波数信号
と、この周波数信号より周波数が少しずれた信号とをミ
キシングしてうなり成分をもたせることが行なわれてい
た。
生させるために、所望の音の高さに対応した周波数信号
と、この周波数信号より周波数が少しずれた信号とをミ
キシングしてうなり成分をもたせることが行なわれてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、例え
ば、メロディや鐘の音など複数種類の周波数信号を有す
る音響にうなり成分を付加する場合、各種の周波数信号
それぞれに対して周波数がすこしずれた信号を発生させ
なければならず、そのため回路構成が複雑になるもので
あった。
ば、メロディや鐘の音など複数種類の周波数信号を有す
る音響にうなり成分を付加する場合、各種の周波数信号
それぞれに対して周波数がすこしずれた信号を発生させ
なければならず、そのため回路構成が複雑になるもので
あった。
【０００４】本発明の目的は、簡単な構成で音色に自然
音に近い深みや重厚さを与えることである。
音に近い深みや重厚さを与えることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、コンデンサ
に直列接続しコンデンサを充電するために一方の電源電
位との間に設けられた第１のスイッチング回路と上記コ
ンデンサに並列接続しコンデンサを放電するために他方
の電源電位との間に設けられた第２のスイッチング回路
とを選択的に動作させてコンデンサの充電電圧を上昇お
よび下降させる制御回路を設け、このコンデンサの充電
電圧の上昇下降に応じた出力をうなり成分を含んだエン
ベーロープ出力として生ずることにより上記目的を設定
している。
に直列接続しコンデンサを充電するために一方の電源電
位との間に設けられた第１のスイッチング回路と上記コ
ンデンサに並列接続しコンデンサを放電するために他方
の電源電位との間に設けられた第２のスイッチング回路
とを選択的に動作させてコンデンサの充電電圧を上昇お
よび下降させる制御回路を設け、このコンデンサの充電
電圧の上昇下降に応じた出力をうなり成分を含んだエン
ベーロープ出力として生ずることにより上記目的を設定
している。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
【０００７】図１において、１は本発明のエンベロープ
信号発生回路の一実施例で、コンデンサ２、抵抗３，
４、スイッチング回路５，６，７などからなる。なお、
スイッチング回路５は第１のスイッチング回路を、スイ
ッチング回路６は第２のスイッチング回路をそれぞれ構
成する。８は制御回路でＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭなどで
構成され、スイッチング回路５，６および７を選択的に
動作させる。９は音響信号発生回路で、発生する音響の
音高に対応した周波数の音響信号を発生する。１０は掛
算回路で、音響信号発生回路９で発生する音響信号とエ
ンベロープ信号発生回路１の端子Ｅから発生するうなり
成分を含むエンベロープ信号とを合成する。１１はアン
プ、１２はスピーカである。
信号発生回路の一実施例で、コンデンサ２、抵抗３，
４、スイッチング回路５，６，７などからなる。なお、
スイッチング回路５は第１のスイッチング回路を、スイ
ッチング回路６は第２のスイッチング回路をそれぞれ構
成する。８は制御回路でＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭなどで
構成され、スイッチング回路５，６および７を選択的に
動作させる。９は音響信号発生回路で、発生する音響の
音高に対応した周波数の音響信号を発生する。１０は掛
算回路で、音響信号発生回路９で発生する音響信号とエ
ンベロープ信号発生回路１の端子Ｅから発生するうなり
成分を含むエンベロープ信号とを合成する。１１はアン
プ、１２はスピーカである。
【０００８】つぎに図２を参照して動作を説明する。
【０００９】制御回路８内のＲＯＭで記憶するプログラ
ムにしたがって制御回路８はパルスを発生するものとす
る。
ムにしたがって制御回路８はパルスを発生するものとす
る。
【００１０】端子ａに図２ａのごとくパルスＰ１が発生
すると、スイッチング回路７がオンして、コンデンサ２
に充電していた電荷は瞬時に放電するので、端子Ｅの電
位は図２ＥのごとくＶDDになる。
すると、スイッチング回路７がオンして、コンデンサ２
に充電していた電荷は瞬時に放電するので、端子Ｅの電
位は図２ＥのごとくＶDDになる。
【００１１】続いて、制御回路８から図２ｂのごとく端
