JPH06113022A - 電子交換機システム - Google Patents

電子交換機システム

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JPH06113022A
JPH06113022A JP26240692A JP26240692A JPH06113022A JP H06113022 A JPH06113022 A JP H06113022A JP 26240692 A JP26240692 A JP 26240692A JP 26240692 A JP26240692 A JP 26240692A JP H06113022 A JPH06113022 A JP H06113022A
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JP
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dial
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JP26240692A
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Toru Iida
徹 飯田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、下数桁の置き換えを可能とし
て、より使い勝手の良いステップコール機能とした電子
交換機システムを提供することにある。 【構成】発信元の内線端末より別の内線番号の内線端末
に発信または転送操作した際に、該発信相手先または転
送先の内線端末が話中のとき、発信元の通信端末からの
追加ダイヤルを所定期間受け付ける手段14と、この追加
ダイヤルを受け付ける期間終了後に、この受けた一つ以
上の追加ダイヤル情報があるときはこの追加ダイヤル情
報を前記話中内線端末の内線番号の下位桁と置き換えて
新たな内線番号とし、この内線番号の内線端末を呼び出
すべく制御する手段14とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子交換機システム内に
おける話中転送機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交換機はマイクロプロセッサを制
御の中枢として使用するようになり、益々高インテリジ
ェント化と高機能化が図られるようになった。ところ
で、マイクロコンピュータを使用した構内交換用のディ
ジタル電子交換機は、内線と外線を収容し、内線相互
間、内線と外線間の交換接続を行うと云った基本機能の
他、様々なサービスを可能にしている。そのサ−ビス機
能の一つにステップコールと呼ばれる機能がある。
【0003】これはダイヤルした発信先あるいは転送先
の内線端末が通話中のとき、さらに1桁の番号だけダイ
ヤルすることにより、先にダイヤルした番号の下1桁を
相手話中確認後に、ダイヤルした番号に置き換え、この
置き換えた番号の内線端末に再発信する機能である。
【0004】つまり、内線から所望の内線へ発信する場
合や、あるいは外線からの着信を受けた内線の使用者
が、その着信外線をある内線に転送しようとした場合
に、その内線が話中であることを知らずにその内線にダ
イヤルしたとすると、話中音を受けることになり、その
時点で近くの内線につなぎ直すために、その内線の番号
をダイヤルし直す必要が生じるが、その場合に1桁の番
号だけダイヤルすることにより、先にダイヤルした番号
の下1桁を後からダイヤルした番号に置き換え、この置
き換えた番号の内線端末を呼ぶことができる。そのた
め、内線番号の桁数多い交換機システムを使用している
場合に、話中内線端末の近傍における別の内線を呼ぶ際
にダイヤル操作の手間が少なくて済むことになる。
【0005】一般的には、端末には内線番号を連続して
割り当てるので、ある部署やある内線番号の端末近傍の
内線端末の電話番号は近い番号になることが多いから、
目的の内線が話中であっても、近くの内線を呼ぶことで
目的の人と話ができるから、近くの電話に容易に着信さ
せることができるこのステップコール機能は大変便利で
ある。
【0006】また、構内交換用のディジタル電子交換機
