JP3262881B2 - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JP3262881B2
JP3262881B2 JP05926293A JP5926293A JP3262881B2 JP 3262881 B2 JP3262881 B2 JP 3262881B2 JP 05926293 A JP05926293 A JP 05926293A JP 5926293 A JP5926293 A JP 5926293A JP 3262881 B2 JP3262881 B2 JP 3262881B2
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龍也 林
貞次郎 森
裕史 水野
直樹 伊藤
正博 市原
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁接触器、電磁開
閉器や配線用遮断器などの電流の開閉を行う開閉器、特
にそのアークの消弧機能を有する開閉器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図39は例えば実開昭57−90517
号公報に示された従来の開閉器を示し、図において、1
はプラスチックで形成された取付台、2はケイ素鋼板を
積層した固定鉄心、3は固定鉄心2と同じくケイ素鋼板
を積層した可動鉄心である。
【0003】また、4は可動鉄心3と固定鉄心2とを引
き外しばね(図示せず)に逆らって吸着させる駆動力を
与える操作コイル、5はプラスチックで形成され、角窓
を有するクロスバーで、その下端では可動鉄心3を保持
している。6はクロスバー5の角窓に挿入保持されてい
る可動接触子である。
【0004】さらに、7は可動接触子6を押圧する押し
ばね、8は可動接触子6と対向して設けられ、電流の通
電,遮断を行う固定接触子、9は電磁接触器本体を外部
回路と接続するための端子ねじ、10は固定接触子8を
取り付けるベースである。
【0005】また、11は電磁接触器の上面を覆うカバ
ー、12はベース10に固定され、可動接触子6と固定
接触子8とを取り囲んでいるアークランナーであり、そ
の一部12aはその可動接触子6の上面を覆う部分であ
る。
【0006】次に動作について説明する。操作コイル4
を消磁すると、図示されない上記引き外しばねにより、
可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー5も、
39に示す状態になるため、可動接触子6と固定接触
子8との間隔が開く、このとき、電流の遮断が行われ、
アークa〜fがa→b→c,d→e,fのように発生
し、かつ駆動されて、遮断に至る。
【0007】図40は例えば特公平2−6170号公報
に示された従来の開閉器を示し、ここでは可動接触子6
と固定接触子8の片側周辺の消弧機構のみを示してあ
る。図において、6Aは可動接触子6に取り付けられた
可動接点、8Aは固定接触子8に取り付けられた、可動
接点6Aと接離可能な固定接点、8Bは固定接触子8に
設けられ、固定接点8A近傍から可動接触子6側に延
び、その先端から固定接触子8側とは反対側に水平に延
びるアークランナーである。
【0008】次に動作について説明する。まず、図39
に示したものと同様の操作コイル4を消磁すると、引き
外しばねにより可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、ク
ロスバー5が、図38に示した場合と同様の状態にな
り、図40のように、可動接触子6と固定接触子8との
間が開く。このとき、電流の遮断が行われ、アークa,
b,cはa→b→cのように発生し、かつ駆動されて、
遮断に至る。
【0009】図41は例えば特公平2−30130号公
報に示された従来の開閉器を示し、ここでは可動接触子
6と固定接触子8の周辺の消弧機構のみを示してある。
図において、6Aは可動接触子6に取り付けられた可動
接点、8Aは固定接触子8に取り付けられた、可動接点
6Aと接離可能な固定接点、13は可動接点6Aと固定
接点8Aの開離空間に対向突設されたコの字状突起13
Aを有する金属消弧板である。
【0010】次に動作について説明する。まず、操作コ
イル4を消磁すると、引き外しばねにより可動鉄心3が
固定鉄心2より開離し、クロスバー5が図38に示した
場合と同様の状態になり、図41のように、可動接触子
6と固定接触子8との間が開く。このとき、電流の遮断
が行われ、アークa,b,cはa→b,c→d,eのよ
うに発生し、かつ駆動されて、遮断に至る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉器は以上の
ように構成されているので、図39に示す従来例では、
可動接触子6の先端とアークランナー12との間にアー
クfが駆動され、消弧するまで停滞する。このため、可
動接触子6の背面にアークが移行せず、可動接触子6の
先端のアーク発弧点が急速に損傷し、開閉器本体の寿命
を短くしてしまうほか、局所的な加熱により可動接点6
Aの剥離がおこるなどの問題点があった。
【0012】また、図40の従来例では、可動接触子6
の先端とアークランナー8Bとの間にアークcが一つだ
け発生するため、アーク電圧が低いことと、アークラン
