JPH0834526B2 - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
- Publication number
- JPH0834526B2 JPH0834526B2 JP1018525A JP1852589A JPH0834526B2 JP H0834526 B2 JPH0834526 B2 JP H0834526B2 JP 1018525 A JP1018525 A JP 1018525A JP 1852589 A JP1852589 A JP 1852589A JP H0834526 B2 JPH0834526 B2 JP H0834526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- identification information
- call identification
- terminal device
- call
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/533—Voice mail systems
Description
【産業上の利用分野】 この発明は、例えばISDN(総合デジタル通信網)には
使用される通信端末装置に関する。
使用される通信端末装置に関する。
第3図は、ISDNの接続状態を示すもので、10は電話局
に備えられるISDN交換機、11は電話回線、12はユーザ宅
内である。ユーザ宅内12と交換機10との間には回線終端
装置13が設けられる。この回線終端装置13と交換機10と
の間はUインターフェイスにより結ばれ、また、回線終
端装置13とユーザ宅内12とはSインターフェイスにより
結ばれる。 ユーザ宅内12には宅内バス14が設けられ、複数の端末
装置がこの宅内バス14に対してプラグ15とソケット16と
により接続可能である。 端末装置は、専用に開発されるISDN端末装置17の他、
ターミナルアダプタ18により既存の端末19(例えばアナ
ログ電話機としてプッシュボタンダイヤル電話機やダイ
ヤルリング入力式の電話機等)が使用できるようになっ
ている。 ところで、ISDNにおいては、交換機10を介して相手側
端末装置と通話中に、通話を一時的に中断できる機能が
ある。 第4図は、この中断動作及び中断を解除して通話を再
開する時のタイムチャートである。 第4図の例は、一方の側に端末装置AとBがあり、そ
のうちの端末装置Bと、相手側の端末装置Cとが通話中
である時に、端末装置B側から中断動作をする場合であ
る。 中断をするには、端末装置Bの中断ボタンを押す。す
ると、後述するように各端末装置で異なるように設定さ
れたビットパターンからなる呼識別情報を含む中断メッ
セージが端末装置Bから交換機に送られる。図では、こ
の呼識別情報のパターンを「S」としている。 交換機は、この呼識別情報のパターンを記憶し、端末
装置B側に中断確認メッセージを送り、通話中断状態に
する。 通話状態に戻すには、この中断状態において、端末装
置Bで再開ボタンを押す。すると、端末装置Bから同じ
パターンの呼識別情報を含む再開メッセージが交換機に
送られる。 交換機は、記憶した呼識別情報のパターン「S」と、
再開メッセージ中の呼識別情報のパターンを比較し、両
者が一致しているか否か判定して、一致していれば再開
確認のメッセージを端末装置Bに送り、通話状態を再開
する。 交換機では、任意の呼識別パターンを記憶して中断状
態にしたら、同じ呼識別パターンを含む中断メッセージ
が別の端末同志で通話中の一方の端末から送られてきて
も、その中断要求は拒否する。通話再開するとき、相手
側端末がどの端末であるかの区別ができなくなるからで
ある。 したがって、中断メッセージに含まれる呼識別情報の
パターンは、端末装置ごとに異なるように設定されてい
る。 このため、第4図の例のように中断状態において、端
末装置Bでなく、端末装置Aから再開メッセージが交換
機に送られても、通話は再開されず、この端末Aと端末
Cとの間の通話はできない。すなわち、端末装置Aから
の再開メッセージに含まれる呼識別情報のパターンは、
「S」と異なる、例えば「R」なるパターンの呼識別情
報である。この呼識別パターン「R」を含む再開メッセ
ージが交換機に送られた場合、交換機では、記憶した呼
識別パターン「S」と比較し、両者が不一致であるので
再開拒否メッセージを端末装置Aに送り、通話中断状態
のままとするのである。
に備えられるISDN交換機、11は電話回線、12はユーザ宅
