JP2005159404A - 交換機システム - Google Patents

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誠信 吉田
Ryota Nonaka
亮太 野中
Hitoshi Fukuda
仁志 福田
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Abstract

【課題】着信者が不在または話し中であるときに、発信者からのメッセージを蓄積することができ、そのメッセージを記憶する容量を容易に大容量化することが可能な交換機や内線端末を用いた交換機システムを提供する。
【解決手段】本発明の交換機システム1は、内線電話機3と、内線電話機3からのメッセージを記憶する記憶手段24を有するPC電話機4とが接続された構内交換機2を有し、構内交換機2は、内線電話機3に対するメッセージがある旨の通知をPC電話機4から受信すると、内線電話機3へメッセージの登録有りの通知を行うとともに、内線電話機3からメッセージの登録有りの通知に対応するメッセージの読み出し要求があるとPC電話機4から要求に対応するメッセージをPC電話機4の記憶手段24から取り出して、内線電話機3へ送信する制御手段14を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、交換機やボタン電話装置などの交換機システムに関する。
交換機システムにおけるサービス機能の1つにメッセージウェイティング機能がある。このメッセージウェイティング機能は、一の内線端末(内線電話機や中継台等)からの操作により他の内線端末にメッセージがある旨の表示(メッセージウェイティング表示)をさせ、その後、他の内線端末の所定の操作により他の内線端末から一の内線端末へ呼び出しを行うことができる機能である(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、一つの内線端末が、他の内線端末にメッセージがあることを知らせ、コールバックをさせるものである。この機能により、相手側の内線端末が応答しないような場合に、その内線端末が応答するまで何度もかけ直さなければならないといった煩わしさを回避することができるため、この機能は、特に外線からの着信を集中的に受け付けて、内線端末へ転送をする中継台オペレータには必要な機能である。
しかし、メッセージウェイティング機能を始動させた内線端末の利用者は、コールバックがあるまで伝えたいメッセージをメモする等により控えておくか、記憶しておく必要があり、それを怠った場合には、メッセージを伝えることが出来なかった。
このような問題の一側面を解決したメッセージウェイティング機能を備えた交換機システムが、(特許文献2)に開示されている。
この(特許文献2)に開示される交換機システムによれば、外線である一般公衆網から着信した場合に、その着信先が話し中であったり、無応答であったりしたときは、交換機が、その着信に付随する発信元加入者番号や、発信元加入者番号に対応して予め登録しておいた発信者情報(例えば、氏名)を記憶し、着信先の内線電話機に設けた表示部にメッセージウェイティング機能に係る着信に対応した表示をする。そして、内線電話機に備えた特定機能キーを押下することで、その発信元加入者番号へダイヤル発信するというもので、容易で、かつ正確に再発呼ができるというものである。
特開昭59−61394号公報 特開平4−105450号公報
しかしながら、(特許文献2)の交換機システムにおいては、発信元の加入者電話番号や氏名情報などの固定的な情報しか蓄積することが出来ず、柔軟性に欠けるものであった。さらに、これらの情報は、交換機の内部に備えられたメモリに格納される。従って、その情報の件数が不足しても、メモリの増設は、交換機当初の設計で決定されるため、増設するメモリを実装するスペースがなかったり、プログラムの変更が必要となったりして、情報の件数を増加させることは容易ではない。また、交換機は高額な装置であるため、宿泊施設であるホテルなどに一度導入されると、蓄積できる件数が不足するからといって、記憶装置が大きい交換機へ買い換えるということは容易ではない。
本発明は、着信者が不在または話し中であるときに、発信者からのメッセージを蓄積することができ、そのメッセージを記憶する容量を容易に大容量化することが可能な交換機システムを提供することを目的とする。
