JPH03163715A - 電力開閉器 - Google Patents

電力開閉器

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JPH03163715A
JPH03163715A JP27985190A JP27985190A JPH03163715A JP H03163715 A JPH03163715 A JP H03163715A JP 27985190 A JP27985190 A JP 27985190A JP 27985190 A JP27985190 A JP 27985190A JP H03163715 A JPH03163715 A JP H03163715A
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Sadajiro Mori
貞次郎 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電力開閉を行う電力開閉器、特にその接触子
の改良に関するものである。
[従来の技術] 電力開閉器は、電磁接触器や配線用遮断器として広く用
いられている。
従来の電力開閉器としては、第4図に示すような電磁接
触器が周知である。なお、第4図には、電磁接触器が左
右対象なため、右側断面のみを示す。
第4図において、(1)はプラスチック等で形成された
取付台であり、この取付台(1)には、ケイ素鋼板が積
層されたものからなる固定鉄心(2)が配置されている
。可動鉄心(3)は、上述同様ケイ素鋼板を積層したも
のであり、前記固定鉄心(2)に対向配置されている。
操作コイル(4)は、引き外しバネ(図示省略)に抗し
て可動鉄心(3)を固定鉄心(2)へ吸着させるための
駆動力を発生するものである。クロスバー(5)は、プ
ラスチックなどで形成されたものであり、その下端には
可動鉄心(3)が保持されている。
また、クロスバー(5)の上端近傍には角窓が形成され
ており、この角窓には、可動接触子(6)が挿入され、
押しバネ(7)により弾性保持されている。また、この
可動接触子(6)の先端部分には、可動接点(6a)が
設けられている。一方、可動接触子(6)と対面する位
置に、固定接触子(8)が設けられており、この固定接
触子(8)の一方端には、前記可動接点(6a)と着離
する固定接点(8a)が設けられている。前記固定接触
子(8)は、ベース(10)に取り付けられており、こ
のベース(10)には、電磁接触器本体と外部回路とを
接続するための端子ねじが設けられている。図において
(11)は、電磁接触器上面を覆うカバーであり、その
内部には、固定接点(8a)と可動接点(6a)との間
に生ずるアークを消弧するために、アーク(12)が移
動する方向に複数の金属消弧板(13)が設けられてい
る。ここで、各金属消弧板(13)は、図に示されるよ
うに、その面がアーク移動方向と直交する方向に向くよ
うに互いに所定間隔を隔てて累積併設されている。
従来の電力開閉器は、以上説明したような構或を有し、
以下にその作用について説明する。
第3図において、操作コイル(4)を消磁すると、図示
省略された引き外しバネにより可動鉄心(3)が固定鉄
心(2)から離れ、これによりクロスバー(5)が図中
上部に移動する。この結果、固定接点(8a)と可動接
点(6a)との間に、アーク(12)が生ずる。第5図
には、アークの発生が示されている。発生されたアーク
(12)は、2つの接点を流れる電流の作用により可動
接触子(6)の先端方向(固定接触子(8)の基端方向
)に誘導され、図中(12a)のように引き伸ばされる
。そして、最終的には、図中(12b)のように金属消
弧板(13)によりその電流が分断され、この結果アー
クが消弧されることになる。
[発明が解決しようとする課題] ここで、このような電力開閉動作を行う従来の電力開閉
器の可動接触子(6)は、第6図(A)に示すような形
状をしていた。すなわち、可動接触子(6)は、平板状
の導体からなり、この可動接触子(6)の固定接触子(
8)と対向する面の先端部には、正方形状の可動接点(
6a)がロウ材により接合されていた。すなわち、可動
接点(6a)は、ロウ付けにより可動接触子(6)に固
定されていた。
従って、可動接点(6a)に生じたアークの足は、可動
接触子(6)の先端部へ移動(図中右方向へ移動)する
際、可動接点(6a)と可動接触子(6)との境界線(
6b〜6e)のうち可動接触子(6)の先端部に近接し
た例えば(6b)上を通過することになる。このため、
第7図(B)に示すように、可動接点(6a)と可動接
触子(6)とを接合させるロウ材が溶解して、可動接点
(6a)の熱応力による剥離が起こりやすくなる。この
剥離は、多数回繰り返される接点(6a)及び(8a)
の開閉動作に応じて、その進行速度が早まり、可動接点
