JPH0316405B2 - - Google Patents

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JPH0316405B2
JPH0316405B2 JP58008832A JP883283A JPH0316405B2 JP H0316405 B2 JPH0316405 B2 JP H0316405B2 JP 58008832 A JP58008832 A JP 58008832A JP 883283 A JP883283 A JP 883283A JP H0316405 B2 JPH0316405 B2 JP H0316405B2
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JP
Japan
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bobbin
yarn
open
spinning
auxiliary
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JP58008832A
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English (en)
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JPS58174638A (ja
Inventor
Rofuasu Kuruto
Maiyaa Uarutaa
Uitsutoman Shutefuan
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Original Assignee
SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6153944&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0316405(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG filed Critical SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Publication of JPS58174638A publication Critical patent/JPS58174638A/ja
Publication of JPH0316405B2 publication Critical patent/JPH0316405B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/48Piecing arrangements; Control therefor
    • D01H4/50Piecing arrangements; Control therefor for rotor spinning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボビンと補助ローラ対を逆転するこ
とによつてオープンエンド紡績装置に糸を戻し、
かつ続いて引出しローラ対によつて再びオープン
エンド紡績装置から糸を引出す、オープンエンド
紡績装置において糸継ぎを行う方法、およびこの
方法を実施する装置に関する。
糸継ぎを行うため、装置により主駆動ローラか
らボビンを持上げかつここから切離しておき、か
つ糸を紡績装置に戻すことは公知であり、その際
戻された糸は、吸引装置によつてボビン表面から
引取られ、かつ引出しローラ対に供給される(ド
イツ連邦共和国特許出願公開第2008142号明細
書)。補助ローラ対のところで糸は所定の長さに
され、それからさらに戻すことによつて、オープ
ンエンド紡績装置内へ所定の長さが供給される。
戻しを行つた後糸は、まず所望のボビン速度に達
した後に引出しローラ対に糸を導入するまで、補
助ローラ対によつてオープンエンド紡績装置から
引出される。
この公知の方法では、糸継ぎの際ロータ内への
糸の戻しと紡績ロータからの糸引出し開始との間
に短い期間しか得られない。この期間をすぎる
と、糸は過度によられるので、糸切れが生じる。
他方において糸継ぎ段階の間糸端部を紡績ロータ
内に留めておける短い期間において、よりは、さ
程繊維リング内に伝搬できないので、公知の装置
におけるように非常に急いで糸引出しを始めた場
合、同様に糸切れの危険がある。
ボビンから手で糸をほどきかつ紡績ロータに供
給することも公知である。続いてボビンは、再び
駆動ローラに結合されるので、糸が、交差巻き糸
ガイドに捕えられかつ引出しローラ対のピンチロ
ーラの捕獲ノツチの範囲に運ばれ、このピンチロ
ーラが糸をこのローラ対の締付け範囲に運ぶま
で、糸はボビンから引出される(ドイツ連邦共和
国特許出願公開第1560336号明細書)。この装置に
おいて糸は、巻付け開始の際および捕獲ノツチに
よる捕獲の際衝撃的に加速され、それにより糸切
れを生じることがある。さらに公知の装置におい
ては、引出しの所定の開始を行うことはできな
い。なぜなら公知技術においてボビンは駆動装置
上に支持され、かつ種々の質量のボビンが、糸継
ぎ引出しの際ボビンの種々のスリツプを生じるか
らである。その上ボビンアーム用の衝撃ダンパお
よび負荷平衡装置における公差によつて、機械の
種々の紡績位置に種々の糸継ぎ状態が生じ、それ
により糸継ぎの制御は困難になる。
それ故に本発明の課題は、これら欠点を排除
し、かつ多数の紡績位置があつても糸継ぎの際に
糸引出しの所定の開始を保証する、方法および装
置を提供することにある。
この課題を解決するため本発明によれば次のこ
とが考慮されている。すなわち補助ローラ対によ
る戻しの終了後に糸を離し、かつ通常の紡績引出
しが始まるまで、この紡績引出しよりもオープン
エンド紡績装置から遠く離れて補助引出しを行
う。補助ローラ対により糸を離すことにより、オ
ープンエンド紡績装置内に糸を戻すこの補助ロー
ラ対の役割が果たされるとすぐに、紡績ロータの
回転によつて引出し管内に生じる糸のよりは、比
較的長い糸長さに分配されるので、紡績ロータ内
にさ程のよりが生じない。それにより紡績ロータ
内の糸の滞在時間として、糸継ぎ中に補助ローラ
対を用いる公知の方法よりも長い時間が得られ
る。このように長い時間が得られるので、糸引出
しの軟かい開始を行うことができる。通常の紡績
引出しの際よりも遠く離れて糸は補助引出しを受
けることにより、よりを吸収するためさらに長い
長さが得られる。これら両方の処置により糸継ぎ
の際の糸切れ回数は減少し、かつ接合部における
引張り強さは増加する。なぜならこのようにして
紡績ロータ内で行われる繊維の供給の増速曲線と
糸引出し増速曲線の確実な整合が行われるからで
ある。
有利な構成によれば、補助引出しはもつぱらボ
ビンによつて行われる。このようにしてボビンの
所定のスリツプによつて糸引出しのさらに軟かい
開始を行うことができる。このスリツプは、糸継
