JPH0316068B2 - - Google Patents

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JPH0316068B2
JPH0316068B2 JP59092850A JP9285084A JPH0316068B2 JP H0316068 B2 JPH0316068 B2 JP H0316068B2 JP 59092850 A JP59092850 A JP 59092850A JP 9285084 A JP9285084 A JP 9285084A JP H0316068 B2 JPH0316068 B2 JP H0316068B2
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Yoshihisa Domoto
Masaki Komatsu
Yutaka Kuge
Hitoshi Ishikawa
Tadahiko Akyama
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Priority to JP9285084A priority Critical patent/JPS60247363A/ja
Publication of JPS60247363A publication Critical patent/JPS60247363A/ja
Publication of JPH0316068B2 publication Critical patent/JPH0316068B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/58Arrangements for transferring received calls from one subscriber to another; Arrangements affording interim conversations between either the calling or the called party and a third party

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は通信システム、特に構内電話交換シス
テム等における、呼の転送方法の改良に関する。
〔従来技術〕
構内電話交換システム等においては、コールバ
ツク・トランスフア、あるいはホールデイング・
トランスフアと呼ばれる方法で、呼の転送を行う
のが一般的であつた。
この転送方法は、通話中の電話機においてフツ
キングするか、保留釦を押すことによつて呼を保
留し、続いて転送先電話機の電話番号をダイヤル
することによつて、転送先電話機から転送先電話
機を呼出し、然る後転送操作、例えば転送元電話
機で送受器掛けを行うと言つた、煩雑なものであ
つた。
例えば、オフイスにおける電話を考えた場合、
特定の個人を呼出す場合と、ある職場を呼出す場
合がある。後者の場合には、誰かが先ず応答し、
用件を聞いた上で呼を担当者に転送することにな
るが、この様な場合には、声のかければ届く範囲
内での転送であることが多い。ボタン電話の場合
には、この様に声の届く範囲内での転送は非常に
簡単な操作で済むのに、構内交換電話の場合には
上述の様な、煩雑な操作が必要であつた。
〔発明の目的〕
本発明は、構内電話交換システム等の通信シス
テムに於て、呼を転送する場合の転送操作を、簡
単にすることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、通信端末装置、例えば電話機に、呼
を保留したり、保留中の呼を取上げたりするため
の押釦と、これに対応して設けられた、保留呼の
状態を表す表示器を設け、転送側では呼を保留回
路に保留し、被転送側では保留回路から呼を取上
げることによつて、呼の転送を行おうとするもの
である。
本発明で言う保留回路とは、呼が実際に接続さ
れる様な回路ではなく、仮想的な保留回路で、実
際には、メモリ上に必要事項を書込むことによつ
て、使用者側から見るとあたかもそこに、保留回
路があるかの如く感じられる様にしたものであ
る。
従つて、本発明はいわゆる蓄積プログラム制御
によつて動作するタイプの交換装置に適用される
ものである。
本発明に使用される通信端末装置は、例えば第
1図に外観を示す如く、ダイヤル1−2の他に、
電鍵・ランプ盤1−3、あるいは1−4を備えた
タイプのものである。以下実施例によつて、詳細
に説明する。
〔発明の実施例〕
第1図に通信端末装置の一例としての、電話機
の一例を示す。電話機は、送受器1−1、押釦ダ
