JP3051600B2 - 電流発生回路 - Google Patents

電流発生回路

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JP3051600B2
JP3051600B2 JP5142877A JP14287793A JP3051600B2 JP 3051600 B2 JP3051600 B2 JP 3051600B2 JP 5142877 A JP5142877 A JP 5142877A JP 14287793 A JP14287793 A JP 14287793A JP 3051600 B2 JP3051600 B2 JP 3051600B2
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弘一 酒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力電流を規定するた
めの端子数を削減した集積回路の電流発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3はこの種の従来の電流発生回路の説
明図であるが、増幅回路20の利得を電流発生回路21
から加えられる出力電流によって制御するようにしたも
のである。増幅回路20は、例えば電子同調の行われる
AM/FM受信機の利得調整回路のような回路である。
電流発生回路21には、端子22に高電位側の電源電圧
CC、又は端子23に低電位側の電源電圧であるアース
電位が接続される。夫々の電源電圧は同じ抵抗Rを介し
て接続され、この抵抗Rによって出力電流が規定され
る。端子22と端子23のいずれを用いるかについて
は、周辺回路の設計の都合によって決定されるが、この
ように出力電流を規定するために接続される電源電圧の
端子が高電位側と低電位側に分かれていることは集積回
路の外部端子の数が多くなるので望ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電源
電圧の接続端子を高電位側と低電位側で共用できるよう
にし、その共通入力端子を用いて出力電流を規定できる
ようにした電流発生回路を提供することにある。また、
電源電圧の共通入力端子への接続状態によって出力の変
化するスイッチ端子を出力電流を得る出力端子とは別に
設けてある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電流発生回路
は、信号入力端子が夫々ダイオードを介して共通入力端
子に接続される一対の反転増幅回路からなり、共通の抵
抗を介して共通入力端子から加えられる高電位側の電源
電圧又は低電位側の電源電圧が夫々片方の反転増幅回路
の入力として加えられるように該ダイオードの接続がな
されており、入力が加えられる反転増幅回路から得られ
る出力電流はいずれの場合でも同じ値になるように夫々
の反転増幅回路の基準電圧入力端子の基準電圧と該共通
の抵抗の抵抗値を設定してあり、さらにいずれか片方の
反転増幅回路には入力の有無によって出力の変化するス
イッチ端子を設けてあることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の電流発生回路の実施例を示す
ブロック図である図1を参照しながら説明する。本発明
の電流発生回路は、主に差動増幅回路10から形成され
る反転増幅回路A1と、差動増幅回路11から形成され
る反転増幅回路A2からなる。差動増幅回路10の出力
側と信号入力端子である反転入力端子間が負帰還接続さ
れており、非反転入力端子には電圧V1 の基準電圧源E
1が接続されている。そして、反転入力端子はダイオー
ドD4のアノードに接続し、ダイオードD4のカソード
は共通入力端子1に接続される。
【0006】差動増幅回路11の出力側と反転入力端子
間も負帰還接続されており、非反転入力端子には電圧
(VCC−V1 )の基準電圧源E2が接続されている。な
お、VCCは差動増幅回路10と差動増幅回路11に接続
されるの高電位側の電源電圧である。そして、反転入力
端子はダイオードD12のカソードに接続し、ダイオー
ドD12のアノードが共通入力端子1に接続される。共
通入力端子1には、抵抗R1を介して電源電圧VCC又は
アース電位が接続される。
【0007】電源電圧VCCが接続された時は、ダイオー
ドの接続方向から明らかなようにその電源電圧VCCは反
転増幅回路A2の入力となり、低電位側の電源電圧であ
るアース電位が接続された時はそのアース電位は反転増
幅回路A1の入力となる。そしていずれの場合も、共通
接続された反転増幅回路A1と反転増幅回路A2の出力
端子2から出力電流I0 が得られる。出力電流I0 の値