ぎの際に紡績ロータまたはその他のオープンエン
ド紡績素子への繊維供給を急激ではなく、徐々に
開始するためにも有利である。ボビンが全速に達
するに十分な短い時間の後に、糸は引出しローラ
対に渡される。この時点にすでに糸は全速でオー
プンエンド紡績から引出されるので、その際にも
速度の変動は生じず、従つてこの時点にも糸切れ
の危険はない。
しかしボビンにより糸継ぎ引出しを行うことが
どうしても必要というわけではなく、補助引出し
をボビンに関係なく行うことは、全く可能であ
り、かつ糸継ぎに関連して行うべき別の作業過程
に結び付けてしばしば非常に有利である。
補助引出しを、オープンエンド紡績装置におい
て行われる繊維供給の増速曲線に対して大体にお
いて一定の関係に維持すると有利である。それに
より糸引出しを開始する瞬間にオープンエンド紡
績装置内にはわずかな繊維材料しか必要ないの
で、さもなければ糸太さに太い位置を生じるオー
プンエンド紡績位置内の過剰な繊維量が回避で
き、一方同時にオープンエンド紡績装置内へのよ
り伝搬の増加のため、従来通常のように行われた
糸接合に対して糸強さが低下することはない。
糸継ぎ引出しの開始にさらに多くの時間を得る
ため、そのため糸継ぎ確実性を害することなく公
差をさらに大きく選定できるようにし、戻し時間
を最小時間に減少することが考えられる。本発明
によればこのことは次のようにして行われる。す
なわち糸を戻す前に投下部材の上方に糸の予備が
形成され、かつオープンエンド紡績装置に供給す
べき糸端部が所定の長さにされ、また補助ローラ
対による糸端部の戻しが、オープンエンド紡績装
置内の準備位置内だけに行われ、また補助ローラ
対により糸を離した後に、糸継ぎ戻しが、投下部
材による糸の投下によつて行われる。それにより
糸継ぎ引出しの開始に関する時間公差が大きくな
るだけでなく、糸継ぎ過程のかなりの自動制御も
行われる。なぜなら糸のより分布が、自動的に糸
直径、糸延び特性等に合うからである。糸特性に
糸継ぎ過程をこのように自動的に合わせることに
よつて、糸継ぎ引出しの開始に関する時間公差は
さらに大きく選ぶことができるようになる。
種々の直径の集束面を使用するように、紡績部
材、例えば紡績ロータが交換可能であれば、これ
に戻し行程を合わせる必要がある。ここで一定の
糸継ぎ状態を得るため、本来の糸継ぎ戻しは常に
一定条件下で行われるようにする。それ故に本発
明によれば種々の直径への整合は投下部材によつ
て行われるのではなく、補助ローラ対によつて行
われる。本発明の別の特徴によれば、このことは
次のようにして行われる。すなわちオープンエン
ド紡績装置が、異つた直径を有する紡績部材と交
換可能な紡績部材を有し、その都度選ばれた紡績
部材の直径には関係なく糸の投下による糸継ぎ戻
しの行程が常に同じ長さであるように、オープン
エンド紡績装置内の準備状態が選定される。
オープンエンド紡績装置において糸を受取り、
戻しかつ離す補助ローラ対と、通常の紡績過程の
間に糸を引出す引出しローラ対とが設けられてい
る、オープンエンド紡績装置において糸継ぎを行
う装置を前提として、前記方法を実施するため本
発明によれば、補助引出し装置が設けられてお
り、この補助引出し装置が、引出しローラ対より
もオープンエンド紡績装置から遠く離れて配置さ
れている。この補助引出し装置により糸継ぎ引出
しは所望のように行うことができる。補助引出し
装置は、引出しローラ対よりもオープンエンド紡
績装置から遠く離れて配置されているので、糸継
ぎ段階に生じるよりは、糸の一層長い長さに分配
され、従つて紡績ロータ内の糸継ぎ糸端部が過剰
によられる危険は減少する。それにより従来の糸
継ぎ方法よりもずつと高いロータ回転速度で作業
することができる。すなわち通常紡績ロータを糸
継ぎのため低い回転速度に維持するか、または回
転速度を監視することは不要であり、今日では通
常の高い製造ロータ回転速度で糸継ぎを行うこと
ができる。
ボビンを収容するボビンアームを有する糸巻き
装置において、ボビンを駆動する主駆動ローラ、
および主駆動ローラからボビンを持上げかつボビ
ンを駆動する装置が設けられており、その際この
装置が、揺動アームおよび両方向に駆動可能なロ
ーラ、および弾性素子の作用に抗して作用する制
御可能な揺動アーム用揺動駆動装置を有し、本発
明によれば次のようにすることができる。すなわ
ち補助引出し装置が糸巻き装置によつて形成さ
れ、その際ボビンを持上げかつ駆動する装置が、
ボビンと主駆動ローラの間に所定の間隔を形成す
るボビン持上げ装置と、弾性素子の作用により主
駆動ローラから離れた方のボビンの側に作用を及
ぼすことができるボビン補助駆動装置とから成
る。
ボビン持上げ装置により、糸切れが生じた際す
ぐに主駆動ローラからボビンが持上げられる。こ
のことは非常に急速に行うことができ、切れた糸
の端部がボビンに達することはけしてなく、かつ
ボビンから自由にたれ下がる。従つて戻すための
糸の受取りは特に容易である。しかし糸がボビン
に達した時にも、後でボビンを逆転すれば、ここ
で容易に糸を受取ることができる。なぜならボビ
ンの急速な停止により、糸がボビンに固定的に巻
込まれることは防止されるらである。その際ボビ
ン持上げ装置は、ボビンと主駆動ローラの間に所
定の間隔を形成するように形成されており、従つ
て主駆動ローラから離れた方のボビンの側と共働
するボビン補助駆動装置の作業位置にボビンの瞬
時半径が作用を及ぼす。このようにしてボビンの
大きさに応じて、ボビンを駆動する際ボビン補助
駆動装置の揺動アームの異つた位置が得られる。
揺動駆動装置は、ボビンからローラを持上げる
ように形成されており、一方揺動駆動装置により
揺動アームを離した際、弾性素子はボビンをロー
ラに接触させる。ボビンにおけるローラの接触位
置は、ボビン半径に応じて異つているので、弾性
素子は、ローラの作業中に異つた初応力を受け、
従つてローラも、異つた力でボビンに接する。弾
性素子の特性データを適当に選択することによ
り、例えば弾性素子をばねとして形成した際には
ばね定数、寸法および初応力を適当に選択するこ
とにより、種々の大きさのボビンにおいて通常異
つたスリツプが防止できるので、ボビン直径とは
関係なく大体において常に同じスリツプが、従つ
て常に同じ糸継ぎ状態が得られる。
ローラにとつてさらに大きな作業範囲を得るた
め、次のようにすると有利である。すなわちボビ
ン持上げ装置は、ボビンの周面と主駆動ローラの
間に所定の間隔を形成するように形成されてい
る。このようにすれば弾性素子の初応力に、全ボ
ビン直径が作用を及ぼし、それによりローラの異
つた押付け圧により異つたボビン寸法の補償が容
易になる。
ボビンの周面と主駆動ローラの間の所定の間隔
は、種々の方法で得ることができる。目的に合う
ようにボビン持上げ装置が、主駆動ローラの方に
向いたボビンの側と共働する持上げ素子を有し、
またボビン持上げ装置に、ボビンアームと共働し
かつボビンの周面と主駆動ローラの間に所定の間
隔を確保する支持装置が付属している。ボビン持
上げ装置の持上げ素子は、主駆動ローラの方に向
いたボビンの側と共働するので、それにより特に
