JP2007142635A - 構内交換システム - Google Patents

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Hiroyuki Miyamura
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Abstract

【課題】1客室の内線番号をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができる構内交換システムを提供する。
【解決手段】主内線番号(上記、内線1に相当)と、主内線番号にコネクトされる着信先内線番号(内線2および内線3に相当)が記載されたコネクト内線データテーブルを格納する制御装置4を有する構内交換機2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホテル、旅館、病院等に設置される構内交換システムに係り、特に、1つの内線番号をダイヤル発信して内線番号の異なる複数の内線電話機を同時に呼び出すことが可能な構内交換システムに関する。
ホテルや旅館などでは、客室間を仕切っている間仕切りを取り外し、複数の客室を一客室(コネクトルーム)として提供したり、逆にコネクトルームに間仕切りをして複数の客室として提供することがある。
例えば、3つの客室をコネクトルームとして提供した場合、複数の内線電話機(例えば、3台の客室電話機)の内線番号は、それぞれ元の客室の内線番号になっているため、1つの客室電話機の内線番号をダイヤル発信しても、1つの客室電話機を呼び出すだけで、コネクトルーム全体の客室電話機(3台)を同時に呼び出すことができない。
従来の構内交換システムは、コネクトルームの複数の客室電話機を同時に呼び出すために、元の客室の内線番号と異なる仮想内線番号を設定することにより、仮想内線番号をダイヤル発信すると、コネクトルームの全て(例えば、3台)の客室電話機を呼び出すものが知られている。
また、従来の構内交換システムは、「特許文献1」に開示されているように、部署毎(部単位、課単位など)の複数の内線電話機をグループ化し、それぞれのグループにグループ番号を設定することにより、グループ番号に着信すると、グループを構成する全ての内線電話機に着信させ、いずれの内線電話機からも応答できるものである。
特開2005−217719号公報
従来の構内交換システムは、コネクトルームの全ての内線電話機を呼び出すためには、仮想内線番号を設定するため、本来の客室内線電話機の内線番号(客室番号と同じ)と異なってしまい、仮想番号を間違えてしまったり、覚えるのが煩わしい課題がある。
また、コネクトルームの客室構成および解消が、頻繁に行われる場合には、仮想番号の変更も多く、仮想番号の変更または解消の設定に、多くの時間が費やされる。
「特許文献1」に開示された従来の構内交換システムも、グループ番号をグループの共通番号とするので、上記と同じような課題がある。
なお、複数の旅行者がフロアの異なる客室に宿泊しているようなケースで、1つの客室の内線番号を呼び出すと、複数の旅行者の客室を全て呼び出せるようにできるシステムも望まれている。
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は1客室の内線番号をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができる構内交換システムを提供することにある。
前記課題を解決するためこの発明に係る構内交換システムは、1つの内線番号をダイヤル発信すると、内線番号の内線電話機を呼び出すとともに、内線番号の異なる複数の内線電話機を同時に呼出す構内交換システムにおいて、構内交換機は、1つの内線番号を主内線番号として、主内線番号に関連した着信先内線番号をコネクト内線データテーブルとして記憶する記憶装置を備え、ダイヤル発信された内線番号がコネクト内線データテーブルの主内線番号と一致する場合、主内線番号および主内線番号に関連した着信先内線番号の内線電話機を同時に呼び出すことを特徴とする。
この発明に係る構内交換システムの構内交換機は、1つの内線番号を主内線番号として、主内線番号に関連した着信先内線番号をコネクト内線データテーブルとして記憶する記憶装置を備え、ダイヤル発信された内線番号がコネクト内線データテーブルの主内線番号と一致する場合、主内線番号および主内線番号に関連した着信先内線番号の内線電話機を同時に呼び出すので、一つの客室番号を覚え、その客室番号(主内線番号)をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができる。
また、この発明に係る記憶装置は、主内線番号毎に、現在の内線状態、接続先内線を記憶する内線状態管理テーブルを備えたことを特徴とする。