を使用した電話システムを導入している場合、着信を専
任のオペレータにより交換台で受付けた後、内線に繋ぐ
と云った中継台方式をとることがあるが、この交換台の
オペレ−タにとっても、着信が集中する忙しい時間帯等
において、呼んだ内線が話中のときに、末尾桁をダイヤ
ル操作するだけで話中内線の内線番号と末尾桁のみ異な
る別の内線に着信させることができるので、取り継ぎに
要する時間が短くなることから、ステップコール機能は
大変重宝である。
【0007】すなわち、中継台にも種々のものがあっ
て、通常、ハンドセットとダイアルキー、応答操作用の
応答キーがあり、その他に内線別に内線キーとその内線
の状態(空きであるか通話中であるか)を表示する表示
ランプとを設けて、ワンキー操作でその内線を呼べるよ
うにしたものもあるが、内線数が多くなると対応しきれ
なくなるので、これの代わりに端末の状態(空きである
か通話中であるか)を表示するために、内線番号下2桁
が“00”から“99”までの100 台分の端末に対応させた
状態表示ランプを設けた内線話中表示盤(BLF)を備
えた構成とするものがある。
【0008】そして、このようなBLFを備えた中継台
においては、オペレ−タが内線番号の最終桁をダイヤル
した時点で、その番号の下2桁が“00”から“99”まで
の100 台分の端末の状態を状態表示ランプ(LED;発
光素子)の点滅により表示するが、このようなBLFを
使用する方式を採用している場合は、ダイヤルした段階
で話中状態を知っても内線キー相当のものがないので、
ダイヤルし直す必要がある。
【0009】このような場合に、下1桁を追加ダイヤル
すれば、さきのダイヤル番号の下1桁をこの追加ダイヤ
ルの番号に置き換えた新たな番号の内線を呼び出すこと
ができるステップコール機能は多忙なオペレ−タにとっ
て、大変便利な機能であるが、内線数が極めて多い大規
模な事業所では最寄りの内線電話も多数に亙り、下1桁
程度の置き換えでは実情に合わないケースも増えてい
る。
【0010】つまり、内線番号の桁数が4桁とか5桁と
かにわたるようなシステムでは、最寄りの内線端末の内
線番号も下2桁が異なると云ったケースも多くなり、こ
のような場合、従来のシステムではステップコール機能
は全く用を成さなくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】構内交換用の電子交換
機の機能の一つに、ダイヤル先内線番号の内線が話中で
あったときに追加のダイヤル操作を行うと、そのダイヤ
ル番号を話中内線電話番号の下1桁と置き換えて再度呼
び出すステップコールと呼ばれる機能があるが、従来の
ステップコール機能ではダイヤルした内線番号の下1桁
の数字のみが違う番号の内線端末にしか再呼出しできな
かった。そのため、次に呼ぼうとする端末が、先に発信
して話中であった端末の近くに設置してあるにも拘ら
ず、下から2桁目がその話中内線の内線番号と不一致で
あるならば、ステップコールは使用できないから、新た
に初めから操作しなおす必要があった。従って、機能的
には中途半端なものであり、改善が要望されている。
【0012】そこで、この発明の目的とするところは、
下数桁の置き換えを可能として、より使い勝手の良いス
テップコール機能とすることができるようにした電子交
換機システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、発信元の
内線端末より別の内線番号の内線端末に発信または転送
操作した際に、該発信相手先または転送先の内線端末が
話中のとき、発信元の通信端末からの追加ダイヤルを所
定期間受け付ける手段と、この追加ダイヤルを受け付け
る期間終了後に、この受けた一つ以上の追加ダイヤル情
報があるときはこの追加ダイヤル情報を前記話中内線端
末の内線番号の下位桁と置き換えて新たな内線番号と
し、この内線番号の内線端末を呼び出すべく制御する手
段とを具備して構成する。
【0014】
【作用】このような構成の本装置は、発信元の内線端末
より別の内線番号の内線端末に発信または転送操作した
際に、該発信相手先または転送先の内線端末が話中のと
き、受け付け手段は発信元の通信端末からの追加ダイヤ
ルを所定期間受け付ける状態になり、この追加ダイヤル
を受け付ける期間内に、発信元の内線端末より追加ダイ