簡単にボビン周面と主駆動ローラの間の所定の間
隔が得られる。従つて例えば飛行物に対してこわ
れ易い光電装置のようにこの間隔を監視する監視
装置は不要である。糸継ぎのためボビンが回転で
きるようにするため本発明によればボビンアーム
と共働する支持装置が設けられており、持上げ素
子が再びボビンを離した時にも、ボビン周面と主
駆動ローラの間の所定の間隔は、前記支持装置に
よつて保証される。
多数のオープンエンド紡績装置を備えたオープ
ンエンド紡績機において、ボビン持上げ装置が紡
績位置毎に固定して、また支持装置とボビン補助
駆動装置が、オープンエンド紡績装置に沿つて可
動の保守装置上に配置されていると特に有利であ
る。このようにしてわずかな費用で、本発明によ
る糸継ぎに適したボビン装置が提供される。
無接触監視装置は、おそらく生じる飛行物のた
めこわれ易いので、ボビン用支持装置の位置のた
めこのような監視装置を用いないですむように、
次のようにすると有利である。すなわち支持装置
が、制御可能な駆動装置によつて揺動可能な駆動
レバーおよびここに配置されかつ2つの端位置の
間で揺動可能な支持レバーを有し、この支持レバ
ーが、弾性素子によつてボビンの方向に作用を受
け、かつそれにより第1の端位置に動かすことが
でき、かつ両方のボビンアームのうち1つに乗り
上げた際第2の端位置に動かすことができ、第2
の端位置には、駆動レバーの揺動運動を終了させ
るスイツチ装置が付属している。スイツチ装置は
このように機械的に操作される。さらに前記本発
明による装置によれば、ボビンアームの異つた位
置にもかかわらずこれらボビンアームは常に支持
装置によつて支持され、ボビン周面と主駆動ロー
ラの間の所定の間隔が保証されているので、持上
げ素子を引込め、かつ支持装置に支持機能を渡す
ことができる。本発明の対象の有利な実施例によ
れば、駆動レバー用の制御可能な駆動装置がモー
タとして形成され、かつスイツチ装置が、駆動レ
バー上に配置されたスイツチとして形成されてお
り、このスイツチが、操作された際にモータへの
給電を停止する。支持レバーの端位置が駆動レバ
ーに取付けられた2つの止め部によつて決められ
ると有利である。
揺動アームに付属の弾性素子は種々に形成でき
るが、本発明によればボビン補助駆動装置をこじ
んまりと形成するため、揺動アームには属の弾性
素子をトーシヨンばねとして形成すると有利であ
る。
糸継ぎの間に動作する種々の素子を同一の駆動
装置から制御できるようにするため、本発明の別
の特徴によれば、揺動アーム用の揺動駆動装置
が、回転可能なカム円板、およびカム円板と揺動
アームの間の調節可能な中間リンクを有する。こ
の中間リンクにより揺動アームの調節が簡単にで
きるようになる。
ボビン直径が大きな場合にもボビンにボビン補
助駆動装置のローラが強力に押込まれないように
するため、さらに本発明によれば、ローラが軟ら
かい材料、なるべく軟質ゴムから成る周面を有す
るようにすることができる。
本発明による装置によれば良好な品質の接合部
が得られる。それにもかかわらず接合部の代り
に、結び目またはその他の糸結合部を設けること
は、かなりの目的について有利な場合がある。そ
のためには糸をボビンには関係なオープンエンド
紡績装置から引出すことは有利である。そのため
本発明の別の特徴によれば次のようになつてい
る。すなわち補助引出し装置は、第2の補助引出
しローラ対によつて形成され、このローラ対は、
オープンエンド紡績装置から離れた方の引出しロ
ーラ対の側において作用することができる。一般
に糸継ぎ引出しを行うためこのような補助引出し
ローラ対を使用することも原則的に可能な場合、
前記のようにこのようなものは、接合部の代りに
使われる糸結合装置に関して特に有利であり、そ
れ故に本発明の対象の別の構成において引出しロ
ーラ対と第2の補助引出しローラ対との間におい
て、糸結合装置を糸経路内に入れることができ
る。
糸継ぎ引出しを開始するため使用できる時間公
差をさらに増加できるようにするため、2つの段
階の戻しが行われる。そのため本発明によれば、
補助ローラ対に糸切断装置と戻し測定装置が付属
しており、またさらに引出しローラ対とボビンの
間に、糸を転向する糸投下部材が配置されてい
る。糸切断装置と戻し測定装置は、糸を所定の長
さにし、かつ所定の準備位置に動かす、という役
割を有し、一方投下部材は、糸がオープンエンド
紡績装置に供給された繊維と接触することができ
るようにする。紡績部材が異つた直径の繊維集束
面を持つものと交換できる場合にも、投下部材に
より常に一定の糸継ぎ戻しを行うため、従つて一
定の糸継ぎ条件を提供するため、本発明の別の特
徴によれば次のことが考慮されている。すなわち
戻し測定装置が、その都度選ばれた紡績部材の直
径に依存して調節可能である。
本発明の対象は、回転速度が高い際にも確実に
糸継ぎでき、従つて紡績ロータの増速曲線と接合
過程を時間的に正確に合わせる必要が無い、とい
うことに関する前提条件を提供する。それにより
大きな時間公差が許容され、従つて容易に制御さ
れる制御の著しい簡単化が行われる。
本発明の実施例を以下図面によつて説明する。
まず第1図により本装置および本方法を説明す
る。第1図には、オープンエンド紡績方式により
動作する紡績機1の主要部が、説明の理解に必要
な限りにおいて示されている。これら部分は、実
際には通常紡績機1と紡績機1に沿つて可動の保
守装置2に分配されているが、図示された素子を
すべて紡績機1自身に設け、かつ保守装置2を省
略し、特に試験機においては1つまたはわずかな
紡績位置だけを有するようにしてもよい。
図示された紡績機1は、多数の紡績位置を有す
るが、いずれにせよそのうち1つだけが第1図に
示されている。紡績位置毎に、ケーシング10内
に紡績素子を配置したオープンエンド紡績装置、
引出しローラ対13および糸巻き装置30が設け
られている。図示された実施形において例えば紡
績素子として紡績ロータ11が使われ、この紡績
ロータは糸3を作り、この糸は、通常のように繊
維供給装置および例えば分離ローラの形の分離装
置によつて紡績素子に供給された繊維のからみに
よつて、引出しローラ対13により引出し管12
を通つてケーシング10から引出される。ケーシ
ング10と引出しローラ対13の間の糸経路に糸
監視器36が配置されている。
糸3を巻付けるため、紡績機1は糸巻き装置3
0を有し、この糸巻き装置は、大体において揺動
可能な2つのボビンアーム32によつて交換可能
に収容されたボビン33を駆動する主駆動ローラ
31を有する。ボビンアーム32は軸34のまわ
りで揺動できる。
糸3の交差巻きの際に変動する糸張力を補償す
るため、公知のように引出しローラ対13とボビ
ン33の間の糸経路に糸張力補償ハンガ14が配
置されている。
さらに紡績機1には紡績位置毎に、ボビン持上
げ装置4の一部をなす持上げ素子40が設けられ
ており、この持上げ素子は、主駆動ローラ31と
ボビン33の間に侵入することによつてこのボビ
ンを主駆動ローラ31から所定の値aだけ持上げ
るので、持上げ素子4の厚さによつて決まる間隔
aが、ボビン33の周面と主駆動ローラ31の間