内である。ユーザ宅内12と交換機10との間には回線終端
装置13が設けられる。この回線終端装置13と交換機10と
の間はUインターフェイスにより結ばれ、また、回線終
端装置13とユーザ宅内12とはSインターフェイスにより
結ばれる。 ユーザ宅内12には宅内バス14が設けられ、複数の端末
装置がこの宅内バス14に対してプラグ15とソケット16と
により接続可能である。 端末装置は、専用に開発されるISDN端末装置17の他、
ターミナルアダプタ18により既存の端末19(例えばアナ
ログ電話機としてプッシュボタンダイヤル電話機やダイ
ヤルリング入力式の電話機等)が使用できるようになっ
ている。 ところで、ISDNにおいては、交換機10を介して相手側
端末装置と通話中に、通話を一時的に中断できる機能が
ある。 第4図は、この中断動作及び中断を解除して通話を再
開する時のタイムチャートである。 第4図の例は、一方の側に端末装置AとBがあり、そ
のうちの端末装置Bと、相手側の端末装置Cとが通話中
である時に、端末装置B側から中断動作をする場合であ
る。 中断をするには、端末装置Bの中断ボタンを押す。す
ると、後述するように各端末装置で異なるように設定さ
れたビットパターンからなる呼識別情報を含む中断メッ
セージが端末装置Bから交換機に送られる。図では、こ
の呼識別情報のパターンを「S」としている。 交換機は、この呼識別情報のパターンを記憶し、端末
装置B側に中断確認メッセージを送り、通話中断状態に
する。 通話状態に戻すには、この中断状態において、端末装
置Bで再開ボタンを押す。すると、端末装置Bから同じ
パターンの呼識別情報を含む再開メッセージが交換機に
送られる。 交換機は、記憶した呼識別情報のパターン「S」と、
再開メッセージ中の呼識別情報のパターンを比較し、両
者が一致しているか否か判定して、一致していれば再開
確認のメッセージを端末装置Bに送り、通話状態を再開
する。 交換機では、任意の呼識別パターンを記憶して中断状
態にしたら、同じ呼識別パターンを含む中断メッセージ
が別の端末同志で通話中の一方の端末から送られてきて
も、その中断要求は拒否する。通話再開するとき、相手
側端末がどの端末であるかの区別ができなくなるからで
ある。 したがって、中断メッセージに含まれる呼識別情報の
パターンは、端末装置ごとに異なるように設定されてい
る。 このため、第4図の例のように中断状態において、端
末装置Bでなく、端末装置Aから再開メッセージが交換
機に送られても、通話は再開されず、この端末Aと端末
Cとの間の通話はできない。すなわち、端末装置Aから
の再開メッセージに含まれる呼識別情報のパターンは、
「S」と異なる、例えば「R」なるパターンの呼識別情
報である。この呼識別パターン「R」を含む再開メッセ
ージが交換機に送られた場合、交換機では、記憶した呼
識別パターン「S」と比較し、両者が不一致であるので
再開拒否メッセージを端末装置Aに送り、通話中断状態
のままとするのである。
ところで、ISDNにおいても、ある端末装置で通話中の
呼を、別の端末装置に転送することができれば便利であ
る。この場合、通話を一旦中断状態にし、別の端末装置
で再開できるようにする必要がある。 ところが、前述したように、ISDNの中断機能では、中
断から通話の状態に戻す再開ができるのは、中断した当
の端末装置だけであり、転送することができなかった。 この発明は、簡単に転送することができる端末装置を
提供することを目的とする。
呼を、別の端末装置に転送することができれば便利であ
る。この場合、通話を一旦中断状態にし、別の端末装置
で再開できるようにする必要がある。 ところが、前述したように、ISDNの中断機能では、中
断から通話の状態に戻す再開ができるのは、中断した当
の端末装置だけであり、転送することができなかった。 この発明は、簡単に転送することができる端末装置を
提供することを目的とする。
この発明は、 交換機を介在させ、電話回線を介して通信を行なうと
共に、所定のパターンの呼識別情報を含む中断メッセー
ジを端末装置から交換機に送り、交換機でこの呼識別情
報を記憶して通信を中断し、同じ呼識別情報を含む再開
メッセージが交換機に送られてきたとき中断を解除して
通信状態に戻すようにする通信網に使用する通信端末装
置であって、 複数の端末装置において各端末装置毎に異なるパター
ンの第1の呼識別情報を含む中断メッセージを形成する
手段と、 上記第1の呼識別情報を含む再開メッセージを形成す
る手段と、 上記複数の端末装置で同じパターンの第2の呼識別情
報を含む転送用中断メッセージを形成する手段と、 上記第2の呼識別情報を含む転送応答用再開メッセー