ヤルの操作を行うと、その追加ダイヤルの情報を受け付
けて保持する。そして、追加ダイヤルを受け付ける期間
終了後に、制御手段はこの受けた一つ以上の追加ダイヤ
ル情報があるときはこの追加ダイヤル情報を前記話中内
線端末の内線番号の下位桁と置き換えて新たな内線番号
とし、この新たな内線番号の内線端末を呼び出すべく制
御する。
【0015】このように、相手端末が話中のとき、発信
元の内線端末より追加ダイヤル操作を行うと、その追加
ダイヤルされたダイヤル番号をその話中内線端末の内線
番号の下位桁と置き換えて新たな内線番号とし、その新
たな内線番号の端末を呼び出すように動作し、しかも、
追加ダイヤルは追加ダイヤルを受け付ける期間内、可能
であり、複数桁分可能としたので、下数桁の置き換えが
できるので、内線番号が多数ある大規模な交換システム
において、上位桁が共通する内線については下位数桁分
が異なる内線に対して、呼び出すことが可能になり、使
い勝手の良いステップコール機能とすることができる電
子交換機システムが得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図であり、図中、1 は交換機本体、2-1 〜2-n は内線
電話機、3は受付に設けられる中継台、4-1 〜4-m は局
線(外線)である。
【0018】交換機本体1 は内線端末や局線を収容し、
内線相互間、内線と外線との間の交換接続等を行うもの
で、交換回路11、トランク回路12-1〜12-m、ライン回路
(加入者回路)13-1〜13-n、制御部(中央制御装置CC)
14、記憶部15、中継台用のインタフェース16等よりな
る。
【0019】前記交換回路11は内線相互或いは内線から
外線(局線)そして外線から内線への交換接続を行うも
のであり、前記制御部14はこの交換回路11の交換動作の
制御を初め、全体の各種制御を司るものである。前記記
憶部15は前記制御部14の各種制御プログラムや各種テー
ブル、そして、設定した機能内容等のデータを記憶する
もので、その他、交換機において発生する各種情報を記
憶部15に更新記憶させるとともに、図示しないが交換機
本体1 と接続可能な保守用ターミナルとの間でデータ授
受すべく制御するプログラム等が保持される。交換機本
体1 のライン回路13-1〜13-nはそれぞれ内線毎に設けた
接続インタフェースであり、交換回路11と各内線端末と
の接続インタフェースとなる。前記トランク回路12-1〜
12-mは交換回路11とそれぞれ対応する局線4-1 〜4-m と
のインタフェースをとり、また、着信検出、回線捕捉の
ための直流ループ閉結等を行う回路である。また、図示
しないがトーン送出回路が交換回路11に接続され、電話
システムとして必要な各種シグナル音を送出できるよう
になっている。インタフェース16は中継台3と交換機本
体1 とを接続するためのもので、中継台3と音声やデー
タ、制御信号を授受する機能を有している。
【0020】前記交換機本体1 内の上述した構成要素
は、制御ハイウェイ18を介して制御部14と結合され、制
御部14は記憶部15に予め格納された制御プログラムに従
って、ライン回路13-1〜13-nやトランク回路12-1〜12-m
の間の通話路が形成されるように交換回路12を制御して
通常の交換動作を可能にする。
【0021】また、本交換機では発信や着信転送のため
に中継台3や内線端末から所望の内線にダイヤル発呼し
たした場合、着信先の内線が話中であるときには所定の
時間、ダイヤル待ちとなり、この間に、発信元の中継台
3や内線端末から追加ダイヤルすると、その追加ダイヤ
ル情報を受け付け、この追加ダイヤル情報を最初の発信
の際のダイヤル情報の下位桁と置き換えて、その新たな
内線番号を呼び出し制御し、相手が応答したならば、そ
の内線と発信元の中継台3や内線端末に接続するように
制御する機能を持たせる。
【0022】これらの制御を実現するために、記憶部15
には最初のダイアル情報を記憶する機能と、そのダイヤ
ル情報の相手内線が話中のとき、所定の時間、追加ダイ
ヤル情報を受け付ける手段と、この追加ダイヤル情報を
記憶する機能と、前記所定の時間経過後に最初のダイア
ル情報の下位桁をこの追加ダイヤル情報を置き換えて、
この新たなダイヤル情報(内線番号)の内線を呼び出し
