JPS6127210Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6127210Y2
JPS6127210Y2 JP1977070386U JP7038677U JPS6127210Y2 JP S6127210 Y2 JPS6127210 Y2 JP S6127210Y2 JP 1977070386 U JP1977070386 U JP 1977070386U JP 7038677 U JP7038677 U JP 7038677U JP S6127210 Y2 JPS6127210 Y2 JP S6127210Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
turned
switching
base
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977070386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53164748U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1977070386U priority Critical patent/JPS6127210Y2/ja
Publication of JPS53164748U publication Critical patent/JPS53164748U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6127210Y2 publication Critical patent/JPS6127210Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、集積回路化が容易で、電源投入時の
過渡音の発生を防止する過渡音防止回路に関する
ものである。
従来のOTL(アウトプツト・トランスレス)
方式の低周波増幅回路では、電源スイツチ投入時
に、出力レベルが高レベルとなるような入力条件
となつている為、出力レベルが急激に高レベルと
なり、出力トランジスタには大電流が流れること
になる。このような過渡的な大電流によりスピー
カや出力トランジスタが破壊される可能性がある
と共に、過渡的な大電流により耳障りな過渡音が
発生することになる。
電源投入時の過渡的な現象を防止する為に従来
から種々の構成が提案されているが、増幅特性に
影響を与えたり、又は構成が複雑で調整個所が多
い欠点があつた。
本考案は、電源投入時に発生する過渡音を簡単
な構成で防止することを目的とするものである。
以下実施例につい詳細に説明する。
第1図は本考案の回路図であり、1〜4は定電
流源、Q11〜Q15は入力段を構成するトランジス
タ、Q18,Q19は2段目の増幅段を構成するトラ
ンジスタ、Q23〜Q26はシングルエンデツト・プ
ツシユプル(SEPP)型の低周波増幅回路の出力
段を構成するトランジスタ、Q20〜Q22は無信号
時の出力電流を設定し、クロスオーバ歪を除去す
る為のダイオード、Q16,Q17は出力電位設定用
回路を構成するトランジスタ、Q1,Q2はスイツ
チング用NPNトランジスタ及びスイツチング用
PNPトランジスタ、Q3,Q4はゲート回路を構成
するトランジスタ、R1,R11〜R17は抵抗、C1
帰環回路を構成するコンデンサ、C2は結合コン
デンサ、5はスピーカ、Vccは電源である。
第1図の点線内の構成が本考案の過渡音防止回
路であり、電源Vccにコレクタを、入力段の差動
対PNPトランジスタQ12,Q13の帰還側トランジス
タQ13のベースにエミツタを且つ定電流源1を介
して電源Vccにベースをそれぞれ接続し電源投入
時にオンとなつて、帰還回路を構成するコンデン
サC1を充電するスイツチング用NPNトランジス
タQ1と、該スイツチング用NPNトランジスタQ1
のベースにエミツタを、前記入力段の差動対PNP
トランジスタQ12,Q13のエミツタにベースをそ
れぞれ接続したスイツチング用NPNトランジス
タQ2と、電源投入により前記スイツチング用
NPNトランジスタQ1を介して充電される前記コ
ンデンサC1の電位を抵抗R1を介して加え、その
電位が所定以上となることによりオン状態となつ
て前記スイツチング用NPNトランジスタQ1のベ
ース電流をバイパスして該スイツチング用NPN
トランジスタQ1をオフとするサイリスタ接続の
トランジスタQ3,Q4からなるゲート回路とを有
するものである。
又出力段から入力段の差動対PNPトランジスタ
Q12,Q13の帰還側トランジスタQ13のベースへの
帰還回路は、抵抗R12〜R14及びコンデンサC1
ら構成されている。又出力電位設定回路は、トラ
ンジスタQ16,Q17、抵抗R16,R17とにより構成さ
れ、トランジスタQ16,Q17のコレクタ電流比に
より出力電位を設定するものである。
第2図は動作説明図であり、時刻t0は電源投入
時で、この時刻t0では、第1図のA点即ちコンデ
ンサC1の電位は零である。このA点の電位は抵
抗R1を介してトランジスタQ4のベースに加えら
れており、従つてゲート回路を構成するトランジ