ジを形成する手段と、 上記各メッセージを送信するとともに交換機から送ら
れてくる情報を受信する送受信手段とを備える。
共に、所定のパターンの呼識別情報を含む中断メッセー
ジを端末装置から交換機に送り、交換機でこの呼識別情
報を記憶して通信を中断し、同じ呼識別情報を含む再開
メッセージが交換機に送られてきたとき中断を解除して
通信状態に戻すようにする通信網に使用する通信端末装
置であって、 複数の端末装置において各端末装置毎に異なるパター
ンの第1の呼識別情報を含む中断メッセージを形成する
手段と、 上記第1の呼識別情報を含む再開メッセージを形成す
る手段と、 上記複数の端末装置で同じパターンの第2の呼識別情
報を含む転送用中断メッセージを形成する手段と、 上記第2の呼識別情報を含む転送応答用再開メッセー
ジを形成する手段と、 上記各メッセージを送信するとともに交換機から送ら
れてくる情報を受信する送受信手段とを備える。
通話中の端末装置Xから他の端末装置Yに転送する場
合、通話中の端末装置Xの転送用中断メッセージの形成
手段で形成された第2の呼識別情報を含む転送用中断メ
ッセージが送受信手段から交換機に送出される。 交換機は、第2の呼識別パターンを記憶して中断状態
にする。 この中断状態において、他の端末装置Yの転送応答再
開メッセージの形成手段で形成された第2の呼識別情報
を含む転送応答用再開メッセージが送受信手段から交換
機に送出される。 交換機では記憶した呼識別情報のパターンと送られて
来た呼識別情報のパターンとを比較する。両者は等しい
ので、交換機は他の端末装置Yに対し再開確認情報を送
り、通話再開となる。したがって、他の端末装置Yと相
手側端末との間で通話をできるようになり、転送ができ
ることになる。
合、通話中の端末装置Xの転送用中断メッセージの形成
手段で形成された第2の呼識別情報を含む転送用中断メ
ッセージが送受信手段から交換機に送出される。 交換機は、第2の呼識別パターンを記憶して中断状態
にする。 この中断状態において、他の端末装置Yの転送応答再
開メッセージの形成手段で形成された第2の呼識別情報
を含む転送応答用再開メッセージが送受信手段から交換
機に送出される。 交換機では記憶した呼識別情報のパターンと送られて
来た呼識別情報のパターンとを比較する。両者は等しい
ので、交換機は他の端末装置Yに対し再開確認情報を送
り、通話再開となる。したがって、他の端末装置Yと相
手側端末との間で通話をできるようになり、転送ができ
ることになる。
第1図は、この発明による通信端末装置の一実施例を
ISDNに適用した場合の宅内通信システムの一例を示すも
のである。 同図において、20は、ISDN端末装置を全体として示
し、アナログ端末機の例としてのアナログ電話機21を備
えている。また、送信信号形成及び受信信号処理回路22
が設けられ、アナログ電話機21と、この送信信号形成及
び受信信号処理回路22との信号の授受は、アナログ/デ
ジタルインターフェイス23を介して行われる。 送信信号形成及び受信信号処理回路22では、回線を介
して送信する信号を形成し、また、回線を介して送られ
てきた信号を受信する。例えば、通話時はアナログ電話
機21からの通話音声がPCM信号としてこれより送信さ
れ、また、相手側からの通話音声のPCM信号が受信さ
れ、インターフェイス23を介してアナログ音声にされて
アナログ電話機21に送られる。発呼時や着信時、また、
通話中断、再開、転送、転送応答時等には種々の制御デ
ータの送受信を行なう。 24は中断用呼識別情報の記憶手段で、この記憶手段24
には、宅内に設けられる複数の端末装置において、各端
末装置毎に異なるパターンの呼識別情報P1が記憶され
る。この呼識別情報P1は、複数の端末装置の宅内設置時
に、例えばユーザにより各端末装置で異なるようにそれ
ぞれ任意のパターンを設定することができる。最も、予
め各端末装置毎に異なるパターンの呼識別情報を記憶し
ておいてもよい。 また、25は転送用呼識別情報の記憶手段である。この
記憶手段25には、宅内の複数の端末装置のそれぞれで同
じパターンの呼識別情報P2(呼識別情報P1とは異なる)
が記憶される。この呼識別情報P2も、複数の端末装置の
宅内設置時に、例えばユーザによりその複数の端末装置
で同じ任意のパターンを設定することができる。 記憶手段24及び25からの呼識別情報P1及びP2は、セレ
クタ26に供給されるとともにセレクタ27に供給される。
セレクタ26の出力は中断及び転送用中断メッセージ形成