この発明に係る記憶装置は、主内線番号毎に、現在の内線状態、接続先内線を記憶する内線状態管理テーブルを備えたので、構内交換機は、全ての内線電話機の状態を把握することができる。
さらに、この発明に係る構内交換機は、コネクト内線データテーブルに、主内線番号および着信先内線番号を設定し、あるいは削除する端末装置を収容することを特徴とする。
この発明に係る構内交換機は、コネクト内線データテーブルに、主内線番号および着信先内線番号を設定し、あるいは削除する端末装置を収容するので、主内線番号および着信先内線番号の設定または削除する単純な操作で、コネクトルームの設定または解消ができる。
この発明に係る構内交換システムの構内交換機は、1つの内線番号を主内線番号として、主内線番号に関連した着信先内線番号をコネクト内線データテーブルとして記憶する記憶装置を備え、ダイヤル発信された内線番号がコネクト内線データテーブルの主内線番号と一致する場合、主内線番号および主内線番号に関連した着信先内線番号の内線電話機を同時に呼び出すので、一つの客室番号を覚え、その客室番号(主内線番号)をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができ、使い勝手の良さをアピールすることができる。
また、この発明に係る記憶装置は、主内線番号毎に、現在の内線状態、接続先内線を記憶する内線状態管理テーブルを備えたので、構内交換機は、全ての内線電話機の状態を把握することができ、コネクトルームの内線電話機の呼出しを適切に実行することができる。
さらに、この発明に係る構内交換機は、コネクト内線データテーブルに、主内線番号および着信先内線番号を設定し、あるいは削除する端末装置を収容するので、主内線番号および着信先内線番号の設定または削除する単純な操作で、コネクトルームの設定または解消ができ、利便性の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る構内交換システムの一実施の形態システム構成図である。なお、構内交換システムは、ホテルに設置された場合について説明する。
図1において、構内交換システムは、ホテル内に設置された構内交換機2と、客室に設置された客室電話機である内線電話機TEL1〜TELnと、フロントに設置され、パーソナルコンピュータなどで構成される端末装置9とから構成されている。
構内交換機2は、時分割交換機で構成され、ライン回路LN1〜LNn相互間、ライン回路LN1〜LNnとレジスタRG1〜RGkとの間を接続し、通話路を形成する通話路スイッチ3、内線電話機TEL1〜TELnが収容されるライン回路LN1〜LNn、内線電話機TEL1〜TELnに発信音(ダイヤルトーン)送信し、ダイヤル発信(ここでは、内線ダイヤル発信)を受信するレジスタRG1〜RGk、構内交換機2の全体動作を制御する制御装置4、局データ、コネクト内線データテーブルTCおよび内線状態管理テーブルTSなどを記憶する記憶装置5が設けられている。
また、通話路スイッチ3、制御装置4および記憶装置5は、制御バスBUSを介して接続されている。
さらに、構内交換機2は、電話機インタフェース部6、レジスタインタフェース部7および端末装置インタフェース部8を有しており、電話機インタフェース部6、レジスタインタフェース部7および端末装置インタフェース部8は、それぞれ制御バスBUSを介して制御装置4に接続されている。
また、電話機インタフェース部6、レジスタインタフェース部7および端末装置インタフェース部8は、それぞれライン回路LN1〜LNn、レジスタRG1〜RGkおよび端末装置9に接続されている。
内線電話機TEL1〜TELnは、例えば内線番号「1000」,…,「1010」,…,「1101」が付与され、簡易化して「内線1」,…,「内線10」,…,「内線n」としても示されている。
端末装置9は、パーソナルコンピュータで構成され、一般的に、ホテルシステム管理用のホストコンピュータの端末装置としてフロントなどに設置されている。
内線電話機TEL1〜TELn相互間の通話について、構内交換機2の動作概要を示す。内線電話機TELn(内線n:内線番号「110n」)の送受器(ハンドセット)を持上げると(オフフック)、ライン回路LNnから電話機インタフェース部6を介して制御装置4が起動される。
制御装置4は、レジスタインタフェース部7を介してレジスタRG1〜RGkの空きを検索し、空いているレジスタ(例えば、レジスタRG1)を捕捉して、ライン回路LNnと補足したレジスタRG1の間を通話路スイッチ3を介して接続させる制御を行う。
レジスタRG1から内線電話機TELn(内線n:内線番号「110n」)に発信音(ダイヤルトーン)が送出される。内線電話機TELnから、例えば内線番号「1000」の内線発信が送信されると、レジスタRG1は、内線ダイヤル発信を受信し、再びレジスタインタフェース部7を介して制御装置4を起動し、内線呼出要求としてダイヤル番号(内線番号「1000」)を転送する。
