JPH018026Y2 - - Google Patents

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JPH018026Y2
JPH018026Y2 JP6924980U JP6924980U JPH018026Y2 JP H018026 Y2 JPH018026 Y2 JP H018026Y2 JP 6924980 U JP6924980 U JP 6924980U JP 6924980 U JP6924980 U JP 6924980U JP H018026 Y2 JPH018026 Y2 JP H018026Y2
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capacitor
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electronic timer
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JP6924980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンパレータを用いた電子式タイマ
回路の改良に関する。
従来、この種の電子式タイマ回路として第1図
で示すような構成のものがあり、以下、この構成
の回路を例えばテープレコーダで使用される曲間
検出回路に利用した場合について説明する。
第1図において、COはオペレーシヨンアンプ
等によるコンパレータで、該コンパレータCOの
一方の入力端子(−端子)には、抵抗R1,R2
よつて電源Vccの電圧を分割した所定の基準電圧
が印加されている。また、他方の入力端子(+端
子)と接地間には、充電用のコンデンサCと並列
に、このコンデンサCの充電動作を行わせるか否
かを制御することで曲間検出動作を行わせるか否
かを選択するためのスイツチング手段SWが接続
されている。さらに、他方の入力端子と電源との
間には、抵抗R3と直列に、テープ走行中には再
生信号レベルが所定値以上のときオフとなり所定
値以下の時にオンとなつてコンデンサCに充電を
行わしめる起動スイツチSW2が接続されている。
次に、上記構成の電子式タイマ回路の動作につ
いて第2図の動作図を参照して説明する。
第2図において、時点Bまではテープが曲間を
走行しており、時点B以降は曲中を走行している
ものとする。まず、スイツチング手段SW1がオン
の場合には、コンデンサCが短絡されて充電でき
ないため曲間検出動作も行われない。即ち、コン
パレータCOの出力ロはローレベルOVである。
次に、時点Aに於いて、曲間検出動作をおこなわ
せるべくスイツチング手段SW1をオフにすると、
テープは既に曲間を走行しているため起動スイツ
チSW2はオン状態にあり、電源Vccから起動スイ
ツチSW2と抵抗R3を介して直ちにコンデンサC
の充電が開始される。コンデンサCと抵抗R3
の時定数によりコンデンサCの両端の電圧が上昇
していき、該コンデンサCの充電電圧イが基準電
圧ハより大きくなると(時点Aから時間Tの時
点)、コンパレータCOの出力ロは反転してハイレ
ベルとなる。従つて、曲間が時間T以上続いた場
合にはこれを曲間とみなしてコンパレータCOが
出力を発生し、この出力を例えばテープレコーダ
のテープ走行制御などに利用することができる。
しかしながら、この回路の構成では、曲間検出
動作状態即ちタイマ動作状態において、第2図の
時点Bでテープが曲中に入つて起動スイツチSW2
がオフになると、コンデンサCへの充電電流の供
給が断たれ、該コンデンサCの充電電圧イが放電
し、ある時間がたつとコンデンサCの充電電圧イ
が基準電圧ハより低くなるので、コンパレータ
COの出力ロは再びローレベルOVに反転してし
まい、出力ロをハイレベルに保持することができ
なかつた。この欠点を解決するため、従来はコン
パレータCOの出力をフリツプフロツプにより保
持させていたが、回路が複雑化し、コスト高とな
る等の次点があつた。
そこで、本考案は上記のような欠点を解決しよ
うとするもので、タイマ作動後に、コンデンサC
への充電電流の供給を断つた場合、該コンデンサ
CにコンパレータCOの出力を帰還して充電する
ことにより、コンパレータCOの出力をハイレベ
ル状態で保持できるようにした電子式タイマ回路
を提供するのが目的である。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて、説明
する。
第3図は本考案にかかる電子式タイマ回路の回
路構成図で、この回路構成図の大部分は前記従来
例の回路構成図と全く同一なので、説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明することにす
る。即ち、コンパレータCOの出力端子とコンデ
ンサCを接続したコンパレータCOの入力端子
(+端子)との間に、電流制限用の抵抗R-と、逆
流防止用のダイオードDを直列にして接続するの
であるが、抵抗R-はコンパレータCOに内蔵され
ている場合には不要である。
次に、本考案による電子式タイマ回路の作用に
ついて、第4図の動作図を参照して説明する。ま
た、従来例の電子式タイマ回路について既述した
ように、スイツチング手段SW1がオンの時にはコ
ンデンサCの充電電圧イはOVで、コンパレータ
COの出力ロはローレベルOVである。この状態
で、スイツチングSW1を時点Aでオフにすると、
抵抗R3とコンデンサCとの時定数によりコンデ
ンサCの充電電圧イが上昇していき、その充電電
圧イが基準電圧ハより大きくなるとコンパレータ
COの出力ロは反転してハイレベルとなる。そし
て、この反転した時に、コンパレータCOの出力
ロは抵抗R-とダイオードDを通つてコンデンサ
Cに充電されるために、起動スイツチSW2が時点
Bでオフとなり、コンデンサCへの充電電流の供
給を遮断しても、コンパレータCOの出力ロはハ
イレベルに保持される。
本考案は上記のように、コンパレータCOの一
方の入力端子には基準電圧ハを印加し、他方の入
力端子と接地との間には充電用のコンデンサCと
スイツチング手段SW1とを並列に接続すると共
に、該入力端子と電源Vccの間には抵抗R3と起動
スイツチSW2とを直列に接続し、上記のコンデン
サCを接続した入力端子とコンパレータCOの出
力端子との間を逆流防止用のダイオードDを介し
て接続するようにしたものである。
従つて、タイマ作動状態(例えだ、曲間検出状
態)で起動スイツチSW2がオフ(例えば、テープ
が曲中に入る)となりコンデンサCへの電流供給
を遮断しても、コンパレータCOの出力ロがダイ
オードDを通してコンデンサCに充電されるの
で、コンパレータCOの出力ロをハイレベルに保
持することができ、出力保持用のフリツプフロツ
プが不要のため回路が簡単で、コストもほとんど
かからない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の電子式タイマ回路の回路構成
図で、第2図はその動作図、第3図は本考案にか
かる電子式タイマ回路の回路構成図で、第4図は
その動作図を示す。 CO……コンパレータ、C……コンデンサ、
SW1……スイツチング手段、SW2……起動スイツ
チ、R3……抵抗、D……ダイオード、イ……コ
ンデンサCの充電電圧、ロ……コンパレータCO
の出力、ハ……基準電圧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の入力端子に基準電圧が印加されたコンパ
    レータと、 該コンパレータの他方の入力端子と接地間に接
    続されたコンデンサと、 該コンデンサと並列に接続され、充放電動作の
    可能/不能を制御するスイツチング手段と、 前記他方の入力端子と電源との間に抵抗と共に
    直列に接続され、所定信号によりオンオフ制御さ
    れる起動スイツチと、 前記コンパレータの出力端子と他方の入力端子
    との間に接続されたダイオードと を備えたことを特徴とする電子式タイマ回路。
JP6924980U 1980-05-19 1980-05-19 Expired JPH018026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6924980U JPH018026Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19

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JP6924980U JPH018026Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19

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JPS56169641U JPS56169641U (ja) 1981-12-15
JPH018026Y2 true JPH018026Y2 (ja) 1989-03-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2507401Y2 (ja) * 1986-06-12 1996-08-14 船井電機株式会社 過負荷保護回路のリセツト装置
JP2538367Y2 (ja) * 1990-05-29 1997-06-11 ジェコー株式会社 保持回路

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JPS56169641U (ja) 1981-12-15

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