イヤル1−2、電鍵・ランプ盤1−3および1−
4、表示装置1−5等から構成される。
第2図には、第1図の電話機のブロツク構成図
を示す。送話器1−7、受話器1−8は、送受器
1−1に装着されており、電話機回路網1−6と
共に、電話機の通話路部分を構成する。本電話機
は、交換機との間に通話用のケーブルの他に、デ
ータ伝送用のケーブルを有し、ダイヤル、呼出信
号等は該データ伝送用ケーブルを介して伝送され
る。なお、呼出信号用のリンガーは図示省略され
ている。電話機の押釦、ランプ、表示装置、リン
ガー(図示省略)等の監視、制御は、制御装置1
−11によつて行なわれる。制御装置1−11
は、例えばマイクロプロセツサの様な制御装置
で、記憶装置1−12に記憶されているプログラ
ムに従つて動作する。押釦ダイヤル1−2、電
鍵・ランプ盤1−3,1−4、表示装置1−5
は、入出力インタフエース回路1−9を介して制
御装置1−11に接続されており、押釦(電鍵)
の操作は制御装置1−11で常時監視されてお
り、必要に応じて線路インタフエース1−10を
通して交換機へ転送される。また制御装置1−1
1は、交換機から線路インタフエース1−10を
通して制御命令およびデータを受取り、必要に応
じてランプを点火、滅火させたり、データを文字
発生器1−13によつて文字情報に変換し、表示
装置1−5に文字表示したりする。
以上の様に、この電話機は、多数の電鍵、ラン
プを有するが、これらは物理的にケーブルで接続
されている訳ではなく、すべてデータのやりとり
によつて制御される。
本例では、電話機−交換機間の接続は、通話
用、データ伝送用と別個のケーブルで接続されて
いるが、多重化技術により同一ケーブルに集約し
ても、電話機の動作、機能には変りなく、本発明
の端末装置として適用できることは言うまでもな
い。
第3図は、第1図の電鍵・ランプ盤1−4の拡
大図で、本発明を実施した場合の電鍵・ランプの
使用例を示す。第3図、1−4−1は、示名条片
で、電鍵・ランプの用途を記入でき、内部に電鍵
に対応してランプが実装されており、状態表示が
できる様になつている。1−4−2は電鍵であ
る。
次に、本発明を実施する構内電話交換システム
の例を考える。先ず、地域的に近くにあり、業務
上密接な係りを持つ電話機、例えば同一課内の電
話機を1グループとし、第1グループから第mグ
ループのm個のグループにまとめる。各グループ
にはそれぞれn1個、n2個……nn個の電話機がある
ものとし、第1グループの第1番目の電話機には
TEL1−1、第1グループの第n1番目の電話機
にはTEL1−n1、第mグループの第nn番目の電
話機にはTELm−nnの符号を与える。ここで、
m、nn共、1以上の任意の数字をとり得る。
呼を保留するための仮想保留回路として、複数
の電話機から共通に使用される。共通仮想保留回
路(第4図の2)と、各電話機、個別に設けられ
た個別仮想保留回路(第5図の3)の2種類を考
える。第4図は簡単のため、第1グループのn1
の電話機と共通仮想保留回路の関係のみを図示し
たものであるが、保留回路は仮想的なものである
から、物理的に図の様な回路や接続があるわけで
はない。同様に第5図は、各グループの第1番目
の電話機だけを表示し、個別仮想保留回路との関
係を示したもので、仮想的表示であることは、第
4図の場合と同様である。
第3図に戻り、各電話機は、第4図に示す共通
仮想保留回路を5回路と、第5図に示す個別仮想
保留回路3回路を収容し、これとは別に、転送先
呼出用として電鍵10個を割当てるものとする。
以下、実施例について、呼の転送方法を説明す
る。
先ず、第4図に示す、同一グループ内の電話機
相互間で、共通仮想保留回路を用いて転送する場
合について説明する。
第4図において、電話機TEL1−1がトラン
ク4とスイツチ5において、接続路で接続され
通話をしているものとする(第6図、601)。
呼を電話機TEL1−1からTEL1−n1に転送す
る必要が生じた場合、TEL1−1では電話機の
共通保留ランプで空きを確かめ、例えば第3図の
共通保留釦1を押す(第6図、602)。これに
よつて第4図のトランク4は、仮想接続路によ
つて共通仮想保留回路2の1番回路に接続され、
保留される(第6図、604)。一方、電話機側
では同一グループ内に全電話機TEL1−1〜1
−n1の共通保留ランプ1が点滅して呼の保留を表
示する(第6図、603)。この場合、転送元電
話機、TEL1−1のランプだけ点滅速度等を変
え、区別することも可能である。この状態で転送
者(TEL1−1)は、口頭で転送先に、1番共
通保留回路の呼をとる様要求し(第6図、60
5)、転送先電話機TEL1−n1で当該保留釦を押