ナー8B側のアークの足が接点6A,8Aの接離空間か
ら遠ざかる方向へ駆動されるだけで、可動接触子6の先
端からアークcの足は動かないため遮断特性が劣るなど
の問題点があった。
【0013】さらに、電流零点において、電流は遮断さ
れるが、可動接触子6とアークランナー8B間にホット
ガスや金属蒸気等が存在し、可動接触子6とアークラン
ナー8B間で再点弧が起り、遮断が失敗するなどの問題
点があった。
【0014】また、図41の従来例では、固定接触子8
と金属消弧板13との間に駆動されたアークeは、固定
接触子8と金属消弧板13とに流れる電流によって発生
される磁場により、消弧するまで停滞する。このため、
固定接触子8と金属消弧板13とを損傷し、かつ遮断性
能が劣るなどの問題点があった。
【0015】さらに、可動接触子6の先端と金属消弧板
13との間に駆動されたアークdも消弧するまで停滞す
る。このため、可動接触子6の先端の局所的な発熱によ
り、図39の従来例と同様に、可動接点6Aの剥離が起
こるなどの問題点があった。
【0016】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、アークの駆動を改善し、
開閉器本体の寿命を長くするとともに、遮断性能のよい
開閉器を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る開
閉器は、可動接触子または/および可動接触子の背面に
対向するアークランナーに固定接点および可動接点間で
発生し、かつ上記可動接触子の背面へ移行したアークの
遮断を促進する凸部,凹部または孔を設けたものであ
る。
【0018】
【作用】請求項1の発明における開閉器は、可動接触子
とアークランナーの一方に設けた凸部,凹部または孔を
用いることにより、可動接触子の背面にアークを移行さ
せた後、確実に消弧を行わせる。
【0019】
【実施例】実施例1. 以下、この請求項1の発明の実施例を図について説明す
る。ここでは開閉器としての電磁接触器の片側の消弧機
構を中心に述べる。図1において、6は可動接触子、6
Aは可動接触子6に取り付けられた可動接点、8はU字
状に折り返された固定接触子、8Aは固定接触子8に取
り付けられて、可動接点6Aと接離可能な固定接点であ
る。
【0020】 また、12は可動接触子6における可動接
点6A取付部の背面近傍および可動接触子6,固定接触
子8の各端面に臨むように設けられたL字状のアークラ
ンナー、15Aはアークを移行しやすいように、可動接
触子6の可動接点6A取付面とは反対の背面に設けられ
た凸部である。
【0021】 次に動作について説明する。まず、従来例
と同様に、操作コイル4を消磁すると、引き外しばねに
より可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー5
が、図39に示す状態になるため、可動接触子6と固定
接触子8との間が開く。このとき、電流の遮断が行わ
れ、アークa〜gはそれぞれa→b→c,d→e,f、
そしてf→gのように発生し、かつ駆動されて、遮断に
至る。
【0022】 ところで、図39の従来例では、アークf
が停滞すると、可動接触子6の先端部の局所的加熱(可
動接点6Aを片側から加熱する)により、可動接触子6
の消耗と損傷が起るとともに、可動接点6Aの剥離が起
き易く、遮断性能も衰える。
【0023】 しかし、可動接触子6の可動接点6A上に
凸部15Aを設けて、アークfをアークgに移行しやす
くすることにより、可動接点6Aを片寄りなく、全体的
に加熱でき、剥離を防止でき、遮断性能も向上する。
【0024】 また、その剥離は冷却の際に起こるが、一
様に加熱された後冷却されるため剥離は起らない。ま
た、可動接触子6の背面を利用してアークの遮断を行っ
ているため、可動接触子6の寿命が向上する。したがっ
て、開閉器本体の寿命も向上する。
【0025】 実施例2. 図3はこの請求項1の発明の他の実施例を示す消弧機構
の斜視図であり、同図において、6は可動接触子、6A
は可動接触子6に取り付けられた可動接点、8はU字状
に折り返された固定接触子、8Aは固定接触子8に取り
付けられて、可動接点6Aと接離可能な固定接点であ
る。
【0026】 また、12は可動接触子6における可動接
点6A取付部の背面近傍および可動接触子6,固定接触
子8の各端面に臨むように設けられたL字状のアークラ
ンナー、15Aはアークを移行しやすいように設けられ
た凸部であり、アークを可動接触子6の背面に移行し易
いように設けた凸部15Aは、可動接点6Aが取り付け
られた位置から外れた可動接触子6の背面に設けられて
いる。
【0027】 次に動作について説明する。この実施例に
おいても、操作コイル4を消磁すると、引き外しばねに
より可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー5
が、図39に示す状態になるため、可動接触子6と固定
接触子8との間が開く。このとき、電流の遮断が行わ
れ、アークa〜fがa→b→c,d→e,f、そしてf
→gのように発生し、駆動されて、遮断に至る。
【0028】 この場合において、アークgによって凸部
15Aが加熱されるが、その熱は可動接触子6の可動接
