JP2000281848A - 加飾成形用バルクモールディングコンパウンド及びこれを用いた加飾成形品 - Google Patents

加飾成形用バルクモールディングコンパウンド及びこれを用いた加飾成形品

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JP2000281848A
JP2000281848A JP11283049A JP28304999A JP2000281848A JP 2000281848 A JP2000281848 A JP 2000281848A JP 11283049 A JP11283049 A JP 11283049A JP 28304999 A JP28304999 A JP 28304999A JP 2000281848 A JP2000281848 A JP 2000281848A
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decorative
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maleic anhydride
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JP11283049A
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English (en)
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Yoshinori Kitagawa
善詔 北川
Hideaki Takezaki
秀昭 竹崎
Shohei Kawasaki
章平 川崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面の平滑性を失うことなく、基材の透明感
から優れた深み感を付与し、華麗な石目調の加飾を施し
得る難流動性の加飾成形用BMC及びこれを用いて二層
積層品とした安価にして華麗な石目調の加飾成形品を提
供する。 【解決手段】 (A)無水マレイン酸成分を2重量%以
上含有するスチレン−無水マレイン酸共重合体並びに
(B)不飽和ポリエステル樹脂及び(C)モノマーから
なる樹脂成分と、増粘材及び柄材成分とを含有してなる
ことを特徴とする加飾成形用バルクモールディングコン
パウンド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加飾成形用バルク
モールディングコンパウンド及びこれを用いた加飾成形
品に関し、更に詳しくは、石目調に代表される各種意匠
が発現でき、且つ、深み感のある外観を与える加飾成形
用バルクモールディングコンパウンド及びこれを用いた
加飾成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】FRP製の浴室用防水パン、浴槽、壁
材、キッチンカウンター等の住宅機器、住宅資材等に、
石目調、マーブル調等の加飾が施された加飾成形品が用
いられている。これらのFRP製の加飾成形品を得る方
法としては、例えば、成形型の表面にクリアー樹脂を塗
布し、ゲル化した後、この上に加飾成形用柄材と樹脂成
形材料を混合した硬化性樹脂組成物を積層し、更に、ガ
ラス繊維に樹脂成形材料を含浸してなる硬化性樹脂補強
層を積層した上、成形熱硬化させるハンドレイアップ方
式による製造方法がある。しかしながら、大量生産を必
要とする住宅機器、住宅資材等の生産には、成形工数が
多いハンドレイアップ方式による製造方法では、生産性
が低くコスト競争力に劣るという問題点を有する。
【0003】上記問題点を解決する試みとして、例え
ば、特開昭57−41918号公報に、アルカリ土類金
属の酸化物或いは水酸化物又は微粉末シリカを主体とす
るシートモールディングコンパウンド(以下、SMCと
略称する)又はバルクモールディングコンパウンド(以
下、BMCと略称する)に有機ポリイソシアネートを主
体とする増粘剤を配合してプレス成形時の流動性を抑
え、加飾効果を高めようとするSMCないしはBMCに
よるプレス成形法が開示されている。
【0004】しかし、有機ポリイソシアネートを主体と
する増粘剤を配合してプレス成形時の流動性を抑えたと
言っても、易流動性の色違いコンパウンドを用い、金型
内を流動させることによってマーブル調の模様を現出し
ようとする上記方法は、その意匠に再現性がなく、外観
に微妙な差異が現れるため、浴室等の比較的狭いスペー
スに用いられる場合にはトータルデザインが難しくなる
という問題点がある。
【0005】又、特開昭63−4915号公報には、金
型内に石目柄入りSMCをセットすると共にこのSMC
の上をガラスマットで覆い、ガラスマットの上に他のS
MCを載置した状態で成形する強化成形品の製造方法が
開示されている。
【0006】しかし、石目柄入りSMCを用いた場合、
ガラス繊維が密集している部分には石目柄等の柄材が入
り込まず、石目柄等の柄模様の疎な部分が発生したり、
成形時に上記柄材がSMC中のガラス繊維に引っ掛かり
石目柄等の柄模様の密な部分が発生する等、柄模様に意
図しない疎密や乱れが発生するおそれがあり、更には、
リブ等を設けている金型型窩の深浅が存する場合、上記
リブ部分に石目柄等の柄材が集まって、上記同様柄模様
に意図しない疎密や乱れが発生するおそれがあるもので
あった。
【0007】更には、これらのSMCは、通常、20〜
30重量%のガラス繊維等の補強材及びこれらの補強材
を隠蔽するに足りる多量の充填材入りバインダー樹脂を
含有するものであるので、仮に、これらのSMCに薄片
状物質からなる柄材が用いられても透明性を欠くもので
あるので、透視される柄材がバインダー樹脂との光屈折
率の相違によって深み感のある加飾効果が得られるもの
ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであって、表面の平滑性を失うこと
なく、基材の透明感から優れた深み感を付与し、華麗な
石目調の加飾を施し得る難流動性の加飾成形用BMC及
びこれを用いて二層積層品とした安価にして華麗な石目
調の加飾成形品を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の加
飾成形用バルクモールディングコンパウンドは、(A)
無水マレイン酸成分を2重量%以上含有するスチレン−
無水マレイン酸共重合体並びに(B)不飽和ポリエステ
ル樹脂及び(C)モノマーからなる樹脂成分と、増粘材
及び柄材成分とを含有してなるものである。
【0010】請求項2記載の発明の加飾成形用バルクモ
ールディングコンパウンドは、(A)無水マレイン酸成
分を2重量%以上含有する重量平均分子量3000〜1
0000のスチレン−無水マレイン酸共重合体3〜50
重量部並びに(B)不飽和ポリエステル樹脂及び(C)
モノマーの合計量97〜60重量部からなる樹脂成分1
00重量部に対し、酸化マグネシウム0.5〜5.5重
量部及び柄材となる粒径0.1〜4.0mmの薄片状物
質1〜50重量部を含有してなるものである。
【0011】請求項3記載の発明の加飾成形品は、請求
項1又は2記載の加飾成形用バルクモールディングコン
パウンドからなる表面層が熱硬化性成形材料からなる基
材層上に積層された加飾成形材料を熱圧成形してなるも
のである。
【0012】請求項4記載の発明の加飾成形品は、請求
項1又は2記載の加飾成形用バルクモールディングコン
パウンドを圧縮成形により増粘前に平板化し、その平板
加飾成形材料がシート状セパレート材を介して熱硬化性
成形材料からなる基材層上に積層され熱圧成形してなる
ものである。
【0013】本発明のバルクモールディングコンパウン
ド(以下、BMCと略称する)の構成成分である(A)
無水マレイン酸成分2重量%以上を含有するスチレン−
無水マレイン酸共重合体は、重量平均分子量が3000
〜10000の範囲にあることが好ましい。上記スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体の重量平均分子量が300
0未満では、硬化時に不飽和ポリエステル樹脂層より層
分離し易く、低収縮剤としての性能が低下し、1000
0を超えると、同様に不飽和ポリエステル樹脂層への分
散性が低下し、低収縮剤としての機能を十分に発現し得
ないものとなるばかりか、製品物性をも低下させるおそ
れがある。
【0014】上記スチレン−無水マレイン酸共重合体
は、主としてBMCの低収縮剤として機能し、表面の平
滑性、寸法安定性等の外観性能の向上に寄与し得るもの
であり、就中、BMCの難流動性の発現により加飾面の
高度化並びに請求項3又は4記載の発明の加飾成形品に
見られるように二層積層の加飾成形品のBMC加飾面の
安定性付与に大いに寄与し得るものである。
【0015】即ち、上記スチレン−無水マレイン酸共重
合体の無水マレイン酸成分含有量が2重量%未満では、
BMCの粘度が低下し、上記する二層積層加飾品の成形
用材料の回り込みや突出等に起因する加飾面の乱れや汚
損を惹き起こすおそれがあり、更には硬化時にポリエス
テル樹脂層より分離して製品表面に斑模様をつくった
り、金型を汚染して製品の離型を妨げる等のおそれがあ
るので上記範囲に限定され、好ましくは5〜20重量
%、より好ましくは10〜17重量%である。
【0016】更に、上記スチレン−無水マレイン酸共重
合体の不飽和ポリエステル樹脂及びこれらの共通溶媒と
なるモノマーを含む樹脂成分100重量部内の含有量が
2重量部未満であると、前記する低収縮剤としての機能
を十分に発現し得ないおそれがあり、50重量部を超え
ると、得られる製品の物性を低下するおそれがあるので
上記範囲に限定される。
【0017】(B)不飽和ポリエステル樹脂は、ビニル
エステル樹脂を含め特に限定されるものではないが、例
えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、1,3−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、ペンタエ
リスリットジアリルエーテル、アリルグリシジルエーテ
ル、ε−カプロラクトン等のグリコール類と無水マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、無水フタル酸、イソフタ
ル酸、アジピン酸、セバシン酸等の不飽和多塩基性酸を
エステル化した不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
と(メタ)アクリル酸との反応生成物からなるビニルエ
ステル樹脂等が挙げられる。
【0018】(C)モノマーは、BMCの硬化、粘度の
制御等の機能をもって含有されるが、その種類は、特に
限定されるものではないが、例えば、スチレン、メタク
リル酸メチル、プリミックスコンパウンド、ビニルトル
エン等が挙げられるが、上記性能及びコスト面からスチ
レンが好適に用いられる。
【0019】上記樹脂成分の調製手段は、特に限定され
るものではないが、例えば、スチレン−無水マレイン酸
共重合体と不飽和ポリエステル樹脂を予め各々これらの
溶媒となるモノマーに溶解しておき、両溶液を合体混合
する方法が挙げられる。
【0020】本発明において用いられる増粘材は、上記
樹脂成分の増粘に効果的に機能するものであれば特に限
定されるものではなく、又、その含有量も上記樹脂成分
に応じて決められるものであって特に限定されるもので
はないが、例えば、増粘材として酸化マグネシウムが挙
げられる。
【0021】酸化マグネシウムは、増粘剤として上記樹
脂成分の増粘に効果的に機能するものであって、その含
有量が、上記樹脂成分100重量部に対して0.5重量
部未満であると、増粘剤としての効果が十分に得られ
ず、5.5重量部を超えると、耐温水性の低下するの
で、上記範囲で含有されることが好ましい。
【0022】又、本発明において用いられる柄材は、B
MCの成形の際の加熱、加圧工程で分解したり、変質し
たりせず、所望加飾機能を発揮し得るものであれば特に
限定されるものではないが、例えば、柄材としては、粒
径0.1〜4.0mmの薄片状物質が挙げられる。
【0023】上記薄片状物質としては、BMCの成形の
際の加熱、加圧工程で分解したり、変質しないものであ
れば特に限定されるものではないが、例えば、着色マイ
カ、着色アルミニウム箔等の微粉砕物からなる無機系薄
片状物質、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等
の着色合成樹脂フィルムの微粉砕物からなる有機系薄片
状物質等が挙げられる。これらは単独で用いられてもよ
いが、複数種、複数粒径、複数色のものが併用されても
よい。むしろ各種薄片状物質を混合して用いることが意
匠的にも効果的である。
【0024】上記薄片状物質の粒径が0.1mm未満で
あると、柄材が目立たず無地に近いものとなり、4.0
mmを超えると、上記樹脂成分への分散が悪くなり、樹
脂成分へ含浸せず、浮き上がったり、剥離したりするも
のであり、意匠性において野暮ったい印象を与えるもの
となる。特に、粒径が大きいと、周囲の成分と熱膨張
(収縮)量が異なり、厚さが厚い分だけ大きな凹みを生
じ、美観を損ねるものであるので、上記範囲にあること
が好ましく、より好ましくは0.1〜2.5mmであ
る。
【0025】上記柄剤の含有量は、余り少ないと柄剤が
疎となり加飾効果が十分に発現せず、又、リブ等の補強
部分がありと、裏側に折角の柄剤が集合して埋没してし
まい、疎密が発生して意匠的に劣ったものとなる。又、
余り多くなると柄剤の分散性が悪くなり、意匠的に劣
り、コストアップともなるので、樹脂成分100重量部
に対して、好ましくは1〜50重量部、より好ましくは
10〜25重量部である。
【0026】請求項3又は4記載の発明の加飾成形品の
基材に用いられる熱硬化性成形材料は、表面層に用いら
れる本発明のBMCと積層性を有するものであって、得
られる成形品に求められる強度を有するものであれば特
に限定されるものではないが、例えば、本発明の上記B
MCに用いられた不飽和ポリエステル樹脂のSMC等が
挙げられる。