子ｂにパルスＰ２が発生すると、パルスＰ２が発生して
いる間スイッチング回路５がオンし、コンデンサ２が充
電を開始し、端子Ｅの電位は、図２Ｅに示したように低
下する。
子ｂにパルスＰ２が発生すると、パルスＰ２が発生して
いる間スイッチング回路５がオンし、コンデンサ２が充
電を開始し、端子Ｅの電位は、図２Ｅに示したように低
下する。
【００１２】パルスＰ２の発生が終了すると、スイッチ
ング回路５がオフになり、コンデンサ２の充電が停止
し、端子Ｅの電位は図２Ｅのごとく一定値に保持され
る。
ング回路５がオフになり、コンデンサ２の充電が停止
し、端子Ｅの電位は図２Ｅのごとく一定値に保持され
る。
【００１３】以下、制御回路８からパルスＰ３，Ｐ４，
Ｐ５，Ｐ６が発生するごとに上記と同様な動作を行な
い、端子Ｅの電位はコンデンサ２の充電に伴って、図２
Ｅのごとく段階的に低くなる。
Ｐ５，Ｐ６が発生するごとに上記と同様な動作を行な
い、端子Ｅの電位はコンデンサ２の充電に伴って、図２
Ｅのごとく段階的に低くなる。
【００１４】そして、端子ｂへのパルスの出力が終了
し、制御回路８から端子ｃにパルスＰ７が入力すると、
スイッチング回路６がオンし、コンデンサ２に充電して
いた電荷が抵抗４を介して放電し、端子Ｅの電位が図２
Ｅのごとく高くなる。
し、制御回路８から端子ｃにパルスＰ７が入力すると、
スイッチング回路６がオンし、コンデンサ２に充電して
いた電荷が抵抗４を介して放電し、端子Ｅの電位が図２
Ｅのごとく高くなる。
【００１５】パルスＰ８，Ｐ９が発生するごとに上記と
同様の動作を行ないコンデンサ２が電荷を放電して端子
Ｅの電位が高くなる。
同様の動作を行ないコンデンサ２が電荷を放電して端子
Ｅの電位が高くなる。
【００１６】以下、端子ｂおよびｃに図２で示したよう
にパルスを印加することにより、上記と同様の動作を行
ない、端子Ｅの電位は上昇下降を繰り返しながら徐々に
減衰していく。これがうなり成分を含んだエンベロープ
信号となる。
にパルスを印加することにより、上記と同様の動作を行
ない、端子Ｅの電位は上昇下降を繰り返しながら徐々に
減衰していく。これがうなり成分を含んだエンベロープ
信号となる。
【００１７】なお、本例では、図２のごとくパルスを出
力することにより、エンベロープ信号を、最初は急激に
減少させ所定時間が経過すると減衰の割合を小さくする
ことにより、理想的な減衰波形を形成している。
力することにより、エンベロープ信号を、最初は急激に
減少させ所定時間が経過すると減衰の割合を小さくする
ことにより、理想的な減衰波形を形成している。
【００１８】掛算回路１０は、端子Ｅから出力する上記
エンベロープ信号と音響信号発生回路９から発生する音
響信号とを合成し、うなり成分を有する自然音に近い音
響信号を出力する。
エンベロープ信号と音響信号発生回路９から発生する音
響信号とを合成し、うなり成分を有する自然音に近い音
響信号を出力する。
【００１９】増幅器１１はこの音響信号を増幅してスピ
ーカ１２に出力し、スピーカ１２から報音を行なう。
ーカ１２に出力し、スピーカ１２から報音を行なう。
【００２０】つぎに、図３を参照して他の実施例を説明
する。なお、図１と同一番号のものは同一のものとす
る。
する。なお、図１と同一番号のものは同一のものとす
る。
【００２１】図４を参照して動作を説明する。
【００２２】いま、スイッチング回路５，６および７は
オフされ、コンデンサ２に電荷は充電されてなく、端子
Ｅの電位は０に固定されているものとする。
オフされ、コンデンサ２に電荷は充電されてなく、端子
Ｅの電位は０に固定されているものとする。
【００２３】図４ｘのごとくパルスＰ１０が制御回路８
から発生し端子ｘに入力すると、コンデンサ２は急速充
電し、端子Ｅの電位は図４ＥのごとくＶDDとなる。以
下、上記と同様に制御回路８から発生するパルスが端子
ｙおよびｚに入力することにより、端子Ｅの電位は上昇
下降を繰り返しながら徐々に減衰していき、これがうな
り成分を含んだエンベロープ信号となる。
から発生し端子ｘに入力すると、コンデンサ２は急速充
電し、端子Ｅの電位は図４ＥのごとくＶDDとなる。以
下、上記と同様に制御回路８から発生するパルスが端子
ｙおよびｚに入力することにより、端子Ｅの電位は上昇
下降を繰り返しながら徐々に減衰していき、これがうな
り成分を含んだエンベロープ信号となる。
【００２４】つぎに、さらに他の実施例を図５を参照し
て説明する。
て説明する。
【００２５】同図において、１３はスイッチング回路で
ある。１４は制御回路で、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭなど
で構成され、スイッチング回路５，６，７および１３を
選択的に動作させる。なお、図１と同一番号のものは同
一のものとする。
ある。１４は制御回路で、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭなど
で構成され、スイッチング回路５，６，７および１３を
選択的に動作させる。なお、図１と同一番号のものは同
一のものとする。
【００２６】つぎに動作を図６を参照して説明する。
【００２７】端子Ａに図６ＡのごとくパルスＰ１１が入
力すると、端子Ｅの電位はＶDDとなる。
力すると、端子Ｅの電位はＶDDとなる。
【００２８】つぎに制御回路１４は、図６Ｂのごとくパ
ルスＰ１２を出力し、スイッチング回路５をオンする。
ルスＰ１２を出力し、スイッチング回路５をオンする。
【００２９】そして、図６ＤのごとくパルスＰ１３が発
生すると、スイッチング回路１３がオンするので、コン
デンサ２は充電を開始し、端子Ｅの電位は図６Ｅのごと
く下がる。
生すると、スイッチング回路１３がオンするので、コン
デンサ２は充電を開始し、端子Ｅの電位は図６Ｅのごと
く下がる。
【００３０】以下、パルスＰ１２が発生している間にパ
ルスＰ１４，Ｐ１５，Ｐ１６，Ｐ１７が発生すると、上
記と同様の動作を行ない、端子Ｅの電位は図６Ｅのごと
く段階的に低くなる。
ルスＰ１４，Ｐ１５，Ｐ１６，Ｐ１７が発生すると、上
記と同様の動作を行ない、端子Ｅの電位は図６Ｅのごと
く段階的に低くなる。
【００３１】パルスＰ１２の出力が終了し端子Ｃにパル
スＰ１８が入力すると、スイッチング回路５がオフに、
スイッチング回路６がオンになるので、図６Ｄのごとく
パルスＰ１９が発生すると、端子Ｅの電位は図６Ｅのご
とく高くなる。
スＰ１８が入力すると、スイッチング回路５がオフに、
スイッチング回路６がオンになるので、図６Ｄのごとく
パルスＰ１９が発生すると、端子Ｅの電位は図６Ｅのご
とく高くなる。
【００３２】以下、図６ＤのごとくパルスＰ２０，Ｐ２
１が発生すると、端子Ｅの電位は図６Ｅのごとく段階的
に高くなる。
１が発生すると、端子Ｅの電位は図６Ｅのごとく段階的
に高くなる。
【００３３】つまり、端子Ｄに入力するパルスがコンデ
ンサ２の充放電のタイミングを決定するものである。
ンサ２の充放電のタイミングを決定するものである。
【００３４】以下、上記と同様に充放電を繰り返し、う
なり成分を含んだエンベロープ信号を出力する。
なり成分を含んだエンベロープ信号を出力する。
【００３５】なお、上記の実施例ではスイッチング回路
５およびスイッチング回路６に入力するパルスのパルス
幅を等しくしたが、異なるパルス幅のパルスを供給して
もよい。
５およびスイッチング回路６に入力するパルスのパルス
幅を等しくしたが、異なるパルス幅のパルスを供給して
もよい。
【００３６】また、スイッチング回路５およびスイッチ
ング回路６に印加するパルスのデューティやパルス数も
上記に限らず適宜変更可能である。
ング回路６に印加するパルスのデューティやパルス数も
上記に限らず適宜変更可能である。
【００３７】また、スイッチング回路７をオンさせずに
スイッチング回路６のオン時間を長くすることで端子Ｅ
の電位を高くしてもよい。
スイッチング回路６のオン時間を長くすることで端子Ｅ
の電位を高くしてもよい。
【００３８】そして、スイッチング回路５およびスイッ
チング回路６に供給するパルスを適宜変更する、また
は、抵抗３，４の抵抗値を適宜変更することにより、端
子Ｅから発生するエンベロープ信号の減衰の速さを変え
ることができる。
チング回路６に供給するパルスを適宜変更する、また
は、抵抗３，４の抵抗値を適宜変更することにより、端
子Ｅから発生するエンベロープ信号の減衰の速さを変え
ることができる。
【００３９】なお、エンベロープ信号は減衰波形に限ら
ず、スイッチング回路５およびスイッチング回路６に供
給するパルスを適宜変更することにより、多様なエンベ
ロープ信号を形成することができる。
ず、スイッチング回路５およびスイッチング回路６に供
給するパルスを適宜変更することにより、多様なエンベ
ロープ信号を形成することができる。
【００４０】
【発明の効果】本発明では、コンデンサに直列接続さ
れ、このコンデンサを充電するため、一方の電源電位と
の間に設けられた第１のスイッチング回路と、上記コン
デンサに並列接続され、このコンデンサの充電電荷を放
電するため、他方の電源電位との間に設けられた第２の
スイッチング回路と、上記第１および第２のスイッチン
グ回路を選択的に動作させて上記コンデンサの充電電圧