スタQ3,Q4はオフ状態となつている。この為ス
イツチング用NPNトランジスタQ1及びスイツチ
ング用PNPトランジスタQ2はオンとなり、コン
デンサC1は電源VccからトランジスタQ1、抵抗
R12,R13を介して充電される。従つてA点の電位
は第2図に示すように時間の経過と共に上昇す
る。
一方出力端子のB点の電位は、電源投入により
一時上昇するが、入力段の入力電圧Vinは零であ
り、且つ帰還側トランジスタQ13のベースにはト
ランジスタQ1のエミツタ電位が印加され、入力
端子側より高レベルとなるので、トランジスタ
Q18はオフ、トランジスタQ19はオンとなり、ト
ランジスタQ25及びトランジスタQ26はオンとな
るので、B点の電位はほぼ零電位となる。
A点の電位が時刻t1に於てトランジスタQ4のベ
ース・エミツタ間電圧VBEより上昇すると、トラ
ンジスタQ4はオンとなるが、トランジスタQ1
オン状態を継続しているので、コンデンサC1
電位は上昇を続けることになる。そして、トラン
ジスタQ4がトランジスタQ2のコレクタ電流より
大きい電流を流すことができる時刻t2の状態にな
ると、トランジスタQ3がオンとなり、トランジ
スタQ1のベース電流をバイパスすることになる
から、トランジスタQ1はオフとなり、トランジ
スタQ2のエミツタ電位も低下するので、トラン
ジスタQ2もオフとなる。
トランジスタQ1がオフとなることにより、コ
ンデンサC1の充電が停止され、コンデンサC1
電位が徐々に低下し、時刻t3に於てその電位が定
常点となると、入力段は定常状態となり、B点電
位即ち出力電位は設定電位まで上昇して、低周波
増幅回路としての動作を開始することができる。
定常状態に於ては、過渡音防止回路のゲート回
路を構成するトランジスタQ3,Q4はサイリスタ
接続構成であるから、オン状態を継続することに
なり、それによりトランジスタQ1,Q2はオフ状
態を継続することになる。又帰還回路を構成する
コンデンサC1とトランジスタQ4のベースとの間
には抵抗R1が接続され、これは高抵抗とするも
のであるから、帰還回路に影響を及ぼすことはな
く、低周波増幅特性に影響しないものとなる。
以上説明したように、本考案は、シングルエン
デツド・プツシユプル型低周波増幅回路に於て、
電源Vccにコレクタを、入力段の差動対PNPトラ
ンジスタQ12,Q13の帰還側トランジスタQ13のベ
ースにエミツタを且つ定電流源1を介して電源
Vccにベースをそれぞれ接続し電源投入時にオン
となつて、帰還回路を構成するコンデンサC1
充電するスイツチング用NPNトランジスタQ1
と、該スイツチング用NPNトランジスタQ1のベ
ースにエミツタを、前記入力段の差動対PNPトラ
ンジスタQ12,Q13の共通接続のエミツタにベー
スをそれぞれ接続したスイツチング用PNPトラン
ジスタQ2と、電源投入により前記スイツチング
用NPNトランジスタQ1を介して充電される前記
コンデンサC1の電位が所定以上となることによ
りオン状態となつて前記スイツチング用NPNト
ランジスタQ1のベース電流をバイパスして該ス
イツチング用NPNトランジスタQ1をオフとする
サイリスタ接続のトランジスタQ3,Q4からなる
ゲート回路とを設けたことにより、電源投入から
回路の安定動作が行われる状態まで、出力端子即
ちB点の電位をほぼ零の状態とすることができる
ので、過渡音の発生を防止することができる。
又定常状態ではスイツチング用NPNトランジ
スタQ1及びスイツチング用PNPトランジスタQ2
はオフとなつており、低周波増幅回路から切離さ
れた状態であるので、その増幅特性に影響を与え
ることはなく、又入力段の差動対PNPトランジス
タQ12,Q13がバランス状態となつたときに、ス
イツチング用NPNトランジスタQ1がオフとなつ
ているので、異常出力が出力段から出力されるこ
とはない。更に構成が簡単であるから集積回路化
も容易である利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は本
考案の動作説明図である。 1〜4は定電流源、Q11〜Q15は入力段を構成
すトランジスタ、Q18〜Q19は2段目増幅段を構
成するトランジスタ、Q23〜Q26はSEPP型の低周
波増幅回路の出力段を構成するトランジスタ、
Q20〜Q22はダイード、Q16〜Q17は出力電位設定
用回路を構成するトランジスタ、Q1,Q2はスイ
ツチング用NPNトランジスタ及びスイツチング
用PNPトランジスタ、Q3〜Q4はゲト回路を構成
するトランジスタ、R1,R11〜R17は抵抗、C1
帰環回路を構成するコンデンサ、C2は結合コン
デンサ、5はスピーカ、Vccは電源である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シングルエンデツド・プツシユプル型低周波増
    幅回路の出力段から入力段の差動対PNPトランジ
    スタQ12,Q13の帰還側トランジスタQ13のベース
    に帰還をかける為のコンデンサC1を含む帰還回
    路を有し、電源Vccにコレクタを、前記帰還側ト
    ランジスタQ13のベースにエミツタを且つ定電流
    源1を介して前記電源Vccにベースをそれぞれ接
