JP3328489B2 - 構内交換機における着信転送方式 - Google Patents

構内交換機における着信転送方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機の内線
電話機と公衆移動通信網(以下、「移動網」と言う)の
移動端末を兼用するコードレス電話機への着信を構内交
換機によって転送する構内交換機における着信転送方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】構内交換機の内線電話機としての機能と
移動網の移動端末としての機能とを併せ持つコードレス
電話機は、公衆モード(移動網モード)あるいは自営モ
ード(内線モード)で動作し、これらの動作モードが適
時切り替えられて使用される。
【0003】まず上記のコードレス電話機が自営モード
で動作している場合の、コードレス電話機への着信手順
について説明する。
【0004】このコードレス電話機を収容する構内交換
機は公衆網に接続されており、この公衆網に接続する一
般加入者電話機、あるいは構内交換機に収容されている
内線専用電話機から、コードレス電話機に接続するため
の発信が行われると、構内交換機の中継台が応答し、中
継台と発信者の電話機が通話状態となる。
【0005】中継台の扱い者は、発信者よりコードレス
電話機への接続依頼を聞くと、発信者との通話を保留
し、コードレス電話機へダイヤルする。
【0006】このとき、コードレス電話機が構内交換機
の呼び出しエリア内に位置している場合は、コードレス
電話機へ着信することができ、このコードレス電話機と
上記の発信者の電話機は通話状態となる。
【0007】しかし、コードレス電話機が構内交換機の
呼び出しエリア外に位置している場合には、中継台はコ
ードレス電話機に着信することができず、コードレス電
話機からの応答がないことを確認すると構内交換機は、
保留音を送出中の発信者に対して、「接続できません」
等のメッセージのトーキ音を送出してから、回線を開放
し切断する。
【0008】次にコードレス電話機が公衆モードで動作
している場合の、コードレス電話機への着信手順につい
て説明する。
【0009】この場合は、発信者が公衆網に接続する一
般加入者電話機、あるいは構内交換機に収容されている
内線専用電話機から、コードレス電話機の移動網加入者
番号(例えば、050−×××××××)をダイヤルす
ることにより、公衆網を介してコードレス電話機を呼び
出し、コードレス電話機が応答すれば通話ができる。
【0010】従って構内交換機経由でコードレス電話機
に着信できなかった場合にも、発信者がコードレス電話
機の移動網加入者番号を知っており、コードレス電話機
が公衆モードであれば、発信者は移動網加入者番号をダ
イヤルすることにより、公衆網を介してコードレス電話
機へ着信することができる。
【0011】図5は従来の内線着信転送方式においてコ
ードレス電話機が構内交換機の呼び出しエリア外に位置
する場合に、構内交換機経由でコードレス電話機に発信
してからコードレス電話機へ着信するまでの手順を示す
シーケンス図である。
【0012】図5において、発信者が一般加入者電話機
によりコードレス電話機の着信するために、ステップ5
01〜503で公衆網経由で構内交換機に発信を行う
と、この発信は構内交換機の制御装置を介して中継台へ
着信し、中継台はステップ504および505で公衆網
に応答する。
【0013】これにより、ステップ506で中継台と一
般加入者電話機が通話可能となり、中継台の扱い者が発
信者に接続先を問い合わせ、発信者がコードレス電話機
の内線番号を伝えて接続を依頼すると、中継台の扱い者
は、ステップ507で一般加入者電話機との通話を保留
し、ステップ508でコードレス電話機への着信を試み
る。
【0014】しかしコードレス電話機は構内交換機の呼
び出しエリア外に位置しているので、ステップ509に
示すように制御装置に対して応答せず、制御装置はステ
ップ510で発信者の一般加入者電話機に対し保留音か
ら「接続できません」等のメッセージのトーキ音を送出
し、ステップ511で公衆網との回線を開放し切断す
る。
【0015】この切断により、公衆網はステップ512
で発信者に対してBT(ビジートーン)を送出し、加入
者はこのBTを聞いて受話器を置いて回線を切断する。
【0016】尚、このようにコードレス電話機が構内交
換機の呼び出しエリア外に位置している場合には、ステ