(6a)の消耗が早まるという問題点があった。
また、固定接点(8a)についても、上述同様に、アー
クによって剥離現象が起こりやすくなり、固定接点(8
a)の消耗が早くなるという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するために成されたも
のであり、接点のアーク熱による剥離を防止し、電力開
閉器の長寿命化を図ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、互いに対向して
配置された固定接触子及び可動接触子と、前記固定接触
子及び可動接触子にそれぞれロウ付けによって接合固定
された固定接点及び可動接点と、前記固定接点及び可動
接点間で生じるアークが移動する方向に設けられた消弧
板と、を含む電力開閉器において、前記固定接触子及び
前記可動接触子のうち少なくとも一方の接触子の接点配
置面側の先端部には、前記アーク移動方向と直交する方
向に沿う凹部が形成され、前記固定接点及び前記可動接
点のうち前記凹部が形威された接触子に配置される接点
には、その接触子接合面側の前記アーク移動方向の先端
部に前記アーク移動方向と直交する方向に沿う凸部が形
成され、前記凹部の中に前記凸部が入れられ、ロウ付け
によって接点が接触子に固定されたことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、接触子(固定接触子、可動接触子)
にはアーク移動方向と直交する方向に沿う凹部が形成さ
れ、一方、接点(固定接点、可動接点)にはアークが移
動する方向と直交する方向に沿う凸部が形威され、凹部
の中に凸部が入れられロウ付げによって接点が接触子に
固定されているため、ロウ付げに係る接合面積の増加を
図れるとともに、前記剥離現象が始まりやすい接点のア
ーク移動方向先端部をアークの足が通過する表面部位か
ら隔てて、ロウ材の溶解による前記剥離現象を防止する
ことが可能となる。
ここで、特に、凸部は接点のアーク移動方向先端部にア
ーク移動方向と直交する方向に沿って設けられているの
で、上述した熱応力による作用力が生じやすい先端部位
のロウ付け接合を集中的に確保できる。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
第1図及び第2図には、本発明の第1実施例に係る電力
開閉器の可動接触子(6)(以下、接触子という)が示
されている。ここにおいて、第1図はこの接触子(6)
に可動接点(6a)(以下、接点という)が接合された
状態が示されており、第2図(A)及び(B)には、そ
れぞれ接触子(6)及び接点(6a)の外観が示されて
いる。
第2図(A)において、接触子(6)のアーク移動方向
(図におて右方向)の接点接合面側の先端部にはアーク
が移動する方向と直交する方向に沿う凹部(6g)が形
成されている。本実施例において、その凹部(6g)は
、接触子の両側面を貫通して形成されている。
一方、第2図(B)に示すように、接点(6a)には、
その接触子(6)への接合面側のアーク移動方向先端部
にアーク移動方向と直交する方向に沿う凸部が形成され
ている。従って、この接触子(6a)の断面はL字状に
なっている。
従って、第1図に示すように、接触子(6)には、その
凹部(6g)に凸部が入れられた状態で接点(6a)が
ロウ付げによって接合固定される。
このような構或によれば、接触子(6)と接点(6a)
との接合面積を従来に比べ増加させることができ、特に
剥離が始まる接点(6a)の先端部分のロウ付げに係る
接合面積を増加させることが可能である。すなわち、本
実施例において、接点(6a)は、接触子(6)と3面
(6h),(6 i) ,  (6 j)で接合されて
いる。
従って、可動接点と固定接点の開離時に生じたアークの
足は、接点接合部(6j)を通過することなく、接触子
(6)の先端部(6k)に移動するので、接点(6a)
と接触子(6)とを接合するロウ材がアーク熱によって
溶解される現象を防止することができる。
つまり、ロウ付げに係る接合部分(6j)がアークの足
から隔てられているので、ロウ材のアーク熱による溶解
が確実に防がれる。
従って、このような構成により、接点(6a)が接触子
(6)から剥離するという現象を防止することができ、
その結果、接点(6a)の消耗を大幅に低減させて、電
力開閉器を長寿命にさせることが可能となる。
なお、本実施例において、両接点間の開離時に生じたア
ークは、最終的には上述したように金属消弧板(13)
により消弧されるのは従来と同様である。
第3図には、本発明の第2実施例に係る電力開閉器の可
動接触子が示されている。
この実施例においては、前記凹部の形状と前記凸部の形
状とが同一形で形成され、凸部が凹部に嵌合状態で接合
されていることを特徴とする。
すなわち、接点(6a)は、接触子6と4面(6h).
