JP3325330B2 - 電子交換機 - Google Patents

電子交換機

Info

Publication number
JP3325330B2
JP3325330B2 JP06571693A JP6571693A JP3325330B2 JP 3325330 B2 JP3325330 B2 JP 3325330B2 JP 06571693 A JP06571693 A JP 06571693A JP 6571693 A JP6571693 A JP 6571693A JP 3325330 B2 JP3325330 B2 JP 3325330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
standard telephone
trunk
telephone terminal
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06571693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06284204A (ja
Inventor
克之 花井
雅一 白川
雅史 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06571693A priority Critical patent/JP3325330B2/ja
Publication of JPH06284204A publication Critical patent/JPH06284204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3325330B2 publication Critical patent/JP3325330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば標準電話端
末とアナログ回線群、あるいはISDN端末とISDN
回線群などを接続する電子交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子交換機たとえば構内交換機と
しては、標準電話端末とアナログ通信網としてのアナロ
グ回線とを接続するだけでなく、標準電話端末あるいは
ファクス(G4)等のディジタル端末(ISDN端末)
とディジタル通信網としてのISDN回線(サービス総
合ディジタル網)とを接続するものが開発されている。
【0003】この場合、端末からトランク発信を行う際
には、トランク発信特番をダイヤルすることにより、電
子交換機に対して発信の要求を知らせるようになってい
る。このとき、複数のトランク回線、つまりアナログ回
線とISDN回線とが混在しているため、特番を複数用
意することにより、捕捉(接続)する回線を区別してい
る。
【0004】このようなものでは、使用するトランク回
線が発側のダイヤルした特番により一意的に決定される
ため、発側端末の有する属性と異なる属性を持つトラン
クが選択される場合が生じる。
【0005】この場合、異なる属性をもつ回線間の接続
を避けるために、発側端末、トランク双方の属性をあら
かじめ交換機の工事データとして登録しておき、選択の
際にそれらのデータを読出し、双方の属性から接続の可
否を判定し、不可の場合には、再度選択し直す等の方法
が取られている。
【0006】しかし、呼ごとに属性が変化する場合(I
SDNの伝達能力など)、回線に依存しない属性のた
め、上記の工事データに基づく接続の可否判定では対応
できず、このような場合には、発信者が接続可能なトラ
ンクを指定して発信することが必要とされている。
【0007】このため、発信者は常に発信する際の呼種
別を意識し、同一の端末からの発信でも、呼ごとに特番
を使い分けなければならなかった。また、このとき、呼
種別、発側端末種別から、どの回線なら接続可能で、そ
のためにはどの特番を使用すれば良いかといった知識を
発信者が持っていなければならず、非常に簡便さを欠い
たものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、利用者が利用したい端末、および呼ごとの属性
に応じた特番を用いなければならず、利用者に相当な負
担がかかり、非常に簡便さを欠いたものとなっていると
いう欠点を除去するもので、利用者が利用したい端末、
および呼ごとの属性を意識することなく、つまり特番を
用いることなく操作することができ、利用者の負担を無
くすことができ、発信の際の煩雑さを軽減し、簡便さを
増すことができる電子交換機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の電子交換機
は、標準電話端末を接続するとともに、アナログ回線群
及びISDN回線群を含む複数のトランク回線網に接続
される電子交換機において、標準電話端末にて発信が行
なわれた際に、所定時間内に制御情報が入力されたか否
かを判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段に
より所定時間内に制御情報が入力されたと判断された場
合に、該制御情報に基づいて接続するトランク回線網の
回線属性を判断する第2の判断手段と、この第2の判断
手段により判断された回線属性のトランク回線網と上記
発信側となる標準電話端末との回線接続を行う回線接続
手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、標準電話端末にて発信が行
なわれた場合に、所定時間内に制御情報が入力されたか
否かの判断が行なわれ、所定時間内に制御情報が入力さ
れた場合、この制御情報に基づいて発信側の標準電話端
末をアナログ回線のトランク回線網及びISDN回線の
トランク回線網に選択的に接続されることになる。従っ
て、発信者は発信端末種別あるいは呼の種別を意識する
ことなく、発信操作を行うだけで自動的に適したトラン
ク回線網が選択され、これにより発信の際の煩雑さを軽
減でき、簡便を増すことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図1はこの発明の電子交換機システムの構
成例を示すものである。すなわち、1は交換機本体、
2、…は交換機本体1に接続された標準電話端末、3、
…は交換機本体1に接続されたISDN端末(たとえば
G4タイプのファクシミリ)、4、…は交換機本体1に
接続された通信回線(トランク)としてのアナログ回線
群、5、…は交換機本体1に接続された通信回線(トラ
ンク)としてのISDN回線群である。
【0013】交換機本体1には、標準電話端末2、…、
ISDN端末3、…のそれぞれと接続される標準電話端
末制御回路6a、ISDN端末制御回路6b、標準電話
端末制御回路6a、ISDN端末制御回路6bの制御を
行う内線制御回路7、トランク制御回路8、データベー
ス部9、およびアナログ回線群4、…、ISDN回線群
5、…のそれぞれと接続されるアナログトランク制御回
路10a、ISDNトランク制御回路10bによって構
成されている。
【0014】データベース部9は、処理中に必要となる
工事データ等が登録されているものである。
【0015】次に、このような構成において動作につい
て説明する。まず、標準電話端末2からの発信動作につ
いて、図2に示すシーケンスチャートを参照しつつ説明
する。
【0016】すなわち、利用者により、標準電話端末2
がオフフックされ、ダイヤルトーンを聴取した後、回線
発信特番「0」と、接続先番号「××××」がダイヤル
される。この回線発信特番「0」と接続先番号「×××
×」は、標準電話端末制御回路6a、および内線制御回
路7を介してトランク制御回路8へ供給される。
【0017】また、上記ダイヤルがなされてから所定時
間経過しても別な信号が供給されなかった場合、トラン
ク制御回路8は、アナログ回線群4、…を選択し、アナ
ログ回線群4、…内の空き回線と上記標準電話端末2と
を接続する。
【0018】また、上記ダイヤルがなされてから所定時
間経過する前に、利用者により、上記標準電話端末2で
フッキングがなされた場合、その信号がトランク制御回
路8へ供給される。これにより、標準電話端末制御回路
6aは別のデータの供給を判断する。
【0019】そして、利用者により、上記フッキングに
続けて、ダイヤルトーンが聴取された後、情報要素番号
「1」と、ISDNを示す着サブアドレス「××××」
がダイヤルされる。この情報要素番号「1」と着サブア
ドレス「××××」は、標準電話端末制御回路6aへ供
給される。
【0020】また、上記ダイヤルがなされてから所定時
間経過する前に、利用者により、上記標準電話端末2で
フッキングがなされた場合、その信号が標準電話端末制
御回路6aへ供給される。これにより、標準電話端末制
御回路6aは別のデータの供給を判断する。
【0021】そして、利用者により、上記フッキングに
続けて、ダイヤルトーンが聴取された後、情報要素番号
「2」と、発ID番号「××××」がダイヤルされる。
この情報要素番号「2」と発ID番号「××××」は、
標準電話端末制御回路6aへ供給される。
【0022】そして、利用者により、フッキングに続け
て、終了特番「#」がダイヤルされる。この終了特番
「#」は、標準電話端末制御回路6aへ供給される。
【0023】これにより、標準電話端末制御回路6a
は、終了特番「#」が供給されるか、上記ダイヤルがな
されてから所定時間経過した際に、上記標準電話端末2
から受け取ったデータを内線制御回路7を介してトラン
ク制御回路8へ出力する。すると、トランク制御回路8
は供給されたデータを解析し、データ中にISDN網プ
ロトコル特有のパラメータ(着サブアドレスなど)が設
定されている場合、ISDN回線群5、…への発信を認
識し、ISDN回線群5、…内の空き回線と上記標準電
話端末2とを接続する。
【0024】次に、ISDN端末3からの発信動作につ
いて、図3に示すシーケンスチャートを参照しつつ説明
する。
【0025】すなわち、ISDN端末3がオフフックさ
れ、ダイヤルトーンを聴取した後、回線発信特番「0」
と、接続先番号「××××」がダイヤルされる。これに
より、ISDN端末3からISDNプロトコルに従い、
発信を示すセットアップ、伝達能力、着アドレス、発ア
ドレス、および接続先番号からなるメッセージが、IS
DN端末制御回路6b、および内線制御回路7を介して
トランク制御回路8へ供給される。
【0026】この場合、ISDN端末3が、音声呼の
際、伝達能力としてスピーチが設定され、音声帯域デー
タ呼の際、伝達能力としてオーディオが設定され、64
Kbpsデータ呼の際、伝達能力としてアンリストが設
定される。
【0027】そして、トランク制御回路8は、受信した
メッセージを解析し、メッセージ中の伝達能力がアンリ
ストに設定されている場合、ISDN回線群5、…への
発信を認識し、ISDN回線群5、…内の空き回線と上
記ISDN端末3とを接続する。
【0028】また、トランク制御回路8は、受信したメ
ッセージを解析し、メッセージ中の伝達能力がスピー
チ、あるいはオーディオに設定されている場合、アナロ
グ回線群4、…への発信を認識し、アナログ回線群4、
…内の空き回線と上記ISDN端末3とを接続する。
【0029】上記したように、発信者は呼種別等によら
ず、同一のトランク発信特番ダイヤル「0」をダイヤル
することにより、それぞれの属性に一致するトランク回
線を選択し、発信するようになっている。
【0030】したがって、発信者が発信端末種別あるい
は呼の種別によらずに同一の発信操作を行っても、自動
的に適したトランク回線が選択され、発信の際の煩雑さ
を軽減でき、簡便さを増すことができる。
【0031】また、発信側がトランク回路の場合も同様
にしてトランク発信を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
利用者が利用したい端末、および呼ごとの属性を意識す
ることなく、つまり特番を用いることなく操作すること
ができ、利用者の負担を無くすことができ、発信の際の
煩雑さを軽減し、簡便さを増すことができる電子交換機
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における電子交換機の要部
概略構成図。
【図2】標準電話端末からの発信動作を説明するための
シーケンスチャート。
【図3】ISDN端末からの発信動作を説明するための
シーケンスチャート。
【符号の説明】
1…交換機本体、2〜…標準電話端末、3〜…ISDN
端末、4〜…アナログ回線群、5〜…ISDN回線群、
6a…標準電話端末制御回路、6b…ISDN端末制御
回路、7…内線制御回路、8…トランク制御回路、9…
データベース部、10a…アナログトランク制御回路、
10b…ISDNトランク制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 雅史 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−260895(JP,A) 特開 昭59−161199(JP,A) 特開 平4−156097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/42 H04M 3/424 - 3/436 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準電話端末を接続するとともに、アナ
    ログ回線群及びISDN回線群を含む複数のトランク回
    線網に接続される電子交換機において、 前記標準電話端末にて発信が行なわれた際に、所定時間
    内に制御情報が入力されたか否かを判断する第1の判断
    手段と、 この第1の判断手段により所定時間内に制御情報が入力
    されたと判断された場合に、該制御情報に基づいて接続
    するトランク回線網の回線属性を判断する第2の判断手
    段と、 この第2の判断手段により判断された回線属性のトラン
    ク回線網と上記発信側となる標準電話端末との回線接続
    を行う回線接続手段と を具備したことを特徴とする電子
    交換機。
  2. 【請求項2】 前記第1の判断手段により所定時間内に
    制御情報が入力されないと判断された場合に、発信側と
    なる標準電話端末とアナログ回線のトランク回線網との
    回線接続を行うアナログ回線接続手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子交換機。
JP06571693A 1993-03-24 1993-03-24 電子交換機 Expired - Fee Related JP3325330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06571693A JP3325330B2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電子交換機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06571693A JP3325330B2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電子交換機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06284204A JPH06284204A (ja) 1994-10-07
JP3325330B2 true JP3325330B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=13295028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06571693A Expired - Fee Related JP3325330B2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電子交換機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3325330B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7499532B2 (en) * 2003-08-11 2009-03-03 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and system for communicating information to a caller on a telephone network by superimposing an audible information message over a dial tone

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06284204A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3034783B2 (ja) 情報転送方法、呼処理方法、情報転送装置およびインテリジェント端末
US5119415A (en) Method of displaying called party information on calling party terminal and communication network using the method
JP3115772B2 (ja) 電話呼処理方法
US4991203A (en) Line switching apparatus and method
JPH1079796A (ja) 発呼者識別発声サービスを提供する方法及びその装置
JP2001504314A (ja) 第2端末の識別信号をインターネットを介して与える2段階ダイヤル接続処理方法及びシステム
US6882719B2 (en) Method for providing outgoing call reservation service in exchange system
JP3325330B2 (ja) 電子交換機
JP3234698B2 (ja) Isdn交換機および端末
JP2695863B2 (ja) 留守番機能付き通信端末装置
JP2965396B2 (ja) 通信方式判定法
KR100213660B1 (ko) 전용선을 이용한 동시 회의 연결방법
JPS6322749B2 (ja)
JP3305891B2 (ja) ボタン電話装置
JP2843335B2 (ja) 不在内線加入者による外部端末からの加入者呼出方法
JPH08317064A (ja) 電子交換システム
KR100193827B1 (ko) 자동 다이얼링 기능을 갖는 통신 시스템 및 자동 다이얼링 방법
JP2836841B2 (ja) ダイヤルイン着信方法
JP3050948B2 (ja) 電子交換機
JPH0738661A (ja) 電話交換機
JP2768790B2 (ja) 加入者番号変換方式
JP3193932B2 (ja) 構内交換装置
JPS63129761A (ja) 被呼側からの呼返し方式
JPH05300244A (ja) 交換機におけるコールウェイティング装置
JPH0556170A (ja) 構内自動交換機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees