JPH08265812A - 電話交換機 - Google Patents

電話交換機

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JPH08265812A
JPH08265812A JP27740695A JP27740695A JPH08265812A JP H08265812 A JPH08265812 A JP H08265812A JP 27740695 A JP27740695 A JP 27740695A JP 27740695 A JP27740695 A JP 27740695A JP H08265812 A JPH08265812 A JP H08265812A
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port
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Sadataka Mitsuo
貞香 満尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内線電話機として用いられる無線電話機と有
線電話機を関連づけて登録して一方の内線ダイヤル番号
を指定するだけでどちらの電話機でも動作できるように
した電話交換機を提供する。 【解決手段】 一つの無線ポート物理番号に関連付て有
線ポート物理番号を登録し、通常は別の内線となる有線
電話機(006a,006b〜)と無線電話機(008a,008b〜)をあた
かも親子電話のように扱う。これにより、一人で無線・
有線電話機の2台を使用する場合、簡単な操作で有線か
ら無線への転送が可能となり、有線電話機を机上に置い
て無線電話機を携帯する場合、無線電話機を遠くまで持
って行ける。また2台の電話機があたかも並列接続され
ているかのごとく使用でき、例えば外線と無線電話機と
の間の通話を有線電話機へ転送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話交換機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば会社や事業所等の構内に設
置される電話交換機には、無線通信部が設けられ、有線
電話機の他に携帯可能な無線電話機を内線端末として登
録して使用できるものが開発されている。
【0003】また無線電話機としては、事業所内の構内
交換機としか通信出来ない専用機である場合もあれば、
構内交換機専用ではなく、自宅内のコードレス電話親機
や外部の公衆基地局にもアクセス可能な機能を有するも
のもある。
【0004】ところで、今後、社員個人に無線電話機を
貸与し、各社員が常時無線電話機を携帯して仕事をする
ような業務形態が増えると予測される。もし無線電話機
が、プライベート使用も許された条件で会社から貸与さ
れたものであれば、社員はその無線電話機を常時携帯
し、仕事上で使用するだけでなく、仕事時間以外にプラ
イベートな用事で使用することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
社員が会社から無線電話機の貸与を受けた場合、会社内
の構内交換機にも多数の無線電話機を内線端末として登
録し、内線ダイヤル番号を振り分けることになる。机上
に置かれる有線電話機にもそれぞれ個別に内線ダイヤル
番号が与えられるので、構内交換機には多数の内線ダイ
ヤル番号を管理させる必要があり、しかも机上に置かれ
る有線電話機の内線ダイヤル番号と、同じ社員が使用す
る無線電話機の内線ダイヤル番号とが異なっておれば、
他者が電話をかける際に混乱することが考えられる。
【0006】またこのように一人に有線電話機と無線電
話機の2台が割り当てられている場合、机上では有線電
話機を使用し、離席する時には無線電話機を使用したい
ものである。しかしながら有線電話機にて通話中に離席
して他の部屋等へ移動したい場合、従来は有線電話機上
のキーによって転送の指示を入力し、さらに無線電話機
の内線ダイヤル番号を入力するという操作が必要であっ
た。
【0007】本発明は上記従来技術に鑑みてなされたも
ので、無線電話機と有線電話機を関連づけて登録して一
方の内線ダイヤル番号を指定するだけでどちらの電話機
でも動作させることができ、例えば無線電話機と有線電
話機の個別呼出や、転送などの機能を使う際に再度内線
ダイヤル番号を入力する必要がなく、使い勝手を良くす
ることが可能な電話交換機を提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電話交換機にお
いては、それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号
に関連づけて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設
登録するためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手
段と、ある内線ダイヤル番号を与えて互いに併設登録さ
れた無線電話機用内線ポートまたは有線電話機用内線ポ
ートの一方を動作させる場合には他方の内線ポートにつ
いても他の内線ダイヤル番号を与えることなく動作可能
なように制御する制御手段とを設けた。
【0009】この発明によれば、内線電話機として用い
られる無線電話機と有線電話機を関連づけて登録して一
方の内線ダイヤル番号を指定するだけでどちらの電話機
でも動作できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の有線電話機用内線ポートを備えた有線内線イ
ンターフェース部と、複数の無線電話機用内線ポートを
備えた無線内線インターフェース部と、無線内線インタ
ーフェース部からの情報を有線電話機情報へと変換する
無線内線情報変換手段と、局線を接続するための局線イ
ンターフェース部と、内線間または内線局線間の通話路
を接続あるいは解放する通話路手段と、それぞれの無線
電話機用内線ポートの物理番号に関連づけて有線電話機
用内線ポートの物理番号を併設登録するためのテーブル
を備えた内線ポート状態記憶手段と、ある内線ダイヤル
番号を与えて互いに併設登録された無線電話機用内線ポ
ートまたは有線電話機用内線ポートの一方を動作させる
場合には他方の内線ポートについても他の内線ダイヤル
番号を与えることなく動作可能なように制御する制御手
段を設けたものであり、併設登録関係にある有線電話機
