JPS6227567B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6227567B2
JPS6227567B2 JP53118260A JP11826078A JPS6227567B2 JP S6227567 B2 JPS6227567 B2 JP S6227567B2 JP 53118260 A JP53118260 A JP 53118260A JP 11826078 A JP11826078 A JP 11826078A JP S6227567 B2 JPS6227567 B2 JP S6227567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
amplifier
power
transistor
charging
Prior art date
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Expired
Application number
JP53118260A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5545227A (en
Inventor
Masayuki Takori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP11826078A priority Critical patent/JPS5545227A/ja
Publication of JPS5545227A publication Critical patent/JPS5545227A/ja
Publication of JPS6227567B2 publication Critical patent/JPS6227567B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステレオ、ラジオ、テレビその他の音
響回路に使用される音声周波の電力増幅器の改良
に関する。特に電源投入時に現われるポツプ雑音
の改善に関するものである。
この種の電力増幅器には、近年直結構成のトラ
ンジスタによるシングルエンデツド・プツシユプ
ル回路が広く用いられるようになつた。この電力
増幅器は、電源投入時にいわゆる「ポツプ雑音」
が発生し、これが耳ざわりであるばかりでなく、
極端な場合にはスピーカを劣化させたり破壊させ
ることもある。
このポツプ雑音は、主としてプツシユプル回路
の中点電位が立上がる際に、入力回路に備えられ
た比較的容量の大きいカツプリングコンデンサ、
あるいは直流阻止用のコンデンサを充電すための
過渡電流により生じるものであることがわかつ
た。
本発明は電源投入時のポツプ雑音を除去した電
力増幅器を提供することを目的とする。
本発明は、出力のシングルエンデツド・プツシ
ユプル回路を駆動する(負荷回路の)電流を分流
して、入力のカツプリングコンデンサおよび直流
阻止用コンデンサに与えるために電源投入直後の
みに導通状態となる充電回路を備えたことを特徴
とする。
この回路によれば、カツプリングコンデンサお
よび直流阻止用コンデンサを充電するための過渡
電流が、音声増幅回路を流れることがなくなり、
ポツプ雑音を除去することができる。
図面により詳しく説明する。
第1図は従来例の電力増幅器回路図である。こ
の回路は公知の回路であるので、その構成および
動作を簡単に説明すると、音声信号入力は端子
INに与えられ、差動増幅器を構成するトランジ
〓〓〓〓
スタQ3,Q4およびQ5,Q6により増幅される。増
幅された信号は、トランジスタQ4のコレクタか
ら取り出され、トランジスタQ8およびQ10で増幅
されて、シングルエンデツド・プツシユプル回路
に供給される。
このような電力増幅器で、電源投入時に発生す
るポツプ雑音の原因を調べると、次のようなこと
がわかつた。すなわち、端子Vccに電圧が与えら
れ、ダイオードD2、抵抗R13およびトランジスタ
Q7によつて回路がバイアスされる。これにより
ダイオードD2とカレントミラーになつているト
ランジスタQ9に電流が流れる。このトランジス
タQ9のコレクタは、トランジスタQ12のベースに
接続され、さらにトランジスタQ12のエミツタは
トランジスタQ14のベースに接続されているの
で、トランジスタQ9のコレクタ電流はトランジ
スタQ12およびトランジスタQ14で増幅される形
になる。この過渡的な電流はコンデンサC3およ
び帰還抵抗R11,R12を通じコンデンサC2を充電
し、さらにはコンデンサC1が充電されて、各コ
ンデンサの電位が安定するまで継続する。この間
には、シングルエンデツド・プツシユプル増幅器
の中点の電位も、トランジスタQ3,Q4および
Q5,Q6による差動増幅器の平衡も定まらない。
これがスピーカSPにポツプ雑音として現われる
ことになる。
第2図は本発明実施例電力増幅器の回路図であ
る。図の右上にあるトランジスタQ9は駆動増幅
器となるトランジスタQ10の負荷となり、シング
ルエンデツドプツシユプル回路Q12,Q13,Q14
Q15の入力回路となる負荷回路であり、このトラ
ンジスタQ9のコレクタは、トランジスタQ21およ
びQ22のコレクタに導かれている。このトランジ
スタQ21のエミツタは抵抗R12を介して、直流阻止
用コンデンサC2に接続され、トランジスタQ22
エミツタはカツプリング用コンデンサC1に接続
されている。すなわち、トランジスタQ21および
Q22はコンデンサC1およびC2への充電回路とな
る。また各トランジスタQ21およびQ22のベース
は、トランジスタQ23、ダイオードD11,D12およ
び抵抗R21〜R24からなる回路でバイアスされてい
る。この図の構成からわかるように、トランジス
タQ21のベースバイアスは、トランジスタQ22
ベースバイアスより高い。
これ以外の回路は第1図に示す従来例回路と同
様であり、その構成と定常時の動作の説明は省略
する。
このように構成された回路の電源投入時の動作
を説明すると、端子Vccに電圧が現われると、第
1図において説明した場合と同様に、トランジス
タQ7に接続されたダイオードD2に電流が流れ、
これとカレントミラーを構成するトランジスタ
Q9に電流が生じる。それと同時に、トランジス
タQ21およびQ22は直ちにバイアス回路が動作し
て能動状態となり、トランジスタQ9のコレクタ
電流は、このトランジスタQ21およびQ22に吸収
される形になる。この電流はコンデンサC1およ
びC2を充電する。この充電状態は、トランジス
タQ21およびQ22のバイアス状態により定まる。
トランジスタQ21は、前述のようにトランジス
タQ22より高くバイアスされているので、この充
電中の各コンデンサC1およびC2の電圧Ec1および
c2は Ec1<Ec2 となり、電力増幅器にはこの過渡的な雑音の出力
が生じない。
また、トランジスタQ9の電流は、電源投入直
後には、コンデンサC1およびC2の充電にまわさ
れて、トランジスタQ12〜Q15で構成されるシン
グルエンデツドプツシユプル回路には流入しな
い。従つて、この間シングルエンデツドプツシユ
プル回路はバイアス電圧が低くなり動作しない。
各コンデンサの充電が完了してその電圧が安定
して定常状態になると、トランジスタQ21および
Q22のエミツタ電位が上り、各ベースバイアスと
の関係から、トランジスタQ21およびQ22による
充電回路は非導通状態となる。これによりトラン
ジスタQ12,Q13にバイアスが与えられる。
このように、本発明の回路は、駆動増幅器Q10
の負荷となる負荷回路Q9から、電源投入直後の
コンデンサC1,C2の充電電流をとるので、単に
雑音原因となるコンデンサの過渡充電を適切に行
うにとどまらず、この間は音声増幅を遮断するこ
とにより、雑音の発生を効果的かつ合理的に阻止
することができる。
以上述べたように、本発明の回路によれば電源
投入時に電力増幅器で発生するポツプ雑音が解消
される。上記実施例においては、現実に極めて良
〓〓〓〓
好な結果が得られている。これにより不快な雑音
が除去されるとともに、出力スピーカの故障発生
等も防止される優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例電力増幅器の回路図。第2図は
本発明実施例電力増幅器の回路図。 R1〜R16…抵抗、Q1〜Q15…トランジスタ、D1
〜D5,D11,D12…ダイオード、Z1…ツエナーダイ
オード、C1,C2…コンデンサ、SP…スピーカ、
cc…電源、IN…入力端子。 〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 差動増幅器と、該差動増幅器の一方の入力に
    入力信号を与えるための入力コンデンサと、前記
    差動増幅器の他方の入力に帰還信号を与えるため
    の帰還コンデンサと、前記差動増幅器の出力を増
    幅する駆動増幅器と、該駆動増幅器の出力を増幅
    するシングルエンデツドプツシユプル増幅回路
    と、前記駆動増幅器の負荷となると共に前記シン
    グルエンデツドプツシユプル増幅回路のバイアス
    源となる電気回路素子と、前記入力コンデンサを
    電源投入時に充電するための第1の充電回路と、
    前記帰還コンデンサを電源投入時に充電するため
    の第2の充電回路とを備え、該第1および第2の
    充電回路による前記入力および帰還コンデンサへ
    の電源投入時の充電電流を前記電気回路素子から
    供給することにより、前記シングルエンデツドプ
    ツシユプル増幅回路の出力端の電源投入時の急激
    な電位変動を抑制したことを特徴とする電力増幅
    器。
JP11826078A 1978-09-26 1978-09-26 Power amplifier Granted JPS5545227A (en)

Priority Applications (1)

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JP11826078A JPS5545227A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Power amplifier

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JP11826078A JPS5545227A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Power amplifier

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Publication Number Publication Date
JPS5545227A JPS5545227A (en) 1980-03-29
JPS6227567B2 true JPS6227567B2 (ja) 1987-06-16

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ID=14732213

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JP11826078A Granted JPS5545227A (en) 1978-09-26 1978-09-26 Power amplifier

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0112411Y2 (ja) * 1980-09-22 1989-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51155035U (ja) * 1975-06-03 1976-12-10

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JPS5545227A (en) 1980-03-29

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