本発明の交換機システムは、内線電話機と、内線電話機からのメッセージを記憶する記憶手段を有する内線端末とが接続される交換機システムであって、内線電話機に対するメッセージがある旨の通知を内線端末から受信すると、内線電話機へメッセージの登録有りの通知を行うとともに、内線電話機からメッセージの登録有りの通知に対応するメッセージの読み出し要求があると内線端末から要求に対応するメッセージを内線端末の記憶手段から取り出して、内線電話機へ送信する制御手段を有することを特徴とする。
以上のように本発明は、内線電話機へのメッセージを格納する記憶手段を、交換機とは別に備えることにより、メッセージを蓄える記憶手段が交換機の外部に備えることができるので、交換機の装置の大きさや、交換機に内蔵されるメモリの仕様に影響されることなく、大容量の記憶手段を有する内線端末を容易に準備することができる。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、内線電話機と、内線電話機からのメッセージを記憶する記憶手段を有する内線端末とが接続される交換機システムであって、内線電話機に対するメッセージがある旨の通知を内線端末から受信すると、内線電話機へメッセージの登録有りの通知を行うとともに、内線電話機からメッセージの登録有りの通知に対応するメッセージの読み出し要求があると内線端末から要求に対応するメッセージを内線端末の記憶手段から取り出して、内線電話機へ送信する制御手段を有することを特徴としたものであり、内線端末へのメッセージを格納する記憶手段を、交換機とは別に備えることにより、メッセージを蓄える記憶手段が交換機の外部に備えることができるので、交換機の装置の大きさや、交換機に内蔵されるメモリの仕様に影響されることなく、大容量の記憶装置を容易に準備することができる。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、制御手段は、内線電話機へのメッセージの登録有りの通知を行うに際し、内線電話機が読み出し要求をしていないメッセージの件数を含めることを特徴としたものであり、制御手段は、交換機システムにメッセージを通知する機能のほかに、内線電話機が読み出し要求をしていないメッセージの件数(未参照件数)を通知する機能を有することにより、内線電話機の使用者は、メッセージが複数あることを内線電話機から把握することができるため、メッセージ閲覧漏れを回避することができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、内線電話機が接続される交換機システムに接続可能な内線端末であって、内線電話機へのメッセージを格納する記憶手段と、記憶手段へ格納するメッセージを入力するための入力手段と、メッセージを記憶手段から取り出して交換機システムへ送信するメッセージ送信手段と、入力手段から所定の入力があると、内線電話機にメッセージがある旨の通知を行うメッセージ登録通知手段とを有することを特徴としたものであり、内線電話機へのメッセージを格納する記憶手段を、交換機ではなく内線端末に備えることにより、メッセージの記憶手段を交換機の外部に備えることができるので、交換機の装置の大きさや、交換機に内蔵されるメモリの仕様に影響されることなく、大容量の記憶手段を有する内線端末を容易に準備することができる。
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、内線電話機が接続される交換機システムに接続可能な内線端末に用いられるコンピュータプログラムであって、内線端末が有するコンピュータを、内線電話機へのメッセージを格納するための記憶手段と、記憶手段へ格納するメッセージを入力するための入力手段と、メッセージを記憶手段から取り出して交換機システムへ送信するメッセージ送信手段と、メッセージが記憶手段に格納される
と、内線電話機にメッセージがある旨の通知を行うメッセージ登録通知手段として機能させるコンピュータプログラムとしたものであり、内線電話機へのメッセージを格納する記憶手段を、交換機ではなく内線端末であるコンピュータに備えることにより、メッセージの記憶手段を交換機の外部に備えることができるので、交換機の装置の大きさや、交換機に内蔵されるメモリの仕様に影響されることなく、大容量の記憶手段を有する内線端末を容易に準備することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る交換機システムを図1から図3に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る交換機システムの構成図である。図2および図3は、本発明の実施の形態1に係る交換機システムの動作を説明する図である。