回路28に供給され、この中断及び転送用中断メッセージ
形成回路28の出力は送信信号形成及び受信信号処理回路
22に供給される。また、セレクタ27の出力は再開及び転
送応答用再開メッセージ形成回路29に供給され、この再
開及び転送用再開メッセージ形成回路29の出力は送信信
号形成及び受信信号処理回路22に供給される。 30は制御手段で、中断ボタン31、再開ボタン32、転送
ボタン33、転送応答ボタン34からのボタン操作入力を受
け、セレクタ26、27、中断及び転送用中断メッセージ形
成回路28及び再開及び転送応答用再開メッセージ形成回
路29、さらには送信信号形成及び受信信号処理回路22を
制御する。 すなわち、今、端末装置で通話中に、中断ボタン31が
押された場合、制御手段30からの制御信号によりセレク
タ26が、記憶手段24からの各端末装置毎に異なるパター
ンの呼識別情報P1を選択する状態とされる。したがっ
て、記憶手段24からの呼識別情報P1が中断及び転送用中
断メッセージ形成回路28に供給され、中断及び転送用中
断メッセージ形成回路28では、この呼識別情報P1を含む
中断メッセージが形成され、これが制御手段30からの制
御信号に従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に
供給される。そして、制御手段30からの制御信号により
送信信号形成及び受信信号処理回路22からこの中断メッ
セージが送出され、これが回線インターフェイス40及び
回線終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機からは、前述の第4図に示したように中断確認
メッセージが送られてくるので、送信信号形成及び受信
信号処理回路22は、このメッセージを受信する。そし
て、通話中断状態になる。 また、再開ボタン32が押されると、制御手段30からの
制御信号によりセレクタ27が、記憶手段24からの各端末
装置毎に異なるパターンの呼識別情報P1を選択する状態
とされる。したがって、記憶手段24からの呼識別情報P1
がセレクタ27を介して再開及び転送応答用再開メッセー
ジ形成回路29に供給される。再開及び転送応答用再開メ
ッセージ形成回路29では、この呼識別情報P1を含む再開
メッセージが形成され、これが制御手段30からの制御信
号に従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給
される。そして、制御手段30からの制御信号により送信
信号形成及び受信信号処理回路22からこの再開メッセー
ジが送出され、これが回線インターフェイス40及び回線
終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 中断ボタンを押した端末装置と同じ端末装置で再開ボ
タン32が押された場合には、中断メッセージに含まれる
ものと同じパターンの呼識別情報P1が再開メッセージに
含まれるので、交換機からは再開確認メッセージが送ら
れてくる。そして、通話が再開される。 中断したときと異なる端末装置で再開ボタン32が押さ
れたときは、再開メッセージに含まれる呼識別情報P1の
パターンは、中断メッセージに含まれていた呼識別情報
P1のパターンと異なる。したがって、このときは再開は
拒否される。 以上の中断及び再開動作は前述した第4図の従来の動
作と同様である。 次に、転送及び転送応答時について、第2図を参照し
ながら説明しよう。 第2図の例は、一方の宅内側に第1図に示した構成を
有する端末装置DとEがあり、そのうちの端末装置E
と、相手側の端末装置Fとが通話中である時に、端末装
置Eから端末装置Dに転送する場合である。 このときは、先ず、通話中の端末装置Eで転送ボタン
33が押される。すると、制御手段30からの制御信号によ
りセレクタ26が記憶手段25からの端末装置EとDとで同
じパターンの呼識別情報P2を選択する状態とされる。し
たがって、この記憶手段25からの呼識別情報P2が、セレ
クタ26を介して中断及び転送用中断メッセージ形成回路
28に供給される。中断及び転送用中断メッセージ形成回
路28では、この呼識別情報P2を含む転送用中断メッセー
ジが形成され、これが制御手段30からの制御信号に従っ
て送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給される。
そして、制御手段30からの制御信号により送信信号形成
及び受信信号処理回路22からこの転送用中断メッセージ
が送出され、これが回線インターフェイス40及び回線終