制御する機能とからなるプログラムを格納させてある。
【0023】中継台3はハンドセットとダイアルキー、
応答キーがあり、さらに端末の状態(空きであるか通話
中であるか)を表示するために、内線番号下2桁が“0
0”から“99”までの100 台分の端末に対応させた状態
表示ランプを設けた内線話中表示盤(BLF)を備えた
構成としてある。そして、中継台3において、オペレ−
タが内線番号の最終桁をダイヤルした時点で、その内線
番号の下2桁が“00”から“99”までの100 台分の端末
の状態をBLFの状態表示ランプ(LED;発光素子)
の点滅により表示する表示制御するように、制御部14に
はBLF制御のための機能を持たせてある。次にこのよ
うな構成の本装置の作用について説明する。
【0024】このような構成において、外線からの着信
があれば、制御部14はトランク回路12-1〜12-mより着信
を検出し、代表として設定された内線端末(中継台方式
や内線グループ式の場合)もしくは、直接、対応の内線
(PBXダイアルイン;NTTから加入者番号を貰い、内
線に割り付けることで、その加入者番号のダイアルによ
り直接着信させる方式等の場合)に着信させる。そし
て、その内線端末の応答により通話路を確保し、両者の
間の通信を可能にする。
【0025】内線から受付への発呼に対しては、制御部
14はその受付側の端末である中継台3へ着信させるべく
制御し、中継台3が応答したならば、制御部14は発呼側
と着呼側の通話路確保し、両者の間の通信を可能にす
る。内線から外線への発呼は内線端末の発呼操作によ
り、制御部14はトランク回路12-1〜12-mのうちの空きの
ものを探し、この空きトランク回路を使用して通話路を
確保し、局交換機へダイアル情報を出力することで行
う。そして、局交換機を介して相手方と接続されると通
信可能になる。
【0026】内線間は発呼内線より内線番号を受けて、
該当内線番号のライン回路に対し、着信制御し、そのラ
イン回路の接続端末が応答することで通話路を確保し、
通信可能にする。
【0027】以上は電子交換機本体1 における電子交換
機としての基本機能であるが、次に図2のフローチャー
トを参照しながら、本発明の特徴部分であるステップコ
ールでの複数桁置き換え機能を中心に説明する。
【0028】中継台または内線端末より、内線番号がダ
イヤルされたときに、このダイヤル情報を制御部14は一
旦、記憶部15に記憶し、次にこの記憶した内線番号の内
線端末が空きであるか否かを調べ(S1)、空きの状態であ
れば制御部14はその内線に対して呼び出しを行うが、通
話中であれば追加ダイヤル待ちの処理に備えて待機状態
となる。
【0029】すなわち、この時点でダイヤルするに十
分、且つ、適宜な時間となる値にタイマ機能をセットし
(S2)、次にダイヤル入力があったか否かをチェックし(S
3)、ダイヤルされていなければ該タイマがタイムアップ
しているかいないかをチェックし(S6)、タイムアップし
ていなければS3に戻り、次のダイヤル入力があるかを見
る。
【0030】このとき発信元である中継台または内線端
末より、ダイヤルされたならばダイヤルされた1桁分番
号を記憶部15上に追加ダイヤル情報として記憶させる(S
4)。そして、その時点で次にダイヤルするに十分、且
つ、適宜な時間となる値にタイマ機能をセットし(S5)、
該タイマがタイムアップしているかいないかをチェック
し(S6)、タイムアップしていなければS3に戻り、次のダ
イヤル入力があるかを見る。
【0031】この状態でさらにダイヤルされたならば、
ダイヤルされた1桁分番号を記憶部15上に記憶させる(S
4)。そして、その時点でダイヤルするに十分、且つ、適
宜な時間となる値にタイマ機能をセットし直す(S5)。そ
して、該タイマがタイムアップしているかいないかをチ
ェックし(S6)、タイムアップしていなければS3に戻る。
【0032】このようにしてタイマがタイムアップする
までの間にダイヤル情報を受ければ、受けたダイヤル情
報を記憶し、タイマがタイムアップした時点で、この記
憶情報を読出すと共に、さきの話中内線に発信した際の
内線番号を記憶部15から読み出し、その内線番号の下位
桁を追加ダイヤルにより記憶部15に記憶されている番号
に置き換え、その内線番号の端末に発信する(S7)。
