JPH0522453A - 構内交換システム - Google Patents
構内交換システムInfo
- Publication number
- JPH0522453A JPH0522453A JP3169596A JP16959691A JPH0522453A JP H0522453 A JPH0522453 A JP H0522453A JP 3169596 A JP3169596 A JP 3169596A JP 16959691 A JP16959691 A JP 16959691A JP H0522453 A JPH0522453 A JP H0522453A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は通話転送にあたり、再転送の必要が生
じたときに、保留/解除の状態移行を防止でき、また、
転送操作を容易にすることを目的とする。 【構成】二者通話状態にある通話相手回線を複数の内線
の一つに転送して接続できる交換システムにおいて、特
別ダイヤルトーンを発生する音源9と、二者通話状態に
ある内線の一方が転送操作を行うと通話相手回線を保留
状態にし、転送先内線を呼び出して転送操作元内線と転
送先内線との間の接続を行う機能、転送先内線が復旧す
ると前記保留状態のまま転送操作元内線の転送先ダイヤ
ル入力を可能にし、音源より特別ダイヤルトーンを転送
操作元内線に与えて知らせる機能、所定時間内に転送元
内線より転送先ダイヤル入力があればその入力該当の内
線を呼び出し、所定時間内に転送先ダイヤル入力がない
ときは前記保留状態の通話相手回線の保留を解除して二
者通話状態に戻す機能とを持つ制御手段7とを具備す
る。
じたときに、保留/解除の状態移行を防止でき、また、
転送操作を容易にすることを目的とする。 【構成】二者通話状態にある通話相手回線を複数の内線
の一つに転送して接続できる交換システムにおいて、特
別ダイヤルトーンを発生する音源9と、二者通話状態に
ある内線の一方が転送操作を行うと通話相手回線を保留
状態にし、転送先内線を呼び出して転送操作元内線と転
送先内線との間の接続を行う機能、転送先内線が復旧す
ると前記保留状態のまま転送操作元内線の転送先ダイヤ
ル入力を可能にし、音源より特別ダイヤルトーンを転送
操作元内線に与えて知らせる機能、所定時間内に転送元
内線より転送先ダイヤル入力があればその入力該当の内
線を呼び出し、所定時間内に転送先ダイヤル入力がない
ときは前記保留状態の通話相手回線の保留を解除して二
者通話状態に戻す機能とを持つ制御手段7とを具備す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転送機能を持つ構内交換
システムに関するものである。
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、構内交換機はマイクロプロセッサ
を制御の中枢として使用するようになり、ますます高イ
ンテリジェント化と高機能化が図られるようになった。
ところでマイクロプロセッサを使用した構内交換機は、
内線と外線を収容し、内線相互間、内線と外線間の交換
接続を行うと云う基本的な機能の他、様々なサービスを
可能にしている。その中の一つに着信した相手回線を別
の内線に転送するための転送機能がある。
を制御の中枢として使用するようになり、ますます高イ
ンテリジェント化と高機能化が図られるようになった。
ところでマイクロプロセッサを使用した構内交換機は、
内線と外線を収容し、内線相互間、内線と外線間の交換
接続を行うと云う基本的な機能の他、様々なサービスを
可能にしている。その中の一つに着信した相手回線を別
の内線に転送するための転送機能がある。
【0003】このような転送機能を持つ従来の構内交換
システムの一例として、内線電話機に転送保留キーを持
たせ、受けた着信を転送するにあたってはこの転送保留
キーを押下して転送保留状態にし、その後に転送先ダイ
ヤルの入力を行い転送先内線が応答してからオンフック
操作等を行うことにより、着信を転送すると云った方式
としたものがある。
システムの一例として、内線電話機に転送保留キーを持
たせ、受けた着信を転送するにあたってはこの転送保留
キーを押下して転送保留状態にし、その後に転送先ダイ
ヤルの入力を行い転送先内線が応答してからオンフック
操作等を行うことにより、着信を転送すると云った方式
としたものがある。
【0004】このような方式のシステムでは、ある内線
に着信した相手を、その着信を受けた内線電話機の扱い
者が、二者通話の状態から第三者(A)すなわち、別の
内線に転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三
者(A))との通話状態に入った後、別の第三者に対し
て転送操作を行おうとした場合には、第三者(A)側が
復旧してから、一度、内線電話機の扱い者が、元の二者
通話における通話相手との通話状態を介してから転送保
留キーを押下し、転送保留状態にしてからダイヤル入力
を行わなければならないので、転送保留状態に状態を移
す時に発生する接続切り替え音により、通話相手に不快
感を与えると同時に、第三者(A)側の復旧後の転送保
留キー操作、再転送先ダイヤル操作と云った具合に転送
操作が煩雑になる。
に着信した相手を、その着信を受けた内線電話機の扱い
者が、二者通話の状態から第三者(A)すなわち、別の
内線に転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三
者(A))との通話状態に入った後、別の第三者に対し
て転送操作を行おうとした場合には、第三者(A)側が
復旧してから、一度、内線電話機の扱い者が、元の二者
通話における通話相手との通話状態を介してから転送保
留キーを押下し、転送保留状態にしてからダイヤル入力
を行わなければならないので、転送保留状態に状態を移
す時に発生する接続切り替え音により、通話相手に不快
感を与えると同時に、第三者(A)側の復旧後の転送保
留キー操作、再転送先ダイヤル操作と云った具合に転送
操作が煩雑になる。
【0005】すなわち、着信を受けたある内線(着信受
け内線)より、相手の要望等により、別の内線にこの着
信を転送したような場合、その内線ではなくさらに別の
内線に転送する必要が生じたようなときを考えてみる。
この場合は、転送操作により前記着信は保留状態にな
り、最初の転送先内線が呼ばれ、相手が応答した時点で
当該最初の転送先内線と着信受け内線とが二者通話状態
になり、この最初の転送先内線では用が済まず、別の内
線に転送(再転送)するには、最初の転送先内線がオン
フックして、その最初の転送先内線が復旧した段階で保
留状態が解かれ、前記転送しようとする着信は前記着信
受け内線に再び繋がるので、この段階で再び転送操作を
行う必要がある。
け内線)より、相手の要望等により、別の内線にこの着
信を転送したような場合、その内線ではなくさらに別の
内線に転送する必要が生じたようなときを考えてみる。
この場合は、転送操作により前記着信は保留状態にな
り、最初の転送先内線が呼ばれ、相手が応答した時点で
当該最初の転送先内線と着信受け内線とが二者通話状態
になり、この最初の転送先内線では用が済まず、別の内
線に転送(再転送)するには、最初の転送先内線がオン
フックして、その最初の転送先内線が復旧した段階で保
留状態が解かれ、前記転送しようとする着信は前記着信
受け内線に再び繋がるので、この段階で再び転送操作を
行う必要がある。
【0006】この再転送にあたっての操作(転送保留キ
ー操作)により前記着信は保留状態になり、次にダイヤ
ル操作を行うことにより再転送先内線が呼ばれ、相手が
応答した時点で当該再転送先内線と着信受け内線とが二
者通話状態になり、着信受け内線をオンフック操作する
と転送先内線と保留中の着信とが繋がって二者通話状態
になり、転送完了となる。
ー操作)により前記着信は保留状態になり、次にダイヤ
ル操作を行うことにより再転送先内線が呼ばれ、相手が
応答した時点で当該再転送先内線と着信受け内線とが二
者通話状態になり、着信受け内線をオンフック操作する
と転送先内線と保留中の着信とが繋がって二者通話状態
になり、転送完了となる。
【0007】しかし、再転送するにあたり、転送保留キ
ーを押下し、転送保留状態にしてからダイヤル入力を行
わなければならないので、転送保留状態に状態を移す時