端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機は、この呼識別情報P2のパターンを記憶し、端
末装置E側に中断確認メッセージを送る。端末装置E
は、この中断確認メッセージを送信信号形成及び受信信
号処理回路22で受信する。そして、通話中断状態にな
る。 そして、端末装置Eを使用していたユーザが端末装置
Dを使用するユーザに、例えば口頭で転送する旨を伝え
る。端末装置Dのユーザは、これを受けて転送応答ボタ
ン34を押す。すると、制御手段30からの制御信号により
セレクタ27が、記憶手段25からの端末装置Eと同じパタ
ーンの呼識別情報P2を選択する状態とされる。したがっ
て、この記憶手段25からの呼識別情報P2がセレクタ27を
介して再開及び転送応答用再開メッセージ形成回路29に
供給される。再開及び転送応答用再開メッセージ形成回
路29では、この呼識別情報P2を含む転送応答用再開メッ
セージが形成され、これが制御手段30からの制御信号に
従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給され
る。そして、制御手段30からの制御信号により送信信号
形成及び受信信号処理回路22からこの転送応答用再開メ
ッセージが送出され、これが回線インターフェイス40及
び回線終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機は、記憶した呼識別情報のパターンと、転送応
答用再開メッセージ中の呼識別情報P2のパターンを比較
する。この場合、呼識別情報のパターンは一致している
ので交換機は再開確認メッセージを端末装置Dに送る。
端末装置Dは、この再開確認メッセージを、その送信信
号形成及び受信信号処理回路22で受信する。そして、通
話再開される。つまり、端末装置Eから端末装置Dへの
転送がなされたことになる。 以上の端末装置20での中断、再開、転送、転送応答時
の機能は、これに塔載するマイクロコンピュータによっ
ても実現できる。 なお、第1図の例は、専用のISDN端末装置にこの発明
を適用した場合であるが、ターミナルアダプタに、中断
ボタン、再開ボタン、転送ボタン、転送応答ボタンを設
けることにより、アナログ端末機として既存の電話機を
使用するものにも、この発明は適用することができる。 また、以上の例は、1つの端末装置で、1回線の通話
を行なう場合であるが、1つの端末装置で複数回線の通
話が可能である場合にもこの発明は適用できる。
ISDNに適用した場合の宅内通信システムの一例を示すも
のである。 同図において、20は、ISDN端末装置を全体として示
し、アナログ端末機の例としてのアナログ電話機21を備
えている。また、送信信号形成及び受信信号処理回路22
が設けられ、アナログ電話機21と、この送信信号形成及
び受信信号処理回路22との信号の授受は、アナログ/デ
ジタルインターフェイス23を介して行われる。 送信信号形成及び受信信号処理回路22では、回線を介
して送信する信号を形成し、また、回線を介して送られ
てきた信号を受信する。例えば、通話時はアナログ電話
機21からの通話音声がPCM信号としてこれより送信さ
れ、また、相手側からの通話音声のPCM信号が受信さ
れ、インターフェイス23を介してアナログ音声にされて
アナログ電話機21に送られる。発呼時や着信時、また、
通話中断、再開、転送、転送応答時等には種々の制御デ
ータの送受信を行なう。 24は中断用呼識別情報の記憶手段で、この記憶手段24
には、宅内に設けられる複数の端末装置において、各端
末装置毎に異なるパターンの呼識別情報P1が記憶され
る。この呼識別情報P1は、複数の端末装置の宅内設置時
に、例えばユーザにより各端末装置で異なるようにそれ
ぞれ任意のパターンを設定することができる。最も、予
め各端末装置毎に異なるパターンの呼識別情報を記憶し
ておいてもよい。 また、25は転送用呼識別情報の記憶手段である。この
記憶手段25には、宅内の複数の端末装置のそれぞれで同
じパターンの呼識別情報P2(呼識別情報P1とは異なる)
が記憶される。この呼識別情報P2も、複数の端末装置の
宅内設置時に、例えばユーザによりその複数の端末装置
で同じ任意のパターンを設定することができる。 記憶手段24及び25からの呼識別情報P1及びP2は、セレ
クタ26に供給されるとともにセレクタ27に供給される。
セレクタ26の出力は中断及び転送用中断メッセージ形成
回路28に供給され、この中断及び転送用中断メッセージ
形成回路28の出力は送信信号形成及び受信信号処理回路