せば(第6図、606)、第4図のトランク4は、
接続路でTEL1−n1に接続され(第6図、6
08)、呼の転送が行なわれる(第6図、60
9)。この時共通仮想保留回路も解放される。ま
たグループ内全電話機TEL1−1〜1−n1の1
番繰通保留ランプも滅火する(第6図、607)。
この様に、共通仮想保留回路を設けることによつ
て、構内電話交換機においても、グループ内であ
ればボタン電話と同様な簡単な操作で呼を転送で
きる。
次に第5図に示す個別仮想保留回路を用いた場
合の転送操作を、第7図によつて説明する。
第5図の場合も第4図の場合と同様、トランク
4はスイツチ5において接続路によつて電話機
TEL1−1へ接続され、通話しているとする
(第7図、701)。この状態で、呼を電話機
TELm−1へ転送する必要が生じた場合、転送
先が第3図の転送先釦1〜10の中にあれば、単
に当該転送先釦を押下する(第7図、702)。
これによつて転送元電話機TEL1−1の空き個
別仮想保留回路の1つが自動的に選択され、第5
図においてトランク4はスイツチ5において仮想
接続路によつて、選択された仮想保留回路へ接
続される。同時に転送先電話機TELm−1の空
き個別仮想保留回路の1つが選択され、前記転送
先の仮想保留回路との間を、仮想接続路(第5
図)で接続する(第7図、705)。勿論、この
仮想接続路も、論理上の接続であつて物理的な
接続ではない。一方、転送元電話機TEL1−1
では、空き個別仮想保留回路が選択捕捉された
時、対応個別保留ランプが点滅して呼が保留され
たことを表示する(第7図、703)。転送先電
話機でも同様に、選択、捕捉された個別仮想保留
回路対応の個別保留ランプが点滅し、呼の転送を
知らせると共に、リンガーが嗚動して可聴信号で
も転送を知らせる(第7図、704)。
転送先で、点滅中の個別保留釦を押して転送呼
の応答すると(第7図、706)、第5図におい
て、トランク4はスイツチ5における接続路に
よつて、転送先電話機TELm−1に接続され転
送が完了する。同時に仮想接続路,は解放さ
れ、仮想保留回路も解放される(第7図、70
9)。
転送元電話機TEL1−1では点滅中の個別保
留ランプが滅火し、空き状態になり(第7図、7
07)、転送先電話機m−1でも点滅中の個別保
留ランプが滅火すると共に、リンガーも嗚動を停
止し(第7図、708)、通話状態に入る(第7
図、710)。
以上の如く、この場合も、転送先、転送先共に
1つの釦を押すワンタツチアクシヨンで呼を転送
できる。
本実施例では10個の転送先釦を仮定したため、
それ以外の電話機には転送できなくなるが、例え
ば転送先に関係のない転送指定釦を設け、この転
送指定釦を押した後転送先の電話番号をダイヤル
することによつて、転送操作が多少複雑になるこ
とを可とするなら、任意の所へ転送できる。
また本実施例では個別仮想保留回路を使つて転
送する場合について説明したが、転送先が個別の
電話機ではなく、グループの場合には、第5図の
個別保留回路(転送元)と第4図の共通保留回路
(転送先)の間を仮想接続路で接続することも勿
論可能であり、個別保留回路を設けず、双方共通
保留回路を用いて転送を行なうことも可能であ
る。なお、共通保留回路を用いて、個別電話機へ
転送する場合の呼出方法は、以下に示す。第3の
実施例の呼出方法を用いることができる。
第3の実施例として、共通仮想保留回路を用
い、グループ内の特定電話機へ、第3図における
転送先釦を用いて転送する場合を説明する。
第4図で、電話機TEL1−1が接続路によ
つてトランク4に接続された状態で通話している
とする(第8図、801)。呼を同一グループ内
の電話機TEL1−n1へ転送する場合、電話機
TEL1−n1に対応した転送先釦(第3図)があ
つたとする。転送先TEL1−1ではTEL1−n1
に対応した転送先釦を押すと、(第8図、80
2)、空き共通仮想保留回路を自動的に選択し、
第4図の仮想接続路によつてトランク4を共通
仮想保留回路に接続、保留する(第8図、80
6)。転送元電話機では、呼が保留された共通仮
想保留回路対応のランプが点滅を開始し、呼が該
回路に保留さたれことを表示する(第8図、80
3)。転送先電話機TEL1−n1では、呼が保留さ
れた共通仮想保留回路のランプが点滅を開始し
て、呼の保留を知らせると共に、リンガーが嗚動
する(第8図、804)。該呼の転送には関係の
無い電話機TEL1−2〜TEL1−(n1−1)にお
いては、前記呼が保留された共通仮想保留回路の
ランプが点火して、該回路の使用中を表示する
(第8図、805)。
電話機TEL1−n1では、リンガーの嗚動と共
通保留ランプの点滅で、呼の転送を知り、当該共
通保留釦を押下して対応する(第8図、807)。
第4図においてトランク4は接続路により電話
機TEL1−n1に接続され、同時に共通仮想保留
回路、仮想接続路は解放されて転送が完了する
(第8図、811,812)。グループ内の全電話
機の、当該共通仮想保留回路対応のランプが滅火
し、転送先電話機のリンガーも嗚動を停止する
(第8図、808,809,810)。
以上の如く、本発明による転送方法を採れば、
転送先、転送先共に操作が非常に簡単になり、し
かも転送元では、転送先が対応するまで呼の保留
状態が表示されるので、転送先が不在で応答しな
い時は、保留釦を押すことによつて、再び転送し
た呼を呼び戻すことも可能であり、転送先では保
留ランプに表示されるので、一目で転送呼である
ことが識別できる等の利点を有する。さらに保留
回路を用いて転送するので転送先電話機が通話中
であつても転送操作が可能になり、コールウエイ
テイングと同じ効果を有する。
以上は、操作を主として本発明の実施態様を説
明したが、以下第7図に示す転送の場合の交換機
の動作概要を第9図〜第11図により説明する。
第9図は、各電話機(本例では、第5図の
TEL1−1、TEL2−1……TELn−1につい
て図示する)に実装される個別保留釦(及びラン
プ)1〜3に対応する個別保留回路の一例であ
る。物理的には交換機内の共通メモリをアドレス
配分したものである。本図において、H11−1、
H11−2及びH11−3が各々TEL1−1に実装さ
れる個別保留釦(及びランプ)1,2及び3に対
応する個別仮想保留回路1,2及び3であり、
Hn1−1、Hn1−2及びHn1−3が各々TELn−1
に実装される個別保留釦(及びランプ)1,2及
び3に対応する個別仮想保留回路1,2及び3で
ある。途中、TEL2−1ないしTEL1−1の個
別仮想保留回路は省略してある。各個別仮想保留
回路は、交換動作に必要な各種情報をM1〜M5
に記憶している。M1は、交換動作過程の状態情
報、例えば空、使用中等を記憶し、M2は、他の
仮想保留回路との論理接続情報を、M3は、トラ
ンクとの論理接続情報を記憶している。また、M
4は、対応する個別保留ランプの制御情報、M5
は、対応する電話機のリンガーの制御情報を記憶
している。各々の個別仮想保留回路は全て同一構
成となつており、使われていない場合には、第1
0図に示すように、M1=空、M2=0(他仮想
保留回路との論理接続なし)、M3=0(トランク
との論理接続なし)、M4=滅火(対応する個別
保留ランプ滅火)、M5=停止(対応する電話機
のリンガー停止)となつている。ここで、M1〜
M5の情報は、交換機の制御装置(例えばマイク
ロプロセツサ)が理解できるよう意味付されたコ
ードである。
次に、第11図において、TEL1−1がスイ
ツチ5において接続路によつてトランク4と通
話中に(第7図、701)、この呼をTELn−1
に転送する場合について、その交換動作を説明す
る。仮定として、TEL1−1の個別仮想保留回
路H11−1及びTELn−1の個別仮想保留回路
Hn1−2が空いているものとし、また、TEL1−
1の転送先釦1は、TELn−1に対応するよう交
換機内に登録されているものとする。このような
状態のもとで、TEL1−1の転送先釦1を押下
すると(第7図、702)、交換機はTEL1−1
から転送釦1、すなわちTELn−1に転送する交
換動作を開始する。まず、TEL1−1の空個別
仮想保留回路H11−1及びTELn−1の空個別仮
想保留回路Hn1−2を捕捉、それぞれのM1に使
用中を書込み、以後、転送が完了するまで他の交
換動作で捕捉されないようにする。ここで、もし
仮りにTEL1−1及びTELn−1の少なくとも一
方に個別仮想保留回路に空がなければ、交換機は
TEL1−1に話中音を送出するなどの処理を行
なう。続いて、H11−1のM2にはHn1−2のメ
モリ上のアドレス値を、他方Hn1−2のM2には
H11−1のメモリ上のアドレス値を書き込むこと
によつて、H11−1とHn1−2を仮想接続路に
よつて論理接続する(第7図、705)。また、
H11−1のM3にはトランク4の例えばトランク
収容位置番号Tを書込んで、H11−1とトランク
4を仮想接続路によつて論理接続する(第7
図、705)。さらに、H11−1のM4には緩点
滅を、Hn1−2のM4には急点滅、M5には嗚動
を書き込む。また、TEL1−1とトランク4の
接続路を切断してトランク4を保留しておく。
交換機内のランプ制御部及びリンガー制御部(図
示しない)は、各個別仮想保留回路のM4及びM
5を監視し、H11−1のM4に従いTEL1−1の
個別保留ランプ1を緩点滅させて保留表示し(第
7図、703)、Hn1−2のM4及びM5に従い、
TELn−1の個別保留ランプ2を急点滅させると
同時に、リンガーを嗚動させて転送表示する(第
7図、704)。以上により、転送側電話機TEL
1−1は、個別保留ランプ1が緩点滅しているの
で、呼の状態を監視できる。一方、被転送側電話
機TELn−1では、個別保留ランプ2が急点滅す
ると同時に、リンガーが嗚動するので、個別保留
釦2に対して呼が転送されて来たことを知ること
ができる。この時、呼は仮想保留回路に対して転
送されて来るのであるから、被転送側電話機
TELn−1の状態(例えば空、通話中、着信中な
ど)には無関係に転送できることは明らかであ
る。
次に、TELn−1の個別保留釦2を押すと(第
7図、706)、交換機は対応する個別仮想保留
回路Hn1−2のM2より、論理接続されている個
別仮想保留回路H11−1を知り、かつH11−1の
M3よりさらに論理接続されているトランク4を
知ることができるので、TELn−1とトランク4
を接続路で接続する。続いて、個別仮想保留回
路H11−1及びHn1−2に、第10図に示す内容
を書き込んで解放することにより、仮想接続路
及びを切断する(第7図、709)。また、前
述した図示しないランプ制御部及びリンガー制御
部によりTEL1−1の個別保留ランプ1は、滅
火(第7図、707)し、一方、TELn−1の個
別保留ランプ2も滅火するとともにリンガー停止
する(第7図、708)。以上により、TELn
1はトランク4との通話となり(第7図、71
0)、TEL1−1は個別保留ランプ1が滅火する
ことで転送が完了したことを知ることができる。
もし、TELn−1が不在等で応答しない場合
は、TEL1−1の緩点滅している個別保留釦1
を押下すればよい。交換機は、対応する個別仮想
保留回路H11−1のM3より論理接続されている
トランク4を接続路によつて再接続し、M2よ
り論理接続されている個別仮想保留回路Hn1−2
を知り、前述したのと同様にH11−1及びHn1
2を解放して、各々ランプを滅火させ、リンガー
停止させる。
以上は、仮想保留回路として、各電話機が個別
に有する個別仮想保留回路を使用した場合の転送
について説明したが、共通仮想保留回路を使用し
た転送の場合でも単に、仮想保留回路の構成を変
えることだけで全く同様に転送できることは明白
である。
例えば、共通仮想保留回路として第12図のよ
うな構成とすれば、第6図の転送の場合、空共通
仮想保留回路を押下した時点で、第13図のよう
な論理接続となるし、また、第8図の転送の場合
には、転送先釦(TEL1−n1に対応)を押下し
た時点で、第14図のような論理接続状態とな
り、M6にはTEL1−n1の収容位置番号Lが書
込まれているので、TEL1−n1のみが保留され
ている呼に応答することができる。
さらに、転送先釦がグループに対応する場合に
は、第15図のような論理接続状態とすればよ
く、以上説明したように、本発明による個別及び
共通仮想保留回路を用いることにより、従来考え
られなかつた呼の転送方式を提供することができ
る。
〔発明の効果〕 以上、実施例により説明した如く、呼の転送に
仮想保留回路を用いることにより、転送操作を、
釦電話装置と同じ様に簡単なものにすることが可
能になり、しかも従来の釦電話装置の場合には局
線の数だけの押釦を必要としたので、たかだか局
線数が数回線乃数拾回線の小規模のシステムにし
か利用できなかつた。しかるに本発明の方式で
は、保留、あるいは転送の時のみ使用される“仮
想保留回路”を導入したため、釦数が局線数には
無関係になるので、大規模な構内交換システムに
も適用可能である。課、係等の内部での呼の転送
の多いグループ毎に共通の仮想保留回路を設け、
グループ化することにより、転送操作の便を損う
ことなく、釦の数を極力少なくすることも可能で
あり、グループ間の仮想保留回路を論理的に接続
してやることによつて、グループ間の転送も何ら
支障なく行える効果を有する。
本発明に係る転送方式に、単に転送操作を簡略
化するに止まらず、転送先の応答までを、転送元
で監視可能であり、不応答の場合には転送元で、
ワンタツチ操作で再び呼を取上げることも可能に
なり、呼に対するサービスが著しく向上する。
また、釦電話装置の場合には、桐線の転送につ
いては便利であつたが、電話機の呼出しについて
は転送機能はなかつたが、本発明の方法によれ
ば、局線、内線の区別なしに転送が可能になるの
で、特に大規模の構内電話交換システムに適用し
て卓効がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用する電話機の一例を示