点6A側とその反対側へ伝わる、従って、可動接触子6
先端にアークfが発生する場合よりも、可動接点6Aの
剥離は起りにくい。また、可動接触子6の背面を利用し
てアークgの遮断を行っているため、可動接触子6の寿
命が向上する。従って、開閉器本体の寿命が向上する。
【0029】 実施例3. 図4はこの請求項1の発明の他の実施例を示す消弧機構
の側面図であり、同図において、6は可動接触子、6A
は可動接触子6に取り付けられた可動接点、8はU字状
に折り返された固定接触子、8Aは固定接触子8に取り
付けられて、可動接点6Aと接離可能な固定接点であ
る。
【0030】 また、12は可動接点6Aの取付部6Aの
取付部背面近傍および可動接触子6,固定接触子8の各
端面に臨むように設けられたL字状のアークランナー、
15Aはアークを移行しやすいように、可動接点6Aの
開離軸におけるアークランナー12上に設けられた凸部
である。
【0031】 次に動作について説明する。まず、操作コ
イル4を消磁すると、引き外しばねにより可動鉄心3が
固定鉄心2より開離し、クロスバー5が、図39に示す
状態になるため、可動接触子6と固定接触子8との間が
開く。このとき、電流の遮断が行われ、アークa〜fが
a→b→c,d→e,f、そしてf→gのように発生
し、駆動されて、遮断に至る。
【0032】 なお、図39の従来例では、アークはfで
停滞し可動接触子6の先端部の局所的加熱(可動接点6
Aを片側から加熱する)により、可動接触子6の消耗と
損傷が起こるとともに、可動接点6Aの剥離が起き易
く、遮断性能も衰える。
【0033】 しかし、可動接点6Aの開離軸上のアーク
ランナー12に凸部15Aを設け、アークfをアークg
に移行しやすくすることにより、可動接点6Aを背面か
ら片寄りなく全体的に加熱でき、剥離防止が可能とな
り、遮断性能も向上する。剥離は冷却の際に起こるが、
一様に加熱された後冷却されれば剥離は起らない。ま
た、可動接触子6の背面を利用してアークの遮断を行っ
ているため、可動接触子6の寿命が向上する。従って、
開閉器本体の寿命も向上する。
【0034】 実施例4. 図5はこの請求項1の発明の他の実施例を示す消弧機構
の側面図であり、同図において、6は可動接触子、6A
は可動接触子6に取り付けられた可動接点、8はU字状
に折り返された固定接触子、8Aは固定接触子8に取り
付けられて、可動接点6Aと接離可能な固定接点であ
る。
【0035】 また、12は可動接触子6における可動接
点6A取付部の背面近傍および可動接触子6,固定接触
子8の各端面に臨むように設けられたL字状のアークラ
ンナー、15Aは可動接触子6の背面に面するアークラ
ンナー12の面にアークを移行しやすいように設けられ
た凸部であり、アークfを可動接触子6の背面に移行し
易いように設けた凸部15Aは、可動接点6Aの開離軸
上からはずれたところに設けられている。
【0036】 次に動作について説明する。この実施例で
は操作コイル4を消磁すると、引き外しばねにより可動
鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー5が図39
に示す状態になるため、可動接触子6と固定接触子8と
の間が開く。このとき、電流の遮断が行われ、アークa
〜gがa→b→c,d→e,f、そしてf→gのように
発生し、駆動されて、遮断に至る。
【0037】 また、アークによって可動接触子6の背面
が加熱されるが、その熱は可動接触子6の可動接点6A
側とその反対側へ伝わる、そのため可動接触子6先端に
アークfが発生する場合よりも、可動接点6Aの剥離は
起こりにくくなる。また、可動接触子6の背面を利用し
て、アークの遮断を行っているため、可動接触子6の寿
命が向上する。従って、開閉器本体の寿命も向上する。
【0038】 実施例5. 図6はこの請求項1の発明の他の実施例を示す消弧機構
の側面図であり、図7はその斜視図である。これは図1
の凸部15Aに代えて凹部15Bを設けたものであり、
39の実施例と同様の効果がある。また、凸部15A
に代えて貫通孔としても実施例1と同様の効果がある。
そのうえ貫通孔を設けたことで、ホットガスが孔を通る
とともに、ガスの流動があり、アークが転移し易くな
る。
【0039】 実施例6. 図8は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器の
片側の消弧機構の斜視図であり、実施例2の凸部に代え
て孔15Cを設けたもので実施例2と同様の効果を奏す
る。そのうえ孔15Cを設けたことで、ホットガスが孔
15Cを通るとともに、ガスの流動があり、アークは転
移し易くなる。また、凸部15Aを凹部15Bとして
も、実施例2と同様の効果を奏する。
【0040】 実施例7. 図9は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器の
片側の消弧機構の斜視図であり、実施例3の凸部15A
に代えて孔15Cを設けたもので、実施例3と同様の効
果を奏する。そのうえ、孔15Cを設けたことで、ホッ
トガスが孔15Cを通るとともにガスの流動があり、ア
ークは転移し易くなる。また、アークランナー12の凸
部15Aに代えて、可動接触子6の背面側に凹部15B
を設けてもよく、実施例3と同様の効果を奏する。
