JP3845246B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はボタン電話装置に関し、特に電話番号によって音声蓄積装置の特定のボックスにメッセージを録音し、また録音されたメッセージを再生することができる。ボタン電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の技術について図面を参照して説明する。
【0003】
図6は第1の従来例のボタン電話装置を示すブロック図、図7は図6に示す従来のボタン電話装置が備える記憶部の内容を示し、(a)は名称複写前の記憶部の内容の一例を示す図、(b)は名称複写後の記憶部の内容の一例を示す図である。図8は第2の従来例のボタン電話装置を示すブロック図である。
【0004】
この図6,図7及び図8に示すこの第1の従来例のボタン電話装置は、特開平6−334746号の開示内容を示し、この従来のボタン電話装置によれば、番号照合128Aにおいて内線番号記憶部115の内容とボックス番号記憶部124の内容を比較し、一致した場合のみ名称複写部129Aが個人名記憶部116の内容をボックス名称記憶部125に複写するので、主装置側で内線番号の使用者の名前を変更しても、音声蓄積装置120側の整理ナンバーとボックス番号とパスワードとの関係は変わらず、これらの対応付けを正しく行うことができる。
【0005】
図8に示す第2の従来例においては、名称照合部128Aにおいて個人名記憶部116の内容とボックス名称記憶部125の内容を比較し、一致した場合のみ番号複写部129Bが内線番号記憶部115の内容をボックス番号記憶部124に複写するので、主装置側で内線番号の使用者の名前を変更しても、音声蓄積装置側の整理ナンバーとボックス名称とパスワードとの関係は変わらず、これらの対応付けを正しく行うことができる。
【0006】
従って、この従来のボタン電話装置においては、ボタン電話主装置側の内線番号や使用者の名前の変更時に、内線番号または使用者のどちらを継続使用する場合にも、電話機の名前や内線番号を自動的に音声蓄積装置側に複写することができ、同じ内容を2ヶ所に登録する手間を省くことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のボタン電話装置においては、電話機情報記憶部に内線番号とその使用者の名前を記憶し、ボックス情報記憶部に使用者の名前によるボックス名称とボックス番号とパスワードとを記憶することになっているので、内線番号から直接にボックス番号及びパスワードを索引することができない複雑さの問題点がある。
【0008】
また、この従来のボタン電話装置においては、一つの内線番号に使用者の名前が対応付けられて登録されているので、この同じ使用者が、複雑の携帯電話機を所持している場合に、この複数の携帯電話機の電話番号に対して同じ使用者であることが登録されるシステムになっていないため、使用者の携帯電話機から同じボックス番号のメッセージを聞くことができないという問題点がある。
【0009】
更に、この従来のボタン電話装置においては、整理ナンバー順にボックス番号及びパスワードが連番で自動的に発生するシステムとなっているので、使用者が独自にボックス番号及びパスワードをボタン電話機から入力して登録することができないという問題点がある。更にまた、この従来例では他人のメッセージが盗聴されやすいという問題点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のボタン電話装置は、発信者番号表示電話システムに使用されるボタン電話装置であって、前記ボタン電話装置は、複数の外線と複数の内線のボタン電話機とを収容する主装置と、前記主装置に接続する音声蓄積装置とを備え、
前記主装置は前記複数の内線のボタン電話機のそれぞれからの予め定められた操作によって入力される電話番号と前記音声蓄積装置へアクセスするためのボックス番号及びパスワードとを前記電話番号と対応付けて登録させる登録情報記憶手段と、前記外線からの着信のときに受信した前記発信者番号表示電話システムに基づいた公衆網から送出された発信者の電話番号(発信者番号)と予め定められたメッセージ読出要求コード番号とを検出する電話番号検出手段と、この電話番号検出手段で前記メッセージ読出要求コード番号及び前記発信者の電話番号(発信者番号)を検出すると前記登録情報記憶手段から前記検出した電話番号に対応するボックス番号とパスワードとを索引して前記音声蓄積装置へ送出する索引情報送出手段と、この索引情報送出手段から前記ボックス番号とパスワードとの送出の結果前記音声蓄積装置から読出された音声メッセージを受信して前記着信している外線へ送出するメッセージ送出制御手段とを有し、
