JPH0526810Y2 - - Google Patents

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JPH0526810Y2
JPH0526810Y2 JP1987142340U JP14234087U JPH0526810Y2 JP H0526810 Y2 JPH0526810 Y2 JP H0526810Y2 JP 1987142340 U JP1987142340 U JP 1987142340U JP 14234087 U JP14234087 U JP 14234087U JP H0526810 Y2 JPH0526810 Y2 JP H0526810Y2
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JP
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transistor
power supply
voltage
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mute
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JP1987142340U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、電源のオフ時に発生する音響機器
のポツプ音を除去するミユート回路に関し、さら
に詳しくは、車載用音響機器のスイツチキーのオ
フ時のポツプ音を除去するミユート回路に関す
る。
【従来の技術】
従来、この種の装置として第2図に示すものが
知られている。第2図において、Accは自動車の
アクセサリ用電源により供給される電源電圧であ
り、電源ラインを構成している。Tr1,Tr2は抵
抗、ダイオードと共に電源電圧Accのセンス回路
を構成するトランジスタであり、Tr3は同様にダ
イオード、コンデンサと共に電源電圧Accのオフ
時にミユート信号が送出されるミユート回路を構
成するトランジスタである。RLは負荷であり、
増幅器、カセツトテープレコーダ等の車載用音響
機器で構成されていて、ミユート回路よりのミユ
ート信号により内部の信号ラインがオープン状
態、またはシヨート状態になされ、音量をアツテ
ネートするようになつている。トランジスタTr1
は電源電圧Vccと負荷RLにエミツタ、コレクタ
が接続され、そのベースには抵抗R2を介してエ
ミツタを接地したトランジスタTr2のコレクタが
接続されている。トランジスタTr2のベースは抵
抗R3およびツエナーダイオードD1を介して電源
電圧Vccに接続されている。また、トランジスタ
Tr3はエミツタ接地方式になされ、そのコレクタ
を出力とする構成になつていて、ベースに抵抗
R4を介して電源電圧Vccが供給されている。トラ
ンジスタTr3のベース、エミツタ間にはダイオー
ドD2が接続され、エミツタにはコンデンサCと
ツエナーダイオードD3を介して接地されている。 一般に、車載用電源は通常、14V前後であり、
10V〜16V程度の範囲で変動するため、トランジ
スタTr2のベース、エミツタ間電圧、およびツエ
ナーダイオードD1のツエナー電圧を加えた電源
電圧Vccのセンス電圧は7.5V程度以上で、負荷
RLに電源が供給されるようになつている。また、
トランジスタTr3で構成される電源電圧Accのオ
フ時のミユート回路は、ダイオードD3のツエナ
ー電圧よりトランジスタTr3のエミツタ、ベース
間電圧を引いたミユートセンス電圧で決定され、
このミユートセンス電圧は約8V程度以下で、ミ
ユート信号の“H”が送出されるようになつてい
る。
【考案が解決しようとする問題点】
このように、車載用電源は8V程度までの減電
を考慮する必要があるので、負荷RLの安定度
(増幅器の発振、耐入力、カセツトメカニズムの
安定動作等)を考えると、できだけ高い電圧で動
作させることが必要であり、電源電圧Vccのセン
ス電圧はできるだけこの8Vに近づけて設計する
ことが望ましい。 しかしながら、ミユート回路のミユートセンス
電圧が前述した如く約8V程度にセツテイングさ
れているので、このセンス電圧がミユートセンス
電圧をわずかでも上まわると、オフミユートがか
かる前に回路のバランスが崩れ、ポツプ音を発生
するという問題があつた。 この考案は、上述のような従来の問題点を解決
するためになされたもので、電源電圧Vccのセン
ス電圧をミユートセンス電圧と略一致させる構成
にすることにより、負荷の減電特性の下限を上げ
ることを可能にし、かつ、負荷の安定度を増すミ
ユート回路を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、負荷
側に電源を供給する電源ラインとアース間にコレ
クタ、エミツタを接続すると共に、電源ラインに
ベースが接続された差動増幅器を構成する第1、
第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ
のベースにダイオードを介して接続され、電源ラ
インの電源電圧に応じてスイツチング動作を行
い、オン時には前記負荷側に電源を供給する第3
のトランジスタと、前記ダイオードのカソードに
接続されたコンデンサと、前記第1のトランジス
タの出力によりベース、エミツタ間で電源ライン
の電圧を検出し、ミユート信号を出力する第4の
トランジスタとを備えたことを特徴とするもので