を上昇および下降させる制御手段とを設け、このコンデ
ンサの充電電圧の上昇下降に応じた出力をうなり成分を
含んだエンベロープ出力として生じるので、うなり成分
を含む音響信号を簡単な構成で発生させることができる
ので、自然音に近い深みや重厚さをもつ良質な音が安価
に得られる。
れ、このコンデンサを充電するため、一方の電源電位と
の間に設けられた第１のスイッチング回路と、上記コン
デンサに並列接続され、このコンデンサの充電電荷を放
電するため、他方の電源電位との間に設けられた第２の
スイッチング回路と、上記第１および第２のスイッチン
グ回路を選択的に動作させて上記コンデンサの充電電圧
を上昇および下降させる制御手段とを設け、このコンデ
ンサの充電電圧の上昇下降に応じた出力をうなり成分を
含んだエンベロープ出力として生じるので、うなり成分
を含む音響信号を簡単な構成で発生させることができる
ので、自然音に近い深みや重厚さをもつ良質な音が安価
に得られる。
【図１】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図２】図１の動作説明のためのタイミングチャート。
【図３】本発明の他の実施例を示したブロック回路図。
【図４】図３の動作説明のためのタイミングチャート。
【図５】本発明のさらに他の実施例を示したブロック回
路図。
路図。
【図６】図５の動作説明のためのタイミングチャート。
２ コンデンサ ３ 抵抗 ５ 第１のスイッチング回路 ６ 第２のスイッチング回路 ８ 制御回路 １４ 制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 コンデンサに直列接続され、このコンデ
ンサを充電するため、一方の電源電位との間に設けられ
た第１のスイッチング回路と、 上記コンデンサに並列接続され、このコンデンサの充電
電荷を放電するため、他方の電源電位との間に設けられ
た第２のスイッチング回路と、 上記第１および第２のスイッチング回路を選択的に動作
させて上記コンデンサの充電電圧を上昇および下降させ
る制御手段と、 上記コンデンサの充電電圧の上昇下降に応じた出力をう
なり成分を含んだエンベロープ出力として生じることを
特徴とするエンベロープ信号発生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4060521A JP2564730B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | エンベロープ信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4060521A JP2564730B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | エンベロープ信号発生回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627949A JPH0627949A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2564730B2 true JP2564730B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=13144706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4060521A Expired - Fee Related JP2564730B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | エンベロープ信号発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564730B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6321200A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-28 | 筒中プラスチツク工業株式会社 | 模様付き合成樹脂材の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4060521A patent/JP2564730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627949A (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |