JPS6321200A - 模様付き合成樹脂材の製造方法 - Google Patents
模様付き合成樹脂材の製造方法Info
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、天理石調模様のような所望の模様を有する
熱可塑性合成樹脂材とりわけ板材の製造方法に関するも
のである。
熱可塑性合成樹脂材とりわけ板材の製造方法に関するも
のである。
従来の技術
従来、模様付き合成樹脂板の製造方法としては、天理石
調模様のような所望の模様の印刷面を有する複数枚のフ
ィルムを基板と上層の間に介在させ、これらを加熱加圧
により一体化して、内部に模様層を有する積層体を青る
方法が知られていだく実公昭55−49276号公報参
照)。
調模様のような所望の模様の印刷面を有する複数枚のフ
ィルムを基板と上層の間に介在させ、これらを加熱加圧
により一体化して、内部に模様層を有する積層体を青る
方法が知られていだく実公昭55−49276号公報参
照)。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記積層体を得る方法では、模様層に大
きな層厚を持たせるには印IIIフィルムが多数枚必要
となり、そのため製造コストが高くつくという欠点があ
った。また二次加工によって断面が見える製品を作った
場合には、積層板の層状断面が現われ、外観土兄よいし
のではなかった。
きな層厚を持たせるには印IIIフィルムが多数枚必要
となり、そのため製造コストが高くつくという欠点があ
った。また二次加工によって断面が見える製品を作った
場合には、積層板の層状断面が現われ、外観土兄よいし
のではなかった。
この発明は、上記の如き実情に鑑み、コスト的に有利で
あってかつ外観上も見映えのよい模様付き合成樹脂材の
製造方法を提供することを目的とする。
あってかつ外観上も見映えのよい模様付き合成樹脂材の
製造方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この発明による模様付き合成樹脂材の製造方法は、
プレス成形装置(A)の金型内に熱可塑性合成樹脂の粉
末を所要量充填して、下部充填層(B)を形成すること
、 所要粘度に調整した着色剤を付着した紐状体(C)を下
部充填層(B)の上に配置すること、下部充填層(B)
の上にさらに前記粉末を所要量充填して、紐状体(C)
またはその少なくとも下端部を埋込んだ上部充填層(D
Jを形成すること、 前記着色剤を上下充填層(B)(DJ内に浸透させた紐
状体(C)を、上下充填層(B)(D)の間から抜取る
こと、 上下充填層(B)(D)を加熱加圧して、前記着色剤か
ら形成された模様(E)を有する合成樹脂材(nを得る
こと より成るものである。
末を所要量充填して、下部充填層(B)を形成すること
、 所要粘度に調整した着色剤を付着した紐状体(C)を下
部充填層(B)の上に配置すること、下部充填層(B)
の上にさらに前記粉末を所要量充填して、紐状体(C)
またはその少なくとも下端部を埋込んだ上部充填層(D
Jを形成すること、 前記着色剤を上下充填層(B)(DJ内に浸透させた紐
状体(C)を、上下充填層(B)(D)の間から抜取る
こと、 上下充填層(B)(D)を加熱加圧して、前記着色剤か
ら形成された模様(E)を有する合成樹脂材(nを得る
こと より成るものである。
この明細書において、「粉末」なる用語は、合成樹脂の
通常の粉末のほかにビーズ、ベレットなども含む意味で
用いられる。
通常の粉末のほかにビーズ、ベレットなども含む意味で
用いられる。
熱可塑性樹脂としては、アクリル樹脂、スチロール樹脂
、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが用
いられる。またミこれら樹脂にはタルク、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ
などの充填剤や、ブチルステアレートなどの滑剤を配合
してもよい。
、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが用
いられる。またミこれら樹脂にはタルク、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ
などの充填剤や、ブチルステアレートなどの滑剤を配合
してもよい。
所要粘度に調整した着色剤としては、ジオクチルフタレ
ートなどの可塑剤にプラスチック用着色剤を混入して成
る配合物、あるいは印刷インキなどが用いられる。着色
剤の色調は所望する模様の色調に従って適宜選択される
。
ートなどの可塑剤にプラスチック用着色剤を混入して成
る配合物、あるいは印刷インキなどが用いられる。着色
剤の色調は所望する模様の色調に従って適宜選択される
。
着色剤の粘度については、1000CpS未満では紐状
物への着色剤の付着量が少なくて所望する着色模様が得
られない。逆に10000CIISを超えると樹脂充填
層への着色剤の浸透が悪くなり、大きな層厚の模様層が
得られない。したがって好ましい粘度の範囲はi oo
o〜10000 cpsである。
物への着色剤の付着量が少なくて所望する着色模様が得
られない。逆に10000CIISを超えると樹脂充填
層への着色剤の浸透が悪くなり、大きな層厚の模様層が
得られない。したがって好ましい粘度の範囲はi oo
o〜10000 cpsである。
紐状体としては撚紐が好ましく用いられる。
紐状体の径については、0.5IllIn未満では紐状
体への着色剤の付着量が少なくて所望する模様が得られ
ない。逆に3.01を超えると着色剤の付着量が多ずぎ
て上下充填層間からの紐状体の抜取りが困難になる。し
たがって好ましい径の範囲は0.5〜3.□mmである
。
体への着色剤の付着量が少なくて所望する模様が得られ
ない。逆に3.01を超えると着色剤の付着量が多ずぎ
て上下充填層間からの紐状体の抜取りが困難になる。し
たがって好ましい径の範囲は0.5〜3.□mmである
。
この発明の方法によって形成される模様の代表的な例と
しては天理石調の模様が挙げられ、また得られる合成樹
脂材は通常は板材であるが、これらはいずれも限定的な
ものではない。
しては天理石調の模様が挙げられ、また得られる合成樹
脂材は通常は板材であるが、これらはいずれも限定的な
ものではない。
発明の効果
この発明は以上のとおり構成されているので、本書冒頭
で説明した従来技術の問題点を克服して、コスト的に右
利であってかつ外観上も見映えのよい模様付き合成樹脂
材を製造することができる。
で説明した従来技術の問題点を克服して、コスト的に右
利であってかつ外観上も見映えのよい模様付き合成樹脂
材を製造することができる。
実 施 例
つぎに、この発明の実施例について具体的に説明する。
始めに、この発明の実施に用いられるプレス成形装置の
代表的な例を示す。
代表的な例を示す。
第1図および第2図において、プレス成形装@(A)は
、周囲に立上り状の止枠(1)を有する内寸400am
x 400mmの枠付き基板(2)と、枠付き基板(2
)の枠内に下クッション板(7)を介して配された下熱
板(3)と、下熱板(3)の周縁部上に配された成形厚
規定用の高さ12mll1の囲枠(4)と、囲枠(4)
の上に配された上熱板(6)および上クッション板(8
)とより成る。そして、かかるプレス成形装置(Alは
、樹脂粉末の充填後、多段式ホットプレスIn (G)
の上下熱盤(11H12)と複数の中間然5J(13)
との間に配される。これらの熱盤(N)(12)(13
)はそれぞれ水蒸気、冷水などの熱媒ないし冷媒を通す
媒体通路(14)を有していて、適時加熱ないし冷却で
きるように構成されている。
、周囲に立上り状の止枠(1)を有する内寸400am
x 400mmの枠付き基板(2)と、枠付き基板(2
)の枠内に下クッション板(7)を介して配された下熱
板(3)と、下熱板(3)の周縁部上に配された成形厚
規定用の高さ12mll1の囲枠(4)と、囲枠(4)
の上に配された上熱板(6)および上クッション板(8
)とより成る。そして、かかるプレス成形装置(Alは
、樹脂粉末の充填後、多段式ホットプレスIn (G)
の上下熱盤(11H12)と複数の中間然5J(13)
との間に配される。これらの熱盤(N)(12)(13
)はそれぞれ水蒸気、冷水などの熱媒ないし冷媒を通す
媒体通路(14)を有していて、適時加熱ないし冷却で
きるように構成されている。
上記構成のプレス成形装置(A)において、その囲枠(
4)の枠内の下艶板(3)の上に、最終成形製品の重量
に相当するl(3,3Kg)のうち2.889のアクリ
ル樹脂粉未配合物を充填した。
4)の枠内の下艶板(3)の上に、最終成形製品の重量
に相当するl(3,3Kg)のうち2.889のアクリ
ル樹脂粉未配合物を充填した。
同粉未配合物の成分および割合はつぎのとおりである。
アクリル樹脂 100重量部水酸化アルミニ
ウム(充填剤) 150重量部 ブチルステアレート(滑剤) 1.5重量部 こうして囲枠(4)の枠内に層厚20mmの下部充填層
(B)を形成した。
ウム(充填剤) 150重量部 ブチルステアレート(滑剤) 1.5重量部 こうして囲枠(4)の枠内に層厚20mmの下部充填層
(B)を形成した。
つぎに粘度1200CI)Sに調整した着色剤配合物を
付着した径のQ、7mmの撚紐(C)を、下部充填層(
8)の上に不規則に配置した。ただし撚@(C)の端部
は枠外に出しておいた。着色剤配合物の成分および割合
はつぎのとおりである。
付着した径のQ、7mmの撚紐(C)を、下部充填層(
8)の上に不規則に配置した。ただし撚@(C)の端部
は枠外に出しておいた。着色剤配合物の成分および割合
はつぎのとおりである。
酸化チタン(着色剤) 10重重量ジオクチル
フタレート(可塑剤) 90重3部 さらに下部充填層(B)の上に前記粉末配合物の残部0
.5Kgを充填して、層厚4mmの上部充填層(0)を
形成した。したがって前記撚紐(C)は上部充1al(
ロ)内に完全に埋込まれた。
フタレート(可塑剤) 90重3部 さらに下部充填層(B)の上に前記粉末配合物の残部0
.5Kgを充填して、層厚4mmの上部充填層(0)を
形成した。したがって前記撚紐(C)は上部充1al(
ロ)内に完全に埋込まれた。
上部充填層(0)の上に上艶板(6)および上クッショ
ン板(8)を配した後、上下充填層(B)(D)の間か
ら紐状体(C)を抜取った。
ン板(8)を配した後、上下充填層(B)(D)の間か
ら紐状体(C)を抜取った。
ついで、プレス成形装置(A)を多段式ホットプレス機
(G)の熱源(11)(12)(13)の間に配置し、
圧力10に9/ciで上下から加圧しながら徐々に温度
を高め、これを温度190℃で40分間加熱した後冷却
し、さらに圧力4・OK9 / c++iで加圧しなが
ら冷却した。
(G)の熱源(11)(12)(13)の間に配置し、
圧力10に9/ciで上下から加圧しながら徐々に温度
を高め、これを温度190℃で40分間加熱した後冷却
し、さらに圧力4・OK9 / c++iで加圧しなが
ら冷却した。
成形操作後、プレス成形装置(A)から板厚12111
1の合成樹脂板製品を取出した。
1の合成樹脂板製品を取出した。
こうして、前記着色剤から形成された天理石調の模様(
E)を有する合成樹脂板が得られた。
E)を有する合成樹脂板が得られた。
これは表面のみならず内部にも複雑な形状をなす模様層
を有し、また表面をサンドベーパーまたは家庭用クレン
ザ−で研摩しても、表面の光沢やマット目が変化するだ
けで、初期の天理石調模様は保持されていた。
を有し、また表面をサンドベーパーまたは家庭用クレン
ザ−で研摩しても、表面の光沢やマット目が変化するだ
けで、初期の天理石調模様は保持されていた。
第1図および第2図は、プレス成形装置を配した多段式
ホットプレス機の成形前および成形後の垂直断面図であ
る。 (八)・・・プレス成形装置、(B)・・・下部充填層
、(C)・・・撚紐(紐状体)、(D)・・・上部充填
層、(E)・・・模様、(n・・・合成樹脂板。 以 上 特許出願人 筒中プラスチック工業株式会社第2図
ホットプレス機の成形前および成形後の垂直断面図であ
る。 (八)・・・プレス成形装置、(B)・・・下部充填層
、(C)・・・撚紐(紐状体)、(D)・・・上部充填
層、(E)・・・模様、(n・・・合成樹脂板。 以 上 特許出願人 筒中プラスチック工業株式会社第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プレス成形装置(A)の金型内に熱可塑性合成樹脂の粉
末を所要量充填して、下部充填層(B)を形成すること
、 所要粘度に調整した着色剤を付着した紐状体(C)を下
部充填層(B)の上に配置すること、下部充填層(B)
の上にさらに前記粉末を所要量充填して、紐状体(C)
またはその少なくとも下端部を埋込んだ上部充填層(D
)を形成すること、 前記着色剤を上下充填層(B)(D)内に浸透させた紐
状体(C)を、上下充填層(B)(D)の間から抜取る
こと、 上下充填層(B)(D)を加熱加圧して、前記着色剤か
ら形成された模様(E)を有する合成樹脂材(F)を得
ること より成る模様付き合成樹脂材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16638686A JPS6321200A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 模様付き合成樹脂材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16638686A JPS6321200A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 模様付き合成樹脂材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321200A true JPS6321200A (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=15830455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16638686A Pending JPS6321200A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 模様付き合成樹脂材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321200A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01307398A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-12 | Masajiro Yoshimura | 振動制御装置付きスピーカー |
JPH0627949A (ja) * | 1992-03-17 | 1994-02-04 | Seikosha Co Ltd | エンベロープ信号発生回路 |
JPH0627950A (ja) * | 1992-03-19 | 1994-02-04 | Seikosha Co Ltd | 音響信号発生回路 |
WO2008149852A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | Almighty Co., Ltd. | 人工大理石の製造方法 |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP16638686A patent/JPS6321200A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01307398A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-12 | Masajiro Yoshimura | 振動制御装置付きスピーカー |
JPH0627949A (ja) * | 1992-03-17 | 1994-02-04 | Seikosha Co Ltd | エンベロープ信号発生回路 |
JPH0627950A (ja) * | 1992-03-19 | 1994-02-04 | Seikosha Co Ltd | 音響信号発生回路 |
WO2008149852A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | Almighty Co., Ltd. | 人工大理石の製造方法 |
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