は(V1 /R1)である。また反転増幅回路A2には、
その入力の有無によって出力の変化するスイッチ端子3
を設けてある。
【0008】次に具体的な回路を図2の回路図を参照し
ながら説明する。なお、図1と同一部分は同じ符号を付
与してある。反転増幅回路A1には、共通接続されたエ
ミッタに定電流源S1を接続された一対のNPNトラン
ジスタQ1とNPNトランジスタQ2を設けてある。定
電流源S1の他端はアースされるが、このアース電位は
低電位側の電源電圧である。トランジスタQ1のベース
は、ダイオードD4と抵抗R3を介して共通入力端子1
に接続される。共通入力端子1には他端をアースされた
抵抗R2の一端が接続される。抵抗R3は、共通入力端
子1に流れる電流を小さくするための保護用の抵抗であ
る。共通入力端子1には、外部から抵抗R1を介して電
源電圧VCC又はアース電位が接続される。共通入力端子
1が開放された時、該共通入力端子1は抵抗R2を介し
てアースされることにより、回路全体の動作の安全性が
保たれる。
【0009】トランジスタQ2のベースは、抵抗R4と
ダイオードD5の直列回路と、定電流源S2の接続点に
接続される。定電流源S2とダイオードD5の一端は、
夫々端子4とアースに接続される。端子4には高電位側
の電源電圧VCCが接続され、トランジスタQ2のベース
に接続するこの回路部分が基準電圧源E1の役割をす
る。トランジスタQ1のコレクタには、ダイオードD1
とPNPトランジスタQ3によって形成されるカレント
ミラー回路からなる負荷回路が接続される。また、トラ
ンジスタQ2のコレクタにも、ダイオードD2、PNP
トランジスタQ4、PNPトランジスタQ5によって形
成されるカレントミラー回路からなる負荷回路が接続さ
れる。これらの負荷回路の一端は、端子4に接続され
る。
【0010】負荷回路の他端は、ダイオードD6、NP
NトランジスタQ6、NPNトランジスタQ7によって
形成されるカレントミラー回路に接続される。この回路
はバイアス回路の役割を行い、一端をアースされる。こ
のようにしてトランジスタQ1のベースを反転入力端
子、トランジスタQ2のベースを非反転入力端子とする
差動増幅回路10が構成されている。さらに、トランジ
スタQ2の負荷回路を形成するトランジスタQ4のコレ
クタとトランジスタQ1のベースがダイオードD3によ
って負帰還接続されることによって、反転増幅回路A1
が構成されている。
【0011】反転増幅回路A1の出力が得られるトラン
ジスタQ2の負荷回路のトランジスタQ5のコレクタに
は、エミッタをアースされ、コレクタをダイオードD8
を介して端子4に接続されたNPNトランジスタQ8、
トランジスタQ8のベースとアース間に接続されたダイ
オードD7からなる電流変換回路を接続してある。さら
に、ダイオードD8とPNPトランジスタQ9、Q10
がミラー回路を形成している。そして、反転増幅回路A
1に共通入力端子1から入力が加えられた時に、トラン
ジスタQ8のコレクタ電流が出力電流I0 としてPNP
トランジスタQ9、Q10のコレクタに接続する二つの
出力端子2から負荷に供給される。
【0012】反転増幅回路A2も、反転増幅回路A1と
ほぼ同じように構成される。共通接続されたエミッタに
定電流源S3を接続された一対のNPNトランジスタQ
11とNPNトランジスタQ12を設けてあリ、トラン
ジスタQ11のベースはダイオードD12と抵抗R5を
介して共通入力端子1に接続される。トランジスタQ1
2のベースは、ダイオードD13と抵抗R6の直列回路
と、定電流源S4の接続点に接続され、このベースに接
続する回路部分が基準電圧源E2の役割をする。
【0013】トランジスタQ11のコレクタには、ダイ
オードD9とPNPトランジスタQ14、PNPトラン
ジスタQ13によって形成されるカレントミラー回路、
トランジスタQ12のコレクタにはダイオード10とP
NPトランジスタQ15、PNPトランジスタQ16に
よって形成されるカレントミラー回路からなる負荷回路
が夫々接続されている。負荷回路の一端は、高電位側の
電源電圧VCCが接続される端子5に接続される。端子5
は端子4に接続しているが、ここでは説明を容易にする
ために別の端子として表してある。負荷回路の他端は、
NPNトランジスタQ17、ダイオード15、NPNト
ランジスタQ18、NPNトランジスタQ19によって
形成され、バイアス回路の役割をするカレントミラー回
路に接続される。
【0014】このようにしてトランジスタQ11のベー
スを反転入力端子、トランジスタQ12のベースを非反
転入力端子とする差動増幅回路11が構成される。さら
に、トランジスタQ12の負荷回路を形成するトランジ
スタQ15のコレクタとトランジスタQ11のベースが
ダイオードD11によって負帰還接続されることによっ