ある。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に沿つて説明
する。先ず、第1図において従来の構成を示す第
2図と同一符号は同一部分を示し、その説明は省
略する。Tr3,Tr4は電源ラインとアース間にコ
レクタ、エミツタを接続し、電源ラインにベース
が接続された差動増幅器を構成する第1、第2の
トランジスタであり、トランジスタTr3,Tr4
ベースは、それぞれ抵抗R3,R4を介して電源電
圧Vccに接続されている。トランジスタTr3のベ
ースと抵抗R3との接続点には、トランジスタTr2
のベースがダイオードD1を介して接続されると
共に、コンデンサCがアース間に接続されてい
る。Tr5はトランジスタTr3のコレクタにベース
が接続され、トランジスタTr3の出力によりベー
ス、エミツタ間で電源ラインの電圧を検出し、ミ
ユート信号を出力するトランジスタである。 次に、上述したように構成されたミユート回路
の動作について説明する。先ず、トランジスタ
Tr1,Tr2を中心とした電源電圧Vccのセンス回
路は、ダイオードD1のツエナー電圧とトランジ
スタTr2のべース、エミツタ間電圧との和以上に
電源電圧Vccが上昇すると、トランジスタTr2
オンされ、トランジスタTr1を制御して負荷RL
に対して電源電圧Vccと略同等な電圧を供給す
る。トランジスタTr3,Tr4で構成される差動増
幅器は、電源電圧Vccより抵抗R3を介してダイオ
ードD1、トランジスタTr2のべースに電流が供給
されている間、トランジスタTr4のべースよりト
ランジスタTr3のべース電位の方が低いため、ト
ランジスタTr4がオン、トランジスタTr3がオフ
になつている。このため、抵抗R6の両端には電
圧が発生されないので、ミユート信号(出力)は
“L”となつている。 そして、電源電圧Vccが電源スイツチのオフ操
作等により低下し、ダイオードD1のツエナー電
圧とトランジスタTr2のべース、エミツタ間電圧
との和以下になると、コンデンサCにより抵抗
R3を介して放電を開始する。この抵抗R3の電位
差により、トランジスタTr4がオフ、トランジス
タTr3がオンとなり、抵抗R6の両端に電圧が発生
し、トランジスタTr6をオンしてミユート信号が
“H”となり、ミユート出力を負荷RLに送出す
る。 なお、以上の説明では、ミユート回路を適用し
た装置を車載用機器として説明したが、これ以外
の全ての電気機器のミユート回路として利用する
ことが可能である。
【考案の効果】
以上の説明したように、この考案のミユート回
路によれば、電源電圧の電源供給ラインのセンス
電圧と、電源電圧がオフした時に発生するミユー
トセンス電圧とを略一致させることが可能にな
り、電源電圧のセンス電圧を設定する際、個々の
部品のバラツキを考慮して低めに設定する必要が
なく、負荷の減電特性の下限を上げることができ
る。したがつて、この考案は負荷の安定度が増す
ことにきわめて効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるミユート回
路の構成図、第2図は従来のミユート回路の構成
図である。 Tr1〜Tr5……トランジスタ、D1……ダイオー
ド、C……コンデンサ、RL……負荷。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 負荷側に電源を供給する電源ラインとアース間
    にコレクタ、エミツタを接続すると共に、電源ラ
    インにベースが接続された差動増幅器を構成する
    第1、第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのベースにダイオード
    を介して接続され、電源ラインの電源電圧に応じ
    てスイツチング動作を行い、オン時には前記負荷
    側に電源を供給する第3のトランジスタと、 前記ダイオードのカソードに接続されたコンデ
    ンサと、 前記第1のトランジスタの出力によりベース、
    エミツタ間で電源ラインの電圧を検出し、ミユー
    ト信号を出力する第4のトランジスタと を備えたことを特徴とするミユート回路。
JP1987142340U 1987-09-18 1987-09-18 Expired - Lifetime JPH0526810Y2 (ja)

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JP1987142340U JPH0526810Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP1987142340U JPH0526810Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6447115U JPS6447115U (ja) 1989-03-23
JPH0526810Y2 true JPH0526810Y2 (ja) 1993-07-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60121319U (ja) * 1984-01-26 1985-08-16 東光株式会社 ミユ−テイング回路

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JPS6447115U (ja) 1989-03-23

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