まず、本発明の実施の形態1に係る交換機システムの構成を図1に基づいて説明する。図1に示すように、交換機システム1は、構内交換機2と、構内交換機2に接続される内線電話機3と、構内交換機2に接続される内線端末であるパーソナルコンピュータ電話機(以下、PC電話機と称す。)4とを有している。なお、PC電話機4も内線電話機3と同様に内線電話機として使用することができる。
2は交換機であり、回線インタフェース部10、内線インタフェース部11、CTIインタフェース部12、時分割スイッチ13、制御手段14から構成される。回線インタフェース部10は、一般電話公衆網、もしくは専用回線(外線)5に接続するためのインタフェースであり、一般電話公衆網、もしくは専用回線5からの着信や発信元番号などを検出して制御手段14に通知したり、制御手段14からの要求によりオフフック・オンフック動作や一般電話公衆網5への電話番号情報送信などを行う。なお、図1では、回線インタフェース部10を1つしか図示していないが、アナログ電話回線用のインタフェースやISDNなどのデジタル電話回線用のインタフェースなど複数備えることができる。
内線インタフェース部11は、構内交換機2と内線電話機3との間の通信を行うためのインタフェースであり、データや音声信号の送受信を行う。構内交換機2から内線電話機3へ送信されるデータには、構内交換機2からの着信鳴動・表示命令、メッセージウェイティングランプ点灯要求、各種表示要求などがあり、内線電話機3から構内交換機2へ送信されるデータには、後述するPC電話機4のキー入力手段23からのキー入力情報、記憶手段24に格納したメッセージなどがある。
なお内線インタフェース部11は、内線電話機3との接続用に2芯のケーブルが使用され、内線電話機3との通信には、2B+Dのフレーム構成で、HDLC(High Level Data Link Control)手順が使われる。
CTI(Computer Telephony Integration)インタフェース部12は、コンピュータシステムを統合した多種多様なCTIシステムを構築するために、外部とのデータ通信を行うためのもので、汎用的なインタフェースが使用される。例えば、パーソナルコンピュータなどに標準で搭載される、USB(Universal Serial Bus)や100Base−TのLAN(Local Area Network)や、双方向シリアル通信が可能なRS−232Cや、双方向パラレルインタフェースなどが使用できる。
CTIインタフェース部12として、100Base−TのLANを使用する場合には、PC電話機4との間にHUBなどの集線装置や、リピータなどの中継装置が、必要となる。
なお、CTIインタフェース部12は、内線インタフェース部11に接続する形式のも
のであってもよい。この場合CTIインタフェース部12は、内線インタフェース部11とLANなどとの間での信号形式の変換を行う。時分割スイッチ13は、内線−外線間や内線−内線間の通話路の接続・切断のために使用されるものであり、後述の制御手段14により制御される。
制御手段14は、外線と内線との間、および内線相互間の交換動作や、CTIインタフェース部12を介してPC電話機4とデータ通信を行う機能を有する。また、制御手段14は、内線電話機3に設けられたランプの点灯、点滅、滅灯などの制御と、機能ボタンごとの機能を制御手段14内に定義し、機能ボタンの押下を検出すると、その機能に応じた処理を行う。図1においては、便宜上、内線電話機を2台のみ図示し、内線電話機3aと内線電話機3bとする。
次に、本発明の実施の形態1に係る交換機システムのPC電話機4の構成について説明する。PC電話機4は、会話をする際に使用する音声入出力手段21と、情報の表示を行う表示手段22と、オペレータがメッセージなどを入力する際に使用するキー入力手段23と、内線電話機へのメッセージなどを格納する記憶手段24と、メッセージを記憶手段24から取り出して構内交換機2へ送信するメッセージ送信手段及びキー入力手段23から所定の入力があると、PC電話機4内にメッセージがある旨の通知を行う通知手段である通信手段20および制御手段25とを有している。
