JPS5834964B2 - ゾウフクカイロ - Google Patents

ゾウフクカイロ

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Publication number
JPS5834964B2
JPS5834964B2 JP49086167A JP8616774A JPS5834964B2 JP S5834964 B2 JPS5834964 B2 JP S5834964B2 JP 49086167 A JP49086167 A JP 49086167A JP 8616774 A JP8616774 A JP 8616774A JP S5834964 B2 JPS5834964 B2 JP S5834964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
emitter
base
collector
resistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP49086167A
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English (en)
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JPS5114251A (ja
Inventor
和男 高萩
吉彦 山川
栄 浜野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオテープレコーダの音声帯又はカセットテ
ープレコーダの録音又は再生に用いる増幅回路に関する
ビデオテープレコーダの音声帯又はカセットテープレコ
ーダに使用される増幅回路の前置増幅器は極めて微弱な
信号が入力として印加されるものであり、したがって、
電源からの妨害信号や入力増幅段における雑音電圧を出
来うる限り小さい値に抑制する配慮が払われねばならな
い。
さらに、前置増幅器には高い利得が要求されるのみなら
ず電源スィッチの投入、録音、再生などの機能の切り換
え、負荷の変動あるいはショートなどの過渡的な現象に
対してその動作が安定であることも要求される。
本発明は上記の要求の全てをみたし、しかも半導体集積
回路化にも好適な増幅回路を提供するものである。
図は本発明にかかる増幅回路の基本的な回路図であり、
図においてL2,3.4及び5は各増幅段を構成するト
ランジスタ、6はトランジスタ1の高インピーダンス負
荷を構成するトランジスタ、7は過電流及び過電圧に対
する保護用のトランジスタ、8,9及び10はそれぞれ
トランジスタ1,2及び6に対して温度ならびに電源電
圧の変動に影響されない安定なバイアス電圧を供給する
ためのダイオード、11及び12はトランジスタ6に流
す電流を設定するとともに温度変化、電源電圧変動及び
素子のばらつきに対して回路の安定化をはかるための抵
抗、13,14,15及び16はトランジスタ1にバイ
アス電圧を供給するための抵抗、17はトランジスタ1
,2の共通エミッタ直列抵抗、18はトランジスタ5の
エミッタ直列抵抗、19,20及び21は抵抗18とと
もにトランジスタ2のベースバイアス電圧供給回路部を
構成する抵抗、22はエミッタフォロワトランジスタ3
に対する抵抗、23はエミッタフォロワトランジスタ3
ならびにトランジスタ4の共通エミッタ抵抗、24はト
ランジスタ4のコレクタ負荷抵抗、25はトランジスタ
7のベースエミッタ間にバイアス電圧を発生させる抵抗
、そして26はトランジスタ3のベースとトランジスタ
4のコレクタ間に挿入するミラー容量を形成し、高域周
波数に対して減衰を与えるとともに増幅回路の動作を安
定にするためのコンデンサである。
すなわち、以上の回路要素によって構成される回路部(
図中点線で包囲した部分)は半導体集積回路化にとって
極めて都合のよい回路配置であり、前置増幅器としてあ
らゆる用途に用い得るように必要、最小限の端子が設け
られている。
27は入力の印加される端子、28は増幅回路の共通接
地端子、29は増幅出力端子、30は電源電圧供給端子
、そして31は帰還の帰路端子である。
かかる本発明の増幅回路の動作を以下に説明する。
入力端子27にコンデンサ32を経て、たとえばマイク
ロホン、ピックアップ、又は再生ヘッドなどからの入力
誘起電圧が加えられ、かつ、スイッチ33が閉じられる
と電源34から端子30をへて動作電圧が加えられ増幅
回路が作動する。
すなわち、入力誘起電圧は抵抗16を経てトランジスタ
1に加えられ、このコレクタに増幅出力が生じ、これが
次段のエミッタフォロワトランジスタ3のベースにカロ
わり、さらにエミ゛ンタフオロワトランジスタ3のエミ