に発生する接続切り替え音が自己の内線電話機および保
留となる着信元に流れるのを避けることが出来ない。ま
た、操作が繁雑となる。
ーを押下し、転送保留状態にしてからダイヤル入力を行
わなければならないので、転送保留状態に状態を移す時
に発生する接続切り替え音が自己の内線電話機および保
留となる着信元に流れるのを避けることが出来ない。ま
た、操作が繁雑となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、内線電話
機に転送保留キーを持たせ、受けた着信を転送するにあ
たってはこの転送保留キーを押下して転送保留状態に
し、その後に転送先ダイヤルの入力を行い転送先内線が
応答してからオンフック操作等を行うことにより、着信
を転送すると云った転送方式を採用した構内交換機があ
るが、このような方式の従来システムでは、内線電話機
の扱い者が、二者通話の状態から第三者(A)に対し、
転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三者(内
線電話機A))との通話状態に入った後、別の第三者に
対して転送操作を行おうとした場合には、第三者(別の
内線番号の内線電話機A)側が復旧して、一度、内線電
話機の扱い者が、元の二者通話における通話相手との通
話状態に戻してから転送保留キーを押下し、転送保留状
態にし、その後に転送先ダイヤルの入力を行わなければ
ならないので、転送保留状態に状態を移す時に発生する
接続切り替え音により、通話相手に不快感を与える。ま
た、転送先が復旧してから保留キーを操作し、さらにダ
イヤル入力操作を行うと云った操作が必要であり、この
ような従来方式では転送操作が煩雑で慣れないと、思う
ように転送もできないと云う問題点があった。
機に転送保留キーを持たせ、受けた着信を転送するにあ
たってはこの転送保留キーを押下して転送保留状態に
し、その後に転送先ダイヤルの入力を行い転送先内線が
応答してからオンフック操作等を行うことにより、着信
を転送すると云った転送方式を採用した構内交換機があ
るが、このような方式の従来システムでは、内線電話機
の扱い者が、二者通話の状態から第三者(A)に対し、
転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三者(内
線電話機A))との通話状態に入った後、別の第三者に
対して転送操作を行おうとした場合には、第三者(別の
内線番号の内線電話機A)側が復旧して、一度、内線電
話機の扱い者が、元の二者通話における通話相手との通
話状態に戻してから転送保留キーを押下し、転送保留状
態にし、その後に転送先ダイヤルの入力を行わなければ
ならないので、転送保留状態に状態を移す時に発生する
接続切り替え音により、通話相手に不快感を与える。ま
た、転送先が復旧してから保留キーを操作し、さらにダ
イヤル入力操作を行うと云った操作が必要であり、この
ような従来方式では転送操作が煩雑で慣れないと、思う
ように転送もできないと云う問題点があった。
【0009】そこで、この発明の目的とするところは、
二者通話状態にある内線よりその通話相手の回線を別の
内線に転送するにあたり、再転送の必要が生じたときに
おいて、保留/解除の状態移行を防止できて当該状態移
行時に発生する接続切り替え音発生を防止でき、また、
転送操作を容易にした構内交換システムを提供すること
にある。
二者通話状態にある内線よりその通話相手の回線を別の
内線に転送するにあたり、再転送の必要が生じたときに
おいて、保留/解除の状態移行を防止できて当該状態移
行時に発生する接続切り替え音発生を防止でき、また、
転送操作を容易にした構内交換システムを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、二者通話
状態にある通話相手回線を複数ある他の内線の一つに転
送して接続できるようにした構内交換システムにおい
て、第1にはスペシャル・ダイヤル・トーンの信号を発
生する音源と、二者通話状態にある内線が前記転送のた
めの操作を行うと通話相手回線を保留状態にし、転送先
内線を呼び出して転送操作元の内線と転送先内線との間
の接続を行う機能、転送先内線が復旧すると前記保留状
態のまま転送操作元の内線の転送先ダイヤル入力を可能
にし、前記音源よりスペシャル・ダイヤル・トーンの信
号を転送操作元の内線に送って知らせる機能、所定時間
内に前記転送元内線より転送先ダイヤル入力があればそ
の入力に該当する内線を呼び出し、前記所定時間内に転
送先ダイヤル入力がないときは前記保留状態の通話相手
回線の保留を解除して二者通話状態に戻す機能とを有す
る制御手段を設けて構成する。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、二者通話
状態にある通話相手回線を複数ある他の内線の一つに転
送して接続できるようにした構内交換システムにおい
て、第1にはスペシャル・ダイヤル・トーンの信号を発
生する音源と、二者通話状態にある内線が前記転送のた
めの操作を行うと通話相手回線を保留状態にし、転送先
内線を呼び出して転送操作元の内線と転送先内線との間
の接続を行う機能、転送先内線が復旧すると前記保留状
態のまま転送操作元の内線の転送先ダイヤル入力を可能
にし、前記音源よりスペシャル・ダイヤル・トーンの信
号を転送操作元の内線に送って知らせる機能、所定時間
内に前記転送元内線より転送先ダイヤル入力があればそ
の入力に該当する内線を呼び出し、前記所定時間内に転
送先ダイヤル入力がないときは前記保留状態の通話相手
回線の保留を解除して二者通話状態に戻す機能とを有す
る制御手段を設けて構成する。
【0011】さらに第2には第1の構成においてさらに
制御手段には、転送先内線がビジーまたは該当内線がな
いとき前記保留状態のまま転送操作元の内線の転送先ダ
イヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシャル・ダイ
ヤル・トーンの信号を転送操作元の内線に送って知らせ
る機能を付加する。
制御手段には、転送先内線がビジーまたは該当内線がな
いとき前記保留状態のまま転送操作元の内線の転送先ダ
イヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシャル・ダイ
ヤル・トーンの信号を転送操作元の内線に送って知らせ
る機能を付加する。
【0012】
【作用】上記の構成において、二者通話状態にある或る
内線が前記転送のための操作を行うと制御手段は通話相
手回線を保留状態にし、転送先内線を呼び出して転送操
作元の内線と転送先内線との間の接続を行うが、転送操
作元の内線と転送先内線の二者通話状態において転送先
内線が復旧すると転送操作元の内線が復旧してないとき
は、前記保留状態のまま転送操作元の内線の転送先ダイ
ヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシャル・ダイヤ
ル・トーンの信号を転送操作元の内線に送って転送先ダ
イヤル入力待ちとなったことを知らせ、所定時間内に前
記転送元内線より転送先ダイヤル入力があればその入力
に該当する内線を呼び出し、前記所定時間内に転送先ダ
イヤル入力がないときは前記保留状態の通話相手回線の
保留を解除して二者通話状態に戻す。
内線が前記転送のための操作を行うと制御手段は通話相
手回線を保留状態にし、転送先内線を呼び出して転送操
作元の内線と転送先内線との間の接続を行うが、転送操
作元の内線と転送先内線の二者通話状態において転送先
内線が復旧すると転送操作元の内線が復旧してないとき
は、前記保留状態のまま転送操作元の内線の転送先ダイ
ヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシャル・ダイヤ
ル・トーンの信号を転送操作元の内線に送って転送先ダ
イヤル入力待ちとなったことを知らせ、所定時間内に前
記転送元内線より転送先ダイヤル入力があればその入力
に該当する内線を呼び出し、前記所定時間内に転送先ダ
イヤル入力がないときは前記保留状態の通話相手回線の
保留を解除して二者通話状態に戻す。
【0013】さらに第2の構成の場合はさらに制御手段
は、ダイヤル入力に基づく転送先内線がビジーまたは該
当内線がないとき前記保留状態のまま転送操作元の内線