前記音声蓄積装置は前記登録情報記憶手段に記憶されている複数のボックス番号及びパスワードのそれぞれに対応して前記音声メッセージを記憶しているメッセージ記憶手段と、前記索引情報送出手段から送出されたボックス番号及びパスワードに基づいて前記メッセージ記憶手段から音声メッセージを読出して前記主装置へ送出するメッセージ読出制御手段とを有し、前記索引情報送出手段は前記ボックス番号と前記パスワードをDTMF信号で前記音声装置へ送出するか、または、前記索引情報送出手段は前記ボックス番号と前記パスワードとをデータ線を通してDチャネルデータとして前記音声蓄積装置へ送出し、また、前記登録情報記憶手段は前記ボタン電話機の使用者が所持している複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号と対応付けて前記ボックス番号及びパスワードを登録し、
前記電話番号検出手段は前記複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を検出する。
【0011】
本発明のボタン電話装置は、発信者番号表示電話システムに使用されるボタン電話装置であって、前記ボタン電話装置は、複数の外線と複数の内線のボタン電話機とを収容する主装置と、前記主装置に接続する音声蓄積装置とを備え、
前記主装置は前記複数の内線のボタン電話機のそれぞれから予め定められた操作によって入力される電話番号と前記音声蓄積装置内のメッセージ記憶手段へアクセスするためのボックス番号及びパスワードとを前記電話番号と対応付けて登録するために前記音声蓄積装置へ送出する登録情報送出手段と、前記外線からの着信のときに受信した前記発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網から送出される発信者の電話番号(発信者番号)と予め定められたメッセージ読出要求コード番号とを検出する電話番号検出手段と、この電話番号検出手段で前記メッセージ読出要求コード番号及び前記発信者の電話番号(発信者番号)を検出すると前記検出した電話番号を前記音声蓄積装置へ送出する電話番号送出手段と、この電話番号送出手段による前記電話番号の送出の結果前記音声蓄積装置から読出された音声メッセージを受信して前記着信している外線へ送出するメッセージ送出制御手段とを有し、
前記音声蓄積装置は前記登録情報送出手段によって送出されて来た前記電話番号と前記ボックス番号及び前記パスワードとをそれぞれ相互に対応付けて登録させる登録情報記憶手段と、前記ボックス番号及び前記パスワードのそれぞれに対応して前記音声メッセージを記憶しているメッセージ記憶手段と、前記電話番号送出手段から送出された電話番号の基に前記登録情報記憶手段からボックス番号及びパスワードを索引に基づいて前記メッセージ記憶手段から音声メッセージを読出して前記主装置へ送出するメッセージ読出制御手段とを有し、前記登録情報送出手段は前記電話番号,前記ボックス番号及びパスワードをおよび前記電話番号送出手段は前記電話番号を、DTMF信号で前記音声蓄積装置へ送出するか、または、前記登録情報送出手段は前記電話番号,前記ボックス番号及びパスワードを、および前記電話番号送出手段は前記電話番号をデータ線を通してDチャネルデータとして前記音声蓄積装置へ送出し、また、前記登録情報送出手段は前記ボタン電話機の使用者が所持している複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を前記ボックス番号及びパスワードに対応付けて前記音声蓄積装置へ送出し、前記電話番号検出手段は前記複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施の形態のボタン電話装置を示すブロック図である。
【0014】
図1において、本第1の実施の形態のボタン電話装置は、外線L1 〜Lm に接続する主装置1と、主装置1に内線20を介して接続するボタン電話機T1 ,T2 〜Tn と、主装置1に内線21を介して接続する音声蓄積装置10とからなり、
主装置1はボタン電話装置全体を制御する主装置制御部5と、外線L1 〜Lm との接続を提供する外線インタフェース部2と、ボタン電話機T1 、T2 …Tn との接続を提供するボタン電話機インタフェース部4と、外線L1 〜Lm とボタン電話機T1 〜Tn および音声蓄積装置10との通話を交換する通話路スイッチ3と、外線L1 〜Lm からの発信者番号を受信し主装置制御部5に通知する発信者番号受信部6と、発信者番号に対応するメールボックス番号とパスワードを登録する発信者登録テーブル9と、受信した発信者番号および発信者登録テーブル9の検索結果を蓄積する一次記憶部8と、音声蓄積装置10との接続を提供する音声蓄積装置インタフェース部7とから構成されている。
【0015】
また音声蓄積装置10は主装置1の音声蓄積装置インタフェース部7と接続されるインタフェース部102と、音声を蓄積する音声メモリ103と、インタフェース部102と音声メモリ103の間で音声をデータにまたはデータを音声に変換する音声変換部104と、インタフェース回路102と音声メモリ103と音声変換部104を制御する音声蓄積装置制御部101とから構成されている。
【0016】
図2は本第1の実施の形態における発信者登録テーブルの内容の一例を示す図、図3は本第1の実施の形態における主装置の着信時の動作を示すフローチャートである。
【0017】
図1,図2において、主装置1内の発信者登録テーブル9は、主装置1が外線L1 〜Lm より受信する発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網から送出される発信者の各電話番号(発信者番号)と音声蓄積装置10内の音声メモリ103をアクセスするためのボックス番号とパスワードとが対応付けられて記憶されている。
【0018】
次に、発信者登録テーブル9への登録方法について図1,図2を参照して説明する。
【0019】
例えば、ボタン電話機T1 の使用者が自己のボックスへのアクセスを許可する発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網から送出されてくる発信者の電話番号(発信者番号)とボックス番号及びパスワードを登録する場合には、ボタン電話機T1 のキー部から予め決められている登録機能番号を入力すると、ボタン電話機T1 は登録入力モードとなり、次に、ボタン電話機T1 から音声メモリ103内のボタン電話機T1 の使用者のボックスへのアクセスを許可するボタン電話機T1 の使用者の携帯電話機又は自宅の電話機の電話番号,ボタン電話機T1 の使用者のボックス番号およびパスワードを入力すると、主装置制御部5は図2に示すように、発信者登録テーブル9に、入力された電話番号に対応して入力されたボックス番号及びパスワードを登録する。
【0020】
ボタン電話機T2 〜Tn についてもボタン電話機T1 と同様な方法でそれぞれの使用者の携帯電話機又は自宅の電話機の電話番号に対応付けられてそれぞれのボックス番号,パスワードが登録される。
【0021】
次に本第1の実施の形態の着信時の動作について図1〜図3を参照して説明する。
【0022】
主装置1は外線インタフェース部2を介して、例えば、外線L1 からの着信を受信し、主装置制御部5が着信呼が音声蓄積装置10への着信であることを検出すると、主装置制御部5はこの呼を外線インタフェース部2と通話路スイッチ3と音声蓄積装置インタフェース部7を介して音声蓄積装置10に転送する(S101〜S103)。このとき発信者番号受信部6は外線L1 から発信者番号を受信すると(S104)、受信した発信者番号を主装置制御部5に通知する。主装置制御部5は発信者登録テーブル9を検索し、発信者登録テーブル9に受信した発信者番号が登録されている場合は、主装置制御部5は対応するボックス番号とパスワードを一次記憶部8に着信した外線の番号と共に記憶する(S105〜S107)。
【0023】
次に、着信に対して音声蓄積装置10が応答すると、主装置制御部5は一次記憶部8に記憶したボックス番号とパスワードを音声蓄積装置インタフェース部7を介して音声蓄積装置10にDTMF信号で送出する(S108〜S110)。発信者番号が来ない着信の場合および受信した発信者番号に対応するボックス番号およびパスワードが登録されていない場合は、発信者からのボックス番号入力待ちとなる。
【0024】
