JPS61109358A - デイジタル電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は留守番電話機能を有するディジタル電話機に関
する。

〔従来技術〕

従来のアナログ電話網に接続され、端末装置のみで留守
番機能を実現する留守番電話装置は、留守番モードに設
定された場合はすべて着信呼に対して一様に、自動着信
応答するように構成さ九でいるため以下のような不便さ
があった。

（１）相手メツセージを記録できるメモリ或いはテープ
は有限であるのに対し、いたずら電話も含めて、すべて
の着信に対して着信側にメツセージ入力を促すため、例
えばほとんどの人がメツセージを入れるなり、或いは長
時間入力された場合に、真に重要な相手のメツセージを
受けられない場合がある。

（２）夜間などに、いたずら電話やまちがい電話を防止
するため、留守番モードを利用する場合、緊急或いは重
要な着信も一括留守番電話で応答し、緊急時の用をなさ
ない。

（３）ある特定の相手に対してのみ、居留守を使うこと
ができない。

一方、ディジタル電話網を用い、着信時、着信者が応答
する前に発呼者番号の転送を受け、これを表示するディ
ジタル電話機が実現している。これによれば、発呼者番
号を見て着信者が着信するか否かの判断ができるため、
」二記（２）、　（３）の場合の不都合さは一部解消さ
れるが、着信可否判断は、人間が発呼者番号表示を見て
行う必要があるため、必ず電話口まで着信者は呼び出さ
れることになり、一部不便が残ることになる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来装置と比べて効率が良くかつ利便
性の高い留守番機能付ディジタル電話機を実現すること
にある。

〔発明の構成〕

本発明は、被呼者に対する着信’４ｆｆ（知に際し、発
呼者番号を転送するディジタル電話網に接続さλするデ
ィジタル電話機において、発呼者に対するメツセージ及
び発呼者からのメツセージを記憶する手段、ｑ、〒定電
話番号を５．ｆ録する手段、及び、登録電話番号と発呼
者番号を照合し、その結果に応して着信応答を選択的に
行う手段を設けたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明のディジタル電話機の一実施例を示す。

第１図において、１０は例えはディジタル加入者線終端
装置（Ｄ　Ｓ　Ｕ）を介してディジタル電話網より提供
されるディジタル局線であり、これにディジタル電話機
１１が接続される。ディジタル電話機１１は、ディジタ
ル局線１ｏを終端するとともに発呼者番号などの信号と
音声情報と　　　　　。

の分離或いは組立てを行うインタフェース回路１２、網
との通信制御よりよび各種信号の入出力処理制御を行う
入出力信号制御部１３１表示器１４、フックスイッチ１
５．ダイヤルキーや機能キー等の入力キ一群１６、着信
音を出力するサウンダ１７、ディジタル符号化された音
声情報を記憶する音声メモリ部１８、音声情報のディジ
タル符号化及びディジタル符号化された音声の復号化を
行うコーデック回路１９１通話回路２ｏ、ハンドセット
２１、及びディジタル音声情報路の入出刃先を切り替え
るスイッチ群２２，２３，２４．２５よりなる。

第２図は入出力信号制御部１３と音声メモリ部１８の具
体的構成例を示したものである。ここで、入出力信号制
御部１３は一般のマイクロプロセッサ・アーキュテクチ
ャと同じで、プロセッサ（ＣＰＵ）１３１．プログラム
メモリ（ＲＯＭ）１３２、データメモリ（ＲＡＭ）Ｌ３
３、及び表示器１４、フックスイッチ１５、入力キ一群
１６、サウンダ１７の制御のための入出力制御回路１３
４よりなり、これらはアドレスバス１３５とデータバス
１３６とコントロールバス１３７に共通接続されている
。本実施例では、データメモリ１３３を特定電話番号の
登録手段に用いるとする。音声メモリ部１８は、入出力
信号制御部１３により制御され、ディジタル符号化され
た発呼者に対するメツセージ及び発呼者からのメツセー
ジを記憶する音声メツセージ用メモリ１８１、直列に入
力される音声信号を並列信号に変換する直列並列変換回
路１８２、音声メツセージ用メモリ１８１からの並列音
声信号を直列音声信号に変換する並列直列回路１８３．
集信回路１８４、分配回路１８５よりなる。

以下、第１図及び第２図について、メツセージの入出力
動作１着信時の動作を説明する。

初め、音声メモリ部１８に対するメツセージの入出力動
作について述べる。まず、留守番のメツセージを登録す
る場合は、入力キ一群１６の機能キーにより入出力信号
制御部１３に対してメツセージ登録モードを要求する。

入出力信号制御部１３では、このメツセージ登録モード
を入出力制御回路１３４を通してプロセッサ１３１が受
取ると、Ｒ，０Ｍ＋３２のプログラムにより、スイッチ
２２をａ側にオンすると」）コに、音声メモリ部１８に
対して書込み動作及び書込アドレスを指示する。これに
より、ハンドセラ１へ２１からの音声メツセージは通話
回路２０を通り、コーデック回路１９てディジタル符号
化された後、スイッチ２２を通って音声メモリ１８に入
り、集信回路１８４を経て直列並列変換回路１８２で順
次並列信号に変換され、入出力信号制御部］３から指示
されるアドレスに従い、音声メツセージ用メモリ１８１
に記憶される。逆に、音声メツセージ用メモリ１８］に
記憶されている音声情報を聞く場合は、同様に入力キ一
群１６の機能キーにより、その旨を入出力信号制御部１
３に要求する。この場合、入出力信号制御部１３はスイ
ッチ２３をａ　（ｌｔｌｌにオンし、音声メモリ部１８
に対して読出し動作及び読出アドレスを指示する。これ
により、音声メツセージ用メモリ１８１から音声メツセ
ージ情報が読み出され、それが並列直列変換回路１８３
で直列信号に変換されて分配回路１８５から出、スイッ
チ２３を通ってコーデック回路１９て復′；３−化さ九
た後、通話回路２０を通すハンドセソト２］て聞くこと
ができる。

音声メツセージ用メモｌ、Ｊ　］、　８　］の登録メツ
セージを通話相手に出力する場合（土、入出力信号制御
部１３はスイッチ２４をａ側にオンし２、音声メモリ部
１８に読出し動作及び読出しアドレノ、を指示する。こ
れにより、音声メソセージ用メモリ１８■から読み出さ
第１た音声メツセージ情報は並列直列変換回路１８３で
直列信号１．コ変換されて分配回路１８５から出、スイ
ッチ２４を通り、インタフェース回路１２からディジタ
ル形式のまま子ィジタル局線１０へ送出さ九る。また、
相手メツセージを記憶する場合は、入出力信号制御部］
３はスイッチ２５をａ側にオンし、音声メモリ部１８に
書込み動作及び書込みアドレスを指示する。これにより
、インタフェース回路１２で分１１ｔたディジタル形式
の相手音声メツセージはスイッチ２ｄ４を通って音声メ
モリ部１８に入り、順次直列並列変換回路１８３で並列
信号に変換された後、音声メツセージ用メモリ］８１に
記憶される。

次に特定電話番号をＲＡＭ　１３３に登録する場合につ
いて述べる。この場合、入力キ一群１６の機能キーによ
り入出力信号制御部１３に対して特定電話番号登録モー
ドを要求する。入出力信号制御部１３のプロセッサ１３
１は、入出力制御回路１３４を通して特定電話番号登録
モードを受は取ると、ＲＯＭ　１３２のプログラムによ
りＲＡＭｌ３３の予め定められた領域に記憶する。この
時、該特定電話番号に対する音声メツセージが記憶され
ている音声メツセージ用メモリ１８１のアドレスも一緒
に記憶する。

次に１着信時の動作を第３図及び第４図のフローチャー
トに従って説明する。

第３図は留守番モードで、特定の電話番号が登録されて
おり、かつ、発呼者番号と照合がとれた場合のみ留守番
機能を動作させる場合のフローチャートである。入出力
信号制御部１３のプロセッサ１３１は、インタフェース
回路１２より着信通知を受は取ると、ＲＯＭ　１３２の
プログラムに従−９−／１＾１ って、留守番モードか、特定電話番号が登録されている
かどうか判定しくステップ３０１，３０２）、いずれも
ＹＥＳの場合、さらに登録電話番時と発呼者番号を照合
しくステップ３０３）、一致した場合、留守番機能動作
を実行する。これに必要なプログラムもＲＯＭ　１３２
に格納されている。留守番機能動作では、まず、自動着
信応答を実行する（ステップ３０４）。次にスイッチ２
４をａ側にオンすると共に、音声メモリ部Ｉ８を制御し
て登録メツセージを読出し、スイッチ２４、インタフェ
ース回路１２を経由してディジタル局線１０に送出する
（ステップ３０５）。次にスイッチ２５をａ側にオンす
ると共に音声メモリ部１８を制御し、インタフェース回
路１２で分離された相手メツセージをスイッチ２５を経
由して音声メモリ部１８に記憶する（ステップ３０６）
。

一方、ステップ３０１，３０２，３０３のいずれかでＮ
ｏが判定された場合は、入出力信号制御部１３のプロセ
ッサ１３１はＲＯＭ　１３２のプログラムに従い、イン
タフェース回路１２で分離さた発呼者番号を表示器１４
に表示しくステップ３０７）、サウンダ１７にリンガ音
を送出する（ステップ３０８）。その後１着信者がフッ
クスイッチ１５を」−げると、スイッチ２２．２３をｂ
側にオンし、ハンドセノ１〜２１により通話を可能にす
る。

第４図は留守番モードで、特定の電話番号が登録されて
いない場合のみ留守番機能を動作させる場合のフローチ
ャートである。即ち、着信時、入出力信号制御部１３で
は、留守番モードか（ステップ４０＋）、特定電話番号
が登録されているか（ステップ４０２）、登録電話番号
と発呼者番号は照合できたか（ステップ４０３）等の判
定を行い、留守番モードで特定電話番号が登録されてい
ない場合、あるいは特定電話番号が登録されていても発
呼者番号と照合がとれない場合、留守番機能動作を実行
する（ステップ４０４，４０５，４０６）。留守番機能
動作は第３図の場合と全く同様である。一方、留守番モ
ードでない場合、あるいは留守番モードでも登録電話番
号と発呼者番号の照合がとれた着信呼に対しては、着信
者に通常の着信通知を実行する（ステップ４０７．／Ｉ
　Ｏ８）。

なお、］二記実施例は、特定の着信に対してのみ留守番
モー１〜を起動する場合及び特定の着信のみに対して留
守番モードを解除する場合を示したが、通常のすべの着
信に対して留守番モードをとる場合を含め、３つの留守
番モードを、ひとつの装置で実現することは容易に類推
できる。いずれにしても、留守番モードの指定は、他の
モー１〜指定と同様に入力キ一群１６の機能キーで行え
ばよい。

また、音声メモリ部として、本実施例では、ティジタル
情報を記憶する固体メモリの例を挙げたが、現在一般的
なカセットテープを利用することも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、登録電話番号と発呼者番号を基に、着
信を電話機が自動的に差別化して、留守番機能の動作の
可否を判断できるため、通常の留室番電話としての使い
方に加え、以下のような利点がある。

一１１＝ （１）不要な着信（いたずら電話やまちがい電話）に呼
出されることなく、親類、知人等、特定の着信のみを受
けることができる。

（２）同様に不要な着信に対しては、相手メツセージ入
力を拒否することにより、留守番録音用メモリの削減が
図れる。

（３）居留守電話とし、て留守番機能を利用できる。

（４）登録番号毎に異なるメツセージを登録して、相手
に応じて送信メツセージを変えることができる。

（５）ファクシミリ装置（Ｆ　Ａ、　Ｘ　）や、電子メ
ール装置に適用することも可能であり、その場合、ダイ
レフ１−メールＦＡＸなどによる不要なＦＡＸ紙の消費
防止或いはメールメモリの有効利用がはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のディジタル電話機の一実施例の全体構
成図、第２図は第１図における入出力信号制御部と音声
メモリ部の詳細図、第３図及び第４図は着信時の動作を
説明するフロー図である６１０・ディジタル局線、　　
１トデ２イジタル電話機、　　１２・・・インタフェー
ス回路、１３・・・入出力信号制御部、　　１４・・・
表示器、１５・・・フックスイッチ、　　１６・・入力
キ一群、１７・・・サウンダ、　　１８・・・音声メモ
リ部、１９・・コーデック回路、　　２０・・・通話回
路、２トハンドセット、　　２２，２３，２４．２５・
・・スイッチ・

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被呼者に対する着信通知に際し、発呼者番号を転
   送するディジタル電話網に接続されるディジタル電話機
   において、特定の電話番号を登録する第１手段と、発呼
   者に対するメッセージ及び発呼者からのメッセージを記
   憶および入出力する第２手段と、前記ディジタル電話網
   から送られてくる発呼者番号と前記第１手段の登録電話
   番号を照合し、照合がとれた発呼者に対して自動着信応
   答し、前記第２手段を起動する第３手段とを具備してな
   るディジタル電話機。
2. （２）被呼者に対する着信通知に際し、発呼者番号を転
   送するディジタル電話網に接続されるディジタル電話機
   において、特定の電話番号を登録する第１手段と、発呼
   者に対するメッセージ及び発呼者からのメッセージを記
   憶および入出力する第２手段と、前記ディジタル電話網
   から送られてくる発呼者番号と前記第１手段の登録電話
   番号を照合し、照合がとれた着信呼に対しては着信者に
   着信通知を行い、照合がとれない他の着信呼に対して自
   動着信応答し、前記第２手段を起動する第３手段とを具
   備してなるディジタル電話機。