の転送先ダイヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシ
ャル・ダイヤル・トーンの信号を転送操作元の内線に送
ってダイヤル入力待ちとなったことを知らせる。
は、ダイヤル入力に基づく転送先内線がビジーまたは該
当内線がないとき前記保留状態のまま転送操作元の内線
の転送先ダイヤル入力を可能にし、前記音源よりスペシ
ャル・ダイヤル・トーンの信号を転送操作元の内線に送
ってダイヤル入力待ちとなったことを知らせる。
【0014】このように二者通話状態にある内線より、
通話の転送を行うと転送すべき相手回線を保留にしてか
ら転送先内線を呼び、転送先内線で用が済まないときは
再転送のために当該転送先内線が復旧すなわち、切られ
るのを待つが、当該転送先内線が切られると転送元内線
が切られていないときは前記保留状態を維持したまま、
ただちに転送先ダイヤル入力待ちに移行させ、転送先ダ
イヤル入力を受けるとその転送先ダイヤル情報の該当内
線を呼び出し、また、一定の時間内に転送先ダイヤル入
力がないときは、保留を解除して元の相手と二者通話状
態に戻すようにしたから、再転送操作は容易となり、操
作性が向上する他、転送しようとする通話を保留にした
後は、再転送操作に移る段階でも先の保留状態をそのま
ま維持して操作を行うことができるから、保留、保留解
除と云った状態を移すときに発生する不快な接続切り替
え音を再転送にあたって通話相手に聞かせることがなく
なり、サービス性の一層の向上を図ることができる。
通話の転送を行うと転送すべき相手回線を保留にしてか
ら転送先内線を呼び、転送先内線で用が済まないときは
再転送のために当該転送先内線が復旧すなわち、切られ
るのを待つが、当該転送先内線が切られると転送元内線
が切られていないときは前記保留状態を維持したまま、
ただちに転送先ダイヤル入力待ちに移行させ、転送先ダ
イヤル入力を受けるとその転送先ダイヤル情報の該当内
線を呼び出し、また、一定の時間内に転送先ダイヤル入
力がないときは、保留を解除して元の相手と二者通話状
態に戻すようにしたから、再転送操作は容易となり、操
作性が向上する他、転送しようとする通話を保留にした
後は、再転送操作に移る段階でも先の保留状態をそのま
ま維持して操作を行うことができるから、保留、保留解
除と云った状態を移すときに発生する不快な接続切り替
え音を再転送にあたって通話相手に聞かせることがなく
なり、サービス性の一層の向上を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1‐1,〜1‐nは内線電話
機、2‐1,〜2‐nはライン回路(LC)、3‐1,
〜3‐mは局線、4‐1,〜1‐mは局線トランク(T
RK)、5は通話路ネットワーク(SW)、6は制御デ
ータバスライン、7は中央処理装置(CC)、8は記憶
装置(MEM)、9はトーン送出回路であり、これらの
うち、内線電話機1‐1,〜1‐nはそれぞれライン回
路(LC)2‐1,〜2‐nを介して通話路ネットワー
ク(SW)5に接続されている。また、通話路ネットワ
ーク5は局線トランク(TRK)4‐1,〜1‐mを介
して局線3‐1,〜3‐mに接続されている。
である。図1において、1‐1,〜1‐nは内線電話
機、2‐1,〜2‐nはライン回路(LC)、3‐1,
〜3‐mは局線、4‐1,〜1‐mは局線トランク(T
RK)、5は通話路ネットワーク(SW)、6は制御デ
ータバスライン、7は中央処理装置(CC)、8は記憶
装置(MEM)、9はトーン送出回路であり、これらの
うち、内線電話機1‐1,〜1‐nはそれぞれライン回
路(LC)2‐1,〜2‐nを介して通話路ネットワー
ク(SW)5に接続されている。また、通話路ネットワ
ーク5は局線トランク(TRK)4‐1,〜1‐mを介
して局線3‐1,〜3‐mに接続されている。
【0017】前記通話路ネットワーク5は内線相互間、
或いは内線と外線との間の交換接続を行うもので、中央
処理装置(CC)7によって制御される。中央処理装置
7はこの通話路ネットワーク5の制御をはじめ、全体の
各種制御を司るものである。
或いは内線と外線との間の交換接続を行うもので、中央
処理装置(CC)7によって制御される。中央処理装置
7はこの通話路ネットワーク5の制御をはじめ、全体の
各種制御を司るものである。
【0018】前記記憶装置8は中央処理装置7の各種制
御プログラムをはじめ、各種テーブル、そして、設定し
た機能内容等のデータなどを記憶するもので、その他、
交換機において発生する各種情報、例えば、発呼内線の
ダイヤル情報や発呼内線の通話時間、通話回数、外線へ
の発呼回数や発信先の電話番号、通話時間、通話料金
(課金情報)、現在の状態等の各種情報を更新記憶す
る。
御プログラムをはじめ、各種テーブル、そして、設定し
た機能内容等のデータなどを記憶するもので、その他、
交換機において発生する各種情報、例えば、発呼内線の
ダイヤル情報や発呼内線の通話時間、通話回数、外線へ
の発呼回数や発信先の電話番号、通話時間、通話料金
(課金情報)、現在の状態等の各種情報を更新記憶す
る。
【0019】ライン回路2‐1,〜2‐nはそれぞれ内
線毎に設けた接続インタフェースであり、前記通話路ネ
ットワーク5と各内線電話機1‐1,〜1‐nとの接続
インタフェースとなる。
線毎に設けた接続インタフェースであり、前記通話路ネ
ットワーク5と各内線電話機1‐1,〜1‐nとの接続
インタフェースとなる。
【0020】前記局線トランク4‐1,〜1‐mは前記
通話路ネットワーク5とそれぞれ対応する局線3‐1,
〜3‐mとのインタフェースをとり、また、着信検出、
回線捕捉のための直流ループ閉結等を行う回路である。
通話路ネットワーク5は中央処理装置7の制御のもとに
ライン回路2‐1,〜2‐nや局線トランク4‐1,〜
1‐mの間の通話路が形成されるように制御して通常の
交換動作を可能にする。
通話路ネットワーク5とそれぞれ対応する局線3‐1,
〜3‐mとのインタフェースをとり、また、着信検出、
回線捕捉のための直流ループ閉結等を行う回路である。
通話路ネットワーク5は中央処理装置7の制御のもとに
ライン回路2‐1,〜2‐nや局線トランク4‐1,〜
1‐mの間の通話路が形成されるように制御して通常の
交換動作を可能にする。
【0021】この他、トーン送出回路9が通話路ネット
ワーク5および制御データバスライン6に接続され、電
話システムとして必要な各種シグナル音を制御指令に対
応して送出できるようになっている。トーン送出回路9
の発生する各種シグナル音の信号としては、標準的なシ
グナル音であるビジートーン、ダイヤルトーン、リング
バックトーン(呼び出し音)の他、このシステムにおい
て新たに付加した特別のシグナル音であるダイヤル要求
音(スペシャル・ダイヤル・トーン)、オーバーフロー
トーン(スペシャル・ダイヤル・トーン)などがある。
ワーク5および制御データバスライン6に接続され、電
話システムとして必要な各種シグナル音を制御指令に対
応して送出できるようになっている。トーン送出回路9
の発生する各種シグナル音の信号としては、標準的なシ
グナル音であるビジートーン、ダイヤルトーン、リング
バックトーン(呼び出し音)の他、このシステムにおい
て新たに付加した特別のシグナル音であるダイヤル要求
音(スペシャル・ダイヤル・トーン)、オーバーフロー
トーン(スペシャル・ダイヤル・トーン)などがある。
【0022】このように、通話路ネットワーク5、ライ
ン回路2‐1,〜2‐nおよび局線トランク4‐1,〜
1‐mは制御データバスライン6を介して中央処理装置
7に接続され、記憶装置8に格納したデータを用いて制
御動作する上記中央処理装置7との間でデータを授受し
て、通話路ネットワーク5を介する内線電話機1‐1,
〜1‐n間、および内線電話機1‐1,〜1‐nと局線
3‐1,〜3‐mとの間の通話路を形成する如く構成さ
れている。
ン回路2‐1,〜2‐nおよび局線トランク4‐1,〜
1‐mは制御データバスライン6を介して中央処理装置
7に接続され、記憶装置8に格納したデータを用いて制
御動作する上記中央処理装置7との間でデータを授受し
て、通話路ネットワーク5を介する内線電話機1‐1,
〜1‐n間、および内線電話機1‐1,〜1‐nと局線
3‐1,〜3‐mとの間の通話路を形成する如く構成さ
れている。
【0023】また、本システムでは二者通話の状態にあ