音声蓄積装置10の音声蓄積装置制御部101は受信したボックス番号とパスワードによって音声メモリ103をアクセスし、アクセスして読出した音声データ(メッセージ)を音声変換部104によって音声に変換し、インタフェース回路102を介して主装置1へ送出する。
【0025】
主装置制御部5は音声蓄積装置インタフェース部7を介して受信した音声のメッセージを通話路スイッチ3に対して着信している外線L1 に外線インタフェース部2を介して送出すべく制御する。
【0026】
即ち、外線からボックス番号及びパスワードを入力することなしに、発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網が送出する発信者番号によって、音声蓄積装置10の目的ボックスにアクセスするので、メッセージを外線で聞くことができる。
【0027】
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0028】
図4は本発明の第2の実施の形態のボタン電話装置を示すブロック図、図5は本第2の実施の形態のボタン電話装置の着信の動作を示すフローチャートであり、(a)はその主装置の動作を示すフローチャート、(b)はその音声蓄積装置の動作を示すフローチャートである。
【0029】
図4において、本第2の実施の形態のボタン電話装置は、図1に示す第1の実施の形態のボタン電話装置と構成が異なる点は、本第2の実施の形態のボタン電話装置の主装置1aには、発信者登録テーブル9を有しておらず、音声蓄積装置10a内に音声蓄積装置制御部101aによって制御される発信者登録テーブル105を有している。
【0030】
これ以外の構成については第1及び第2の実施の形態のボタン電話装置は同じであり、同じ機能部にはそれぞれ同一番号が付与されている。
【0031】
また、第2の実施の形態における発信者登録テーブル105は図2に示す第1の実施の形態の場合と同じ構成で記憶されるので、その図面を省略し、図2を説明上利用する。
【0032】
次に、本第2の実施の形態における発信者登録テーブル105への登録方法について図4,図2を参照して説明する。
【0033】
例えば、ボタン電話機T1 の使用者Aが自己のボックスへのアクセスを許可する発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網から送出されてくる発信者の電話番号(発信者番号)とボックス番号及びパスワードを登録する場合には、ボタン電話機T1 のキー部から音声蓄積装置10aの内線番号を入力すると、ボタン電話機T1 と主装置1aと音声蓄積装置10aとは音声蓄積装置インタフェース部7,内線21及びインタフェース回路102を介して接続状態となる。
【0034】
次に使用者Aは予め決められた登録機能の番号を入力し、音声蓄積装置10aからの接続していることを示す予め定められた応答信号を受信すると、使用者Aはボタン電話機T1 から音声メモリ103内のボタン電話機T1 の使用者Aのボックスへのアクセスを許可する自己の携帯電話機の電話番号又は自宅のボタン電話機の電話番号,ボックス番号およびパスワードを入力する。
【0035】
音声蓄積装置制御部101aは受信したこれらの番号を図2に示すように、発信者登録テーブル105に、入力された電話番号に対応して、入力されたボックス番号及びパスワードを登録する。
【0036】
ボタン電話機T2 〜Tn についてもボタン電話機T1 と同様な方法でそれぞれの使用者の携帯電話機又は自宅の電話番号に対応付けられてそれぞれのボックス番号,パスワードが登録される。
【0037】
このようにボタン電話機T1 〜Tn のそれぞれの利用者は自分自身で自己のボックスへのアクセスを許可する発信者番号通知に基づく電話番号と、ボックス番号,パスワードを決定して登録することができる。
【0038】
次に、本第2の実施の形態の着信時の動作について、図2,図4及び図5を参照して説明する。
【0039】
主装置1aは、外線インタフェース部2を介して、例えば、外線L1 からの着信を受信し、主装置制御部5が着信呼が音声蓄積装置10aへの着信であることを検出すると、主装置制御部5はこの呼は外線インタフェース部2と通話路スイッチ3と音声蓄積装置インタフェース部7を介して音声蓄積装置10aに転送する(S201〜S203)。このとき発信者番号受信部6は外線L1 から発信者番号を受信した場合、主装置制御部5は一次記憶部8に着信した外線の番号と共に受信した発信者番号を記憶する。
【0040】