【0041】 実施例8. 図10は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の斜視図であり、これが実施例4の凸
部15Aに代えて孔15Cを設けたもので、実施例4と
同様の効果を奏する。そのうえ、孔15Cを設けたこと
で、ホットガスが孔15Cを通とともに、ガスの流動が
あり、アークは転移し易くなる。また、アークランナー
12の凸部15Aに代えて可動接触子6の背面側に凹部
15Bを設けてもよく、実施例4と同様の効果を奏す
る。
【0042】 実施例9. 図11は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、6は可動接触子、6
Aは可動接触子6に取り付けられた可動接点、8はU字
状に折り返された固定接触子、8Aは固定接触子8に取
り付けられて、可動接点6Aと接離可能な固定接点であ
る。
【0043】 また、12は可動接触子6の可動接点6A
取付部の背面近傍および可動接触子6,固定接触子8の
各端面に臨むように設けられたL字状のアークランナ
ー、15Aはアークが移行し易いように、可動接触子6
の可動接点6A取付部の背面および可動接点6Aの開離
軸上の可動接触子6に面するアークランナー12に設け
られた凸部である。
【0044】 次に動作について説明する。まず、操作コ
イル4を消磁すると、引き外しばねにより可動鉄心2よ
り開離し、クロスバー5が図39に示す状態になり、可
動接触子6と固定接触子8との間が開く。このとき、電
流の遮断が行われ、アークa〜gはa→b→c,d→
e,f、そしてf→gのようにアークが発生し、駆動さ
れて、遮断に至る。
【0045】39の従来例では、アークはfで停滞
し、可動接触子6の先端部の局所的加熱(可動接点6A
を片側から加熱する)により、可動接触子6の消耗と損
傷が起こるとともに、可動接点6Aの剥離が起き易く、
遮断性能も衰える。
【0046】 しかし、可動接触子6の可動接点6A取付
面の背面に凸部15Aおよび可動接点6Aの開離軸上の
アークランナー12に凸部15Aをそれぞれ設け、アー
クをf→gに移行しやすくすることにより、可動接点6
Aを片寄りなく全体的に加熱でき、剥離防止が可能とな
り、遮断性能も向上する。
【0047】 このため、アークfの可動接触子6の背面
への移行は図1に示す実施例よりよくなり、また、可動
接触子6の背面を利用してアークの遮断を行っているた
め、可動接触子6の寿命が向上する。従って、開閉器本
体の寿命も向上する。
【0048】 実施例10. 図12は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、図において、6は可
動接触子、6Aは可動接触子6に取り付けられた可動接
点、8はU字状に折り返された固定接触子、8Aは固定
接触子に取り付けられ可動接点6Aと接離可能な固定接
点である。
【0049】 また、12は可動接触子6の可動接点6A
取付部の背面近傍に一端を面するアークランナー、15
Aはアークを可動接点6の背面に移行し易いように設け
られた凸部である。アークを可動接触子6の背面に移行
し易いように設けた凸部15Aは、可動接点6Aの開離
軸上からはずれて、可動接触子6の可動接点6A取付面
の背面と、可動接触子6に面するアークランナー12に
設けられている。
【0050】 次に動作について説明する。操作コイル4
を消磁すると、引き外しばねにより可動鉄心3が固定鉄
心2より開離し、クロスバー5が図39に示す状態にな
るため、可動接触子6と固定接触子8との間が開く。こ
のとき、電流の遮断が行われ、アークa〜gがa→b→
c,d→e,f、そしてf→gのように発生し、駆動さ
れ、遮断に至る。
【0051】 また、アークgによって可動接触子6側の
凸部15Aも加熱されるが、その熱は可動接触子6の可
動接点6A側とその反対側へ伝わる、従って、可動接触
子6先端にアークfが発生する場合よりも可動接点6A
の剥離は起りにくい。また、可動接触子6の背面を利用
してアークの遮断を行っているため、可動接触子6の寿
命が向上する。従って、開閉器本体の寿命も向上する。
【0052】 実施例11. 図13は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の斜視図である。これは実施例9のア
ークランナー12に凸部15Aに代えて孔15Cを設け
たもので、上記実施例9と同様の効果を奏する。そのう
え孔15Cを設けたことで、ホットガスがこの孔15C
を通り、ガスの流動が生じ、アークは転移し易くなる。
【0053】 実施例12. 図14は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の斜視図であり、これが実施例10の
アークランナー12に設けた凸部15Aに代えて孔15
Cを設けたもので、実施例10と同様の効果を奏する。
そのうえ、孔15Cを設けたことで、ホットガスが孔1
5Cを通り、ガスの流動が生じ、アークは転移し易くな
る。また、アークランナー12の凸部15Aに代えて可
動接触子6の背面側に凹部15Bを設けてもよく、上記
実施例10と同様の効果を奏する。
【0054】 実施例13. 図15は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、これが実施例9の可