ップ517に示すように、コードレス電話機は呼び出し
エリア内にあることを示す位置登録情報を制御装置に対
して送信しておらず、制御装置はコードレス電話機が構
内交換機の呼び出しエリア外に位置しているを認識して
いる。
【0017】次に発信者がコードレス電話機の移動網加
入者番号(050−×××××××)を知っていれば、
発信者は、ステップ513および514でこの移動網加
入者番号をダイヤルし、構内交換機を経由せずに、公衆
の移動網によりコードレス電話機に再発信を行ことによ
り、公衆モードのコードレス電話機へ着信させることが
でき、ステップ515でコードレス電話機が応答するこ
とにより、通話が可能となる(ステップ516)。
【0018】尚、以上の説明は、一般加入者電話機から
コードレス電話機に着信するものであるが、内線専用電
話機からコードレス電話機に着信する場合も、公衆網を
介さないこと以外は同様である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術においては、コードレス電話機が構内交換機の呼
び出しエリア外に位置し、発信者がコードレス電話機の
移動網加入者番号を知らない場合には、発信者はコード
レス電話機に着信することができないという問題があっ
た。
【0020】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、構内交換機経由で常にコードレス電話機へ
着信することができる構内交換機における着信転送方式
を提供することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、衆移動通信網用の端末としても動作す
るコードレス電話機を内線電話機として収容し、公衆移
動通信網を含む公衆網に接続する構内交換機において、
前記コードレス電話機の呼出番号として、前記公衆移動
通信網の加入者番号及び前記構内交換機の内線番号の二
つの呼出番号を対応させて記憶する記憶手段と、前記公
衆網に収容される電話機もしくは前記構内交換機に収容
される内線電話機から前記コードレス電話機への着信を
検出する着信検出手段と、前記着信検出手段で着信した
ときに、前記コードレス電話機が内線電話機として動作
し、かつ構内交換機の呼び出しエリア内に位置している
か否かを検出することにより、前記コードレス電話機へ
の内線着信が可能か否かを認識する内線着信判定手段
と、前記内線着信判定手段で内線着信可能と認識した場
合には、前記コードレス電話機に内線着信する内線着信
手段と、前記内線着信判定手段で前記内線着信不可と認
識した場合には、前記記憶手段を用いて前記コードレス
電話機に対応する前記公衆移動通信網の加入者番号を前
記公衆網に発信する自動着信転送手段と備えることを
特徴とするものである。
【0022】従って本発明によれば、自営/公衆兼用の
コードレス電話機の移動網加入者番号をその内線番号に
対応させて記憶手段に予め記憶しておき、また内線着信
判定手段によって前記コードレス電話機が内線電話機と
して動作し、かつ構内交換機の呼び出しエリア内に位置
しているか否かを検出することにより、前記コードレス
電話機への内線着信が可能か否かを認識しておき、発信
者が公衆網に接続する一般加入者電話機によりコードレ
ス電話機に着信するための発信を行うことによる、公衆
網からの着信(ダイヤルイン、ダイレクトインダイヤ
ル、ダイレクトインライン等)、あるいは発信者が構内
交換機に収容される内線専用電話機によりコードレス電
話機の内線番号をダイヤルすることによる着信を着信検
出手段によって検出すると、この着信検出に応じて、内
線着信判定手段による内線着信可能な場合には、内線着
信手段によって前記コードレス電話機に内線着信し、ま
た内線着信判定手段による内線着信不可の場合には、記
憶手段に記憶されているコードレス電話機の移動網加入
者番号を自動着信転送手段によって公衆網に自動発信す
ることにより、前記検出した着信を公衆網を介してコー
ドレス電話機に自動転送し、この自動転送中に、「ただ
いま、事業所に不在ですので公衆網にダイヤルしていま
す」等の、自動転送中であることを説明するトーキ音を
トーキ送出手段によって発信側に対して送出することに
より、コードレス電話機が構内交換機の呼び出しエリア
外に位置する場合にも、発信者がコードレス電話の移動
網加入者番号を再発信する必要はなく、構内交換機経由
で自動的にコードレス電話機へ着信することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の概略
構成を示すブロック図である。
【0024】図1において、公衆移動通信網(移動網)
を含む公衆網2には、構内交換機3および一般加入者電
話機1が接続されている。
【0025】構内交換機3は、統括制御を行う制御装置
6を有し、内線電話端末として内線専用電話機12(内
線番号200番)および自営モード(内線モード)と公
衆モード(移動網モード)の切り替えが可能なコードレ
ス電話機5を収容している。制御装置6には、交換中継
を行うための中継台4、メッセージ等のトーキ音を発生
するトーキ装置7、コードレス電話機5に接続するため
の基地局8、PB(プッシュボタン)信号を受信するP
Bレシーバ9、ビジートーン等のトーン音を発生するト
ーン装置(TG)10が接続されており、またコードレ
ス電話機5の公衆移動通信網用の加入者番号(移動網加
入者番号)等を格納する公衆移動端末メモリ11が接続
されている。
【0026】次にコードレス電話機5が構内交換機3の
呼び出しエリア内に位置しており、自営モードで動作し
ている場合の、構内交換機3によるコードレス電話機5
への着信転送手順について説明する。
【0027】図2は上記の場合における構内交換機3に
よるコードレス電話機5への着信転送手順を示すシーケ
ンス図である。
【0028】尚、以下の説明においては、一般加入者電
話機1からコードレス電話機5に着信するものとする
が、内線専用電話機12からコードレス電話機5に着信
する場合は、公衆網2を介さないこと以外は同様であ
る。
【0029】図2において、発信者が一般加入者電話機
1によりコードレス電話機5の着信するために、ステッ
プ201で構内交換機3にダイヤルして発信を行うと、
公衆網2はこの発信を検出し、ステップ202および2
03で構内交換機3の制御装置6を介して中継台4へ着
信する。
【0030】中継台4はこの着信に対して、ステップ2
04および205で制御装置6を介して公衆網2に応答
する。
【0031】これにより中継台4と一般加入者電話機1
が通話可能となり、中継台4の扱い者が一般加入者電話
機1の発信者に接続先を問い合わせ、発信者がコードレ
ス電話機5(内線番号300番)への接続を依頼すると
(ステップ206)、中継台4の扱い者は、ステップ2
07で一般加入者電話機1との通話を保留し、ステップ
208でコードレス電話機5への着信を試みる。
【0032】この場合、コードレス電話機5は構内交換
機3の呼び出しエリア内に位置するので、ステップ20
7の中継台4からの着信によってコードレス電話機5
は、ステップ208で制御装置6に対して応答を行い、
これにより一般加入者電話機1とコードレス電話機5の
通話が可能となる(ステップ210)。
【0033】尚、このようにコードレス電話機5が構内
交換機3の呼び出しエリア内に位置している場合には、
ステップ211に示すように、コードレス電話機5は呼
び出しエリア内にあることを示す位置登録情報を制御装
置6に対して送信しており、制御装置6はこれを認識し
ている。
【0034】次にコードレス電話機5の移動網加入者番
号を構内交換機3に登録する手順について説明する。
【0035】図3はコードレス電話機5の移動網加入者
番号を構内交換機3に登録する手順を示すシーケンス図
である。
【0036】図3に示す手順は、公衆モードのコードレ
ス電話機5が公衆網2を介して構内交換機3へDID
(ダイレクトインダイヤル)着信することにより公衆網
2が送出してくる発信電話番号通知(すなわちコードレ
ス電話機5の移動網加入者番号の通知)を利用するもの
である。
【0037】図3において、操作者がコードレス電話機
5を操作することにより、ステップ301で公衆網2に
発信を行い、この発信を検出した公衆網2が、ステップ
302で構内交換機3の制御装置6にDID(ダイレク
トインダイヤル)着信すると、このDID着信を検出し
た制御装置6は、ステップ303で公衆網2に対して一
次応答を行う。
【0038】公衆網2は一次応答を検出すると、ステッ
プ304で制御装置6に対して発信電話番号(コードレ
ス電話機5の移動網加入者番号)を通知する。
【0039】制御装置6は発信電話番号を受信すると、
ステップ305および306でこの発信電話番号を公衆
移動端末メモリ11に格納する。
【0040】次に制御装置6は、ステップ307でPB
レシーバ9とコードレス電話機5の間に通話経路を開設
し(PBレシーバ9に対してパス接続)、ステップ30
8でコードレス電話機5に対してTG10によってトー
ンを送出して二次応答を行うことにより、コードレス電
話機5の操作者に対して特定番号の送出を要求する。
【0041】コードレス電話機5の操作者は、ステップ
308でボタン操作することにより、特定番号(××)
とコードレス電話機5の構内交換機3における内線番号
(300番)をこの順で示すPB(プッシュボタン)信
号を、公衆網2の公衆移動通信網を介してPBレシーバ
9に送信する。
【0042】PBレシーバ9はこの特定番号および内線
番号を示すPB信号を受信すると、ステップ310でP
B信号に示された内線番号を示すデータを制御装置6に
送信して、内線番号の受信完了を通知する。
【0043】制御装置6は、ステップ311および31
2でコードレス電話機5の内線番号(300番)を公衆
移動端末メモリ11に送信し、既に格納してある発信電
話番号(コードレス電話機5の移動網加入者番号)に対
応させて格納させる。
【0044】そして制御装置6は、ステップ313でコ
ードレス電話機5の操作者に対して発信電話番号の受信
完了を示す、「内線番号300番の移動網加入者番号0
50−×××××××を受信しました」等のメッセージ
をトーキ装置7によって送出し、ステップ314で公衆
網2との通話経路を開放し切断する。
【0045】以上により、コードレス電話機5の移動網
加入者番号の構内交換機3への登録手順を終了する。
【0046】このように公衆網2の発信電話番号通知を
用いて移動網加入者番号の登録を行うと、正確かつ容易
にこの登録が行える。
【0047】次にコードレス電話機5が構内交換機3の
呼び出しエリア外に位置し、公衆モードで動作している
場合の、構内交換機3によるコードレス電話機5への着
信転送手順について説明する。
【0048】図4は上記の場合の構内交換機3によるコ
ードレス電話機5への着信転送手順を示すシーケンス図
である。
【0049】尚、以下の説明においては、コードレス電
話機5に移動網加入者番号は、図3に示す手順等によ
り、予め構内交換機3の公衆移動端末メモリ11に登録
されているものとする。
【0050】図4において、発信者が一般加入者電話機
1より発信して中継台4が応答し、一般加入者電話機1
と中継台4が通話可能となり、中継台4が接続先を認識
して一般加入者電話機1との通話を保留するまで、すな
わち図4のステップ401〜407は、図2のステップ
201〜207と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0051】次に制御装置6は、ステップ408に示す
ように、コードレス電話機5からの位置登録情報の送信
がないので、コードレス電話機5が呼び出しエリア外に
あることを認識しており、中継台4の扱い者が、ステッ
プ409でコードレス電話機5の内線番号300番を送
出してコードレス電話機5への着信を試みると、制御装
置6は、ステップ411で一般加入者電話機1の発信者
に「ただいま、事業所に不在ですので公衆網にダイヤル
しています」等のメッセージのトーキ音を聞かせなが
ら、ステップ411で予め登録されているコードレス電
話機5の移動網加入者番号(050−×××××××)
を自動発信する。
【0052】公衆網2はこの発信を検出すると、ステッ
プ412でコードレス電話機5に着信する。
【0053】そしてステップ413でコードレス電話機
5が応答することにより、一般加入者電話機1とコード
レス電話機5の通話が可能となる(ステップ414)。
【0054】このように本実施の形態によれば、コード
レス電話機5の移動網加入者番号をその内線番号に対応
させて公衆移動端末メモリ11に予め記憶しておき、ま
た制御装置6によってコードレス電話機5が内線電話機
として動作し、かつ呼び出しエリア内に位置しているか
否かを検出することにより、コードレス電話機5への内
線着信が可能か否かを認識しておき、発信者が公衆網2
に接続する一般加入者電話機1によりコードレス電話機
5に着信するための発信を行うことによる公衆網2から
の着信、あるいは発信者が内線専用電話機12によりコ
ードレス電話機5の内線番号(300番)をダイヤルす
ることによる着信を、制御装置6において検出すると、
この着信検出に応じて、内線着信可能な場合には、制御
装置6によってコードレス電話機5に内線着信し、また
内線着信不可の場合には、制御装置6によって公衆移動
端末メモリ11に記憶されているコードレス電話機5の
移動網加入者番号を公衆網2に自動発信することによ
り、コードレス電話機5への着信を公衆網2を介して自
動転送し、この自動転送中に、「ただいま、事業所に不
在ですので公衆網にダイヤルしています」等の、自動転
送中であることを説明するトーキ音をトーキ装置7によ
って発信側に対して送出することにより、コードレス電
話機5が構内交換機3の呼び出しエリア外に位置する場
合にも、構内交換機3経由で自動的にコードレス電話機
5へ着信することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
営/公衆兼用のコードレス電話機の移動網加入者番号を
その内線番号に対応させて記憶手段に予め記憶してお
き、公衆網に接続する一般加入者電話機、あるいは構内
交換機に収容される内線専用電話機からのコードレス電
話機への着信を着信検出手段によって検出すると、内線
着信判定手段による内線着信不可の場合に、この着信に
応じて、記憶手段に記憶されているコードレス電話機の
移動網加入者番号を自動着信転送手段によって公衆網に
自動発信することにより、前記検出した着信を公衆網を
介してコードレス電話機に自動転送し、この自動転送中
に、自動転送中であることを説明するトーキ音をトーキ
送出手段によって発信側に送出することにより、コード
レス電話機が構内交換機の呼び出しエリア外に位置する
場合にも、構内交換機経由で自動的にコードレス電話機
へ着信することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態においてコードレス電話機
が構内交換機の呼び出しエリア内に位置する場合の構内
交換機によるコードレス電話機への着信転送手順を示す
シーケンス図である。
【図3】本発明の実施の形態においてコードレス電話機
の移動網加入者番号を構内交換機に登録する手順を示す
シーケンス図である。
【図4】本発明の実施の形態においてコードレス電話機
が構内交換機の呼び出しエリア外に位置する場合の構内
交換機によるコードレス電話機への着信転送手順を示す
シーケンス図である。
【図5】従来の内線着信転送方式においてコードレス電
話機が構内交換機の呼び出しエリア外に位置する場合
に、構内交換機経由でコードレス電話機に発信してから
コードレス電話機へ着信するまでの手順を示すシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1 一般加入者電話機 2 公衆網(公衆移動通信網) 3 構内交換機 4 中継台 5 自営/公衆兼用コードレス電話機(内線300番) 6 制御装置 7 トーキ装置 8 基地局 9 PBレシーバ 10 トーン装置(TG) 11 公衆移動端末メモリ 12 内線専用電話機(内線200番)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 3/58 - 3/62 H04Q 7/00 - 7/38 H04M 3/42 - 3/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆移動通信網用の端末としても動作す
    るコードレス電話機を内線電話機として収容し、公衆移
    動通信網を含む公衆網に接続する構内交換機において、 前記コードレス電話機の呼出番号として、前記公衆移動
    通信網の加入者番号及び前記構内交換機の内線番号の二
    つの呼出番号を対応させて記憶する記憶手段と、 前記公衆網に収容される電話機もしくは前記構内交換機
    に収容される内線電話機から前記コードレス電話機への
    着信を検出する着信検出手段と、 前記着信検出手段で着信したときに、前記コードレス電
    話機が内線電話機として動作し、かつ構内交換機の呼び
    出しエリア内に位置しているか否かを検出することによ
    り、前記コードレス電話機への内線着信が可能か否かを
    認識する内線着信判定手段と、 前記内線着信判定手段で内線着信可能と認識した場合に
    は、前記コードレス電話機に内線着信する内線着信手段
    と、 前記内線着信判定手段で前記内線着信不可と認識した場
    合には、前記記憶手段を用いて前記コードレス電話機に
    対応する前記公衆移動通信網の加入者番号を前記公衆網
    に発信する自動着信転送手段と、を備えることを特徴と
    する構内交換機における着信転送方式。
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