【0033】これにより、制御部14は1桁から複数桁
分、追加ダイヤルによるダイヤル番号に置き換えて新た
な内線番号を得、この内線番号の内線を呼び出すべく制
御する。
【0034】タイマがタイムアップするまでの時点に追
加ダイヤルがなければ、S7における元のダイヤル番号の
置き換えは行われないので、発信側に対しては回線切断
がなされるまで話中音を出すことになる。
【0035】次に話中転送の一例を示す。内線端末2-1
の内線番号が“4509”、内線端末2-2 の内線番号が“45
10”であったとする。局線から着信があり、これに中継
台3のオペレ−タが応答した結果、着信局線の通話者が
内線端末2-1 の使用者に取り継いでほしい旨、オペレ−
タに申し出ると、オペレ−タはこの局線を保留にし、内
線端末2-1 の内線番号“4509”をダイヤルする。内線端
末2-1 が話中であれば制御部14は当該内線端末2-1 のラ
イン回路13-1の状態検出により、話中であることを知
り、話中音を中継台3側に送る。
【0036】一方、中継台3側にはBLFがあり、BL
Fには“00”から“99”までの番号に合わせて合計100
個の表示ランプがある。そして、制御部14は中継台3か
らのダイヤル操作終了時点でそのダイヤルされた内線番
号の上位桁が共通で下2桁が異なる各内線について状態
を検知して、使用中の内線番号についてその番号下2桁
が一致する表示ランプを点灯すべく、点灯指令を中継台
3側に送る。従って、オペレ−タは話中音により話中状
態にあることを知り、また、BLFにより空き内線を知
った上で、追加のダイヤル操作をすることができる。
【0037】例えば、話中の内線端末2-1 の最寄りの内
線端末が内線端末2-2 であったとし、これが空き内線で
あったとする。この場合、この内線端末2-2 の内線番号
は“4510”であり、下2桁のみが異なるだけあるから、
中継台3のオペレ−タは中継台3のダイヤルキーを操作
して“10”を追加ダイヤルする。
【0038】これにより制御部14は追加ダイヤルされた
データ“10”を記憶部15に記憶し、追加ダイヤル操作が
終わって所定時間経過後に前のダイヤルにおける内線番
号“4509”のうち、下2桁を追加ダイヤルデータである
“10”と置き換える。そして、制御部14はこの置き換え
によって得られる新たな“4510”なる内線に対し呼び出
しを行い、相手が応答したならば中継台3との通話路を
確保して通話を可能にする。この内線が話中であれば、
再び話中音を中継台3に送り、上述同様に追加ダイヤル
待ちとなる。
【0039】その後の追加ダイヤルにより置き換えの対
象となる元のダイヤル情報は、一番最初にダイヤルした
時のダイヤル情報(この例では内線番号“4509”)であ
っても良いし、さきの置き換えにより更新された最新の
ダイヤル情報(この例では内線番号“4510”)であって
も良く、本システムを利用する現場におけるニーズに合
わせて最適な方式を採用すれば良い。
【0040】この結果、着信させるべき相手端末が話中
のとき、追加ダイヤルすることで、その追加ダイヤル分
のダイヤル情報が元のダイヤル情報の下位桁と置き変わ
り、その新たなダイヤル情報に対応の内線を呼ぶので、
効率的にしかも迅速に話中転送を行うことができるよう
になるスッテプコール機能が実現できる。
【0041】このように本システムは、発信元の内線端
末より別の内線番号の内線端末に発信または転送操作し
た際に、該発信相手先または転送先の内線端末が話中の
とき、発信元の通信端末からの追加ダイヤルを所定期間
に亙り任意桁分、受け付ける手段と、この追加ダイヤル
を受け付ける期間終了後に、この受けた一つ以上の追加
ダイヤル情報があるときはこの追加ダイヤル情報を前記
話中内線端末の内線番号の下位桁と置き換えて新たな内
線番号とし、この内線番号の内線端末を呼び出すべく制
御する手段とを具備して構成したものである。
【0042】そして、このような構成の本装置は、発信
元の内線端末より別の内線番号の内線端末に発信または
転送操作した際に、該発信相手先または転送先の内線端
末が話中のとき、受け付け手段は発信元の通信端末から
の追加ダイヤルを所定期間に亙り、任意桁分、受け付け
る状態になり、この追加ダイヤルを受け付ける期間内
に、発信元の内線端末より追加ダイヤルの操作を行う
と、その追加ダイヤルの情報を受け付けて保持し、追加
ダイヤルを受け付ける期間終了後に、制御手段はこの受
けた一つ以上の追加ダイヤル情報があるときはこの追加
ダイヤル情報を前記話中内線端末の内線番号の下位桁と
置き換えて新たな内線番号とし、この新たな内線番号の
内線端末を呼び出すべく制御すると云うものである。
【0043】このように、相手端末が話中のとき、発信
元の内線端末より追加ダイヤル操作を行うと、その追加
ダイヤルされたダイヤル番号をその話中内線端末の内線
番号の下位桁と置き換えて新たな内線番号とし、その新
たな内線番号の端末を呼び出すように動作し、しかも、
追加ダイヤルは追加ダイヤルを受け付ける期間内、可能
であり、複数桁分可能としたので、下数桁の置き換えが
できるので、内線番号が多数ある大規模な交換システム
において、上位桁が共通する内線については下位数桁分
が異なる内線に対して、呼び出すことが可能になり、使
い勝手の良いステップコール機能とすることができる電
子交換機システムが得られる。
【0044】尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実
施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得るものであり、上記実施例では
中継台からのスッテプコール機能の利用を中心に説明し
たが、内線電話機からの利用も同様な操作で可能になる
ものである。また、受け付けた追加ダイヤルの情報は、
話中内線の電話番号の一部と置き換える際に、入力順位
の最新のものを末尾とするようにしたり、あるいは最古
のものを末尾とするようにしたりできるが、これは予め
設定しておくものとする。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、着
信させるべき相手端末が話中のとき、追加ダイヤルする
ことで、その追加ダイヤル分のダイヤル情報が元のダイ
ヤル情報の下位桁と置き変わり、その新たなダイヤル情
報に対応の内線を呼ぶので、効率的にしかも迅速に話中
転送を行うことができるようになるスッテプコール機能
を有する電子交換機システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的なブロック構成図、
【図2】本発明装置の要部動作を説明するためのフロ−
チャ−ト。
【符号の説明】
1…電子交換機本体 2-1 〜2-n …内線電
話機(内線通信端末) 3…中継台 4-1 〜4-m …局線
(外線) 11…交換回路 12-1〜12-m…トラン
ク回路 13-1〜13-n…ライン回路(加入者回路) 14…制御部(中央制御装置CC) 15…記憶部 16…中継台用のインタフェース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元の内線端末より別の内線番号の内
    線端末に発信または転送操作した際に、該発信相手先ま
    たは転送先の内線端末が話中のとき、発信元の通信端末
    からの追加ダイヤルを所定期間に亙り任意桁分、受け付
    ける手段と、 この追加ダイヤルを受け付ける期間終了後に、この受け
    た一つ以上の追加ダイヤル情報があるときはこの追加ダ
    イヤル情報を前記話中内線端末の内線番号の下位桁と置
    き換えて新たな内線番号とし、この内線番号の内線端末
    を呼び出すべく制御する手段とを具備したことを特徴と
    する電子交換機システム。
JP26240692A 1992-09-30 1992-09-30 電子交換機システム Pending JPH06113022A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487185B1 (ko) * 1997-06-25 2005-07-12 삼성전자주식회사 통화수행중사설교환기에서전화번호저장방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487185B1 (ko) * 1997-06-25 2005-07-12 삼성전자주식회사 통화수행중사설교환기에서전화번호저장방법

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