【0027】上述のように調製された加飾成形用BMC
は、上記熱硬化性成形材料からなる基材に積層され、熱
圧成形されるに先立ち、圧縮成形により増粘前に平板化
される。このように、圧縮成形により増粘前に平板化す
ることによって、従来の熱圧成形では、基材の熱硬化性
成形材料の性状との関連において、使用することが難し
かった、柔らかなBMCから硬いBMCに至るまで、広
い範囲の様々なBMCを用いることができ、いずれも平
滑な表面を有する所望サイズの平板加飾成形材料を得る
ことが可能となる。
【0028】上記加飾成形用BMCによる表面層の加飾
は、表面層の全面において施されてもよいが、無地のB
MCからなる表面層の一部分にのみ上記加飾成形用BM
Cによる加飾が施されてもよい。表面層の一部分にのみ
上記加飾成形用BMCによる加飾が施される場合、圧縮
成形により増粘前に平板化される加飾成形用BMCは、
無地のBMCと圧縮成形金型内で所望の加飾形状が形成
されるように適宜組み合わされてチャージされてもよい
が、計算量で平板状にチャージされた無地のBMC上
に、圧縮成形によって平板化された小さな加飾成形用B
MCを所望の加飾形状が形成されるように、熱圧成形金
型内にて配置したものであってもよい。この場合の圧縮
成形により増粘前に平板化される加飾成形用BMCのサ
イズは、熱圧成形によって得られる加飾成形品の表面層
より小さいものであるが、本発明においては、このよう
な部分的加飾成形用材料をも、圧縮成形により増粘前に
平板化された加飾成形用材料に包含するものである。
【0029】上記平板加飾成形材料の厚さは、用途に応
じて決められるものであって特に限定されるものではな
いが、余り薄いと平板加飾成形材料からなる表面層と基
材層の間に介在するシート状セパレート材が透視され、
加飾効果を減殺するおそれがあり、余り厚くなると、コ
ストアップに比して得られる加飾効果が左程に上がらな
いので、好ましくは0.5〜10mm、より好ましくは
1.0〜5.0mm、更に好ましくは1.5〜5.0m
mである。
【0030】上記圧縮成形は、用いられる加飾成形BM
C毎に成形条件が設定されるが、上記加飾成形BMCは
上下の離型性のフィルムで挟み込み、平板化金型を用い
て、好ましくは5〜150kgf/cm2 、より好まし
くは30〜100kgf/cm2 の成形圧力で圧縮成形
される。
【0031】上記平板化金型は、通常の圧縮成形用金型
と略同一であるが、シェアエッジ部が0.1mm以上空
いており、開閉自在である点においてのみ異なるもので
ある。加飾成形BMCの平板化に際し、加飾成形BMC
は上下の離型性のフィルムで挟み込んで圧縮成形され
る。
【0032】上記離型性のフィルムは、加飾成形BMC
の圧縮成形時の流動による引張力に抗し得る強度を有す
るものでなければならない。このような離型性のフィル
ムとしては、上記強度を有するものであれば特に限定さ
れるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム、アクリルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム等が挙げられ
る。中でも、平板化後の増粘及びスチレンの揮発等の対
策から、50〜300μm程度のPETフィルムが好適
に用いられる。
【0033】本発明においては、上述のように加飾成形
BMCを、一旦、平板加飾成形材料とされた後、熱硬化
性成形材料からなる基材に積層される。このように、2
層成形することによって、高価な柄剤を含有する材料
を、外観意匠に無関係の裏面側に埋没させることをセー
ブするだけでなく、相当部分を占める外観意匠に無関係
な熱硬化性成形材料からなる基材として、公知の汎用さ
れている安価な材料を適宜選択使用できるので、トータ
ルコストを著しく低減させることができる。
【0034】尚、熱硬化性成形材料からなる基材の着色
に際して、平板加飾成形材料と同一もしくはこれに酷似
した着色とすれば、両者の界面における、セパレート材
の破れや基材を構成する熱硬化性成形材料の染み出し等
があった場合でも、その程度が軽微であれば、得られる
加飾成形品の外観品質に実質的に影響を及ぼすことがな
い。
【0035】シート状セパレート材は、熱圧成形工程に
おいて、特に成形用金型のエンボス刻設面とその周囲に
段差がある場合、基材層の熱硬化性成形材料と表面層の
BMCが、両層の成形材料の回り込みや突出等によって
加飾面の乱れが惹き起されることを防止するための両成
形材料のセパレート材であるが、上記両層の接着性を阻
害しないものであれば特に限定されるものではなく、例
えば、紙、布、不織布、合成樹脂フィルム、ガラスマッ
トやガラスクロス等が挙げられる。これらは単体で用い
られてもよいが、2枚以上もしくは2種以上の複合シー
トとして用いられてもよい。又、必要に応じてこれらの
シート状セパレート材は、親接着性処理が施されてもよ
い。中でも、本発明のBMCにはガラスマット、不織布
がより好適に用いられる。
【0036】シート状セパレート材の坪量は、余り少な
いと、熱圧成形時に破れや伸びによって、上記両成形材
料の回り込みや突出等を阻止し得ないおそれがあり、余
り多いと、空気を巻き込み両層間の界面接着性を低下さ
せたり、成形用金型と馴染みにくく、賦形性に悪影響を
及ぼすおそれがあるので、好ましくは100〜400g
/m2 程度である。
【0037】本発明の加飾成形品を熱圧成形する手段
は、特に限定されるものではなく、例えば、通常合成樹
脂の熱圧成形に用いられるプレス成形法が挙げられる。
上記プレス成形法に用いられるプレス成形機の金型の形
式としては、通常上下分割型が用いられ、上型が可動
型、下型が固定型となっているが、これに限定されるも
のではない。
【0038】上記成形用金型にチャージされる本発明の
BMCは、予め、例えば、コールドプレス法、コールド
ロール圧延法、押出法等によって平板状に賦形されて用
いられてもよい。得られる加飾成形品の加飾表面層の厚
さは、好ましくは1.5mm以上である。加飾表面層の
厚さが1.5mm未満であると、加飾模様の深み感が十
分に発現し得ないおそれがあり、加飾表面層の透明度に
もよるが、用いられたシート状セパレート材や裏面の基
材層を十分に隠蔽し得ず、外観を損なうおそれがあるの
で、平板状に予め賦形されるBMCの厚さは、成形時の
延展等を考慮して設定されることが好ましい。
【0039】このように加飾成形用BMCを、予め圧縮
成形により増粘前に平板化することによって、使用する
BMC配合を多様化することが可能となる。即ち、基材
を構成する熱硬化性成形材料の性状との関連で、その使
用が難しい硬さのBMCであっても、コールドプレス法
等により圧力をかけることで、増粘前であれば平板化す
ることが可能であって、上記平板化に際して、所望の加
飾成形品に応じて所定厚さやサイズに設定して置くこと
ができれば、相当性状の異なる基材であっても、その積
層及び熱圧成形が可能であって、上記BMC配合を多様
化することが可能となるのである。
【0040】又、上記成形用金型に本発明のBMCから
なる表面層と熱硬化性成形材料からなる基材層のチャー
ジ手段は、特に限定されるものではなく、例えば、図1
に示すように、平板状に賦形された本発明のBMC2か
らなる表面層を、下型12の金型面を全面的に覆うよう
に、チャージ率100%でチャージし、該BMC2上
に、シート状セパレート材3を介在させ、もしくは介在
させることなく、熱硬化性成形材料4をチャージ率10
0%未満で基材層としてチャージする方法が挙げられ
る。
【0041】成形材料のチャージ手段は、上記方法に限
定されるものではなく、加飾成形品の用途、意匠、サイ
ズ、形状等に応じて各々適したチャージ方法が適宜選択
使用される。
【0042】金型の成形温度は、表面層に用いられる本
発明のBMC及び基材層に用いられる熱硬化性成形材料
の種類によって上下両型毎に各々設定される。上下両型
の温度は、同一であってもよく、異なっていてもよい
が、本発明のBMCが当接する下型は、80〜180℃
程度に加熱され、比較的流動性の良好な基材層に用いら
れる熱硬化性成形材料が当接する下型は、これより低い
温度に設定されることが好ましい。又、加圧条件は、加
飾成形品のサイズ、形状等に応じて適宜設定されるが、
例えば、金型内を脱気しながら圧力10〜120kg/
cm2 で加圧時間30秒〜20分程度が好適に用いられ
る。
【0043】請求項1記載の発明の加飾成形用バルクモ
ールディングコンパウンドは、叙上のように、(A)無
水マレイン酸成分を2重量%以上含有するスチレン−無
水マレイン酸共重合体並びに(B)不飽和ポリエステル
樹脂及び(C)モノマーからなる樹脂成分と、増粘材及
び柄材成分とを含有してなるものであるので、成形時に
併用される他の成形用材料の回り込みや突出等に起因す
る加飾面の乱れや汚損を惹き起こすおそれがなく、且
つ、平面の平滑性を失うことなく、基材の透明感から優
れた深み感を付与し、華麗な石目調の加飾を施し得る難
流動性成形材料である。
【0044】請求項2記載の発明の加飾成形用バルクモ
ールディングコンパウンドは、叙上のように、(A)無
水マレイン酸成分を3重量%以上含有する重量平均分子
量3000〜10000のスチレン−無水マレイン酸共
重合体3〜50重量部並びに(B)不飽和ポリエステル
樹脂及び(C)モノマーの合計量97〜60重量部から
なる樹脂成分100重量部に対し、酸化マグネシウム
0.5〜5.5重量部及び柄材となる粒径0.1〜4.