と無線電話機において、一方の内線ダイヤル番号を指定
するだけで両方の電話機が動作できるという作用を有す
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
有線電話機用内線ポートを備えた有線内線インターフェ
ース部と、複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線
内線インターフェース部と、前記無線内線インターフェ
ース部からの情報を有線電話機情報へと変換する無線内
線情報変換手段と、局線を接続するための局線インター
フェース部と、内線間または内線局線間の通話路を接続
あるいは解放する通話路手段と、それぞれの無線電話機
用内線ポートの物理番号に関連づけて有線電話機用内線
ポートの物理番号を併設登録するためのテーブルを備え
た内線ポート状態記憶手段と、内線ポートに接続された
電話機の種別が何であるかを判別する操作電話機種別判
別手段と、併設登録他者電話機が操作中であるときに併
設登録自者電話機が操作しようとしたときには併設登録
他者が操作中であることを併設登録自者電話機へ通知す
るように制御する制御手段とを設けたものであり、併設
登録関係にある有線電話機と無線電話機において、併設
登録他者電話機が操作中であるときに併設登録自者電話
機が操作しようとしたときには、併設登録他者が操作中
であることを通知できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
有線電話機用内線ポートを備えた有線内線インターフェ
ース部と、複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線
内線インターフェース部と、前記無線内線インターフェ
ース部からの情報を有線電話機情報へと変換する無線内
線情報変換手段と、局線を接続するための局線インター
フェース部と、内線間または内線局線間の通話路を接続
あるいは解放する通話路手段と、それぞれの無線電話機
用内線ポートの物理番号に関連づけて有線電話機用内線
ポートの物理番号を併設登録するためのテーブルを備え
た内線ポート状態記憶手段と、内線ポートに接続された
有線電話機または無線電話機の状態がオフフック中であ
るときにどちらの電話機がオフフックしているかを記憶
しておく使用中電話機種別記憶手段と、内線電話機が使
用している通話路を記憶しておく使用中通話路記憶手段
と、併設登録関係にある有線電話機と無線電話機におい
て、併設登録他者電話機が操作中であるときに併設登録
自者電話機が操作すると併設登録他者の通話に割り込ま
せるように制御し、その後の通話中に併設登録の一方の
電話機がオンフックしても他方の電話機がオフフックし
ていればその通話を保持するように制御する制御手段と
を設けたものであり、併設登録関係にある有線電話機と
無線電話機において、他者電話機が操作中であるときで
も自者電話機が操作すれば他者電話機の通話に割り込む
ことができ、その後の通話中に併設登録のどちらか一方
がオンフックしても、もう片方がオフフックしていれば
その通話を保持できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、複数の
有線電話機用内線ポートを備えた有線内線インターフェ
ース部と、複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線
内線インターフェース部と、前記無線内線インターフェ
ース部からの情報を有線電話機情報へと変換する無線内
線情報変換手段と、局線を接続するための局線インター
フェース部と、内線間または内線局線間の通話路を接続
あるいは解放する通話路手段と、それぞれの無線電話機
用内線ポートの物理番号に関連づけて有線電話機用内線
ポートの物理番号を併設登録するためのテーブルを備え
た内線ポート状態記憶手段と、呼び出し先の内線が併設
登録されている場合に同時呼び出しを行うか否かを記憶
しておく同時呼出設定手段と、併設登録されている内線
ポートが呼び出されたときに、前記同時呼出設定手段に
て同時呼出が設定されているならばその内線ポートの有
線電話機と無線電話機を同時に両者共に着信できるよう
に制御する制御手段とを設けたものであり、併設登録関
係にある有線電話機と無線電話機において、その内線ポ
ートの有線電話機と無線電話機を同時に両方呼び出せる
という作用を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、複数の
有線電話機用内線ポートを備えた有線内線インターフェ
ース部と、複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線
内線インターフェース部と、前記無線内線インターフェ
ース部からの情報を有線電話機情報へと変換する無線内
線情報変換手段と、局線を接続するための局線インター
フェース部と、内線間または内線局線間の通話路を接続
あるいは解放する通話路手段と、それぞれの無線電話機
用内線ポートの物理番号に関連づけて有線電話機用内線
ポートの物理番号を併設登録するためのテーブルを備え
た内線ポート状態記憶手段と、呼び出し先の電話機が有
線電話機か無線電話機かを判別する呼出先電話機種別判
別手段と、併設登録された内線を呼び出す際は前記呼出
先電話機種別判別手段に従って有線電話機または無線電
話機を個別に呼び出すように制御する制御手段とを設け
たものであり、併設登録関係にある有線電話機と無線電
話機において、その内線ポートの有線電話機と無線電話
機を個別に呼び出せるという作用を有する。
【0015】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
電話交換機のブロック図を示す。図1において、100は
本発明の実施の形態1の電話交換機であり、例えば会社
や事業所等の構内に設置される。006a,006b〜は電話交
換機100の有線内線ポートに接続された有線電話機であ
る。008a,008b〜は電話交換機100の無線内線ポートを
介して無線通話を可能にする無線電話機である。本実施
の形態の無線電話機(008a,008b,〜)は、電話交換機100
の専用ではなく、例えば自宅内のコードレス電話装置の
親機(ベースユニット)や外部の公衆基地局にもアクセ
ス可能な機能を有する。
【0016】電話交換機100において、002は局線001と
のインターフェースを司る局線インターフェース部00
2、005は有線電話機(006a,006b〜)とのインターフェー
スを司る有線内線インターフェース部、007は無線電話
機(008a,008b,〜)とのインターフェースを司る無線内線
インターフェース部、003は内線間または局線−内線間
の音声通話路を形成する通話路手段である。また021は
ダイヤルトーン信号を発するダイヤルトーン音源、022
はビジートーン信号を発するビジートーン音源である。
【0017】010は制御部であり、この制御部010は有線
内線インターフェース部005と無線内線インターフェー
ス部007および局線インターフェース部002を介して送ら
れてくる情報を解析して電話交換機内の各部を制御す
る。
【0018】図4は本実施の形態における制御部010の
中の構成および制御の流れを示したものである。図4に
おいて、101は無線内線インターフェース部007からの情
報を有線電話機情報へと変換する無線内線情報変換手段
101である。また009は内線ポートの状態を記憶しておく
内線ポート状態記憶手段である。本実施の形態ではこの
ように制御部010の中に、内線ポート状態記憶手段009、
無線内線情報変換手段101が設けられている。
【0019】内線ダイヤル番号は各内線の内線物理番号
に関連して登録され、図2に示すように内線ポート状態
記憶手段009の中に各内線の内線物理番号と内線ダイヤ
ル番号との対応を示すテーブルが設けられている。図2
は内線物理番号と内線ダイヤル番号との対応を示すテー
ブルの一例であり、内線ポート#000〜#015は無
線電話機のためのポートであり、内線ポート#016〜
#024は有線電話機のための線ポートである。図2に
示す例では、例えば無線電話機用内線ポート#000に
内線ダイヤル番号「301」が登録され、無線電話機用
内線ポート#001には内線ダイヤル番号「302」が
登録されている。また有線電話機用内線ポート#016
には内線ダイヤル番号「402」が登録されている。
【0020】また内線ポート状態記憶手段009の中に
は、図3に示すように各無線電話機用内線ポートの物理
番号に関連づけて有線電話機用内線ポートの物理番号を
登録するための併設登録テーブルが設けられており、あ
る無線電話機と有線電話機の2台を併設する場合にはそ
の無線電話機の無線内線物理番号に関連づけて併設対象
の有線内線物理番号を書き込む。図3に示す例では、例
えば無線内線物理番号#000に関連づけて有線内線物
理番号#016が書き込まれ、物理番号#000の無線
電話機と物理番号#016の有線電話機が併設登録され
ている。この内線ポート状態記憶手段009により、一つ
の内線ポートに複数の有線電話機006a,006b〜)のなかの
一つと複数の無線電話機(008a,008b,〜)のなかの一つと
を併設登録させ、一方の内線ダイヤル番号を指定するだ
けでどちらの電話機でも動作できるように構成されてい
る。
【0021】また内線ポート状態記憶手段009は、その
時の各内線ポートの状態すなわちオンフック状態である
か、またはオフフック状態であるかの情報を記憶可能で
ある。
【0022】図6は、本実施の形態において併設登録さ
れた内線ポートの内線電話機がオフフックした際の動作
を示すフローチャートである。
【0023】図4および図6において、併設登録された
内線ポートの有線電話機006aがオフフック(図6:step10
1)した場合、有線電話機006aからのオフフック情報は有
線内線インターフェース部005を経由し、通話用線を通
して、主制御手段004に送られる。主制御手段004は内線
ポート状態記憶手段009における内線ポートの現在の状
態をチェック(step103)し、それまでの当該内線ポート
の状態がオンフック状態であるならば通常のオフフック
状態移行処理(step105)を実行する。
【0024】オフフック状態移行処理では、有線内線イ
ンターフェース部005を介して有線電話機006aがオフフ
ック状態になるように制御し、さらに主制御手段004の
指示により通話路手段003は有線電話機006aとダイヤル
トーン音源021とを結ぶためのポイントを接続する。ま
た内線ポート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフ
フック状態になったことを示す情報を記憶する。
【0025】前記内線ポート状態が既にオフフック中
(併設登録の無線電話機008aがオフフック)ならば、前記有
線電話機オフフック情報は無視される(step104)。
【0026】また、併設登録された内線ポートの無線電
話機008aがオフフック(step101)した場合、無線電話機0
08aからのオフフック情報は無線内線インターフェース
部007を経由し、通話用線を通して、主制御手段004に送
られるが、その際に無線内線情報変換手段101によっ
て、前記無線電話機オフフック情報は有線電話機006aか
ら送られるものと同じフォーマットの情報へと変換(step102)
される。
【0027】図5は電話機情報の各イベントフォーマッ
トを示す。111は有線電話機(006a,006b〜)から有線内線
インターフェース部005を経由して主制御手段004に送ら
れる際の有線イベントフォーマットであり、112は無線
電話機(008a,008b,〜)から無線内線インターフェース部
007に送られる際の無線イベントフォーマットである。
また、113は無線内線インターフェース部007から主制御
手段004への変換後の無線イベントフォーマットであ
る。
【0028】図3に示すように、無線内線物理番号#0
00に関連づけて有線内線物理番号#016が書き込ま
れ、物理番号#000の無線電話機008aと物理番号#0
16の有線電話機006aが併設登録されているので、無線
電話機008aからの無線イベントフォーマット112は前記s
tep102にて変換処理が行われる。この変換処理により無
線イベントフォーマット112は有線イベントフォーマッ
ト111と同一形式に変換され、無線イベントフォーマッ
ト113のようになる。このように有線イベントフォーマ
ット111と変換後の無線イベントフォーマット113は同一
となるので、主制御手段004は無線電話機008aがオフフ
ックしたにも関わらず、前記情報を有線電話機006aから
のオフフック情報として受信し処理する。
【0029】このようにオフフック情報が受信処理され
ると、内線ポート状態記憶手段009における内線ポート
の現在の状態をチェック(図6:step103)し、それまでの
当該内線ポートの状態がオンフック状態であるならば通
常のオフフック状態移行処理(step105)を実行する。オ
フフック状態移行処理では、主制御手段004の指示によ
り、通話路手段003は無線電話機008aとダイヤルトーン
音源021とを結ぶためのポイントを接続する。
【0030】次に、無線内線インターフェース部007を
介して、無線電話機008aをオフフック状態とし、内線ポ
ート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフック状
態になったことを示す情報を記憶する。前記内線ポート
状態が既にオフフック中(併設登録の有線電話機006aが
オフフック)ならば、前記無線電話機オフフック情報は無視
される(step104)。
【0031】(実施の形態2)図7において、200は本
発明の実施の形態2における電話交換機の制御機能ブロ
ック図を示す。本実施の形態2における電話交換機200
は、前実施の形態の電話交換機100に、操作した電話機
の種別が何であるかを判別する操作電話機種別判別手段
201が加わっている。すなわち本実施の形態の制御部010
の中に、内線ポート状態記憶手段009、無線内線情報変
換手段101、操作電話機種別判別手段201が設けられてい
る。他の部分については前実施の形態1の電話交換機10
0とほぼ同様な構成であるため、同一の符号を付し、詳
細な説明は省略する。
【0032】このように操作電話機種別判別手段201を
設けたことにより、併設登録関係にある有線電話機と無
線電話機において、併設登録他者電話機が操作中である
ときに併設登録自者電話機が操作しようとしたときに
は、併設登録他者が操作中であることを通知することが
できる。
【0033】図9は併設登録された内線ポートの内線電
話機がオフフックした通知する動作を示すフローチャー
トである。
【0034】図7および図9において、併設登録された
内線ポートの有線電話機006aがオフフック(図9:step20
1)した場合、有線電話機006aからのオフフック情報は有
線内線インターフェース部005を経由し、通話用線を通
して、主制御手段004に送られる。主制御手段004は内線
ポート状態記憶手段009における内線ポートの現在の状
態をチェック(step203)し、それまでの当該内線ポート
の状態がオンフック状態であるならば通常のオフフック
状態移行処理(step207)を実行する。オフフック状態移
行処理では、主制御手段004の指示により、通話路手段0
03は有線電話機006aとダイヤルトーン音源021とを結ぶ
ためのポイントを接続する。
【0035】次に、有線内線インターフェース部005を
介して、有線電話機006aをオフフック状態とし、内線ポ
ート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフック状
態になったことを示す情報を記憶する。
【0036】この時、前記内線ポート状態が既にオフフ
ック中(併設登録の無線電話機008aがオフフック)ならば、
操作電話機種別判別手段201により内線電話機情報に付
加された電話機種別フラグをチェックし、前記情報が有
線電話機006aからか無線電話機008aからかを判別する(s
tep204)。
【0037】次に、主制御手段004の指示により、通話
路手段003は有線電話機006aとビジートーン音源022とを
結ぶためのポイントを接続する。次に、有線内線インタ
ーフェース部005を介して、有線電話機をビジートーン
聴取状態とし(step206)、内線ポート状態記憶手段009に
ビジートーン状態を記憶する。
【0038】図8は電話機情報の各イベントフォーマッ
トを示す。操作電話機種別は図8の有線イベントフォー
マット211,変換後の無線イベントフォーマット213の発
行者に、電話機種別フラグを付与し、前記電話機種別フ
ラグを主制御手段004がチェックすることで判別され
る。
【0039】また、併設登録された内線ポートの無線電
話機008aがオフフック(図9:step201)した場合、無線電
話機008aからのオフフック情報は無線内線インターフェ
ース部007を経由し、通話用線を通して、主制御手段004
に送られる。主制御手段004は内線ポート状態記憶手段0
09における内線ポートの現在の状態をチェック(step20
3)し、それまでの当該内線ポートの状態がオンフック状
態であるならば通常のオフフック状態移行処理(step20
7)を実行する。オフフック状態移行処理では、主制御手
段004の指示により、通話路手段003は有線電話機006aと
ダイヤルトーン音源021とを結ぶためのポイントを接続
する。
【0040】次に、無線内線インターフェース部007を
介して、無線電話機008aをオフフック状態とし、内線ポ
ート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフック状
態になったことを示す情報を記憶する。
【0041】この時、前記内線ポート状態が既にオフフ
ック中(併設登録の有線電話機006aがオフフック)ならば、
操作電話機種別判別手段201により内線電話機情報に付
加された電話機種別フラグをチェックし、前記情報が有
線電話機006aからか無線電話機008aからかを判別する(s
tep204)。
【0042】次に、主制御手段004の指示により、通話
路手段003は無線電話機008aとビジートーン音源022とを
結ぶためのポイントを接続する。次に、無線内線インタ
ーフェース部007を介して、無線電話機をビジートーン
聴取状態とし(step205)、内線ポート状態記憶手段009に
ビジートーン状態を記憶する。
【0043】以上のような構成により、併設登録された
内線ポートの内線電話機がオフフックした際に、併設登
録他者が既に使用しているならばその情報を内線電話機
上に表示することが出来る。
【0044】(実施の形態3)図10において、300は
本発明の実施の形態3における電話交換機の制御機能ブ
ロック図を示す。本実施の形態3における電話交換機30
0は、前実施の形態2の電話交換機200に、有線電話機00
6と無線電話機(008a,008b〜)が併設登録されている内線
ポートの状態がオフフック中であるときにどちらの電話
機がオフフックしているかを記憶しておく使用中電話機
種別記憶手段301と、使用中の内線電話機が使用してい
る通話路を記憶しておく使用中通話路記憶手段302とが
加わっている。すなわち本実施の形態の制御部010の中
に、内線ポート状態記憶手段009、無線内線情報変換手
段101、操作電話機種別判別手段201、使用中電話機種別
記憶手段301、使用中通話路記憶手段302が設けられてい
る。他の部分については前実施の形態2の電話交換機と
ほぼ同様な構成であるため、同一の符号を付し、詳細な
説明は省略する。
【0045】このように使用中電話機種別記憶手段301
と使用中通話路記憶手段302とを加えたことにより、併
設登録関係にある有線電話機006aと無線電話機008aにお
いて、併設登録他者電話機が操作中であるときに併設登
録自者電話機が操作しようとしたときには、併設登録他
者の通話に割り込むことができ、その後の通話中に併設
登録のどちらか一方がオンフックしても、もう片方がオ
フフックしていれば、その通話を保持することができ
る。
【0046】図12(a)は併設登録他者が既に使用して
いた場合にその通話に割り込む動作を示すフローチャー
ト、図12(b)は内線者の両方がオンフックした際にの
み通話切断する動作を示すフローチャートである。
【0047】図10,図12(a),図12(b)において、
併設登録された内線ポートの有線電話機006aがオフフッ
ク(図12(a):step301)した場合、有線電話機006aか
らのオフフック情報は有線内線インターフェース部005
を経由し、通話用線を通して、主制御手段004に送られ
る。主制御手段004は内線ポート状態記憶手段009におけ
る内線ポートの現在の状態をチェック(step303)し、そ
れまでの当該内線ポートの状態がオンフック状態である
ならば使用中電話機種別記憶手段301に有線電話機フラ
グをセット(step308)し、通常のオフフック状態移行処
理(step307)を実行する。オフフック状態移行処理で
は、主制御手段004の指示により、通話路手段003は有線
電話機006aとダイヤルトーン音源021とを結ぶためのポ
イントを接続する。
【0048】次に、有線内線インターフェース部005を
介して、有線電話機006aをオフフック状態とし、内線ポ
ート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフック状
態になったことを示す情報を記憶する。前記内線ポート
の状態が既にオフフック中(併設登録の無線電話機008a
がオフフック)ならば、操作電話機種別判別手段201により内
線電話機情報に付加された電話機種別フラグをチェック
し、前記情報が有線電話機006aからか無線電話機008aか
らかを判別する(step304)。
【0049】次に、主制御手段004の指示により通話路
手段003は使用中通話路記憶手段302に記憶されている無
線電話機008aが使用している通話路と有線電話機006aを
接続する。たとえば、図11の通話路手段接続図のよう
に、無線電話機008aが局線と通話しているとき、クロス
ポイント312がオンされている。このとき有線電話機006
aがオフフックすると、クロスポイント311がオンされ、
無線電話機008aと有線電話機006aと局線001が3者通話
中となる。
【0050】次に、有線内線インターフェース部005を
介して、有線電話機をオフフック状態とし(図12(a):s
tep306)、内線ポート状態記憶手段009に当該内線ポート
がオフフック状態になったことを示す情報を記憶する。
オフフック中の有線電話機006aがオンフック(図12
(b):step310)した場合、使用中電話機種別記憶手段301
の有線電話機種別フラグをクリア(step312)し、主制御
手段004の指示により、通話路手段003は有線電話機006a
が使用していた通話路のみを解放(step313)する。
【0051】次に、使用中電話機種別記憶手段301をチ
ェックし、併設登録内線ポートの両内線がオンフックし
ているかを確認(step314)する。両内線がオンフックし
ていなければ何もせず(step316)、両内線がオンフック
していれば主制御手段004は有線内線インターフェース
部005を介して、有線電話機006aをオンフック状態へと
移行させ(step315)、内線ポート状態記憶手段009にオン
フック状態を記憶する。
【0052】また、併設登録された内線ポートの無線電
話機008aがオフフック(図12(a):step301)した場合、
無線電話機008aからのオフフック情報は無線内線インタ
ーフェース部007を経由し、通話用線を通して、主制御
手段004に送られる。主制御手段004は内線ポート状態記
憶手段009における内線ポートの現在の状態をチェック
(step303)し、それまでの当該内線ポートの状態がオフ
フック状態であるならば使用中電話機種別記憶手段301
に無線電話機フラグをセット(step308)し、通常のオフ
フック状態移行処理(step307)を実行する。オフフック
状態移行処理では、主制御手段004の指示により、通話
路手段003は無線電話機008aとダイヤルトーン音源021と
を結ぶためのポイントを接続する。
【0053】次に、無線内線インターフェース部007を
介して、無線電話機008aをオフフック状態とし、内線ポ
ート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフック状
態になったことを示す情報を記憶する。前記内線ポート
状態が既にオフフック中(併設登録の有線電話機006aが
オフフック)ならば、操作電話機種別判別手段201により内線
電話機情報に付加された電話機種別フラグをチェック
し、前記情報が有線電話機006aからか無線電話機008aか
らかを判別する(step304)。次に、主制御手段004の指示
により、通話路手段003は使用中通話路記憶手段302に記
憶されている有線電話機006aが使用している通話路と無
線電話機008aを接続する。
【0054】次に、無線内線インターフェース部007を
介して、無線電話機をオフフック状態とし(step305)、
内線ポート状態記憶手段009に当該内線ポートがオフフ
ック状態になったことを示す情報を記憶する。オフフッ
ク中の無線電話機(008a,008b〜)がオンフック(図12
(b):step310)した場合、使用中電話機種別記憶手段301
の無線電話機種別フラグをクリア(step312)し、主制御
手段004の指示により、通話路手段003は無線電話機(008
a,008b〜)が使用していた通話路のみを解放(step313)す
る。
【0055】次に、使用中電話機種別記憶手段301をチ
ェックし、併設登録内線ポートの両内線がオンフックし