す外観図、第2図は、第1図の電話機の回路構成
図の一例、第3図は、第1図1−4の利用例を示
す拡大図の一例、第4図は、共通仮想保留回路を
利用した呼の転送を示すシステム構成図の一例、
第5図は個別仮想保留回路を利用した呼の転送を
示すシステム構成図の一例、第6図はグループ内
で共通仮想保留回路を用い口頭により呼を転送す
る場合の操作概要を示すフローチヤートの一例、
第7図は個別仮想保留回路を用いて転送する場合
の操作の概要を示すフローチヤートの一例、第8
図はグループ内で共通仮想保留回路を用いて転送
先指定釦により呼を転送する場合の操作の概要を
示すフローチヤートの一例、第9図は個別仮想保
留回路として使用される交換機内の共通メモリの
メモリマツプの一例、第10図は個別仮想保留回
路が空きの状態を示す第9図のメモリの状態図、
第11図は第7図に示す転送における論理接続状
態図の一例、第12図は共通仮想保留回路として
使用される交換機内の共通メモリのメモリマツプ
の一例、第13図はグループ内で口頭連絡により
呼を転送する場合の論理接続状態図の一例、第1
4図はグループ内で転送先指定釦により転送先電
話機を指定して転送する場合の論理接続状態図の
一例、第15図はグループ間で、転送元は個別仮
想保留回路を用い、転送先4は共通仮想保留回路
を用いたグループ呼出しにより呼を転送する場合
の論理接続状態図の一例を示す。 符号の説明、1…電話機、1−1…送受器、1
−2…押釦ダイヤル、1−3…電鍵ランプ盤A、
1−4…電鍵ランプ盤B、1−5…表示装置、1
−4−1…示名条片およびランプ、1−4−2…
電鍵(押釦)、2…共通仮想保留回路、3…個別
仮想保留回路、4…トランク、5…交換ネツトワ
ーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交換装置に、呼を保留するための複数の仮想
    保留回路を設け、通信端末装置に、前記複数の仮
    想保留回路に対応した複数の保留釦と、該複数の
    保留釦の近接して備えられ保留釦に対応する仮想
    保留回路の状態を表示する表示器とを設け、前記
    保留釦の操作に基づいて仮想保留回路を介して通
    信端末装置間で呼の転送を行うことを特徴とする
    通信システムにおける呼の転送方式。 2 前記複数の仮想保留回路の全部もしくは一部
    を複数の通信端末装置に共通の仮想保留回路と
    し、該共通の仮想保留回路を介して、前記複数の
    通信端末装置間で呼の転送を行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の通信システムにお
    ける呼の転送方式。 3 通信端末装置には、呼の転送先の通信端末装
    置もしくは通信端末装置群に対応した転送釦を設
    け、該転送釦の操作に基づいて、交換装置は、転
    送側通信端末装置の空き仮想保留回路の一つを捕
    捉すると共に、捕捉した該仮想保留回路に対応す
    る表示器にその保留情報を可視表示し、被転送側
    通信端末装置もしくは被転送側通信端末装置群の
    空き仮想保留回路を捕捉すると共に、該被転送側
    通信端末装置もしくは被転送側通信端末装置群に
    可視、可聴表示し、かつ、前記転送側仮想保留回
    路と被転送側仮想保留回路を論理的に接続し、通
    信端末装置間で呼の転送を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の通信システムにおけ
    る呼の転送方式。 4 通信端末装置には、呼を転送するための複数
    の転送釦を設け、該転送釦の操作に基づいて、交
    換装置は、転送側および被転送側通信端末装置に
    共通の仮想保留回路の空き仮想保留回路回路を捕
    捉し、転送側通信端末装置の表示器にその保留情
    報を可視表示し、被転送側通信端末装置の表示器
    にその保留情報を可視表示すると共に可聴の呼出
    表示を行い、かつ、前記仮想保留回路を共用する
    その他の通信端末装置の表示器に話中情報の可視
    表示を行うことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の通信システムにおける呼の転送方式。 5 前記仮想保留回路は、記憶装置上にテーブル
    形式で構成することを特徴とする特許請求の範囲
    第1乃至4項記載の通信システムにおける呼の転
    送方式。
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