制御装置4は、受信したダイヤル番号(内線番号「1000」)を解析し、内線番号「1000」の内線電話機TEL1が接続されているライン回路LN1を電話機インタフェース部6を介して捕捉し、ライン回路LN1から着信信号を内線電話機TEL1に送出させ、内線電話機TEL1のリンガを鳴動させる制御を行う。
内線電話機TEL1の送受器(ハンドセット)を持上げて(オフフック)、着信に応答することにより、再度、電話機インタフェース部6を介して制御装置4が起動される。制御装置4は、内線電話機TELn(発信者)のライン回路LNnと内線電話機TEL1(着信応答者)のライン回路LN1とを通話路スイッチ3を介して接続させ、内線の通話路を形成する制御を行う。ライン回路LNnとライン回路LN1との間の通話路が形成されることにより、内線電話機TELn(発信者)と内線電話機TEL1(着信応答者)の通話が可能になる。
次に、複数の客室をコネクトルーム化し、コネクト内線でコネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出す場合について説明する。例えば、内線電話機TEL1(内線1:内線番号「1000」)、内線電話機TEL2(内線2:内線番号「1001」および内線電話機TEL3(内線3:内線番号「1002」)の3客室をコネクトルームとし、内線1〜内線3にコネクト内線を設定し、内線1の内線番号「1000」をダイヤル発信して、内線1〜内線3を同時に呼び出すケースについて説明する。
コネクト内線を実行するに際して、ダイヤルの対象となる主内線番号(上記、内線1に相当)と、主内線番号にコネクトされる着信先内線番号(上記、内線2および内線3に相当)が記載されたコネクト内線データテーブルを構内交換機2の記憶装置5に記憶させる。
なお、主内線番号は、予め構内交換機2に収容される全ての内線電話機TEL1〜TELn(内線1〜内線n)を対象にしてコネクト内線データテーブルに記憶(登録)され、着信先内線番号は、コネクトルームを形成する時に、必要に応じて主内線番号にコネクトしてコネクト内線データテーブルに登録される。
図2はこの発明に係るコネクト内線データテーブルの一実施の形態イメージ構成図である。図2において、コネクト内線データテーブルTCは、主内線番号エリアJMおよび着信先内線番号エリアJRから構成される。
主内線番号エリアJMには、構内交換機2に収容される内線電話機TEL1〜TELnの全ての内線番号(ここでは、内線1〜内線10)が登録される。
着信先内線番号エリアJRには、主内線番号に関連してコネクト内線を構成する着信先内線番号が登録される。例えば、主内線番号1000(内線1)に関連して着信先内線番号1001(内線2)および着信先内線番号1002(内線3)がコネクト内線を形成し、主内線番号1000(内線1)にダイヤル発信すると、内線1、内線2および内線3に同時に着信させることができる。
同様に、主内線番号1003(内線4)に関連して着信先内線番号1004(内線5)がコネクト内線を形成し、内線4にダイヤル発信すると、内線4および内線5に同時に着信させることができる。
一方、主内線番号は独立して登録されているので、着信先内線としてコネクト内線を形成していても、例えば主内線番号1000(内線1)に対する着信先内線番号1001(内線2)の場合、内線2にダイヤル発信すると、通常のように、内線2だけに着信させることができる。
コネクト内線(例えば、内線1〜内線3)の場合、いずれの内線を呼出しの代表とするかによって、主内線番号と着信先内線番号の関係が変わるため、主内線番号(内線2)と着信先内線(内線1)および着信先内線番号(内線3)に設定することにより、主内線2にダイヤル発信して内線1〜内線3に同時に着信させることもできる。
主内線番号に関連した着信先内線番号は、端末装置9から入力され、端末装置インタフェース部8→制御バスBUS→制御装置4→記憶装置5の経路で、コネクト設定情報を提供することにより着信先内線番号エリアJRに設定される。
また、着信先内線番号は、端末装置9から入力され、端末装置インタフェース部8→制御バスBUS→制御装置4→記憶装置5の経路で、コネクト解除情報を提供することにより、着信先内線番号エリアJRから消去される。
図4はこの発明に係るコネクト設定情報/コネクト解除情報の一実施の形態イメージ図である。図4において、コネクト設定情報JSは、主内線番号番号(内線j:j=1〜n)と設定内線番号(内線i:i=1〜n)で構成され、図2に示す着信先内線番号エリアJRに、主内線番号の着信先内線番号として設定内線番号が登録される。具体的には、設定内線番号をコネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号エリアJRに書き込むことによって実行される。