0mmの薄片状物質1〜50重量部を含有してなるもの
であるので、成形時に併用される他の成形用材料の回り
込みや突出等に起因する加飾面の乱れや汚損を惹き起こ
すおそれがなく、就中、平面の平滑性を失うことなく、
基材の透明感から優れた深み感を付与し、華麗な石目調
の加飾を施し得る難流動性成形材料である。
【0045】請求項3記載の発明の加飾成形品は、請求
項1又は2記載の発明の加飾成形用バルクモールディン
グコンパウンドを表面層とし、汎用されている安価な熱
硬化性成形材料を基材層として用いることができるもの
であり、且つ、前述するように成形時に併用される他の
成形用材料の回り込みや突出等に起因する加飾面の乱れ
や汚損を惹き起こすおそれがなく、華麗な石目調の加飾
が施されるものであるので、著しく製品コストを低減し
得るものである。又、請求項4記載の発明の加飾成形品
は、叙上の如く構成されているので、本発明の加飾成形
用BMCからなる加飾表面層が、特に広い範囲の加飾成
形用バルクモールディングコンパウンドから選択使用す
ることを可能ならしめるものであるので、加飾の内容を
著しく豊富にすることができ、且つ、成形時に加飾表面
層が、裏面の熱硬化性成形材料で汚損されるおそれがな
く華麗な石目調の加飾成形品をより容易に製造し得るも
のである。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
【0047】図1に、以下の実施例において用いられた
成形用金型及び加飾成形品の成形の際の、加飾成形材料
等のフィードの状態を模式的に示す。成形用金型1は、
加飾成形品の加飾面を形成する平滑な表面を有する下型
12と、加飾成形品の基材裏面に当接するエンボス13
を表面に刻設した上型11とからなる熱圧金型からな
り、図示されていない昇降手段及び加圧手段等により成
形材料は加圧され、硬化されて加飾成形品が成形され
る。
【0048】図示された状態の成形材料は、請求項1又
は2記載の発明の加飾成形用BMCが、コールドプレス
法等によって予め平板化された加飾成形材料2、シート
状セパレート材3及びSMC等の熱硬化性成形材料4か
らなり、加飾成形材料2は、シート状セパレート材3を
介して熱硬化性成形材料4の表面を包み込むように積層
され、硬化され、これらが一体化されて請求項3又は4
記載の発明の加飾成形品が成形されるのである。
【0049】(実施例1)図1に示した長方形(750
mm×450mm)の成形面を有する成形用金型を用
い、以下に示す成形材料と配合量で、図1に示した構成
の加飾成形用BMC〔コールドプレスにより厚さ3m
m、成形面と同サイズのシート状に成形し、金型にフィ
ード、チャージ率100%〕、シート状セパレート材
〔成形面と同サイズ、チャージ率100%〕及びSMC
〔チャージ率60%〕からなる成形材料を、金型温度を
下型145℃、上型125℃に設定し、金型型窩内を脱
気しながら最終型締め速度0.8mm/秒にて型締め
し、65kg/cm2 にて10分間保持して、熱圧成形
によって上記寸法のエンボス付き柄付き加飾平板を作製
した。
【0050】〔加飾成形用BMC〕 (1)スチレン−無水マレイン酸共重合体(重量平均分
子量6800、数平均分子量2800、無水マレイン酸
含有量13重量%)の50重量%スチレン溶液40重量
部 (2)イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂(数平均
分子量2000)の40重量%スチレン溶液60重量部
【0051】(3)酸化マグネシウム(増粘剤)2.0
重量部 (4)t−ブチルパーオキシベンゾエート(TBPB、
硬化剤)1重量部 (5)水酸化アルミニウム(平均粒径12μm、充填
剤)230重量部 (6)ガラス繊維(繊維長6mm、補強材)12重量部
【0052】(7)薄片状物質〔以下に示す粒径の着色
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム粉砕
片、括弧内部数は内数、柄材〕20重量部 白色:粒径0.2mm(4重量部)、粒径1.5mm
(4重量部)、粒径2.0mm(2重量部) 黒色:粒径0.2mm(3重量部)、粒径1.0mm
(3重量部) 灰色:粒径0.5mm(2重量部)、粒径1.5mm