る内線電話機から他の内線電話機に呼を転送する場合
に、転送操作することにより呼ばれた転送先内線が応答
し、その応答した転送先内線では用が済まずに、別の内
線に再転送する場合に、最初の転送先が復旧した段階
で、ただちに所定の時間を限度とする内再転送先電話番
号のダイヤル入力待ち状態に入り、期間内にダイヤル入
力がないときは元の二者通話に戻し、期間内にダイヤル
入力があったときは、そのダイヤル入力された内線に該
当するものがあり、アイドルであれば呼び出しを行い、
ビジーのときとダイヤル入力された内線に該当するもの
ないときは、再び一定時間を限度に再ダイヤル入力待ち
となり、再ダイヤルがあれば該当の内線につなぎ、再ダ
イヤルがなければ元の二者通話に戻すと云った制御を行
う機能を中央処理装置7に持たせてある。
る内線電話機から他の内線電話機に呼を転送する場合
に、転送操作することにより呼ばれた転送先内線が応答
し、その応答した転送先内線では用が済まずに、別の内
線に再転送する場合に、最初の転送先が復旧した段階
で、ただちに所定の時間を限度とする内再転送先電話番
号のダイヤル入力待ち状態に入り、期間内にダイヤル入
力がないときは元の二者通話に戻し、期間内にダイヤル
入力があったときは、そのダイヤル入力された内線に該
当するものがあり、アイドルであれば呼び出しを行い、
ビジーのときとダイヤル入力された内線に該当するもの
ないときは、再び一定時間を限度に再ダイヤル入力待ち
となり、再ダイヤルがあれば該当の内線につなぎ、再ダ
イヤルがなければ元の二者通話に戻すと云った制御を行
う機能を中央処理装置7に持たせてある。
【0024】さて、内線電話機1‐1,〜1‐nは例え
ば、図2に示すように、送受話器(ハンドセット)11
とそのフック機構12、ダイヤル機構13、各種サービ
スキー14等を備えている。このサービスキー14の中
には転送保留状態にするための転送保留キー14aや内
線DN(ディレクトリ・ナンバ)キー14c等が含まれ
る。内線DNキー14cと云うのは、外線や内線を割り
付けたキーであり、その内線DNキー14cに着信した
呼を、そのキーを押すことで自内線電話機に着信させ、
応答するためのキーで、転送保留キーで保留した呼の保
留解除にも使用する。
ば、図2に示すように、送受話器(ハンドセット)11
とそのフック機構12、ダイヤル機構13、各種サービ
スキー14等を備えている。このサービスキー14の中
には転送保留状態にするための転送保留キー14aや内
線DN(ディレクトリ・ナンバ)キー14c等が含まれ
る。内線DNキー14cと云うのは、外線や内線を割り
付けたキーであり、その内線DNキー14cに着信した
呼を、そのキーを押すことで自内線電話機に着信させ、
応答するためのキーで、転送保留キーで保留した呼の保
留解除にも使用する。
【0025】例えば、ある内線DNキーに着信した呼を
このキーの操作で受け付けた後に、この呼を転送するた
めに保留したとすると、このキーを再び押すと、保留を
解除して自己と通話できる状態になる。
このキーの操作で受け付けた後に、この呼を転送するた
めに保留したとすると、このキーを再び押すと、保留を
解除して自己と通話できる状態になる。
【0026】このような構成の本システムは、外線から
の着信があれば、中央処理装置7は局線トランク4‐
1,〜1‐mより着信を検出し、代表として設定された
内線があればその内線に(中継台方式や内線グループ方
式の場合)、もしくは、直接、対応の内線(PBXダイ
ヤルイン;NTTから加入者番号を貰い、内線に割り付
けることによりその加入者番号のダイヤルにより直接着
信させる方式等の場合)に着信させる。本システムの場
合は、内線DNキーに着信させる方式であるので、空き
内線DNキーに着信させる。そして、その着信した内線
DNキーを押すことで着信に応答した内線の電話機(端
末)があると、その応答によりその内線電話機と通話路
を確保し、両者の間の通話を可能にする。
の着信があれば、中央処理装置7は局線トランク4‐
1,〜1‐mより着信を検出し、代表として設定された
内線があればその内線に(中継台方式や内線グループ方
式の場合)、もしくは、直接、対応の内線(PBXダイ
ヤルイン;NTTから加入者番号を貰い、内線に割り付
けることによりその加入者番号のダイヤルにより直接着
信させる方式等の場合)に着信させる。本システムの場
合は、内線DNキーに着信させる方式であるので、空き
内線DNキーに着信させる。そして、その着信した内線
DNキーを押すことで着信に応答した内線の電話機(端
末)があると、その応答によりその内線電話機と通話路
を確保し、両者の間の通話を可能にする。
【0027】この着信を別の内線に転送するには着信端
末より転送操作する。すると中央処理装置7は転送先内
線に対する規制等をチェックしてから接続可能な場合に
その内線を呼び出す。相手が応答したならば、転送操作
した内線端末(転送元端末)をオンフック操作すること
で中央処理装置7はこの転送先内線と発呼元の外線との
通話路を確保して両者の通話を可能にする。
末より転送操作する。すると中央処理装置7は転送先内
線に対する規制等をチェックしてから接続可能な場合に
その内線を呼び出す。相手が応答したならば、転送操作
した内線端末(転送元端末)をオンフック操作すること
で中央処理装置7はこの転送先内線と発呼元の外線との
通話路を確保して両者の通話を可能にする。
【0028】内線から外線への発呼は、内線端末の外線
への発呼操作により中央処理装置7は局線トランク4‐
1,〜1‐mのうちの空きのものを探し、発呼内線との
接続規制をチェックした後、接続可能であればこの空き
局線トランクを使用して通話路を確保し、局交換機へダ
イヤル情報を出力することで行う。そして、局交換機を
介して相手方と接続されると通話可能になる。
への発呼操作により中央処理装置7は局線トランク4‐
1,〜1‐mのうちの空きのものを探し、発呼内線との
接続規制をチェックした後、接続可能であればこの空き
局線トランクを使用して通話路を確保し、局交換機へダ
イヤル情報を出力することで行う。そして、局交換機を
介して相手方と接続されると通話可能になる。
【0029】内線間は発呼内線より内線番号を受けてそ
の内線間の接続規制をチェックし、接続可能であれば該
当内線のライン回路に対して着信制御し、そのライン回
路の接続端末が応答することで通話路を確保し、通話可
能にする。
の内線間の接続規制をチェックし、接続可能であれば該
当内線のライン回路に対して着信制御し、そのライン回
路の接続端末が応答することで通話路を確保し、通話可
能にする。
【0030】ここで、本発明システムの特徴は、ある内
線電話機が二者通話の状態から通話相手の回線を第三者
(別の内線電話機A)に転送しようとした際に、一旦、
転送相手(第三者;内線電話機A)との通話状態に入っ
た後、再度、別の第三者(内線電話機B)に対して転送
操作を行いたいときに、従来のように、第三者(内線電
話機A)側が復旧(オンフック)し、一旦、元の相手と
二者通話状態に戻してから転送保留キーを操作した後に
ダイヤル入力を行わなくとも、第三者(内線電話機A)
側が復旧したその状態から直接ダイヤル入力して転送操
作を行うことができるようにして、状態を移すときに発
生する不快な接続切り替え音を通話相手に聞かせること
がないようにすることと、転送操作は相手が復旧した段
階で転送先内線の番号をダイヤル操作するだけで済むよ
うにして転送操作を簡略化したものである。これについ
て次に説明する。
線電話機が二者通話の状態から通話相手の回線を第三者
(別の内線電話機A)に転送しようとした際に、一旦、
転送相手(第三者;内線電話機A)との通話状態に入っ
た後、再度、別の第三者(内線電話機B)に対して転送
操作を行いたいときに、従来のように、第三者(内線電
話機A)側が復旧(オンフック)し、一旦、元の相手と
二者通話状態に戻してから転送保留キーを操作した後に
ダイヤル入力を行わなくとも、第三者(内線電話機A)
側が復旧したその状態から直接ダイヤル入力して転送操
作を行うことができるようにして、状態を移すときに発
生する不快な接続切り替え音を通話相手に聞かせること
がないようにすることと、転送操作は相手が復旧した段
階で転送先内線の番号をダイヤル操作するだけで済むよ
うにして転送操作を簡略化したものである。これについ
て次に説明する。
【0031】尚、上記のように、本発明は二者通話状態
にある或る内線が、呼を別の内線に転送するにあたり、
その転送先内線が応答した後に、別の内線にこの着信を
転送する必要が生じた場合の操作性と、保留切り替え音
の問題を解消したことにある。従って、この点を中心に
説明することとし、説明を簡単にするために、接続規制
のチェックなど直接、関係のない機能についてはここで
は触れない。
にある或る内線が、呼を別の内線に転送するにあたり、
その転送先内線が応答した後に、別の内線にこの着信を
転送する必要が生じた場合の操作性と、保留切り替え音
の問題を解消したことにある。従って、この点を中心に
説明することとし、説明を簡単にするために、接続規制
のチェックなど直接、関係のない機能についてはここで
は触れない。
【0032】「事例1」まず、ある内線番号の内線電話
機1‐1と局線とが二者通話の状態にあるとき、局線を
転送すべく、内線電話機1‐1がまず、転送保留キーを
用いて局線を転送保留状態にし、その後、第三者(内線
電話機A)に対して呼を転送しようとして、一旦、転送
相手(第三者(内線電話機A))との通話状態に入った
後、第三者(内線電話機A)との通話を終了して、更に
別の第三者(別の内線番号の内線電話機B)に対して呼
を転送しようとする場合の本発明の動作を図3および図
4のフローチャートを用いて説明する。
機1‐1と局線とが二者通話の状態にあるとき、局線を
転送すべく、内線電話機1‐1がまず、転送保留キーを
用いて局線を転送保留状態にし、その後、第三者(内線
電話機A)に対して呼を転送しようとして、一旦、転送
相手(第三者(内線電話機A))との通話状態に入った
後、第三者(内線電話機A)との通話を終了して、更に
別の第三者(別の内線番号の内線電話機B)に対して呼
を転送しようとする場合の本発明の動作を図3および図
4のフローチャートを用いて説明する。
【0033】内線電話機1‐1と、最初の転送相手であ
る第三者(内線電話機A)が通話状態にあるときに、第
三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は内
線電話機1‐1の接続されているライン回路2‐1を介
して中央処理装置7に伝えられる。中央処理装置7はこ
の復旧情報に対してその情報が内線電話機1‐1の通話
相手である第三者(内線電話機A)によるものであるの
か否かを判断する(S1)。
る第三者(内線電話機A)が通話状態にあるときに、第
三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は内
線電話機1‐1の接続されているライン回路2‐1を介
して中央処理装置7に伝えられる。中央処理装置7はこ
の復旧情報に対してその情報が内線電話機1‐1の通話
相手である第三者(内線電話機A)によるものであるの
か否かを判断する(S1)。
【0034】その結果、この復旧情報が内線電話機1‐
1の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもの
である場合、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
てさらなる転送先のダイヤル入力を要求すべく、トーン
送出回路9よりダイヤル要求音(スペシャル・ダイヤル
・トーン)の信号を送出させて内線電話機1‐1に送
り、同時に内蔵のタイマをセットする(S2)。このタ
イマは一定時間だけ、ダイヤル入力を受け付けるための
判定に用いるための時間制限用のものである。
1の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもの
である場合、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
てさらなる転送先のダイヤル入力を要求すべく、トーン
送出回路9よりダイヤル要求音(スペシャル・ダイヤル
・トーン)の信号を送出させて内線電話機1‐1に送
り、同時に内蔵のタイマをセットする(S2)。このタ
イマは一定時間だけ、ダイヤル入力を受け付けるための
判定に用いるための時間制限用のものである。
【0035】中央処理装置7はタイマをセットした後、
タイムアウトするまでの一定時間内、内線電話機1‐1
が再転送先(第三者(内線電話機B))に対するダイヤ
ルを行うのを待つために、ダイヤル操作があるまではこ
の時間内はダイヤル操作を行ったか否かを調べる(S
3)。
タイムアウトするまでの一定時間内、内線電話機1‐1
が再転送先(第三者(内線電話機B))に対するダイヤ
ルを行うのを待つために、ダイヤル操作があるまではこ
の時間内はダイヤル操作を行ったか否かを調べる(S
3)。
【0036】一定時間内に転送先(第三者(内線電話機
B))に対するダイヤル入力がなかった場合は、内線電
話機1‐1は保留してあった内線電話機1‐2と通話状
態に戻すべく中央処理装置7は制御する(S14)。
B))に対するダイヤル入力がなかった場合は、内線電
話機1‐1は保留してあった内線電話機1‐2と通話状
態に戻すべく中央処理装置7は制御する(S14)。
【0037】一方、一定時間内に転送先(第三者(内線
電話機B))に対するダイヤル入力があった場合は中央
処理装置7はダイヤルされた電話番号が存在するか否か
を判断する(S4)。その結果、ダイヤルされた電話番
号が存在するときは中央処理装置7はダイヤル先がビジ
ーであるかアイドルであるかを判断する(S5)。
電話機B))に対するダイヤル入力があった場合は中央
処理装置7はダイヤルされた電話番号が存在するか否か
を判断する(S4)。その結果、ダイヤルされた電話番
号が存在するときは中央処理装置7はダイヤル先がビジ
ーであるかアイドルであるかを判断する(S5)。
【0038】そして、ダイヤル先がアイドルであるとき
には中央処理装置7は内線電話機1‐1に対してリング
バックトーンの信号を送出し(S6)、中央処理装置7
はダイヤル先が応答したか否かの判断を行う(S7)。
ダイヤル先が応答した場合には内線電話機1‐1は再転
送先(第三者(内線電話機B))と通話状態になる。そ
して、内線電話機1‐1のオンフックにより転送は完了
する。
には中央処理装置7は内線電話機1‐1に対してリング
バックトーンの信号を送出し(S6)、中央処理装置7
はダイヤル先が応答したか否かの判断を行う(S7)。
ダイヤル先が応答した場合には内線電話機1‐1は再転
送先(第三者(内線電話機B))と通話状態になる。そ
して、内線電話機1‐1のオンフックにより転送は完了
する。
【0039】「事例2」次に内線電話機1‐1と局線が
二者通話の状態であるときに、内線電話機1‐1がまず
転送保留キーを用いて転送保留状態にし、その後、第三
者(内線電話機A)に対して呼を転送しようとして、一
旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話に入っ
た後、第三者(内線電話機A)との通話を終了して、さ
らに第三者(内線電話機B)に対して呼を転送しようと
したがダイヤル操作を間違えたため、再度、転送を行う
場合の動作を説明する。
二者通話の状態であるときに、内線電話機1‐1がまず
転送保留キーを用いて転送保留状態にし、その後、第三
者(内線電話機A)に対して呼を転送しようとして、一
旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話に入っ
た後、第三者(内線電話機A)との通話を終了して、さ
らに第三者(内線電話機B)に対して呼を転送しようと
したがダイヤル操作を間違えたため、再度、転送を行う
場合の動作を説明する。
【0040】内線電話機1‐1と最初の転送相手である
第三者(内線電話機A)が通話状態であるときに、当該
第三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は
ライン回路2‐1を介して中央処理装置7に伝えられ
る。中央処理装置7はこの復旧情報に対して、その情報
が内線電話機1‐1の通話相手である第三者(内線電話
機A)によるものであるのか否かを判断する(S1)。
第三者(内線電話機A)が通話状態であるときに、当該
第三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は
ライン回路2‐1を介して中央処理装置7に伝えられ