動接触子6の背面に設けた凸部15Aを凹部15Bとし
たもので、これが上記実施例5と同様の効果を奏する。
また、可動接触子6の背面の凸部15Aに代えて可動接
触子6の背面側に孔15Cを設けてもよく、上記実施例
9と同様の効果を奏する。そのうえ、孔15Cを設けた
ことで、ホットガスが孔15Cを通り、ガスの流動が生
じ、アークは転移し易くなる。
【0055】 実施例14. 図16は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、これが実施例10の
可動接触子6の背面に設けた凸部15Aを孔15Cとし
たもので、上記実施例10と同様の効果を奏する。その
うえ、孔15Cを設けたことでホットガスが孔15Cを
通るとともに、ガスの流動があり、アークは転移し易く
なる。また、可動接触子6の凸部15Aに代えて可動接
触子6背面側に凹部15Bを設けてもよく、上記実施例
10と同様の効果を奏する。
【0056】 実施例15. 図17は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、これが実施例9の可
動接触子6の背面に設けた凸部15Aに代えて凹部15
Bにし、アークランナー12に設けた凸部15Aに代え
て孔15Cとしたもので、実施例9と同様の効果を奏す
る。また、可動接触子6の背面の凹部15Bに代えて可
動接触子6の背面側に孔15Cを設けてもよく、アーク
ランナー12の凸部15Aに代えて可動接触子6の背面
側に凹部15Bを設けてもよく、上記実施例9と同様の
効果を奏する。
【0057】 実施例16. 図18は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消磁機構の側面図であり、これが実施例10の
可動接触子6の背面に設けた凸部15Aに代えて孔15
Cとし、アークランナー12に設けた凸部15Aに代え
て孔15Cとしたもので、実施例10と同様の効果を奏
する。また、可動接触子6の孔15Cに代えて可動接触
子6の背面側に凹部15Bを設けてもよく、アークラン
ナー12の凸部15Aに代えて可動接触子6の背面側に
凹部15Bを設けてもよく、上記実施例10と同様の効
果を奏する。
【0058】 図12から図18に示した可動接触子6の
背面と可動接触子6の背面に面するアークランナー12
に設けられた凸部15A,凹部15B,孔15Cは、接
点6A,8Aの開離軸に並行であるが、ずれていても同
様の効果が得られる。孔15Cを設けた場合、ホットガ
スが孔15Cを通り、ガスの流動が生じて、アークは転
移し易くなる。
【0059】 実施例17. 図19は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、図20はその斜視図
である。これは実施例1のU字状に折り返された固定接
触子8を平らな板状にしたもので、上記実施例1と同様
の効果を奏する。
【0060】 実施例18. 図21は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の斜視図であり、これは実施例2のU
字状に折り返された固定接触子8を平らな板状としたも
ので、実施例2と同様の効果を奏する。
【0061】 実施例19. 図22,図23および図24は請求項1の発明の他の実
施例を示す電磁接触器の片側の消弧機構の側面図であ
り、これは上記図6〜図8の実施例のU字状に折り返さ
れた固定接触子8を平らな板状としたもので、上記各実
施例と同様の効果を奏する。
【0062】 また、上記各実施例のU字状に折り返され
た固定接触子8を段付き形状や他の形状としてもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
【0063】 実施例20. 図25は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、これの周囲部分につ
いては、図39の従来例に示されているので省略する。
図において、6は可動接触子、6Aは可動接触子6に取
り付けられた可動接点、8は可動接触子6と反対方向に
延びる固定接触子、8Aは固定接触子8に取り付けられ
可動接点6Aと接離可能な固定接点である。
【0064】 また、12はアークランナーで、そのアー
クランナー12は可動接点6A取付部の背面近傍に面
し、かつ可動接触子6側へ延びるU字状の部位12Eを
有する。アークランナー12のU字状の部位12Eは可
動接触子6の可動接点6A取付面の背面からはずされた
ところに設けられている。15Cはアークを移行し易い
ように可動接触子6に設けた孔である。
【0065】 次に動作について説明する。図39の従来
例と同様に、操作コイル4を消磁すると、引き外しばね
により可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー
5が図39に示す状態になるため、可動接触子6と固定
接触子8との間が開くとき、電流の遮断が行われる。
【0066】 そして、接点6A,8A間で発生したアー
クa〜gはa→b,c→d,e、d→f→gのように可
動接触子6に設けられた孔15Cとアークランナー12
のU字状の部位12Eの間に駆動され、電流零点で遮断
される。孔15Cを設けた場合、ホットガスが孔15C
を通りガスの流動が生じて、アークは転移し易くなる。
【0067】39の従来例ではアークfは停滞し、可
動接触子6の先端部の局所的加熱(可動接点6Aを片側
から加熱する)により、可動接触子6に消耗と損傷が起
こるとともに、可動接点6Aの剥離が起き易く、遮断性
能も衰える。
【0068】 この実施例では、アークによって孔15C
が加熱されるが、その熱は可動接触子6の可動接点6A
側とその反対側へ伝わる、従って可動接触子6先端にア
ークfが発生する場合よりも、可動接点6Aの剥離は起
こりにくい。また、可動接触子6の背面を利用してアー
クの遮断を行っているため、可動接触子6の寿命が向上
する。従って、開閉器本体の寿命も向上する。
【0069】 実施例21. 図26は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構の側面図であり、図において、6は可
動接触子、6Aは可動接触子6に取り付けられた可動接
点、8は可動接触子6と反対方向に延びる固定接触子、
8Aは固定接触子8に取り付けられて、可動接点6Aと
接離可能な固定接点である。
【0070】 また、12はアークランナーで、そのアー
クランナー12は一端を可動接触子6の可動接点6A取
付部の背面近傍に面し、可動接触子6側へ延びるU字状
の部位12Eを有する。アークランナー12のU字状の
部位12Eは可動接触子6の可動接点6A取付面の背面
に位置するところに設けられている。15Cはアークを
移行し易いように、可動接触子6の可動接点6A部に設
けられた孔である。
【0071】 次に動作について説明する。操作コイル4
を消磁すると、引き外しばねにより可動鉄心3が固定鉄
心2より開離し、クロスバー5が図39に示す状態にな
るため、可動接触子6と固定接触子8との間が開くと
き、電流の遮断が行われる。
【0072】 そして、接点6A,8A間で発生したアー
クa〜gはa→b,c→d,e、d→f→gのように可
動接触子6に設けられた孔15Cとアークランナー12
のU字状の部位12Eの間に駆動され、電流零点で遮断
される。孔15Cを設けた場合、ホットガスが孔15C
を通りガスの流動が生じて、アークは転移し易くなる。
【0073】39の従来例では、アークfは停滞し、
可動接触子6の先端部の局所的加熱(可動接点6Aを片
側から加熱する)により、可動接触子6の消耗と損傷が
起こるとともに、可動接点6Aの剥離が起き易く、遮断
性能も衰える。
【0074】 しかし、可動接触子6に孔15Cを設け、
アークfをアークgに移行し易くすることにより、可動
接点6Aを片寄りなく全体的に加熱でき、剥離防止が可
能になり、遮断性能も向上する。
【0075】 なお、この剥離は冷却の際に起こるが、一
様に加熱され冷却されれば、剥離は起こらない。また、
可動接触子6の背面を利用してアークの遮断を行ってい
るため、可動接触子6の寿命が向上する。従って、開閉
器本体の寿命も向上する。
【0076】 実施例22. 図27は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の消弧機構の側面図であり、これが図25の実施例の可
動接触子6に設けた孔15Cを凹部15Bにしたもの
で、上記実施例7と同様の効果を奏する。
【0077】 実施例23. 図28は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の消弧機構の側面図であり、これが図26の実施例の可
動接触子6に設けた孔15Cを凹部15Bにしたもの
で、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0078】 実施例24. 図29は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の消弧機構の側面図であり、これが図25の実施例の可
動接触子6に設けた孔15Cを凸部15Aにしたもの
で、実施例20と同様の効果を奏する。
【0079】 実施例25. 図30は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の消弧機構の側面図であり、これが図26の実施例の可
動接触子6に設けた孔15Cを凸部15Aにしたもの
で、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0080】 実施例26. 図31から図36は請求項1の発明の他の実施例を示す
電磁接触器の消弧機構の側面図であり、これは図25お
よび図26の実施例に示すアークランナー12におい
て、可動接触子6の背面に面する部位のU字状の部位1
2Eを、単に可動接触子6側へ曲げて、アーク転移部1
2Fを形成したものである。
【0081】 また、可動接触子6の背面にはアーク転移
部12Fに対向して凸部15Aや凹部15Bあるいは1
5Cを設けており、孔15Cを設けた場合、ホットガス
が孔15Cを通り、ガスの流動を発生させて、アークを
さらに転移し易くするほか、図31,図33および図3
5の構成によれば図25の実施例と同様の効果を奏し、
また、図32,図34および図36は図26の実施例と
同様の効果を奏する。