ているかを確認(図12(b):step314)する。両内線がオ
ンフックしていなければ何もせず(step316)、両内線が
オンフックしていれば主制御手段004は無線内線インタ
ーフェース部007を介して、無線電話機(008a,008b〜)を
オンフック状態へと移行させ(step315)、内線ポート状
態記憶手段009にオンフック状態を記憶する。
【0056】以上のような構成により、併設登録された
内線ポートの内線電話機がオフフックした際、併設登録
他者が既に使用していた場合でも併設登録他者の通話に
割り込むことができ、その後の通話中に併設登録のどち
らか一方がオンフックしても、もう片方がオフフックし
ていれば、その通話を保持することができる。
【0057】(実施の形態4)図13において、400は
本発明の実施の形態4における電話交換機の制御機能ブ
ロック図を示す。本実施の形態4における電話交換機40
0は、前実施の形態3の電話交換機300に、呼び出し先の
内線ポートが併設登録されている場合に同時呼び出しを
行うか否かを記憶しておく同時呼出設定手段401が加わ
っている。すなわち本実施の形態の制御部010の中に、
内線ポート状態記憶手段009、無線内線情報変換手段10
1、操作電話機種別判別手段201、使用中電話機種別記憶
手段301、使用中通話路記憶手段302、同時呼出設定手段
401が設けられている。他の部分については前実施の形
態3の電話交換機とほぼ同様な構成であるため、同一の
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0058】このように同時呼出設定手段401を設ける
とともに、併設登録関係にある有線電話機と無線電話機
の一方に着信があった場合、同時呼出設定手段401にて
当該内線について同時呼出が設定されているならば他方
の電話機にも呼び出し信号を送出するように制御する。
これにより、併設登録関係にある有線電話機と無線電話
機を同時に両方呼び出すことが出来る。
【0059】図14は、併設登録された内線ポートの有
線電話機と無線電話機を同時に両方呼び出す動作を示す
フローチャートである。
【0060】図13および図14において、併設登録さ
れた内線ポートの有線電話機006aが同一内線ポートの無
線電話機008aを呼び出すためにダイヤル(図14:step40
1)した時、有線電話機006aからの内線ダイヤル番号の情
報は有線内線インターフェース部005を経由し、通話用
線を通して、主制御手段004に送られる。主制御手段004
は前記内線ダイヤル番号の情報から図2のテーブルに基
づいて内線ポートを求め、得られた内線ポートが併設登
録されているか否かを図3の併設登録テーブルから得る
(step403)。
【0061】ここで呼出先内線が併設登録されているな
らば、同時呼出設定手段401によって同時呼び出しが設
定されているか否かを判別する。同時呼び出しが設定さ
れているならば、主制御手段004は無線内線インターフ
ェース部007を介して、無線電話機を内線着信状態に設
定(step405)と同時に、有線内線インターフェース部005
を介して、有線電話機を内線着信状態に設定(step405)
する。
【0062】呼出先の内線が併設登録でないならば、主
制御手段004は無線内線インターフェース部007を介して
無線電話機を内線着信状態に設定(step404)するか、ま
たは有線内線インターフェース部005を介して有線電話
機を内線着信状態に設定(step404)する処理を行う。
【0063】尚、併設登録された内線の一方の有線電話
機006aが同一内線の他方の無線電話機008aを呼び出し、
併設登録された有線電話機と無線電話機との間で通話す
ることも可能である。すなわち、一方の有線電話機006a
が同一内線の他方の無線電話機008aを呼び出すためにダ
イヤル(step401)した時は、主制御手段004は前記内線ダ
イヤル番号の情報からもとめた内線が併設登録されてい
るか否かを図3の併設登録テーブルから判別し、たとえ
同時呼出設定手段401によって同時呼び出しが設定され
ていてもこの場合にはそれを無視し、無線電話機008aの
みを呼び出す。
【0064】(実施の形態5)図15において、500は
本発明の実施の形態5における電話交換機の制御機能ブ
ロック図を示す。本実施の形態における電話交換機500
は、前実施の形態の電話交換機400に、呼び出し先の電
話機が有線電話機か無線電話機かを判別する呼出先電話
機種別判別手段501が加わっている。すなわち本実施の
形態の制御部010の中に、内線ポート状態記憶手段009、
無線内線情報変換手段101、操作電話機種別判別手段20
1、使用中電話機種別記憶手段301、使用中通話路記憶手
段302、同時呼出設定手段401、呼出先電話機種別判別手
段501が設けられている。他の部分については前実施の
形態の電話交換機とほぼ同様な構成であるため、同一の
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0065】呼出先電話機種別判別手段501には図16
に示すように、通常呼び出しのための内線ダイヤル番号
と共に、有線電話機呼出用の内線ダイヤル番号と無線電
話機呼出用の内線ダイヤル番号が関連付けて登録されて
いる。
【0066】このように呼出先電話機種別判別手段501
を設けたことにより、併設登録関係にある有線電話機と
無線電話機において、発呼者から送られてきた内線ダイ
ヤル番号が有線電話機呼出用であるかまたは無線電話機
呼出用であるかを判別することにより、その内線ポート
の有線電話機と無線電話機を個別に呼び出すことが出来
る。
【0067】図17は、併設登録された内線ポートの有
線電話機と無線電話機を個別に呼び出す動作を示すフロ
ーチャートである。
【0068】図15および図17において、併設登録さ
れた内線ポートの有線電話機006aが同一内線ポートの無
線電話機008aを呼び出すためにダイヤル(図17:step50
1)した時、有線電話機006aからの内線ダイヤル番号の情
報は有線内線インターフェース部005を経由し、通話用
線を通して、主制御手段004に送られる。主制御手段004
は前記内線ダイヤル番号の情報を呼出先電話機種別判別
手段501に送り、呼出先の内線電話機が有線電話機か無
線電話機かを判別する。例えば呼出先が無線電話機008a
ならば主制御手段004は無線内線インターフェース部007
を介して、無線電話機008aを内線着信状態に設定(step5
05)する。
【0069】また、併設登録された内線ポートの無線電
話機008aが同一内線ポートの有線電話機006aを呼び出す
ためにダイヤル(step501)した時、無線電話機008aから
の内線ダイヤル番号の情報は無線内線インターフェース
部007を経由し、主制御手段004に送られる。主制御手段
004は前記内線ダイヤル番号の情報を呼出先電話機種別
判別手段501に送り、呼出先の内線電話機が有線電話機
か無線電話機かを決定する。図16に示す設定に基づい
て、呼出先が有線電話機ならば主制御手段004は有線内
線インターフェース部005を介して、有線電話機を内線
着信状態に設定(step504)する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって以
下の動作が可能となる。すなわち請求項1に記載の発明
により、併設登録関係にある有線電話機と無線電話機に
おいて、一方の内線ダイヤル番号を指定するだけでどち
らの電話機でも動作できるようにすることができる。こ
れにより、机上では有線電話機を使用し、離席する場合
には無線電話機を使用するといった使い方が可能とな
る。また、内線ポート1つで、秘書には有線電話機で電
話交換業務を行わせ、ボスは重要な電話だけをいつでも
秘書からの転送により無線電話機で応答することが可能
となる。
【0071】また請求項2に記載の発明により、併設登
録関係にある有線電話機と無線電話機において、併設登
録他者電話機が操作中であるときに併設登録自者電話機
が操作しようとしたときには、併設登録他者が操作中で
あることを通知できる。これにより、併設登録の内線者
が何らかの操作を使用としたときに、併設登録他者が既
に使用中である場合は、それを瞬時に知ることが出来る
ので、ビジー通知後は無駄な操作を止めることが出来
る。
【0072】また請求項3に記載の発明により、併設登
録関係にある有線電話機と無線電話機において、併設登
録他者電話機が操作中であるときに併設登録自者電話機
が操作しようとしたときには、併設登録他者の通話に割
り込むことができ、その後の通話中に併設登録のどちら
か一方がオンフックしても、もう片方がオフフックして
いれば、その通話を保持できる。これにより、併設登録
中で緊急でどうしても電話を使用したい場合に、併設登
録他者が使用中でもその通話に割り込み、”緊急の電話
なので使わせて欲しい”とお願いすることで、緊急の電
話がかけられないということはなくなる。また、併設登
録中の無線電話機が行っている通話を、有線電話機でオ
フフックしてもらい、続いて無線電話機をオンフックす
るだけで、容易に通話の転送が行える。
【0073】請求項4に記載の発明により、併設登録関
係にある有線電話機と無線電話機において、その内線ポ
ートの有線電話機と無線電話機を同時に両方呼び出せ
る。これにより、1つの内線ポートを2つの作業室でそ
れぞれ使用している時、2つの作業室を一斉に呼び出す
ことが出来る。
【0074】請求項5に記載の発明により、併設登録関
係にある有線電話機と無線電話機において、その内線ポ
ートの有線電話機と無線電話機をそれぞれ個別に呼び出
せる。これにより、1つの内線ポートをあたかも2つの
内線ポートが存在するかのように、内線呼出を行うこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電話交換機のブ
ロック図
【図2】本発明の実施の形態1における電話交換機の内
線物理番号と内線ダイヤル番号との対応を示すテーブル
の説明図
【図3】本発明の実施の形態1における電話交換機の無
線内線物理番号に関連づけて有線内線物理番号を登録し
た併設登録テーブルの説明図
【図4】本発明の実施の形態1における電話交換機の制
御機能ブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における電話交換機の電
話機情報の各イベントフォーマットを示す説明図
【図6】本発明の実施の形態1における電話交換機の動
作を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2における電話交換機の制
御機能ブロック図
【図8】本発明の実施の形態2における電話交換機の電
話機情報の各イベントフォーマットを示す説明図
【図9】本発明の実施の形態2における電話交換機の動
作を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態3における電話交換機の
制御機能ブロック図
【図11】本発明の実施の形態3における電話交換機の
通話路手段接続図
【図12】本発明の実施の形態3における電話交換機の
動作を示すフローチャート
【図13】本発明の実施の形態4における電話交換機の
制御機能ブロック図
【図14】本発明の実施の形態4における電話交換機の
動作を示すフローチャート
【図15】本発明の実施の形態5における電話交換機の
制御機能ブロック図
【図16】本発明の実施の形態5における電話交換機の
呼出先電話機種別判別手段に設定された情報の一の形態
を示す説明図
【図17】本発明の実施の形態5における電話交換機の
動作を示すフローチャート
【符号の説明】
100 電話交換機 002 局線インターフェース部 003 通話路手段 004 主制御手段 005 有線内線インターフェース部 006a,006b〜 有線電話機 007 無線内線インターフェース部 008a,008b〜 無線電話機 009 内線ポート状態記憶手段 010 制御部 101 無線内線情報変換手段 201 操作電話機種別判別手段 301 使用中電話機種別記憶手段 302 使用中通話路記憶手段 401 同時呼出設定手段 501 呼出先電話機種別判別手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の有線電話機用内線ポートを備えた有
    線内線インターフェース部と、 複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線内線インタ
    ーフェース部と、 前記無線内線インターフェース部からの情報を有線電話
    機情報へと変換する無線内線情報変換手段と、 局線を接続するための局線インターフェース部と、 内線間または内線局線間の通話路を接続あるいは解放す
    る通話路手段と、 それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号に関連づ
    けて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設登録する
    ためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手段と、 ある内線ダイヤル番号を与えて互いに併設登録された無
    線電話機用内線ポートまたは有線電話機用内線ポートの
    一方を動作させる場合には他方の内線ポートについても
    他の内線ダイヤル番号を与えることなく動作可能なよう
    に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電話交
    換機。
  2. 【請求項2】複数の有線電話機用内線ポートを備えた有
    線内線インターフェース部と、 複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線内線インタ
    ーフェース部と、 前記無線内線インターフェース部からの情報を有線電話
    機情報へと変換する無線内線情報変換手段と、 局線を接続するための局線インターフェース部と、 内線間または内線局線間の通話路を接続あるいは解放す
    る通話路手段と、 それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号に関連づ
    けて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設登録する
    ためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手段と、 内線ポートに接続された電話機の種別が何であるかを判
    別する操作電話機種別判別手段と、 併設登録関係にある有線電話機と無線電話機において、
    併設登録他者電話機が操作中であるときに併設登録自者
    電話機が操作しようとしたときには併設登録他者が操作
    中であることを併設登録自者電話機へ通知するように制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする電話交換機。
  3. 【請求項3】複数の有線電話機用内線ポートを備えた有
    線内線インターフェース部と、 複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線内線インタ
    ーフェース部と、 前記無線内線インターフェース部からの情報を有線電話
    機情報へと変換する無線内線情報変換手段と、 局線を接続するための局線インターフェース部と、 内線間または内線局線間の通話路を接続あるいは解放す
    る通話路手段と、 それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号に関連づ
    けて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設登録する
    ためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手段と、 内線ポートに接続された有線電話機または無線電話機の
    状態がオフフック中であるときにどちらの電話機がオフ
    フックしているかを記憶しておく使用中電話機種別記憶
    手段と、 内線電話機が使用している通話路を記憶しておく使用中
    通話路記憶手段と、 併設登録関係にある有線電話機と無線電話機において、
    併設登録他者電話機が操作中であるときに併設登録自者
    電話機が操作すると併設登録他者の通話に割り込ませる
    ように制御し、その後の通話中に併設登録の一方の電話
    機がオンフックしても他方の電話機がオフフックしてい
    ればその通話を保持するように制御する制御手段を備え
    たことを特徴とする電話交換機。
  4. 【請求項4】複数の有線電話機用内線ポートを備えた有
    線内線インターフェース部と、 複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線内線インタ
    ーフェース部と、 前記無線内線インターフェース部からの情報を有線電話
    機情報へと変換する無線内線情報変換手段と、 局線を接続するための局線インターフェース部と、 内線間または内線局線間の通話路を接続あるいは解放す
    る通話路手段と、 それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号に関連づ
    けて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設登録する
    ためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手段と、 呼び出し先の内線が併設登録されている場合に同時呼び
    出しを行うか否かを記憶しておく同時呼出設定手段と、 併設登録されている内線ポートが呼び出されたときに、
    前記同時呼出設定手段にて同時呼出が設定されているな
    らばその内線ポートの有線電話機と無線電話機を同時に
    両者共に着信できるように制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする電話交換機。
  5. 【請求項5】複数の有線電話機用内線ポートを備えた有
    線内線インターフェース部と、 複数の無線電話機用内線ポートを備えた無線内線インタ
    ーフェース部と、 前記無線内線インターフェース部からの情報を有線電話
    機情報へと変換する無線内線情報変換手段と、 局線を接続するための局線インターフェース部と、 内線間または内線局線間の通話路を接続あるいは解放す
    る通話路手段と、 それぞれの無線電話機用内線ポートの物理番号に関連づ
    けて有線電話機用内線ポートの物理番号を併設登録する
    ためのテーブルを備えた内線ポート状態記憶手段と、 呼び出し先の電話機が有線電話機か無線電話機かを判別
    する呼出先電話機種別判別手段と、 併設登録された内線を呼び出す際は前記呼出先電話機種
    別判別手段に従って有線電話機または無線電話機を個別
    に呼び出すように制御する制御手段を備えたことを特徴
    とする電話交換機。
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