    続し電源投入時にオンとなつて前記コンデンサ
    C1を充電するスイツチング用NPNトランジスタ
    Q1と、該スイツチング用NPNトランジスタQ1
    ベースにエミツタを、前記入力段の差動対PNPト
    ランジスタQ12,Q13の共通接続されたエミツタ
    にベースをそれぞれ接続したスイツチング用PNP
    トランジスタQ2と、電源投入により前記スイツ
    チング用NPNトランジスタQ1を介して充電され
    る前記コンデンサC1の電位が所定以上となるこ
    とによりオン状態となつて前記スイツチング用
    NPNトランジスタQ1のベース電流をバイパスし
    て該スイツチング用NPNトランジスタQ1をオフ
    とするサイリスタ接続のトランジスタQ3,Q4
    らなるゲート回路とを具備し、電源投入により前
    記NPNトランジスタQ1がオンになつたとき、前
    記入力段の入力側PNPトランジスタQ12の電流増
    加に基づいて出力段の接地側トランジスタをオン
    にして出力端子をほぼ零電位に保ち、前記NPN
    トランジスタQ1オフとなつたことにより入力段
    の差動対PNPトランジスタQ12,Q13が定常状態に
    なつたとき出力端子が設定電位になることを特徴
    とする過渡音防止回路。
JP1977070386U 1977-05-31 1977-05-31 Expired JPS6127210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977070386U JPS6127210Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977070386U JPS6127210Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53164748U JPS53164748U (ja) 1978-12-23
JPS6127210Y2 true JPS6127210Y2 (ja) 1986-08-14

Family

ID=28980131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977070386U Expired JPS6127210Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6127210Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841653A (ja) * 1971-09-27 1973-06-18
JPS4979148A (ja) * 1972-12-04 1974-07-31
JPS51112153A (en) * 1975-03-27 1976-10-04 Nec Corp Amplifier circuit

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339170Y2 (ja) * 1971-12-17 1978-09-21
JPS508844U (ja) * 1973-05-22 1975-01-29

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841653A (ja) * 1971-09-27 1973-06-18
JPS4979148A (ja) * 1972-12-04 1974-07-31
JPS51112153A (en) * 1975-03-27 1976-10-04 Nec Corp Amplifier circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53164748U (ja) 1978-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3914704A (en) Feedback amplifier
JPS6038043B2 (ja) スイツチ回路
JPS6127210Y2 (ja)
JPS6228887B2 (ja)
JPS632487B2 (ja)
JPH071871Y2 (ja) 半導体集積回路
JPS6130325Y2 (ja)
JPH036022Y2 (ja)
JPS5837132Y2 (ja) クリック防止回路
JPS5949728B2 (ja) 可変インピ−ダンス回路
JPS6119549Y2 (ja)
JPS6012393Y2 (ja) スピ−カ保護回路
JPH0122255Y2 (ja)
JPH0124972Y2 (ja)
JPH0533066Y2 (ja)
JPH04312005A (ja) 増幅回路
JPS6133710Y2 (ja)
JPS5951165B2 (ja) 電力増幅器
JPS6119540Y2 (ja)
JP3051600B2 (ja) 電流発生回路
JPH0520010Y2 (ja)
JPH01305609A (ja) 出力回路
JPH062337Y2 (ja) Alc回路
JPS6217889B2 (ja)
JPS61232712A (ja) Agc回路