JPS5837132Y2 - クリック防止回路 - Google Patents
クリック防止回路Info
- Publication number
- JPS5837132Y2 JPS5837132Y2 JP1977090416U JP9041677U JPS5837132Y2 JP S5837132 Y2 JPS5837132 Y2 JP S5837132Y2 JP 1977090416 U JP1977090416 U JP 1977090416U JP 9041677 U JP9041677 U JP 9041677U JP S5837132 Y2 JPS5837132 Y2 JP S5837132Y2
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- JP
- Japan
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- base
- diode
- terminal
- click
- resistor
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- Expired
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- Amplifiers (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気録音再生装置等の音響機器におけるクリッ
ク防止回路に関し、電源投入時にバイアス回路中に設け
られたコンテ゛ンサに急速充電されることにより生ずる
クリック音を、該コンデンサに予備充電することにより
減少させるクリック防止回路を提案するものである。
ク防止回路に関し、電源投入時にバイアス回路中に設け
られたコンテ゛ンサに急速充電されることにより生ずる
クリック音を、該コンデンサに予備充電することにより
減少させるクリック防止回路を提案するものである。
従来よりこの種の対策回路は種々提案されて、それぞれ
効果を有しているが、外付部品が多かったり、またその
条件が厳しかったりして完全なものがなかった。
効果を有しているが、外付部品が多かったり、またその
条件が厳しかったりして完全なものがなかった。
第1図に従来例としてOTLパワーアンプの配線を第2
図に電源投入時の出力直流電圧特性を示す。
図に電源投入時の出力直流電圧特性を示す。
第1図において、1はOTLパワーIC12は入力信号
源、3はスピーカ、4は電源、5は電源スィッチ、6〜
12は外付コンデンサ、13はリップルフィルタのデカ
ップリング端子、14はリップルフィルタ後の電源端子
、15はデカップリング端子、16は入力端子、17は
負帰還端子、18は電源端子、19はブートストラップ
端子、20は出力端子、20′は接地端子、21〜38
は抵抗、39〜44はダイオード、45〜56はトラン
ジスタである。
源、3はスピーカ、4は電源、5は電源スィッチ、6〜
12は外付コンデンサ、13はリップルフィルタのデカ
ップリング端子、14はリップルフィルタ後の電源端子
、15はデカップリング端子、16は入力端子、17は
負帰還端子、18は電源端子、19はブートストラップ
端子、20は出力端子、20′は接地端子、21〜38
は抵抗、39〜44はダイオード、45〜56はトラン
ジスタである。
第2図において、57は電源投入時刻、58は従来のク
リック防止回路なしの時のクリック音、5つは従来クリ
ック防止回路ありの時のクリック音を示す。
リック防止回路なしの時のクリック音、5つは従来クリ
ック防止回路ありの時のクリック音を示す。
次クリック音58 、59が生ずる過程を示す。
ここで゛回路図中のPNP)ランジスタ58、NPN)
ランジスタ50、抵抗29 、30は従来のクリック防
止対策回路である。
ランジスタ50、抵抗29 、30は従来のクリック防
止対策回路である。
先ずこの従来クリック防止回路がない状態から説明する
。
。
電源スィッチ5が投入されると、抵抗31を通してリッ
プルコンテ゛ンサ6が充電され、続いてトランジスタ4
7.48がオンし、コンテ゛ンサ7を充電するとともに
、抵抗32 、33、トランジスタ51.55のベース
・エミッタ、コンデンサ11を通して電流が流れ、スピ
ーカ3に大きなりリック音58を発生させている。
プルコンテ゛ンサ6が充電され、続いてトランジスタ4
7.48がオンし、コンテ゛ンサ7を充電するとともに
、抵抗32 、33、トランジスタ51.55のベース
・エミッタ、コンデンサ11を通して電流が流れ、スピ
ーカ3に大きなりリック音58を発生させている。
また従来クリック防止回路を付加した場合では、コンデ
ンサ8が充電完了するまで訃うンジスタ58のベース電
圧は低く、トランジスタ58は導通してトランジスタ5
0を導通させ、抵抗32 、33の中間点の電圧を落と
して上記クリック音を減少させる。
ンサ8が充電完了するまで訃うンジスタ58のベース電
圧は低く、トランジスタ58は導通してトランジスタ5
0を導通させ、抵抗32 、33の中間点の電圧を落と
して上記クリック音を減少させる。
しかしコンテ゛ンサ8の充電完了してからドライバー回
路に正常バイアスが加わり、コンテ゛ンサ10は抵抗2
7を通して充電されるため、トランジスタ46はその充
電時間中オフとなる。
路に正常バイアスが加わり、コンテ゛ンサ10は抵抗2
7を通して充電されるため、トランジスタ46はその充
電時間中オフとなる。
従ってトランジスタ57,54,59,53.56がオ
フとなり、出力直流電圧は59に示す如く上昇する。
フとなり、出力直流電圧は59に示す如く上昇する。
次にコンテ゛ンサ10が充電されると、正常バイアスと
なり、出力直流電圧は正常直流電圧に引きもどされ、そ
の時クリック音5つが生ずる。
なり、出力直流電圧は正常直流電圧に引きもどされ、そ
の時クリック音5つが生ずる。
本考案は上記欠点を解消するためのもので、電源投入時
に、差動増幅器の入力端子に接続されない側のベースを
、入力端子に接続される側のベースより、1■BE(ダ
イオード順方向電圧)を抵抗分割した電圧の差だけ低い
電圧で急速充電し、クリック音を軽減させることのでき
るクリック防止回路を提供するものである。
に、差動増幅器の入力端子に接続されない側のベースを
、入力端子に接続される側のベースより、1■BE(ダ
イオード順方向電圧)を抵抗分割した電圧の差だけ低い
電圧で急速充電し、クリック音を軽減させることのでき
るクリック防止回路を提供するものである。
以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において、60〜62は抵抗、63〜65はダイ
オードで、他の符号の部品は第1図のそれと同じである
。
オードで、他の符号の部品は第1図のそれと同じである
。
差動増幅器を構成する一方のトランジスタ45のベース
は入力端子16に、他方のトランジスタ46のベースは
負帰還端子17と抵抗27を通して出力端子20とに接
続され、該入力端子16と接地間にコンデンサ9と入力
信号源2の直列回路が介装され、該負帰還端子17と接