このPC電話機4は、内部に有するコンピュータを、音声入出力手段21と、表示手段22と、キー入力手段23と、記憶手段24と、通信手段20と、制御手段25として機能させるコンピュータプログラムにより動作させることができる。通信手段20は、構内交換機2へデータ通信する機能を有し、構内交換機2のCTIインタフェース部12と同じインタフェースで構成される。
音声入出力手段21は、音声処理回路、スピーカ及びヘッドフォンやハンドセットなどを接続するためのインタフェースを有し、CTIインタフェース部12から送られる音声デジタル信号をアナログ信号に変換してヘッドフォン等に出力したり、ヘッドフォンやハンドセットなどからのアナログ音声信号をデジタル信号に変換する等の動作を行う。
表示手段22は、構内交換機2から送信される情報、例えば外線5や各内線電話機3の着信、話し中などの状態情報を表示したりする機能を有し、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)などが使用でき、文字表示できるものであれば使用可能である。
キー入力手段23は、オペレータが操作し発信元情報を入力する際に使用する。文字入力が可能なキーボードなどが使用でき、マウスも付属させることでより、操作性が向上する。また、表示手段22に表示されたGUI(graphical user interface)ボタンなどを押下することにも使用される。
記憶手段24は、オペレータがキー入力手段23を使用して入力するメッセージなどを蓄積して構築するメッセージデータベースを格納している。メッセージデータベースは、メッセージの他に、内線電話機3にて参照したか否かのステータスもメッセージに関連付けて保持している。記憶手段24は、ハードディスク装置や、揮発性メモリであるバッテリバックアップメモリや、フラッシュメモリや、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを使用することができる。ハードディスク装置を使用するのが、容量当たりのコストを抑えることができるので望ましい。
制御手段25は、PC電話機4の全体を統括制御する。具体的には、構内交換機2より
外線の着信があった場合は、CTIインタフェース部12および通信手段20を介してその着信信号が受信されるので、制御手段25は、その音声データを音声として変換して音声入出力手段21のスピーカよりオペレータへ通知する。そしてオペレータの発した音声は音声入出力手段21に接続したヘッドセット等のマイクより入力されるので、制御手段25は、音声を音声データとして通信手段20へ送信し、構内交換機2を介して発信元へ届く。
また、制御手段25は、キー入力手段23を操作して入力された、オペレータが発信元との会話にて取得する発信元加入者電話番号、発信元情報(氏名など)および伝言などを、表示手段22へ表示し、記憶手段24のメッセージデータベースへ格納する。また、格納されたメッセージデータベースの内容を、通信手段20および構内交換機2を介して内線電話機3へ送信する。
以上のように構成される本発明の実施の形態1に係る交換機システムに用いられる内線端末であるPC電話機4は、PC−AT互換であるパーソナルコンピュータが使用できる。PC−ATに互換性を持ったパーソナルコンピュータは、様々なメーカから提供されているので、安価な装置を容易に準備することができる。
次に、本発明の実施の形態1に係る交換機システムの内線電話機の構成について説明する。内線電話機3は、内線6を介して内線インタフェース部11に接続され、図示していないが、使用者が通話に使用する受話器と、受話器とカールコードで接続された本体部とで構成される。内線電話機3の本体部には、発信する場合に加入者電話番号を入力する0〜9,*、#などのダイヤルキー(図示せず)の他に、入力した数字や、発信元情報を表示する表示部30と、発信元情報の読み込みを指示する機能ボタン31と、使用者に発信元情報の有無を知らせるランプ32を備えている。
表示部30は、キャラクタタイプやグラフィックスタイプの液晶パネルディスプレイ(LCD)を使用することができる。機能ボタン31は、ランプ32と一体的に形成されたボタンであり、複数備えている。機能ボタン31を押下することで、機能ボタン31に割り当てられたコードが内線電話機3から構内交換機2へ通知される。構内交換機2の制御手段14は、その機能ボタン31に割り当てられたコードを受信すると、コードに定義された機能を実施する機能を有している。ランプ32は、LED(light-emitting diode)で構成することができる。