22に供給される。また、セレクタ27の出力は再開及び転
送応答用再開メッセージ形成回路29に供給され、この再
開及び転送用再開メッセージ形成回路29の出力は送信信
号形成及び受信信号処理回路22に供給される。 30は制御手段で、中断ボタン31、再開ボタン32、転送
ボタン33、転送応答ボタン34からのボタン操作入力を受
け、セレクタ26、27、中断及び転送用中断メッセージ形
成回路28及び再開及び転送応答用再開メッセージ形成回
路29、さらには送信信号形成及び受信信号処理回路22を
制御する。 すなわち、今、端末装置で通話中に、中断ボタン31が
押された場合、制御手段30からの制御信号によりセレク
タ26が、記憶手段24からの各端末装置毎に異なるパター
ンの呼識別情報P1を選択する状態とされる。したがっ
て、記憶手段24からの呼識別情報P1が中断及び転送用中
断メッセージ形成回路28に供給され、中断及び転送用中
断メッセージ形成回路28では、この呼識別情報P1を含む
中断メッセージが形成され、これが制御手段30からの制
御信号に従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に
供給される。そして、制御手段30からの制御信号により
送信信号形成及び受信信号処理回路22からこの中断メッ
セージが送出され、これが回線インターフェイス40及び
回線終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機からは、前述の第4図に示したように中断確認
メッセージが送られてくるので、送信信号形成及び受信
信号処理回路22は、このメッセージを受信する。そし
て、通話中断状態になる。 また、再開ボタン32が押されると、制御手段30からの
制御信号によりセレクタ27が、記憶手段24からの各端末
装置毎に異なるパターンの呼識別情報P1を選択する状態
とされる。したがって、記憶手段24からの呼識別情報P1
がセレクタ27を介して再開及び転送応答用再開メッセー
ジ形成回路29に供給される。再開及び転送応答用再開メ
ッセージ形成回路29では、この呼識別情報P1を含む再開
メッセージが形成され、これが制御手段30からの制御信
号に従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給
される。そして、制御手段30からの制御信号により送信
信号形成及び受信信号処理回路22からこの再開メッセー
ジが送出され、これが回線インターフェイス40及び回線
終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 中断ボタンを押した端末装置と同じ端末装置で再開ボ
タン32が押された場合には、中断メッセージに含まれる
ものと同じパターンの呼識別情報P1が再開メッセージに
含まれるので、交換機からは再開確認メッセージが送ら
れてくる。そして、通話が再開される。 中断したときと異なる端末装置で再開ボタン32が押さ
れたときは、再開メッセージに含まれる呼識別情報P1の
パターンは、中断メッセージに含まれていた呼識別情報
P1のパターンと異なる。したがって、このときは再開は
拒否される。 以上の中断及び再開動作は前述した第4図の従来の動
作と同様である。 次に、転送及び転送応答時について、第2図を参照し
ながら説明しよう。 第2図の例は、一方の宅内側に第1図に示した構成を
有する端末装置DとEがあり、そのうちの端末装置E
と、相手側の端末装置Fとが通話中である時に、端末装
置Eから端末装置Dに転送する場合である。 このときは、先ず、通話中の端末装置Eで転送ボタン
33が押される。すると、制御手段30からの制御信号によ
りセレクタ26が記憶手段25からの端末装置EとDとで同
じパターンの呼識別情報P2を選択する状態とされる。し
たがって、この記憶手段25からの呼識別情報P2が、セレ
クタ26を介して中断及び転送用中断メッセージ形成回路
28に供給される。中断及び転送用中断メッセージ形成回
路28では、この呼識別情報P2を含む転送用中断メッセー
ジが形成され、これが制御手段30からの制御信号に従っ
て送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給される。
そして、制御手段30からの制御信号により送信信号形成
及び受信信号処理回路22からこの転送用中断メッセージ
が送出され、これが回線インターフェイス40及び回線終
端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機は、この呼識別情報P2のパターンを記憶し、端