そして、コネクト設定情報JSの設定内線番号が着信先内線番号エリアJRに登録されることによって、主内線番号がダイヤル発信された場合、主内線番号に関連した着信先内線番号にもリンガを鳴動させることが可能になる。
コネクト解除情報JOは、主内線番号(内線j:j=1〜n)と解除内線番号(内線i:i=1〜n)で構成され、図2に示す着信先内線番号エリアJRから、主内線番号の着信先内線番号として解除内線番号が解除される。具体的には、解除内線番号をコネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号エリアJRから消去することによって実行される。
そして、コネクト解除情報JOの解除内線番号が着信先内線番号エリアJRから消去されることによって、主内線番号がダイヤル発信された場合、消去された内線のリンガを鳴動させないことが可能になる。
図3はこの発明に係る内線状態管理テーブルの実施の形態イメージ図である。図3において、内線状態管理テーブルTSは、内線番号エリアJa、内線状態エリアJbおよび接続先内線番号エリアJcから構成される。
内線番号エリアJaには、予め構内交換機2が収容する内線電話機TEL1〜TELn(ここでは、内線1〜内線10)の全ての内線番号が登録される。内線状態エリアJbには、内線番号(内線1〜内線10)の空き、発信中(発呼中)、着信中、通話中などのように、内線番号の現在の呼状態を表すデータが登録される。接続先内線番号エリアJcには、内線番号エリアJaの内線1〜内線10に対し、現在接続されている内線番号が登録される。
内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbおよび接続先内線番号エリアJcのデータは、制御装置4が発信、着信ならびに通話の制御を行うことにより、登録(記憶)または消去される情報である。
例えば、内線状態管理テーブルTSの内線1は、内線状態エリアJbが着信中であり、接続先内線番号エリアJcが内線4であるので、内線4からの呼出しによって着信中であることが認識されることになる。
また、内線状態管理テーブルTSの内線4は、内線状態エリアJbが発呼中(発信中)、接続先内線番号エリアJcが内線1、内線2および内線3なので、図2のコネクト内線データテーブルTCに示す内線1を主内線番号、内線2および内線3を着信先内線番号としたコネクト内線へのダイヤル発信で、内線1〜内線3が全て着信状態にあることが認識される。
図5はこの発明に係る操作情報の実施の形態イメージ図である。図5において、操作情報JKは、操作情報の種類を表したデータであり、操作種別、操作者および付加情報で構成され、例えば、内線発信の場合、操作種別に内線呼出し、操作者に発呼内線番号(発信者)、付加情報に呼出内線番号(着信応答者)を有し、制御装置4により制御される。
図6はこの発明に係るコネクト登録/コネクト解除の一実施の形態処理動作フロー図である。図6において、制御装置4は、常に、端末装置9から提供されるコネクト設定情報JSまたはコネクト解除情報JOの受信情報があるか否かを監視している(ステップS100)。受信情報がある場合には、コネクト設定情報JSまたはコネクト解除情報JOから主内線番号(内線j)を抽出する(ステップS101)。
続いて、コネクト内線データテーブルTCの先頭の主内線番号(内線1)を指定する(ステップS102)。そして、指定した主内線番号と、抽出した主内線番号が一致するか否かを判定する(ステップS103)。一致する場合には、コネクト設定情報JSから設定内線番号(内線i)またはコネクト解除情報JOから解除内線番号(内線i)を抽出する(ステップS104)。次に、指定したコネクト内線データテーブルTCの先頭の主内線番号に関連した着信先内線番号を指定する(ステップS105)。
ステップS105で指定した着信先内線番号と、抽出した設定内線番号(内線i)または解除内線番号(内線i)が一致するか否かを判定する(ステップS106)。一致しない場合には、次の着信先内線番号を指定する(ステップS107)。
ステップS107で指定した着信先内線番号が最終の着信先内線番号を超えたか否かを判定する(ステップS108)。最終を超えていない場合には、ステップS106〜ステップS108のステップを繰り返す。
ステップS108で最終を超えた場合には、抽出した設定内線番号または解除内線番号は、コネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号エリアJRに存在しない内線番号であるということになる。
