JPH0447925B2 - - Google Patents

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JPH0447925B2
JPH0447925B2 JP57215801A JP21580182A JPH0447925B2 JP H0447925 B2 JPH0447925 B2 JP H0447925B2 JP 57215801 A JP57215801 A JP 57215801A JP 21580182 A JP21580182 A JP 21580182A JP H0447925 B2 JPH0447925 B2 JP H0447925B2
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed contact
contact
arc
movable
movable contact
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57215801A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59105221A (ja
Inventor
Sadajiro Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS59105221A publication Critical patent/JPS59105221A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電流の開閉を行う開閉器、特にその
開閉寿命と遮断性能の改良に関する。
例えば電磁接触器や配線用遮断器(手動操作式
のものも含む)などは、その開閉寿命と遮断性能
を如何に向上させるかが当業者間の最大の関心事
となつている。
第1図は開閉器の一つである電磁接触器の従来
例を示す。同図に示す接触器は、プラスチツクス
製取付台10、それぞれケイ素鋼板を積層してな
る固定鉄心12および可動鉄心14、可動鉄心1
4と固定鉄心12とを引外しバネ(図示省略)に
逆つて吸着させる駆動力を与える操作コイル16
を有する。また、角窓を有するプラスチツクス製
のクロスバー18を有し、このクロスバーの下端
は可動鉄心14を保持している。クロスバー18
の角窓には可動接触子20が挿入保持されてい
る。この可動接触子20には可動接点20Aが設
けられている。可動接触子20は押しバネ22に
より上記角窓の下縁に押えつけられている。さら
に、可動接触子20と対向して設けられた平板状
の固定接触子24、この固定接触子24に設けら
れた固定接点24Aを有する。固定接触子24に
は、ここに電流を通電するための端子部24Bが
設けられている。そのほか、接触器本体を外部回
路と接続するための端子ネジ26、固定接触子2
4を取りつけるベース28、接触子20,24を
覆うアークカバー30、固定接点24Aと可動接
点20Aの間に生じるアーク32を消弧するため
磁性体の金属製消弧板34などを有する。
ここで、上述した従来の開閉器の動作について
説明すると、先ず、操作コイル16を消磁する
と、引出しバネにより可動鉄心14が固定鉄心1
2により解離し、これとともにクロスバー18も
第1図に示すような状態になつて、固定接点24
Aと可動接点20Aが解離する。このとき、両接
点24Aと20Aとの間に、第2図に示すように
アーク32が生じる。このアーク32は磁性体の
金属製消弧板34に吸引され、これにより32A
のような状態を経て、最終的に32Bのように金
属製消弧板34の間で消弧され、これにより電流
が完全に遮断される。
ところで、従来の開閉器においては、上述のよ
うな消弧が行われるのであるが、アーク32の一
端が固定接点24Aに膠着しやすく、このため固
定接点24Aの消耗が多く、さらにアークの駆動
力が弱いため、遮断性能が十分でないといつたよ
うな問題があつた。
この発明は、前述した従来の課題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、固定接点の消耗を少な
くし、かつ遮断性能にもすぐれ、しかも小形化も
可能な開閉器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、固
定接触子に直立して接合された接合片および該接
合片の遊端側から固定接点の表面に平行に延長さ
れ、上記固定接点と可動接点とを開離時に上記固
定接点と上記可動接点との間に位置するように形
成された延長片からなるL字状のアークランナ
と、このアークランナと空間を隔てて平行に配置
され、上記両接点の間に生じるアークと交叉する
ように設けられた磁性体からなる金属消弧板とを
備え、上記固定接点と対向する上記アークランナ
の延長片部に貫通孔を設け、該貫通孔を通して上
記可動接点を上記固定接点と接離させるようにし
たことを特徴とする。
以下、この発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
第3図および第4図はこの発明による開閉器の
要部実施例を示す。同図に示す開閉器は、特にそ
の固定接触子24付近の構成を示したものであつ
て、そのほかの構成については前述した従来のも
のと同様であるので説明を省略する。
第3図および第4図に示す開閉器では、L字状
の磁性体のアークランナ36が設けられている。
このアークランナ36は、固定接触子24の反端
子側部分で直立して接合された接合片36Aと、
この接合片36Aの遊端側から固定接点24Aの
表面に平行に延長され、固定接点と可動接点との
開離時に固定接点と可動接点との間に位置するよ
うに形成された延長片36Bとから構成され、か
つ、固定接点と対向する延長片36Bの一部に可
動接点を挿通する貫通孔36Cが形成されてい
る。
ここで、固定接点24Aと可動接点20Aの間
に生じたアーク32は、磁性体からなる金属性消
弧板34に吸引される。ところが、アークランナ
36の一部が固定接触子24と消弧板34の間に
位置させられているので、固定接点24A上のア
ーク32の足は容易にアークランナ36に転移し
て、これによりアーク32は直ちに32Bで示す
ような状態に移行することができる。アーク32
の足がアークランナ36に転移すると、アーク3
6には第4図の矢印で示すような電流が流れ、こ
の結果アーク32Aは一層駆動されて金属性消弧
板34の間で直ちに消弧され、これにより電流は
瞬時に遮断される。さらに、アーク32の足がア