て、反転増幅回路A2が構成されている。反転増幅回路
A2の出力側であるトランジスタQ11の負荷回路のト
ランジスタQ13のコレクタには、エミッタをアースさ
れ、コレクタを反転増幅回路A1のトランジスタQ8の
コレクタに接続されたNPNトランジスタQ22、トラ
ンジスタQ22のベースとアース間に接続されたダイオ
ードD14からなる電流変換回路を接続してある。
【0015】そして、反転増幅回路A2に共通入力端子
1から入力が加えられた時に、トランジスタQ22のコ
レクタ電流が出力電流I0 としてPNPトランジスタQ
9、Q10のコレクタに接続する出力端子2から負荷に
供給される。つまり、反転増幅回路A1と反転増幅回路
A2は、電流変換回路のダイオードD8を共通に利用
し、さらに出力電流I0 を得るカレントミラー回路も共
通に利用している。従って、反転増幅回路A1と反転増
幅回路A2の共通接続された出力端子2から出力電流I
0 が得られる。さらに反転増幅回路A2には、入力の有
無によって出力の変化するスイッチ端子3を設けてあ
る。
【0016】すなわち、反転増幅回路A2の別の出力側
であるトランジスタQ12の負荷回路のトランジスタQ
16のコレクタには、NPNトランジスタQ20、抵抗
R7、NPNトランジスタQ21からなるスイッチ回路
を接続してある。トランジスタQ20のベースはトラン
ジスタQ16のコレクタ、コレクタは端子5、エミッタ
はトランジスタQ21のベースに接続されると共に抵抗
R7を介してアースされる。そして、反転増幅回路A2
に入力が加えられる時、トランジスタQ21がオンする
ことにより、トランジスタQ21のコレクタに接続する
スイッチ端子3がほぼアース電位となり、入力がない時
にトランジスタQ21はオフし、スイッチ端子3はほぼ
電源電圧VCCになる。従って、このスイッチ端子3の出
力を、例えば別の回路の動作を切り換えるためのモード
スイッチとして利用することができる。
【0017】なお、共通入力端子1に電源電圧VCCが接
続された時に反転増幅回路A2に入力が加えられ、アー
ス電位が接続された時に反転増幅回路A2に入力が加え
られることはすでに図1で説明してある。また、図2の
回路は種々の変更が可能であり、例えばスイッチ端子3
は用途に応じて反転増幅回路A1に設けることもでき
る。出力電流を規定する抵抗R1は、共通入力端子1の
内側に形成される場合もある。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の電流発生回路
は、出力電流を規定するために接続する電源電圧の接続
端子を高電位側と低電位側で共用できるようにしてあ
る。また、共通入力端子の接続状態によって出力の変化
するスイッチ端子を出力電流を得る出力端子とは別に設
けてある。1つの端子を共用できることにより、集積回
路の端子数を減らすことができるし、その共通入力端子
への電源電圧の接続状態によって、出力の変化するスイ
ッチ端子を設けてあるので、共通入力端子は単に出力電
流を規定する端子としてのみならず、別の用途も兼用で
きる大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電流発生回路の実施例を示すブロック
図である。
【図2】図1の回路図である。
【図3】従来の電流発生回路の説明図である。
【符号の説明】
A1 反転増幅回路 A2 反転増幅回路 1 共通入力端子 2 出力端子 3 スイッチ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−108114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力端子が夫々ダイオードを介して
    共通入力端子に接続される一対の反転増幅回路からな
    り、共通の抵抗を介して共通入力端子から加えられる高
    電位側の電源電圧又は低電位側の電源電圧が夫々片方の
    反転増幅回路の入力として加えられるように該ダイオー
    ドの接続がなされており、入力が加えられる反転増幅回
    路から得られる出力電流はいずれの場合でも同じ値にな
    るように夫々の反転増幅回路の基準電圧入力端子の基準
    電圧と該共通の抵抗の抵抗値を設定してあり、さらにい
    ずれか片方の反転増幅回路には入力の有無によって出力
    の変化するスイッチ端子を出力電流の得られる出力端子
    とは別に設けてあることを特徴とする電流発生回路。
  2. 【請求項2】 一対の反転増幅回路の出力電流の得られ
    る出力端子が共通接続されている請求項1の電流発生回
    路。
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