次に、コネクト設定情報JSを受信したか否かを判定し(ステップS109)、コネクト設定情報JSと判定されると、指定したコネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号に抽出されている設定内線番号(内線i)を登録して処理を終了する(ステップS110)。ステップS109で、コネクト設定以外の受信情報であれば、処理を終了する。
ステップS106において、指定した着信先内線番号と、抽出した設定内線番号(内線i)または解除内線番号(内線i)が一致する場合には、設定内線番号(内線i)または解除内線番号(内線i)は、コネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号エリアJRに存在する内線番号であるということになる。
次に、コネクト解除情報JOを受信したか否かを判定し(ステップS111)、コネクト解除情報JOと判定されると、指定したコネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号を消去して処理を終了する(ステップS112)。ステップS112で、コネクト解除以外の受信情報であれば、処理を終了する。
ステップS103において、指定した主内線番号と、抽出した主内線番号が一致しない場合には、コネクト内線データテーブルTCの2番目の主内線番号(内線2)を指定する(ステップS113)。
ステップS113で、指定したコネクト内線データテーブルTCの2番目の主内線番号(内線2)が最終の主内線番号を超えたか否かを判定する(ステップS114)。
最終の主内線番号を超えていない場合、ステップS103に移行し、コネクト内線データテーブルTCの2番目の主内線番号(内線2)が抽出したコネクト設定情報JSまたはコネクト解除情報JOの主内線番号と一致するか否かを再度判定し、処理を継続する。
ステップS114を繰り返し、指定したコネクト内線データテーブルTCの主内線番号が最終の主内線番号を超えた場合には、処理を終了する。
続いて、コネクト内線の呼出し、コネクト内線応答について説明する。図7はこの発明に係るコネクト呼出し/コネクト内線応答の一実施の形態動作シーケンス図である。なお、内線10を発信者、内線1を主内線番号、内線2および内線3を相手先内線番号としたコネクトルーム化されたコネクト内線(着信者)、レジスタRG9および制御装置4を対象にして説明する。
図7において、客室またはフロントなど、例えば内線10(内線番号「1009」)からコネクトルームの主内線番号(内線1:内線番号「1000」)をダイヤル発信する(ステップS200)。
制御装置4は、内線呼出処理により、コネクト呼出しを認識するコネクト内線データテーブルTCから主内線番号(内線番号「1000」)に関連した着信先内線番号である内線2(内線番号「1001」および内線3(内線番号「1002」)にリンガを鳴動する(ステップS201)。
ここで、内線呼出処理(ステップS201)について説明する。図8はこの発明に係るコネクト内線の呼出処理の一実施の形態動作フロー図である。制御装置4は、常時内線呼出要求を監視しているので(ステップS300)、内線呼出情報(図5に示す操作情報JK)を受信した場合、操作情報JKの発呼内線番号と呼出内線番号を抽出し(ステップS301)、抽出した呼出内線番号の内線状態管理テーブルTSが空き状態であるか否かを判定する(ステップS302)。
呼出内線番号が空きであった場合、呼出内線番号のリンガを鳴動させ(ステップS303)、呼出内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに着信中をセットし、接続先内線番号エリアJcに発呼内線番号をセットする(ステップS304)。さらに、発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに発呼中をセットし、接続先内線番号エリアJcに呼出内線番号をセットする(ステップS305)ことにより、発呼者がダイヤル発信した内線番号のリンガが鳴動されることになる。
次に、呼出内線番号のコネクト内線データテーブルTCの着信先内線番号エリアJRの先頭着信先内線番号を抽出し(ステップS306)、着信先内線番号の登録があるか否かを判定する(ステップS307)。着信先内線番号の登録がある場合、着信先内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbは、空き状態であるか否かを判定する(ステップS308)。
空き状態である場合には、コネクト呼出を認識し(ステップS309)、着信先内線番号のリンガを鳴動させ(ステップS310)、着信先内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに着信中をセットし、接続先内線番号エリアJcに発呼内線番号をセットする(ステップS311)。さらに、発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに発呼中をセットし、接続先内線番号エリアJcに着信先内線番号を追加セットする(ステップS312)。