この機能ボタン31及びランプ32としては、メッセージウェイティングランプ付のボタンや内線・外線ボタンなどを割り当てることができる。例えば、機能ボタン31をメッセージウェイティングボタンとして割り当てた場合、構内交換機2から内線電話機3がメッセージウェイティングランプ点灯指示(メッセージ登録有りの通知)を受けると、その機能ボタン31に対応するランプ32が点灯する。
以上にように構成される本発明の実施の形態1の交換機システムの動作について、図1から図3、および図6に基づいて説明する。図2および図3は、本発明の実施の形態1に係る交換機システムの動作を説明する図である。図6は、メッセージデータベースのテーブルの構成を示す図である。
図2に示すように、外線5から構内交換機2に発呼されると構内交換機2の回線インタフェース部10へ着信する。着信検出した回線インタフェース部10は、制御手段14に対し着信を通知する(S100)。また、外線5から着信と同時に発呼者の電話番号、及び名前情報(以下、発呼者情報と称す)が送られてきた場合には、その発呼者情報を検出する。
制御手段14は、回線インタフェース部10からの着信の通知を受け取ると、予め設定した着信先インタフェース(ここでは、CTIインタフェース部12が設定されているとする)へ、着信情報を送信する。この着信情報には、着信鳴動要求や表示情報(着信した回線インタフェースの番号、発呼者情報等)が含まれる。PC電話機4の制御手段25は、CTIインタフェース部12から着信情報を受信し、この着信情報に従って、通信手段20を介して音声入出力手段21のスピーカを着信鳴動させるとともに、表示手段22へ着信したことを示す表示(着信した回線インタフェースの番号、発呼者情報等を含む)を行う(S101)。表示手段22への表示は、回線インタフェース部の番号、発呼者情報とともに、フックボタン、メッセージウェイティング通知ボタン、転送ボタンをGUI表示し、又メッセージ入力用のテキストボックスの表示も行う。
PC電話機4のオペレータが、この着信に対して応答するために、表示手段22上のフックボタンをキー入力手段23のマウス等で押下すると、フックボタンの押下が制御手段25により検出される。そして、制御手段25は、オフフックしたことを通信手段20およびCTIインタフェース部12を介して構内交換機2の制御手段14へ通知する(S102)。ここで、PC電話機4のフックボタン押下動作は、キー入力手段23の一部をフックボタンとして割り当て、このフックキーの押下により行う構成としてもよい。
オフフックの通知を受けた制御手段14は、回線インタフェース部10とCTIインタフェース部12との音声パスを接続するよう時分割スイッチ13を制御する。また、制御手段14は、外線5から発呼した電話機に対し回線インタフェース部10を介して着信応答したことをオフフックにより通知するとともに、外線5との接続完了通知をCTIインタフェース部12を介してPC電話機4に行う(S103)。PC電話機4の制御手段25は、接続完了通知を受信すると、通話開始の表示を表示部に行う。
以降、A線で示される経路で、外線5の発信元と、PC電話機4のオペレータが通話を行う。ここで、発信元が内線電話機3aとの接続をPC電話機4のオペレータ要求した場合、PC電話機4のオペレータは、着信した呼を内線電話機3aへ転送するように試みる。
具体的には、
(1)PC電話機4のオペレータは、表示手段22に表示された転送ボタンをキー入力手段23を用いて押下する。
(2)転送ボタン押下の情報が制御手段25により構内交換機2に通知される。
(3)構内交換機2の制御手段14は、回線インタフェース部10とCTIインタフェース部12の間の音声パスを切断し、回線インタフェース部10と保留音源(図示せず)との音声パスを接続して、外線5との通信を保留状態にする。
(4)その後、PC電話機4のオペレータが、キー入力手段23の番号キーを用いて内線電話機3aの内線番号を入力する。
(5)制御手段25は、入力された内線番号の情報を構内交換機2に通知するとともに、記憶手段24に(4)で入力された内線番号を記憶する。
(6)構内交換機2の制御手段14は、PC電話機4から通知された内線番号に基づき、着信報知すべき内線インタフェース部11が着信可能かどうかを判別する。
(7)判別の結果、着信可能と判別した場合には、着信報知すべき内線インタフェース部11から内線電話機3aに対し着信鳴動要求及び着信表示情報(PC電話機4の内線番号を含む)を出力する。また、制御手段14は、時分割スイッチ13を制御して、CTIインタフェース部12とリングバックトーン音源との間の音声パスを接続し、PC電話機4にリングバックトーンを出力する。