に形成される。
保守装置2上に吸込管20が配置されており、
この吸込管は、主駆動ローラ31から持上げられ
たボビン33の下側に動かすことができ、ここで
切れた糸3の端部を受取ることができるようにす
る。吸込管20は、曲げられた形をしており、か
つ紡績機1に面した側に長手スリツト(図示せ
ず)を有するので、糸3は、吸込管20内に多量
に侵入した際、一部弦の形になつて再びこのスリ
ツトから出ることができる。
さらに保守装置2は補助ローラ対21を有し、
このローラ対は、軸22のまわりで揺動可能なレ
バー23に支持され、補助ローラ対21が、吸込
管20に対して弦のように配置された糸3をつか
み、かつ引出し管12に供給できるようにする。
その他に保守装置2にはボビン補助駆動装置5
が配置されている。ボビン補助駆動装置5は揺動
アーム50を有し、この揺動アームは、軸51に
揺動可能に支持されており、かつ自由端にローラ
52を有し、このローラは、図示されていない方
法で図示されていない駆動装置から選択的に一方
または他方の方向に駆動できる。ローラ52は、
軟質ゴムまたはその他の軟らかい材料から成る周
面53で囲まれている。
さらに保守装置2には揺動アーム50用の揺動
駆動装置6が配置されており、この駆動装置は、
図示された構成においてモータ60から駆動され
るカム軸61を有し、このカム軸上にカム円板6
2が配置されている。保守装置2によつて支持さ
れた軸63上に双腕レバー64が揺動可能に支持
されており、このレバーの一方の端部にカム円板
62が作用でき、かつ他方の端部に操作部65が
結合されている。空いた方の端部を揺動アーム5
0に結合したこの操作部65は、図示された構成
において互いに逆向きのねじを有する2つのピン
66と67から成り、これらのピン上に逆向きの
ねじを有するねじスリーブ68がねじ込まれてい
るので、ねじスリーブ68を回転することによつ
てレバー64と揺動アーム50の間の間隔を変え
ることができる。このようにして揺動アーム50
に対するレバー64の正確な調節が可能である。
カム円板62は、適当な位置においてボビン33
からローラ52を持上げ、一方揺動アーム50に
作用する引張りばね7は、カム円板62によりレ
バー64が離れた際に揺動アーム50をボビン3
3に支持する。
ボビンアーム32に付加的なアーム35が取付
けられており、このアームと支持装置8が共働で
きる。図示された構成において支持装置8は、大
体において揺動可能に支持された駆動レバー80
から成り、このレバーの自由端に支持レバー81
が関節結合されている。この双腕支持レバー81
は、駆動レバー80に取付けられた2つの止め部
82と83の間で可動であり、かつ押圧ばね84
として形成されかつ一方の端部を駆動レバー80
にまた他方の端部を支持レバー81に支えられた
弾性素子によつて、通常支持レバー81を止め部
82に押付けるような作用を受ける。駆動レバー
80にはスイツチ85が設けられており、それに
より支持レバー81は、止め部83に接した際に
スイツチケーシングに接することなく、このスイ
ツチ85を操作する。スイツチ85はモータ86
に電気的に接続されており、このモータは、駆動
レバー80のため揺動駆動装置として使われ、か
つ停止した際に駆動レバー80をその場に保持す
る。モータ86は制御装置9に結合されており、
この制御装置は、モータ60にも結合されてい
る。
構造に関して説明した前記装置は、次のように
動作する。
糸切れが生じると、紡績ロータ11内への繊維
が終了し、またボビン持上げ装置4の主要部をな
す持上げ素子40をボビン33と主駆動ローラ3
1の間に押込むことによつて、ボビン33が主駆
動ローラ31から持上げられる。従つてボビン3
3への糸3の巻付けは、非常に急速に停止され、
それどころかしばしば巻付け速度に応じて糸端部
がボビンに達しないうちに停止される。主駆動ロ
ーラ31とボビン33の間に持上げ素子40を押
込むことによつてボビン持上げ装置4は、ボビン
33の周面と主駆動ローラ31の間に正確に規定
された間隔aを形成し、その際この間隔は、ボビ
ン33と主駆動装置31の間の持上げ素子40の
厚さに相当する。
繊維供給装置の停止後にも引続き動いている
(図示されていない)分離ローラにより、分離ロ
ーラの作業範囲に突出した繊維ひげが削られ、か
つ分離ローラの装備内にある繊維が紡績ロータ1
1に供給される。
前記の糸監視器36から周知のように信号が発
生され、この信号は、保守装置2を呼出すか、ま
たは糸切れを除去するため常に循環している保守
装置2を障害紡績位置に止める。
当該の紡績位置にある保守装置が動作位置にな
つた場合、制御装置9により図示されていないロ
ータ清掃装置が一時的に投入され、それにより紡
績ロータ11内にある繊維は、周知のようにここ
から除去される。さらに図示されていない方法で
保守装置2によつて引出しローラ対13の押圧ロ
ーラが被駆動ローラから持上げられる。さらにモ
ータ86によつて支持レバー81を有する駆動レ
バー80が上方に揺動される。この運動の際止め
部82に接している支持レバー81は、ボビンア
ーム32のアーム35に接する。それにより支持
レバー81は、押圧ばね84の作用に抗して駆動
レバー80に対して揺動し、止め部83に当たる
まで揺動する。この位置において支持レバー81
がスイツチ85を操作し、このスイツチは、それ
により開き、従つてモータ86への給電を中止す
る。それにより駆動レバー80の持上げ運動は終
了し、かつこのレバーはこの時の位置に固定され
る。この時制御装置によつて持上げ素子40は引
戻されるので、ボビン33は自由になる。このこ
とは、保守装置2から持上げ素子40への機械的
作用によつて行うことができ、またはこの引戻し
を行う電気素子の操作によつて行うことができ
る。しかし持上げ素子40を引戻したにもかかわ
らず、ボビン33は、支持レバー81によつて支
えられているので現在位置に留まつている。
持上げ素子40によつてボビン33を釈放した
後に図示されていない方法で制御装置9は、吸込
管20を糸収容装置に動かす。この位置において
吸込管20はボビン33の下側にあるので、吸込
管20とボビン33の間の距離は、ボビン直径に
は関係なく、大体において常に同じである。さら
に制御装置9はモータ60を投入し、このモータ
はカム軸61を回転させる。カム円板62は、こ
のようにしてレバー64を離すので、揺動アーム
50における引張りばね7の作用によつてローラ
52がボビン33に接触する。その際ボビン33
の大きさに応じて引張りばね7は多少なりとも強
く引張られるので、ボビン直径が大きい際ボビン
33へのローラ52の押付け力は、ボビン直径が
小さい場合よりも大きい。従つてこの時ローラ5
2が図示されていない駆動手段を介して糸3の戻
し供給のため駆動される場合、この異つた押付け
力は、質量慣性モーメントの補償を行い、かつさ
もなければボビン33の質量の相違のため生じる
異つたスリツプを防止する。
ボビン33を逆転する間に、持上げ素子40に
よつてボビン33を急速に停止することによりボ
ビン周にゆるく載つているだけの糸3は、吸込管