次に、呼出内線番号のコネクト内線データテーブルTCの次の着信先内線番号を抽出しする(ステップS313)。抽出した着信先内線番号が最終を超えているか否かを判定し(ステップS314)、超えていなければステップS307に移行する。
ステップS302において、呼出内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbが空き状態でない場合、発呼者がダイヤルした内線番号は、通話中などにより使用中であり、他に呼び出すべき内線番号のある可能性があるため、ステップS306以降の処理を行う。
ステップS307において着信先内線番号がない場合、およびステップS308において、着信先内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbが空きでない場合には、ステップS313以降の処理を行う。
ステップS314において、抽出した着信先内線番号が最終を超えている場合には、処理を終了する。
これらのステップを繰り返すことにより、発呼者がダイヤルした内線番号がコネクト登録されている場合、実際にダイヤルした内線番号のほかに、着信先内線番号のリンガを鳴動させることが可能になる。
図7に戻り、ステップS201により、コネクト呼出しを認識し、リンガを鳴動された被呼者(例えば、内線2)がオフフックすることにより(ステップS202)、制御装置4は、内線応答処理によりコネクト応答を認識し、コネクト内線データテーブルTCで主内線番号に対応した着信先内線番号に対し、リンガの鳴動を停止し、発呼内線番号と応答内線番号を通話路スイッチ3で接続して通話路を形成し、通話を可能にする(ステップS203)。
ここで、内線応答処理(ステップS203)について説明する。図9はこの発明に係るコネクト内線の応答処理の一実施の形態動作フロー図である。制御装置4は、常時、内線応答要求を監視しているので(ステップS400)、内線呼出情報(図5に示す操作情報JK)を受信した場合、操作情報JKの応答内線番号を抽出し(ステップS401)、応答内線番号のリンガを停止する(ステップS402)。
応答内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに通話中をセットし、接続先内線番号エリアJcの内線番号を発呼内線番号として抽出する(ステップS403)。さらに、抽出した発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに通話中をセットし(ステップS404)、発呼内線番号と応答内線番号を通話路スイッチ3で接続して通話路を形成する(ステップS405)。これにより、応答した内線番号のリンガの鳴動を停止し、発呼者と応答者の通話を可能にする。
次に、発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの先頭の接続先内線番号を抽出し(ステップS406)、接続先内線番号の登録があるか否かを判定する(ステップS407)。接続先内線番号の登録がある場合、接続先内線番号と抽出した応答内線番号が異なる内線番号であるか否かを判定する(ステップS408)。
異なる内線番号である場合、コネクト応答を認識し(ステップS409)、接続先内線番号のリンガを停止し(ステップS410)、発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの接続先内線番号エリアJcより、抽出している接続先内線番号を削除する(ステップS411)。さらに、接続先内線番号の内線状態管理テーブルTSの内線状態エリアJbに空き状態をセットし、接続先内線番号エリアJcを全てクリアにする(ステップS412)。
続いて、発呼内線番号の内線状態管理テーブルTSの次の接続先内線番号を抽出する(ステップS413)。抽出した接続先内線番号が最終を超えたか否かを判定し(ステップS414)、超えていなければステップS407に移行する。
ステップS407において、接続先内線番号がない場合、およびステップS408において、接続先内線番号と応答内線番号が同じ場合には、ステップS413以降の処理を行う。
ステップS414において、最終の接続先内線番号を超えた場合には、処理を終了する。
これらのステップを繰り返すことにより、コネクト主内線番号をダイヤルした発呼者は、最初に応答した応答内線番号(応答者)と通話路スイッチ3で接続して通話路を形成し、通話が可能になる。
なお、発呼者がコネクトされていない内線番号や、主内線番号でない着信先内線番号にダイヤルした場合でも、同様のシーケンスにより、1対1の呼出し→応答→通話の順で、通話が可能である。