ッタより次段のトランジスタ4のベースにカロわり、そ
のコレクタ回路に接続したコレクタ負荷抵抗24の両端
に増幅出力が発生する。
この段利得は抵抗24と23の抵抗値の比に比例するが
、増幅安定度を得るために抵抗22と23の値を選ぶと
ともに抵抗23によりトランジスタ3の入力インピーダ
ンスを太きくシ、コンデンサ26の容量を半導体集積回
路で構成できる小さな値とする配慮が払われている。
さらに、コレクタ負荷抵抗24の両端に発生した出力を
トランジスタ5のベースに加え、トランジスタ5をエミ
ッタフォロワとして作動させ抵抗18の両端に出力電圧
を得、抵抗25を経て出力端子29に増幅出力電圧を得
る。
この出力電圧はコンデンサ35を経て次の増幅回路へ結
合されるわけであるが、本発明の増幅回路を前置増幅器
として用いる場合には、ピックアップ、再生ヘッドなど
に対しては周波数等化を行う必要がある。
抵抗36、コンデンサ37及び抵抗38は必要な等化を
行う帰還回路網を構成する。
すなわち、位相に関してみるとき、トランジスタ1の出
力は入力に対して逆相になり、トランジスタ3,4の合
成出力がトランジスタ4のコレクタで再び反転されて入
力と同相となり、さらに、トランジスタ5はエミッタフ
ォロワであることから位相反転に関与せず、したがって
出力端子29へ出力される増幅信号は入力と同相であり
この増幅信号が帰還回路網と抵抗21を経てトランジス
タ2のベースに帰還されている。
この回路網を経た信号は出力から同相でトランジスタ2
のベースを経てエミッタに帰り、さらにトランジスタ1
のベースに同相で帰る。
すなわちこのことは同一出力を得るのに入力電圧が大き
くなったことと等価であり、全体の利得は下がることに
なり負帰還作用がなされるわけである。
本発明にかかる増幅回路の利得は十分大きいため抵抗1
9と20の値を抵抗36と38の値より大きく選ぶとと
もにコンデンサ37と抵抗21の値を負帰還を行う周波
数に対して影響することのない値とするならば、全体の
利得は抵抗36と38の値によりほぼ決定される。
なお、抵抗36を選定して周波数に依存するインピーダ
ンスを適当な値とするならばそれぞれの前置増幅器に必
要な周波数等化を行うことができる。
ところで、かかる増幅回路においては端子27゜29あ
るいは31に外部から異常な電圧力切口わることが時と
して発生し、このためかかる異常時に増幅回路の機能が
損われることのないように安定化のための対策を施して
おかねばならない。
たとえば端子27が電源電圧端子に接触したとするとト
ランジスタ1のベースバイアス電圧が大きくなりそのコ
レクタ電流は増加しトランジスタ3のベース電圧は低下
しトランジスタ4のコレクタ電流は大きくなる。
このため、トランジスタ4のベース電圧は上昇しトラン
ジスタ5のエミッタ電圧が上昇するため抵抗19を経て
トランジスタ5のエミッタに繋がるトランジスタ2のベ
ース電圧が上昇し、トランジスタ1の電流を低下させる
方向での安定化のための効果が奏される。
なお、かかる安定化のための対策を施すにあたり、抵抗
16の値を適当値に選ぶことが大切である。
同様にして端子31の場合はトランジスタ1と2が直流
的には差動増幅器を構成するので端子27の場合とは回
路動作が逆となるので、同様に抵抗21の値を先に述べ
た増幅作用を考慮して適当な値に選ぶ。
さらに、端子29が接地した場合にはトランジスタ5の
エミッタベース間に大きな電圧がかかり大きなエミッタ
電流が流れるおそれがあるが、本発明の増幅回路ではト
ランジスタ7と抵抗25によって回路動作を安定化させ
る効果が奏される。
たとえば端子29が接地した場合、トランジスタ7のベ
ースには抵抗24、トランジスタ5のベースエミッタ及
び抵抗25によってバイアス電圧が印加され、トランジ
スタ7に電流が流れる。
すなわち、トランジスタ5のエミッタと接地間には抵抗
18と25が並列接続されこの抵抗を通して電流が流れ
ようとするがトランジスタ7に流れる電流によってトラ
ンジスタ7のコレクタ電圧が引き下げられるためトラン
ジスタ5のベース電圧が下がりトランジスタ5のエミッ
タ回路に流れる電流が制限される。
なお、端子29が電源に触れた場合にはトランジスタ5
と7のベースエミッタ間はともに逆バイアスとなり異常
電流は流れない。
これらの動作を適当なものとするように抵抗24と25
の値を設定する。
以上説明した本発明の増幅回路では、トランジスタ1と
2で構成される差動増幅器のベースバイアス電圧がダイ
オード8と抵抗14の直列接続体を含むベースバイアス
供給回路と、ダイオード9と抵抗20の直列接続体を含
むベースバイアス供給回路、すなわち同一のベースバイ
アス供給回路形式により与えられるため、電源電圧ある