末装置E側に中断確認メッセージを送る。端末装置E
は、この中断確認メッセージを送信信号形成及び受信信
号処理回路22で受信する。そして、通話中断状態にな
る。 そして、端末装置Eを使用していたユーザが端末装置
Dを使用するユーザに、例えば口頭で転送する旨を伝え
る。端末装置Dのユーザは、これを受けて転送応答ボタ
ン34を押す。すると、制御手段30からの制御信号により
セレクタ27が、記憶手段25からの端末装置Eと同じパタ
ーンの呼識別情報P2を選択する状態とされる。したがっ
て、この記憶手段25からの呼識別情報P2がセレクタ27を
介して再開及び転送応答用再開メッセージ形成回路29に
供給される。再開及び転送応答用再開メッセージ形成回
路29では、この呼識別情報P2を含む転送応答用再開メッ
セージが形成され、これが制御手段30からの制御信号に
従って送信信号形成及び受信信号処理回路22に供給され
る。そして、制御手段30からの制御信号により送信信号
形成及び受信信号処理回路22からこの転送応答用再開メ
ッセージが送出され、これが回線インターフェイス40及
び回線終端装置50を介して局側の交換機に送られる。 交換機は、記憶した呼識別情報のパターンと、転送応
答用再開メッセージ中の呼識別情報P2のパターンを比較
する。この場合、呼識別情報のパターンは一致している
ので交換機は再開確認メッセージを端末装置Dに送る。
端末装置Dは、この再開確認メッセージを、その送信信
号形成及び受信信号処理回路22で受信する。そして、通
話再開される。つまり、端末装置Eから端末装置Dへの
転送がなされたことになる。 以上の端末装置20での中断、再開、転送、転送応答時
の機能は、これに塔載するマイクロコンピュータによっ
ても実現できる。 なお、第1図の例は、専用のISDN端末装置にこの発明
を適用した場合であるが、ターミナルアダプタに、中断
ボタン、再開ボタン、転送ボタン、転送応答ボタンを設
けることにより、アナログ端末機として既存の電話機を
使用するものにも、この発明は適用することができる。 また、以上の例は、1つの端末装置で、1回線の通話
を行なう場合であるが、1つの端末装置で複数回線の通
話が可能である場合にもこの発明は適用できる。
以上のように、この発明によれば、宅内の複数の端末
装置で同じパターンの呼識別情報を記憶させておき、転
送時及び転送応答時にこの同じパターンの呼識別情報を
含む中断メッセージ及び再開メッセージを交換機に送る
ようにしたことによって、中断時と異なる端末であって
も通話の再開を行なうことができるようになり、転送機
能が実現できる。 しかも、転送応答をする端末装置では、転送のための中
断をした端末装置から、その呼識別情報を受け取る必要
がないという効果がある。そして、転送応答をしたい利
用者は、転送応答用再開の操作をするだけで、転送のた
めに中断された通話を、再開することができるので、任
意の端末装置の利用者が容易に転送応答することが可能
になる。
装置で同じパターンの呼識別情報を記憶させておき、転
送時及び転送応答時にこの同じパターンの呼識別情報を
含む中断メッセージ及び再開メッセージを交換機に送る
ようにしたことによって、中断時と異なる端末であって
も通話の再開を行なうことができるようになり、転送機
能が実現できる。 しかも、転送応答をする端末装置では、転送のための中
断をした端末装置から、その呼識別情報を受け取る必要
がないという効果がある。そして、転送応答をしたい利
用者は、転送応答用再開の操作をするだけで、転送のた
めに中断された通話を、再開することができるので、任
意の端末装置の利用者が容易に転送応答することが可能
になる。
第1図は、この発明の一実施例を説明するためのブロッ
ク図、第2図は、この発明の要部の動作を説明するため
のタイムチャート、第3図は、ISDN通信システムを説明
するための図、第4図は、ISDNにおける中断動作の説明
のためのタイムチャートである。 20;ISDN端末装置 21;アナログ端末機 22;送信信号形成及び受信信号処理回路 24;中断用呼識別情報の記憶手段 25;転送用呼識別情報の記憶手段 26,27;セレクタ 28;中断及び転送用中断メッセージ形成回路 29;再開及び転送応答用再開メッセージ形成回路 30;制御手段 31;中断ボタン 32;再開ボタン 33;転送ボタン 34;転送応答ボタン
ク図、第2図は、この発明の要部の動作を説明するため
のタイムチャート、第3図は、ISDN通信システムを説明
するための図、第4図は、ISDNにおける中断動作の説明