(2重量部)
【0053】〔シート状セパレート材〕コンティニアス
ストランドマット(坪量100g/m2
【0054】〔基材を構成する熱硬化性成形材料〕加飾
成形用BMCで用いたイソフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部、TBPB1重量部、炭酸カルシウ
ム(平均粒径10μm)160重量部及び顔料その他添
加剤9重量部を混練し、繊維長1インチのガラス繊維を
25重量%含有するように含浸ラインにてガラス繊維堆
積マットに含浸させたSMC(合計270重量部)
【0055】(比較例1)実施例1の加飾成形用BMC
の構成成分である(1)スチレン−無水マレイン酸共重
合体のスチレン溶液に替え、スチレン−酢酸ビニル共重
合体(日本油脂社製、商品名「モディパーSV10
B」、酢酸ビニル含有量10重量%)の50重量%スチ
レン溶液5重量部を用い、(2)イソフタル酸系不飽和
ポリエステル樹脂スチレン溶液の配合量を95重量部に
変更したこと以外、実施例1と同様にしてエンボス付き
柄付き加飾平板を作製した。
【0056】(比較例2)実施例1の加飾成形用BMC
の構成成分である(1)スチレン−無水マレイン酸共重
合体の無水マレイン酸含有量が1重量%のものを用いた
こと以外、実施例1と同様にしてエンボス付き柄付き加
飾平板を作製した。
【0057】(比較例3)実施例1の加飾成形用BMC
の構成成分である(1)スチレン−無水マレイン酸共重
合体のスチレン溶液に替え、比較例1で用いたスチレン
−酢酸ビニル共重合体の50重量%スチレン溶液20重
量部を用い、(2)イソフタル酸系不飽和ポリエステル
樹脂のスチレン溶液の配合量を80重量部に変更したこ
と以外、実施例1と同様にしてエンボス付き柄付き加飾
平板を作製した。
【0058】(比較例4)実施例1の加飾成形用BMC
の構成成分である(1)スチレン−無水マレイン酸共重
合体のスチレン溶液に替え、ポリエチレン粉末10重量
部を用い、(2)イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹
脂のスチレン溶液の配合量を90重量部に変更したこと
以外、実施例1と同様にしてエンボス付き柄付き加飾平
板を作製した。
【0059】(比較例5)実施例1の加飾成形用BMC
の構成成分である(1)スチレン−無水マレイン酸共重
合体のスチレン溶液に替え、ポリスチレンの50重量%
スチレン溶液20重量部を用い、(2)イソフタル酸系
不飽和ポリエステル樹脂のスチレン溶液の配合量を80
重量部に変更したこと以外、実施例1と同様にしてエン
ボス付き柄付き加飾平板を作製した。
【0060】実施例及び比較例において、製品は、各々
10点作製され、全品目視による外観検査が行われた。
実施例で得られた加飾平板は、いずれも柄材の薄片状物
質が表面の平滑性を失うことなく、基材の透明感から優
れた深み感を付与し、華麗な石目調の加飾が施されてい
るのに対し、比較例で得られた加飾平板は、いずれも裏
面のSMCが表面に突出したり、側縁から回り込んだり
して加飾面を汚損し、10点全品、いずれも製品化でき
るものではなかった。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明の加飾成形用BMC
は、叙上の如く構成されているので、成形時に併用され
る他の成形用材料の回り込みや突出等に起因する加飾面
の乱れや汚損を惹き起こすおそれがなく、且つ、表面の
平滑性を失うことなく、基材の透明感から優れた深み感
を付与し、華麗な石目調の加飾を施し得るものである。
【0062】請求項2記載の発明の加飾成形用BMC
は、叙上の如く構成されているので、成形時に併用され
る他の成形用材料の回り込みや突出等に起因する加飾面
の乱れや汚損を惹き起こすおそれがなく、特に、表面の
平滑性を失うことなく、基材の透明感から優れた深み感
を付与し、華麗な石目調の加飾を施し得るものである。
【0063】請求項3記載の発明の加飾成形品は、叙上
の如く構成されているので、基材として、汎用されてい
る安価な熱硬化性成形材料を用いて、華麗な石目調の加
飾が施されるものであるので、著しく製品コストを低減
し得るものである。又、加飾表面層が、製造時に裏面の