  (6 i).(6 j).(6J)で接合されてい
る。
従って、この実施例においても、可動接点と固定接点の
開離時に生じたアークの足は、接触子(6)の先端部(
6k)に移動する時に接点接合部(6l)を通過するが
、他の接点接合部(6j)等は全くアークにさらされる
ことがないので、接点(6a)が接触子(6)から剥離
する現象を確実に防止できる。従って、接点(6a)の
消耗を低減させることが可能となる。
なお、以上の説明においては、可動接触子について説明
したが、当然のごとく固定接触子に適用しても好適であ
る。更に、両接触子にこのような構成を適用することも
好適である。
また、以上の実施例においては、電磁接触子に本発明を
適用した場合について説明したが、本発明は例えば配線
用遮断器のような他の電力開閉器にも適用できることは
いうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る電力開閉器によれば
、接触子に凹部が形成され、一方、接点のアーク移動方
向先端部に凸部が形或され、凹部に凸部が入れられた状
態でロウ付げによって接点が接触子に接合固定されたた
め、接点間に生じたアークによるロウ材の溶解を防ぐこ
とが可能となり、接点の剥離現象を防止できる。
この結果、電力開閉器を長期間安定して動作させること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る接触子及び接点の接合状態を
示す斜視図、第2図(A)は接触子の斜視図、第2図(
B)は接点の斜視図、第3図は第2実施例に係る接触子
及び接点の接合状態を示す斜視図、第4図は従来の一般
的な電力開閉器の構造を示す一部断面図、第5図は接点
間に生じたアークの消弧を説明するための説明図、第6
図は従来の接触子の接点剥離現象を示す説明図である。 図において、(6)は可動接触子、(6a)は可動接点
、(6g)は凹部、(8)は固定接触子、(8a)は固
定接点である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに対向して配置された固定接触子及び可動接触子と
    、 前記固定接触子及び可動接触子にそれぞれロウ付けによ
    って接合固定された固定接点及び可動接点と、 前記固定接点及び可動接点間で生じるアークが移動する
    方向に設けられた消弧板と、 を含む電力開閉器において、 前記固定接触子及び前記可動接触子のうち少なくとも一
    方の接触子の接点配置面側の先端部には、前記アーク移
    動方向と直交する方向に沿う凹部が形成され、 前記固定接点及び前記可動接点のうち前記凹部が形成さ
    れた接触子に配置される接点には、その接触子接合面側
    の前記アーク移動方向の先端部に前記アーク移動方向と
    直交する方向に沿う凸部が形成され、 前記凹部の中に前記凸部が入れられてロウ付けによって
    接点が接触子に固定されたことを特徴とする電力開閉器
JP2279851A 1990-10-17 1990-10-17 電力開閉器 Expired - Lifetime JPH0612647B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159865U (ja) * 1975-06-13 1976-12-20
JPS577115U (ja) * 1980-06-14 1982-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159865U (ja) * 1975-06-13 1976-12-20
JPS577115U (ja) * 1980-06-14 1982-01-14

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