また、本実施の形態では、複数の客室をコネクトルームにした場合について説明したが、例えば家族がそれぞれ別の部屋を利用するようなケースで、家族に連絡があるような場合に、家族全体をコネクト内線にし、一つの内線番号(主内線番号)を呼び出す(ダイヤル)だけで、関連する部屋の内線を同時に呼び出すことが可能になる。
さらに、本実施の形態では、構内交換機2を時分割交換機で構成した場合について説明したが、空間分割交換機で構成してもよい。
このように、この発明に係る構内交換機2は、コネクト内線データテーブルTCに、主内線番号および着信先内線番号を設定し、あるいは削除する端末装置9を収容するので、主内線番号および着信先内線番号の設定または削除する単純な操作で、コネクトルームの設定または解消ができ、利便性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る記憶装置5は、主内線番号毎に、現在の内線状態、接続先内線を記憶する内線状態管理テーブルTSを備えたので、構内交換機2は、全ての内線電話機TEL1〜TELnの状態を把握することができ、コネクトルームの内線電話機の呼出しを適切に実行することができる。
以上説明したように、この発明に係る構内交換システム1の構内交換機2は、1つの内線番号を主内線番号として、主内線番号に関連した着信先内線番号をコネクト内線データテーブルTCとして記憶する記憶装置を備え、ダイヤル発信された内線番号がコネクト内線データテーブルの主内線番号と一致する場合、主内線番号および主内線番号に関連した着信先内線番号の内線電話機を同時に呼び出すので、一つの客室番号を覚え、その客室番号(主内線番号)をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができ、使い勝手の良さをアピールすることができる。
本発明に係る構内交換システムは、1客室の内線番号をダイヤル発信するだけで、コネクトルームの全ての内線電話機を同時に呼び出すことができ、ホテルなどの客室をコネクトルームにする全ての構内交換システムに適用することができる。
この発明に係る構内交換システムの一実施の形態システム構成図 この発明に係るコネクト内線データテーブルの一実施の形態イメージ構成図 この発明に係る内線状態管理テーブルの実施の形態イメージ図 この発明に係るコネクト設定情報/コネクト解除情報の一実施の形態イメージ図 この発明に係る操作情報の実施の形態イメージ図 この発明に係るコネクト登録/コネクト解除の一実施の形態処理動作フロー図 この発明に係るコネクト呼出し/コネクト内線応答の一実施の形態動作シーケンス図 この発明に係るコネクト内線の呼出処理の一実施の形態動作フロー図 この発明に係るコネクト内線の応答処理の一実施の形態動作フロー図
符号の説明
1 構内交換システム
2 構内交換機
3 通話路スイッチ
4 制御装置
5 記憶装置
6 電話機インタフェース部
7 レジスタインタフェース部
8 端末装置インタフェース部
9 端末装置
RG1〜RGk レジスタ
LN1〜LNn ライン回路
TEL1〜TELn 内線電話機
BUS 制御バス
JC コネクト内線データテーブル
JM 主内線番号エリア
JR 着信先内線番号エリア
TS 内線状態管理テーブル
Ja 内線番号エリア
Jb 内線状態エリア
Jc 接続先内線エリア
JS コネクト設定情報
JO コネクト解除情報
JK 操作情報

Claims (3)

  1. 1つの内線番号をダイヤル発信すると、前記内線番号の内線電話機を呼び出すとともに、内線番号の異なる複数の内線電話機を同時に呼び出す構内交換システムにおいて、
    構内交換機は、前記1つの内線番号を主内線番号として、該主内線番号に関連した着信先内線番号をコネクト内線データテーブルとして記憶する記憶装置を備え、ダイヤル発信された内線番号が前記コネクト内線データテーブルの主内線番号と一致する場合、前記主内線番号および該主内線番号に関連した前記着信先内線番号の内線電話機を同時に呼び出すことを特徴とする構内交換システム。
  2. 前記記憶装置は、前記主内線番号毎に、現在の内線状態、前記接続先内線を記憶する内線状態管理テーブルを備えたことを特徴とする請求項1記載の構内交換システム。
  3. 前記構内交換機は、前記コネクト内線データテーブルに、前記主内線番号および前記着信先内線番号を設定し、あるいは削除する端末装置を収容することを特徴とする請求項1記載の構内交換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013223019A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Ntt Docomo Inc 交換機、交換方法、プログラムおよび通話システム

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