熱硬化性成形材料で汚損されるおそれがなく華麗な石目
調の加飾成形品を容易に製造し得るものである。
【0064】請求項4記載の発明の加飾成形品は、叙上
の如く構成されているので、加飾の内容を著しく豊富に
することができ、且つ、成形時に加飾表面層が、裏面の
熱硬化性成形材料で汚損されるおそれがなく華麗な石目
調の加飾成形品をより容易に製造し得るものである。
又、基材として、汎用されている安価な熱硬化性成形材
料を用いて、華麗な石目調の加飾が施されるものである
ので、著しく製品コストを低減し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加飾成形品を作製するための成形用金
型及び加飾成形品の成形の際の、加飾成形材料等のフィ
ードの状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 成形用金型 11 上型 12 下型 13 エンボス刻設部 2 BMC 3 シート状セパレート材 4 SMC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 7/00 C08K 7/00 C08L 35/00 C08L 35/00 67/06 67/06 // B29K 67:00 105:06 Fターム(参考) 4F204 AA13E AA41 AA49L AB11 AB16 AB25 AF07 AF10 AG01 AG03 AH46 AH51 FA01 FB01 FB11 FN01 FQ19 FW42 4J002 BH012 CD201 CF221 DE077 EA046 EH076 FD337 GL00 4J011 AA05 PA03 PA07 PA13 PA64 PA65 PA66 PA88 PA89 PA96 PB38 PB40 PC02 PC08 QA03 QA09 SA76 XA02 4J027 AA08 AB06 AB07 AB08 AB09 AB15 AB16 AB17 AB18 AB23 AB24 AB25 AB29 AJ01 AJ08 BA05 BA07 CA04 CA05 CA06 CA07 CA14 CA18 CA20 CA32 CA34 CD01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)無水マレイン酸成分を2重量%以
    上含有するスチレン−無水マレイン酸共重合体並びに
    (B)不飽和ポリエステル樹脂及び(C)モノマーから
    なる樹脂成分と、増粘材及び柄材成分とを含有してなる
    ことを特徴とする加飾成形用バルクモールディングコン
    パウンド。
  2. 【請求項2】 (A)無水マレイン酸成分を2重量%以
    上含有する重量平均分子量3000〜10000のスチ
    レン−無水マレイン酸共重合体3〜50重量部並びに
    (B)不飽和ポリエステル樹脂及び(C)モノマーの合
    計量97〜60重量部からなる樹脂成分100重量部に
    対し、酸化マグネシウム0.5〜5.5重量部及び柄材
    となる粒径0.1〜4.0mmの薄片状物質1〜50重
    量部を含有してなることを特徴とする加飾成形用バルク
    モールディングコンパウンド。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加飾成形用バルクモール
    ディングコンパウンドからなる表面層が熱硬化性成形材
    料からなる基材層上に積層された加飾成形材料を熱圧成
    形してなることを特徴とする加飾成形品。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の加飾成形用バルク
    モールディングコンパウンドを圧縮成形により増粘前に
    平板化し、その平板加飾成形材料がシート状セパレート
    材を介して熱硬化性成形材料からなる基材層上に積層さ
    れ熱圧成形してなることを特徴とする加飾成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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