20内に吸込まれ、その際糸は、吸込管20の曲
がつた形のため吸込管の経路において弦の形をし
て一部吸込管20から再び出ている。吸込管20
内に十分な糸長ささが得られた後に、制御装置9
からの制御により糸3の戻しが中断され、かつ吸
込管20は破線で示した位置に動かされる。続い
て補助ローラ対21が軸22のまわりで下動作位
置から揺動され、その際この補助ローラ対21
は、吸込管20のスリツト内に侵入した糸3の経
路を通過する。通常の図示されていない手段によ
つて糸は、ボビン33から離れた方の補助ローラ
対21の側で切断され、かつ補助ローラ対は、引
出し管12の口の前に揺動される。紡績ロータ1
1またはその他のオープンエンド紡績素子は、こ
の間に再び回転し、かつ繊維集束面への繊維供給
が再び開始される。これに時間的に同調して糸3
は、改めてボビン33と補助ローラ対21の回転
によつて戻され、紡績ロータ11またはその他の
オープンエンド紡績素子の繊維集束面に達するま
で戻され、それから例えば軸22から遠くに配置
されたローラを軸22の近くに配置されたローラ
から離すことによつて、補助ローラ対21の締付
けが解除される。それにより糸3は補助ローラ対
21から離される。補助ローラ対21はこの時下
動作位置に戻される。補助ローラ対21が糸3を
離した後、ローラ52は逆方向に駆動されるの
で、糸3は、紡績ロータ11から引出される。従
つて糸3は、この紡績段階においてもつぱらボビ
ン33によつて紡績ロータ11から引出される。
前記のように繊維供給装置の駆動装置は、糸3
の戻しおよび改めて行う引出しに同調した瞬間に
投入される。全繊維流が紡績ロータ11に達する
ことができるまで、まず前に空になつた分離ロー
ラの装備が再び満たされなければいけないので、
紡績ロータ11に関して繊維供給はしなやかに有
効になる。繊維供給がこのように有効になるに応
じて、大きな強度の接合を保証し、かつ他方にお
いて糸張力のまりに大きな変動、従つて糸切れを
防ぐため、糸引出しも「しなやかに」始めるよう
にする。従つてローラ52は、紡績ロータ11内
の繊維供給が有効になるのに合わせて通常ボビン
速度に向けて加速され、その際ローラ52の加速
の際ボビン33の不可避のスリツプが考慮され
る。前記のようにスリツプは、引張りばね7の適
当なばね定数、長さおよび張力を選ぶことにより
その都度のボビン直径には関係なく、誤つて糸引
出し速度に作用することなく、または許容限界内
だけで作用するように維持される。ボビンが全ボ
ビン速度に達した場合、ボビン33は、駆動レバ
ー80の揺動により主駆動ローラ31上に降ろさ
れ、かつレバー64に対するカム円板62の作用
によりボビン33からローラ52が持上げられ
る。さらに引出しローラ対13の押圧ローラは保
守装置2から離される。従つて糸監視器36が糸
切れ除去の失敗を表示しなかつたならば、糸引出
しとボビン33への糸3の巻付けは、再び保守装
置2には関係なく紡績機自身によつて行われる。
保守装置2の制御装置9によつてすべての作業ス
テツプを制御する糸切れ除去はこれにより完了す
る。
前記方法は、図示された実施例に限定されるわ
けではない。装置は、技術的等価物の枠内におけ
る変形または特徴の組合せを行つてもよい。
前記のように通常補助ローラ対21には糸切断
装置が付属しており、この糸切断装置は、糸3を
所定の長さにする。さらに周知のように補助ロー
ラ対21には戻し測定装置が付属しており、この
戻し測定装置は、補助ローラ対21の回転数、従
つて糸3の戻し量を検出する。
第1図に破線で示すように、引出しローラ対1
3とボビン33の間の糸経路内に、糸3を転向す
る投下部材25を設けてもよい。
ボビン33から糸3を吸取つた際に糸3は投下
部材25に達する。糸3が、所定の寸法に切断し
た後に続いて補助ローラ対21によつて引出し管
12に提出されかつ供給されると、糸3はわん曲
した経路をたどる。例えば補助ローラ対21の駆
動モータへの給電の期間を制御する時限素子とし
て構成された前記の戻し測定装置によつて、補助
ローラ対21は、戻し装置において所定の回転数
だけ駆動される。それにより糸引出し管12内の
糸端部は、第1図に位置B1として表わした正確
に規定された位置に達する。この位置B1におい
て糸端部は、糸引出し管12の両方の端部の間に
あり、ここにおいて紡績装置内で有効な負圧によ
つて確実に保持される。この位置B1は、糸通路
に沿つた距離が、引出しローラ対13とボビン3
3の間の通常の糸継路に対して引出し部材25に
よる転向によつて生じる付加的な糸区間と大体に
おいて同じ大きさである。
この時補助ローラ対21は、糸3を離し、かつ
それにより引出し管12の口の範囲から揺動でき
る。糸継ぎのためこの時投下部材25は糸3を投
下し、この糸の端部は、準備位置B1から例とし
て選んだ紡績ロータ11の繊維集束面の範囲にま
で達し、ここにおいてこの間に供給されていた繊
維にからみ付く。投下部材による糸投下と時間的
に同調してこの時ボビン33による糸継ぎ引出し
が開始する。
釈放された糸の長さは、すでに述べたように大
体において集束面、すなわち紡績ロータ11の集
束溝から糸引出し通路に沿つて準備位置までの距
離と同じ長さを有するが、その際投下された糸の
予備において糸端部は、周の所定の長さにわたつ
て繊維リングを開きかつからみ付くように、紡績
ロータの集束溝に降ろすことができるように考慮
される。補助ローラ対21および投下部材25に
より糸3を離すことによつて、糸3は、オープン
エンド紡績装置内に作用する負圧だけで紡績ロー
タ11内に戻される。糸3の特性に応じてこの戻
しは異つた早さで行われ、その際紡績ロータ11
内でねじり切られる前に多くのよりを吸収できる
糸は、非弾性の、それ故に過剰によられかつねじ
り切られ易い糸よりも速やかにこの負圧に追従す
ることがわかつた。それにより糸特性と糸継ぎ過
程の確実な自動的な整合が行われ、それにより糸
継ぎの確実さが高まる。
種々の直径の集束面を有する紡績素子を使用で
きるオープンエンド紡績機において、戻し測定装
置はその都度選ばれた直径には関係なく調節でき
るようになつている。例えば戻し測定装置がデジ
タル的に調節できる時限リレーとして構成されて
いる場合、選ばれた直径に応じて適当な時間をデ
ジタル値として与え、それにより補助ローラ対2
1の駆動モータの動作時間、従つて糸3の戻し行
程を検出すれば十分である。
第1図に破線で紡績ロータ110が示されてお
り、このロータは、紡績ロータ11よりも大きな
直径を持つ。この直径に関係なく常に同じであり
かつ投下部材25によつて得られる糸継ぎ戻し行
程を提供できるように、時限リレーは、大きい方
の直径に合わせた長い時間に設定されるので、補
助ローラ対21は、準備位置B2まで糸3を供給
する。本来の糸継ぎ戻しは、ここでも前記投下部
材25によつて行われる。
基本的に投下部材25が補助ローラ対21によ
つて糸3を戻す前にすでに動作位置に達している
必要はないが、このことにより、投下部材25に
よる糸予備の構成と同期したボビン33の戻しが
節約され、この戻しは、後の時点で初めて投下部