る。中央処理装置7はこの復旧情報に対して、その情報
が内線電話機1‐1の通話相手である第三者(内線電話
機A)によるものであるのか否かを判断する(S1)。
【0041】そして、この復旧情報が内線電話機1‐1
の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもので
あるときは、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
てさらなる転送先のダイヤル入力を要求すべく、ダイヤ
ル要求音(スペシャル・ダイヤル・トーン)を送出し、
同時にタイマをセットし、このセットした時間だけダイ
ヤル入力を受け付ける状態する(S2)。中央処理装置
7はタイマをセットした後、タイムアウトするまでの一
定時間内、内線電話機1‐1が再転送先(第三者;内線
電話機B)に対するダイヤルを行ったか否かを判断する
(S3)。
の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもので
あるときは、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
てさらなる転送先のダイヤル入力を要求すべく、ダイヤ
ル要求音(スペシャル・ダイヤル・トーン)を送出し、
同時にタイマをセットし、このセットした時間だけダイ
ヤル入力を受け付ける状態する(S2)。中央処理装置
7はタイマをセットした後、タイムアウトするまでの一
定時間内、内線電話機1‐1が再転送先(第三者;内線
電話機B)に対するダイヤルを行ったか否かを判断する
(S3)。
【0042】一定時間内に再転送先(第三者;内線電話
機B)に対するダイヤル入力がなかったときは、内線電
話機1‐1は内線電話機1‐2と通話状態となる(S1
4)。また、一定時間内に再転送先(第三者;内線電話
機B)に対するダイヤル入力があったときは中央処理装
置7はダイヤルされた電話番号が存在するか否かの判断
を行う(S4)。
機B)に対するダイヤル入力がなかったときは、内線電
話機1‐1は内線電話機1‐2と通話状態となる(S1
4)。また、一定時間内に再転送先(第三者;内線電話
機B)に対するダイヤル入力があったときは中央処理装
置7はダイヤルされた電話番号が存在するか否かの判断
を行う(S4)。
【0043】そして、ダイヤルされた電話番号が存在し
ないときは(ダイヤルを間違えた場合や、ダイヤル桁数
が足りないような場合)、中央処理装置7は内線電話機
1‐1に対してオーバーフロートーンを送出し(S1
0)、中央処理装置7は内線電話機1‐1の扱い者が複
数のDNキー14cのうちのいずれかを押下操作したか
否かを判断する(S11)。内線電話機1‐1の扱い者
がDNキーを操作して局線の保留を解除した場合には、
内線電話機1‐1と内線電話機1‐2は再び通話状態と
する(S15)。
ないときは(ダイヤルを間違えた場合や、ダイヤル桁数
が足りないような場合)、中央処理装置7は内線電話機
1‐1に対してオーバーフロートーンを送出し(S1
0)、中央処理装置7は内線電話機1‐1の扱い者が複
数のDNキー14cのうちのいずれかを押下操作したか
否かを判断する(S11)。内線電話機1‐1の扱い者
がDNキーを操作して局線の保留を解除した場合には、
内線電話機1‐1と内線電話機1‐2は再び通話状態と
する(S15)。
【0044】一方、内線電話機1‐1の扱い者がDNキ
ー14cを操作しなかった場合には、中央処理装置7は
内線電話機1‐1がオンフックしたか否かを判断する
(S12)。そして、内線電話機1‐1の扱い者がオン
フックした場合はアイドルな状態とする(S14)。
ー14cを操作しなかった場合には、中央処理装置7は
内線電話機1‐1がオンフックしたか否かを判断する
(S12)。そして、内線電話機1‐1の扱い者がオン
フックした場合はアイドルな状態とする(S14)。
【0045】また、内線電話機1‐1の扱い者がオンフ
ックしなかった場合は、中央処理装置7は内線電話機1
‐1の扱い者がダイヤルを行ったか否かを判断する(S
13)。
ックしなかった場合は、中央処理装置7は内線電話機1
‐1の扱い者がダイヤルを行ったか否かを判断する(S
13)。
【0046】そして、内線電話機1‐1の扱い者がダイ
ヤル操作を行ったときは中央処理装置7はこのダイヤル
操作による入力ダイヤル情報が転送先ダイヤルとして正
しいか否かを判断する処理へ進む(S4)。
ヤル操作を行ったときは中央処理装置7はこのダイヤル
操作による入力ダイヤル情報が転送先ダイヤルとして正
しいか否かを判断する処理へ進む(S4)。
【0047】「事例3」次に内線電話機1‐1と局線が
二者通話の状態であるときに、内線電話機1‐1がま
ず、転送保留キーを用いて第三者(内線電話機A)に対
して呼を転送しようとして、一旦、転送相手(第三者;
内線電話機A)との通話状態に入った後、第三者(内線
電話機A)との通話を終了して更に第三者(内線電話機
B)に対して呼を転送しようとしたが、ダイヤル先が応
答しないため、再度、別の第三者(内線電話機C)に対
して呼を転送する場合を説明する。
二者通話の状態であるときに、内線電話機1‐1がま
ず、転送保留キーを用いて第三者(内線電話機A)に対
して呼を転送しようとして、一旦、転送相手(第三者;
内線電話機A)との通話状態に入った後、第三者(内線
電話機A)との通話を終了して更に第三者(内線電話機
B)に対して呼を転送しようとしたが、ダイヤル先が応
答しないため、再度、別の第三者(内線電話機C)に対
して呼を転送する場合を説明する。
【0048】内線電話機1‐1と、最初の転送相手であ
る第三者(内線電話機A)が通話状態であるときに、第
三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は内
線電話機1‐1の接続されているライン回路2‐1を介
して中央処理装置7に伝えられる。中央処理装置7はこ
の復旧情報に対して、その情報が内線電話機1‐1の通
話相手である第三者(内線電話機A)によるものである
か否かを判断する(S1)。
る第三者(内線電話機A)が通話状態であるときに、第
三者(内線電話機A)が復旧すると、この復旧情報は内
線電話機1‐1の接続されているライン回路2‐1を介
して中央処理装置7に伝えられる。中央処理装置7はこ
の復旧情報に対して、その情報が内線電話機1‐1の通
話相手である第三者(内線電話機A)によるものである
か否かを判断する(S1)。
【0049】そして、この復旧情報が内線電話機1‐1
の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもので
あるときは、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
て、さらなる転送先のダイヤル入力を要求すべくトーン
送出回路9よりダイヤル要求音を内線電話機1‐1に送
出し、同時にタイマをセットする(S2)。
の通話相手である第三者(内線電話機A)によるもので
あるときは、中央処理装置7は内線電話機1‐1に対し
て、さらなる転送先のダイヤル入力を要求すべくトーン
送出回路9よりダイヤル要求音を内線電話機1‐1に送
出し、同時にタイマをセットする(S2)。
【0050】中央処理装置7はタイマをセットした後、
ダイムアウトするまでの一定時間内、内線電話機1‐1
が再転送先(第三者(内線電話機B))に対するダイヤ
ルを行ったか否かを判断する(S3)。
ダイムアウトするまでの一定時間内、内線電話機1‐1
が再転送先(第三者(内線電話機B))に対するダイヤ
ルを行ったか否かを判断する(S3)。
【0051】その結果、一定時間内に再転送先(第三
者;内線電話機B)に対するダイヤル入力がなかった場
合は、内線電話機1‐1は内線電話機1‐2と通話状態
となる(S14)。一定時間内に再転送先(第三者;内
線電話機B)に対するダイヤル入力があった場合は、中
央処理装置7はダイヤル入力された電話番号が存在する
か否かの判断をする(S4)。そして、ダイヤル入力さ
れた電話番号が存在する場合は中央処理装置7はダイヤ
ル先の内線電話機がビジーであるかアイドルであるかの
判断をする(S5)。
者;内線電話機B)に対するダイヤル入力がなかった場
合は、内線電話機1‐1は内線電話機1‐2と通話状態
となる(S14)。一定時間内に再転送先(第三者;内
線電話機B)に対するダイヤル入力があった場合は、中
央処理装置7はダイヤル入力された電話番号が存在する
か否かの判断をする(S4)。そして、ダイヤル入力さ
れた電話番号が存在する場合は中央処理装置7はダイヤ
ル先の内線電話機がビジーであるかアイドルであるかの
判断をする(S5)。
【0052】ダイヤル先の内線電話機がアイドルの場合
には中央処理装置7は内線電話機1‐1の扱い者にリン
グバックトーンの信号を送出し(S6)、中央処理装置
7はダイヤル先が応答したか否かの判断をする(S
7)。ダイヤル先の内線電話機が応答しなかった場合に
はステップS11に進み、ダイヤルを行うことにより再
度転送することが可能な状態になる。
には中央処理装置7は内線電話機1‐1の扱い者にリン
グバックトーンの信号を送出し(S6)、中央処理装置
7はダイヤル先が応答したか否かの判断をする(S
7)。ダイヤル先の内線電話機が応答しなかった場合に
はステップS11に進み、ダイヤルを行うことにより再
度転送することが可能な状態になる。
【0053】ダイヤル先がビジーな場合には、中央処理
装置7は内線電話機1‐1の扱い者にビジートーンの信
号を送出し(S9)、ステップS11に進み、ダイヤル
入力を行うことにより、再度、転送することが可能な状
態にする。
装置7は内線電話機1‐1の扱い者にビジートーンの信
号を送出し(S9)、ステップS11に進み、ダイヤル
入力を行うことにより、再度、転送することが可能な状
態にする。
【0054】すなわち、中央処理装置7は内線電話機1
‐1の扱い者が複数のDNキー14cのうちのいずれか
を押下操作したか否かを判断し(S11)、内線電話機
1‐1の扱い者がDNキーを操作した場合には局線の保
留を解除し、内線電話機1‐1と局線は再び通話状態と
する(S15)。しかし、内線電話機1‐1の扱い者が
DNキー14cを操作しなかった場合には、中央処理装
置7は内線電話機1‐1がオンフックしたか否かを判断
し(S12)、内線電話機1‐1の扱い者がオンフック
した場合はアイドルな状態とする(S14)。
‐1の扱い者が複数のDNキー14cのうちのいずれか
を押下操作したか否かを判断し(S11)、内線電話機
1‐1の扱い者がDNキーを操作した場合には局線の保
留を解除し、内線電話機1‐1と局線は再び通話状態と
する(S15)。しかし、内線電話機1‐1の扱い者が
DNキー14cを操作しなかった場合には、中央処理装
置7は内線電話機1‐1がオンフックしたか否かを判断
し(S12)、内線電話機1‐1の扱い者がオンフック
した場合はアイドルな状態とする(S14)。
【0055】また、内線電話機1‐1の扱い者がオンフ
ックしなかった場合は、中央処理装置7は内線電話機1
‐1の扱い者がダイヤルを行ったか否かを判断し(S1
3)、内線電話機1‐1の扱い者がダイヤル操作を行っ
たときは中央処理装置7はこのダイヤル操作による入力
ダイヤル情報が転送先ダイヤルとして正しいか否かを判
断する処理へ進む(S4)。
ックしなかった場合は、中央処理装置7は内線電話機1
‐1の扱い者がダイヤルを行ったか否かを判断し(S1
3)、内線電話機1‐1の扱い者がダイヤル操作を行っ
たときは中央処理装置7はこのダイヤル操作による入力
ダイヤル情報が転送先ダイヤルとして正しいか否かを判
断する処理へ進む(S4)。
【0056】本発明システムは内線電話機および内線電
話機と局線との間に設けられた構内交換機に関するもの
で、内線電話機の扱い者が二者通話の状態から第三者
(内線電話機A)に対し、転送をしようとした際に、一
旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話状態に
入った後、第三者(内線電話機A)側が復旧したとき、
直ちに前記内線電話機の扱い者に対し、スペシャルダイ
ヤルトーンを聞かせて、一定時間だけ、前記内線電話機
の再度のダイヤル入力を受け付ける手段と、一定時間内
にダイヤル入力があった場合、そのダイヤルの相手先
(別の第三者;別の内線番号の内線電話機B)を転送の
ために呼び出す手段と、一定時間内にダイヤル入力が無
かった場合、元の二者通話に状態を戻す手段とを設ける
ことにより、内線電話機の扱い者が、転送機能を用いた
第三者(内線電話機A)との通話状態を終了し、再度、
別の第三者(内線電話機B)に対して転送操作を行いた
いときには、第三者(内線電話機A)との通話状態にお
いて、第三者(内線電話機A)側からの復旧後、その状
態から直接ダイヤル入力することにより、元の二者通話
における通話相手との通話状態を介さずとも、転送操作
を引き続き行うことができるようにしたことを特徴とし
ている。
話機と局線との間に設けられた構内交換機に関するもの
で、内線電話機の扱い者が二者通話の状態から第三者
(内線電話機A)に対し、転送をしようとした際に、一
旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話状態に
入った後、第三者(内線電話機A)側が復旧したとき、
直ちに前記内線電話機の扱い者に対し、スペシャルダイ
ヤルトーンを聞かせて、一定時間だけ、前記内線電話機
の再度のダイヤル入力を受け付ける手段と、一定時間内
にダイヤル入力があった場合、そのダイヤルの相手先
(別の第三者;別の内線番号の内線電話機B)を転送の
ために呼び出す手段と、一定時間内にダイヤル入力が無
かった場合、元の二者通話に状態を戻す手段とを設ける
ことにより、内線電話機の扱い者が、転送機能を用いた
第三者(内線電話機A)との通話状態を終了し、再度、
別の第三者(内線電話機B)に対して転送操作を行いた
いときには、第三者(内線電話機A)との通話状態にお
いて、第三者(内線電話機A)側からの復旧後、その状
態から直接ダイヤル入力することにより、元の二者通話
における通話相手との通話状態を介さずとも、転送操作
を引き続き行うことができるようにしたことを特徴とし
ている。
【0057】そして、内線電話機の扱い者が二者通話の
状態から第三者(別の内線番号の内線電話機A)に対
し、転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三
者;内線電話機A)との通話状態に入った後、第三者
(内線電話機A)側が復旧したとき、直ちに前記内線電
話機の扱い者に対し、スペシャルダイヤルトーンを聞か
せて、一定時間だけ、前記内線電話機の再度のダイヤル
入力を受け付けるようにしているので、内線電話機の扱
い者が再度、別の第三者(別の内線番号の内線電話機
B)に対して転送操作を行いたいときには、第三者(内
線電話機A)との通話状態において、第三者(内線電話
機A)側からの復旧後、転送保留状態を解除しなくと
も、そのまま引き続いてダイヤル入力操作することによ
り、転送操作を引き続き行うことができる。尚、本発明
は局線の着信の転送他、内線の同士の転送にも適用でき
る。
状態から第三者(別の内線番号の内線電話機A)に対
し、転送をしようとした際に、一旦、転送相手(第三
者;内線電話機A)との通話状態に入った後、第三者
(内線電話機A)側が復旧したとき、直ちに前記内線電
話機の扱い者に対し、スペシャルダイヤルトーンを聞か
せて、一定時間だけ、前記内線電話機の再度のダイヤル
入力を受け付けるようにしているので、内線電話機の扱
い者が再度、別の第三者(別の内線番号の内線電話機
B)に対して転送操作を行いたいときには、第三者(内
線電話機A)との通話状態において、第三者(内線電話
機A)側からの復旧後、転送保留状態を解除しなくと
も、そのまま引き続いてダイヤル入力操作することによ
り、転送操作を引き続き行うことができる。尚、本発明
は局線の着信の転送他、内線の同士の転送にも適用でき
る。
【0058】以上、説明したように本発明によれば、あ
る内線電話機が二者通話の状態から第三者(別の内線電
話機A)に対し、通話相手の回線を転送しようとした際
に、一旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話
状態に入った後、再度、別の第三者(内線電話機B)に
対して転送操作を行いたいときには、第三者(内線電話
機A)側が復旧して一度通話状態に戻してから転送保留
キーを操作した後にダイヤル入力を行わなくとも、第三
者(内線電話機A)側が復旧したその状態から直接ダイ
ヤル入力して転送操作を行うことができるので、状態を
移すときに発生する不快な接続切り替え音を通話相手に
聞かせることがなくなり、更にまた、転送操作は相手が
復旧した段階で転送先内線の番号をダイヤル操作するだ
けで済むようになるので、転送操作を簡略化することが
できるなど、取扱い容易で、サービス向上を図ることが
できる構内交換システムを提供できる。
る内線電話機が二者通話の状態から第三者(別の内線電
話機A)に対し、通話相手の回線を転送しようとした際
に、一旦、転送相手(第三者;内線電話機A)との通話
状態に入った後、再度、別の第三者(内線電話機B)に
対して転送操作を行いたいときには、第三者(内線電話
機A)側が復旧して一度通話状態に戻してから転送保留
キーを操作した後にダイヤル入力を行わなくとも、第三
者(内線電話機A)側が復旧したその状態から直接ダイ
ヤル入力して転送操作を行うことができるので、状態を
移すときに発生する不快な接続切り替え音を通話相手に
聞かせることがなくなり、更にまた、転送操作は相手が
復旧した段階で転送先内線の番号をダイヤル操作するだ
けで済むようになるので、転送操作を簡略化することが
できるなど、取扱い容易で、サービス向上を図ることが
できる構内交換システムを提供できる。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
二者通話状態にある内線よりその通話相手の回線を別の
内線に転送するにあたり、再転送の必要が生じたときに
おいて、保留/解除の状態移行を防止できて当該状態移
行時に発生する接続切り替え音発生を防止でき、また、
転送操作を容易にした構内交換システムを提供すること
ができる。
二者通話状態にある内線よりその通話相手の回線を別の
内線に転送するにあたり、再転送の必要が生じたときに
おいて、保留/解除の状態移行を防止できて当該状態移
行時に発生する接続切り替え音発生を防止でき、また、
転送操作を容易にした構内交換システムを提供すること
ができる。
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】 内線電話機の外観を示す図。
【図3】 本発明装置の動作例を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
【図4】 本発明装置の動作例を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
1‐1,〜1‐n…内線電話機、2‐1,〜2‐n…ラ
イン回路(LC)、3‐1,〜3‐m…局線、4‐1,
〜1‐m…局線トランク(TRK)、5…通話路ネット
ワーク(SW)、6…制御データバスライン、7…中央
処理装置(CC)、8…記憶装置(MEM)、9…トー
ン送出回路、11…送受信機、12…フック機構、13
…ダイヤル機構、14…各種サービスキー、14a…転
送保留キー、14c…内線DNキー。
イン回路(LC)、3‐1,〜3‐m…局線、4‐1,
〜1‐m…局線トランク(TRK)、5…通話路ネット
ワーク(SW)、6…制御データバスライン、7…中央
処理装置(CC)、8…記憶装置(MEM)、9…トー
ン送出回路、11…送受信機、12…フック機構、13
…ダイヤル機構、14…各種サービスキー、14a…転
送保留キー、14c…内線DNキー。
Claims (2)
- 【請求項1】 二者通話状態にある通話相手回線を複数
ある他の内線の一つに転送して接続できるようにした構
内交換システムにおいて、 スペシャル・ダイヤル・トーンの信号を発生する音源
と、 二者通話状態にある内線が前記転送のための操作を行う
と通話相手回線を保留状態にし、転送先内線を呼び出し
て転送操作元の内線と転送先内線との間の接続を行う機
能、転送先内線が復旧すると前記保留状態のまま転送操
作元の内線の転送先ダイヤル入力を可能にし、前記音源
よりスペシャル・ダイヤル・トーンの信号を転送操作元
の内線に送って知らせる機能、所定時間内に前記転送元
内線より転送先ダイヤル入力があればその入力に該当す
る内線を呼び出し、前記所定時間内に転送先ダイヤル入
力がないときは前記保留状態の通話相手回線の保留を解
除して二者通話状態に戻す機能とを有する制御手段とを
具備してなる構内交換システム。 - 【請求項2】 二者通話状態にある通話相手回線を複数
ある他の内線の一つに転送して接続できるようにした構
内交換システムにおいて、 スペシャル・ダイヤル・トーンの信号を発生する音源
と、 二者通話状態にある内線が前記転送のための操作を行う
と通話相手回線を保留状態にし、転送先内線を呼び出し
て転送操作元の内線と転送先内線との間の接続を行う機
能、転送先内線が復旧すると前記保留状態のまま転送操
作元の内線の転送先ダイヤル入力を可能にし、前記音源
よりスペシャル・ダイヤル・トーンの信号を転送操作元
の内線に送って知らせる機能、所定時間内に前記転送元
内線より転送先ダイヤル入力があればその入力に該当す
る内線を呼び出し、前記所定時間内に転送先ダイヤル入
力がないときは前記保留状態の通話相手回線の保留を解
除して二者通話状態に戻す機能、転送先内線がビジーま
たは該当内線がないとき前記保留状態のまま転送操作元
の内線の転送先ダイヤル入力を可能にし、前記音源より
スペシャル・ダイヤル・トーンの信号を転送操作元の内
線に送って知らせる機能とを有する制御手段とを具備し
てなる構内交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169596A JPH0522453A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 構内交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169596A JPH0522453A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 構内交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522453A true JPH0522453A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15889424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169596A Pending JPH0522453A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 構内交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012142815A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Nec Infrontia Corp | 構内交換機、着信転送方法および着信転送プログラム |
JP2012529191A (ja) * | 2009-06-01 | 2012-11-15 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 呼の経過の視覚的な表示部を有する端末のためのグラフィカルユーザインタフェース |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3169596A patent/JPH0522453A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012529191A (ja) * | 2009-06-01 | 2012-11-15 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 呼の経過の視覚的な表示部を有する端末のためのグラフィカルユーザインタフェース |
JP2012142815A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Nec Infrontia Corp | 構内交換機、着信転送方法および着信転送プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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