いは温度の変動に対してトランジスタ1と2のベースバ
イアス電圧は同一の変化を示す。
このため、両トランジスタのベース間のオフセット電圧
の変動が極めて小さくなり、電源電圧変動ならびに温度
変動に対して直流動作点の安定化がはかられ、安定な増
幅度を有するところとなる。
また、接地電源への接触などの異常事故が発生したとき
、回路動作を安定化させる機能も備え、しかも回路の端
子数が少なく半導体集積回路化に適した回路配置を備え
る増幅回路をうろことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明にかかる増幅回路の基本的な回路構成を示す
図である。 1.2,3,4,5・・・・・・増幅段構成用トランジ
スタ、6・・・・・・高インピーダンス負荷構成用のト
ランジスタ、7・・・・・・保護用トランジスタ、8,
9゜10・・・・・・バイアス供給用ダイオード、lL
12・・・・・・トランジスタ6の電流設定用抵抗、1
3゜14.15,16・・・・・・トランジスタ1のバ
イアス供給用抵抗、17・・・・・・共通エミッタ抵抗
、18・・・・・・トランジスタ5のエミッタ抵抗、1
9,20゜21・・・・・・トランジスタ2のバイアス
供給用抵抗、22・・・・・・トランジスタ3のエミッ
タ抵抗、23・・・・・・トランジスタ3と4に共通の
エミッタ抵抗、24・・・・・・コレクタ負荷抵抗、2
5・・・・・・バイアス発生用抵抗、26・・・・・・
ミラー容量用コンデンサ、27・・・・・・入力端子、
28・・・・・・共通接地端子、29・・・・・・増幅
出力端子、30・・・・・・電源電圧供給端子、31・
・・・・・帰還端子、32・・・・・・入力結合用コン
デンサ、33・・・・・・スイッチ、34・・・・・・
直流電源、35・・・・・・出力結合用コンデンサ、3
6.38・・・・・・帰還回路網構成用抵抗、37・・
・・・・帰還回路網構成用コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コレクタに一方の極性のトランジスタよりなるコレ
    クタ負荷が接続され、ベースに入力信号の印加される第
    1のトランジスタ、該第1のトランジスタのエミッタに
    エミッタが接続された第2のトランジスタよりなる差動
    増幅器と、前記第1のトランジスタのコレクタに生じる
    増幅出力をエミッタフォロワ増幅する第3のトランジス
    タと、該第3のトランジスタのエミッタにベースが接続
    され、コレクタ回路ならびにエミッタ回路に利得設定用
    の抵抗がそれぞれ接続され、前記第3のトランジスタで
    エミッタフォロワ増幅された信号をさらに増幅してコレ
    クタに増幅出力を発生する第4のトランジスタと、該第
    4のトランジスタで増幅した信号がベースに印カ目され
    エミッタに出力を発生する第5のトランジスタと、前記
    第5のトランジスタのエミッタにベースが、ベースにコ
    レクタが接続された第6のトランジスタと、前記第5の
    トランジスタのエミッタと出力端子との間に接続された
    過電流検出抵抗とを備えるとともに、前記第1〜第6の
    トランジスタを他方の極性のトランジスタとし、前記第
    2のトランジスタのベースと前記第5のトランジスタの
    エミッタとの間を抵抗を介して接続してなり、異常動作
    時に前記過電流検出抵抗の両端に発生する電圧が印カ目
    されて導通する前記第6のトランジスタで前記第5のト
    ランジスタの電流を制限するとともに、前記第5のトラ
    ンジスのエミッタより前記第2のトランジスタのベース
    に直流帰還を与えることを特徴とする増幅回路O
JP49086167A 1974-07-26 1974-07-26 ゾウフクカイロ Expired JPS5834964B2 (ja)

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JPS5114251A JPS5114251A (ja) 1976-02-04
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JPS5817530A (ja) * 1981-07-21 1983-02-01 Victor Co Of Japan Ltd 磁気ヘツドコアの製造方法

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JPS5114251A (ja) 1976-02-04

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