材25が予備長さを形成する場合には必要にな
る。
前記のように糸継ぎ段階においてよりを、より
の生じる糸区間から一時的に通常紡績過程の間よ
りも遠くに、紡績ロータ11から遠い方の糸3の
部分にまで伝達できるということが本方法にとつ
て重要である。そのためよりの停止を行うことが
できる力をボビン33の方に向いた前記糸区間の
側において紡績ロータ11の方に向いたこの糸区
間の側よりも小さく維持し、かつ構造的に可能な
限りボビン33の方にずらすことが必要である。
このことは、糸継ぎ段階において糸3の転向点を
無くし、または少なくともよりの停止止を生じな
い程度に弱くすれば行うことができる。このこと
は、例えば糸継ぎの間に引出しローラ対13また
はこのローラ対の被駆動ローラを糸経路の外へ揺
動するように行うことができる。引出しローラ対
13の被駆動ローラから押圧ローラを離すことに
よつて糸締付けをやめた時、よりは、ボビンの方
向にはほとんど妨げられずに伝達されるが、一方
紡績ロータ11内へのよりの伝達は、紡績ロータ
11の方に向いた引出し管12の口の転向縁によ
つて弱められる。
糸継ぎ過程のための補助引出しは、前記構成で
はもつぱらボビン33の独自の駆動装置によつて
行われるが、この補助引出しをボビン33に関係
なく行うことも考えられる。例えば糸継ぎ引出し
のため保守装置2からボビン33の近くの糸経路
に付加的な補助引出しローラ対900を動かすこ
とができる。いずれにせよ糸継ぎ段階の糸3の引
出しは、ボビン33だけで行えば、特に有利であ
る。なぜならこのようにすれば糸継ぎ引出しのた
めに付加的な素子を必要とせず、そのため例えば
引張りばね7として構成された弾性素子適当な選
択で十分だからである。
次に第3図および第4図により、補助引出しロ
ーラ対900を有するこのような変形について説
明する。このような構成は、特に糸結合装置97
(例えば結節機、添え継ぎ装置等)を使用し、そ
れにより糸継ぎの際に生じる糸結合部(接合部)
の代りに別の様式の糸結合部を作る場合に有利な
ので、この変形を、このような糸結合装置97に
関連して説明する。
紡績ロータ11から離れた方の引出しローラ対
の側に設けられ補助引出しローラ対900は、図
示された実施例において次に説明する種々の素子
と同様に保守装置2にあり、かつ必要な場合に動
作位置に動かすことができる。糸3は、補助引出
しローラ対が吸込管20内に吸取られた糸の経路
の近くにある際、このような目的に通常の図示さ
れていない手段によつて補助引出しローラ対内に
挿入される。紡績ロータ11から離れた方の補助
引出しローラ対900の側において糸吸出し装置
90の口91は、糸経路内に動くことができるの
で、補助引出しローラ対900とボビン33の間
の糸区間で張力ををゆるめた際、過剰の糸を収容
することができる。この糸吸出し装置90の口9
1には切断装置92が付属しており、この装置
は、適当な方法で制御できる。図示された構成に
おいて切断装置92は、軸93のまわりで揺動可
能なアーム94上に配置されているが、この装置
は糸吸出し装置90の口91の前に取付けてもよ
い。さらに口91から離れた方の切断装置92の
側に糸クランプ95があり、この糸クランプは、
図示された構成において切断装置92といつしよ
に電磁石96によつて操作される。
すでに説明した、例えば結節機として構成され
た糸結合装置97は、糸経路内において引出しロ
ーラ対13と補助引出しローラ対900の間に配
置されている。引出しローラ対13と糸結合装置
97の間に糸貯蔵装置98がある。その他に糸結
合装置97と補助引出しローラ対900の間に転
向部材99が設けられており、この転向部材は、
ボビン33に向つて延びた糸を吸込ノズル24と
共に正確に規定された糸経路上に保持する。この
吸込ノズル24は、ボビン33から糸クランプ9
5に延びた糸区間を収容する糸収容装置から、第
4図に示す位置に動くことができる。
第3図と第4図に示した装置は次のように動作
する。
糸切れが生じた際、第1図の例において説明し
たように当該のオープンエンド紡績装置は停止
し、かつ保守装置2が紡績位置に運ばれる。糸3
の準備および吸込管20への吸取りも前記のよう
に行われる。十分な長さの糸が吸込管20内に吸
込まれ、従つて糸3が吸込管20によつて確実に
保持されたことが確認された場合、糸3は、図示
されていない通常の手段により糸経路の近くにあ
る補助引出しローラ対900の締付け線内に挿入
される。ボビン33の逆転によりさらにほどかれ
た糸は、この時ボビン33と補助引出しローラ対
900の間の糸経路の近くにある糸吸出し装置9
0の口91に収容され、かつループの形になつて
吸出される。糸継ぎに十分な長さの糸が糸吸出し
装置90に吸取られるとすぐに、ボビン33は停
止し、かつ糸38は、ボビン33と口91の間で
切断装置92により切断され、かつ糸クランプ9
5によつて保持される。
吸込ノズル24は、ボビン33と糸クランプ9
5の間の糸経路の範囲に運ばれる。ボビン33の
逆転は続く。糸クランプ95は糸38を離し、こ
の糸は、吸込ノズル24によつて収容される。吸
込ノズル24によつて収容された糸の長さが、吸
込ノズル24を揺動した際にも糸38の確実な保
持を保証する場合、吸込ノズルは、糸引出し管1
2から糸引出し方向に見て、引出しローラ対13
のすぐ後の位置に運ばれる。それから糸転向部材
99は、ボビン33と吸込ノズル24の間の糸結
合内に揺動され、それにより糸38が転向され
る。
これには関係なく糸吸込装置90から吸込管2
0に延びかつ補助引出しローラ対900内に挿入
された糸3は補助ローラ対21に収容され、かつ
吸込管12に供給される。この時補助ローラ対2
1と補助引出しローラ対900は、同時にかつ同
期して逆転させられるので、糸11は紡績ロータ
11内に戻される。それから補助ローラ対21の
締付けが解かれ、それからこの補助ローラ対21
は初期位置に戻ることができる。しかしこの時回
転方向を逆転した補助引出しローラ対900の締
付けはそのまま維持される。この補助引出しロー
ラ対900の回転方向逆転によつて糸3は、再び
紡績ロータ11から引出される。その際糸3は、
紡績された糸3を収容する糸吸出し装置90に供
給される。
ボビン33により糸継ぎ引出しする際と同様に
糸3は、ここでも糸継ぎ段階において非常に長い
長さにわたつて釈放される。全回転速度で回転す
る紡績ロータ11によつて生じる糸3のよりは、
それにより長い長さにわたつて分配できるので、
紡績ロータ11の方に向いた糸引出し管12の口
における糸転向によつて生じる集束面(集束溝)
までのより伝達に対する抵抗は、ずつと長い時間
にわたつて紡績ロータ11内にある糸区間の過剰
のよりを防ぐに十分である。所定の最大限界値以
内で、糸引出し管12から補助引出しローラ対9
00までの距離の長さに応じて、多少なりとも高
い紡績ロータ11の回転速度が選択できる。
吸込ノズル24と転向部材99は、補助引出し
ローラ対900によつて紡績ロータ11から引出
された糸の経路に関して、吸込ノズル24と転向
部材99の間の糸区間が大体において糸引出し管
12と補助引出しローラ900の間の糸区間に対
して平行に延びるような位置を占める。この時ボ
ビン33は停止する。
それから糸貯蔵器98が、補助引出しローラ対
900によつて糸引出し管12から引出された糸
の経路に揺動される。続いて糸結合装置97が糸
3と38の経路に動かされる。糸結合過程が行わ
れる間に、両方の糸3と38はこの作業範囲にお
いて停止していなければならない。このことは次
のようにして行われる。すなわち紡績ロータ11
から追加された糸は糸貯蔵器98によつて一時的
に蓄えられ、一方糸38は、ボビン33が停止し
ているのでそのままでも動かない。糸結合過程の
途中で糸吸出し装置90および吸込ノズル24に
延びた両方の糸は切断されかつ放出される。
糸結合過程が終了した後に、糸結合装置97
は、この時再び紡績ロータ11からボビンへ延び
た糸を離す。ボビン33は、主駆動ローラ31上
に降ろされ、かつこれにより改めて駆動され、そ
の際糸貯蔵器98は、再び徐々に空になる。この
時転向部材99も再び糸を離すので、この糸は、
再び製造にとつて通常の糸経路を占める。
接合部の代りに守の形式の糸結合を行うことな
しに、第3図と第4図により説明した装置を使用
したい場合、切断装置92と糸クランプ95を操
作しない。補助引出しローラ対900による糸継
ぎ引出しの開始と同時にまたはその直後にボビン
33は、再び主駆動ローラ31に接し、かつこれ
に時間的に正しく同調して周知のように補助引出
しローラ対900から糸が離される。
作業速度が低い際引出し上昇速度は自由に選択
できるが、糸引出し速度が高い場合には、すでに
説明した理由により、紡績ロータ11内で有効な
繊維供給の増加曲線に増速曲線を合わせると有利
である。
第3図と第4図により補助引出しローラ対90
0を駆動する際、所定の増速曲線を守ることに問
題はない。なぜならこのローラ対の駆動すべき質
量は常に一定だからである。
ボビン33による糸継ぎ引出しの際規定された
スリツプ状態を得るため、主駆動ローラ31から
ボビン33を持上げかつボビンを駆動する独立し
た装置を設けることが必要である。基本的にはそ
の際ボビン持上げ装置4がボビンアーム32また
はここに取付けられたアーム35に作用し、かつ
同時に支持装置8を形成し、すなわち糸切れ除去
全体の間ボビン33の仮想の軸を所定の持上げ位
置に保持することができる。その際ボビンの大さ
さに応じてボビン補助駆動装置5の揺動アーム5
0の位置も変化するので、ここでも引張りばね7
は、ボビン直径に関連して異つたローラ押付け力
を発生する。もちろんこのような構成においては
ボビン33の半径だけが、従つてボビン直径の半
分だけが引張りばね7に作用する。
ボビン33に光電監視装置が付属している場
合、それによりボビン33の周と主駆動ローラ3
1の周との間の間隔aがボビン直径には関係なく
常に一定であるようなボビン33の持上げを行う
こともできる。このようにして第1図により説明
した実施例と同様にば応力の変化に対してあらゆ
るボビン33直径が利用できる。
支持装置8が設けられているが、独立した駆動
および支持レバーを持つていない場合にも、この
ような光電監視装置が適用できる。
独立の駆動および支持レバー80および81を
有する支持装置8が設けられている場合、図示さ
れた構成においてスイツチ85として構成された
スイツチ装置が設けられている。所望ならばその
代りに変速リンクを設け、この変速リンクがモー
タ86から駆動レバー80を切離し、かつこの時
の位置に固定する(例えばつめによつて)ように
してもよい。止め部82と83は、選択的に駆動
レバー80または支持レバー81に配置してもよ
く、または両方のレバーに分配してもよい。
支持装置8は、ボビンアーム32の付加的なア
ーム35において支持する必要はなく、ボビンア
ーム自身またはその延長部に作用してもよい。
揺動アーム50に付属の弾性素子の形成も、図
と相違していてもよい。ばねの代りに、液圧また
は気圧ピストンを設けてもよい。引張りばね7の
代りに、押圧ばねを使用してもよい。第2図は、
装置の別の変形例を示しており、その際トーシヨ
ンばね70が設けられており、このばねの一方の
脚部71は揺動アーム50に、また他方の脚部7
2は揺動アーム50の軸51を収容する軸受54
に支持されている。第2図に示すように、このよ
うな構成は特にコンパクトである。
ローラ52は、前記構成において軟質ゴムまた
はその他の材料から成る周面53を有する。それ
によりボビン33上のローラ52の支持面が増大
する。なぜなら周面53は、ここに作用する支持
圧を側方にそらすようにするからである。その際
ローラ52は、良好な駆動連行にもかわらず、そ
れどころかなめらかな表面を持つていてもよいの
で、ボビン33上に巻付けられた材料は、例えば
すべて金属から成りかつ周に波形溝等を備えたも
ちろん可能なローラと比較して、ていねいに取扱
われる。
吸込管20、揺動アーム50および駆動レバー
80または説明したが図示されていない素子のよ
うな種々の素子の駆動は、種々の方法で、例えば
気圧または液圧ピストンによつて行うことができ
る。調節可能な中間リンク64,65,66,6
4,68を有する図示された構成は、例えば吸込
管20の運動および/または補助ローラ対21の
揺動および/または引出しローラ対13の被駆動
ローラからの押圧ローラの持上げのため、モータ
60がカム軸61を介して種々のカム円板62を
駆動する場合、特に有利である。この場合中間リ
ンク64,65,66,67,68によれば、特
に簡単に個々の駆動を動作条件に合わせることが
でき、特にその際この中間リンクの個別部品をで
きるだけ同じ寸法にするようにすれば、合わせる
ことができる。
さらに材料の流れを別の方向にすることがで
き、その際駆動素子は、図とは相違した適当に整
合した配置にして設けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の概略側面図、第
2図は、第1図に示した装置の細部の変形を示す
平面図、第3図と第4図は、本発明の別の実施例
を異つた2つの作業段階で示す概略側面図であ
る。 1……紡績機、2……保守装置、3……糸、4
……ボビン持上げ装置、5……ボビン補助駆動装
置、6……揺動駆動装置、8……支持装置、9…
…制御装置、10……ケーシング、11……紡績
ロータ、12……引出し管、13……引出しロー
ラ対、30……糸巻き装置、31……主駆動ロー
ラ、33……ボビン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボビンと補助ローラ対を逆転することによつ
    てオープンエンド紡績装置に糸を戻し、かつ続い
    て引出しローラ対によつて再びオープンエンド紡
    績装置から糸を引出す、オープンエンド紡績装置
    において糸継ぎを行う方法において、 補助ローラ対による戻しの終了後に糸を離し、
    かつ通常の紡績引出しが始まるまで、この紡績引
    出しよりもオープンエンド紡績装置から遠く離れ
    て補助引出しを行うことを特徴とする、オープン