のためのタイムチャートである。 20;ISDN端末装置 21;アナログ端末機 22;送信信号形成及び受信信号処理回路 24;中断用呼識別情報の記憶手段 25;転送用呼識別情報の記憶手段 26,27;セレクタ 28;中断及び転送用中断メッセージ形成回路 29;再開及び転送応答用再開メッセージ形成回路 30;制御手段 31;中断ボタン 32;再開ボタン 33;転送ボタン 34;転送応答ボタン
Claims (1)
- 【請求項1】交換機を介在させ、電話回線を介して通信
を行なうと共に、所定のパターンの呼識別情報を含む中
断メッセージを端末装置から前記交換機に送り、前記交
換機でこの呼識別情報を記憶して通信を中断し、同じ呼
識別情報を含む再開メッセージが前記交換機に送られて
きたとき中断を解除して通信状態に戻すようにする通信
網に使用する通信端末装置であって、 各端末装置毎に異なるパターンの第1の呼識別情報を記
憶する第1の記憶手段と、 前記第1の呼識別情報のパターンとは異なり、かつ、複
数の端末装置で同じパターンの第2の呼識別情報を記憶
する第2の記憶手段と、 利用者の中断操作に応じて、前記第1の記憶手段から読
み出された前記第1の呼識別情報を含む中断メッセージ
を形成する手段と、 利用者の転送操作に応じて、前記第2の記憶手段から読
み出された前記第2の呼識別情報を含む転送用中断メッ
セージを形成する手段と、 利用者の再開操作に応じて、前記第1の記憶手段から読
み出された前記第1の呼識別情報を含む再開メッセージ
を形成する手段と、 利用者の転送応答操作に応じて、前記第2の記憶手段か
ら読み出された前記第2の呼識別情報を含む転送応答用
再開メッセージを形成する手段と、 前記各メッセージを送信するとともに前記交換機から送
られてくる情報を受信する送受信手段と を備えた通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018525A JPH0834526B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018525A JPH0834526B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 通信端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02199956A JPH02199956A (ja) | 1990-08-08 |
JPH0834526B2 true JPH0834526B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=11974049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018525A Expired - Fee Related JPH0834526B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834526B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04207738A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル電話機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60247363A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-12-07 | Nippo Tsushin Kogyo Kk | 通信システムにおける呼の転送方式 |
JPS62266999A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-19 | Fujitsu Ltd | 自動保留方式 |
JPS63108899A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話転送方式 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1018525A patent/JPH0834526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02199956A (ja) | 1990-08-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |