JP3803615B2 - 電話装置の会議通話方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CTI(Computer Telephony Integration System)アプリケーションを搭載する情報処理装置を介して会議情報を受け、収容する複数の電話回線の会議ブロック接続を実行して電話端末間の会議通話を実現する電話装置の会議通話方法に関し、特に、電話装置の会議成立手順と会議接続状態の管理とを簡素化できる電話装置の会議通話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話装置、例えば大きなものでは構内自動交換機、小さなものではボタン電話装置などでは、CTIアプリケーションを搭載する情報処理装置を接続して電話用API(Application Program Interface)制御下で電話端末の接続制御を行い、ユーザの操作手順の簡略化を推進している。
【0003】
従来、この種の電話装置の会議通話方式では、例えば図7に示されるように、CTIアプリケーション(以後、CTI−Aと略称する)を搭載してLAN(Local Area Network)に接続するパーソナルコンピュータ(以後、PCと略称する)5及びCTIサーバ140により電話用API制御下で動作するボタン電話装置110が、電話装置として取り上げられる。
【0004】
ボタン電話装置110は、電話回線として内線2−1〜2−N及び外線3−1〜3−Mを回線接続用ポート(図示省略)に収容している。ここで、内線2−1〜2−N及び外線3−1〜3−Mそれぞれのポートに対応するポート番号に内線ポート1〜N及び外線ポート1〜Mそれぞれを付与することとする。従って、例えば、内線2−1に対応するポート番号は内線ポート1と呼称し、図面上では紙面の記載上、「内線1」と略記することとする。
【0005】
まず、図8に図7を併せ参照してPC5の操作画面について説明する。図8で内線1,2,N及び外線1,2,Mと示されるのは、上述するように、図7における内線2−1,2−2,2−N及び外線3−1,3−2,3−Mそれぞれを収容するポート番号である。また、例えば、電話端末AはTEL(A)と記載し、電話番号Aを有しているものとする。
【0006】
PC5のCTI−Aの操作画面では、図示されるように、ボタン電話装置110に収容され、かつPC5のユーザが制御できるTEL(A)〜(C)及び外線ポート1,2,Mが収容されている。TEL(A)〜(C)は、内線ポート1,N,2それぞれに電話番号A,B,Cを有する電話端末が接続されていることを表示している。TEL(A)〜(C)及び外線ポート1,2,Mのそれぞれは、通話状態における接続先電話端末の電話番号を表示できる。なお、TEL(C)と内線ポート2と外線ポート2との対応部分は図面上で省略されている。
【0007】
次に、図9に図7を併せ参照してCTIサーバ140の接続状態管理テーブル141について説明する。上述したように、図9でも、内線1,2,N及び外線1,2,Mと示されるのは、図7における内線2−1,2−2,2−N及び外線3−1,3−2,3−Mそれぞれを収容するポート番号である。
【0008】
図示されるように、接続状態管理テーブル141は、CTIサーバ140の制御するボタン電話装置110が収容する内線及び外線のポート番号と、これに対応するそれぞれの接続先となりボタン電話装置110において接続先となったポート番号とを記録する。これら接続先ポート番号は、発信要求または接続要求に基いて通話路が形成された際に、その接続情報としてそれぞれの対応領域に記録される。
【0009】
図9に示される状態では、内線2に接続する例えば電話番号Cを有するTEL(C)が外線ポート2から電話網を介して例えば電話番号ZのTEL(Z)と通話中であったものから、内線2の保留により接続先の外線2を被保留状態にしている。また、内線ポート1に接続するTEL(A)は、外線ポート1から電話網を介して接続されるTEL(Y)と、外線ポートMから電話網を介して接続されるTEL(W)と、内線ポートNに接続されるTEL(B)とを相手に会議電話中であることが分かる。
【0010】
次に、図10及び図11に図7から図9までを併せ参照してボタン電話装置110及びCTIサーバ140による会議通話成立の手順について説明する。
【0011】
まず、ユーザがPC5の画面からTEL(A)に対応する内線ポート1と電話網を介するTEL(Y)とを外線ポート1を用いて接続するよう指定して発信した結果、接続先のTEL(Y)の応答により両者は通話中であるとする。接続状態管理テーブル141は図11(A)の接続状態で「保留」又は「被保留」とあるのが「通話」に置き換えられた状態である。
【0012】
ここで、PC5を用いた会議開催を準備するユーザ指示により、CTIサーバ140はボタン電話装置110に内線ポート1における通話の保留を要求(手順S101)する。
【0013】
ボタン電話装置110は、内線ポート1保留の要求を受けて内線ポート1の接続先である外線ポート1の接続状態を「被保留」とし、内線ポート1を第三者に対し発呼可能な状態(手順S102)にすることにより、内線ポート1の通話保留完了をCTIサーバ140に通知(手順S103)する。
【0014】
CTIサーバ140は、接続状態管理テーブル141で、内線ポート1の外線ポート1に対する接続状態を「保留」とする一方、外線ポート1の内線ポート1に対する接続状態を「被保留」状態に更新(手順S104)して、ボタン電話装置110にPC5から要求のあった外線ポートMを指定したTEL(W)への発信を要求(手順S105)する。この手順S104で接続状態管理テーブル141は、図11(A)の状態になる。
【0015】
この発信要求を受けたボタン電話装置110は、外線ポートMを介してTEL(W)の電話番号をダイヤル発信してTEL(W)を呼出す。ボタン電話装置110は、その応答により外線ポートMを内線ポート1に接続(手順S106)してTEL(W)とTEL(A)との通話路を形成すると共に、この接続完了をCTIサーバ140に通知(手順S107)する。
【0016】
その通知を受けたCTIサーバ140は、接続状態管理テーブル141において内線ポート1及び外線ポートMの接続先に外線ポートM及び内線ポート1それぞれを記録して更新(手順S108)する。内線ポート1では接続先ポート番号に外線ポートM、また保留先として外線ポート1それぞれが記録されている。この手順S108により接続状態管理テーブル141では図11(B)のようにこの接続状態が追加更新される。
【0017】
次いで、CTIサーバ140はPC5から受けた内線ポート1の招集による会議のための接続をボタン電話装置110に要求(手順S109)する。
【0018】
会議接続要求を受けたボタン電話装置110は、内線ポート1から保留中の外線ポート1と通話中の外線ポートMとを内線ポート1と共に会議ブロック115内の一つの会議ブロックに接続(手順S110)して通話路の混声状態とする。すなわち、TEL(A)とTEL(W)とTEL(Y)との三者通話状態が形成される。この結果、ボタン電話装置110は、内線ポート1の接続先を外線ポート1及び外線ポートM、外線ポート1の接続先を内線ポート1及び外線ポートM、かつ外線ポートMの接続先を内線ポート1及び外線ポート1とした回線接続情報をCTIサーバ140に通知(手順S111)する。
【0019】
従って、これを受けたCTIサーバ140は、内線ポート1の接続先を外線ポート1及び外線ポートM、外線ポート1の接続先を内線ポート1及び外線ポートM、かつ外線ポートMの接続先を内線ポート1及び外線ポート1として6個の接続状態を記録すると共に「保留」及び「被保留」を「通話」にそれぞれ更新(手順S112)して管理する。この手順S112で接続状態管理テーブル141は、図11(C)の状態になる。
【0020】
更に、内線NのTEL(B)を会議に参加させる場合も、上記手順S101から開始し、同様な手順で、最後は図9に示される接続状態管理テーブル141が形成される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の電話装置の会議通話方式では、次のような問題点がある。
【0022】
第一の問題点は、電話装置における会議で追加参加の電話端末がある場合にその手順が複雑で、会議の流れを阻害するような事態の発生が免れないということである。
【0023】
その理由は、追加参加の電話端末がある場合、電話装置で通話中の電話端末を保留にして主催者電話端末が追加参加の電話端末と接続して通話した後、会議ブロックに接続して会議が再開されるからである。この保留開始から再開までの間は短時間とは云えず、会議の中断が避けられない。
【0024】
第二の問題点は、CTIサーバでの会議通話に対する接続状態管理の複雑化が会議参加の電話端末数が多くなった場合には免れ得ないということである。
【0025】
その理由は、会議参加の電話端末ごとに自分以外の全会議電話端末の情報を接続状態として保持しているからである。すなわち、N個の電話端末が参加する会議電話の場合には、N個の(N−1)倍の個数となるペア接続情報を必要とするので、会議への追加参加、または会議から脱退があった際の手順が複雑化する。
【0026】
本発明の課題は、このような問題点を解決して、電話装置の会議成立手順と会議接続状態の管理とを簡素化できる電話装置の会議通話方式を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明による電話装置の会議通話方法は、CTIアプリケーションを搭載する情報処理装置を介して会議情報を受け、収容する複数の電話回線を一つの会議ブロックに接続する電話装置が電話端末間の会議通話を実現すると共にその接続状態を情報処理装置に記録し管理する際に、電話装置の会議成立手順と接続状態の管理とを簡素化できることを目的としたものである。
【0028】
従って、本発明では、会議実現に対して、会議主催者となり得る電話端末を接続する内線ポートの内線ポート番号を電話装置に予め設定する。会議を成立させる電話装置が主催者電話端末に接続する内線ポートを主催者内線ポートとして会議ブロックに接続する際に、一つの指定ポートとの接続により通話路を形成した後、残る指定ポートを同一会議ブロックに順次割込み接続する際の方法について提案するものである。
【0029】
その一つの特徴は、情報処理装置で、主催者電話端末を接続する内線ポートの接続先ポート番号には、残る指定ポートのうち最初に接続されたポートに付与されたポート番号を記録し、主催者電話端末以外を接続するポートそれぞれの接続先ポート番号には主催者電話端末を接続する内線ポートに付与された内線ポート番号を記録して接続状態を管理する点にある。従って、会議参加の接続状態管理テーブルで、N個の電話端末が参加する会議電話の場合には、N個のペア接続情報で済むので、接続状態の管理を単純化することができる。
【0030】
また、上記会議通話は、上述するように、電話装置が、残る前記指定ポートを同一会議ブロックに順次割込み接続することを特徴としている。この結果、通話中の電話回線を従来のように保留した後、会議ブロックに切替え接続する手順を不要にするので、電話装置の会議成立手順を簡素化することができる。
【0031】
また、主として外線との会議通話が多いボタン電話装置の場合、少なくとも一つの外線ポートを含む参加ポートを指定して一斉呼び出しをすることができる。この場合、情報処理装置は、主催者となり得る内線ポートの接続先となる一つの外線ポートを選択して、内線ポートによる選択された外線ポートへの発信を最初に行うこととしている。
【0032】
このように上述では電話装置の制御の便宜上、最初の接続先を外線ポートとしているが、勿論、これに限定されるものではない。
【0033】
また、情報処理装置は、それぞれがCTIアプリケーションを搭載する、少なくとも一つのユーザインターフェースを有する情報処理端末と少なくとも一つのCTIサーバとを備え、情報処理端末は会議に参加する複数の電話端末への発信要求、及び割込み要求などをユーザから受け、かつ、CTIサーバは情報処理端末とネットワーク接続して受けた情報及び要求を電話装置に送ってその応答を受ることにより電話装置の接続を制御することを特徴としている。
【0034】
また、上記電話装置は、ボタン電話装置以外でも構内自動交換装置を想定することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図面は、紙面に限りがあるので、主要事項のみの記載であり、実施内容は以下の記載を参照して頂きたい。
【0036】
図1は本発明の配備装置における実施の一形態を示す図である。
【0037】
図示された電話装置の会議通話方法では、電話装置である例えばボタン電話装置10と、内線2−1〜2−Nそれぞれに接続する電話端末A〜B(以後、TEL(A)〜(B)と略称する)と、外線3−1〜3−Mの先に電話網を介して接続されるTEL(Y)〜(W)と、更に情報処理装置としてLAN(LocalArea Network)50に接続するCTIサーバ40とパーソナルコンピュータ(PC)5とが用いられ、CTIサーバ40とPC5とはCTIアプリケーション(CTI−A)が搭載されている。
【0038】
ボタン電話装置10は、本発明に係る電話装置であり、その構成要素として、アナログステーション又はデジタルステーションと接続するステーションインタフェースユニット(以後、STN−IFUと略称する)11、アナログトランク又はデジタルトランクと接続するトランクインタフェースユニット(以後、TRK−IFUと略称する)12、記憶装置(以後、MEMと略称する)13、中央制御装置(以後、CPUと略称する)14、会議ブロックユニット(以後、CON−BUと略称する)15、及びCTIサーバインタフェースユニット(以後、CTIS−IFUと略称する)16を備える。これらのユニット及び装置は例えばバス接続されており、記憶されたプログラムによりCPU14が稼働して例えば企業内又は構内の自動交換機としての機能を実行する。
【0039】
また、STN−IFU11、TRK−IFU12、及びCON−BU15それぞれはボタン電話装置10内で図示が省略されているネットワークを介して相互接続される内線または外線を介して、電話端末間の通話路を形成する。
【0040】
STN−IFU11はボタン電話装置10の内線ポート(図1では省略)を有する。内線ポートにはポート番号が付与され、以後、内線ポート番号iを有する内線ポートは内線ポートiと略記する。内線ポート1〜Nそれぞれは内線2−1〜2−Nを介してアナログまたはディジタルの電話端末である内線TELを接続する。図1では、内線ポート1に内線2−1を介してTEL(A)を接続し、また、内線ポートNに内線2−Nを介してTEL(B)が接続されている。
【0041】
TRK−IFU12はボタン電話装置10の外線ポート(図1では省略)を有する。外線ポートにはポート番号が付与され、以後、外線ポート番号iを有する外線ポートは外線ポートiと略記する。外線ポート1〜Mそれぞれは外線3−1〜3−Mを接続する。外線3−1〜3−Mには、例えば局用交換機の加入者線又は専用線が収容され、その先には交換機及びネットワークを介してTELを終端することができる。上述した収容回線それぞれにもアナログ回線またはディジタル回線がある。図1では、外線ポート1に外線3−1及び電話網を介してTEL(Y)が接続され、また外線ポートMに外線3−M及び電話網を介してTEL(W)が接続されている。
【0042】
MEM13は、ボタン電話装置10の機能を発揮するための多くのプログラム及びデータを記憶していると共に稼働に必要な十分な記憶領域を有している。また、MEM13は本発明の特徴である会議ブロック設定テーブル17を有する。
【0043】
ここで、図2を参照して会議ブロック設定テーブル17について説明する。図面では、i番目のポート番号を示す内線ポートiを内線i、また外線ポートiを外線iと略記してある。
【0044】
会議ブロック設定テーブル17は内線ポート1〜Nに接続されるTEL(A)〜(B)のうち会議の主催者電話端末になるか否かを会議ブロックの使用の是非により、それぞれの会議において会議通話のための発信以前にユーザにより予め登録される。
【0045】
また、再度図1に戻って、説明を続ける。
【0046】
CPU14は、ボタン電話装置10に接続される内線2−1〜2−N、外線3−1〜3−M、及びCTIサーバ40それぞれから受けるコマンドに基づいて、MEM13に記憶されるプログラムに従ってボタン電話装置10の機能を実行する。
【0047】
CON−BU15は、会議ブロックユニットであり、会議毎の参加電話端末を接続して相互間の混声通話を実現する。CTIS−IFU16は、CTIサーバ40との間のインタフェースユニットであり、CTIサーバ40との間で電話用API(Application Program Interface)の制御下にあってコマンド及びレスポンスを含む情報の授受を行う。
【0048】
CTIサーバ40は、一方でボタン電話装置10かつ他方で少なくとも一台のPC5と、例えばイーサーネット(登録商標)のようなLAN50で接続され、PC5から受けるコマンドに基いてボタン電話装置10を制御するCTIを構築している。また、CTIサーバ40は電話会議に参加するポートに対して接続状態管理テーブル41を有し、会議参加内線ポートのうちの一つを会議主催者の内線ポートとし、この会議に参加の他のポートには主催者内線ポートとの通話路を形成しているとのみ記録して会議の管理に用いる。
【0049】
ここで図3に図1を併せ参照して、接続状態管理テーブル41について説明する。接続状態管理テーブル41には、図9に示された接続状態管理テーブル141と比較して会議主催者の記録領域が付加されている。ここでも、図面では、i番目のポート番号を示す内線ポート番号iを内線i、また外線ポート番号iを外線iと略記してある。
【0050】
図示されるように、接続状態管理テーブル41は、CTIサーバ40の制御するボタン電話装置10が収容する内線及び外線のポート番号に対応して、ボタン電話装置10がそれぞれのポート番号に対して接続先とした一つのポート番号を記録する。図示されないその他の領域には、発信要求または接続要求に基いて通話路が形成された際に所定の接続情報がポート番号それぞれの対応領域に記録される。
【0051】
図示される状態では、図2に示されるように、内線ポート1に「会議ブロックを使用する」がマークされている。また、図3では、接続先ポート番号として、内線ポート1には外線ポート1、内線ポートNには内線ポート1、外線ポート1には内線ポート1、かつ外線ポートMには内線ポート1、それぞれが接続されていると記録されている。
【0052】
このことは、ポート番号の内線ポート1の会議主催者領域に「会議ブロックを使用する」のマークがあるので、CON−BU15でTEL(A)を接続する内線2−1が内線ポート1を介して接続される会議ブロックに、更に内線2−Nを介してTEL(B)を接続する内線ポートNと、外線3−1及び電話網を介してTEL(Y)を接続する外線ポート1と、外線3−M及び電話網を介してTEL(W)を接続する外線ポートMとのそれぞれを、同時に接続しており、四者の会議通話中であることが理解できる。
【0053】
再度図1に戻って、説明を続ける。
【0054】
PC5は、上記図8を参照して説明したように、内線ポート1〜Nそれぞれに対応するTELと外線ポート1〜Mとのうちの指定された複数の回線に対応して設けられている。例えば図8に示されるように、TELが固定される内線では対応するTEL(A)とTEL(B)とTEL(C)とが表示され、また電話装置に収容され接続される外線に対しては外線ポート1,2,Mが表示されている。勿論、PCが内線のTELと対応して個人に専用に使用されるなどの場合では、PC5は内線2−1〜2−Nそれぞれに対応して設けられてもよい。また、小規模のボタン電話装置では、外線との電話会議の開催機会が多くても、一つのPCで十分にCTIアプリケーションに適応することができる。
【0055】
PC5及びCTIサーバ40の情報処理装置は、電話のためのAPIとして、例えばインテル社(登録商標)及びマイクロソフト社(登録商標)が開発したTAPI(Telephony Application Program Interface)を採用することができる。従って、内線ポート1〜N、それらに接続するTEL、及び外線ポート1〜Mは電話用APIの制御下にある。
【0056】
次に、図4に図1から図3までを併せ参照して、まず、二台の電話端末で会議電話を形成する手順の実施の一形態について説明する。上述したように、内線ポート1に会議主催を予めマークしてあるものとする。また、ボタン電話装置の特徴として内線と外線との会議通話が多いので最初の通話路形成は内線と外線との間であるとして説明をする。勿論、大規模の構内自動交換機(PABX)では、内線のみで会議通話が実行されるが、後に述べるように、外線ポートを内線ポートに置き換えても同等機能を実現することができる。
【0057】
まず、ユーザが、PC5の画面で、TEL(A)の内線ポート1から外線ポート1を介してTEL(Y)を呼出す設定を入力する。入力された情報はPC5からCTIサーバ40へ送られる。
【0058】
CTIサーバ40は、PC5から受けた入力情報、すなわち、内線ポート1による外線ポート1を指定したTEL(Y)への外線発信要求を、ボタン電話装置10に要求(手順S1)する。
【0059】
この外線発信要求を受けたボタン電話装置10は、外線ポート1を介してTEL(Y)の電話番号をダイヤル発信してTEL(Y)を呼出し、その応答を監視(手順S2)する。一方、ボタン電話装置10は、会議ブロック設定テーブル17を検索して、発信元TEL(A)の内線ポート1で「会議ブロックを使用する」をマークされていることを知るので、CON−BU15で内線ポート1のTEL(A)に対して一つの会議ブロックを予約する。
【0060】
更に、ボタン電話装置10は、外線ポート1の内線ポート1による捕捉発信完了をCTIサーバ40に通知(手順S3)する。この状態では、ボタン電話装置10は、発信元のTEL(A)に呼出し音(RBT)を送り、呼出し先のTEL(Y)には呼出し信号が送られる。
【0061】
TEL(Y)の呼出しで外線3−1を含む電話網又はTEL(Y)が話中の場合、ボタン電話装置10は話中情報をCTIサーバ40に通知し、PC5に「話中」を画面表示させる。
【0062】
CTIサーバ40は、外線ポート1の内線ポート1による捕捉発信完了通知を受けた際には、接続状態管理テーブル41で、内線ポート1に会議主催者としてマークを記録すると共に、外線ポート1の接続先に内線ポート1を記録する。更に、CTIサーバ40は「呼出し中」をPC5へ通知(手順S4)して画面表示させる。
【0063】
ボタン電話装置10は、TEL(Y)の応答を検出(手順S5)した際に、先に予約した会議ブロックに会議主催者としてTEL(A)を登録すると共に、電話回線の内線ポート1と外線ポート1とを接続(手順S6)してTEL(A)とTEL(Y)との二者通話が可能となる。ボタン電話装置10は、TEL(Y)の応答による内線ポート1と外線ポート1との接続完了をCTIサーバ40に通知(手順S7)する。この場合、TEL(A)とTEL(Y)との間の通話路はTEL(A)を主催者とする会議ブロックを介した混声通話を成立させる。
【0064】
CTIサーバ40は、TEL(A)とTEL(Y)との間の通話路形成完了である接続完了情報を受けた際に、接続状態管理テーブル41で、TEL(A)の内線ポート1の接続先ポート番号領域にTEL(Y)の外線ポート1を記録する一方、PC5へ「通話路形成完了」を通知(手順S8)して画面表示させる。
【0065】
次に、図5に図1から図3までを併せ参照して、三台目の電話端末が会議に追加参加する手順の実施の一形態について説明する。
【0066】
ユーザはPC5の画面で、TEL(A)が外線ポートMを介してTEL(W)を呼出す設定を、入力する。入力された情報はPC5からLAN50を介してCTIサーバ40へ送られる。
【0067】
CTIサーバ40は、PC5から受けた入力情報、すなわち要求のあった外線ポートMを指定したTEL(W)への外線発信をボタン電話装置10に要求(手順S11)する。このとき、会議主催端末TEL(A)は通話中であるので、発信者なしとするシステムによる外線ポート3−Mでの発信を要求する。
【0068】
この外線発信要求を受けたボタン電話装置10は、外線ポートMを介して電話番号をダイヤル発信してTEL(W)を呼出し、その応答を監視(手順S12)する。一方、ボタン電話装置10は外線ポートMのシステムによる捕捉発信完了をCTIサーバ40に通知(手順S13)する。この状態では、ボタン電話装置10は接続先のTEL(W)へ呼出し信号を送る。しかし、TEL(A)とTEL(Y)とは会議ブロックを介して接続されたままであり、会議は続行されている。
【0069】
TEL(W)の呼出しで外線3−Mを含む電話網又はTEL(W)が話中の場合、ボタン電話装置10は話中情報をCTIサーバ40に通知し、PC5に「話中」を画面表示させる。
【0070】
CTIサーバ40は、上記手順S13の捕捉発信完了通知を受けた際には、PC5へ「呼出し中」を通知(手順S14)して画面表示させる。
【0071】
ボタン電話装置10は、TEL(W)の応答を検出した際には、直ちにCTIサーバ40にこれを通知(手順S15)する。この時点でTEL(W)とボタン電話装置10との通話路は確立されている。
【0072】
CTIサーバ40は、この応答通知を受けて、TEL(A)の内線ポート1への外線ポートMによる割込みをボタン電話装置10へ要求(手順S16)する。
【0073】
ボタン電話装置10は、受けた割込み要求に基づき、TEL(A)で登録された会議ブロックに外線ポートMを割込み接続(手順S17)する。従って、会議ブロックを介したTEL(A)とTEL(Y)とTEL(W)との混声通話が可能となり、三者による会議通話が成立する。ここで、ボタン電話装置10は、外線ポートMの内線ポート1への割込みによる接続完了をCTIサーバ40に通知(手順S18)する。
【0074】
CTIサーバ40は、外線ポートMの内線ポート1への接続完了情報を受けた際、接続状態管理テーブル41で、TEL(W)を接続する外線ポートMの接続先ポート番号領域に内線ポート1を記録する一方、PC5へ「三者会議通話路形成完了」を通知(手順S19)して画面表示させる。
【0075】
次に、図6に図1から図5までを併せ参照して図5の手順に続いて内線2−Nに接続されるTEL(B)の会議追加参加の手順について説明する。
【0076】
ユーザは、PC5の画面で、TEL(A)の内線ポート1に対する内線TEL(B)の内線ポートNの割込み設定を入力する。入力された情報はPC5からLAN50を介してCTIサーバ40へ送られる。
【0077】
CTIサーバ40は、PC5から受けた入力情報、すなわち要求のあった内線ポートNの割込みを、ボタン電話装置10に要求(手順S21)する。
【0078】
この割込み要求を受けたボタン電話装置10は、内線ポートNが話中の場合、話中情報をCTIサーバ40に通知し、PC5に「話中」を画面表示させる。
【0079】
話中でない場合には、電話用APIの制御下では、内線ポート1で登録された会議ブロックにTEL(B)の内線ポートNを割込み接続(手順S22)する。従って、会議ブロックを介したTEL(A)とTEL(Y)とTEL(W)とにTEL(B)を加えた混声通話が可能となり、四者による会議通話が成立する。ここで、ボタン電話装置10は内線ポートNの内線ポート1への接続完了をCTIサーバ40に通知(手順S23)する。
【0080】
CTIサーバ40は、内線ポートNの内線ポート1への接続完了を受けた際、接続状態管理テーブル41で、TEL(B)を接続する内線ポートNの接続先ポート番号領域に内線ポート1を記録する一方、PC5へ「四者会議通話路形成完了」を通知(手順S24)して画面表示させる。
【0081】
上記説明では、内線Nに対して呼出しする手順はないが、図5を参照して説明した外線に対する発信要求と同様、上記手順S22の割込み接続の前に、内線Nを介してTEL(B)を呼出し、応答を監視する手順を挿入することも可能である。
【0082】
上述した手順により、会議ブロックの回線接続容量まで、順次、TELの会議参加を追加することができる。
【0083】
上記説明では、外線と内線とを区別して説明したが、外線を用いる場合には外線を介して通話相手TELの電話番号をダイヤル発信する以外、外線と内線との取扱いに相違はない。従って、最初の通話相手が外線を介したTELとして説明があったが、内線でもよく、その呼出し順序は限定されるものではない。ちなみに、主催者TELの内線ポートに接続される第一及び第二のポートは外線ポートでありかつ第三のポートは内線ポートであるが、接続順序は、応答順序であり、外線又は内線の区別はない。また、外線又は内線の割込み動作は上記図面を参照した説明と同様な手順である。
【0084】
次に、本発明による一斉呼出しについて説明する。
【0085】
ユーザが、主催者内線の一つと複数の参加外線とを指定して一斉呼出しをする場合には、CTIサーバの処理の流れとして、主催者内線の接続先となる一つの外線、例えば外線Xを選択して、主催者内線による外線Xへの発信を行う。それ以外の参加外線については上述したような発信者の指定のない、ボタン電話装置からのシステムによる外線発信を行う。主催者内線以外の内線が会議に参加するため、参加内線として上記一斉呼出しに含まれる場合には外線発信ののちに発信される。
【0086】
ここでは、相手応答の検出を、実際の相手の応答ではなく、発信時に設定したタイマーのタイムアウトによるものとしている。従って、外線Xが最初に応答され、まず主催者内線が外線Xとの通話状態となり、それ以降にその他の外線、次いで内線が応答することになる。その応答の順に従って、会議ブロックに接続すると共にこの接続をCTIサーバに通知し、CTIサーバが接続状態管理テーブルを順次更新する。
【0087】
本実施の形態では、最初に外線に対する発信による会議通話の接続を完了するとしたが、上述するように、内線も外線と同様な接続手順を可能とするので、内線の二者通話による会議状態から三者以上の会議通話に移行することも容易に可能である。
【0088】
上記説明では、ボタン電話装置の会議ブロック設定テーブルでブロック使用の是非が予め設定されている。すなわち、主催者TELは、ボタン電話装置の制御上、上述したように内線から会議通話のための発信に先立ち予め設定されることが望ましい。
【0089】
また、会議中で、主催者TEL以外のTELが会議から抜ける場合、TELのオンフック又は回線上の切断信号によりこのTELの終話を検出したボタン電話装置が、このTELに関するポート番号情報をCTIサーバに通知して接続情報管理テーブルを更新させると共にPCに画面表示させる。CTIサーバでは、この終話TELのポート番号で記録更新可能領域の記録を抹消する。ただし、終話TELの接続されているポート番号が会議主催者ポート番号の接続先ポート番号として記録されている場合には会議中の残りのポート番号から一つを選択してこのポート番号を会議主催者ポート番号の接続先ポート番号に記録することにより変更する。
【0090】
主催者TELが会議から抜ける場合、主催者TELのオンフック又は回線上の切断信号により主催者TELの終話を検出したボタン電話装置は、主催者TELの終話をCTIサーバに通知する。また、ボタン電話装置は、残る会議参加中の内線TELから一つを新主催者TELとして選択し、会議に参加中の他のTELと新主催者TELとの再接続情報をポート番号によりCTIサーバに通知する。CTIサーバは、接続状態管理テーブルで新会議主催者ポート番号の記録更新可能領域に、終話した会議主催者ポート番号の記録を移動し、接続先ポート番号に記録されている終話したポート番号の全てを、新会議主催者のポート番号に変更する。
【0091】
例えば、図3の例では、新会議主催者ポート番号としてポート番号内線Nが通知された場合、ポート番号内線1で会議主催者のマークと接続先ポート番号領域の外線1との記録が抹消され、これら抹消記録はそのままポート番号内線Nでの記録更新可能領域に移動される。すなわち、ポート番号内線Nの領域では、会議主催者領域にマークが記録されると共に接続先ポート番号領域の内線1が外線1に更新記録され、かつ、接続先ポート番号領域に記録されて残る内線1はすべて内線Nに更新される。
【0092】
上記説明では、電話用APIの制御下のため、内線及び外線の両者とも、ポート番号に基づいて説明したが、通話中ではポート番号と電話番号との対応が固定するので、接続先を電話端末又は電話番号に基づく接続状態として管理してもよい。
【0093】
上記説明では、電話装置をボタン電話装置として、主催者内線に対する会議の主たる参加相手を外線として実行した方法について説明した。しかし、外線を内線と読み替えても適用できるので、他の電話装置、例えば、会議通話が内線同士のみの場合も多い構内自動交換機(PABX)等にも可能である。
【0094】
上記説明では、図示された機能ブロックおよび手順を参照しているが、機能の分離併合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、電話交換システムを構成する電話装置の全般に適用可能なものである。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電話装置の会議成立手順を簡素化できるうえ、会議の中断を回避できるという効果が得られる。すなわち、電話会議開催の場合には予め「会議ブロックを使用する」との条件で会議参加の電話端末を呼出し接続するうえ、追加参加する場合でも会議ブロックへの割込み接続が実行されるので、新規の電話端末が追加参加する手順で、会議中の通話路を保留する必要がない。
【0096】
また、本発明によれば、電話装置の接続状態の管理を簡素化できるという効果が得られる。すなわち、CTIサーバの接続状態管理テーブルで、電話装置が接続した回線が会議通話のため複数の混声状態となる場合でも、内線及び外線の接続状態とし一つのポート番号に対応して一つのポート番号のみを記録しているからである。具体的には、会議通話では会議主催者の電話端末を設定し、接続状態管理テーブルで、主催者以外の全電話端末に接続するポートそれぞれの接続先ポートとして会議主催者のポート番号を記録し、会議主催者のポート番号には会議主催者以外の電話端末に接続する中の一つのポート番号を選択し記録している。従って、N台の電話端末が会議通話する場合、N個のポート番号に対応するN個のペアと主催者となる電話端末とを管理すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機能ブロックに対する実施の一形態を示す図である。
【図2】図1の会議ブロック設定テーブル内容に対する実施の一形態を示す図である。
【図3】図1の接続状態管理テーブル内容に対する実施の一形態を示す図である。
【図4】図1による二者通話の成立手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図5】図4に追加して三者通話を成立させる手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図6】図5に追加して四者通話を成立させる手順に対する実施の一形態を示すシーケンスチャートである。
【図7】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】電話発信の際のPC操作画面に対する一例を示す図である。
【図9】図7の接続状態管理テーブル内容に対する一例を示す図である。
【図10】図7において二者通話から三者通話を成立させる手順に対する一例を示すシーケンスチャートである。
【図11】図10の手順において、図9で示される接続状態管理テーブル内容の変遷を示す図である。
【符号の説明】
2−1、2−N 内線
3−1、3−M 外線
5 PC(パーソナルコンピュータ)
10 ボタン電話装置
11 STN−IFU(ステーションインタフェースユニット)
12 TRK−IFU(トランクインタフェースユニット)
13 MEM(記憶装置)
14 CPU(中央制御装置)
15 CON−BU(会議ブロックユニット)
16 CTIS−IFU(CTIサーバインタフェースユニット)
17 会議ブロック設定テーブル
40 CTIサーバ
41 接続状態管理テーブル
50 LAN

Claims (6)

  1. 複数の電話回線を収容し接続するためのポートを持ち、その複数のポートを一つの会議ブロックに接続して混声することにより、複数回線による会議通話を実行する電話装置が、CTI(Computer Telephony Integration System)アプリケーションを搭載する情報処理装置を介して受信する会議開催の情報により指定されたポートを一つの会議ブロックに接続して前記ポートに通話路を接続する電話端末相互間の会議通話を実現すると共に、その接続状態を前記情報処理装置に記録し管理する方法であって、
    会議実現に対して、会議主催者となり得る電話端末を接続する内線ポートの内線ポート番号が前記電話装置に予め設定され、
    前記電話装置により、主催者となり得る前記内線ポートに接続される電話端末が会議通話として一つの指定ポートを一つの会議ブロックに接続して相互通話を実現した際に、前記情報処理装置は、当該内線ポートを前記会議の主催者内線ポートとして記憶し、
    前記情報処理装置では、前記主催者内線ポートの接続先に前記指定ポートの指定ポート番号を、前記指定ポートの接続先に前記主催者内線ポートの主催者内線ポート番号をそれぞれ記録し、かつ
    前記情報処理装置では、前記会議ブロックに接続される残りの指定ポートの接続先には前記主催者内線ポート番号を記録して接続状態を管理する
    ことを特徴とする電話装置の会議通話方法。
  2. 請求項1において、前記電話装置は、残りの指定ポートを前記主催者内線ポートへ割り込ませることを要求する通話割込み情報を前記情報処理装置から受信した際、主催者内線ポートが接続中の同一会議ブロックに当該指定ポートを応答の順序に従って順次割込み接続することを特徴とする電話装置の会議通話方法。
  3. 請求項1において、主催者となり得る前記内線ポートに接続される電話端末が会議通話として一つの会議ブロックに接続して相互通話を実現するため最初に指定する一つの指定ポートは外線ポートであることを特徴とする電話装置の会議通話方法。
  4. 請求項1において、前記情報処理装置は、少なくとも一つの外線ポートを含む参加ポートを指定して一斉呼び出しをする場合、主催者となり得る前記内線ポートの接続先となる一つの外線ポートを選択して、当該内線ポートによる選択された外線ポートへの発信を最初に行うことを特徴とする電話装置の会議通話方法。
  5. 請求項1において、前記情報処理装置が、それぞれがCTIアプリケーションを搭載する、少なくとも一つのユーザインターフェースを有する情報処理端末と少なくとも一つのCTIサーバとを備え、
    前記情報処理端末は会議に参加する複数の電話端末への発信要求、及び割込み要求などをユーザから受け、かつ、
    前記CTIサーバは当該情報処理端末とネットワーク接続して受けた情報及び要求を前記電話装置に送ってその応答を受ることにより当該電話装置の接続を制御することを特徴とする電話装置の会議通話方法。
  6. 請求項1において、前記電話装置は、ボタン電話装置及び構内自動交換装置のうちの一方であることを特徴とする電話装置の会議通話方法。
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