ークランナ36に容易に転移することにより、固
定接点24Aの消耗を低減させることも併わせて
できるようになる。さらにまた、アーク32の足
がアークランナ36に転移した後は、アークラン
ナ36を流れる電流が作る磁界によつてアーク3
2が駆動されるため、アーク時間が短縮されてア
ークエネルギーが低減し、この結果遮断性能も高
められる。
なお、第5図のようにコの字状のアークランナ
36を用いたものが従来においてあつたが、この
発明では、上述したような、アークランナ36を
コの字状に形成しなくとも、該アークランナ36
を流れる電流が作る磁界によつてアークの駆動力
を強めることができる。そしてこれにより、従来
よりも大幅に開閉器を小形化することにも成功し
ている。また、アークランナ36を磁性体で構成
すれば、アーク32の足が固定接点24Aからア
ークランナ36へ転移するのを一層速めることが
できる。
なお、上述の実施例においては、マグネツトで
接点を開閉する電磁接触器について説明したが、
例えば配線用しゃ断機のような他の開閉器にも適
用することができる。
以上説明したように、この発明によれば、L字
状のアークランナを固定接触子上に接合し、固定
接点と可動接点との開離時に両接点間に位置する
アークランナの延長片部に貫通孔を設けて、この
貫通孔を通して可動接点を移動させるように構成
したため、固定接触子と可動接触子を含めた全体
構成を小形化することができる。また、固定接点
からアークランナへのアークの駆動を速やかに行
なわせることができ、すぐれたしゃ断性能を得る
ことができるとともに固定接点の消耗を低減させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開閉器の一例を示す断面図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図はこの発明の
一実施例を示す要部斜視図、第4図はこの発明に
よる開閉器の動作説明図、第5図は従来の開閉器
の他の例を示す要部拡大図である。 各図中同一部材には同一符号を付し、20は可
動接触子、20Aは可動接点、24は固定接触
子、24Aは固定接点、24Bは固定接触子の端
子部、32,32A,32Bはアーク、34は金
属製の消弧板、36はアークランナ、36Aは接
合片、36Bは延長片、36Cは貫通孔である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平板状に形成された固定接触子と、この固定
    接触子上に設けられた固定接点と、上記固定接触
    子に対向して設けられた可動接触子と、この可動
    接触子上に設けられ、上記固定接点と接離される
    可動接点と、上記固定接触子に直立して接合され
    た接合片および該接合片の遊端側から上記固定接
    点の表面に平行に延長され、上記固定接点と上記
    可動接点との開離時に上記固定接点と上記可動接
    点との間に位置するように形成された延長片から
    なるL字状のアークランナと、このアークランナ
    と空間を隔てて平行に配置され、上記両接点の間
    に生じるアークと交叉するように設けられた磁性
    体からなる金属消弧板とを備え、上記固定接点と
    対向する上記アークランナの延長片部に貫通孔を
    設け、該貫通孔を通して上記可動接点を上記固定
    接点と接離させるようにしたことを特徴とする開
    閉器。
JP21580182A 1982-12-09 1982-12-09 開閉器 Granted JPS59105221A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21580182A JPS59105221A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 開閉器

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JP21580182A JPS59105221A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 開閉器

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Publication Number Publication Date
JPS59105221A JPS59105221A (ja) 1984-06-18
JPH0447925B2 true JPH0447925B2 (ja) 1992-08-05

Family

ID=16678471

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JP21580182A Granted JPS59105221A (ja) 1982-12-09 1982-12-09 開閉器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03266317A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Mitsubishi Electric Corp 電力開閉装置
JP4842746B2 (ja) * 2006-09-20 2011-12-21 オリンパス株式会社 基板搬送装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101674A (en) * 1977-01-25 1978-09-05 Telemecanique Electrique Extinguishing device
JPS57191915A (en) * 1981-05-20 1982-11-25 Mitsubishi Electric Corp Power switching device

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JPS53101674A (en) * 1977-01-25 1978-09-05 Telemecanique Electrique Extinguishing device
JPS57191915A (en) * 1981-05-20 1982-11-25 Mitsubishi Electric Corp Power switching device

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