【0082】 ここで図1から図36のアークランナー1
2には、図39の従来例と異り、可動接触子6と固定接
触子8の側面を覆う部分はないが、例えば、図37に示
すように、可動接触子6と固定接触子8の側面を覆う部
分12aを設けてよい。
【0083】実施例27. 38は請求項1の発明の他の実施例を示す電磁接触器
の片側の消弧機構を示す側面図であり、周囲部分につい
ては、図39の従来例に示されているので省略する。同
図において、8は固定接触子、8Aはこの固定接触子8
に接合された固定接点、6は上記固定接触子8に対向配
置されて、上記固定接触子8と反対方向に延びる可動接
触子である。
【0084】 6Aはこの可動接触子6に接合され、上記
固定接点8Aと接離可能な可動接点、15Aはアークを
移行し易いように可動接触子6の可動接点6A取付面の
背面に設けられた凸部である。
【0085】 また、8Bは固定接触子8の固定接点8A
近傍から可動接触子6A側に延び、その先端から可動接
触子6と反対方向に延びるアークランナーである。
【0086】 さらに、13は上記両接点6A,8Aの接
離方向に並行して立設され、一端を可動接触子6の可動
接点6A取付部の背面近傍に面し、上記固定接触子8の
近傍部位に上記接点6A,8Aの接離空間に対向突設さ
れたコの字状突起13Aを有する金属消弧板である。
【0087】 次に動作について説明する。図39の従来
例と同様に、操作コイル4を消磁すると、引き外しばね
により可動鉄心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー
5が、図39に示す状態になる。このため、可動接触子
6と固定接触子8との間が開く。
【0088】 このとき、電流の遮断が行われ、接点6
A,8A間に発生したアークaは、アークb,cのコの
字状突起13Aへ移行し、アークbはb→d→fと移行
し、そして可動接触子6の背面へと回り込み、可動接点
6A背面の凸部と可動接触子6の背面に面するアークラ
ンナー13間のアークhへと移行する。
【0089】 また、アークcはc→e、そしてアークラ
ンナー8Bと金属消弧板13に流れる電流によって生じ
る磁場によりe→g→iと、接点6A,8Aの開離空間
から遠ざかる方向へと駆動される。そして、電流零点に
おいてアークは遮断される。従って、上記実施例1と実
施例27と同様の効果を奏する。
【0090】 ここで請求項1の発明に係わる説明例とし
て電磁接触器を例に取りあげて説明したが、配線用遮断
器や他の開閉器であってもよく上記各実施例と同様の効
果を奏する。
【0091】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、可動接触子または/および可動接触子の背面に対向
するアークランナーに固定接点および可動接点間で発生
し、かつ上記可動接触子の背面へ移行したアークの遮断
を促進する凸部,凹部または孔を設けるように構成した
ので、可動接点の剥離防止と遮断性能の向上を図れると
ともに、開閉器の寿命向上に寄与できるものが得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例による開閉器の消弧機
構を示す側面図である。
【図2】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す斜視図である。
【図3】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す斜視図である。
【図4】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す側面図である。
【図5】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す側面図である。
【図6】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す側面図である。
【図7】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す斜視図である。
【図8】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す斜視図である。
【図9】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の消
弧機構を示す斜視図である。
【図10】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図11】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図12】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図13】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図14】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図15】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図16】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図17】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図18】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図19】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図20】図19における請求項1の発明の他の実施例