次に、音声蓄積装置10aが応答すると主装置制御部5は一次記憶部8に記憶した発信者番号を音声蓄積装置インタフェース部7を介してDTMF信号で音声蓄積装置10aに送出する(S204〜S206、S301〜302)。
【0041】
音声蓄積装置10aは発信者番号を受信すると、発信者登録テーブル105を検索し、発信者登録テーブル105に受信した発信者番号が登録されていた場合は、音声蓄積装置制御部101aは対応するボックス番号とパスワードの整合性を判断し、正しければボックスへのアクセスを許可する(S303〜S306)。
【0042】
発信者番号が来ない場合および受信した発信者番号に対応するボックス番号とパスワードが登録されていない場合、発信者からのボックス番号入力待ちとなる(S307)。
【0043】
内線の電話番号に対するボックス番号とパスワードが登録されている場合に、音声蓄積装置制御部101aは、ボックス番号とパスワードから音声メモリ103をアクセスし、アクセスして読出した音声データ(メッセージ)を音声変換部104によって音声に変換し、インタフェース回路102を介して主装置1aへ送出する。
【0044】
主装置制御部5は音声蓄積装置インタフェース部7を介して受信した音声のメッセージを、通話路スイッチ3に対して着信している外線しL1 に外線インタフェース部2を介して送出すべく制御する。
【0045】
即ち、外線からボックス番号及びパスワードを加入することなしに、発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網が送出する発信者番号によって、音声蓄積装置10aの目的のボックスにアクセスするので、メッセージを外線で聞くことができる。
【0046】
尚、以上の説明において、第1の実施の形態においては、主装置制御部5が音声蓄積装置インタフェース部7を介して音声蓄積装置10にボックス番号及びパスワードを送出する際にDTMF信号によって送出し、第2の実施の形態においては主装置制御部5が音声蓄積装置インタフェース部7を介して音声蓄積装置10aに受信した発信者番号を送出する際にDTMF信号によって送出しているが、それぞれDTMF信号の代わりにデータ線を通してDチャネルデータとして送出することもできる。
【0047】
また、以上説明したように、発信者登録テーブル9,105は、図2に示すように、携帯電話機の電話番号一つに対応してボックス番号およびパスワードが対応しているが、ボタン電話機T1 〜Tn の各使用者がそれぞれ独立に複数の携帯電話機を所持している場合には、複数の携帯電話機の電話番号に対して、同じボックス番号およびパスワードを対応付けて登録することも可能である。
【0048】
このようにボタン電話機T1 〜Tn の各使用者が複数の携帯電話機を所持している場合には、従来のボックス番号とパスワードを、ガイダンスを聞きながらアクセスする従来の方法では、送受話器とダイヤルボタンが一体となった携帯電話機では、ガイダンス聴取とダイヤル操作を交互に行うので操作性が悪いが、本第1及び第2の実施の形態によれば、自己の携帯電話機から音声蓄積装置10又は10aへ接続する予め定められたメッセージ受信の特殊ダイヤルをするのみで、自己へのメッセージを聞くことが可能となる。
【0049】
尚、電話番号が自動的に送出して受信側で表示される発信者番号表示電話システムにおいては、以上に示したように自己宛のメッセージを簡単に聞き出すことができるが、他人の電話機や携帯電話機を使用する場合には、従来と同等にボックス番号と自己のパスワードを入力することによっても、自己へのメッセージをアクセスして送出させることもできる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、発信者番号表示電話システムに使用されるボタン電話装置であって、ボタン電話装置は、複数の外線と複数の内線のボタン電話機とを収容する主装置と、主装置に接続する音声蓄積装置とを備え、主装置は複数の内線のボタン電話機のそれぞれからの予め定められた操作によって入力される電話番号と音声蓄積装置へアクセスするためのボックス番号及びパスワードとを電話番号と対応付けて登録させる登録情報記憶手段と、外線からの着信のときに受信した発信者番号表示電話システムに基づいた公衆網から発信される発信者の電話番号(発信者番号)と予め定められたメッセージ読出要求コード番号とを検出する電話番号検出手段と、この電話番号検出手段でメッセージ読出要求コード番号及び発信者の電話番号(発信者番号)を検出すると登録情報記憶手段から検出した電話番号に対応するボックス番号とパスワードとを索引して音声蓄積装置へ送出する索引情報送出手段と、この索引情報送出手段からボックス番号とパスワードとの送出の結果音声蓄積装置から読出された音声メッセージを受信した着信している外線へ送出するメッセージ送出制御手段とを有し、音声蓄積装置は登録情報記憶手段に記憶されている複数のボックス番号及びパスワードのそれぞれに対応して音声メッセージを記憶しているメッセージ記憶手段と、索引情報送出手段から送出されたボックス番号及びパスワードに基づいてメッセージ記憶手段から音声メッセージを読出して主装置へ送出するメッセージ読出制御手段とを有することにより、
ボタン電話機の使用者は、外出時に公衆電話機から自己宛のメッセージを従来通りボックス番号とパスワードの入力によって、読出すことができる効果がある。
【0051】
またメッセージを記憶しているメッセージ記憶手段のボックス番号及びパスワードは使用者本人で設定されているので、他人の携帯電話機からではメッセージがボックス番号及びパスワードによって、他人に盗聴されることがないという効果がある。
【0052】
更に、本願発明においては、携帯電話機の電話番号とボックス番号及びパスワードとが対応付けられて記憶されているので、ボックス番号とパスワードをガイダンスを聞きながらアクセスする従来の方法では、携帯電話機は一般に送受話器とダイヤルボタンとが一体なっているため、ガイダンス聴取とダイヤル操作を交互に行くので操作性が悪いが、本願発明においては、ボタン電話機の使用者が所持している携帯電話機から音声蓄積装置に接続できる電話番号(コード番号)の入力のみで、メッセージを聞くことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のボタン電話装置を示すブロック図である。
【図2】本第1の実施の形態における発信者登録テーブルの内容の一例を示す図である。
【図3】本第1の実施の形態における主装置の着信時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態のボタン電話装置を示すブロック図である。
【図5】本第2の実施の形態のボタン電話装置の着信時の動作を示すフローチャートであり、(a)はその主装置の動作を示すフローチャート、(b)はその音声蓄積装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】第1の従来例のボタン電話装置の一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示す従来のボタン電話装置が備える記憶部の内容を示し、(a)は名称複写前の記憶部の内容の一例を示す図、(b)は名称複写後の記憶部の内容の一例を示す図である。
【図8】第2の従来例のボタン電話装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1a 主装置
2 外線インタフェース部
3 通話路スイッチ
4 ボタン電話機インタフェース部
5 主装置制御部
6 発信者番号受信部
7 音声蓄積装置インタフェース部
8 一次記憶部
9 発信者登録テーブル
10,10a 音声蓄積装置
20,21 内線
101,101a 音声蓄積装置制御部
102 インタフェース回路
103 音声メモリ
104 音声変換部
105 発信者登録テーブル
1 〜Lm 外線
1 ,T2 〜Tn ボタン電話機

Claims (8)

  1. 発信番号表示電話システムに使用されるボタン電話装置であって、前記ボタン電話装置は、複数の外線と複数の内線のボタン電話機とを収容する主装置と、前記主装置に接続する音声蓄積装置とを備え、
    前記主装置は前記複数の内線のボタン電話機のそれぞれからの予め定められた操作によって入力される電話番号と前記音声蓄積装置へアクセスするためのボックス番号及びパスワードとを前記電話番号と対応付けて登録させる登録情報記憶手段と、前記外線からの着信のときに受信した前記発信者番号表示電話システムに基づいた公衆網から送信される発信者の電話番号(発信者番号)と予め定められたメッセージ読出要求コード番号とを検出する電話番号検出手段と、この電話番号検出手段で前記メッセージ読出要求コード番号及び前記発信者の電話番号(発信者番号)を検出すると前記登録情報記憶手段から前記検出した電話番号に対応するボックス番号とパスワードとを索引して前記音声蓄積装置へ送出する索引情報送出手段と、この索引情報送出手段から前記ボックス番号とパスワードとの送出の結果前記音声蓄積装置から読出された音声メッセージを受信して前記着信している外線へ送出するメッセージ送出制御手段とを有し、