(8)一方、着信報知すべき内線インタフェース部11が着信不可(他の電話機と通話中等により)と判別した場合、制御手段14は、時分割スイッチ13を制御して、CTIインタフェース部12とビジートーン音源との間の音声パスを接続し、PC電話機4にビジートーンを出力する。
着信した呼を内線電話機3aへ転送するように試みた結果、内線電話機3aから応答がない(不在)又は通話中であり転送できない場合、PC電話機4のオペレータは、外線5から発呼者へその旨を音声により通知する。その後、外線5の発呼者から内線電話機3aの使用者に対する伝言メッセージ(加入者電話番号、氏名、伝言など)を聞く(S104)。
オペレータは、キー入力手段23を使用して、発信元から聞いたメッセージを表示手段22上に表示されたテキストボックスにメッセージを入力する(S105)。メッセージの入力が終了し、オペレータが、キー入力手段23を使用して、表示手段22上に表示されているメッセージウェイティング通知ボタンを押下する。
制御手段25は、メッセージウェイティング通知ボタンが押下されたことを検出すると、テキストボックスに入力されたメッセージを内線電話機3aの内線番号に対応づけて、時刻及び発信元の発呼者情報とともに記憶手段24へメッセージデータベースに格納する(S106)。このメッセージデータベースのテーブルは、図6のように構成されている。図6中、未参照フラグは、内線電話機からメッセージを閲覧されていないことを示す情報であり、記憶手段24へ記憶される際には、「1」に設定されており、構内交換機2に送信されたときに「0」に変更される。
制御手段25は、メッセージを記憶手段24のメッセージデータベースに格納すると、このメッセージに対応する内線番号に何件未参照メッセージ(未参照フラグ「1」のもの)があるかをメッセージデータベースから検出する(S107)。そして、その内線番号に対するメッセージウェイティング要求とともに検出した未参照件数を未参照情報として構内交換機2の制御手段14へ通知する(S108)。
構内交換機2の制御手段14は、PC電話機4からメッセージウェイティング要求及び未参照情報を受信すると、このメッセージウェイティング要求に対応する内線番号を有する内線電話機3aに対し、内線電話機3aのランプ32の点灯指示を内線インタフェース部11を介して出力し(S109)、点灯指示を受けた内線電話機3aは、メッセージウェイティングを示すランプ32を点灯させる(S110)。
そして、構内交換機2の制御手段14は、未参照件数を内線インタフェース部11を介して内線電話機3aの表示部30へ表示指示を出力する(S111)。
内線電話機3aは、未参照件数の表示指示を受信すると、表示部30へ未参照件数を表示する(S112)。
図3に示すように、内線電話機3aの使用者は、不在または話し中の状態から、発信可能な状態となった場合に、ランプ32および表示部30を見て、メッセージを閲覧するた
めに、メッセージウェイティング機能を割り付けた機能ボタン31を押下する(S113)。
構内交換機2の制御手段14は、内線電話機3aから内線インタフェース部11を介して、メッセージウェイティング機能を割り付けた機能ボタン31が押下された情報を受信すると、CTIインタフェース部12を介してPC電話機4に対し、内線電話機3aの内線番号と機能ボタン31であるメッセージウェイティングボタンが押下された旨の情報を送信する(S114)。PC電話機4の制御手段25は、内線電話機3aの内線番号とメッセージウェイティングボタンが押下された旨の情報を受信すると、その内線番号に対応するメッセージで未参照のメッセージをメッセージデータベースのテーブルから未参照フラグを参照して検索する(S115)。
検索の結果、未参照のメッセージがあると判断した場合、制御手段25は、未参照のメッセージのうち最新の時刻のものを取出して、CTIインタフェース部12を介して構内交換機2に送信するとともに、未参照のメッセージの件数をカウントして、未参照件数をCTIインタフェース部12を介して構内交換機2に送信する(S116)。一方、未参照メッセージがない場合には、制御手段25は、未参照メッセージがない旨をCTIインタフェース部12を介して構内交換機2へ送信するとともに、参照メッセージの件数をカウントして、その件数をCTIインタフェース部12を介して構内交換機2へ送信する。