    エンド紡績装置において糸継ぎを行う方法。 2 補助引出しがもつぱらボビンによつて行われ
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 補助引出しがボビンとは無関係に行われる、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 補助引出しが、オープンエンド紡績装置内で
    行われる繊維供給の増速曲線に対して大体におい
    て一定の関係に維持される、特許請求の範囲第1
    項ないし第3項の1つに記載の方法。 5 糸を戻す前に投下部材の上方に糸の予備が形
    成され、かつオープンエンド紡績装置に供給すべ
    き糸端部が所定の長さにされ、また補助ローラ対
    による糸端部の戻しが、オープンエンド紡績装置
    内の準備位置内だけに行われ、また補助ローラ対
    により糸を離した後に、糸継ぎ戻しが、投下部材
    による糸の投下によつて行われる、特許請求の範
    囲第1項ないし第4項の1つに記載の方法。 6 オープンエンド紡績装置が、異つた直径を有
    する紡績部材と交換可能な紡績部材を有し、その
    都度選ばれた紡績部材の直径には関係なく糸の投
    下による糸継ぎ戻しの行程が常に同じ長さである
    ように、オープンエンド紡績装置内の準備状態が
    選定される、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 ボビンと補助ローラ対を逆転することによつ
    てオープンエンド紡績装置に糸を戻し、かつ続い
    て引出しローラ対によつて再びオープンエンド紡
    績装置から糸を引出す、オープンエンド紡績装置
    において糸継ぎを行う方法を実施するため、オー
    プンエンド紡績装置において糸を受取り、戻しか
    つ離す補助ローラ対と、通常の紡績過程の間に糸
    を引出す引出しローラ対とが設けられている、オ
    ープンエンド紡績装置において糸継ぎを行う装置
    において、 補助引出し装置33,900が設けられてお
    り、この補助引出し装置が、引出しローラ対13
    よりもオープンエンド紡績装置から遠く離れて配
    置されていることを特徴とする、オープンエンド
    紡績装置において糸継ぎを行う装置。 8 糸巻き装置が設けられており、この糸巻き装
    置が、ボビンを収容するボビンアームを有し、ま
    たボビンを駆動する主駆動ローラ、および主駆動
    ローラからボビンを持上げかつボビンを駆動する
    装置が設けられており、その際この装置が、揺動
    アームおよび両方向に駆動可能なローラ、および
    弾性素子の作用に抗して作用する制御可能な揺動
    アーム用揺動駆動装置を有し、また補助引出し装
    置が糸巻き装置3によつて形成され、その際ボビ
    ン33を持上げかつ駆動する装置が、ボビン33
    と主駆動ローラ31の間に所定の間隔aを形成す
    るボビン持上げ装置4と、弾性素子7,70の作
    用により主駆動ローラ31から離れた方のボビン
    33の側に作用を及ぼすことができるボビン補助
    駆動装置5とから成る、特許請求の範囲第7項記
    載の装置。 9 ボビン持上げ装置4が、主駆動ローラ31の
    方に向いたボビン33の側と共働する持上げ素子
    40を有し、またボビン持上げ装置4に、ボビン
    アーム32と共働しかつボビン33の周面と主駆
    動ローラ31の間に所定の間隔aを確保する支持
    装置8が付属している、特許請求の範囲第8項記
    載の装置。 10 多数のオープンエンド紡績装置を備えたオ
    ープンエンド紡績機1において、ボビン持上げ装
    置4が紡績位置毎に固定して、また支持装置8と
    ボビン補助駆動装置5が、オープンエンド紡績装
    置に沿つて可動の保守装置2上に配置されてい
    る、特許請求の範囲第9項記載の装置。 11 支持装置8が、制御可能な駆動装置86に
    よつて揺動可能な駆動レバー80およびここに配
    置されかつ2つの端位置の間で揺動可能な支持レ
    バー81を有し、この支持レバーが、弾性素子8
    4によつてボビン33の方向に作用を受け、かつ
    それにより第1の端位置82に動かすことがで
    き、かつ両方のボビンアーム32のうち1つに乗
    り上げた際第2の端位置83に動かすことがで
    き、第2の端位置には、駆動レバー80の揺動運
    動を終了させるスイツチ装置85が付属してい
    る、特許請求の範囲第8項ないし第10項の1つ
    に記載の装置。 12 駆動レバー80用の制御可能な駆動装置が
    モータ86として形成され、かつスイツチ装置
    が、駆動レバー80上に配置されたスイツチ85
    として形成されており、このスイツチが、操作さ
    れた際にモータ86への給電を停止する、特許請
    求の範囲第11項記載の装置。 13 支持レバー81の端位置が、駆動レバー8
    0に取付けられた2つの止め部82,83によつ
    て決められる、特許請求の範囲第11項または第
    12項記載の装置。 14 揺動アーム50に付属の弾性素子が、トー
    シヨンばね70として形成されている、特許請請
    求の範囲第8項ないし第13項の1つに記載の装
    置。 15 揺動アーム50用の揺動駆動装置が、回転
    可能なカム円板62、およびカム円板62と揺動
    アーム50の間の調節可能な中間リンク64,6
    5,66,67,68を有する、特許請求の範囲
    第7項ないし第14項の1つに記載の装置。 16 ローラ52が、軟らかい材料、なるべく軟
    質ゴムから成る周面53を有する、特許請求の範
    囲第7項ないし第15項の1つに記載の装置。 17 補助引出し装置が、第2の補助引出しロー
    ラ対900によつて形成され、このローラ対が、
    オープンエンド紡績装置から離れた方の引出しロ
    ーラ対13の側において作用することができる、
    特許請求の範囲第7項記載の装置。 18 引出しローラ対13と第2の補助ローラ対
    900との間において、糸結合装置97を糸経路
    内に入れることができる、特許請求の範囲第17
    項記載の装置。 19 補助ローラ対21に糸切断装置と戻し測定
    装置が付属しており、またさらに引出しローラ対
    13とボビン33の間に、糸3を転向する糸投下
    部材25が配置されている、特許請求の範囲第7
    項ないし第18項の1つに記載の装置。 20 異つた直径を有する紡績部材と交換可能な
    紡績部材が設けられており、また戻し測定装置
    が、その都度選ばれた紡績部材の直径に依存して
    調節可能である、特許請求の範囲第19項記載の
    装置。
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