    前記音声蓄積装置は前記登録情報記憶手段に記憶されている複数のボックス番号及びパスワードのそれぞれに対応して前記音声メッセージを記憶しているメッセージ記憶手段と、前記索引情報送出手段から送出されたボックス番号及びパスワードに基づいて前記メッセージ記憶手段から音声メッセージを読出して前記主装置へ送出するメッセージ読出制御手段とを有することを特徴とするボタン電話装置。
  2. 前記索引情報送出手段は前記ボックス番号と前記パスワードをDTMF信号で前記音声装置へ送出することを特徴とする請求項1記載のボタン電話装置。
  3. 前記索引情報送出手段は前記ボックス番号と前記パスワードとをデータ線を通してDチャネルデータとして前記音声蓄積装置へ送出することを特徴とする請求項1記載のボタン電話装置。
  4. 前記登録情報記憶手段は前記ボタン電話機の使用者が所持している複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号と対応付けて前記ボックス番号及びパスワードを登録し、
    前記電話番号検出手段は前記複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を検出することを特徴とする請求項1記載のボタン電話装置。
  5. 発信者番号表示電話システムに使用されるボタン電話装置であって、前記ボタン電話装置は、複数の外線と複数の内線のボタン電話機とを収容する主装置と、前記主装置に接続する音声蓄積装置とを備え、
    前記主装置は前記複数の内線のボタン電話機のそれぞれから予め定められた操作によって入力される電話番号と前記音声蓄積装置内のメッセージ記憶手段へアクセスするためのボックス番号及びパスワードとを前記電話番号と対応付けて登録するために前記音声蓄積装置へ送出する登録情報送出手段と、前記外線からの着信のときに受信した前記発信者番号表示電話システムに基づいて公衆網から送出される発信者の電話番号(発信者番号)と予め定められたメッセージ読出要求コード番号とを検出する電話番号検出手段と、この電話番号検出手段で前記メッセージ読出要求コード番号及び前記発信者の電話番号(発信者番号)を検出すると前記検出した電話番号を前記音声蓄積装置へ送出する電話番号送出手段と、この電話番号送出手段による前記電話番号の送出の結果前記音声蓄積装置から読出された音声メッセージを受信して前記着信している外線へ送出するメッセージ送出制御手段とを有し、
    前記音声蓄積装置は前記登録情報送出手段によって送出されて来た前記電話番号と前記ボックス番号及び前記パスワードとをそれぞれ相互に対応付けて登録させる登録情報記憶手段と、前記ボックス番号及び前記パスワードのそれぞれに対応して前記音声メッセージを記憶しているメッセージ記憶手段と、前記電話番号送出手段から送出された電話番号の基に前記登録情報記憶手段からボックス番号及びパスワードを索引に基づいて前記メッセージ記憶手段から音声メッセージを読出して前記主装置へ送出するメッセージ読出制御手段とを有することを特徴とするボタン電話装置。
  6. 前記登録情報送出手段は前記電話番号,前記ボックス番号及びパスワードをおよび前記電話番号送出手段は前記電話番号を、DTMF信号で前記音声蓄積装置へ送出することを特徴とする請求項5記載のボタン電話装置。
  7. 前記登録情報送出手段は前記電話番号,前記ボックス番号及びパスワードを、および前記電話番号送出手段は前記電話番号をデータ線を通してDチャネルデータとして前記音声蓄積装置へ送出することを特徴とする請求項5記載のボタン電話装置。
  8. 前記登録情報送出手段は前記ボタン電話機の使用者が所持している複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を前記ボックス番号及びパスワードに対応付けて前記音声蓄積装置へ送出し、前記電話番号検出手段は前記複数の携帯電話機のそれぞれの電話番号を検出することを特徴とする請求項5記載のボタン電話装置。
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