JP3194402B2 - 化粧材とその製造方法 - Google Patents

化粧材とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅部材、住宅機器、
家具、家電品等に用いられる、意匠表現に優れた天然石
調の化粧材とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、高級感を与える為、住宅部材
や家具、家電品等に特殊な柄層を付与した化粧材が使用
されている。例えば、天然石等の模様を付与した人工石
目柄化粧材の場合、その意匠表現方法として塩化ビニル
シートを積層し、少なくともその一層に石目柄層を設け
たタイルやポリエステル樹脂や、アクリル系樹脂等に人
工大理石模様を形成し積層した化粧材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たいずれの化粧材も、意匠性に乏しく手法的に天然石の
持つ深み感、自然色の表現を具体化する方法がなく、更
に人工大理石模様を形成する手法の特質上、幅広い色柄
表現を再現することが困難であった。そこで本発明は、
従来の化粧材に比べ、柄層を設けた不織布層により天然
大理石に近似した深み感、立体感を再現し、更に安価
に、安定生産が可能な化粧材とその製造方法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、不透明合成樹脂を含浸させたガラス繊維の
基材層(10)、又は不透明合成樹脂層による基材層(10)
に、表面に柄層(12)を転写形成した不織布(11)を積層
し、透明又は半透明合成樹脂を塗布含浸させて、この上
層に透明又は半透明合成樹脂層(13)を順次積層してな
り、前記不織布(11)の非柄層面に、凹凸模様(E)を形成
したことを特徴とするものである。
【0005】この化粧材の製造方法は、予め用意された
型枠(15)内に、透明又は半透明合成樹脂を塗布し、この
上から予め転写形成してなる不織布(11)の柄層(12)と、
前記型枠内の合成樹脂層(13)を合わせて積層し、この不
織布(11)に透明又は半透明合成樹脂を塗布含浸させ、こ
の上から、ガラス繊維で強化された不透明合成樹脂層(1
0)、又は不透明合成樹脂の単層(10)を順次形成し積層し
たことを特徴とするものである。更に透明又は半透明合
成樹脂を塗布含浸させた不織布(11)の非柄層と基材層の
層間に、透明又は半透明合成樹脂層(14)を形成すること
で一層の天然大理石調の深みを表現することができる。
【0006】また、前記柄層(12)を形成し、透明又は半
透明合成樹脂を含浸させた不織布層(11)の非柄層面に、
シリコーン樹脂による賦型シートを重ね加圧し、不織布
層の硬化が始まった段階で賦型シートを剥離し、前記不
織布層の裏面に凹凸模様(E)を形成したものである。
【0007】
【作用】本発明の化粧材は、第2層の不織布表面に転写
により天然大理石調の石目柄層を形成し、その裏面より
不織布のポーラスな表面性を利用して、透明又は半透明
合成樹脂を含浸させることで、この不織布の表面に樹脂
が浸透する部分と、柄層に遮られ浸透しない部分ができ
る。更に、第1層の樹脂層と第3層の不透明合成樹脂を
含浸させたガラス繊維による基材層を、型枠内でハンド
レイアップ方法によって形成するので表面に適当な圧力
が加わり、不織布層表面に天然石に近似した石目柄を再
現することができ、且つ、第3層のガラス繊維量と含浸
させる不透明合成樹脂量を調整することで、硬化時に起
こる化粧材の反りやねじれを防ぐことが可能となる。
【0008】
【実施例】本発明を図に基づき詳細に説明する。図1は
本発明の実施例における化粧材の積層構成の一例を示す
側面図である。図2は柄層を形成した不織布の裏面に凹
凸模様を形成した一例を示す側面図である。また図3は
型枠内における化粧材の積層状態を示す断面図である。
図4は他の実施例における型枠内の化粧材の積層状態を
示す断面図である。また図5は転写による柄層の形成の
一例を示す説明図であり、図6は化粧材の製造に用いる
型枠の一例を示す説明図である。
【0009】本発明に用いる型枠(15)は、図6に示すよ
うに、ガラス、金属、FRP、プラスチック、木質材料
等が使用可能で、平坦盤上に型枠を並べたもの(図示は
しない)でもよいが、構造は開放型(片面型)が好まし
い。この型枠の底面には得ようとする化粧材の艶、凹凸
等の表面状態を想定して、予め鏡面や凹凸模様の加工を
施すことも可能である。更に後述する各層の積層、硬化
後の脱型を考慮して、ワックス系、シリコーン系、ポリ
ビニルアルコール系等の離型剤を塗布しておくとよい。
また、この型枠の周壁内周縁をティパー形状に角度
(α)1°〜3°程度に切削しておくと、積層した化粧
材を容易に脱型させることができる。
【0010】本発明の化粧材の製造方法は、前述の型枠
(15)の底部(15a) に第1層として透明又は半透明合成樹
脂(13)を塗布する。この塗布方法は、スプレイ塗布、ハ
ケやローラーによる塗布或いは型枠の形状によりロール
コーターやフローコーターの使用が可能となる。この塗
布膜厚は化粧材の表面物性及び意匠性等を考慮して20
μm〜600μm程度が好ましい。また、第1層の透明
又は半透明合成樹脂(13)は、後述する第2層、第3層に
用いる合成樹脂に共通して、不飽和ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、ビニルエステル(エポキシアクリレー
ト)樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、アクリル
樹脂等の樹脂が適している。
【0011】塗布後、この第1層の透明又は半透明合成
樹脂層(13)の表面が指触硬化(指先で触ってベトつかな
い程度・ゲル化)する状態まで待って、第2層の柄層(1
2)を形成した不織布(11)を積層する。この不織布の材質
はポリエステル、ビニロン、ナイロン、ガラス繊維等が
選択可能で、厚さは目付け量20g〜150g/m2
度の不織布を選択使用することができる。この不織布の
柄層(12)は、図5に示すように、転写紙(T) を用いて天
然石の石目柄層を形成したものである。この転写紙の基
体(S) としては、PET、PP、PE、ポリカーボネー
ト、PVC、ビニロン等の樹脂フィルムやフィルムと紙
を貼り合わせた複合シート等や樹脂を塗布した紙等が使
用でき、熱圧に耐えうることが必要である。柄層の印刷
は、天然石に近似した精密な連続印刷が可能なグラビア
印刷が適している。またインキは、塩化ビニル系、酢酸
ビニル系、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、
エチレン酢酸ビニル系、ナイロン系、塩素化ポリプロピ
レン系の樹脂やこれらの混合物が適宜選択できるが、被
転写体である不織布との密着性や含浸に用いる合成樹脂
の相性を考慮する必要がある。この転写は、平プレス又
は少なくとも2本の加熱ロールに、転写紙(T) /不織布
(11)の両者をニップし、転写及び基体シートの剥離を連
続で行う方法も可能である。
【0012】こうして得られた不織布(11)に、第1層の
透明又は半透明合成樹脂層と同一又は密着可能な前述の
合成樹脂を含浸させ積層せしめる。この際、まず第1層
の合成樹脂層(13)上に不織布の柄層(12)が接するように
積層する。次に、この不織布のポーラスな表面性を利用
して、裏面より透明又は半透明合成樹脂を塗布し含浸さ
せる。塗布方法としては、ローラー、ハケ、ヘラ等を用
いて塗布量を調整しながら含浸、脱泡させながら、第2
層の不織布層(11)を形成する。
【0013】次に、第2層の指触硬化(指先で触ってベ
トつかない程度・ゲル化)の状態までまって、前記不織
布層(11)の非柄層面に、第3層の基材層(10)であるガラ
ス繊維の強化材に不透明合成樹脂を含浸させて積層す
る。この基材に用いるガラス繊維の強化材としては、チ
ュップドストランドマット、サーフェシングマット、ガ
ラスクロス、ロービングクロス等を単独又は複数種組み
合わせて用いることが可能である。これらのガラス繊維
の強化材に、第1層、第2層と同一樹脂系の不透明合成
樹脂を含浸させて積層するもので、化粧材全体の厚さは
この不透明合成樹脂の量で調整する。また、積層するガ
ラス繊維強化材の積層数を任意に設定することが可能で
あるが、得られる化粧材の強度や反りを考慮すると、例
えば、不飽和ポリエステル系樹脂を用いた場合、樹脂塗
布量の20%〜80%(重量%)の範囲が好ましい。更
に、基材層(10)には、第1層、第2層と同一樹脂系の不
透明合成樹脂の単層の使用も可能であり、特に白色系大
理石調の意匠表現の際には、ガラス繊維強化材の影が認
識されやすいので、不透明合成樹脂層単独の基材層が有
効である。また必要に応じてこれらの不透明合成樹脂層
を着色することもできる。この基材層(10)を積層した
後、樹脂の硬化を待って脱型及び外周の仕上げをする。
また、脱型のタイミングとしては、不透明合成樹脂の硬
化程度が70%程度以上であれば可能である
【0014】更に、図4に示すように、不織布層(11)と
基材層(10)の層間に、不飽和ポリエステル樹脂等による
透明又は半透明合成樹脂層(14)を形成することで、化粧
材の一層の意匠効果が得られる。また、この合成樹脂層
に粒径10μ〜250μの無機化合物、例えば水酸化ア
ルミ、炭酸カルシュウム、炭酸マグネシュウム、硫酸バ
リュウム、石膏、クレー、アルミナ、珪素土、カオリ
ン、タルク、無水硅酸、硅酸マグネシュウム、雲母粉
末、ガラス繊維粉末等のいずれかの単独又は混合したも
のを添加することで、透明性と屈折率が第1層と第2層
で用いた合成樹脂層と変わるので、天然大理石調の深み
のある視覚効果を得ることが可能となる。この添加量は
用いる樹脂系や無機化合物の種類やその粒径によって異
なってくるので調整が必要である。また形成する層厚
は、20μ〜600μ程度の範囲で化粧材の深みを考慮
して適宜選択することができる。
【0015】本発明の化粧材は、第2層の柄層(12)を形
成した不織布(11)の積層及び樹脂含浸時に、さらなる意
匠効果を得るため、予め準備した天然石表面をシリコー
ン樹脂で型取りした賦型シートを、不織布の非柄層面に
重ね、加圧し、含浸させた合成樹脂の硬化を待って賦型
シートを剥離すると、不織布層の裏面に天然石調の凹凸
模様(E) を付与することが可能となる。この際、凹凸模
様を形成した賦型シートの表面の凹凸が、樹脂を含浸し
た不織布層を越えない深さとする。また、含浸した樹脂
が硬化前の流動性を有する時点での凹凸模様の形成なの
で、加圧は指触圧(指で軽く押さえる程度の圧力)〜5
kg/cm2 程度の押し圧が好ましい。また、この凹凸
模様は不織布に設けた石目柄によっては形成する必要が
なく適宜選択することができる。次に、具体的な実施例
を示す。
【0016】<実施例1>図5に示すように、周壁の内
周縁を角度(α)1°にティパー形状に切削し、深さ
(Y) 20mm、内寸法(U,U) 300×300mmとし
て、底部(15a) は鏡面仕上げにした型枠(15)を準備し
た。この型枠内に、第1層の透明合成樹脂層として不飽
和ポリエステル樹脂(日本触媒(株)製エポラックG−
774PTSY、硬化剤Cat−M)を100gハケに
て均一に塗布して、次に、第1層の樹脂層の指触硬化
(指先で触って樹脂がベトつかない程度の乾燥状態)す
るまで待って、第2層の柄層(12)を形成した不織布(11)
を積層し透明合成樹脂を塗布含浸させた。この不織布は
目付け量100g/m2 のポリエステル不織布を用い
て、予め25μmのPETフィルムに塩化ビニル系イン
キでグラビア印刷で3色刷した、御影石柄をホットプレ
ス機にて転写した不織布を使用した。この不織布(11)の
柄層(12)面を第1層の透明合成樹脂層に接するように積
層して、この裏面より前述のポリエステル樹脂を100
gハケにて塗布し含浸させたものである。次に、この不
織布層の指触硬化を待って、第3層の基材層を積層し
た。この基材層(10)に用いた樹脂は、前述の不飽和ポリ
エステル樹脂に顔料系着色剤を配合して予め白色に調整
したものである。また、ガラス繊維による強化材として
は、チョプドストランドマットを用いて、100gのガ
ラス繊維の強化材に200gの着色樹脂を含浸させ積層
したものである。この樹脂層の十分な硬化を待って、型
枠より脱型させ、外周及び裏面の仕上げ研磨を実施して
御影石調の化粧材を得た。この際、ガラス繊維による強
化材の積層数を調整することで硬化時のカールを防止す
ることができた。
【0017】<実施例2>バーナー仕上げした御影石の
表面を、シリコーン樹脂で型取りした賦型シートを準備
して、透明ポリエステル樹脂を100gハケで塗布含浸
させた、実施例1における第2層の柄層を設けた不織布
を積層し、、この不織布層の裏面側に賦型シートを積層
し、この上からローラー等により均一に押圧する。この
際、賦型シートの凹凸模様は不織布層の表面側に到達せ
ずに、あくまでも樹脂を含浸させた不織布層内に凹凸模
様(E) を形成するものである。次に不織布層の硬化を待
って、賦型シートを剥離すると不織布層の裏面側に御影
石調の凹凸模様が形成される(図2を参照)。他は実施
例1と同様にして製造を行った。
【0018】<実施例3>図4に示すように、不織布層
(11)の非柄層面と基材層(10)の層間に、透明又は半透明
合成樹脂層(14)を形成したもので、この合成樹脂層は、
不飽和ポリエステル樹脂に水酸化アルミ(粒径40μか
ら100μ)を添加混合したものである。この添加量
は、主剤の不飽和ポリエステル樹脂100に対して50
%〜150%(重量%)程度の範囲が適当である。ま
た、不織布層に形成した柄層の色調に合わせ、透明顔料
で着色処理を行ったものである。他は実施例1と同様に
製造したものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の化粧材は、基材層と上層の合成
樹脂層の層間に、予め転写による柄層を形成し合成樹脂
を含浸させた不織布層によって、天然石に近似した意匠
性の優れた石目柄の化粧材が得ることができる。また、
透明半透明合成樹脂層を必要に応じて調整された表面状
態の型枠上で、硬化せしめることで良好な表面性が得ら
れる。更に、基材層のガラス繊維量と不透明合成樹脂量
を調整することで、硬化時に発生する反りやねじれを防
ぐことができる。また、基材層と不織布層の層間に、無
機化合物を添加した合成樹脂層を形成することで、一層
の深みのある化粧材となる。更に不織布への合成樹脂の
塗布含浸時に、天然石表面のシリコーン樹脂の賦型シー
トによる凹凸模様を不織布の裏面に形成することで、入
射光によって内層の凹凸模様が立体感を現出して一段と
優れた意匠効果を有する化粧材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における化粧材の積層構成の一
例を示す側面図である。
【図2】本発明の他の実施例における不織布層の裏面に
凹凸模様を形成した一例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例における型枠内における化粧材
の積層状態を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における型枠内の化粧材の
積層状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例における転写による柄層の形成
の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例における化粧材の製造に用い
る型枠の平面図(a) と深さを示す側面図(b) と内周壁の
角度を示す説明図(c) である。
【符号の説明】
10 …基材層(不透明合成樹脂を含浸させたガラス繊
維又は不透明合成樹脂層) 11 …不織布(樹脂を含浸させた不織布層) 12 …転写による柄層 13,14…透明又は半透明合成樹脂層 15 …型枠 15a…型枠の底部 20 …化粧材 E …凹凸模様 S …基体シート T …転写シート U …型枠の内寸法 Y …型枠の深さ α …角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 33/00 B32B 21/08 B32B 27/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維に不透明合成樹脂を含浸させた
    基材層、又は不透明合成樹脂の単層による基材層に、片
    面に柄層を形成した不織布に透明又は半透明合成樹脂を
    含浸させて、前記不織布の柄層上に透明又は半透明合成
    樹脂層を順次積層してなり、前記不織布の非柄層面に、
    凹凸模様を形成したことを特徴とする化粧材。
  2. 【請求項2】前記基材上に透明又は半透明合成樹脂層を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の化粧材。
  3. 【請求項3】透明又は半透明合成樹脂層を塗布形成した
    型枠内に、予め表面に転写形成してなる不織布の柄層
    と、前記型枠内の透明又は半透明合成樹脂層を合わせて
    積層し、該不織布に透明又は半透明合成樹脂を塗布含浸
    させて、更に、この上層にガラス繊維に不透明合成樹脂
    を含浸してなる基材層、又は不透明合成樹脂による基材
    層を順次形成し積層したことを特徴とする化粧材の製造
    方法。
  4. 【請求項4】前記透明又は半透明合成樹脂を塗布含浸さ
    せた不織布の非柄層面と基材層の層間に、透明又は半透
    明合成樹脂層を形成したことを特徴とする請求項に記
    載の化粧材の製造方法。
  5. 【請求項5】前記透明又は半透明合成樹脂を塗布含浸し
    てなる不織布の非柄層面に、シリコーン樹脂による賦型
    シートを重ね加圧し、凹凸模様を形成したことを特徴と
    する請求項又は請求項に記載の化粧材の製造方法。
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