による開閉器の消弧機構を示す斜視図である。
【図21】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図22】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図23】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図24】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す斜視図である。
【図25】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図26】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図27】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図28】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図29】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図30】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図31】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図32】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図33】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図34】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図35】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図36】請求項1の発明の他の実施例による開閉器の
消弧機構を示す側面図である。
【図37】請求項1の発明におけるアークランナーの他
の実施例を示す斜視図である。
【図38】 請求項1の発明による開閉器の消弧機構を示
す側面図である。
【図39】 従来の電磁接触器を示す断面図である。
【図40】 従来の他の電磁接触器の消磁機構を示す側面
図である。
【図41】 従来のさらに他の電磁接触器の消磁機構を示
す側面図である。
【符号の説明】
6 可動接触子 6A 可動接点 8 固定接触子 8A 固定接点 15A 凸部 15B 凹部 15C 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 直樹 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三 菱電機株式会社 名古屋製作所内 (72)発明者 市原 正博 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三 菱電機株式会社 名古屋製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−200423(JP,A) 特開 昭60−119026(JP,A) 特開 昭60−119027(JP,A) 特開 昭60−119030(JP,A) 特開 昭59−98419(JP,A) 特開 昭63−252327(JP,A) 特開 昭61−42824(JP,A) 特開 昭59−103222(JP,A) 特開 昭59−112513(JP,A) 特開 昭59−127325(JP,A) 実開 昭59−115542(JP,U) 実開 昭57−90517(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/30 - 9/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接触子に接合された固定接点と、上
    記固定接触子に対向して設けられた可動接触子と、該可
    動接触子に接合されて、上記固定接点と接離可能な可動
    接点と、該可動接触子の可動接点取付部の背面近傍およ
    び上記可動接触子,固定接触子の各一端面にそれぞれ臨
    むように設けられたアークランナーと、上記可動接触子
    または/および該可動接触子の背面に対向する上記アー
    クランナーに設けられて、上記固定接点および可動接点
    間で発生し、かつ上記可動接触子の背面へ移行したアー
    クの遮断を促進する凸部,凹部または孔とを備えた開閉
    器。
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