構内交換機2の制御手段14は、PC電話機4からメッセージデータ及び未参照件数を受信すると、それらを記憶手段(図示せず)に記憶するとともに、内線インタフェース部11を介して内線電話機3aに対し、受信したメッセージデータのうち最新の時刻のメッセージと未参照件数を送信する(S117)。内線電話機3aは、構内交換機2から受信したメッセージデータ及び未参照件数を表示部30に表示する(S118)。
未参照件数が2以上である場合に、内線電話機3aのオペレータは、メッセージウェイティングボタン機能を割り付けた機能ボタン31の押下することにより、以下S114〜118の動作が行われ、未参照のメッセージを表示することができる。
そして、未参照のメッセージがなくなった場合に、制御手段14は、内線電話機3aのメッセージウェイティング機能を割り付けた機能ボタン31に対応するランプ32を消す命令を内線電話機3aへ送信する(S119)。内線電話機3aは、構内交換機2からこの要求を受信すると、機能ボタン31に対応するランプ32を消灯する(S120)。
なお、未参照メッセージがなくなったとの判断は、PC電話機4からメッセージとともに送信される未参照件数が1の場合に、このメッセージを内線電話機3aに表示すると、未参照メッセージがなくなったと判断し、未参照件数が、2以上の場合には、未参照メッセージがあると判断する。
なお、PC電話機4は、記憶手段24に記憶したメッセージデータベースの内容をキー入力手段23を用いて、変更することができる。従って、一旦メッセージデータベースへメッセージを誤った内容で登録した場合あっても、キー入力手段23からの入力操作により、メッセージデータベースのメッセージを表示手段22に呼び出し、メッセージ内容を修正して、メッセージデータベースへ修正したメッセージを再登録(上書き登録)することができる。また、この場合、未参照のメッセージだけを再登録可能とし、参照済のものは、再登録できないようにすることもできる。このようにすれば、内線電話機3が参照したメッセージを再度参照する際に、メッセージが書き換わっているという不具合を防止することが可能である。
このように、発呼者情報を蓄える記憶手段24が構内交換機の外部に備えられるので、大容量の記憶装置を容易に準備することができる。また、PC−AT互換のあるパーソナルコンピュータなどを記憶装置として用いることで、容易に安価な大容量の記憶装置を準備することができる。よって、加入者電話番号や発信元氏名のみならず伝言など、様々なメッセージがメッセージデータベースとして構築することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る交換機システムについて図1、図4及び図5に基づいて説明する。図4及び図5は、本発明の実施の形態2に係る交換機システムの動作を説明する図である。
実施の形態1では、未参照件数を能動的にPC電話機から構内交換機へ通知をしたが、実施の形態2では、構内交換機からの要求により未参照件数を通知するように制御することを特徴としている。実施の形態2に係る交換機システムは、実施に形態1で説明した交換機システムと同じ構成であるため、同符号を付して機能の説明は省略する。
図3に示すように、メッセージをPC電話機4の記憶手段24へ登録するS100〜S106までは、実施の形態1と同様なので、説明は省略する。
制御手段25は、メッセージデータベースに格納したメッセージことを示す情報及び内線電話機3aの内線番号に対するメッセージウェイティング要求を構内交換機2の制御手段14へ通知する(S121)。
構内交換機2の制御手段14は、PC電話機4からメッセージウェイティング要求を受信すると、このメッセージウェイティング要求に対応する内線番号を有する内線電話機3aに対し、内線電話機3aのランプ32の点灯指示を内線インタフェース部11を介して出力し(S122)、点灯指示を受けた内線電話機3aは、メッセージウェイティンを示すランプ32を点灯させる(S123)。
制御手段14は、PC電話機4の制御手段25へ、メッセージウェイティング要求に対応する内線番号(内線電話機3a)に関する未参照件数を問い合わせる(S124)。
制御手段25は、記憶手段24のメッセージデータベースに内線電話機3aに関するメッセージの未参照件数を検索し(S125)、未参照件数を構内交換機2の制御手段14へ通知する(S126)。
そして、構内交換機2の制御手段14は、未参照件数を内線インタフェース部11を介して内線電話機3aの表示部30へ表示指示を出力する(S127)。