地間にコンデンサ10と抵抗21の直列回路が介装され
ている。
は入力端子16に、他方のトランジスタ46のベースは
負帰還端子17と抵抗27を通して出力端子20とに接
続され、該入力端子16と接地間にコンデンサ9と入力
信号源2の直列回路が介装され、該負帰還端子17と接
地間にコンデンサ10と抵抗21の直列回路が介装され
ている。
またリップルフィルタのデカップリング端子13とテ゛
カップリング端子15の間に抵抗62とダイオード65
.63を直列接続し、さらに該ダイオード63を抵抗6
0と61で分割してなる直並列回路が接続され、前記テ
゛カップリング端子15は抵抗22を通してトランジス
タ45のベースに接続され、前記抵抗60.61の接続
点はダイオード64を通してトランジスタ46のベース
に接続されている。
カップリング端子15の間に抵抗62とダイオード65
.63を直列接続し、さらに該ダイオード63を抵抗6
0と61で分割してなる直並列回路が接続され、前記テ
゛カップリング端子15は抵抗22を通してトランジス
タ45のベースに接続され、前記抵抗60.61の接続
点はダイオード64を通してトランジスタ46のベース
に接続されている。
またテ゛カップリング端子15がトランジスタ58のベ
ースに接続され、該トランジスタ58のコレクタがトラ
ンジスタ50のベースに接続され、該トランジスタ50
のコレクタが抵抗32と33の接続点に接続されている
ことは第1図と同じである。
ースに接続され、該トランジスタ58のコレクタがトラ
ンジスタ50のベースに接続され、該トランジスタ50
のコレクタが抵抗32と33の接続点に接続されている
ことは第1図と同じである。
リップルコンテ゛ンサ6が充電されると、抵抗62、ダ
イオード65、抵抗60、ダイオード64を通してコン
デンサ10に充電され、予備充電が完了する。
イオード65、抵抗60、ダイオード64を通してコン
デンサ10に充電され、予備充電が完了する。
定常状態ではダイオード64がカットオフとなるため、
バイアス回路には影響を与えない。
バイアス回路には影響を与えない。
よって従来例にみられるように、トランジスタ46がオ
フしていることにより生ずるクリック音は出なくなり、
第4図のような特性が得られる。
フしていることにより生ずるクリック音は出なくなり、
第4図のような特性が得られる。
またトランジスタ45.46が同時にオンするように抵
抗22,60.61を設定することにより、より確実に
予備充電が行なわれる。
抗22,60.61を設定することにより、より確実に
予備充電が行なわれる。
以上本考案によれば、出力直流電圧はクリック音を生せ
しめることなく立ち上がりが可能となり、特に集積回路
においては外付部品点数の増大もなく対策できる極めて
有効な回路を得るに至った。
しめることなく立ち上がりが可能となり、特に集積回路
においては外付部品点数の増大もなく対策できる極めて
有効な回路を得るに至った。
第1図は従来例のクリック防止回路図、第2図はその出
力直流電圧特性図、第3図は本考案の一実施例を示す回
路図、第4図はその出力直流電圧特性図である。 2・・・・・・入力信号源、4・・・・・・電源スィッ
チ、13・・・・・・リップルフィルタのデカップリン
グ端子、15・・・・・・デカップリング端子、16・
・・・・・入力端子、17・・・・・・負帰還端子、2
0・・・・・・出力端子、21.60〜62・・・・・
・抵抗、63〜65・・・・・・ダイオード、45.4
6・・・・・・差動増幅器のトランジスタ。
力直流電圧特性図、第3図は本考案の一実施例を示す回
路図、第4図はその出力直流電圧特性図である。 2・・・・・・入力信号源、4・・・・・・電源スィッ
チ、13・・・・・・リップルフィルタのデカップリン
グ端子、15・・・・・・デカップリング端子、16・
・・・・・入力端子、17・・・・・・負帰還端子、2
0・・・・・・出力端子、21.60〜62・・・・・
・抵抗、63〜65・・・・・・ダイオード、45.4
6・・・・・・差動増幅器のトランジスタ。
Claims (1)
- ベースバイアスVBを与えられる差動増幅器の一方のベ
ースを入力端子とし、他方のベースを負帰還端子とし、
該他方のベースと接地間にコンテ゛ンサと抵抗の直列回
路を挿入した差動増幅器において、前記一方のベースに
バイアスを与える点よりもIVBE高い電圧位置より該
IVBEを抵抗分割し、分割点にダイオードのアノード
を接続し、該ダイオードのカソードを前記他方のベース
に接続したことを特徴とするクリック防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977090416U JPS5837132Y2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | クリック防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977090416U JPS5837132Y2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | クリック防止回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5416350U JPS5416350U (ja) | 1979-02-02 |
JPS5837132Y2 true JPS5837132Y2 (ja) | 1983-08-22 |
Family
ID=29018731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977090416U Expired JPS5837132Y2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | クリック防止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837132Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746791U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187944A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-07-31 | Sanyo Electric Co |
-
1977
- 1977-07-07 JP JP1977090416U patent/JPS5837132Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187944A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-07-31 | Sanyo Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5416350U (ja) | 1979-02-02 |
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