内線電話機3aは、未参照件数の表示指示を受信すると、表示部30へ未参照件数を表示する(S128)。
内線電話機3aの使用者は、不在または話し中の状態から、発信可能な状態となった場合に、ランプ32および表示部30を見て、メッセージを閲覧するために、メッセージウェイティング機能を割り付けた機能ボタン31を押下する(S129)。
構内交換機2の制御手段14は、内線電話機3aから内線インタフェース部11を介して、メッセージウェイティング機能を割り付けた機能ボタン31が押下された情報を受信すると、CTIインタフェース部12を介してPC電話機4に対し、内線電話機3aの内線番号とメッセージウェイティングボタンが押下された旨の情報を送信する(S130)
。以下の動作は、本発明の実施の形態1のS115〜S120の動作と同様であるため、省略する。
内線電話機3aの使用者は、不在または話し中の状態から、発信可能な状態となった場合に、ランプ32および表示部30を見て、発信元情報を読み込むために、機能ボタン31を押下することで、構内交換機2に保持された発信元情報を、表示部30へ表示させることができる。
本発明に係る交換機システムは、ホテルなどに設置され、不在や話し中で着信に応答ができない場合に、メッセージを保持するメッセージウェイティング機能が必要な用途にも有用である。
本発明の実施の形態1に係る交換機システムの構成図 本発明の実施の形態1に係る交換機システムの動作を説明する図 本発明の実施の形態1に係る交換機システムの動作を説明する図 本発明の実施の形態2に係る交換機システムの動作を説明する図 本発明の実施の形態2に係る交換機システムの動作を説明する図 メッセージデータベースのテーブルの構成を示す図
符号の説明
1 交換機システム
2 構内交換機
3,3a,3b 内線電話機
4 PC電話機
5 一般電話公衆網,専用回線,外線
6 内線
10 回線インタフェース部
11 内線インタフェース部
12 CTIインタフェース部
13 時分割スイッチ
14 制御手段
20 通信手段
21 音声入出力手段
22 表示手段
23 キー入力手段
24 記憶手段
25 制御手段
30 表示部
31 機能ボタン
32 ランプ

Claims (4)

  1. 内線電話機と、前記内線電話機からのメッセージを記憶する記憶手段を有する内線端末とが接続される交換機システムであって、
    前記内線電話機に対するメッセージがある旨の通知を前記内線端末から受信すると、前記内線電話機へ前記メッセージの登録有りの通知を行うとともに、前記内線電話機から前記メッセージの登録有りの通知に対応するメッセージの読み出し要求があると前記内線端末から前記要求に対応する前記メッセージを前記内線端末の前記記憶手段から取り出して、前記内線電話機へ送信する制御手段を有することを特徴とする交換機システム。
  2. 前記制御手段は、前記内線電話機へのメッセージの登録有りの通知を行うに際し、前記内線電話機が読み出し要求をしていないメッセージの件数を含めることを特徴とする請求項1に記載の交換機システム。
  3. 内線電話機が接続される交換機システムに接続可能な内線端末であって、
    前記内線電話機へのメッセージを格納する記憶手段と、
    前記記憶手段へ格納する前記メッセージを入力するための入力手段と、
    前記メッセージを前記記憶手段から取り出して前記交換機システムへ送信するメッセージ送信手段と、
    前記入力手段から所定の入力があると、前記内線電話機にメッセージがある旨の通知を行うメッセージ登録通知手段とを有することを特徴とする内線端末。
  4. 内線電話機が接続される交換機システムに接続可能な内線端末に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記内線端末が有するコンピュータを、
    前記内線電話機へのメッセージを格納するための記憶手段と、
    前記記憶手段へ格納する前記メッセージを入力するための入力手段と、
    前記メッセージを前記記憶手段から取り出して前記交換機システムへ送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージが記憶手段に格納されると、前記内線電話機にメッセージがある旨の通知を行うメッセージ登録通知手段として機能させるコンピュータプログラム。
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